JPS6056580B2 - 連続鋳造における取鍋−タンデイツシユ間のロ−タリーノズル使用による溶湯自動注入法 - Google Patents
連続鋳造における取鍋−タンデイツシユ間のロ−タリーノズル使用による溶湯自動注入法Info
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- JPS6056580B2 JPS6056580B2 JP52082883A JP8288377A JPS6056580B2 JP S6056580 B2 JPS6056580 B2 JP S6056580B2 JP 52082883 A JP52082883 A JP 52082883A JP 8288377 A JP8288377 A JP 8288377A JP S6056580 B2 JPS6056580 B2 JP S6056580B2
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- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D9/00—Level control, e.g. controlling quantity of material stored in vessel
- G05D9/12—Level control, e.g. controlling quantity of material stored in vessel characterised by the use of electric means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/16—Controlling or regulating processes or operations
- B22D11/18—Controlling or regulating processes or operations for pouring
- B22D11/181—Controlling or regulating processes or operations for pouring responsive to molten metal level or slag level
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- B22D41/14—Closures
- B22D41/22—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
- B22D41/26—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings characterised by a rotatively movable plate
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、連続鋳造における取鍋−タンデイッシユ間
の注入作業にロータリーノズルを使用し、これに夫々径
の異なる複数個の鋳込ノズルを取付け、その鋳込ノズル
を100%全開、全閉し、交互に使用することを骨子と
する新規な取鍋−タンデイツシユ間のロータリーノズル
使用による溶湯自動注入法に関するもので、本来の目的
であるタンデイツシユ内溶湯を一定レベルに保持するた
めに必要な注入量を確保すると共に、注入流の空気酸化
による鋳片スラブ内部の大型介在物の減少と、併せて固
定板、スライド板等の耐火物煉瓦のノズル孔周辺の損傷
の減少を図ることを目的とするものである。
の注入作業にロータリーノズルを使用し、これに夫々径
の異なる複数個の鋳込ノズルを取付け、その鋳込ノズル
を100%全開、全閉し、交互に使用することを骨子と
する新規な取鍋−タンデイツシユ間のロータリーノズル
使用による溶湯自動注入法に関するもので、本来の目的
であるタンデイツシユ内溶湯を一定レベルに保持するた
めに必要な注入量を確保すると共に、注入流の空気酸化
による鋳片スラブ内部の大型介在物の減少と、併せて固
定板、スライド板等の耐火物煉瓦のノズル孔周辺の損傷
の減少を図ることを目的とするものである。
従来、連続鋳造における取鍋−タンデイツシユ間の溶湯
注入法に関する提案として知られているものに特開昭4
9−115023号がある。
注入法に関する提案として知られているものに特開昭4
9−115023号がある。
しカルて、この提案の明細書の実施例では取鍋からタン
デイツシユヘの溶湯注入に単孔鋳孔ノズルの使用が示さ
れているが、この種の単孔鋳込ノズルを使用した場合の
タンデイツシユ湯面コントロールは一般に絞り注入が採
用されているが、この絞り注入は後に詳述するような傘
形注入流になることによる溶湯注入流の空気酸化が避け
られず、それに加えて絞り注入の最も顕著な常置である
固定板、スライド板等の耐火物煉瓦のノズル孔周辺の損
傷に伴う耐用寿命が短いという問題がある。しかして、
この発明の発明者らは、実験により上記の従来技術にお
ける単孔ノズルの絞り注入では、鋳片スラブ内部の大型
介在物が多く、代りにJ絞り操作をしない全開注入では
溶湯注入流の空気捲込みが極めて少なく、この捲込み空
気による注入流の酸化が防止されるために鋳片スラブ内
部の大型介在物が少ないという知見を得た。
デイツシユヘの溶湯注入に単孔鋳孔ノズルの使用が示さ
れているが、この種の単孔鋳込ノズルを使用した場合の
タンデイツシユ湯面コントロールは一般に絞り注入が採
用されているが、この絞り注入は後に詳述するような傘
形注入流になることによる溶湯注入流の空気酸化が避け
られず、それに加えて絞り注入の最も顕著な常置である
固定板、スライド板等の耐火物煉瓦のノズル孔周辺の損
傷に伴う耐用寿命が短いという問題がある。しかして、
この発明の発明者らは、実験により上記の従来技術にお
ける単孔ノズルの絞り注入では、鋳片スラブ内部の大型
介在物が多く、代りにJ絞り操作をしない全開注入では
溶湯注入流の空気捲込みが極めて少なく、この捲込み空
気による注入流の酸化が防止されるために鋳片スラブ内
部の大型介在物が少ないという知見を得た。
このことは次の理由によるものと考えられる。つまり、
従来技術においては固定板、スライド板はノズルロ径が
略同径若しくは異径のものを、ノズルの内孔内の中心を
喰違わせ、有効開口面積を変える所謂絞り注入法が採用
されていて、前記の喰違い箇所を溶湯注入流が通過する
時にその附近に流れの渦を生じ、耐火物煉瓦の溶損を早
めると共に、溶湯注入流のフローラインが乱れ、ノズル
直下の注入流に影響を与え整流でなくなる。これに対し
全開注入では渦の発生もフローラインの乱れもなく整流
で流下するから、従つて空気捲込みが起らないものと考
えられる。今、これらの状態を第8図によつて説明する
と、この図は取鍋ノズル直下における注入流の流出状況
を高速度カメラで撮影した写真をトレースしたもので、
イ図はノズル径50mφ全開の場合の状況であり、口図
はノズル径70mφ絞り(70%開度)の場合の状況で
ある。この図から明らかなように全開注入においては溶
鋼流の乱れが全く認められないのに反し、絞り注入では
大きな乱流を呈している。このことを要約すれば、取鍋
からタンデイツシユへ溶湯を注入する場合の必要注入量
を注入全期を通して保持し得る条件に合致する異径の複
数個のノズルを有するロータリーノズルを使用し、これ
らのノズルを全開注入することによつて正常流を形成せ
しめることが良質鋳片を製造する上で重要であり、この
発明の前記の骨子はこの点に帰結されるものてある。
従来技術においては固定板、スライド板はノズルロ径が
略同径若しくは異径のものを、ノズルの内孔内の中心を
喰違わせ、有効開口面積を変える所謂絞り注入法が採用
されていて、前記の喰違い箇所を溶湯注入流が通過する
時にその附近に流れの渦を生じ、耐火物煉瓦の溶損を早
めると共に、溶湯注入流のフローラインが乱れ、ノズル
直下の注入流に影響を与え整流でなくなる。これに対し
全開注入では渦の発生もフローラインの乱れもなく整流
で流下するから、従つて空気捲込みが起らないものと考
えられる。今、これらの状態を第8図によつて説明する
と、この図は取鍋ノズル直下における注入流の流出状況
を高速度カメラで撮影した写真をトレースしたもので、
イ図はノズル径50mφ全開の場合の状況であり、口図
はノズル径70mφ絞り(70%開度)の場合の状況で
ある。この図から明らかなように全開注入においては溶
鋼流の乱れが全く認められないのに反し、絞り注入では
大きな乱流を呈している。このことを要約すれば、取鍋
からタンデイツシユへ溶湯を注入する場合の必要注入量
を注入全期を通して保持し得る条件に合致する異径の複
数個のノズルを有するロータリーノズルを使用し、これ
らのノズルを全開注入することによつて正常流を形成せ
しめることが良質鋳片を製造する上で重要であり、この
発明の前記の骨子はこの点に帰結されるものてある。
この発明は、前述の知見に基づいて従来技術が抱えてい
る上述の諸問題を解決するために創案されたものであつ
て、連続鋳造において取鍋から夕,ンデイツシユへ溶湯
を注入するに際し、タンデイツシユ内湯面を予め設定し
た標準レベルに基づく上下限レベルに保持するため取鍋
へ、全開注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持す
る量を超える量の鋳込ノズル及び全開注入の場合の注入
量。
る上述の諸問題を解決するために創案されたものであつ
て、連続鋳造において取鍋から夕,ンデイツシユへ溶湯
を注入するに際し、タンデイツシユ内湯面を予め設定し
た標準レベルに基づく上下限レベルに保持するため取鍋
へ、全開注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持す
る量を超える量の鋳込ノズル及び全開注入の場合の注入
量。
が前記標準レベルを維持する量に満たない量の鋳込ノズ
ルを含む複数個の異径の鋳込ノズルを有するロータリー
ノズルを取付け、タンデイツシユ内湯面に対応して前記
鋳込ノズルを全開、全閉制御する取鍋一タンデイツシユ
間のロータリーノズル・使用による溶湯自動注入法であ
る。而して、取鍋の鋳込ノズルからの単位時間当りの溶
湯流出量は、注入開始からの経過時間と共に漸次減少す
る。その原因を挙げると、取鍋内溶湯の静圧減少に伴う
流出速度の低下と、固定板、スライド板、鋳込ノズル等
の耐火物煉瓦の各孔部へのアルミナの付着による内径減
少である。又、連続鋳造においては鋳込速度を一定にし
て操業することが必要であるから、溶湯鋳込量は鋳込み
の経過時間中常に一定にしなければならない。この2つ
の事柄について今、第1図によつて説明すると、この発
明で重要な径の異なる夫々の鋳込ノズル即ちこの図に示
された大ノズル、小ノズル、極小ノズル、中・ノズルに
よる単位時間当り溶湯流量(注入量)と連続鋳造におけ
る注入開始から終りまでの経過時間の間には図に示され
るカーブのような関係がある。したがつて大ノズルでは
図に示される連続鋳造の所要量即ち標準レベルに対し全
期を通して単位時間当り溶湯流量が多く、小ノズルは注
入初期は標準レベルより僅かに多いが、その後は不足に
なる。極小ノズルは量的な注入を意図せず、専ら全閉が
長引く場合にのみこれを全関しておくことにより溶湯の
凝固防止を図るためのものである。中ノズルは前記大ノ
ズル、小ノズルの中間の流量特性を持たせたもので必要
に応じ随時利用するものである。而して、第1図に示し
た鋳込所要量即ち標準レベルはタンデイツシユ内湯面高
さとして制御の対象となるものであることは説明するま
でもなく、これの設定は連続鋳造設備、鋳造方案により
定まるが、実操業においては常時標準レベルに湯面を保
持することは困難てあり、したがつて、この標準レベル
をはさんでその許容変動範囲内で制御されることは知ら
れている。この発明では、この許容範囲の上限、下限を
各々上限レベル、下限レベルと呼ぶことにした。次に、
第2〜4図により、この発明の態様を説明すると、第2
図はこの発明で取鍋へ取付けるロータリーノズルを示し
、イ図は大径の鋳込ノズル(第.1図の大ノズル)の全
開位置、口図は全開位置、ハ図は鋳込ノズルを3個取付
けた例で、大径の鋳込ノズル、小径の鋳込ノズル(第1
図の小ノズル)の外に15噸φ程度の孔径を有する極小
ノズル(第1図の極小ノズル)が取付けてある。二図は
前記ハ図の極小ノズルの代りに中口径の鋳込ノズル(第
1図の中ノズル)を取付けてある。各図に共通の1は固
定板、1″はその注孔、該固定板1は図示を省略してあ
る取鍋底部の溶湯出口に注孔1″を合致させて固定され
る。2はスライド板、2″はその大注孔で、前記注孔1
″と略同径であり、その下面位置には大ノズル3が固定
される。
ルを含む複数個の異径の鋳込ノズルを有するロータリー
ノズルを取付け、タンデイツシユ内湯面に対応して前記
鋳込ノズルを全開、全閉制御する取鍋一タンデイツシユ
間のロータリーノズル・使用による溶湯自動注入法であ
る。而して、取鍋の鋳込ノズルからの単位時間当りの溶
湯流出量は、注入開始からの経過時間と共に漸次減少す
る。その原因を挙げると、取鍋内溶湯の静圧減少に伴う
流出速度の低下と、固定板、スライド板、鋳込ノズル等
の耐火物煉瓦の各孔部へのアルミナの付着による内径減
少である。又、連続鋳造においては鋳込速度を一定にし
て操業することが必要であるから、溶湯鋳込量は鋳込み
の経過時間中常に一定にしなければならない。この2つ
の事柄について今、第1図によつて説明すると、この発
明で重要な径の異なる夫々の鋳込ノズル即ちこの図に示
された大ノズル、小ノズル、極小ノズル、中・ノズルに
よる単位時間当り溶湯流量(注入量)と連続鋳造におけ
る注入開始から終りまでの経過時間の間には図に示され
るカーブのような関係がある。したがつて大ノズルでは
図に示される連続鋳造の所要量即ち標準レベルに対し全
期を通して単位時間当り溶湯流量が多く、小ノズルは注
入初期は標準レベルより僅かに多いが、その後は不足に
なる。極小ノズルは量的な注入を意図せず、専ら全閉が
長引く場合にのみこれを全関しておくことにより溶湯の
凝固防止を図るためのものである。中ノズルは前記大ノ
ズル、小ノズルの中間の流量特性を持たせたもので必要
に応じ随時利用するものである。而して、第1図に示し
た鋳込所要量即ち標準レベルはタンデイツシユ内湯面高
さとして制御の対象となるものであることは説明するま
でもなく、これの設定は連続鋳造設備、鋳造方案により
定まるが、実操業においては常時標準レベルに湯面を保
持することは困難てあり、したがつて、この標準レベル
をはさんでその許容変動範囲内で制御されることは知ら
れている。この発明では、この許容範囲の上限、下限を
各々上限レベル、下限レベルと呼ぶことにした。次に、
第2〜4図により、この発明の態様を説明すると、第2
図はこの発明で取鍋へ取付けるロータリーノズルを示し
、イ図は大径の鋳込ノズル(第.1図の大ノズル)の全
開位置、口図は全開位置、ハ図は鋳込ノズルを3個取付
けた例で、大径の鋳込ノズル、小径の鋳込ノズル(第1
図の小ノズル)の外に15噸φ程度の孔径を有する極小
ノズル(第1図の極小ノズル)が取付けてある。二図は
前記ハ図の極小ノズルの代りに中口径の鋳込ノズル(第
1図の中ノズル)を取付けてある。各図に共通の1は固
定板、1″はその注孔、該固定板1は図示を省略してあ
る取鍋底部の溶湯出口に注孔1″を合致させて固定され
る。2はスライド板、2″はその大注孔で、前記注孔1
″と略同径であり、その下面位置には大ノズル3が固定
される。
2″はその小注孔でその下面位置には小ノズル3″が固
定される。
定される。
3″,3″″″はノズル貫通孔である。
該スライド板2は前記固定板1の下面に沿つて一定圧力
で.押圧されたまま回転摺動し得る如く支持される。4
はスライド板支持フレーム、4″はその取鍋鉄皮への固
定ボルト、5はスプリングである。
で.押圧されたまま回転摺動し得る如く支持される。4
はスライド板支持フレーム、4″はその取鍋鉄皮への固
定ボルト、5はスプリングである。
ハ図の6は極小ノズル、二図の7は中ノズルである。尚
ハ図、二図では鋳込ノズルの図示を省略してあ−る。イ
図、口図は鋳込ノズルが2個の例であり、ハ図、二図は
3個の例である。2個の場合の孔位置は1800の角度
位置であり、3個の場合の孔位置は各120のの角度位
置に穿設されることは図に示す通りてある。第3図はこ
の発明の自動注入法の回路図である。図における10は
取鍋であり、11はその底部の溶湯出口に取付けられた
ロータリーノズルであつてその構造の詳細は第2図に示
す如きものてある。1「は電動モーターであり、前記ロ
ータリーノズル11を回転摺動させ;る。
ハ図、二図では鋳込ノズルの図示を省略してあ−る。イ
図、口図は鋳込ノズルが2個の例であり、ハ図、二図は
3個の例である。2個の場合の孔位置は1800の角度
位置であり、3個の場合の孔位置は各120のの角度位
置に穿設されることは図に示す通りてある。第3図はこ
の発明の自動注入法の回路図である。図における10は
取鍋であり、11はその底部の溶湯出口に取付けられた
ロータリーノズルであつてその構造の詳細は第2図に示
す如きものてある。1「は電動モーターであり、前記ロ
ータリーノズル11を回転摺動させ;る。
12はセルシン発信器であつて、前記電動モーター1「
の軸端に取付けられていて、回転運動を特徴とするロー
タリーノズル11の回転と1対1で対応するようになつ
ている。
の軸端に取付けられていて、回転運動を特徴とするロー
タリーノズル11の回転と1対1で対応するようになつ
ている。
13はタンデイツシユであつて、前記取鍋10から溶湯
を受一け、これを浸漬ノズル15を介して連続鋳造用モ
ールド14へ鋳込むようになつている。
を受一け、これを浸漬ノズル15を介して連続鋳造用モ
ールド14へ鋳込むようになつている。
16はタンデイツシユ湯面検出装置であつて、1渦流式
距離計による湯面位置の直接検出、2重量測定による、
3温度計による、の何れてもよい。
距離計による湯面位置の直接検出、2重量測定による、
3温度計による、の何れてもよい。
前記1に−挙げた渦流式距離計はこの発明の発明者らの
グループが先に特願昭51−15283号て提案しとこ
ろの帰還増幅回路を用いた湯面位置の直接検出を可能な
らしめた計測装置である。また2に挙げた重量測定は例
えばロードセルが考えられる。また3に挙けた温度計は
温度変化一湯面変化の方式が考えられる。17はスイン
グタワーで、前記取鍋10の1チャージ分の注入が済ん
だ時点で2チャージ目の取鍋と交換する設備である。
グループが先に特願昭51−15283号て提案しとこ
ろの帰還増幅回路を用いた湯面位置の直接検出を可能な
らしめた計測装置である。また2に挙げた重量測定は例
えばロードセルが考えられる。また3に挙けた温度計は
温度変化一湯面変化の方式が考えられる。17はスイン
グタワーで、前記取鍋10の1チャージ分の注入が済ん
だ時点で2チャージ目の取鍋と交換する設備である。
又、図中に実線で示されている回路は動力回路であり、
鎖線で示されている回路は制御回路である。図中にRN
制御装置として示されているロータリーノズル制御装置
は複数個の角度設定器と、前記湯面検出装置16からの
信号に応じて該角度設定器を選択する制御回路とからな
つている。而して、この発明においてロータリーノズル
の使用を必須としたのは凡そ次の理由による。(1)他
方式が単孔であるのに対し、ロータリーノズルは異径ノ
ズル孔を複数個持たせることが出来るので、鋳込中これ
らのノズル孔を適宜切替えることにより、常に全開注入
で、しかも注入量を制御することができる。
鎖線で示されている回路は制御回路である。図中にRN
制御装置として示されているロータリーノズル制御装置
は複数個の角度設定器と、前記湯面検出装置16からの
信号に応じて該角度設定器を選択する制御回路とからな
つている。而して、この発明においてロータリーノズル
の使用を必須としたのは凡そ次の理由による。(1)他
方式が単孔であるのに対し、ロータリーノズルは異径ノ
ズル孔を複数個持たせることが出来るので、鋳込中これ
らのノズル孔を適宜切替えることにより、常に全開注入
で、しかも注入量を制御することができる。
(Ii)他方式のスライデイグノズルは、直線運動によ
りノズル孔に対し概ね片側範囲て摺動させるが、ロータ
リーノズルは回転運動によりノズル孔に対し両側範囲で
摺動させることが出来るので、固定板、スライド板のノ
ズルエッジ及び摺動面を集中的に損傷する割合が少なく
耐用寿命の延長が可能である。
りノズル孔に対し概ね片側範囲て摺動させるが、ロータ
リーノズルは回転運動によりノズル孔に対し両側範囲で
摺動させることが出来るので、固定板、スライド板のノ
ズルエッジ及び摺動面を集中的に損傷する割合が少なく
耐用寿命の延長が可能である。
(Iii)円運動することにより、同一断面積の固定板
、スライド板であつても直線運動の3.14倍の摺動ス
トロークがある。
、スライド板であつても直線運動の3.14倍の摺動ス
トロークがある。
(Iv)固定板、スライド板等の耐火物煉瓦の締付がス
プリングにより行われているため、固定板、スライド板
のセット精度が多少ラフであつても片締めになる危険性
が少ない。
プリングにより行われているため、固定板、スライド板
のセット精度が多少ラフであつても片締めになる危険性
が少ない。
(v)電動駆動てあるため油圧駆動に比べて、油圧ユニ
ット、ホース、シリンダー等の取扱いが不要で、かつ構
造が簡単で故障も少ない。
ット、ホース、シリンダー等の取扱いが不要で、かつ構
造が簡単で故障も少ない。
(Vi)他方式に比べ多数回使用が可能なため、鍋準備
作業量及び頻度が少ない。
作業量及び頻度が少ない。
(Vii)鋳込作業はハンドル操作から押ボタンに代り
、その上遠隔操作となるため、重労動、悪環境を改善し
得る。
、その上遠隔操作となるため、重労動、悪環境を改善し
得る。
(VIIl)ストッパー取付作業にみられる高熱で危険
な鍋上作業がなくなり、安全性の面でも改善される。
な鍋上作業がなくなり、安全性の面でも改善される。
また、上記のロータリーノズルによる自動化の必要性は
、(a)多連鋳実施時に取鍋注入オペレーターが、鋳込
作業にのみ長時間拘束されること。
、(a)多連鋳実施時に取鍋注入オペレーターが、鋳込
作業にのみ長時間拘束されること。
(b) タンデイツシユ内溶湯温度を出来るだけ一定範
囲内に保持するためには湯面高さを常にある一定範囲内
に収める必要があること。
囲内に保持するためには湯面高さを常にある一定範囲内
に収める必要があること。
(c)モールド内のレベルコントロールを安定化させる
ためにも、タンデイツシユ内の湯面高さ即ち溶湯量を出
来るたけ一定範囲内に収める必要があること、の3点に
ある。
ためにも、タンデイツシユ内の湯面高さ即ち溶湯量を出
来るたけ一定範囲内に収める必要があること、の3点に
ある。
この必要性を満足させるものとして、この発明では上述
のロータリーノズルの長所を最大限に活用し、鋳込ノズ
ルのノズルロ径を少くとも大、小二種使用し、大ノズル
には全開注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持す
る量を超える量の鋳込ノズルを、又、小ノズルには全開
注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持する量に満
たない量の鋳込ノズルを選択し採用するものである。こ
の外にも全閉時の溶湯の凝固防止のための極小ノズル若
しくは必要に応じ用いられる中ノズル等の複数個の回転
ノズルを備えたロータリーノズルが取鍋底部へ取付けら
れる訳である。次に、前記ロータリーノズルを制御装置
(第3図のRN制御装置)の自動運転フローについて説
明すると、ロータリーノズルは360に回転し、かつ正
逆何れへも摺動する所謂エンドレスであるため、機械的
に全開、全閉位置が定まらないので、鋳込ノズルが2個
の場合は0が〜360いを4分して、0ズと180のを
全開位置とし、90をと270■全閉位置とする。
のロータリーノズルの長所を最大限に活用し、鋳込ノズ
ルのノズルロ径を少くとも大、小二種使用し、大ノズル
には全開注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持す
る量を超える量の鋳込ノズルを、又、小ノズルには全開
注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持する量に満
たない量の鋳込ノズルを選択し採用するものである。こ
の外にも全閉時の溶湯の凝固防止のための極小ノズル若
しくは必要に応じ用いられる中ノズル等の複数個の回転
ノズルを備えたロータリーノズルが取鍋底部へ取付けら
れる訳である。次に、前記ロータリーノズルを制御装置
(第3図のRN制御装置)の自動運転フローについて説
明すると、ロータリーノズルは360に回転し、かつ正
逆何れへも摺動する所謂エンドレスであるため、機械的
に全開、全閉位置が定まらないので、鋳込ノズルが2個
の場合は0が〜360いを4分して、0ズと180のを
全開位置とし、90をと270■全閉位置とする。
又、鋳込ノズルが3個の場合は0閉〜3600を6分し
て、00、120場、240■全開位置とし、600,
.180013000を全閉位置とする。
て、00、120場、240■全開位置とし、600,
.180013000を全閉位置とする。
以下、鋳込ノズルが2個の場合の例について説明を進め
る。因みに、ここで説明するところ−のロータリーノズ
ルの操作方法は、この発明の発明者らのグループが先に
特願昭50−80546号及び特願昭50−80547
号で提案した方法を利用するものである。(1) 取鍋
にロータリーノズルを取付け、ノズ!ル全開の状態を0
ーに調整し、これを起点として自動で90をの位置に停
止させる。
る。因みに、ここで説明するところ−のロータリーノズ
ルの操作方法は、この発明の発明者らのグループが先に
特願昭50−80546号及び特願昭50−80547
号で提案した方法を利用するものである。(1) 取鍋
にロータリーノズルを取付け、ノズ!ル全開の状態を0
ーに調整し、これを起点として自動で90をの位置に停
止させる。
(■) 取鍋はこの状態て受湯し、連鋳ヤードへ運ばれ
る。
る。
(■) 取鍋が連鋳ヤードへ到着してからは、注;入操
作盤(第3図参照)の角度表示器を906に調整して注
入を開始する。
作盤(第3図参照)の角度表示器を906に調整して注
入を開始する。
(皿) 各設備の目視確認を含めてタンデイツシユ内湯
面が予め設定されている標準レベルに達する迄はオペレ
ーター1名がつくが、その後はz無人つまり自動で鋳込
みが行はれる。
面が予め設定されている標準レベルに達する迄はオペレ
ーター1名がつくが、その後はz無人つまり自動で鋳込
みが行はれる。
先づ、注入開始時は手動運転によりロータリーノズルを
回転させ、大ノズルを0りに合わせて全開注入し、ごく
短時間にタンデイツシユ内湯面を設定標準レベルまで上
昇させる。(■) 次に、手動運転により小ノズルを1
800に合わせて全開注入し、タンデイツシユ内溶湯の
注入とモールドへの流出の釣合つたバランス注入により
湯面を設定標準レベルに維持し注入を行う。
回転させ、大ノズルを0りに合わせて全開注入し、ごく
短時間にタンデイツシユ内湯面を設定標準レベルまで上
昇させる。(■) 次に、手動運転により小ノズルを1
800に合わせて全開注入し、タンデイツシユ内溶湯の
注入とモールドへの流出の釣合つたバランス注入により
湯面を設定標準レベルに維持し注入を行う。
(■) 即ち、各設備の目視確認を含めてタンデイツシ
ユ内湯面が予め設定されている標準レベルに達する迄は
オペレーター1名がつくが、その後は無人、つまり自動
で鋳込が行われる。
ユ内湯面が予め設定されている標準レベルに達する迄は
オペレーター1名がつくが、その後は無人、つまり自動
で鋳込が行われる。
(■) 注入の中期にはタンデイツシユ内湯面変動によ
る上限信号、下限信号により小ノズル全開(180限)
大ノズル全開(0り)を交互に自動的に切換する自動注
入を行い、湯面か標準レベルをはさんだ上限レベル、下
限レベル間を往復することにより注入に必要な略一定の
範囲内に維持される。(■) 注入末期には取鍋内スラ
グの注入防止も含め手動運転による監視注入を行う。
る上限信号、下限信号により小ノズル全開(180限)
大ノズル全開(0り)を交互に自動的に切換する自動注
入を行い、湯面か標準レベルをはさんだ上限レベル、下
限レベル間を往復することにより注入に必要な略一定の
範囲内に維持される。(■) 注入末期には取鍋内スラ
グの注入防止も含め手動運転による監視注入を行う。
上記のフローをまとめると次の如くなる。
第4図は自動注入状況を監視するために設けられるタン
デイツシユ湯面表示器の模式図である。
デイツシユ湯面表示器の模式図である。
このタンデイツシユ湯表示器、タンデイツシユ湯面検出
装置、ロータリーノズル制御装置は総てコントロールボ
ックス内に組込まれて、このボックスを連鋳機運転室内
に設置し、ここで自動運転角度設定の状況及び運転中の
電動モーターの電流値、ノズル位置の監視をすることが
好ましい。自動運転のパターンを変更したい時、例えば
大ノズルー小ノズルの交互全開自動注入から小ノズル全
開一鋳込ノズル全閉(略閉:鋳込ノズル3個でその1つ
が極小ノズルである場合は、その極小ノズル)の繰返し
にしたい時はロータリーノズル制御装置の角度設定をそ
のように変更するものとする。次に、この発明によるロ
ータリーノズル自動運転の設定側を第5図、第6図に示
す。
装置、ロータリーノズル制御装置は総てコントロールボ
ックス内に組込まれて、このボックスを連鋳機運転室内
に設置し、ここで自動運転角度設定の状況及び運転中の
電動モーターの電流値、ノズル位置の監視をすることが
好ましい。自動運転のパターンを変更したい時、例えば
大ノズルー小ノズルの交互全開自動注入から小ノズル全
開一鋳込ノズル全閉(略閉:鋳込ノズル3個でその1つ
が極小ノズルである場合は、その極小ノズル)の繰返し
にしたい時はロータリーノズル制御装置の角度設定をそ
のように変更するものとする。次に、この発明によるロ
ータリーノズル自動運転の設定側を第5図、第6図に示
す。
第5図は小ノズル全開と大ノズル全開の交互切換による
自動注入の設定例であり、第6図は小ノズル全開と中ノ
ズル全開の交互使用から自動的に中ノズル全開と大ノズ
ル全開の交互使用に移行する自動注入(小、中、大の3
孔ノズル使用)の設定例である。これらの図について更
に詳細に説明すると、第5図の設定例では、注入初期は
小ノズル全開でタンデイツシユ溶湯量の注入、流出をバ
ランスさせ、中期以降は大、小ノズルの交互使用で注入
するものであつて、次の自動運転フロー、角度設定値工
?!甲谷−れる・また第5図の設定例では中ノズル全開
で鋳込みを開始し、中、小ノズル切換による自動全開注
入を行い、中全開でレベル下限になると中、大ノズル切
換による自動全開注入に移行する例で、次の自動運転フ
a−、角度設定値で制御される。
自動注入の設定例であり、第6図は小ノズル全開と中ノ
ズル全開の交互使用から自動的に中ノズル全開と大ノズ
ル全開の交互使用に移行する自動注入(小、中、大の3
孔ノズル使用)の設定例である。これらの図について更
に詳細に説明すると、第5図の設定例では、注入初期は
小ノズル全開でタンデイツシユ溶湯量の注入、流出をバ
ランスさせ、中期以降は大、小ノズルの交互使用で注入
するものであつて、次の自動運転フロー、角度設定値工
?!甲谷−れる・また第5図の設定例では中ノズル全開
で鋳込みを開始し、中、小ノズル切換による自動全開注
入を行い、中全開でレベル下限になると中、大ノズル切
換による自動全開注入に移行する例で、次の自動運転フ
a−、角度設定値で制御される。
自動運転フロー又、第7図はこの発明の自動注入による
連続鋳造時の自動注入タイムチャートである。
連続鋳造時の自動注入タイムチャートである。
この図は湯面検出装置に渦流式距離計を採用した場合の
例である。この図について更に詳細に説明すると、図に
は2ヒートの自動注入による連続鋳造を全開、全閉注入
した例が示されており、1ヒート目は約6紛の注入継続
でタンデイツシユ湯面高さの上限値(H)、下限値(L
)は夫々H−800Wr!NlL=6007mで、湯面
の変化状況及びロータリーノズ・ル自動切換状況が極め
て良好に作動していることが示されている。1ヒート目
の後半の取鍋スラグの流出監視、取鍋交換及び2ヒート
目の注入開始直後のロータリーノズルの安定作動確認迄
の約18分間は念のため手動注入をしている。
例である。この図について更に詳細に説明すると、図に
は2ヒートの自動注入による連続鋳造を全開、全閉注入
した例が示されており、1ヒート目は約6紛の注入継続
でタンデイツシユ湯面高さの上限値(H)、下限値(L
)は夫々H−800Wr!NlL=6007mで、湯面
の変化状況及びロータリーノズ・ル自動切換状況が極め
て良好に作動していることが示されている。1ヒート目
の後半の取鍋スラグの流出監視、取鍋交換及び2ヒート
目の注入開始直後のロータリーノズルの安定作動確認迄
の約18分間は念のため手動注入をしている。
2ヒート目はH=80『、L=70−で、小ノズルと大
ノズルの切換回数は多いが、安定した自動切換状況が示
されている。
ノズルの切換回数は多いが、安定した自動切換状況が示
されている。
即ち、このタイムチャートによれば、全体で12紛間の
長時間に亘る安定した自動制御システムとロータリーノ
ズルの優れた注入特j性とが一目で理解される訳で、こ
れにより注入作業の標準化が可能となつたことを如実に
示したものである。又、上述したようにタンデイツシユ
の湯面高さの許容範囲即ち上、下限を必要に応じて変更
した場合でも満足した状態て制御し得ること・も立証さ
れた。以上説明したように、この発明ではロータリーノ
ズルを使用して取鍋からタンデイツシユ内へ溶湯を注入
する際に、絞り注入することは初めから全く考えておら
ず、ロータリーノズルの特徴であノる孔径の異なる複数
個の鋳込ノズルを取付け、これらの異径ノズルを適宜選
択して使い分けることにより、常に全開で注入すること
を前提としている。
長時間に亘る安定した自動制御システムとロータリーノ
ズルの優れた注入特j性とが一目で理解される訳で、こ
れにより注入作業の標準化が可能となつたことを如実に
示したものである。又、上述したようにタンデイツシユ
の湯面高さの許容範囲即ち上、下限を必要に応じて変更
した場合でも満足した状態て制御し得ること・も立証さ
れた。以上説明したように、この発明ではロータリーノ
ズルを使用して取鍋からタンデイツシユ内へ溶湯を注入
する際に、絞り注入することは初めから全く考えておら
ず、ロータリーノズルの特徴であノる孔径の異なる複数
個の鋳込ノズルを取付け、これらの異径ノズルを適宜選
択して使い分けることにより、常に全開で注入すること
を前提としている。
その理由は、絞り注入をすると既にこの明細書の冒頭で
第8図で説明したように溶湯乱流によ,る空気酸化が避
けられす、これを防止するには全開注入を行う外に方法
がないことを知つたためである。この事柄は良質鋼を得
るための不可欠な要素として、この発明の着想の根幹と
して重要である。つまりこの発明では、注入スタート時
は溶湯l温度降下、凝固メタルの付着、を防止するため
に大ノズル全開により短時間でタンデイツシユ内湯面高
さを予め設定した標準レベルに基づく上限レベルまで満
し、その後小ノズル全開に切換えて、タンデイツシユ内
湯面降下に見合う量だけを取鍋から注入してやる所謂バ
ランス注入を行う。しかし、この間若干のレベル上昇が
あつた場合はその上限オーバー時のみその都度一時鋳込
ノズルを全閉する。取鍋内溶湯の静圧低下、ロータリー
ノズルのノズル孔のアルミナ附着による孔径減少等で注
入量が不足しはじめる注人中期においては、小ノズル全
開から再び水ノズル全開へと全開一全閉−全開の制御を
するものであつて、ロータリーノズルの回転運動により
複数個の異径ノズルを取付けることによつてのみ、この
方法は可能である。回転運動が円周方向の何れへも可能
なことは更にこの方法を有利ならしめるために貢献して
いる。そして、このようなノズル開閉制御は、総てタン
デイツシユ内湯面検出装置のレベル信号によつて行われ
ることは、既に説明した通りである。この発明の溶湯自
動注入法によれば、注入流の空気酸化防止が達成できる
ので、特に冷延用アルミキルド鋼の鋳片の表層近傍の非
金属介在物が約115に減少し、かつ鋳片内部の大型介
在物が減少したことにより、冷延鋼板の1級及び特級鋼
板の製造歩留りが大巾に向上した。このことを、第9図
の鋳片スラブ表層下の非金属介在物の個数とモールド内
のノズルの浸漬深さの関係を示したグラフ及び第10図
の絞り注入と全開注入114tの介在物偏在状況を示す
模式図によつて説明する。一般に薄板スラブ表面の介在
物の減少法としては、モールド内溶湯面温度を凝固開始
温度より30〜40゜C高く維持し、この面て浮上分離
する非金属介在物を、モールドパウダー中に吸着除去す
る方法が知られている。この方法の一手段として、モー
ル.ド溶湯面への浸漬ノズルの浸漬深さを浅くする方法
があり、浸漬ノズルを浅くすれば溶湯面の流れが活発に
なり、それに伴つて温度を高く維持することができる。
第9図に明らかなように空気酸化によつて生ずる200
M以上のAI2O3非金属介在物.の量を薄板用スラブ
CC鋳片で比較したところでは、絞り注入では(簡易シ
ールを行つても)表層介在物の個数が全開注入に比べ約
5倍になつており、併もバラツキは約3倍になつている
。又、一般に連続鋳造法で製造したスラブの断面の厚さ
方・向(t)の1ノ4〜115に集中して非金属介在物
が偏在することは知られている。第10図はこの114
tの非金属介在物の偏在状況に対して、絞り注入と全開
注入がどのように影響するかを薄板用CCスラブのマク
ロ腐食試験結果の写真トレースにより示したものである
。この図から明らかなように、絞り注入のものは既述し
た空気酸化による多量の大型介在物がスラブ上面より1
14内部寄り位置にバンド状に偏在しているが、全開注
入のものは空気酸化が大巾に改善されるため前記の介在
物の偏在が激減している。又、この発明では取鍋からタ
ンデイツシユへの注入開始時、注入末期時の一部手動運
転を除き、その外の注入時間を通し自動運転注入がなさ
れる。
第8図で説明したように溶湯乱流によ,る空気酸化が避
けられす、これを防止するには全開注入を行う外に方法
がないことを知つたためである。この事柄は良質鋼を得
るための不可欠な要素として、この発明の着想の根幹と
して重要である。つまりこの発明では、注入スタート時
は溶湯l温度降下、凝固メタルの付着、を防止するため
に大ノズル全開により短時間でタンデイツシユ内湯面高
さを予め設定した標準レベルに基づく上限レベルまで満
し、その後小ノズル全開に切換えて、タンデイツシユ内
湯面降下に見合う量だけを取鍋から注入してやる所謂バ
ランス注入を行う。しかし、この間若干のレベル上昇が
あつた場合はその上限オーバー時のみその都度一時鋳込
ノズルを全閉する。取鍋内溶湯の静圧低下、ロータリー
ノズルのノズル孔のアルミナ附着による孔径減少等で注
入量が不足しはじめる注人中期においては、小ノズル全
開から再び水ノズル全開へと全開一全閉−全開の制御を
するものであつて、ロータリーノズルの回転運動により
複数個の異径ノズルを取付けることによつてのみ、この
方法は可能である。回転運動が円周方向の何れへも可能
なことは更にこの方法を有利ならしめるために貢献して
いる。そして、このようなノズル開閉制御は、総てタン
デイツシユ内湯面検出装置のレベル信号によつて行われ
ることは、既に説明した通りである。この発明の溶湯自
動注入法によれば、注入流の空気酸化防止が達成できる
ので、特に冷延用アルミキルド鋼の鋳片の表層近傍の非
金属介在物が約115に減少し、かつ鋳片内部の大型介
在物が減少したことにより、冷延鋼板の1級及び特級鋼
板の製造歩留りが大巾に向上した。このことを、第9図
の鋳片スラブ表層下の非金属介在物の個数とモールド内
のノズルの浸漬深さの関係を示したグラフ及び第10図
の絞り注入と全開注入114tの介在物偏在状況を示す
模式図によつて説明する。一般に薄板スラブ表面の介在
物の減少法としては、モールド内溶湯面温度を凝固開始
温度より30〜40゜C高く維持し、この面て浮上分離
する非金属介在物を、モールドパウダー中に吸着除去す
る方法が知られている。この方法の一手段として、モー
ル.ド溶湯面への浸漬ノズルの浸漬深さを浅くする方法
があり、浸漬ノズルを浅くすれば溶湯面の流れが活発に
なり、それに伴つて温度を高く維持することができる。
第9図に明らかなように空気酸化によつて生ずる200
M以上のAI2O3非金属介在物.の量を薄板用スラブ
CC鋳片で比較したところでは、絞り注入では(簡易シ
ールを行つても)表層介在物の個数が全開注入に比べ約
5倍になつており、併もバラツキは約3倍になつている
。又、一般に連続鋳造法で製造したスラブの断面の厚さ
方・向(t)の1ノ4〜115に集中して非金属介在物
が偏在することは知られている。第10図はこの114
tの非金属介在物の偏在状況に対して、絞り注入と全開
注入がどのように影響するかを薄板用CCスラブのマク
ロ腐食試験結果の写真トレースにより示したものである
。この図から明らかなように、絞り注入のものは既述し
た空気酸化による多量の大型介在物がスラブ上面より1
14内部寄り位置にバンド状に偏在しているが、全開注
入のものは空気酸化が大巾に改善されるため前記の介在
物の偏在が激減している。又、この発明では取鍋からタ
ンデイツシユへの注入開始時、注入末期時の一部手動運
転を除き、その外の注入時間を通し自動運転注入がなさ
れる。
したがつて、自動注人中は取鍋注入オペレーターが操作
位置を離れることが可能てある。このように自動注入を
導入したことによりオペレーターは注人中タンデイツシ
ユ内湯面高さを監視し鋳込操作するという緊張度の高い
、しかも高熱の作業から解放されただけでなく、自動注
人中に他の作業、例えは鋳込作業に附属する一連の諸作
業中、1 サンプリング及びサンプル送り、7分/回×
4回2 タンデイツシユ保温剤運搬等の準備作業10分
/回×2回3連々鋳中の2杯目鍋受取、1杯目鍋送り出
し5分/回×2回が可能となり、注入補助者も含めた省
力か可能となつた。
位置を離れることが可能てある。このように自動注入を
導入したことによりオペレーターは注人中タンデイツシ
ユ内湯面高さを監視し鋳込操作するという緊張度の高い
、しかも高熱の作業から解放されただけでなく、自動注
人中に他の作業、例えは鋳込作業に附属する一連の諸作
業中、1 サンプリング及びサンプル送り、7分/回×
4回2 タンデイツシユ保温剤運搬等の準備作業10分
/回×2回3連々鋳中の2杯目鍋受取、1杯目鍋送り出
し5分/回×2回が可能となり、注入補助者も含めた省
力か可能となつた。
なお、実験では取鍋注入オペレーター、注入補助者の合
計労動時間は、19吟から10吟になり、47%減少さ
せることが出来て、注入補助者は僅か12分の作業を行
うのみとなつた。この発明の効果を要約すると、次の通
りになる。
計労動時間は、19吟から10吟になり、47%減少さ
せることが出来て、注入補助者は僅か12分の作業を行
うのみとなつた。この発明の効果を要約すると、次の通
りになる。
(4)取鍋−タンデイツシユ間の注入流の酸化防止によ
る鋳片品質の向上(介在物の減少)。
る鋳片品質の向上(介在物の減少)。
(B)固定板、スライド板等耐火物煉瓦の溶損減少。
(C)取鍋注入オペレーターの省力と、作業範囲の拡大
。
。
(D)注入監視作業の密度緩和。
(E)注入作業の標準化。
(F)モールド内湯面のコントロールが容易になる。
(G) タンデイツシユ内溶湯温度の変動少。
(H) タンデイツシユ内湯面の変動が少なく、これに
伴う酸化が少ない(湯面が下つた時の壁面の酸化)
伴う酸化が少ない(湯面が下つた時の壁面の酸化)
第1図は連続鋳における注入開始からの経過時間と単位
時間当り溶湯流量の関係を示すグラフ。 第2図はこの発明で取鍋へ取付けるロータリーノズルを
示す平面図及び断面図てイ図は大ノズルの全開位置、口
図はその全閉位置、ハ図、二図は夫々ノズルが3個の例
、第3図はこの発明の自動注入法の回路図、第4図はタ
ンデイツシユ湯面表示器の模式図、第5図、第6図は夫
々この発明のロータリーノズル自動注入法の設定例を示
すフローチャート、この発明の自動注入による連続鋳造
時のタイムチャート、第7図はこの発明の自動注入によ
る連続鋳造時の自動注入タイムチャートである。第8図
は取鍋ノズル直下の注入流の高速度カメラによる写真を
トレースした模式図で、イ図は50mφ全開、口図は7
0TrrffLφ絞り(70%開度)を示す。第9図は
鋳片スラグ表層下の非金属介在物の個数をモールド内の
ノズル深さの関係を示したグラフ、第10図は114t
の介在物偏在状況を薄板用CCスラグのマクロ腐食試験
結果の写真をトレースした模式図で、イ図はその撮影箇
所の説明図、口図は絞り注入の例、ハ図は全開注入の例
を示す。1・・・・・・固定板、2・・・・・・スライ
ド板、2″・・・・・・大注孔、2″・・・・・・小注
孔、3・・・・・・大ノズル、3″・・小ノズル、4・
・・・・・スライド板支持枠、4″・・・・・・固定ボ
ルト、5・・・・・スプリング、6・・・・・・極小ノ
ズル、7・・・・・・中ノズル、10・・・・・・取鍋
、11・・・・・・ロータリーノズル、1「・・・・・
・電動モーター、12・・・・セルシン発信器、13・
・・・・・タンデイツシユ、14・・・・・・モールド
、15・・・・・・浸漬ノズル、16・・・・・湯面検
出装置。
時間当り溶湯流量の関係を示すグラフ。 第2図はこの発明で取鍋へ取付けるロータリーノズルを
示す平面図及び断面図てイ図は大ノズルの全開位置、口
図はその全閉位置、ハ図、二図は夫々ノズルが3個の例
、第3図はこの発明の自動注入法の回路図、第4図はタ
ンデイツシユ湯面表示器の模式図、第5図、第6図は夫
々この発明のロータリーノズル自動注入法の設定例を示
すフローチャート、この発明の自動注入による連続鋳造
時のタイムチャート、第7図はこの発明の自動注入によ
る連続鋳造時の自動注入タイムチャートである。第8図
は取鍋ノズル直下の注入流の高速度カメラによる写真を
トレースした模式図で、イ図は50mφ全開、口図は7
0TrrffLφ絞り(70%開度)を示す。第9図は
鋳片スラグ表層下の非金属介在物の個数をモールド内の
ノズル深さの関係を示したグラフ、第10図は114t
の介在物偏在状況を薄板用CCスラグのマクロ腐食試験
結果の写真をトレースした模式図で、イ図はその撮影箇
所の説明図、口図は絞り注入の例、ハ図は全開注入の例
を示す。1・・・・・・固定板、2・・・・・・スライ
ド板、2″・・・・・・大注孔、2″・・・・・・小注
孔、3・・・・・・大ノズル、3″・・小ノズル、4・
・・・・・スライド板支持枠、4″・・・・・・固定ボ
ルト、5・・・・・スプリング、6・・・・・・極小ノ
ズル、7・・・・・・中ノズル、10・・・・・・取鍋
、11・・・・・・ロータリーノズル、1「・・・・・
・電動モーター、12・・・・セルシン発信器、13・
・・・・・タンデイツシユ、14・・・・・・モールド
、15・・・・・・浸漬ノズル、16・・・・・湯面検
出装置。
Claims (1)
- 1 連続鋳造において取鍋からタンデイツシユへ溶湯を
注入するに際し、タンデイツシユ内湯面を予め設定した
標準レベルに基づく上下限レベルに保持するため取鍋へ
、全開注入の場合の注入量が前記標準レベルを維持する
量を超える量の鋳込ノズル及び全開注入の場合の注入量
が前記標準レベルを維持する量に満たない量の鋳込ノズ
ルを含む複数個の異径の鋳込ノズルを有するロータリー
ノズルを取付け、タンデイツシユ内湯面に対応して前記
鋳込ノズルを全開、全閉制御することを特徴とする連続
鋳造における取鍋−タンデイツシユ間のロータリーノズ
ル使用による溶湯自動注入法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52082883A JPS6056580B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 連続鋳造における取鍋−タンデイツシユ間のロ−タリーノズル使用による溶湯自動注入法 |
| GB7828902A GB2001154B (en) | 1977-07-13 | 1978-07-05 | Method of automatically pouring molten metal in continous casting of metal |
| BR7804416A BR7804416A (pt) | 1977-07-13 | 1978-07-10 | Processo para vazamento automativo de metal fundido a partir de uma concha em um funil atraves do uso de um conjunto de bocal rotativo em fundicao continua de metal |
| DE2830840A DE2830840B2 (de) | 1977-07-13 | 1978-07-13 | Verfahren und Vorrichtung zum Regeln des Badspiegels beim Stranggießen |
| US06/101,272 US4284214A (en) | 1977-07-13 | 1979-12-05 | Method of continuous casting |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52082883A JPS6056580B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 連続鋳造における取鍋−タンデイツシユ間のロ−タリーノズル使用による溶湯自動注入法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5418419A JPS5418419A (en) | 1979-02-10 |
| JPS6056580B2 true JPS6056580B2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=13786664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52082883A Expired JPS6056580B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 連続鋳造における取鍋−タンデイツシユ間のロ−タリーノズル使用による溶湯自動注入法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4284214A (ja) |
| JP (1) | JPS6056580B2 (ja) |
| BR (1) | BR7804416A (ja) |
| DE (1) | DE2830840B2 (ja) |
| GB (1) | GB2001154B (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0030991A1 (fr) * | 1979-12-21 | 1981-07-01 | ATELIERS DE CONSTRUCTIONS ELECTRIQUES DE CHARLEROI (ACEC) Société Anonyme | Procédé de commande de processus industriels |
| JPS603952A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-10 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 溶融金属の注入方法 |
| DE3524858A1 (de) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Leybold Heraeus Gmbh & Co Kg | Anordnung fuer die steuerung des kippvorgangs eines schmelztiegels |
| ES2030535T3 (es) * | 1988-06-09 | 1992-11-01 | Hepworth Refractories (Belgium) S.A. | Procedimiento de regulacion de caudal en una valvula de compuerta y valvula de compuerta para la puesta en practica de este procedimiento. |
| US4915270A (en) * | 1988-07-13 | 1990-04-10 | Usx Corporation | Low-head feeding system for thin section castings |
Family Cites Families (8)
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| US3457985A (en) * | 1966-12-16 | 1969-07-29 | United States Steel Corp | Continuous casting apparatus with means automatically controlling the holding vessel discharge |
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-
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- 1978-07-13 DE DE2830840A patent/DE2830840B2/de not_active Ceased
-
1979
- 1979-12-05 US US06/101,272 patent/US4284214A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2001154A (en) | 1979-01-24 |
| DE2830840B2 (de) | 1981-04-09 |
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| GB2001154B (en) | 1982-03-31 |
| DE2830840A1 (de) | 1979-01-25 |
| JPS5418419A (en) | 1979-02-10 |
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