JPS606815Y2 - 自動露出制御可能な一眼レフレツクスカメラ - Google Patents

自動露出制御可能な一眼レフレツクスカメラ

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JPS606815Y2
JPS606815Y2 JP9770783U JP9770783U JPS606815Y2 JP S606815 Y2 JPS606815 Y2 JP S606815Y2 JP 9770783 U JP9770783 U JP 9770783U JP 9770783 U JP9770783 U JP 9770783U JP S606815 Y2 JPS606815 Y2 JP S606815Y2
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aperture
shutter
shutter speed
mirror
circuit
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JP9770783U
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宏 上田
明 吉崎
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ミノルタ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、可動ミラーを撮影位置に跳ね上げた後カメラ
本体内に設けた絞りプリセット部材の移動にもとづいて
絞りを開放状態から絞り込ませつつ、撮影レンズ及びそ
の絞り込まれつつある絞りを通過した被写体光を測光し
、その測光出力と設定シャッタ速度に対応する出力にも
とづいて、絞りが設定シャッタ速度に対する適正開口ま
で絞り込まれた時に電磁手段を作動させて前記絞りプリ
セット部材の移動を止め、それによって絞りを設定シャ
ッタ速度に対する適正開口に自動設定する一眼レフレッ
クスカメラに関する。
この種の一眼レフレックスカメラは、すでに例えば特開
昭48−392吋公報によって知られているが、その公
知のカメラでは、絞りは開放絞り値から最小絞り値の範
囲内で制御されるのに対し、シャッタは設定シャッタ速
度でしかも制御できないため、適正露出から得られる被
写体の輝度範囲が比較的制約される欠点がある。
例えば、開放絞り値がF:14、最小絞りがF:16の
交換レンズを用い、シャッタ速度をl/125秒に設定
したときは、Ev値8からEv値15の範囲でしか適正
露出が得られない。
一方、西独国特許出願公開第2133212号明細書に
は、可動ミラー跳ね上げ後、シャッタの先羽根上に配置
した測光素子で絞り込まれつつある絞りを通過した被写
体光を測定して上記と同様に絞りを決定し、決定された
絞りに対する測光出力を記憶した後、シャッタ先羽根を
走行させて露出を開始させると共にシャッタ速度制御回
路で記憶された測光出力にもとづいてシャッタ速度制御
を行なう自動露出制御自動露出カメラが提案されている
。
このカメラでは、絞りが最小絞り値に達しても適正露出
が得られない場合、上記のシャッタ速度制御によってシ
ャッタ速度が設定値よりも短かくなるように自動的に制
御され、適正露出を得られる被写体の輝度範囲が広げら
れる。
すなわち、このカメラは絞り口径とシャッタ速度の組合
せによるプログラム自動露出制御によって、特開昭48
−392峰のカメラの上述した欠点をすでに解決してい
るが、なお次の如き問題がある。
(イ)測光素子がシャッタ先羽根上に設けられているた
め、シャッタ速度制御に際しては測光出力を記憶してお
かねばならず、そのための記憶手段及び切換スイッチが
必要である。
(ロ) 上述のプログラム自動露出制御が行なわれるの
は、交換レンズの絞りプリセットリングをオートの位置
に設定したときだけであり、制御可能な絞り値範囲を使
用者がプリセットすることができないため、中間的な絞
り値で絞りの自動制御を規制して被写界深度の深さを制
限した影ができず、十分に上述のプログラム自動露出制
御の利点を活かすことができない。
(ハ)レリーズ操作により可動ミラーが撮影位置へ跳ね
上げられ、その跳ね上げが完了したタイミングで絞り込
みが開始されるが、逆にシャッタ後羽根の走行完了、つ
まり露出完了後の復帰動作においては、まず絞りが全開
位置へ復帰し、その完了後に可動ミラーがファインダー
観察位置へ復帰する。
このため、露出完了後の復帰動作に時間がかかり、例え
ば、ファインダーでの被写体の確認が遅れる、あるいは
、モータ駆動による連続撮影を行う場合に高速化の妨げ
となる等の問題が生じる。
本考案は、絞り制御によって適正露出が得られない場合
は、シャッタ速度を設定シャッタ速度から自動的に変化
させて、絞り口径とシャッタ速度の組み合わせによるプ
ログラム自動露出制御を可能とし、その際さらに制御可
能な最小絞り値を自由に選択可能にして、広い被写体の
輝度範囲にわたり、自由にプログラム線図を選択して適
正露出を得ることができると共に、上記(イ)、(ロ)
、(ハ)の欠点を解決した前記形式の一眼レフレックス
カメラを提供することを目的としている。
本考案の一眼レフレックスカメラにおいては、絞りプリ
セットリングの回動設定位置に応じて絞りをプリセット
可能な絞りプリセット装置を有する交換レンズが用いら
れ、測光回路は、その交換レンズの撮影レンズ及び絞り
を通過した後、シャッタ先幕で反射した被写体光及び感
光材料面で反射した被写体を測光可能に配置された測光
素子を有し、この測光素子の受光面照度に応じた出力を
発生するように構成されている。
ただし、その測光素子には、シャツタ釦の操作でミラー
駆動部材が可動ミラーをファインダー観察位置から撮影
位置へ退避させた後、前記シャッタ先幕で反射した被写
体光が入射し、その可動ミラーの撮影位置への移動完了
と同時に絞りプリセット部材が絞りを絞り込ませつつ移
動を開始する。
絞り制御回路は、前記測光回路の出力と設定シャッタ速
度に対応する出力にもとづいて、絞り込みにより絞りが
設定シャッタ速度に対する適正開口に達した時に電磁手
段を作動させて、前記絞りプリセット部材の移動を停止
させ、絞りを決定するように構成されており、絞りがプ
リセット絞り値まで絞り込まれる途中で適正開口が得ら
れないときは、前記電磁手段には作動せず、絞りは前記
絞りプリセット装置によりプリセット絞り値に決定され
る。
又、開放絞りが適正開口であるときは、絞り込み開始と
同時に前記電磁手段が作動し、絞りは開放値に決定され
る。
前記電磁手段、或いは前記プリセット装置による絞り決
定後、シャッタが可動手段によりレリーズされ、露出が
始まるが、シャッタ制御回路は、測光回路に対して絞り
制御回路と並列に接続されていて、その絞り決定後の前
記測光回路の出力に応じたシャッタ速度でシャッタの制
御を行なう。
このときのシャッタ速度は、実際に決定された絞り値で
適正露出が得られる値となるように制御され、したがっ
て、設定シャッタ速度に対する適正絞り開口が開放絞り
値からプリセット絞り値までの範囲で得られないときは
、シャッタ速度は設定シャッタ速度以外の適正シャッタ
速度に自動的に変更される。
なお、絞りを絞り込むための上述の絞りプリセット部材
の移動は上記可動手段に追動するように行なわれ、復帰
手段により上記ミラー駆動部材を復動させると、それに
よって可動手段も復動し、可動ミラーのファインダー観
察位置への復帰及び絞りの全開位置への復帰が同時に並
行して遠戚される。
図面の実施例について、本考案の構成をその作用と併せ
て詳述すると、第1図は、本考案に係る一実施例のカメ
ラの概略的構成を示す斜視図であって、鎖線で示すカメ
ラ本体1には、公知の絞りプリセット装置を備えた同様
に鎖線で示す交換レンズ2が着脱可能である。
この交換レンズの撮影レンズ3及び図面を簡単にするた
め2枚のみを図示した絞り5を通過した被写体光線は、
シャツタ釦12の押下げと連動して回動する可動ミラー
8が上記撮影光路と45°の角度で交叉するファインダ
ー観察位置から退避し、且つファインダー接眼部15よ
りカメラ内に入射する光線を遮断する撮影位置に移動す
ることによって、シャッタ先幕16より反射され、カメ
ラのミラーボックスの底面部又は側面部で、上記撮影光
線を妨げない位置に配設された測光素子10に入射する
。
この測光素子10は、例えばシリコンフォトダイオード
の如き光応答性の速いもので好適であって、この測光素
子10の出力を入力とする絞り制御回路は第2図に示さ
れている。
又、シャッタ先幕16の撮影レンズ3に和尚する面は、
感光材料すなわちフィルムの反射率に近似した反射率を
有する。
絞りプリセット部材7は、第1図において時計方向に回
動したチャージ位置にある。
可動ミラー8が上記シャツタ釦の圧下と関連して上昇回
動すると、この絞りプリセット部材7はそのチャージ位
置での係止が解除され、絞り連動ピン6を介して絞り5
をその開放位置より絞り込む習性を有する。
この絞り込み動作は、絞りプリセットリング4によりプ
リセットされた絞り値まで絞りが絞り込まれるまで、成
るいは、前記絞り制御回路の出力で動作する絞り用電磁
石20により絞りプリセット部材7が係止されるまで続
行されるようになっており、絞り開口が決定された後、
シャッタ先幕係止部材17によるシャッタ先幕16の係
止が解かれ、先幕16は走行して露光を開始する。
撮影レンズ3及び決定された絞り開口の絞り5を通過し
た被写体光線は、露光開始と共に、先幕16及び順次露
呈される感光材料において反射されて測光素子10に入
射するもので、その測光素子10の出力は第2図のシャ
ッタ制御回路の入力され、上記決定された絞り開口での
適正シャッタ速度がそのシャッタ制御回路により決定さ
れる。
上記決定された適正シャッタ速度、又はシャッタ速度ダ
イヤル13により設定されたシャッタ速度により露光時
間を経過すると、後幕係止解除用電磁石18が動作して
シャッタ後幕19が走行を開始し、露光を終了する。
第2図について絞り並びにシャッタ制御回路について詳
述すると、この回路は、電源21及びこれと直列接続さ
れ、レリーズ操作と関連して閉成される電源スィッチ2
2とより成る電源回路Bと、前記測光素子10を含む測
光演算回路りと、絞り用電磁石20、差動スイッチング
回路26及び電源回路Bと絞り用電磁石20との間に接
続された絞り保持スイッチ23とより成る絞り制御回路
Eと、シャッタ速度ダイヤル13により設定される可変
抵抗13aを含む手動設定回路Fと、シャッタ速度の自
動制御と手動設定とを切換える切換スイッチ80とシャ
ッタ用電磁石18とを含むシャッタ制御回路Gとより戒
る。
上記測光演算回路りは、測光素子10の両端間に電圧を
印加することなくその出力を増幅するオペレーションア
ンプ24と、測光素子10の出力を写真学的に演算処理
するためのダイオード25とを有していて、上記測光素
子10の受光面照度つまりそれに入射する被写体光の強
度の対数値に比例する電位差Xがオペレーションアンプ
24出力端に生じるように構成されている。
オペレーションアン24の出力端と電源回路Bとの間に
は、第1図に示したフィルム感度設定ダイヤル14によ
って抵抗値が定まる可変抵抗14aが定電流源を介して
接続されていて、この可変抵抗14aに生じる電位yと
上記電位Xとにより定まるp点のx+yの電位が測光演
算回路りの出力として生じ、これが絞り制御回路Eにお
ける差動スイッチング回路26に一方の入力として入力
される。
他方手動設定回路Fにおけるシャッタ速度ダイヤル13
により抵抗値が変わる可変抵抗13aは定電流源及びダ
イオードを介して電源回路Bに接続され、q点に電位差
2を生じ、これが上記差動スイッチング回路26に他方
の入力として入力される。
差動スイッチング回路26は、測光素子10の受光面照
度が絞りプリセット部材7による絞り5の絞り込み動作
によって次第に低下し、p点の電位が次第に下って、上
記電位x十y (p点の電位)と電位z (q点の電位
)との電位差が0となったとき、それまで該差動スイッ
チング回路26の出力により励起されていた絞り用電磁
石20を消磁する。
この絞り用電磁石20の消磁により、後述する如く絞り
込み動作中の絞りプリセット部材7が係止されて、その
動作を停止し、絞り5を適正な絞り開口に設定する。
シャッタ制御回路Gにおいては、上記切換スイッチ80
が手動側の接点Mに接続されているときは、前記シャッ
タ速度ダイヤル13の設定により決定される可変抵抗1
3aにより定まるq点の電位2が、また切換スイッチ8
0が自動側の接点Aに接続されているきは、決定された
絞り5の開口に依存する測光素子10の受光面照度を対
数圧縮した電位Xと、フィルム感度設定ダイヤル14の
設定により定まる可変抵抗14aに生じる電位yとから
なるp点の電位x+yが、それぞれトランジスタTrの
ベースに入力され、該ベース電圧の対数伸長値に比例す
る電流が、該トランジスタTrのコレクタとエミッタ間
を流れる。
そのコレクタに接続された時定数コンデンサCは、これ
と並列接続され、シャッタ先幕の起動と関連して開放さ
れるトリガースイッチ81の開放によってそのN流によ
り充電を開始する。
このコンデンサCの充電電位が一定レベルに達するとス
イッチング回路82の出力が低レベルから高レベルに反
転して、シャッタ用電磁石18をその励起状態から消磁
状態へと変化させる。
この電磁石18の状態変化により、後幕19のチャージ
位置での係止が解除されて後幕19が起動せしめられ、
露光が終了する。
第3図と第4図とは夫々ミラーボックスの側面と底面と
に配管される機構を、シャッタがチャージされ、レリー
ズ操作が行なわれる直前の状態で示すものである。
第1図に示すフィルム感度設定ダイヤル14を使用する
フィルムの感度に合わせ、且つ交換レンズ2における絞
りプリセットリング4を最小絞り開口にセットし、且つ
シャッタ速度ダイヤル13を所望のシャッタ速度に合わ
せて、シャツタ釦12を押し下げると、第3図において
軸27によりミラーボックス側壁に軸支され、バネ28
により時計方向回動習性が付与されるレリーズ29がそ
のシャツタ釦の押し下げに関連して反時計方向に回動さ
れ、そのレバー29の電気絶縁性のピン29aは、その
習性に抗し開放されていた電源スィッチ22を閉成させ
、絞り用電磁石20を励起させる。
次いでレリーズレバ−29の一端29bは、ミラー係止
レバー32のピン32aと係合し、ミラー係止レバー3
2をその軸30に対し、バネ31に抗して時計方向に回
動させ、ミラー駆動部材35の時計方向回動を許容する
。
上記ミラー駆動部材35によりミラーボックスに回動可
能に軸支され、バネ34により時計方向回動習性を与え
られており、その−腕に形成された半円部を有するピン
35aが上記ミラー係止レバー32と係合することによ
って、その習性方向への回動を阻止されているが、前記
した如くレリーズ操作にもとづくミラー係止レバー32
の時計方向回動により、ピン35aと係止レバー32の
係合が断たれると、上記バネ34により時計方向に回動
する。
このミラー駆動部材35の一腕には、軸8aによりミラ
ーボックスに対して回動可能に軸支されバネ8bにより
45°位置に向けて回動習性を有する可動ミラー8を把
持する把持部35bが形成されると共に、後述する復帰
レバー70と係合するべき35dが植設され、また細腕
には、ミラー駆動部材35の時計方向回動行程中におい
て、後述する駆動系の係止部材36の係合片36aと係
合してその係止を解除するピン35cが植設されている
。
それ故レリーズ操作によって電源スィッチ22が閉威し
、ミラー係止レバー32によるミラー駆動部材35の係
止が解かれると、ミラー駆動部材35は時計方向に回動
腰可動ミラー8を光軸に対し45°で交叉するファイン
ダー観察位置から水平な撮影位置へと回動すると共に、
この回動の終了直前にピン35cによって駆動系の係止
部材36による係止を解除する。
なお上記行程において一旦シャツタ釦12を圧下した後
、その圧下を止めてもミラー駆動部材35が時計方向に
回動した後はそのピン35aが、レリーズレバ−29の
腕29bと係合して、レリーズレバ−29を反時計方向
に回動した位置に保持するので、電源スィッチ22は閉
成状態を保つ。
駆動系は、ミラーボックスの側壁に固着された固定板3
7の案内孔37a、37bに摺動自在に嵌入された摺動
軸(可動部材)40を有し、該軸に植設された係止用ピ
ン40aは、軸38により固定板37に回動可能に軸支
され、バネ39により時計方向回動習性を有する前記係
止部材36の鉤部36bとそのチャージ位置において係
合可能であるが、前記した如く係止部材36のピン35
Cにより前記係止部材36が反時計方向回動せしめられ
ることによって両者の係合は解かれる。
上記摺動軸40に形成された切欠き40bに係合するピ
ン41aを有する駆動レバー41は、第4図につき後述
する如く摺動軸40にそのチャージ位置より第3図で矢
印方向に摺動せんとする習性を与えている。
なお、摺動軸40より突出した腕に植設されている運動
用ピン40cは、緩速用レバー44のフォーク部44a
と係合している。
上記緩速用レバー44は、前記ミラー駆動部材35の軸
33によりミラーボックス側壁に回動可能に軸支され、
ミラーボックスに軸45により軸着されたエアーダンパ
ーのシリンダ47に嵌合スるピストン46と軸46aに
より連結されている。
従って摺動軸40は、チャージ位置より矢印方向に移動
するとき、エアーダンパーによって制速される。
前記した摺動軸40を駆動しつつ回動する駆動レバー4
1は、第4図に示す如く軸42によりミラーボックス底
壁に軸支され、ミラーボックスとの間に張設される駆動
バネ43によって第4図において反時計方向回動習性が
付与されている。
又、軸42には上記駆動レバー41の折曲部41bと当
接係合可能な折曲片48bを有するレバー48が軸支さ
れ、該レバー48もバネ49により反時計方向回動習性
が付与されており、該レバー48には、軸48aにより
連結レバー51が回動可能に軸支され、バネ52により
時計方向回動習性が付与されている。
前記絞りプリセット部材7は、軸50によってミラーボ
ックス底壁に回動可能に軸支され、その一方の腕に前記
バネ49の他端がかけられると共に細腕に植設されるピ
ン7bには、前記連結レバー51のU字状溝部51bが
嵌合して係合している。
レバー48、連結レバー51、絞りプリセット部材7及
びバネ49は、全体としてループ状運動体を構成してい
るが、該バネ49は、絞り連動ピンの交換レンズ2内に
おける荷重に打ち勝つ力を絞りプリセット部材7に与え
ているので、前記ループ状運動体は、上記バネ49と、
バネ52とによって軸42と軸50とのまわりを反時計
方向に回動せんとする習性を有する。
上記絞りプリセット部材7の軸50に回動可能に軸支さ
れ、絞りプリセット部材7との間に弾設されたバネ59
により時計方向回動習性を有する扇形ギヤー60に形成
された鉤部60aは、前記連結レバー51に形成された
鉤部51aと保合可能であって、上記の如くループ状運
動体が反時計方向に回動するとき、両鉤部51a、60
aの保合によって扇形ギヤー60はバネ59に抗して反
時計方向に回動する。
この扇形ギヤー60と噛合するビニオン61と同軸一体
のラチェット62がミラーボックス底壁に配設されてい
て、上記した如く扇形ギヤー60が反時計方向に回動す
ることによってラチェット62は時計方向に連動回転を
する。
更にミラーボックスの底壁に軸53により軸支され、強
いバネ55によって反時計方向に付勢されたストローク
誤差吸収のためのレバー54には、上記連結レバー51
の一端に形成される隆起部51cが、チャージ完了状態
において当接係合している。
一方上記軸53に軸支され、弱いバネ56により時計方
向に付勢されたストップレバー57は、その第1腕に絞
り用電磁石20により吸着されるアーマチャー58とピ
ン57bとを、その第2の腕には前記ラチェット62と
係合してこれを係止する爪57aを有し、その第3腕は
前記レバー54の偏心ピン54aと係合可能である。
ここで第1腕のピン57bは、閉成習性を有する絞り保
持スイッチ23を、ストップレバー57の反時計方向回
動に際して開放する。
なお、偏心ピン54aは、連結レバー51の隆起部51
cがレバー54を押圧しているチャージ状態において、
弱いバネ56によりアーマチャー58を電磁石20の磁
極に圧接させた状態にあるストップレバー74と偏心ピ
ン54aとの間にすきまが生じないように(生じたとし
ても極く僅かなすき間になるように)調整されている。
今、シャツタレリーズ操作、つまりレリーズ釦12の押
し下げにより電源スィッチ22が閉成されると、電磁石
20は励起されて、その磁極にバネ56により圧接させ
られているアーマチャー58を吸着保持する。
続いて可動ミラー8の前記上昇回動の終端に近い行程に
おいて係止部材36による摺動軸40の係止が解かれ、
駆動レバー41が摺動軸40をエアーダンパーによる制
動に抗して矢印方向に駆動開始すると共に、前記ループ
状運動体が全体として反時計方向に回動を開始し、連結
レバー51の隆起部51cによるレバー54の押圧が解
かれる。
これにより、レバー54は自由になり、強いバネ55の
力で偏心ピン54aを介してストップレバー57を反時
計方向に回動させようとするが、アーマチャー58が電
磁石20の磁極に吸着保持されているので、ストップレ
バー57の反時計方向への回動は阻止される。
これに対し、前記ループ状運動体はエアーダンパーによ
り制御を受けている摺動軸40と連結された駆動レバー
41により調速されつつ徐々に全体として反時計方向に
回動を続けるので、連結レバー51の鉤部51aが扇形
ギヤー60の鉤部60aを押して同ギヤー60を反時計
方向に回動させ、ラチェット62を時計方向に回動させ
る一方、連動ピン6は絞りプリセット部材7に追動して
絞り5を徐々に絞り込ませる。
このため、測光素子10には、次第に絞り込まれてゆく
絞り5を通過し、その後シャッタ先幕16で反射された
被写体光が入射し、第2図の絞り制御回路におけるp点
の電位x+yが次第に低下して行く。
そして、この電位x十yがq点の電位Zと等しくなると
、差動スイッチング回路26の出力は低レベルから高レ
ベルに反転し、絞り用電磁石20への通電が断たれ、同
電磁石20は消磁してアーマチャー58の保持を解く。
従って、ストップレバー57は第5図に示す如くレバー
54と共に強いバネ55の力で反時計方向に回動し、そ
の爪57aによりラチェット62を係止して、扇形ギヤ
ー60及びそれを押動していた連結レバー51の回動、
つまりは前記ループ状運動体の反時計方向回動を停止さ
せる。
その結果、絞りプリセット部材7も反時計方向回動を停
止し、その停止位置で連動ピン6を止めるので、絞り5
の絞り込みも停止され、絞り開口が決定される。
上記動作が完了した後もループ状運動体をその位置に残
して駆動レバー41は第5図に示す如く反時計方向に回
動し、摺動軸40を矢印方向に駆動するので、駆動軸4
0の係止用ピン40aは、カメラ本体の底面に軸64に
回動可能に支軸され、バネ65により反時計方向回動習
性を有する先幕係止レバー17のピン17aと係合し、
先幕係止レバー17をその習性に抗して時計方向に回動
させる。
その結果、先幕係止レバー17の係止腕17bが先幕歯
車66の係止ピン66aを係止から釈放するので、先幕
16は走行を開始し、露光開始と共に先幕係止レバー1
7は、それまで閉成されていたトリガースイッチ81を
開放する。
このとき、切換スイッチ80が自動側の接点A側にあれ
ば、前記の如く決定された絞り開口を通過した被写体光
線がシャッタ先幕16及びカメラ露光枠に順次露呈され
る感光材料(反射率が略一定)において反射し、測光素
子10に入射することによって生じるp点の電位x十y
がトランジスタTrのベースに入力され、また、もし切
換スイッチ80が手動側の接点M側にあれば、シャッタ
速度ダイヤル13により定まる可変抵抗13aに生シる
q点の電位2がトランジスタTrのベースに入力される
。
そして、トランジスタTrは夫々の入力電圧を対数伸張
したコレクタ電流を生じて時定数コンデンサCを充電し
、コンデンサCの充電電位が所定レベルに達すると、ス
イッチング回路82の出力が反転して、それまで励起さ
れていたシャッタ用電磁石18への給電を断つ。
そのため、第1図において後幕歯車67の係止ピン67
aを係止していた後幕係止レバー68の係止は断たれ、
後幕19は走行を開始して露光を終了する。
後幕19の走行完了直前に後幕歯車67上の上記係止ピ
ン67aは、第3図においてミラーボックス側壁に軸7
2により軸支され、バネ69により反時計方向に回動習
性を有する復帰係止部材63の折曲部63aと係合して
、第5図において該折曲部63aを反時計方向に押動し
、第3図において復帰係止部材63をバネ69に抗して
時計方向に回動させ、その係止爪63bによる復帰部材
70の係止を解く。
上記復帰部材70は、第3図に示す如く、前記した軸3
3にミラー駆動部材35及び緩速用レバー44と共に回
動可能に軸支され、強力なバネ71により反時計方向回
動習性が付与されており、上記係止解除による復帰部材
70の反時計方向回動によっつで、既述した如く時計方
向回動位置にあるミラー駆動部材35の復帰用ピン35
dと係合してこれを共に反時計方向に回動させ、水平撮
影位置にあった可動ミラー8を光軸に対し45°をなす
観察位置へと復帰回動させる。
一方、反時計方向に回動するミラー駆動部材35は、緩
速用レバー44のピン44bと係合してこれを押動し、
緩速用レバー44を反時計方向に回動復帰させるので、
エアーダンパーのピストン46はシリンダ47内を第2
図に示す位置まで復帰し、且つ摺動軸40は駆動バネ4
3に抗して矢印と反対方向に復帰する。
上記摺動軸40の復帰により、その係止用ピン40aに
よって押圧回動されていた先幕係止レバー17もバネ6
5により第5図において反時計方向回動し、トリガース
イッチ81を閉成して時定数コンデンサCを放電する。
一方、駆動レバー41は、第5図における時計方向回動
により、その折曲部41bでレバー48を押してこれを
共に時計方向に回動させ、ループ状運動体を全体として
時計方向に回動させるので、絞りプリセット部材7はバ
ネ49によって時計方向に回動し、絞り連動ピン6を介
して絞り5をその絞り込み位置から開放状態へと復帰さ
せる。
この絞りプリセット部材の復帰回動中、ストップレバー
57の爪57aは、未だラチェット62を係止している
ので、扇形ギヤー60の追従復帰回動は行なわれないが
、ループ状運動体の時計方向回動終了直前に連結レバー
51の隆起部51cがレバー56と係合して、これを時
計方向に回動させる。
これに伴ってストップレバー57はその弱いバネ56に
よって時計方向に追従して回動し、爪57aによるラチ
ェット62の係止を解き、そのアーマチャー58は絞り
用電磁石20に所定圧を以て当接する。
そして最後に巻上操作を行なうことによって露光済フィ
ルムは一駒巻取られ、シャッタはチャージされて各部材
が第3図の状態に完全に復帰する。
本実施例は以上述べた如き構成と作用とを具備するもの
であるから、絞りプリセットリング4を最小絞り口径に
設定し、切換スイッチ80を手動側接点Mに入れ、シャ
ッタ速度ダイヤル13によってシャッタ速度を選択する
ことによって、シャッタ速度優先の絞り自動制御の露出
を行なうことが可能である。
この場合は、選択されたシャッタ速度以外の露出時間制
御は行なわれず、絞り開口は、選択されたシャッタ速度
は、フィルム感度、被写体輝度に応じ、絞り制御回路E
により適正な絞り開口が設定され、被写体が明る過ぎ、
或いは暗過ぎて、最小絞り開口、又は絞り開放状態とな
しても適正な露光が得られないときには、次善的に最小
絞り開口又は絞り開放で露光が行なわれる。
更に切換スイッチ80を自動側の接点Aに接続した場合
は、被写体の明るさが絞りを制御することによって適正
露光が得られる領域内にあるときは、シャッタ速度ダイ
ヤル13により選択されたシャッタ速度を維持したまま
で、絞りが自動制御される。
これに対し、被写体の明るさが上記領域外にあり、露出
過度となるときは、絞りは最小絞り口径まで絞り込まれ
、選択されたシャッタ速度より速い適正なシャッタ速度
でシャッタが自動制御され、他方露縮不足となるときは
絞りは開放状態に維持され、選択されたシャッタ速度よ
り遅いシャッタ速度でシャッタが自動的に制御される。
即ち第6図において、いまシャッタ速度を1760秒に
選択し絞りプリセットリング4をF:16に設定すると
、被写体のEV値が7乃至14の間は、シャッタ速度l
lω秒において絞りが開放のF:14から最小口径F:
16の間で自動制御されるが、露出過度となるEV値1
4乃至18の間は、絞りは最小絞り口径F:16まで絞
り込まれ、シャッタは選択された1/60秒から最高速
1/100(ホ)の間で自動的に制御される。
又、露出不足となるEV値7乃至1の間は、絞りは開放
のF:14に保たれ、シャッタは選択されたシャッタ速
度1/E#から最低速1秒の間のシャッタ速度で自動的
に制御される。
従って、同図実線で示したプログラミング線図に沿った
プログラミングが行なわれる。
これに対しシャッタ速度を1/1258’に選択し、且
つ絞りプリセットリング8をF:8に設定するとEV値
8乃至13は、シャッタは選択されたシャッタ速度17
125秒で制御され、絞りは開放状態のF : 1.4
から設定されたF:8の間で自動的に制御され、EV他
13乃至16の間は、絞りは設定された絞り開口F:8
まで絞り込まれ、シャッタは選択された17125秒乃
至最高速1 / l 00Ceの間で自動的に制御され
る。
又、EV値1乃至8の間は、絞りは開放絞りF:1.4
に維持され、シャッタは選択されたシャッタ速度171
25%からシャッタの最低速1秒の間で自動的に制御さ
れる。
従って、そのプログラミング線図は破線で示す如きもの
となる。
以上の通り本考案によれば、シャッタ速度と絞りとを共
に変化させた露光制御を行なう場合、シャッタ速度ダイ
ヤルと、絞りプリセットリングとによって、そのプログ
ラミング線図を撮影者の意図するものとなして露光を制
御し、カメラのシャッタの具備するシャッタ速度制御機
能と、交換レンズにおけるレンズの明るさ、及び絞りの
絞り込み機能を全面的に活用して撮影可能な輝度範囲を
拡大することができ、また撮影者の意図に従い、手動的
に選択したシャッタ速度、成るいは交換レンズ側の絞り
プリセットリングの設定によってプログラム線図を種々
変化させることができ、被写界深度の深さを選択制限し
た状態で適正露出が常に得られる効果を奏するものであ
る。
又、シャッタ速度制御は、絞り決定後シャツタ幕面及び
感光材料面で反射する被写体光を測光して行なうから、
測光出力を記憶させておくコンデンサ等の記憶手段を必
要としない。
又、本考案によれば、露出完了後には復帰手段が作動し
てミラー駆動部材が復動し、それによって可動ミラーが
ファインダー観察位置へ復帰するのに並行して、可動手
段を介し絞りプリセット部材、つまりは絞りの全開位置
への復帰が行なわれるから、露出完了後の復帰動作が短
時間に終了する効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は同上実施例に
おけるカメラの要部の概略的構成を示す斜視図、第2図
は同上実施例の絞り並びにシャッタ制御回路図、第3図
は同上実施例のミラーボックスの側壁を示す正面図、シ
ャッタがチャージされた状態を示腰第4図はシャッタが
チャージされた状態におけるミラーボックスの底壁の正
面図であり、第5図は同上シャッタがレリーズされた状
態の図面であり、第6図は考案に係る露光制御のプログ
ラミング線図を示す図表である。 図において、2・・・・・・交換レンズ、4・・・・・
・絞りプリセット部材、10・・・・・・測光素子、D
・・・・・・測光回路、12・・・・・・シャツタ釦、
8・・曲可動ミラー、35・・・・・・ミラー駆動部材
、7・・・・・・絞りプリセット部材、20・・・・・
・絞り制御用電磁手段、40,41゜44・・・・・・
可動手段、13・・・・・・シャッタ速度設定部材、F
・・・・・・シャッタ速度設定回路、E・・・・・・絞
り制御回路、G・・・・・・シャッタ速度制御回路、7
0・・・・・・復帰手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絞りプリセットリングの回動設定位置に応じて絞りをプ
    リセット可能な絞りプリセット装置を備えた交換レンズ
    を用いる一眼レフレックスカメラにおいて、前記交換レ
    ンズの撮影レンズ及び絞りを通過した後、シャッタ先幕
    で反射した被写体光及び感光材料面で反射した被写体光
    を測光可能に配置された測光素子を含み、該測光素子の
    受光面照度に応じた出力を発生する測光回路と、シャツ
    タ釦の操作と連動して可動ミラーをファインダー観察位
    置から撮影位置へ退避させるミラー駆動部材と、その可
    動ミラーの撮影位置への退避完了とほぼ同時に絞りを絞
    り込ませつつ移動を開始する絞りプリセット部材と、そ
    の絞りプリセット部材の移動を停止させ、それにより絞
    りを決定すべく作動可能な絞り制御用電磁手段と、可動
    ミラーの撮影位置への退避完了とほぼ同時に係止解除さ
    れて移動を開始し、前記電磁手段又は前記絞りプリセッ
    ト装置による絞り決定後シャッタ先幕をレリーズする可
    動手段と、複数のシャッタ速度を選択設定可能なシャッ
    タ速度設定部材と、このシャッター速度設定部材により
    設定されたシャッタ速度に対応する出力を発生するシャ
    ッタ速度設定回路と、前記測光回路及びシャッタ速度設
    定回路からの出力にもとづき、絞り込みにより絞りが設
    定シャッタ速度に対する適正開口に達した時に前記電磁
    手段を作動させる絞り制御回路と、前記測光回路に対し
    前記絞り制御回路と並列接続され、シャッタ先幕走行開
    始から前記測光回路の出力に応じた時間経過後にシャッ
    タ後幕をレリーズする信号を発生するシャッタ制御回路
    と、シャッタ後幕の走行完了により前記ミラー駆動部材
    を復動させる復帰手段とを備え、前記可動手段と前記ミ
    ラーの駆動部材とは、ミラー駆動部材が復動するときの
    み可動手段と係合してそれを復動させるように構成され
    ると共に、前記絞りプリセット部材は前記可動手段の移
    動に追動して絞りを絞り込ませる一方、それの復動によ
    り絞りを全開する位置へ復帰するように配置されたこと
    を特徴とする自動露出制御可能な一眼レフレックスカメ
    ラ。
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