JPS605718B2 - 防食被覆ケ−ブル - Google Patents
防食被覆ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS605718B2 JPS605718B2 JP13663780A JP13663780A JPS605718B2 JP S605718 B2 JPS605718 B2 JP S605718B2 JP 13663780 A JP13663780 A JP 13663780A JP 13663780 A JP13663780 A JP 13663780A JP S605718 B2 JPS605718 B2 JP S605718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- corrosion
- load
- grout material
- grout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、斜張橋の斜張ケーブル等の吊構造物構成用ケ
ーブルとして用いる防食被覆ケーブルに関するものであ
る。
ーブルとして用いる防食被覆ケーブルに関するものであ
る。
この種防食被覆ケーブルとして、ケーブル本体にパイプ
を被せ、かつ、この両者間の空隙にグラゥト材を注入充
填したケーブルは従来から知られており、グラウト材と
しては安価な点からセメントミルクあるいはセメントモ
ルタルが一般に用いられえいる。
を被せ、かつ、この両者間の空隙にグラゥト材を注入充
填したケーブルは従来から知られており、グラウト材と
しては安価な点からセメントミルクあるいはセメントモ
ルタルが一般に用いられえいる。
かかる防食被覆ケーブルは、パイプの破損等でパイプ内
に洩水した場合でもグラウトによりケーブル本体の防食
を図るという二重の防食効果を期待するものである。と
ころが、従来、上記防食被覆ケーブルにおいて、セメン
トミルク等のグラゥト材は圧縮には強いが引張りには弱
く、ケーブル本体に荷重がかかって伸びると容易にクラ
ックを生じ、クラック中が大きいとここから水が侵入し
、防食効果を著しく阻害するという欠点があった。
に洩水した場合でもグラウトによりケーブル本体の防食
を図るという二重の防食効果を期待するものである。と
ころが、従来、上記防食被覆ケーブルにおいて、セメン
トミルク等のグラゥト材は圧縮には強いが引張りには弱
く、ケーブル本体に荷重がかかって伸びると容易にクラ
ックを生じ、クラック中が大きいとここから水が侵入し
、防食効果を著しく阻害するという欠点があった。
すなわち、従来たとえば斜張橋用斜張ケーブルにおいて
は、パイプを被せたケーブル本体を架設した状態でパイ
プとケーブル本体との空隙にグラウトを注入充填し、こ
のグラウト注入時点では一般に橋の自重(死荷重)がケ
ーブルに作用しているが、橋完成後はこれに車両荷重等
の活荷重が加わってケーブル本体が伸びるため、前述せ
るようにセメントミルク等のグラウト材が引張りには弱
いことと関連して硬化したグラゥトにクラックが生じ、
ここから水が侵入してケーブル本体が腐食し易くなり、
もってケーブルの耐用寿命を縮めるものであった。なお
、クラックの発生を防止すべ〈、引張りに対してよく伸
びる材料としてポリマーセメント、ゴム、樹脂等をグラ
ウト材に用いることも考えられるが、これらの材料はセ
メントミルクの1ぴ昔乃至10の音程度に高価なもので
あり、かつ、柔らかすぎると重力により充填したグラウ
ト材が流下してパイプを押拡げてしまう等の問題が生ず
る。
は、パイプを被せたケーブル本体を架設した状態でパイ
プとケーブル本体との空隙にグラウトを注入充填し、こ
のグラウト注入時点では一般に橋の自重(死荷重)がケ
ーブルに作用しているが、橋完成後はこれに車両荷重等
の活荷重が加わってケーブル本体が伸びるため、前述せ
るようにセメントミルク等のグラウト材が引張りには弱
いことと関連して硬化したグラゥトにクラックが生じ、
ここから水が侵入してケーブル本体が腐食し易くなり、
もってケーブルの耐用寿命を縮めるものであった。なお
、クラックの発生を防止すべ〈、引張りに対してよく伸
びる材料としてポリマーセメント、ゴム、樹脂等をグラ
ウト材に用いることも考えられるが、これらの材料はセ
メントミルクの1ぴ昔乃至10の音程度に高価なもので
あり、かつ、柔らかすぎると重力により充填したグラウ
ト材が流下してパイプを押拡げてしまう等の問題が生ず
る。
本発明はこれらの事情に鑑み、安価で充分硬化するが引
張り力に弱いグラウト材を用いても、吊構造物完成後に
おけるクラツクの発生を防止し得て防食効果を高め、耐
用寿命を格段に増長することのできる防食被覆ケーブル
を提供せんとするものである。以下、本発明を図示せる
実施例によって説明する。
張り力に弱いグラウト材を用いても、吊構造物完成後に
おけるクラツクの発生を防止し得て防食効果を高め、耐
用寿命を格段に増長することのできる防食被覆ケーブル
を提供せんとするものである。以下、本発明を図示せる
実施例によって説明する。
第1図は吊構造物の一例として斜張橋の概略構造を示し
、同図において、Aは斜張ケーブル、Bは橋床、Cは橋
塔であり、上記斜張ケーブルAに本発明の防食被覆ケー
ブルが用いられる。
、同図において、Aは斜張ケーブル、Bは橋床、Cは橋
塔であり、上記斜張ケーブルAに本発明の防食被覆ケー
ブルが用いられる。
第2図はこの防食被覆ケーブルAの断面構造を示し、該
ケーブルAはケーブル本体1と、該本体1の外径よりも
大きい内怪寸法を有して該本体1に被せられたパイプ2
と、該本体1とパイプ2との間に充填され且つプレスト
レスを付与された時間硬化性のグラゥト材3とからなる
。上記ケーブル本体1には、通常、多数の素線を平行に
束ねた平行線ケーブルが用いられ、上記パイプ2にはス
テンレス、アルミ、鉄等の金属あるいはプラスチック等
が用いられる。また、グラゥト材3としては、安価で充
分硬化するセメントミルクあるいはセメントモルタル等
が用いられる。そして、予めグラウト材注入時点で、斜
張橋の自重による死荷重に加えて活荷重に相当する荷重
を、第2図に矢印で示すようにケーブル本体1に強力と
して加えた状態で、グラウト材2の注入を行い、グラウ
ト材2硬化後に活荷重に相当する荷重を取除くことによ
り、グラウト材2に圧縮力すなわちプレストレスを付与
する。このようにプレストレスを付与するため死荷重に
加えて宿荷重に相当する荷重を加える手段としては、例
えば、ケーブル本体1にパイプ2を被せて所定状態に架
設した段階で、第1図に仮想線で示すように、橋床B上
に活荷重に相当する重量物D・・・を戴層してもよく、
また、第3図に示すように、橋の下方に装備したアンカ
ーE・・・によりケーブル本体を緊張させて所重荷車の
張力を付与するようにしてもよい。
ケーブルAはケーブル本体1と、該本体1の外径よりも
大きい内怪寸法を有して該本体1に被せられたパイプ2
と、該本体1とパイプ2との間に充填され且つプレスト
レスを付与された時間硬化性のグラゥト材3とからなる
。上記ケーブル本体1には、通常、多数の素線を平行に
束ねた平行線ケーブルが用いられ、上記パイプ2にはス
テンレス、アルミ、鉄等の金属あるいはプラスチック等
が用いられる。また、グラゥト材3としては、安価で充
分硬化するセメントミルクあるいはセメントモルタル等
が用いられる。そして、予めグラウト材注入時点で、斜
張橋の自重による死荷重に加えて活荷重に相当する荷重
を、第2図に矢印で示すようにケーブル本体1に強力と
して加えた状態で、グラウト材2の注入を行い、グラウ
ト材2硬化後に活荷重に相当する荷重を取除くことによ
り、グラウト材2に圧縮力すなわちプレストレスを付与
する。このようにプレストレスを付与するため死荷重に
加えて宿荷重に相当する荷重を加える手段としては、例
えば、ケーブル本体1にパイプ2を被せて所定状態に架
設した段階で、第1図に仮想線で示すように、橋床B上
に活荷重に相当する重量物D・・・を戴層してもよく、
また、第3図に示すように、橋の下方に装備したアンカ
ーE・・・によりケーブル本体を緊張させて所重荷車の
張力を付与するようにしてもよい。
かかるプレストレスの付与につき、具体的に数値をもっ
て一例を示すと、斜張橋等においてケーブルに作用する
死荷重による応力は通常20〜60k9/微の範囲内で
あって、仮にこの応力を40k9/桝とし、活荷重によ
るケーブル応力変動を十15k9/秘〜5k9/柵とし
た場合、ケーブル本体に〔死荷重による応力+活荷重に
よる応力の値大値〕に相当する55X9/磯の応力を付
加した状態で、グラウト材の注入を行う。
て一例を示すと、斜張橋等においてケーブルに作用する
死荷重による応力は通常20〜60k9/微の範囲内で
あって、仮にこの応力を40k9/桝とし、活荷重によ
るケーブル応力変動を十15k9/秘〜5k9/柵とし
た場合、ケーブル本体に〔死荷重による応力+活荷重に
よる応力の値大値〕に相当する55X9/磯の応力を付
加した状態で、グラウト材の注入を行う。
そして、グラウト材硬化後活荷重分を敬除くことにより
、活荷重による応力の最大値すなわち15k9/地の応
力。sに相当する圧縮歪が与えられ、この歪量zは、ケ
ーブル本体の弾性係数をEs=20000k9/松とす
れば、ご!OS/ES=15/20000=〇.〇。
、活荷重による応力の最大値すなわち15k9/地の応
力。sに相当する圧縮歪が与えられ、この歪量zは、ケ
ーブル本体の弾性係数をEs=20000k9/松とす
れば、ご!OS/ES=15/20000=〇.〇。
〇75となる。よってグラウト材の弾性係数をEs:2
000k9/柵とすれば、グラウト材に生ずる圧縮応力
ひcは、りc』Ecz=2000×0.00075=1
.5(k9/柵)すなわちこの圧縮応力。
000k9/柵とすれば、グラウト材に生ずる圧縮応力
ひcは、りc』Ecz=2000×0.00075=1
.5(k9/柵)すなわちこの圧縮応力。
cは150k9/係程度となる。これはグラウト材の強
度をある程度以上に管理すれば許容し得る値である。こ
のようにしてグラウト材3にプレストレスを付与すると
、斜張橋等の完成後にケーブルに活荷重が作用しても、
グラウト材3においてはプレストレスによって活荷重分
が吸収され、引張り応力が生じず、もってクラックは発
生しないことになる。
度をある程度以上に管理すれば許容し得る値である。こ
のようにしてグラウト材3にプレストレスを付与すると
、斜張橋等の完成後にケーブルに活荷重が作用しても、
グラウト材3においてはプレストレスによって活荷重分
が吸収され、引張り応力が生じず、もってクラックは発
生しないことになる。
以上のように、本発明の防食被覆ケーブルは、吊構造物
の死荷重に加えて活荷重に相当する荷重によりグラウト
材にプレストレスを付与しているため、吊構造物完成後
にケーブルに活荷重が作用しても、グラウト材に引張り
応力が生じず、これによってクラックの発生を防止する
ことができ、被覆パイプの破損等があった場合でも上記
グラウト材により水の浸入を防止してケーブル本体の腐
食を防ぐという二重の防食効果を良好に維持し得、ケー
ブルの耐用寿命を格段に増長することができる等のすぐ
れた効果を奏するものである。
の死荷重に加えて活荷重に相当する荷重によりグラウト
材にプレストレスを付与しているため、吊構造物完成後
にケーブルに活荷重が作用しても、グラウト材に引張り
応力が生じず、これによってクラックの発生を防止する
ことができ、被覆パイプの破損等があった場合でも上記
グラウト材により水の浸入を防止してケーブル本体の腐
食を防ぐという二重の防食効果を良好に維持し得、ケー
ブルの耐用寿命を格段に増長することができる等のすぐ
れた効果を奏するものである。
第1図は吊構造物の一例として示す斜張橋の概略側面図
、第2図は本発明に係る防食被覆ケーブルの部分断面図
、第3図はプレストレスを付与するための荷重付加手段
の別の例を示す斜張橋の概略側面図である。 A・・・・・・ケーブル、1…・・・ケーブル本体、2
・・・・・・パイプ、3……グラウト材。 第1図 第2図 第3図
、第2図は本発明に係る防食被覆ケーブルの部分断面図
、第3図はプレストレスを付与するための荷重付加手段
の別の例を示す斜張橋の概略側面図である。 A・・・・・・ケーブル、1…・・・ケーブル本体、2
・・・・・・パイプ、3……グラウト材。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 吊構造物構成用のケーブルであつて、ケーブル本体
に該本体の外径よりも大きい内径寸法をもつたパイプを
被せ、この両者間の空隙に時間硬化性のグラウト材を注
入充填してなる防食被覆ケーブルにおいて、グラウト材
に、吊構造物の死荷重に加えて活荷重に相当する荷重に
よるプレストレスを付与したことを特徴とする防食被覆
ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13663780A JPS605718B2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 防食被覆ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13663780A JPS605718B2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 防食被覆ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5761787A JPS5761787A (en) | 1982-04-14 |
| JPS605718B2 true JPS605718B2 (ja) | 1985-02-13 |
Family
ID=15179958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13663780A Expired JPS605718B2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 | 防食被覆ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605718B2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP13663780A patent/JPS605718B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5761787A (en) | 1982-04-14 |
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