JPS6059165B2 - 水硫化アルカリ溶液中の金属硫化物の除去方法 - Google Patents
水硫化アルカリ溶液中の金属硫化物の除去方法Info
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- JPS6059165B2 JPS6059165B2 JP5113082A JP5113082A JPS6059165B2 JP S6059165 B2 JPS6059165 B2 JP S6059165B2 JP 5113082 A JP5113082 A JP 5113082A JP 5113082 A JP5113082 A JP 5113082A JP S6059165 B2 JPS6059165 B2 JP S6059165B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B17/00—Sulfur; Compounds thereof
- C01B17/22—Alkali metal sulfides or polysulfides
- C01B17/36—Purification
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化学工場などから回収されるアルカリ硫化物(
主として水硫化ソーダ)溶液中に共存する微細金属硫化
物と有機物とを効率よく分離する方法に関するものであ
る。
主として水硫化ソーダ)溶液中に共存する微細金属硫化
物と有機物とを効率よく分離する方法に関するものであ
る。
水硫化アルカリ液は石油精製、石油化学、石炭化学、セ
ロハンレーヨン、スフなどの化学工場から排出される廃
ソーダ液から、またH2S含有ガスから、更にまた、廃
ソーダ液とH2S含有ガスなどから、水硫化アルカリ液
の回収がなされている。
ロハンレーヨン、スフなどの化学工場から排出される廃
ソーダ液から、またH2S含有ガスから、更にまた、廃
ソーダ液とH2S含有ガスなどから、水硫化アルカリ液
の回収がなされている。
しかしこの回収水硫化アルカリ液中には廃ソーダ液、ル
sガス、ラインなどからの硫化鉄を主体とした微細の金
属硫化物(以下「微細硫化物」という)が混入している
。又、廃ソーダ液にはフェノール類、チオフェノール類
、メルカプタン類、低重合物などの有機物(以下「有機
物」という)が溶存しており、これらの有機物は廃ソー
ダ液とH、Sとの反応で水硫化アルカリにすることによ
つて水硫化アルカリ液から比重差によつて分離除去する
ことができる(特許第401527号、第800401
号参照)ものの、水硫化アルカリ液中に微量混入するこ
とはさけられない。
sガス、ラインなどからの硫化鉄を主体とした微細の金
属硫化物(以下「微細硫化物」という)が混入している
。又、廃ソーダ液にはフェノール類、チオフェノール類
、メルカプタン類、低重合物などの有機物(以下「有機
物」という)が溶存しており、これらの有機物は廃ソー
ダ液とH、Sとの反応で水硫化アルカリにすることによ
つて水硫化アルカリ液から比重差によつて分離除去する
ことができる(特許第401527号、第800401
号参照)ものの、水硫化アルカリ液中に微量混入するこ
とはさけられない。
この微量混入している有機物は前述の微細硫化物に付着
し、沈降の悪い浮遊状態を形成している。このような微
細硫化物や有機物を含有した水硫化アルカリ液からこれ
らを分離除去しようとすると微粒子のろ過リーク、有機
物によるろ退園の目詰り等が著しく濾過助剤の増加、さ
らには濾過の長期化がよぎなくされる。
し、沈降の悪い浮遊状態を形成している。このような微
細硫化物や有機物を含有した水硫化アルカリ液からこれ
らを分離除去しようとすると微粒子のろ過リーク、有機
物によるろ退園の目詰り等が著しく濾過助剤の増加、さ
らには濾過の長期化がよぎなくされる。
又、微細硫化物をあらかじめ沈降させてから分離する手
法を用いると微細硫化物の沈降には通常15〜3時間を
要し、場合によつては2日以上を要することもあり、さ
らに一部の有機物が付着したものについては完全な沈降
はのぞめない状態となり、目詰り問題は解決されない。
法を用いると微細硫化物の沈降には通常15〜3時間を
要し、場合によつては2日以上を要することもあり、さ
らに一部の有機物が付着したものについては完全な沈降
はのぞめない状態となり、目詰り問題は解決されない。
このように水硫化アルカリ液から微細硫化物、・有機物
などの分離除去が著しく困難かつ長時間を要することは
、この濾過操作が水硫化アルカリ液の連続濃縮操作の前
処理工程であるためろ過遅延により濃縮工程への供給を
減少させるか一時停止をもよぎなくされる。したがつて
このような場合・作業性の低下はもちろん、設備投資の
上昇にもなるため、関係者はその対策に苦慮しており、
容易かつ迅速な分離方法が切望されている。そこで本発
明者らは微細硫化物、有機物などを含有する水硫化アル
カリ液からこれらの分離を迅速かつ容易にするため種々
実験を試みた。
などの分離除去が著しく困難かつ長時間を要することは
、この濾過操作が水硫化アルカリ液の連続濃縮操作の前
処理工程であるためろ過遅延により濃縮工程への供給を
減少させるか一時停止をもよぎなくされる。したがつて
このような場合・作業性の低下はもちろん、設備投資の
上昇にもなるため、関係者はその対策に苦慮しており、
容易かつ迅速な分離方法が切望されている。そこで本発
明者らは微細硫化物、有機物などを含有する水硫化アル
カリ液からこれらの分離を迅速かつ容易にするため種々
実験を試みた。
無機系のフロック剤はそれら自体が酸性液であるが又は
溶解して酸性になるためアルカリ性の水硫化アルカリ液
に対して不都合であつたので有機系フロック剤で一般に
無機懸濁物を含むアルカリ液に用いられるアニオン性フ
ロック剤での検討を進めた。
溶解して酸性になるためアルカリ性の水硫化アルカリ液
に対して不都合であつたので有機系フロック剤で一般に
無機懸濁物を含むアルカリ液に用いられるアニオン性フ
ロック剤での検討を進めた。
中でも比較的強アルカリ液に有効であるとされているア
ニオン性フロック剤について検討をしたのであるがその
使用PH領域がフロック剤の使用PH領域限度外となる
ため、長時間あるいは加温状態ではフロック剤のアルカ
リによる変質作用が認められた。
ニオン性フロック剤について検討をしたのであるがその
使用PH領域がフロック剤の使用PH領域限度外となる
ため、長時間あるいは加温状態ではフロック剤のアルカ
リによる変質作用が認められた。
とはいえ本発明者らはこの実験においてフロック剤の分
子量が大きいものは凝集沈降が早くかつ一度凝集したフ
ロン″クは容易に分散状態にならないという現象を知見
した。
子量が大きいものは凝集沈降が早くかつ一度凝集したフ
ロン″クは容易に分散状態にならないという現象を知見
した。
そこで本発明者らは分子量の大きいフロック剤を用いる
ことによつて凝集沈降を早急に行うときにはフロック剤
のアルカリによる影響が抑制できるものと思考して次の
実験を進めた。
ことによつて凝集沈降を早急に行うときにはフロック剤
のアルカリによる影響が抑制できるものと思考して次の
実験を進めた。
すなわち使用フロック剤としてポリアルカリアミドの分
子量約50万、100万、200万、500万のアニオ
ン性のものを用いて水硫化ソーダ液中の微細硫化物の沈
降伏況についてその添加量を変化させて、それぞれの沈
降時間を調べ表1に示すような結果をえた。
子量約50万、100万、200万、500万のアニオ
ン性のものを用いて水硫化ソーダ液中の微細硫化物の沈
降伏況についてその添加量を変化させて、それぞれの沈
降時間を調べ表1に示すような結果をえた。
この実験で分子量の大小が予想以上沈降時間に影響をあ
たえることを確認することができた。
たえることを確認することができた。
このとき分子量50万のものは水硫化ソーダ液中に濁り
(微細硫化物の浮遊物)が認められたが100万以上の
ものはすべてこの現象は認められなかつた。この実験結
果は注目すべき効果的な現象である。この濁り現象はフ
ロック剤がアルカリによつて分解又は変質などなんらか
の影響を受けフロック効果に影響をあたえたためと推考
される。
(微細硫化物の浮遊物)が認められたが100万以上の
ものはすべてこの現象は認められなかつた。この実験結
果は注目すべき効果的な現象である。この濁り現象はフ
ロック剤がアルカリによつて分解又は変質などなんらか
の影響を受けフロック効果に影響をあたえたためと推考
される。
そこで本発明者らはアルカリによるフロック剤への影響
について下記の実験を重ねた。塩化鉄溶液を添加したN
aOH液(約30%)にH2Sを吸収させてNaOH分
のスペント率、すなわ・ち消費率、(NaOH分がH2
Sによつて消費され完全にNaOHになつたときのスペ
ント率が100%、例;NaOH分の全部がNa2Oに
よつてときのスペント率は50%)が85〜95%のN
aSH液各々を100m1の比色管にとりこれらにフロ
ック剤として分子量がおよそ50万、100万、200
万、50073のアニオン性ポリアルカリアミド各々0
.1%液500ppm相当つつを添加、攪拌し12紛静
置後上澄液の状況を調べ表2に示すような結果を得た。
について下記の実験を重ねた。塩化鉄溶液を添加したN
aOH液(約30%)にH2Sを吸収させてNaOH分
のスペント率、すなわ・ち消費率、(NaOH分がH2
Sによつて消費され完全にNaOHになつたときのスペ
ント率が100%、例;NaOH分の全部がNa2Oに
よつてときのスペント率は50%)が85〜95%のN
aSH液各々を100m1の比色管にとりこれらにフロ
ック剤として分子量がおよそ50万、100万、200
万、50073のアニオン性ポリアルカリアミド各々0
.1%液500ppm相当つつを添加、攪拌し12紛静
置後上澄液の状況を調べ表2に示すような結果を得た。
分子量約50防、200万のものはスペント率90.1
%以上、100万のものでは92.7%以上、又50万
のものでは9.5%以上から濁りを生じないことを確認
した。
%以上、100万のものでは92.7%以上、又50万
のものでは9.5%以上から濁りを生じないことを確認
した。
スペント率の向上はアルカリ度の低下を意味するとはい
え、それ以外にはHS−イオン濃度が増加する結果とし
てPHl3以上の領域においても効果的にフロック剤作
用が認められることはアルカリ度以外に何らかの要因が
作用したものと思われる。このことはフロック剤の分子
量500万、200万のものの使用で濁りが認められな
いNaSH液のスペント率は90.1%であり、本発明
者らが先に開発した回収NaSH液の反応工程において
有機物がNaSH液と分離するスペント率90%と偶然
にも一致しており、(前記特許第800401号参照)
この付近のスペント率になると何らかの要因によつてフ
ロック化作用や促進されるものと考えられる。このよう
にフロック剤のアルカリによる影響と思われる濁りが生
じなくなるスペント率と有機物が水硫化アルカリ液より
分離するスペント率が一致することはスペント率を向上
させることによつて水硫化アルカリ液から有機物の分離
をよくし、かつ水硫化アルカリ液への混入を減少させ、
さらにフロック剤の使用に好ましい条件を与えるものと
考えられる。したがつて使用フロック剤の重合度は水硫
化アルカリ液のスペント率と不可分の関係にありスペン
ト率が高い溶液ほど低分子量のフロック剤が使用可能に
なることを意味する。
え、それ以外にはHS−イオン濃度が増加する結果とし
てPHl3以上の領域においても効果的にフロック剤作
用が認められることはアルカリ度以外に何らかの要因が
作用したものと思われる。このことはフロック剤の分子
量500万、200万のものの使用で濁りが認められな
いNaSH液のスペント率は90.1%であり、本発明
者らが先に開発した回収NaSH液の反応工程において
有機物がNaSH液と分離するスペント率90%と偶然
にも一致しており、(前記特許第800401号参照)
この付近のスペント率になると何らかの要因によつてフ
ロック化作用や促進されるものと考えられる。このよう
にフロック剤のアルカリによる影響と思われる濁りが生
じなくなるスペント率と有機物が水硫化アルカリ液より
分離するスペント率が一致することはスペント率を向上
させることによつて水硫化アルカリ液から有機物の分離
をよくし、かつ水硫化アルカリ液への混入を減少させ、
さらにフロック剤の使用に好ましい条件を与えるものと
考えられる。したがつて使用フロック剤の重合度は水硫
化アルカリ液のスペント率と不可分の関係にありスペン
ト率が高い溶液ほど低分子量のフロック剤が使用可能に
なることを意味する。
しかし最も好ましいフロック剤(アニオン性ポリアルカ
リアミド)の使用条件としては分子量200万以上のも
のをスペント率90.1%以上の水硫化アルカリに使用
することがふさわしい。これらの実験から、本発明は石
油精製、石油化学、石炭化学、セロハン、レーヨン、ス
フなどの化学工場から排出される廃ソーダ液から、また
、H2S含有ガスから、更にまた廃ソーダ液とH2S含
有ガスなどから回収される水硫化アルカリ液中に混入し
ている微細硫化物、有機物を分離除去するにあたり、こ
れらの沈降を促進させるためのフロック剤として分子量
約200万以上のアニオン性ポリアルカリアミドの適量
を、スペント率90.1%以上で回収された水硫化アル
カリ液に、またスペント率がそれ以下のものは更にH2
Sを反応させて90.1%のスペント率にしてから添加
し、攪拌後、静置するか又は沈降を妨げない程度の弱い
攪拌を行うことによつて生成フロックを凝集沈降させて
分離することを特徴とする回収水硫化アルカリ液から微
細硫化物、有機物を除去する方法といえる。
リアミド)の使用条件としては分子量200万以上のも
のをスペント率90.1%以上の水硫化アルカリに使用
することがふさわしい。これらの実験から、本発明は石
油精製、石油化学、石炭化学、セロハン、レーヨン、ス
フなどの化学工場から排出される廃ソーダ液から、また
、H2S含有ガスから、更にまた廃ソーダ液とH2S含
有ガスなどから回収される水硫化アルカリ液中に混入し
ている微細硫化物、有機物を分離除去するにあたり、こ
れらの沈降を促進させるためのフロック剤として分子量
約200万以上のアニオン性ポリアルカリアミドの適量
を、スペント率90.1%以上で回収された水硫化アル
カリ液に、またスペント率がそれ以下のものは更にH2
Sを反応させて90.1%のスペント率にしてから添加
し、攪拌後、静置するか又は沈降を妨げない程度の弱い
攪拌を行うことによつて生成フロックを凝集沈降させて
分離することを特徴とする回収水硫化アルカリ液から微
細硫化物、有機物を除去する方法といえる。
次に本発明を実施例で具体的に説明する。
実施例1
表3に示すような石油精製から排出される廃ソーダ液と
H2S含有ガスとから回収したNaSH液各々100m
1を目盛付100mt比色管にとり、これにフロック剤
として市販の分子量約S).00万のアニオン性ポリア
ルカリアミド〔住友化学工業(株)製スミフロックFA
−50F′A−7賄効PH領域前者PH6〜9後者PH
8〜11〕の0.1%液をそれぞれ500ppm相当添
加し、倒立攪拌10回を行い、つづいて静置によつて生
成フロックを凝集沈降させ、同一試料であらかじめ同様
の方法によつて沈降させて沈殿量がほとんどかわらなく
なつた量の5m1になるまでの沈降時間を計つたところ
、スミフロツクFA−50では1紛、スミフロツクFA
−70では18.2分て両者ほとんどかわらなかつた。
H2S含有ガスとから回収したNaSH液各々100m
1を目盛付100mt比色管にとり、これにフロック剤
として市販の分子量約S).00万のアニオン性ポリア
ルカリアミド〔住友化学工業(株)製スミフロックFA
−50F′A−7賄効PH領域前者PH6〜9後者PH
8〜11〕の0.1%液をそれぞれ500ppm相当添
加し、倒立攪拌10回を行い、つづいて静置によつて生
成フロックを凝集沈降させ、同一試料であらかじめ同様
の方法によつて沈降させて沈殿量がほとんどかわらなく
なつた量の5m1になるまでの沈降時間を計つたところ
、スミフロツクFA−50では1紛、スミフロツクFA
−70では18.2分て両者ほとんどかわらなかつた。
このときどちらも上澄液に濁りは認められなり)?4→
比較例1 −″−フロック剤を添加しないで実施例1
と同様の操作方法によつて沈降時間を調べた。
比較例1 −″−フロック剤を添加しないで実施例1
と同様の操作方法によつて沈降時間を調べた。
静置3時間後も沈降分離はほとんどされていなかつた。
実施例1と比較例1との結果を比較すると明らかなよつ
にフロック剤使用効果は顕著であつた。
実施例1と比較例1との結果を比較すると明らかなよつ
にフロック剤使用効果は顕著であつた。
実施例2内径約70順のガラス・ブフナーロート、酒紙
陥.2を用い沖液がメスシリンダー内に入るようにした
酒過鐘に水柱150T!Rfnの真空をかけて、実施例
1と同様にして静置40分後の上澄液、比較例1と同様
にして静置田時間後の上澄液、各々90m1を沖過した
ところ、その)ろ過速度はそれぞれ86.4m1/分、
75.4m1/分であつた。
陥.2を用い沖液がメスシリンダー内に入るようにした
酒過鐘に水柱150T!Rfnの真空をかけて、実施例
1と同様にして静置40分後の上澄液、比較例1と同様
にして静置田時間後の上澄液、各々90m1を沖過した
ところ、その)ろ過速度はそれぞれ86.4m1/分、
75.4m1/分であつた。
フロック剤を添加したとき添加しないものより11m1
/分も早く枦過ができることは微細硫化物の沈降を妨げ
かつ沖過面の目詰りの起因となる有機物にもフロック剤
が作用して好結果をもたらしたためといえる。
/分も早く枦過ができることは微細硫化物の沈降を妨げ
かつ沖過面の目詰りの起因となる有機物にもフロック剤
が作用して好結果をもたらしたためといえる。
これら実施例は本発明を具体的に説明するための一例に
すぎず本発明の技術思想は限度内で多くの変更、改良の
要素を含んていることは勿論であり、本発明の技術的範
囲を拘束するものではない。
すぎず本発明の技術思想は限度内で多くの変更、改良の
要素を含んていることは勿論であり、本発明の技術的範
囲を拘束するものではない。
以上説明したように本発明によると分子量500万以上
のアニオン性ポリアルカリアミドの適量を石油精製、石
油化学、石炭化学、セロハン、レーヨン、スフなどの化
学工場から回収される微細硫化物、有機物などを含有し
たスペント率90.1%以上の水硫化アルカリ液に添加
攪拌して、生成フロックを沈降させることによつて上澄
液の)ろ過を容易にするとともにフロック自体のろ過時
間をも大巾に短縮することができ、結果として作業性、
経済性を著しく向上させることができるため、その効果
は多大である。
のアニオン性ポリアルカリアミドの適量を石油精製、石
油化学、石炭化学、セロハン、レーヨン、スフなどの化
学工場から回収される微細硫化物、有機物などを含有し
たスペント率90.1%以上の水硫化アルカリ液に添加
攪拌して、生成フロックを沈降させることによつて上澄
液の)ろ過を容易にするとともにフロック自体のろ過時
間をも大巾に短縮することができ、結果として作業性、
経済性を著しく向上させることができるため、その効果
は多大である。
Claims (1)
- 1 水硫化アルカリ溶液中に共存する硫化鉄を主体とす
る金属硫化物と有機物の微細沈殿を除去するにあたり、
沈殿促進フロック剤として分子量が200万以上のアニ
オン性ポリアクリルアミドを、アルカリ分のスペント率
を90.1%以上にした水硫化アルカリ溶液に添加し、
攪拌後生成フロックを凝集沈降させることを特徴とする
水硫化アルカリ溶液に共存する金属硫化物の微細沈殿を
除去分離する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113082A JPS6059165B2 (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 水硫化アルカリ溶液中の金属硫化物の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113082A JPS6059165B2 (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 水硫化アルカリ溶液中の金属硫化物の除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58172204A JPS58172204A (ja) | 1983-10-11 |
| JPS6059165B2 true JPS6059165B2 (ja) | 1985-12-24 |
Family
ID=12878225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5113082A Expired JPS6059165B2 (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 水硫化アルカリ溶液中の金属硫化物の除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6059165B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108002351A (zh) * | 2016-10-31 | 2018-05-08 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种工业品硫化钠精制的方法 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5113082A patent/JPS6059165B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58172204A (ja) | 1983-10-11 |
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