JPS606323B2 - 植物を保護する方法 - Google Patents

植物を保護する方法

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JPS606323B2
JPS606323B2 JP53159199A JP15919978A JPS606323B2 JP S606323 B2 JPS606323 B2 JP S606323B2 JP 53159199 A JP53159199 A JP 53159199A JP 15919978 A JP15919978 A JP 15919978A JP S606323 B2 JPS606323 B2 JP S606323B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、植物の表面に天然に存在するものと実質上同
数の炭素原子を有するブロック状パラフィンフィルムの
水中油状形ェマルジョンを適用することにより例えば胞
子、バクテリア等の空気伝染性保菌体に基づく病気より
植物を保護することに関する。
多くの植物の天然に存するパラフィン層は、概して蒸散
作用および微生物、胞子等による作用を防止するには不
充分である。
蒸散作用および微生物による作用を防止する目的でパラ
フィンフィルムを植物に適用することは−対支に知られ
ている。
上記のフィルムは、使用するパラフィンが植物舞性を有
するか、あるいは、植物表面に天然に存在するパラフィ
ンの不適合であることのために充分満足すべきものでは
なかった。
さらに、上記のパラフィンは、ェマルジョンとして植物
の表面に適用され、使用する乳化剤のために得られたパ
ラフィンフィルムが植物表面上の天然パラフィンフィル
ムと不適合となることが多かった。上記の技術分野にお
ける顕著な進歩につき出願人による特関昭47一190
24号公報において開示し濠影霧鰐署髪鰭鯛菱榛滋箸す
るパラフィンのェマルジョンを利用し、脂肪酸乳化剤を
使用した。
しかしながら、格闘昭47−19024号公報における
ェマルジョンの製造方法のために、ェマルジョン中のコ
ロイド粒子の大きさは、5乃至10ミクロンであった。
すなわち、侍関昭47−19024号公報におけるェマ
ルジョンをバッチ法により製造した。このバッチ法は、
パラフィンおよび脂肪酸石けん乳化剤を燭拝しながら約
90乃至10000に加熱して溶液とする方法である。
熱ェマルジョンを例えば冷却溶中で冷却させる時、パラ
フィンのコロイド粒子は、容器壁上に結晶化する効果が
あったが容器の中心部では、溶液のま)であった。バッ
チを蝿拝しているので、結晶化したパラフィンは、溶液
中で再度溶解し、ついで再結晶する傾向があった。全バ
ッチが冷却されて約40午0になった時、パラフィン粒
子は結晶化し、5ミクロン以上例えば10ミクロンまで
の粒度で安定化した。このように大きな粒径を有する粒
子を含有するェマルジョンは、例えば20ぴ音(20帆
)の稀釈度まで水で稀釈した場合、その効率を保持でき
ないので経済的ではない。
したがって本発明の目的は、水による高稀釈度において
、有効であるパラフィンェマルジョンを使用することに
よる植物の空気伝染性病気の防止方法を提供することで
ある。
本発明の目的は、また、上記の方法に使用するェマルジ
ョンを製造することである。
本発明の目的は、さらに植物毒性がないこと、および植
物表面におけるコーティングの滞留期間が長いことの点
で処理植物に適合するパラフィンコーティングを提供す
ることである。
本発明の目的は、また、さらに噸乳類に対する蔓性の低
いコーティングを提供することである。
上記ならびにその他の目的は、本発明により達成するこ
とができる。すなわち、本発明においては、処理植物の
表面に天然に存在するパラフィンと略同数の炭素原子を
有する硬質パラフィンの水中油滴形ェマルジョンを適用
することにより耐胞子保護層が植物の表面に形成される
。このェマルジョンは、1乃至5ミクロンのェマルジョ
ン粒径を生ずるような条件下にパラフィンを炭素数12
個乃至1乳固の脂肪酸石けんで乳化することにより製造
される。そのェマルジョンを水で適当に稀釈(例えば2
0針音)し、保護されるべき植物に散布し、このェマル
ジョンより水分を蒸発させた後、厚さ約0.8乃至1ミ
クロンの極めて執着性の強いパラフィンフィルムが植物
の表面に形成される。
このようなフィルムは、空気伝染性の病気に対する保護
効果が優れている。したがって、各種の微生物の空気伝
染性胞子は、植物に付着する代りにこのパラフィンフィ
ルムに付着し、この胞子による発芽管(繋rminat
ingtuはs)の植物例えば植物の葉の気孔への挿入
は、物理的に不可能である。
このようにして、これら胞子の繁殖は抑制される。2の
固乃至3劫固の炭素原子を有するパラフィン、すなわち
、C2虹42乃至C$日72から選ばれたパラフィンに
より本発明の上記の目的は達成されるけれども、多くの
植物の表面に存在する天然のパラフィンに類似するため
にC2虹42乃至C2虹52で36800乃至74.7
q0の融点を有するパラフィンが好ましい。
nーパラフィンが植物の表面に天然に存在する主異性体
であるので上記のパラフィンは、少くとも80%がn−
パラフィンであることが好ましい。
パラフィンの炭素鎖が2M固以下の炭素原子を含するよ
うなパラフィンは、溶融し、油状となって植物の気孔を
閉塞することになるため好ましくない。このことは、ま
た病変をもたらすことになる。パラフィンが植物の表面
に天然に存在するパラフィンのそれよりも長い炭素鎖を
有する場合には、上記のような病変は、勿論形成されな
い。
しかしながら、炭素鎖が長すぎると、付着、適合性およ
びェマルジョンの安定性の問題が生じてくる。したがっ
て、天然に存在するパラフィンの融点より10午○以上
高くない融点を有するパラフィンを使用するのが望まし
い。乳化剤として、飽和もしくは不飽和C,2〜C,8
9旨肪酸石けんが使用される。
オレィン酸、ステアリン酸およびこれらの酸と混合した
他の脂肪酸が、脂肪酸として好ましく、これらの脂肪酸
はアルカリもしくはアルカリ士類金属水酸化物もしくは
炭酸塩好ましくはアルカリ金属炭酸塩でケン化される。
安定、かつ、有効なェマルジョンを得るために、パラフ
ィンおよび脂肪酸を一緒に溶融し、例えば80午0以上
、高速度櫨梓下L上記の融成物にアルカリ性物質の水溶
液を加え、ェマルジョンが冷Z却されて約60℃になる
まで高速魔拝を継続するのが好ましい。次いでできるだ
けゆっくりと縄梓を行なう。ェマルジョン濃度(emu
lsionconcentratjon)約30%のも
のが、最も流動性に富み、かつ、有効Zである。
40%ェマルジョン以上の高濃度のものは、流動性がな
くなるため望ましくない。
勿論安定性および流動性は、パラフィン乳化剤、乳化時
のような諸条件等とともに変化することができる。
2ェマルジョンは、使
用する前に水で稀釈される。さらに、ェマルジョンは、
水で20ぴ部こ稀釈した場合でもその効率を保持するこ
とができるため、ヲE常に経済的である。
2製造時の水中油滴形パラフィンェマルジョン
は、粒径が1乃至5ミクロンで、その表面張力が、水に
よる5び音の稀釈度で約36ダインノセンチメートル、
水による100倍の稀釈度で約37ダイン/センチメー
トルおよび水による200倍の稀釈3度で約43ダイン
ノセンチメートルである。広範囲の植物を本発明により
適当に処理することができ、処理できる植物としては、
例えばトマト、キウリおよびなすのような野菜、キクお
よびカーネーションのような顕花植物、リンゴ、ナシ3
およびブドウのような落葉果樹がある。茶、稲およびそ
の他多くのものも本発明により充分処理することができ
る。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、こ
れらの実施例は、本発明を限定するもの4ではない。
比較例 下記のェマルジョンを特開昭47−19024号公報の
開示内容に従って製造した。
パーセントはすべて重量単位による。ステアリン酸、オ
レィン酸およびパラフィンを約90乃至10ぴ0で溶融
し、90乃至100午0で炭酸カリウムの水溶液を加え
て水67.8%、炭酸カリウム1.2%、パラフィン2
5%、ステアリン酸5%およびオレィン酸1%を含有す
る溶液をつくった。
この溶液を見掛け容積が膨脹して最初の容積の約2倍に
なるまで回転速度1500乃至360仇.p.m.のミ
キサー中、90乃至100午0の温度で1C分以上擬拝
した。このよく蝿拝した溶液をさらに糟拝しながら冷却
して25q0にした。この方法により得られたパラフィ
ンェマルジョンは、その特性ェマルジョン粒径が5乃至
10ミクロンであり、その表面張力が水による5針音の
稀釈度で38ダインノセンチメートル、low音の稀釈
度で45ダインノセンチメートル、および20“苦の稀
釈度で47ダインノセンチメートルであった。
しかしながら、上記の利点にも拘らず、効率を保持しつ
つ、このェマルジョンを稀釈できる最大稀釈度は、約5
0乃至10針音の範囲にあり、経済的ではない。実施例
1 パラフィン30%、オレィン酸5%、炭酸カリウム1%
および水64%の混合物を回転速度600比.p.m.
乃至800び.p.m.の高速ミキサーを使用して、2
ぴ分以上8び0で加熱した。
混合物の温度が約60℃になったときミキサーの回転速
度を最低速度まで低下させ、温度が約3ぴ0乃至40q
oになったとき擬伴を停止した。この改良法によって製
造したパラフィンェマルジョンの粒径は小さくせいぜい
1乃至5ミクロンであった。ェマルジョンの表面張力も
改良され、例えば、それぞれ、5の音の稀釈度で36ダ
インノセンチメートル、10ぴ音の稀釈度で37ダイン
ノセンチメートルおよび200倍の稀釈度で43ダイン
/センチメートルであった。
こ)で得たェマルジョンにおいては、ェマルジョン中の
パラフィンの含有量が、特閥昭47−19024号公報
に比較して僅か5%増加したに過ぎないが、水による2
0M音の稀釈度においても効率は低下しなかった。実施
例 2 実施例1と同様の方法で製造した粒子釜3rのパラフィ
ンェマルジョンと、特関昭47一19024号公報記載
の方法で製造した粒子径10〃のパラフィンェマルジョ
ンを水稲の葉に散布し、乾燥後、形成したパラフィン被
膜を査走型電子顕微鏡で撮影した写真を第1図および第
2図に示す。
散布液はパラフィン30%を含有するェマルジョンを1
00倍に水で稀釈したものを用い、粒子径3仏のパラフ
ィンェマルジョンについては、散布後2日のものを第1
図aに、散布後22日のものを第1図bに、500坊吾
の倍率で示した。一方粒子径10仏のパラフィンェマル
ジョンについては散布後2日のものを300の音の倍率
で第2図に示した。両図から明らかなように、本発明の
パラフィンェマルジョンを用いた第1図の場合には、膜
が均**一に拡がって植物のクチクラ層(写真の黒い部
分に見える白い絹状部がクチクラ層のパラフィン成分で
ある)はあまり見えず、またこの状態は散布後22日で
も殆んど変化していないが、先行技術の第2図の場合に
は膜は均一でなく重なり合った状態でクチクラ層もかな
り露出している。
クチクラ層の露出部分には水滴が滞留し、病菌の発芽、
増殖を促進させる結果となる。
実施例 3 実施例2の粒子径3仏のパラフィンェマルジョンAと粒
子径10〃のパラフィンェマルジョンBについて、種々
の作物に対する病気の防除効果を示す。
■ タマネギのボトリチス属菌による葵枯病、軟腐病の
防除効果成績数値は2区3蓮制の平均値。
1区の面積は20〆試験区は9月22日播種、11月2
日定植、肥培管理は慣行法による。
成熟期(5月30日)に1試験区あたり3q珠を任意に
抽出し発病調査基準に従って節tひtis葉枯症発病程
度別葉数および枯死葉における菌核形成薬数を調査した
。欧腐病については試験区全株について発病株数を調査
した。■ ネギサピ病(Pucclnla alii)
邸絞め栗サピ病 サピ病 2区平均徹鰯 斑轍
斑轍 サビ織 (1区)(□区) ′賊数 A IOO倍 15 5 9.3発
B IOO倍 123 92 100%両試
験区ともペンレート200坊音を2回散布した。
播種は5月10日、定植は7月13日、追肥は7月22
日、8月26日、9月20日の3回行った。
サチビ病点数は5肌周囲で調査した。調査は10月30
日行った。■ プリンスメリンにおけるウドンコ病防除
効果薬剤散布時期、使用薬剤濃度および散布量は以下の
通りである。散布期日 混用薬済l格 濃度
散布量6月 8日 ダイフア− 600倍DDVP
looo倍 2002ノ10a6.24 同上
同上 3006.30 グコニール 50
0倍 3007. 6 メルクデランK 500
倍 4007.16 カラセン 1000倍
6007.20 同上 同上 800
7.27 同上 同上 800調査方法:
8月7日に1株当り1本の主枝を任意に選んで、それに
着生した葵の病害(主としてウドンコ病)の発生面績を
6段階に判定した。
1葉内の被害面積率 指 数0%
020
140 2
60 380
4100
5果実品質は開花後33〜3
6日で収獲し外観によって秀、優、良、格外の4等級に
選別し比率を算出すると共に果重および屈折計による糠
度を測定した。
病害発生度 葉の平均病害発生指数は次の通りでA区(
A散布域)は0.3%(被害面積約6%)に対し、B区
(B散布城)は2.2%(被害面積率44%)と顕著な
差が認められた。
果実品質は B区はA区に比べて病害が多発し、果実が
直射日光にさらされた結果外観が著しく劣り、秀、優、
果の比率が低く、反対に格外果の比率が高かった。果軍
および糠度もA区がB区よりもすぐれているように見受
けられるが統計的な有意差はなかった。果実品質に及ぼ
す影響 縦穿管雫憲轡薄溝 A I0 29 33 29 101 725
15.4B O 15 37 48 100 6
47 15.2以上本発明を実施例について説明したが
、本発明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精伸を逸脱しない範囲内で種々の改
変を施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明のェマルジョンを用いた場合の植
物表面の散布2日後a、22日後bの状態を示す、50
0併音の電子顕微鏡写真であり、第2図は比較例のェマ
ルジョンを散布したときの散布20日後の植物表面の状
態を示す300び音の電子顕微鏡写真である。 第2図 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 植物の表面に天然に存在するパラフインと実質上同
    数である20個乃至35個の炭素原子を有する硬質パラ
    フインの水中油滴形エマルジヨンを植物に適用すること
    からなり、該エマルジヨンは該硬質パラフイン、炭素数
    12個乃至18個の脂肪酸、アルカリ性物質および水を
    約80乃至85℃で混合して溶液とし、該溶液を該溶液
    が冷却されて60℃になるまで高速撹拌機により600
    0乃至8000r.p.mの回転速度で撹拌し、次いで
    生じたエマルジヨンが冷却されて35乃至40℃になる
    までゆっくり撹拌することによってつくられた粒径約1
    乃至5ミクロンのもので、また該エマルジヨンは水分の
    蒸発の後、植物の表面にパラフインのブロツク状フイル
    ムを沈着させるものであることを特徴とする空気伝染性
    保菌体に基づく病気より植物を保護する方法。 2 該エマルジヨンを植物に適用する前に50乃至20
    0倍に水で稀釈し、該50倍に稀釈したエマルジヨンの
    表面張力が36ダイン/センチメートルであり、該20
    0倍に稀釈したエマルジヨンの表面張力が43ダイン/
    センチメートルである特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3 パラフインが20個乃至25個の炭素原子を有し、
    かつ、36.8乃至74.7℃の温度で溶融するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 パラフインの少くとも80%がn−パラフインであ
    る特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 脂肪酸がステアリン酸またはオレイン酸である特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 6 アルカリ性物質がナトリウムもしくはカリウムの炭
    酸塩である特許請求の範囲1項記載の方法。 7 エマルジヨンを約200倍に稀釈して使用する特許
    請求の範囲第2項の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CH570975A5 (ja) * 1972-03-16 1975-12-31 Ciba Geigy Ag
JPS5040333A (ja) * 1973-08-08 1975-04-14

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