JPS6069598A - 原子炉起動法 - Google Patents
原子炉起動法Info
- Publication number
- JPS6069598A JPS6069598A JP58173055A JP17305583A JPS6069598A JP S6069598 A JPS6069598 A JP S6069598A JP 58173055 A JP58173055 A JP 58173055A JP 17305583 A JP17305583 A JP 17305583A JP S6069598 A JPS6069598 A JP S6069598A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reactor
- nuclear reactor
- operating
- subcooling
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C7/00—Control of nuclear reaction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、原子炉のP8ff温停止後の起動法に係シ、
特に起動時に自然循環状態またはそれに近い状態にある
原子炉の熱水力的安定性を確保するのに好適な起動法に
関する。
特に起動時に自然循環状態またはそれに近い状態にある
原子炉の熱水力的安定性を確保するのに好適な起動法に
関する。
一般に沸騰水型、原子炉では、低圧時まだは自然循環時
に、原子炉を安定に運転できる範囲(安定性余裕)が狭
いという特性がある。このため、原子炉起動時には安定
性余裕に十分配慮して運転する必要がある。
に、原子炉を安定に運転できる範囲(安定性余裕)が狭
いという特性がある。このため、原子炉起動時には安定
性余裕に十分配慮して運転する必要がある。
第1図は自然循環時の原子炉出力と炉心流量との関係お
よび従来の知見にもとづく不安定発生順1、gを示した
ものである。低圧および低流量時には原子炉を安定に運
転できる範囲が狭いことがわかる。
よび従来の知見にもとづく不安定発生順1、gを示した
ものである。低圧および低流量時には原子炉を安定に運
転できる範囲が狭いことがわかる。
安定性余裕を大きくする方法としては、第2図に示すよ
うに圧力容器1の外部に再循環系5を設け、冷却水3を
強制循環させる方法がある。第3図は強制循環型原子炉
の起動法を示した起動マツプで、冷却水3を定格の20
%ポンプ速度で循環させなから113力を上昇させる方
法を用いている。
うに圧力容器1の外部に再循環系5を設け、冷却水3を
強制循環させる方法がある。第3図は強制循環型原子炉
の起動法を示した起動マツプで、冷却水3を定格の20
%ポンプ速度で循環させなから113力を上昇させる方
法を用いている。
このような方法によシ、起動時には第4図に示すように
、自然循環曲線上で運転した時よシも安定性余裕を大き
くすることがaJ能である。
、自然循環曲線上で運転した時よシも安定性余裕を大き
くすることがaJ能である。
第5図は第4図の運転曲線を炉心人ロザプクールを用い
て示したものである。
て示したものである。
以上に述べた従来の原子炉起動法はいずれもこれまでに
知られていた不安定領域しか考慮しでいないものであっ
た。ところが、原子炉が炉心でボイド発生を伴う自然循
環状態あるいは自然循環に近い状態(若干の強制循環流
を含む状態)にある時には上記した不安定とは別な不安
定が存在することが明らかになった。このため、これま
での原子炉起動法では十分な安定性余裕を確保できない
という問題があった。
知られていた不安定領域しか考慮しでいないものであっ
た。ところが、原子炉が炉心でボイド発生を伴う自然循
環状態あるいは自然循環に近い状態(若干の強制循環流
を含む状態)にある時には上記した不安定とは別な不安
定が存在することが明らかになった。このため、これま
での原子炉起動法では十分な安定性余裕を確保できない
という問題があった。
本発明の目的は、上記した原子炉起動法における従来技
術の問題点を解決し、原子炉の安定性確保の観点から最
適な運転曲線に沿う起動法を提供することにある。
術の問題点を解決し、原子炉の安定性確保の観点から最
適な運転曲線に沿う起動法を提供することにある。
本発明は、従来から知られていた原子炉の不安定モード
(第1の不安定モード)の他に新たに見出した第2の不
安定モードを考慮して、いかなる場合にも原子炉の起動
が安定に行われるようにしたものである。また、このよ
うにして原子炉が起動されたのちにt」1、外乱に対す
る原子炉の応答値が最小(減幅比が最小)となる運転曲
線に沿った運転が行われるようにしたものである。
(第1の不安定モード)の他に新たに見出した第2の不
安定モードを考慮して、いかなる場合にも原子炉の起動
が安定に行われるようにしたものである。また、このよ
うにして原子炉が起動されたのちにt」1、外乱に対す
る原子炉の応答値が最小(減幅比が最小)となる運転曲
線に沿った運転が行われるようにしたものである。
本発明の動機となった第2の不安定モードの発生機+1
りとその/1′!I′敗を第1の不安定モードと関連づ
け−C以下に説明する。
りとその/1′!I′敗を第1の不安定モードと関連づ
け−C以下に説明する。
第6図は第2の不安定モードが発生ずる運転領域を原子
炉出力と炉心入口における冷却材のサブクール族を用い
て表示したものである。図中には比較のために第1の不
安定モードも記入しである。
炉出力と炉心入口における冷却材のサブクール族を用い
て表示したものである。図中には比較のために第1の不
安定モードも記入しである。
第1の不安定モードが低すブクール度、高出力条f’4
”Fで発生するのに対し、第2の不安定モードはそれと
は逆に高ザブクール度、低出力条件下で発生することが
わかる。前者は炉心の出口クォリティが高い状態で発生
し、後者は逆にクォリティが低い条件下で発生する。そ
の機構は以下のように説明される。
”Fで発生するのに対し、第2の不安定モードはそれと
は逆に高ザブクール度、低出力条件下で発生することが
わかる。前者は炉心の出口クォリティが高い状態で発生
し、後者は逆にクォリティが低い条件下で発生する。そ
の機構は以下のように説明される。
自然循環流量Qは、第7図に示すような沸騰回路におい
て上昇流路10と下降流路11における冷却材の密度差
に起因する浮力Fと主として上昇流路における2相流の
摩擦損失ΔPとの釣合から定まる。浮力Fはボイド率α
の関数F(−であシ、摩擦損失ΔPはクォリティXと流
量Qの関数ΔIJ(X、Q)と考えられる。一方、2相
流中のボイド率とクォリティについては一般に第8図に
示すような関係がある。今、第7図に示した沸騰回路に
流量外乱δQが生じた時の系の応答を考える。
て上昇流路10と下降流路11における冷却材の密度差
に起因する浮力Fと主として上昇流路における2相流の
摩擦損失ΔPとの釣合から定まる。浮力Fはボイド率α
の関数F(−であシ、摩擦損失ΔPはクォリティXと流
量Qの関数ΔIJ(X、Q)と考えられる。一方、2相
流中のボイド率とクォリティについては一般に第8図に
示すような関係がある。今、第7図に示した沸騰回路に
流量外乱δQが生じた時の系の応答を考える。
第1の不安定モード:
第8図よシ高クォリティ領域(X>0.10)ではクォ
リティの変動に対するボイド率の変化分く、変動量δQ
に対して浮力は影響を受けない(δF=0)と考えられ
る。一方、摩擦損失Δf)は次式で与えられる。
リティの変動に対するボイド率の変化分く、変動量δQ
に対して浮力は影響を受けない(δF=0)と考えられ
る。一方、摩擦損失Δf)は次式で与えられる。
ΔP(X、Q)”φ2(x)Q2・・・・・・(1)φ
2(X):2相流増倍係数 したがって、δQに対するΔPの変動量δΔPは次式 ここで、〜は定常状態の値に対する割合を表す。
2(X):2相流増倍係数 したがって、δQに対するΔPの変動量δΔPは次式 ここで、〜は定常状態の値に対する割合を表す。
れているから、(2)式の右辺第1項は負、第2項は正
の符号をもり。したがって、(2)式の左辺く0となる
条件下(高クォリティ条件で成立)では、正の流量変動
に対して摩擦損失の減少をきたすので流量変動は助長さ
れ不安定が発生する。第10図は上記機構の不安定(逸
走型不安定)の発生範囲をΔP−Q線図で示したもので
ある。以上のように第1の不安定モードは水力的な負性
抵抗に原因する。
の符号をもり。したがって、(2)式の左辺く0となる
条件下(高クォリティ条件で成立)では、正の流量変動
に対して摩擦損失の減少をきたすので流量変動は助長さ
れ不安定が発生する。第10図は上記機構の不安定(逸
走型不安定)の発生範囲をΔP−Q線図で示したもので
ある。以上のように第1の不安定モードは水力的な負性
抵抗に原因する。
第2の不安定モード:
クォリティ変動δX% したがってまた流量変動aQの
オーダーよシも大きな変動を示す。それゆえ、この領域
では第1の不安定モードとは逆に駆動力(浮力)の変動
δFが現象を支配する。すなわち正の流量変動δQに対
して出口クォリティの減少δXがおこると、第8図ニジ
ボイド率の急減少δαが生じる。このため、外乱δQの
作用が終了するや流量は急減して突騰がおこる。沸騰に
よるボイドの増加は駆動力δFを増す方向に作用するか
ら流量は再び増加して最初の状態に戻る。このサイクル
が持続して不安定な状態になる。第2の不安定モードの
発生機構を第11図により現象論的に説明すると以下の
ようになる。
オーダーよシも大きな変動を示す。それゆえ、この領域
では第1の不安定モードとは逆に駆動力(浮力)の変動
δFが現象を支配する。すなわち正の流量変動δQに対
して出口クォリティの減少δXがおこると、第8図ニジ
ボイド率の急減少δαが生じる。このため、外乱δQの
作用が終了するや流量は急減して突騰がおこる。沸騰に
よるボイドの増加は駆動力δFを増す方向に作用するか
ら流量は再び増加して最初の状態に戻る。このサイクル
が持続して不安定な状態になる。第2の不安定モードの
発生機構を第11図により現象論的に説明すると以下の
ようになる。
炉心出力が小さく自然循環流量14が少ない状態におい
て負の流量変動δQが加わると(状態囚へ炉心部4で急
激にボイド15が発生する(状態(13))。
て負の流量変動δQが加わると(状態囚へ炉心部4で急
激にボイド15が発生する(状態(13))。
このため、浮力が発生して炉水を循環する駆動力が生じ
る(状態(C1)。一方、炉心部で冷却材の流速が増す
と冷却材の除熱能力が増すので沸騰は止む(状態a勇)
。この状態はボイド15が上昇流路10の頂上に至って
抜けるまで持続する。しかし、ボイド15が抜けると頂
部から上昇流路10へ冷却部の逆流がJ渡的に生じる(
状態■)ため、上昇流路10内の冷却材の流れは停滞し
再び状態(4)が実現する。このサイクルが繰返されて
流量の変動とボイドの発生・消滅が周期的に生じる。こ
のように、第2の不安定モードは駆動力の変動に原因す
る。
る(状態(C1)。一方、炉心部で冷却材の流速が増す
と冷却材の除熱能力が増すので沸騰は止む(状態a勇)
。この状態はボイド15が上昇流路10の頂上に至って
抜けるまで持続する。しかし、ボイド15が抜けると頂
部から上昇流路10へ冷却部の逆流がJ渡的に生じる(
状態■)ため、上昇流路10内の冷却材の流れは停滞し
再び状態(4)が実現する。このサイクルが繰返されて
流量の変動とボイドの発生・消滅が周期的に生じる。こ
のように、第2の不安定モードは駆動力の変動に原因す
る。
不安定発生時のボイド率αの時間変化は不安定モードに
応じて第12図に示すように特徴的な波形を示す。
応じて第12図に示すように特徴的な波形を示す。
ところで、第2の不安定モードの発生範囲には第6図に
示したようにザブクール度の極小値Δi’ am l
mが存在する。この点は以下に説明するような状態を示
している。第7図に示したような、発熱部と冷却部があ
る自然循環回路を用いた実験を行ったところ、第13図
に示すように不安定の発生点は沸騰部lOの出口クォリ
ティによって一義的に定まることがわかった。又、非沸
騰状態では不安定は生じないことも明らかになった。不
安定が発生するクォリティを限界クォリティXcと呼ぶ
ことにする。第1.第2の不安定モードが開始するXC
I 、XC2はそれぞれ、0.1,0.01のオーダー
である。第2の不安定モードに関する限界クォリティ1
6を原子炉出力と炉心人ロザプクール線図上に示すと第
14図を得る。第2の不安定モードの発生領域はこの限
界クォリティ曲線16X(E、ΔT ) −X c 1
と沸騰開始曲線17X(ElΔ’r)≧0とで囲まれる
領域として表すことができる。
示したようにザブクール度の極小値Δi’ am l
mが存在する。この点は以下に説明するような状態を示
している。第7図に示したような、発熱部と冷却部があ
る自然循環回路を用いた実験を行ったところ、第13図
に示すように不安定の発生点は沸騰部lOの出口クォリ
ティによって一義的に定まることがわかった。又、非沸
騰状態では不安定は生じないことも明らかになった。不
安定が発生するクォリティを限界クォリティXcと呼ぶ
ことにする。第1.第2の不安定モードが開始するXC
I 、XC2はそれぞれ、0.1,0.01のオーダー
である。第2の不安定モードに関する限界クォリティ1
6を原子炉出力と炉心人ロザプクール線図上に示すと第
14図を得る。第2の不安定モードの発生領域はこの限
界クォリティ曲線16X(E、ΔT ) −X c 1
と沸騰開始曲線17X(ElΔ’r)≧0とで囲まれる
領域として表すことができる。
したがって、第2不安定モードの極小サブクール度18
ΔT1.およびそれに対応する原子炉出力Ecは次の連
立方程式の解で近似することができる。
ΔT1.およびそれに対応する原子炉出力Ecは次の連
立方程式の解で近似することができる。
すなわち、ΔT ra I mは出力−サブクール線図
において、限界クォリティを表す曲線16と沸騰開始曲
線17との交点として与えられる。
において、限界クォリティを表す曲線16と沸騰開始曲
線17との交点として与えられる。
本発明になる運転法の特徴は、第2の不安定モ−ドを回
避するため第14図に示すように原子炉出力上昇開始点
の炉心入ロサブクール度ΔTが次式 %式%(4) を満足する範囲にあるようにすることである。あるいは
、最初から核加熱を開始し炉心内にボイドの発生がない
範囲で核加熱を維持して(4)式が満足されるまでサブ
クールを低下する。これに対し従来の運転方法では同図
に示したように運転曲線が第2の不安定領域を横切るの
で低出力領域において過渡的な不安定が発生する。
避するため第14図に示すように原子炉出力上昇開始点
の炉心入ロサブクール度ΔTが次式 %式%(4) を満足する範囲にあるようにすることである。あるいは
、最初から核加熱を開始し炉心内にボイドの発生がない
範囲で核加熱を維持して(4)式が満足されるまでサブ
クールを低下する。これに対し従来の運転方法では同図
に示したように運転曲線が第2の不安定領域を横切るの
で低出力領域において過渡的な不安定が発生する。
本発明になる運転法の第2%徴は、原子炉出力」1昇開
始後の運転方法にある。以下にこの点について説明する
。第15図は減幅比rの等高線図を示したものである。
始後の運転方法にある。以下にこの点について説明する
。第15図は減幅比rの等高線図を示したものである。
r=1の等高線は不安定−安定の境界を意味する。第1
6図はΔTを値βに固定して出力Jiに対する減幅比r
の依存性を示したものでおるが、減幅比γが最小となる
出力E□I。
6図はΔTを値βに固定して出力Jiに対する減幅比r
の依存性を示したものでおるが、減幅比γが最小となる
出力E□I。
が存在することがわかる。E m l mを各サブクー
ルに対してめると第16図に示すように減幅比rを最小
とする最適運転曲)ii19が得られる。減幅比rが最
小の意味は、外乱の減衰が最も速やかであること、いい
かえると外乱に対して系が最も安定な状態にあることに
ほかならない。
ルに対してめると第16図に示すように減幅比rを最小
とする最適運転曲)ii19が得られる。減幅比rが最
小の意味は、外乱の減衰が最も速やかであること、いい
かえると外乱に対して系が最も安定な状態にあることに
ほかならない。
原子炉では出力あるいは流量が振動し時間とともに発散
する不安定現象を避けるような運転および設計を行って
いる。第22図は流量および出力の振動の様子を示した
ものである。隣接する波の振幅の比X 2/ X s・
は減幅比と呼ばれておシX2/XI<1であれば安定で
あると訂い%XJ/Xl〉1であれば不安定であると言
う。
する不安定現象を避けるような運転および設計を行って
いる。第22図は流量および出力の振動の様子を示した
ものである。隣接する波の振幅の比X 2/ X s・
は減幅比と呼ばれておシX2/XI<1であれば安定で
あると訂い%XJ/Xl〉1であれば不安定であると言
う。
本発明を実施例によシさらに詳細に説明する。
第17図は熱変換器6を内蔵する自然循環型原子炉とそ
の制御系の構成を示す。原子炉は圧力容器l、炉心4、
ライザー8、熱交換器6、熱交換器人1制御棒20から
構成される。制御系としては出力制御系21、サブクー
ル制御系22があシ、検出信号には圧力23、炉心入口
のサブクール度24、LPRM信号25がある。さらに
最適起動曲線19を計算するプログラムを内蔵する11
.1’?:機26と運転状態を表示するCRT27があ
る。上記の構成を有する本発明の一実施例による原子炉
の起動法は以1・の通シである。計算機26は時間間隔
をおいて圧力信号23を取り込み、その圧力における不
安定マツプと最適運転曲線19をCRT27上に表示す
る。また、サブクール信号24とL P RM信号25
をとり込み現在の運転状態をCB、T271に表示する
。起動手順は以下の通りである。ザブクール制御系22
によジ、熱交換器Aを介してLL万力容器内部の冷却材
を昇温しサブクールΔTを低t3させ、Δ′Vが(4)
式を満足する状態に至れは出力制御系21を作動させ制
御棒20の引抜きを始める。また熱交換器6はサブクー
ルの低下が必要な時に作動する。原子炉出力の監視はL
P几M信号25による。最適運転曲線19に沿って原子
炉出力を上昇するには出力変動δEに対するーリ・プク
ール制御量δ(ΔT)を次式で与えられる値とすればよ
い。
の制御系の構成を示す。原子炉は圧力容器l、炉心4、
ライザー8、熱交換器6、熱交換器人1制御棒20から
構成される。制御系としては出力制御系21、サブクー
ル制御系22があシ、検出信号には圧力23、炉心入口
のサブクール度24、LPRM信号25がある。さらに
最適起動曲線19を計算するプログラムを内蔵する11
.1’?:機26と運転状態を表示するCRT27があ
る。上記の構成を有する本発明の一実施例による原子炉
の起動法は以1・の通シである。計算機26は時間間隔
をおいて圧力信号23を取り込み、その圧力における不
安定マツプと最適運転曲線19をCRT27上に表示す
る。また、サブクール信号24とL P RM信号25
をとり込み現在の運転状態をCB、T271に表示する
。起動手順は以下の通りである。ザブクール制御系22
によジ、熱交換器Aを介してLL万力容器内部の冷却材
を昇温しサブクールΔTを低t3させ、Δ′Vが(4)
式を満足する状態に至れは出力制御系21を作動させ制
御棒20の引抜きを始める。また熱交換器6はサブクー
ルの低下が必要な時に作動する。原子炉出力の監視はL
P几M信号25による。最適運転曲線19に沿って原子
炉出力を上昇するには出力変動δEに対するーリ・プク
ール制御量δ(ΔT)を次式で与えられる値とすればよ
い。
ことに、ΔT:原子炉出力と圧力を与えた時の最適運転
曲線上のサブクール このような運転方法を採用すれは、(1)外乱に対して
最も安定な状態を保持しながら原子炉を起動できる。と
いう効果がある。
曲線上のサブクール このような運転方法を採用すれは、(1)外乱に対して
最も安定な状態を保持しながら原子炉を起動できる。と
いう効果がある。
本発明の他の実施例としでは第18図に示ずような蓄圧
器29と圧力制御系28を具備した自然循環型原子炉シ
ステムを考えることができる。圧力を制御できれば第1
9図に示すように不安定領域自体を制御できるので運転
範囲が広くなる。また、初期加圧が行えるので第2の不
安定モードの発生領域が高サブクール側に大きく後退し
安定に運転できる範囲が広がる。そのため制御棒20引
抜き前の冷却材昇温操作が不要になシ、起動が容易かつ
短時間で行えるという効果がある。
器29と圧力制御系28を具備した自然循環型原子炉シ
ステムを考えることができる。圧力を制御できれば第1
9図に示すように不安定領域自体を制御できるので運転
範囲が広くなる。また、初期加圧が行えるので第2の不
安定モードの発生領域が高サブクール側に大きく後退し
安定に運転できる範囲が広がる。そのため制御棒20引
抜き前の冷却材昇温操作が不要になシ、起動が容易かつ
短時間で行えるという効果がある。
本発明になる第3の実施例を第20図にボす。
本例は外部に強制循環ループ5と流量制御系30を具備
するものである。第2の不安定モードのモデルを組み込
んだ計算プログラムを用いて、外部から炉心流量を補填
した場合の安定性マツプを田算した結果を第21図に示
す。自然循環に加えて再循環ループ5を駆動して炉心流
量を増せば安定な運転範囲が広がることがわかる。流量
の補給によってΔTa1mを増大させ、これが運転開始
時のザブクール度を越える状態を達成すれば、起動時の
昇温・昇圧をしないで原子炉を起動できるという効果が
ある。
するものである。第2の不安定モードのモデルを組み込
んだ計算プログラムを用いて、外部から炉心流量を補填
した場合の安定性マツプを田算した結果を第21図に示
す。自然循環に加えて再循環ループ5を駆動して炉心流
量を増せば安定な運転範囲が広がることがわかる。流量
の補給によってΔTa1mを増大させ、これが運転開始
時のザブクール度を越える状態を達成すれば、起動時の
昇温・昇圧をしないで原子炉を起動できるという効果が
ある。
本発明によれは、第2の不安定モードの存在を考慮した
起動法を計画できるので自然循環あるいはそれに近い状
態にある原子炉を安定な状態で起動できる。さらに、本
発明によれは、外乱に対して原子炉が最も安定な状態と
なる運転状態を結んで作成される最適運転曲線に沿って
原子炉を起動できるので、原子炉を最も安定に運転でき
る他流量やボイドの変動に伴う燃料過熱を防止できる。
起動法を計画できるので自然循環あるいはそれに近い状
態にある原子炉を安定な状態で起動できる。さらに、本
発明によれは、外乱に対して原子炉が最も安定な状態と
なる運転状態を結んで作成される最適運転曲線に沿って
原子炉を起動できるので、原子炉を最も安定に運転でき
る他流量やボイドの変動に伴う燃料過熱を防止できる。
また、その結果M、CPRを低減できるので原子炉出力
を大きくとれる。
を大きくとれる。
第1図は自然循環時の原子炉出力と炉心流量との関係、
第2図は予熱器を有する自然循環型原子炉の構成、第3
図は熱交換器を内蔵する自然循環型原子炉の構成、第4
図は再循環系を有する原子炉、第5図は強制循環型原子
炉の起動法、第6図は強制循環型原子炉の安定性マツプ
、第7図は第2の不安定モードの発生領域、第8図Vi
沸騰回路のモデル、第9図は2相流中のクォリティとボ
イド率の関係、第10図は循環流量と出口クォリティの
関係、第11図は第1の不安定モードのΔP−Q線図、
第12図は第2の不安定モードの発生機構、第13図は
不安定発生時のボイド率の震動、第14図は出口クォリ
ティと減幅比との関係、第15図は本発明になる起動マ
ツプ、第16図は減幅比の等高線図、第17図は減幅比
と出力の関係、第18図は熱交換器を有する自然循環型
原子炉とその制御系、第19図は圧力制御系を具備した
自然循環型原子炉、第20図は不安定領域の圧力依存性
、第21図は流量制御系を有する強制循環型原子炉、第
22図は不安定領域の流量依存性をそれぞれ示す。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・予熱器、3・・・冷
却水、4・・・炉心、5・・・1tJ循項系、6・・・
1次熱交換器、7・・・2次熱交換器、8・・・ライザ
、9・・・外部加熱源、10・・・上昇流路、11・・
・下降流路、12・・・加熱部、13・・・ザブクー2
.14・・・自然循環流、15・・・ボイド、16・・
・限界クォリティ曲線、17・・・沸騰開始曲線、18
・・・極小サブクール度、19・・・最適運転曲線、2
0・・・制御棒、21・・・出力制御系、22・・・−
リ゛プクール制仰糸、23・・・圧ツバ24・・・炉心
入ロサブクール度、25・・・LPRM伯号、26・・
・計算機、27・・・CILT、28・・・圧力制御系
、29・・・蓄圧器、30・・・流星制御系。 代理人 弁理士 高橋明夫 箔1 に 第2い ′第3m △△ △ 吟rA(k) I入 b 開 姶 第斗閉 ザ1ぴ良i(悴た格) 箔ジ日 す1G入ロサブクール泉(す fJ6囚 入口すツク−/L、(−) 第1 口 循環湊t、α vi10日 パ’L−za (ハ) (15) (C) Lp) (EJ51Z日 8守間 ′¥−J13 図 出ロクイリティ ス己 ′慴140 第1S口 寸フクール 第 16 口 大声1シ・出力 、E(o/D 定一層重)5IrT
口 第18目 8 ′¥Jl’T 口 YJ20口 3Q j(J 第210 やIllり馳IJ =9.1 (0,+) 00.02o、o4− サブクール(−) 第2乙口 晴 間 第1頁の続き 0発 明 者 内 藤 正 則 日立市森山町11錦番
地究所内 株式会社日立製作所エネルギー研 手続補正書(自発) ’I’F ii′1庁長 篇 志賀 学 殿事件の表示 昭和58年特許願第 173055 −;発明の 名
称 原子炉起動法 代 理 人 +1’+ +ii(〒1Llf11東京都千代田区丸の
内−丁目5番1す11、式会(」11立製イ1−1す1
内 lIL話東I:・212 1111を入代〕、)加
する。 訂正明細書 1の名称 原子炉起動法 特許請求の範囲 1、冷温停止状態にある沸騰水型原子炉を起動するに際
し、炉心入口での冷却材のサブクールを。 炉心で冷却材が沸騰を開始する条件と浮力の周期的変動
に起因する不安定の開始条件とから定まる限 サブクー
ル よりも小さい範囲に設定したのちに出力上昇を開始
することを特徴とする原子炉去。 1許請求の範囲第1項において、前記炉心入口での冷却
材のサブクール度設定を冷却材の昇温により達成するこ
とを特徴とする原子炉起動法。 12特許請求の範囲第1項において、前記炉心入口での
冷却材のサブクール度設定を原子炉圧力の上昇により達
成することを特徴とする原子炉起動法。 特許請求の範囲第1項において、前記炉心入り冷却材の
サブクール度設定を強制循環によき流量の増大により達
成することを特徴とする原子炉起動法。 互、冷温停止状態にあった沸騰水型原子炉の出力を上昇
する過程において、減幅比が極小となるように原子炉出
力と炉心入口での冷却材のサブクール度を組み合わせた
運転曲線に沿って原子炉を運転することを特徴とする原
子炉起動法。 且工特許請求の範囲第5項において、前記運転曲線に沿
って原子炉を運転する手段として出力増分に対する前記
炉心入ロサブクール度の増分が前記運転曲線の勾配に等
しくなるようにサブクール度制御系を動作させることを
特徴とする原子炉起動法。 二特許請求の範囲第5項において、前記運転曲線に沿っ
て原子炉を運転する手段として、前記炉心入ロサブクー
ル度の増分に対する出力増分が前記運転曲線の前記勾配
の逆数に等しくなるように出力制御系を動作させること
を特徴とする原子炉起動法。 発明の詳細な説明 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子炉の冷温停止後の起動法に係り、特に起
動時に自然循環状態またはそれに近い状態にある原子炉
の熱水力的安定性を確保するのに好適な起動法に関する
。 〔発明の背景〕 一般に沸騰水型原子炉では、低圧時または自然循環時に
、原子炉を安定に運転できる範囲(安定性余裕)が狭い
という特性がある。このため、原子炉起動時には安定性
余裕に十分配慮して運転する必要がある。 第1図は自然循環時の原子炉出力と炉心流量との関係お
よび従来の知見にもとづく不安定発生領域を示したもの
である。低圧および低流量時には原子炉を安定に運転で
きる範囲が狭いことがわかる。 なぜなら、自然@環流量は、高温度である炉心中の冷却
材の密度と、低温度である炉心外側流路中の冷却材の密
度との差にょる浮力と、炉心内の蒸気−液体二層流(v
apour−1iquid two−phaseflo
w)における摩擦損失の釣合にもとづくものであり、低
圧低流量時では摩擦損失の変動が自然循環流量の変動を
助長する傾向を有し、i然循環流が不安定となるからで
ある。これについては後述する。 安定性余裕を大きくする方法としては、第2図に示すよ
うに圧力容器1の外部に再循環系5を設け、冷却水3を
強制循環させる方法がある。第3図は強制循環型原子炉
の起動法を示した起動マツプで、冷却水3を定格の20
%ポンプ速度で循環させながら出力を上昇させる方法を
用いている。 このような方法により、起動時には第4図に示すように
、自然循環曲線上で運転した時よりも安定性余裕を大き
くすることが可能である。 第5図は第4図の運転曲線を炉心入ロサブクール度ΔT
を用いて示したものである。 サブクール度(ΔT)とは、冷却水3の飽和温度T1
(ある圧力Pにおける騰点)と冷却水3の実際の温度T
Aの差、すなわち 、4T=T、−T、 ・・・・・・ (1)で定義され
る。騰点T、は、冷却水3の圧力に依存するから、 ΔT=ΔT (P) ・・・・・・ (2)である。 又、炉心サブクール度とは、従って、冷却水3の炉心へ
流入する時点のサブクール度ΔTを意味するものである
。 以上に述べた従来の原子炉起動法は、いずれもこれまで
に知られていた上述摩擦損失の変動による自然循環流に
関する不安定領域しか考慮していないものであった。と
ころが、原子炉が炉心でボイド発生を伴う自然循環状態
あるいは自然循環に近い状態(若干の強制循環流を含む
状態)にある時には上記した不安定とは別な不安定が存
在することが明らかになった。このため、これまでの原
子炉起動法では十分な安定性余裕を確保できないという
問題があった。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記した原子炉起動法における従来技
術の問題点を解決し、原子炉の安定性確保の観点から最
適な運転曲線に沿う起動法を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明は、従来から知られていた原子炉の不安定モード
(第1の不安定モード)の他に新たに見出した第2の不
安定モードを考慮して、いかなる場合にも原子炉の起動
が安定に行われるようにしたものである。また、このよ
うにして原子炉が起動されたのちには、外乱に対する原
子炉の応答値が最小(減幅比が最小)となる運転曲線に
沿った運転が行われるようにしたものである。 〔発明の実施例〕 本発明の動機となった第2の不安定モードの発生機構と
その特徴を第1の不安定モードと関連づけて以下に説明
する。 第6図は第2の不安定モードが発生する運転領域を原子
炉出力と炉心入口における冷却材のサブクール度を用い
て表示したものである。図中には比較のために第1の不
安定モードも記入しである。 第1の不安定モードが低すブクール度、高出力条件下で
発生するのに対し、第2の不安定モードはそれとは逆に
高すブクール度、低出力条件下で発生することがわかる
。前者は炉心の出口クォリティXが高い状態で発生し、
後者は逆にクォリティが低い条件下で発生する。その機
構は以下のように説明される。 上記出口クォリティXとは、 mv X=□ ・・・・・・ (3) y mv;単位時間に炉心出口を通過する 蒸気質量 m、r;単位時間に炉心出口を通過する冷却水の総質量 で定義される。 自然循環流量Qは、第7図に示すような沸騰回路におい
て上昇流路10と下降流路11における冷却材の密度差
に起因する浮力Fと主として上昇流路における2相流の
摩擦損失IPとの釣合から定まる。浮力Fはボイド率α
の関数F(α)であり、摩擦損失APはクォリティ又と
流量Qの関数JP(x、Q)と考えられる。一方、2相
流中のボイド率とクォリティについては一般しこ第8図
に示すような関係がある。今、第7図しこ示した沸i1
回路に流量外乱δQが生じた時の系の応答を考える。 第1の不安定モード: 第8図より高クォリティ領域(X>0.10)ではクォ
リティの変動に対するボイド率の変イヒ分a α −は小さい。したがって、δXと同オーダーのX く、変動量δQに対して浮力は影響を受番プなし)(δ
F=O)と考えられる。一方、摩擦損失APは次式で与
えられる。 AP Cx、Q)”φ” (X) Q” ・(4)φ”
(X):2相流増倍係数 したが゛つて、φQに対するAPの変動量δΔPは次式 %式% 第9図に示すように出口クォリティ変動δXの位相は流
量変動δQに対して反転しているからαQ ax とが知られているから、(5)式の右辺第1項は負、第
2項は正の符号をもつ。したがって、(5)式の左辺〈
0となる条件下(高クォリティ条件で成立)では、正の
流量変動に対して摩擦損失の減少をきたすので流量変動
は助長され不安定が発生する。第10図は上記機構の不
安定(逸走型不安定)の発生範囲をAP−Q線図で示し
たものである。以上のように第1の不安定モードは水力
的な負性抵抗に原因する。 第2の不安定モード: X クォリティ変動δX、したがってまた流量変動δQのオ
ーダーよりも大きな変動を示す。それゆえ、この領域で
は第1の不安定モードとは逆に駆動力(浮力)の変動δ
Fが現象を支配する。すなわち正の流量変動δQに対し
て出口クォリティの減少δXがおこると、第8図よりボ
イド率の急減少δαが生じる。このため、外乱δQの作
用が終了するや流量は急減して突騰がおこる。沸騰によ
るボイドの増加は駆動力δFを増す方向に作用するから
流量は再び増加して最初の状態に戻る。このサイクルが
持続して不安定な状態になる。第2の不安定モードの発
生機構を第11図により現象論的に説明すると以下のよ
うになる。 炉心出力が小さく自然@環流量14が少ない状態におい
て負の流量変動δQが加わると(状態(A)) 、炉心
部4で急激にボイド15が発生する(状態(B))。こ
のため、浮力が発生して炉水を循環する駆動力が生じる
(状態(C))。一方、炉心部で冷却水の流速が増すと
冷却水の除熱能力が増すので沸騰は止む(状態(D))
。この状態はボイド15が上昇流路10の頂上に至って
抜けるまで持続する。しかし、ボイド15が抜けると頂
部から上昇流路10へ冷却水の逆流が過渡的に生じる(
状態(E))ため、上昇流路10内の冷却水の流れは停
滞し再び状態(A)が実現する。このサイクルが繰返さ
れて流量の変動とボイドの発生・消滅が周期的に生じる
。このように、第2の不安定モードは浮力Fの変動分δ
F、即ち炉心内のボイド率αの変動分δαに原因する。 不安定発生時のボイド率αの時間変化は不安定モードに
応じて第12図に示すように特徴的な波形を示す。 ところで、第2の不安定モードの発生範囲には第6図に
示したようにサブクール度の極小値AT−t−が存在す
る。この点は以下に説明するような状態を示している。 第7図に示したような、発熱部と冷却部がある自然循環
回路を用いた実験を行ったところ、第13図に示すよう
に不安定の発生レンジは沸騰部10の出口クォリティに
よって一義的に定まることがわかった。又、非沸騰状態
では不安定は生じないことも明らかになった。 不安定が発生するクォリティを限界クォリティx0と呼
ぶことにする。第1.第2の不安定モードが開始するX
。1. Xa、はそれぞれ、0.1゜0.01 のオー
ダーである。第2の不安定モードに関する限界クォリテ
ィ16を原子炉出力と炉心入ロサブクール度線図上に示
すと第14図を得る。 第2の不安定モードの発生領域はこの限界クォリティ曲
線16x(E、ΔT)=xo2と沸騰開始曲線17x(
E、ΔT)=oとで囲まれる領域として表すことができ
る。したがって、第2不安定モードの極小サブクール度
18(、!I’l□) およびそれに対応する原子炉出
力E0は次の連立方程式の解で近似することができる。 すなわち、ΔT’ml。は出カーサブクール度線図にお
いて、限界クォリティを表す曲INIJ116と沸騰開
始曲線17との交点として与えられる。 なお、第14図において、上記連立方程式(6)式で得
られる極小サブクール度AT’=、、と、実験的に得た
実際の極小サブクール度ΔT、i。とは、わずかにずれ
ている。すなわち、理論値と実験値とのずれによるもの
であるが、理論値であるJT’−i−は、実験値である
A ’r、t、より安全サイドにあるので、理論値A’
r”−、、を持って本発明の原子炉起動法を説明するも
のとする。 本発明になる運転法の特徴は、第2の不安定モードを回
避するため第14図に示すように原子炉出力上昇開始点
の炉心入ロサブクール度ΔTが次式 %式%(7) を満足する範囲にあるようにすることである。あるいは
、最初から核加熱を開始し炉心内にボイドの発生がない
範囲で核加熱を維持して(7)式が満足されるまでサブ
クール度を低下する。これに対し従来の運転方法では同
図に示したように運転曲線が第2の不安定領域を横切る
ので低出力領域において過渡的な不安定が発生する。 本発明になる運転法の第2特徴は、原子炉出力上昇開始
後の途中の運転方法にある。以下にこの点について説明
する。 原子炉では出力あるいは流量が振動し時間とともに発散
する不安定現象を避けるような運転および設計を行って
いる。第22図は流量および出力の振動の様子を示した
ものである。隣接する波の振幅の比X2/X、は減幅比
と呼ばれておりX2/xt<1であれば安定であると言
い、X2.;/X。 〉1であれば不安定であると言う。 第15図は減幅比γの等高線図を示したものである。γ
=1.0の等直線は不安定−安定の境界を膚、味する。 第16図はATを第15図に図示の任意の値βに固定し
て出力Eに対する減幅比γの依存性を示したものである
が、減幅比γが最小となる出力Eat、が存在すること
がわかる。E+al、を各サブクール度に対してめると
第16図に示すように減幅比γを最小とする最適運転曲
線19が得られる。減幅比γが最小の意味は、外乱の減
衰が最も速やかであること、いいかえると外乱に対して
系が最も安定な状態にあることにほかならない。 本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。 第17図は熱交換器6を内蔵する自然循環型原子炉とそ
の制御系の構成を示す。原子炉は圧力容器1、炉心4、
ライザー8、熱交換器6、熱交換器A、制御棒20から
構成される。制御系としては出力制御系21、サブクー
ル度制御系22があり、検出信号には圧力23、炉心入
口のサブクール度24、L P RM (Local
Power Range Mon1ter)信号25が
ある。さらに最適起動曲線19を計算するプログラムを
内蔵する計算機26と運転状態を表示するCRT27が
ある。上記の構成を有する本発明の一実施例による原子
炉の起動法は以下の通りである。計算機26は時間間隔
をおいて圧力信号23を取り込み、その圧力における不
安定マツプと最適運転曲線19をCRT27上に表示す
る。また、サブクール度信号24とLPRM信号25を
とり込み現在の運転状態をCRT27上に表示する。起
動手順は以下の通りである。サブクール度制御系22に
より、熱交換器Aを介して圧力容器1内部の冷却材を昇
温しサブクールATを低下させ、ATが(7)式を満足
する状態に至れば出力制御系21を作動させ制#棒20
の引抜きを始める。また熱交換器6はサブクールの低下
が必要な時に作動する。原子炉出力の監視はLPRM信
号25による。最適運転曲線19に沿って原子炉出力を
上昇するには出力変動δEに対するサブクール制御量δ
(、!l T、)を次式で与えられる値とすればよい
。 ・・・・・・ (8) ここに、4’r:原子炉出力と圧力を与えた時の最適運
転曲線上のサブクー ル このような運転方法を採用すれば、外乱に対して最も安
定な状態を保持しながら原子炉を起動できるという効果
がある。 本発明の他の実施例としては第18図に示すような蓄圧
器29と圧力制御系28を具備した自然循環型原子炉シ
ステムを考えることができる。圧力を制御できれば第1
9図に示すように不安定領域自体を制御できるので運転
範囲が広くなる。また、初期加圧が行えるので第2の不
安定モードの発生領域が高すブクール度側に大きく後退
し安定に運転できる範囲が広がる。そのため制御棒20
引抜き前の冷却材昇温操作が不要になり、起動が容易か
つ短時間で行えるという効果がある。 本発明になる第3の実施例を第20図に示す。 本例は外部に強制循環ループ5と流量制御系3゜を具備
するものである。第2の不安定モードのモデルを組み込
んだ計算プログラムを用いて、外部から炉心流量を補填
した場合の安定性マツプを計算した結果を第21図に示
す。自然循環に加えて再循環ループ5を駆動して炉心流
量を増せば安定な運転範囲が広がることがわかる。流量
の補給によって、[”=、。を増大させ、これが運転開
始時のサブクール度を越える状態を達成すれば、起動時
の昇温・昇圧をしないで原子炉を起動できるという効果
がある。 第2の不安定モードの存在を考慮した起動法を計画でき
るので自然循環あるいはそれに近い状態にある原子炉を
安定な状態で起動できる。さらに、外乱に対して原子炉
が最も安定な状態となる運転状態を結んで作成される最
適運転曲線に沿って原子炉を起動できるので、原子炉を
最も安定に運転できる他流量やボイドの変動に伴う燃料
過熱を防止できる。また、その結果M CP R(Mi
nimumCritical Power Ratio
)を低・減できるので原子炉出力を大きくとれる。 [発明の効果] 以上の如く、本発明によれば、原子炉の安定性を確保し
ながら運転できるという効果が得られる。 図面の簡単な説明 第1図は自然循環時の原子炉出力と炉心流量との関係を
示したグラフ図、第2図は沸騰水型原子炉の概略断面図
、第3図は原子炉の起動マツプを示すグラフ図、第4図
は従来認識されていた原子炉炉心出力と炉心流量との関
係における運転曲線を示したグラブ図、第5図は第4図
の関係を炉心出力と炉心入ロサブクール度との関係にお
いて示したグラフ図、第6図は本発明の知見を元に示し
た第1.第2の各不安定モード領域を示すグラフ図、第
7図は原子炉の自然循環を示すもけい図。 第8図は出口クォリティとボイド率との関係を示すグラ
フ図、第9図は循環流量と出口クォリティとの関係を示
すグラフ図、第10図は2相流摩擦損失と流量との関係
を示すグラフ図、第11図は第2不安定モードの発生原
理を示したもけい図、第12図は時間経過にともなうボ
イド率の関係を第1と第2の各不安定モード別に示した
グラフ図、第13図は減幅比と各ファクターとの関連を
示したドラトポ421〜表示によるグラフ図、第14図
は本発明による原子炉起動曲線グラフ図、第15図は原
子炉の最適運転曲線と減幅比との関連を示したグラフ図
、第16図は第15図中のβ点における減幅比と炉心出
力との関係を示したグラフ図、第17図は本発明の実施
例における熱交換器付きの自然循環型原子炉構成断面と
その制御系を示したもしき図、第18図は同じく圧力制
御系を具備した自然@環型原子炉、第19図は各不安定
モード域の圧力依存性を示したグラフ図、第20図は本
発明の他の実施例であって、流量制御系を有する強制[
環型原子炉、第21図は各不安定モード域の流量依存性
を示したグラフ図、第22図は減幅状態を示した時間−
出力・流量曲線グラフ図である。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・予′熱器、3・・・
冷却水。 4・・・炉心、5・・・再循環系、6・・・1次熱交換
器、7・・・2次熱交換器、8・・・ライザ、9・・・
外部加熱源。 10・・・上昇流路、11・・・下降流路、12・・・
加熱部、13・・・サブターラ、14・・・自然循環流
、15・・・ボイド、16・・・限界クォリティ曲線、
17・・・沸騰開始曲線、18・・・極小サブクール度
、19・・・最適運転曲線、20・・・制御棒、21・
・・出力制御系、22・・サブクール制御系、23・・
・圧力、24・・・炉心入ロサブクール度、25・・・
LPRM信号、26・・・計算機、27・・・CRT、
28・・・圧力制御系、29・・・蓄圧器、30・・・
流量制御系。 代理人 弁理士 高橋明夫−” (・ ( 第6 目 入ロブ7゛°7−ル崖(−ラ
第2図は予熱器を有する自然循環型原子炉の構成、第3
図は熱交換器を内蔵する自然循環型原子炉の構成、第4
図は再循環系を有する原子炉、第5図は強制循環型原子
炉の起動法、第6図は強制循環型原子炉の安定性マツプ
、第7図は第2の不安定モードの発生領域、第8図Vi
沸騰回路のモデル、第9図は2相流中のクォリティとボ
イド率の関係、第10図は循環流量と出口クォリティの
関係、第11図は第1の不安定モードのΔP−Q線図、
第12図は第2の不安定モードの発生機構、第13図は
不安定発生時のボイド率の震動、第14図は出口クォリ
ティと減幅比との関係、第15図は本発明になる起動マ
ツプ、第16図は減幅比の等高線図、第17図は減幅比
と出力の関係、第18図は熱交換器を有する自然循環型
原子炉とその制御系、第19図は圧力制御系を具備した
自然循環型原子炉、第20図は不安定領域の圧力依存性
、第21図は流量制御系を有する強制循環型原子炉、第
22図は不安定領域の流量依存性をそれぞれ示す。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・予熱器、3・・・冷
却水、4・・・炉心、5・・・1tJ循項系、6・・・
1次熱交換器、7・・・2次熱交換器、8・・・ライザ
、9・・・外部加熱源、10・・・上昇流路、11・・
・下降流路、12・・・加熱部、13・・・ザブクー2
.14・・・自然循環流、15・・・ボイド、16・・
・限界クォリティ曲線、17・・・沸騰開始曲線、18
・・・極小サブクール度、19・・・最適運転曲線、2
0・・・制御棒、21・・・出力制御系、22・・・−
リ゛プクール制仰糸、23・・・圧ツバ24・・・炉心
入ロサブクール度、25・・・LPRM伯号、26・・
・計算機、27・・・CILT、28・・・圧力制御系
、29・・・蓄圧器、30・・・流星制御系。 代理人 弁理士 高橋明夫 箔1 に 第2い ′第3m △△ △ 吟rA(k) I入 b 開 姶 第斗閉 ザ1ぴ良i(悴た格) 箔ジ日 す1G入ロサブクール泉(す fJ6囚 入口すツク−/L、(−) 第1 口 循環湊t、α vi10日 パ’L−za (ハ) (15) (C) Lp) (EJ51Z日 8守間 ′¥−J13 図 出ロクイリティ ス己 ′慴140 第1S口 寸フクール 第 16 口 大声1シ・出力 、E(o/D 定一層重)5IrT
口 第18目 8 ′¥Jl’T 口 YJ20口 3Q j(J 第210 やIllり馳IJ =9.1 (0,+) 00.02o、o4− サブクール(−) 第2乙口 晴 間 第1頁の続き 0発 明 者 内 藤 正 則 日立市森山町11錦番
地究所内 株式会社日立製作所エネルギー研 手続補正書(自発) ’I’F ii′1庁長 篇 志賀 学 殿事件の表示 昭和58年特許願第 173055 −;発明の 名
称 原子炉起動法 代 理 人 +1’+ +ii(〒1Llf11東京都千代田区丸の
内−丁目5番1す11、式会(」11立製イ1−1す1
内 lIL話東I:・212 1111を入代〕、)加
する。 訂正明細書 1の名称 原子炉起動法 特許請求の範囲 1、冷温停止状態にある沸騰水型原子炉を起動するに際
し、炉心入口での冷却材のサブクールを。 炉心で冷却材が沸騰を開始する条件と浮力の周期的変動
に起因する不安定の開始条件とから定まる限 サブクー
ル よりも小さい範囲に設定したのちに出力上昇を開始
することを特徴とする原子炉去。 1許請求の範囲第1項において、前記炉心入口での冷却
材のサブクール度設定を冷却材の昇温により達成するこ
とを特徴とする原子炉起動法。 12特許請求の範囲第1項において、前記炉心入口での
冷却材のサブクール度設定を原子炉圧力の上昇により達
成することを特徴とする原子炉起動法。 特許請求の範囲第1項において、前記炉心入り冷却材の
サブクール度設定を強制循環によき流量の増大により達
成することを特徴とする原子炉起動法。 互、冷温停止状態にあった沸騰水型原子炉の出力を上昇
する過程において、減幅比が極小となるように原子炉出
力と炉心入口での冷却材のサブクール度を組み合わせた
運転曲線に沿って原子炉を運転することを特徴とする原
子炉起動法。 且工特許請求の範囲第5項において、前記運転曲線に沿
って原子炉を運転する手段として出力増分に対する前記
炉心入ロサブクール度の増分が前記運転曲線の勾配に等
しくなるようにサブクール度制御系を動作させることを
特徴とする原子炉起動法。 二特許請求の範囲第5項において、前記運転曲線に沿っ
て原子炉を運転する手段として、前記炉心入ロサブクー
ル度の増分に対する出力増分が前記運転曲線の前記勾配
の逆数に等しくなるように出力制御系を動作させること
を特徴とする原子炉起動法。 発明の詳細な説明 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子炉の冷温停止後の起動法に係り、特に起
動時に自然循環状態またはそれに近い状態にある原子炉
の熱水力的安定性を確保するのに好適な起動法に関する
。 〔発明の背景〕 一般に沸騰水型原子炉では、低圧時または自然循環時に
、原子炉を安定に運転できる範囲(安定性余裕)が狭い
という特性がある。このため、原子炉起動時には安定性
余裕に十分配慮して運転する必要がある。 第1図は自然循環時の原子炉出力と炉心流量との関係お
よび従来の知見にもとづく不安定発生領域を示したもの
である。低圧および低流量時には原子炉を安定に運転で
きる範囲が狭いことがわかる。 なぜなら、自然@環流量は、高温度である炉心中の冷却
材の密度と、低温度である炉心外側流路中の冷却材の密
度との差にょる浮力と、炉心内の蒸気−液体二層流(v
apour−1iquid two−phaseflo
w)における摩擦損失の釣合にもとづくものであり、低
圧低流量時では摩擦損失の変動が自然循環流量の変動を
助長する傾向を有し、i然循環流が不安定となるからで
ある。これについては後述する。 安定性余裕を大きくする方法としては、第2図に示すよ
うに圧力容器1の外部に再循環系5を設け、冷却水3を
強制循環させる方法がある。第3図は強制循環型原子炉
の起動法を示した起動マツプで、冷却水3を定格の20
%ポンプ速度で循環させながら出力を上昇させる方法を
用いている。 このような方法により、起動時には第4図に示すように
、自然循環曲線上で運転した時よりも安定性余裕を大き
くすることが可能である。 第5図は第4図の運転曲線を炉心入ロサブクール度ΔT
を用いて示したものである。 サブクール度(ΔT)とは、冷却水3の飽和温度T1
(ある圧力Pにおける騰点)と冷却水3の実際の温度T
Aの差、すなわち 、4T=T、−T、 ・・・・・・ (1)で定義され
る。騰点T、は、冷却水3の圧力に依存するから、 ΔT=ΔT (P) ・・・・・・ (2)である。 又、炉心サブクール度とは、従って、冷却水3の炉心へ
流入する時点のサブクール度ΔTを意味するものである
。 以上に述べた従来の原子炉起動法は、いずれもこれまで
に知られていた上述摩擦損失の変動による自然循環流に
関する不安定領域しか考慮していないものであった。と
ころが、原子炉が炉心でボイド発生を伴う自然循環状態
あるいは自然循環に近い状態(若干の強制循環流を含む
状態)にある時には上記した不安定とは別な不安定が存
在することが明らかになった。このため、これまでの原
子炉起動法では十分な安定性余裕を確保できないという
問題があった。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、上記した原子炉起動法における従来技
術の問題点を解決し、原子炉の安定性確保の観点から最
適な運転曲線に沿う起動法を提供することにある。 〔発明の概要〕 本発明は、従来から知られていた原子炉の不安定モード
(第1の不安定モード)の他に新たに見出した第2の不
安定モードを考慮して、いかなる場合にも原子炉の起動
が安定に行われるようにしたものである。また、このよ
うにして原子炉が起動されたのちには、外乱に対する原
子炉の応答値が最小(減幅比が最小)となる運転曲線に
沿った運転が行われるようにしたものである。 〔発明の実施例〕 本発明の動機となった第2の不安定モードの発生機構と
その特徴を第1の不安定モードと関連づけて以下に説明
する。 第6図は第2の不安定モードが発生する運転領域を原子
炉出力と炉心入口における冷却材のサブクール度を用い
て表示したものである。図中には比較のために第1の不
安定モードも記入しである。 第1の不安定モードが低すブクール度、高出力条件下で
発生するのに対し、第2の不安定モードはそれとは逆に
高すブクール度、低出力条件下で発生することがわかる
。前者は炉心の出口クォリティXが高い状態で発生し、
後者は逆にクォリティが低い条件下で発生する。その機
構は以下のように説明される。 上記出口クォリティXとは、 mv X=□ ・・・・・・ (3) y mv;単位時間に炉心出口を通過する 蒸気質量 m、r;単位時間に炉心出口を通過する冷却水の総質量 で定義される。 自然循環流量Qは、第7図に示すような沸騰回路におい
て上昇流路10と下降流路11における冷却材の密度差
に起因する浮力Fと主として上昇流路における2相流の
摩擦損失IPとの釣合から定まる。浮力Fはボイド率α
の関数F(α)であり、摩擦損失APはクォリティ又と
流量Qの関数JP(x、Q)と考えられる。一方、2相
流中のボイド率とクォリティについては一般しこ第8図
に示すような関係がある。今、第7図しこ示した沸i1
回路に流量外乱δQが生じた時の系の応答を考える。 第1の不安定モード: 第8図より高クォリティ領域(X>0.10)ではクォ
リティの変動に対するボイド率の変イヒ分a α −は小さい。したがって、δXと同オーダーのX く、変動量δQに対して浮力は影響を受番プなし)(δ
F=O)と考えられる。一方、摩擦損失APは次式で与
えられる。 AP Cx、Q)”φ” (X) Q” ・(4)φ”
(X):2相流増倍係数 したが゛つて、φQに対するAPの変動量δΔPは次式 %式% 第9図に示すように出口クォリティ変動δXの位相は流
量変動δQに対して反転しているからαQ ax とが知られているから、(5)式の右辺第1項は負、第
2項は正の符号をもつ。したがって、(5)式の左辺〈
0となる条件下(高クォリティ条件で成立)では、正の
流量変動に対して摩擦損失の減少をきたすので流量変動
は助長され不安定が発生する。第10図は上記機構の不
安定(逸走型不安定)の発生範囲をAP−Q線図で示し
たものである。以上のように第1の不安定モードは水力
的な負性抵抗に原因する。 第2の不安定モード: X クォリティ変動δX、したがってまた流量変動δQのオ
ーダーよりも大きな変動を示す。それゆえ、この領域で
は第1の不安定モードとは逆に駆動力(浮力)の変動δ
Fが現象を支配する。すなわち正の流量変動δQに対し
て出口クォリティの減少δXがおこると、第8図よりボ
イド率の急減少δαが生じる。このため、外乱δQの作
用が終了するや流量は急減して突騰がおこる。沸騰によ
るボイドの増加は駆動力δFを増す方向に作用するから
流量は再び増加して最初の状態に戻る。このサイクルが
持続して不安定な状態になる。第2の不安定モードの発
生機構を第11図により現象論的に説明すると以下のよ
うになる。 炉心出力が小さく自然@環流量14が少ない状態におい
て負の流量変動δQが加わると(状態(A)) 、炉心
部4で急激にボイド15が発生する(状態(B))。こ
のため、浮力が発生して炉水を循環する駆動力が生じる
(状態(C))。一方、炉心部で冷却水の流速が増すと
冷却水の除熱能力が増すので沸騰は止む(状態(D))
。この状態はボイド15が上昇流路10の頂上に至って
抜けるまで持続する。しかし、ボイド15が抜けると頂
部から上昇流路10へ冷却水の逆流が過渡的に生じる(
状態(E))ため、上昇流路10内の冷却水の流れは停
滞し再び状態(A)が実現する。このサイクルが繰返さ
れて流量の変動とボイドの発生・消滅が周期的に生じる
。このように、第2の不安定モードは浮力Fの変動分δ
F、即ち炉心内のボイド率αの変動分δαに原因する。 不安定発生時のボイド率αの時間変化は不安定モードに
応じて第12図に示すように特徴的な波形を示す。 ところで、第2の不安定モードの発生範囲には第6図に
示したようにサブクール度の極小値AT−t−が存在す
る。この点は以下に説明するような状態を示している。 第7図に示したような、発熱部と冷却部がある自然循環
回路を用いた実験を行ったところ、第13図に示すよう
に不安定の発生レンジは沸騰部10の出口クォリティに
よって一義的に定まることがわかった。又、非沸騰状態
では不安定は生じないことも明らかになった。 不安定が発生するクォリティを限界クォリティx0と呼
ぶことにする。第1.第2の不安定モードが開始するX
。1. Xa、はそれぞれ、0.1゜0.01 のオー
ダーである。第2の不安定モードに関する限界クォリテ
ィ16を原子炉出力と炉心入ロサブクール度線図上に示
すと第14図を得る。 第2の不安定モードの発生領域はこの限界クォリティ曲
線16x(E、ΔT)=xo2と沸騰開始曲線17x(
E、ΔT)=oとで囲まれる領域として表すことができ
る。したがって、第2不安定モードの極小サブクール度
18(、!I’l□) およびそれに対応する原子炉出
力E0は次の連立方程式の解で近似することができる。 すなわち、ΔT’ml。は出カーサブクール度線図にお
いて、限界クォリティを表す曲INIJ116と沸騰開
始曲線17との交点として与えられる。 なお、第14図において、上記連立方程式(6)式で得
られる極小サブクール度AT’=、、と、実験的に得た
実際の極小サブクール度ΔT、i。とは、わずかにずれ
ている。すなわち、理論値と実験値とのずれによるもの
であるが、理論値であるJT’−i−は、実験値である
A ’r、t、より安全サイドにあるので、理論値A’
r”−、、を持って本発明の原子炉起動法を説明するも
のとする。 本発明になる運転法の特徴は、第2の不安定モードを回
避するため第14図に示すように原子炉出力上昇開始点
の炉心入ロサブクール度ΔTが次式 %式%(7) を満足する範囲にあるようにすることである。あるいは
、最初から核加熱を開始し炉心内にボイドの発生がない
範囲で核加熱を維持して(7)式が満足されるまでサブ
クール度を低下する。これに対し従来の運転方法では同
図に示したように運転曲線が第2の不安定領域を横切る
ので低出力領域において過渡的な不安定が発生する。 本発明になる運転法の第2特徴は、原子炉出力上昇開始
後の途中の運転方法にある。以下にこの点について説明
する。 原子炉では出力あるいは流量が振動し時間とともに発散
する不安定現象を避けるような運転および設計を行って
いる。第22図は流量および出力の振動の様子を示した
ものである。隣接する波の振幅の比X2/X、は減幅比
と呼ばれておりX2/xt<1であれば安定であると言
い、X2.;/X。 〉1であれば不安定であると言う。 第15図は減幅比γの等高線図を示したものである。γ
=1.0の等直線は不安定−安定の境界を膚、味する。 第16図はATを第15図に図示の任意の値βに固定し
て出力Eに対する減幅比γの依存性を示したものである
が、減幅比γが最小となる出力Eat、が存在すること
がわかる。E+al、を各サブクール度に対してめると
第16図に示すように減幅比γを最小とする最適運転曲
線19が得られる。減幅比γが最小の意味は、外乱の減
衰が最も速やかであること、いいかえると外乱に対して
系が最も安定な状態にあることにほかならない。 本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。 第17図は熱交換器6を内蔵する自然循環型原子炉とそ
の制御系の構成を示す。原子炉は圧力容器1、炉心4、
ライザー8、熱交換器6、熱交換器A、制御棒20から
構成される。制御系としては出力制御系21、サブクー
ル度制御系22があり、検出信号には圧力23、炉心入
口のサブクール度24、L P RM (Local
Power Range Mon1ter)信号25が
ある。さらに最適起動曲線19を計算するプログラムを
内蔵する計算機26と運転状態を表示するCRT27が
ある。上記の構成を有する本発明の一実施例による原子
炉の起動法は以下の通りである。計算機26は時間間隔
をおいて圧力信号23を取り込み、その圧力における不
安定マツプと最適運転曲線19をCRT27上に表示す
る。また、サブクール度信号24とLPRM信号25を
とり込み現在の運転状態をCRT27上に表示する。起
動手順は以下の通りである。サブクール度制御系22に
より、熱交換器Aを介して圧力容器1内部の冷却材を昇
温しサブクールATを低下させ、ATが(7)式を満足
する状態に至れば出力制御系21を作動させ制#棒20
の引抜きを始める。また熱交換器6はサブクールの低下
が必要な時に作動する。原子炉出力の監視はLPRM信
号25による。最適運転曲線19に沿って原子炉出力を
上昇するには出力変動δEに対するサブクール制御量δ
(、!l T、)を次式で与えられる値とすればよい
。 ・・・・・・ (8) ここに、4’r:原子炉出力と圧力を与えた時の最適運
転曲線上のサブクー ル このような運転方法を採用すれば、外乱に対して最も安
定な状態を保持しながら原子炉を起動できるという効果
がある。 本発明の他の実施例としては第18図に示すような蓄圧
器29と圧力制御系28を具備した自然循環型原子炉シ
ステムを考えることができる。圧力を制御できれば第1
9図に示すように不安定領域自体を制御できるので運転
範囲が広くなる。また、初期加圧が行えるので第2の不
安定モードの発生領域が高すブクール度側に大きく後退
し安定に運転できる範囲が広がる。そのため制御棒20
引抜き前の冷却材昇温操作が不要になり、起動が容易か
つ短時間で行えるという効果がある。 本発明になる第3の実施例を第20図に示す。 本例は外部に強制循環ループ5と流量制御系3゜を具備
するものである。第2の不安定モードのモデルを組み込
んだ計算プログラムを用いて、外部から炉心流量を補填
した場合の安定性マツプを計算した結果を第21図に示
す。自然循環に加えて再循環ループ5を駆動して炉心流
量を増せば安定な運転範囲が広がることがわかる。流量
の補給によって、[”=、。を増大させ、これが運転開
始時のサブクール度を越える状態を達成すれば、起動時
の昇温・昇圧をしないで原子炉を起動できるという効果
がある。 第2の不安定モードの存在を考慮した起動法を計画でき
るので自然循環あるいはそれに近い状態にある原子炉を
安定な状態で起動できる。さらに、外乱に対して原子炉
が最も安定な状態となる運転状態を結んで作成される最
適運転曲線に沿って原子炉を起動できるので、原子炉を
最も安定に運転できる他流量やボイドの変動に伴う燃料
過熱を防止できる。また、その結果M CP R(Mi
nimumCritical Power Ratio
)を低・減できるので原子炉出力を大きくとれる。 [発明の効果] 以上の如く、本発明によれば、原子炉の安定性を確保し
ながら運転できるという効果が得られる。 図面の簡単な説明 第1図は自然循環時の原子炉出力と炉心流量との関係を
示したグラフ図、第2図は沸騰水型原子炉の概略断面図
、第3図は原子炉の起動マツプを示すグラフ図、第4図
は従来認識されていた原子炉炉心出力と炉心流量との関
係における運転曲線を示したグラブ図、第5図は第4図
の関係を炉心出力と炉心入ロサブクール度との関係にお
いて示したグラフ図、第6図は本発明の知見を元に示し
た第1.第2の各不安定モード領域を示すグラフ図、第
7図は原子炉の自然循環を示すもけい図。 第8図は出口クォリティとボイド率との関係を示すグラ
フ図、第9図は循環流量と出口クォリティとの関係を示
すグラフ図、第10図は2相流摩擦損失と流量との関係
を示すグラフ図、第11図は第2不安定モードの発生原
理を示したもけい図、第12図は時間経過にともなうボ
イド率の関係を第1と第2の各不安定モード別に示した
グラフ図、第13図は減幅比と各ファクターとの関連を
示したドラトポ421〜表示によるグラフ図、第14図
は本発明による原子炉起動曲線グラフ図、第15図は原
子炉の最適運転曲線と減幅比との関連を示したグラフ図
、第16図は第15図中のβ点における減幅比と炉心出
力との関係を示したグラフ図、第17図は本発明の実施
例における熱交換器付きの自然循環型原子炉構成断面と
その制御系を示したもしき図、第18図は同じく圧力制
御系を具備した自然@環型原子炉、第19図は各不安定
モード域の圧力依存性を示したグラフ図、第20図は本
発明の他の実施例であって、流量制御系を有する強制[
環型原子炉、第21図は各不安定モード域の流量依存性
を示したグラフ図、第22図は減幅状態を示した時間−
出力・流量曲線グラフ図である。 1・・・原子炉圧力容器、2・・・予′熱器、3・・・
冷却水。 4・・・炉心、5・・・再循環系、6・・・1次熱交換
器、7・・・2次熱交換器、8・・・ライザ、9・・・
外部加熱源。 10・・・上昇流路、11・・・下降流路、12・・・
加熱部、13・・・サブターラ、14・・・自然循環流
、15・・・ボイド、16・・・限界クォリティ曲線、
17・・・沸騰開始曲線、18・・・極小サブクール度
、19・・・最適運転曲線、20・・・制御棒、21・
・・出力制御系、22・・サブクール制御系、23・・
・圧力、24・・・炉心入ロサブクール度、25・・・
LPRM信号、26・・・計算機、27・・・CRT、
28・・・圧力制御系、29・・・蓄圧器、30・・・
流量制御系。 代理人 弁理士 高橋明夫−” (・ ( 第6 目 入ロブ7゛°7−ル崖(−ラ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、冷温停止状態にある沸騰水温原子炉を起動するに際
し、炉心入口での冷却材のサブクールを、炉心で冷却材
が沸騰を開始する条件と浮力の周期的変動に起因する不
安定の開始条件とから定まる限界サブクールよフも小さ
い範囲に設定したのちに出力上昇を開始することを特徴
とする原子炉起動法。 2、冷温停止状態にあった沸騰水型原子炉の出力を上昇
する過程において、減幅比が極小となるように原子炉出
力と炉心入口での冷却材のサブクールを組み合わせた運
転曲線に沿って原子炉を運転することを特徴とする原子
炉起動法。 3、%許請求の範囲第1項において、前記炉心入口での
冷却材のサブクール設定を冷却材の昇温により達成する
ことを特徴とする原子炉起動法。 4、特許請求の範囲第1項において、前記炉心入口での
冷却材のサブクール設定を原子炉圧力の上昇により達成
することを特徴とする原子炉起動法。 5、特許請求の範囲第1項において、前記炉心人口での
冷却材のサブクール設定を強制循環による炉心流量の増
大によシ達成することを特徴とする原子炉起動法(、B
W凡のみならずAT几も含む)。 6、q#許請求の範囲第2項において、前記運転曲線に
沿って原子炉を運転する手段として出力増分に対する前
記炉心入口サブクールの増分が前記運転曲線の勾配に等
しくなるようにサブクール制御系を動作させることを特
徴とする原子炉起動法。 7、特許請求の範囲第2項において、前記運転曲線に沿
って原子炉を運転する手段として、前記炉心入口サブク
ールの増分に対する出力増分が前記運転曲線の前記勾配
の逆数に等しくなるように出力制御系を動作させること
を特徴とする原子炉起動法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58173055A JPS6069598A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 原子炉起動法 |
| US06/652,460 US4734249A (en) | 1983-09-21 | 1984-09-20 | Nuclear reactor start-up method |
| DE19843434567 DE3434567A1 (de) | 1983-09-21 | 1984-09-20 | Verfahren zum anfahren eines kernreaktors und zur durchfuehrung des verfahrens geeigneter siedewasserkernreaktor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58173055A JPS6069598A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 原子炉起動法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069598A true JPS6069598A (ja) | 1985-04-20 |
| JPH049278B2 JPH049278B2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=15953376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58173055A Granted JPS6069598A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 原子炉起動法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4734249A (ja) |
| JP (1) | JPS6069598A (ja) |
| DE (1) | DE3434567A1 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5271044A (en) * | 1991-03-14 | 1993-12-14 | Hitachi, Ltd. | Boiling water nuclear reactor and start-up process thereof |
| JP2007225511A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Hitachi Ltd | 原子炉監視装置及び出力制御装置 |
| JP2007232503A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | 原子炉システム及び原子炉制御方法 |
| JP2007232504A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | 原子炉システム及び原子炉制御方法 |
| JP2011503615A (ja) * | 2007-11-15 | 2011-01-27 | ザ ステイト オブ オレゴン アクティング バイ アンド スルー ザ ステイト ボード オブ ハイヤー エデュケイション オン ビハフ オブ オレゴン ステイト ユニバーシティ | 原子炉のための安定始動システム |
| JP2011017720A (ja) * | 2010-09-17 | 2011-01-27 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉システム及び原子炉制御方法 |
| US9330796B2 (en) | 2007-11-15 | 2016-05-03 | Nuscale Power, Llc | Stable startup system for a nuclear reactor |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5229068A (en) * | 1991-05-17 | 1993-07-20 | General Electric Company | Optimized critical power in a fuel bundle with part length rods |
| JP3945780B2 (ja) * | 2004-07-22 | 2007-07-18 | 株式会社日立製作所 | 原子力プラント構成部材の放射性核種の付着抑制方法および成膜装置 |
| JP4850536B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2012-01-11 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 自然循環型原子炉の出力制御装置及び自然循環型原子炉の出力制御方法 |
| JP2013019728A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Toshiba Corp | 原子炉の核熱水力安定性監視装置、方法、及びプログラム |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3700552A (en) * | 1969-11-19 | 1972-10-24 | Babcock & Wilcox Co | Nuclear reactor with means for adjusting coolant temperature |
| JPS5135890A (en) * | 1974-09-20 | 1976-03-26 | Hitachi Ltd | Genshiro no jidokidoseigyosochi |
| JPS6014962B2 (ja) * | 1978-04-05 | 1985-04-17 | 株式会社日立製作所 | 強制再循環型蒸気発生装置 |
| US4343682A (en) * | 1980-08-20 | 1982-08-10 | Grimes Arthur S | Plant having feed water heating means for nuclear units during plant start up and method of operating the same |
| JPS59136686A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-06 | 株式会社日立製作所 | 原子炉炉心出力変動監視方法 |
| JPS6071992A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-23 | 株式会社東芝 | 沸騰水型原子炉 |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP58173055A patent/JPS6069598A/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-20 US US06/652,460 patent/US4734249A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-09-20 DE DE19843434567 patent/DE3434567A1/de not_active Ceased
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5271044A (en) * | 1991-03-14 | 1993-12-14 | Hitachi, Ltd. | Boiling water nuclear reactor and start-up process thereof |
| JP2007225511A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Hitachi Ltd | 原子炉監視装置及び出力制御装置 |
| JP2007232503A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | 原子炉システム及び原子炉制御方法 |
| JP2007232504A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Hitachi Ltd | 原子炉システム及び原子炉制御方法 |
| JP2011503615A (ja) * | 2007-11-15 | 2011-01-27 | ザ ステイト オブ オレゴン アクティング バイ アンド スルー ザ ステイト ボード オブ ハイヤー エデュケイション オン ビハフ オブ オレゴン ステイト ユニバーシティ | 原子炉のための安定始動システム |
| US8891723B2 (en) | 2007-11-15 | 2014-11-18 | State of Oregon Acting by and Through The State Board of Higher Education on Behalf or Oregon State University, The Oregon State University | Stable startup system for a nuclear reactor |
| US9330796B2 (en) | 2007-11-15 | 2016-05-03 | Nuscale Power, Llc | Stable startup system for a nuclear reactor |
| US9431136B2 (en) | 2007-11-15 | 2016-08-30 | Nuscale Power, Llc | Stable startup system for nuclear reactor |
| JP2011017720A (ja) * | 2010-09-17 | 2011-01-27 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | 原子炉システム及び原子炉制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4734249A (en) | 1988-03-29 |
| DE3434567A1 (de) | 1985-04-11 |
| JPH049278B2 (ja) | 1992-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8891723B2 (en) | Stable startup system for a nuclear reactor | |
| JPS6069598A (ja) | 原子炉起動法 | |
| US6198786B1 (en) | Methods of reactor system pressure control by reactor core power modulation | |
| JPS59184895A (ja) | 原子炉の負荷追従制御方法 | |
| JPH0480358B2 (ja) | ||
| JPS59217188A (ja) | 自然循環型原子炉 | |
| JPS59143997A (ja) | 沸騰水型原子炉の起動法及びそのシステム | |
| JPS60157091A (ja) | 高速増殖炉2次冷却系体積制御方法及び装置 | |
| JPH04258791A (ja) | 原子炉出力制御方法及びその装置 | |
| JPS5944689A (ja) | 沸騰水型原子炉の運転制御方法 | |
| JPS6086493A (ja) | オ−バフロ−汲上装置 | |
| JPH0812275B2 (ja) | 液体金属冷却高速炉の運転方法 | |
| JPS5993103A (ja) | 原子力発電プラント | |
| JPS59180389A (ja) | 沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
| JPH02112795A (ja) | 燃料集合体、スペクトルシフトロツド、原子炉及び原子炉の出力制御方法 | |
| JPS59162486A (ja) | 原子炉出力制御装置 | |
| JP2021192007A (ja) | 高速炉の制御方法及び制御装置 | |
| JPH0752232B2 (ja) | 沸騰水型原子炉 | |
| CN115359853A (zh) | 反应堆冷却剂系统设计热、冷区域容积比的确定方法 | |
| JPH01244393A (ja) | 制御棒駆動制御装置 | |
| JPH04125497A (ja) | 高速炉用熱交換器 | |
| JPS5992389A (ja) | 沸騰水形原子炉 | |
| Haapalehto | Analysis of natural circulation in VVER-440 geometry with CATHARE2 V1. 3U | |
| JPS58205896A (ja) | 原子炉制御装置 | |
| JPS595992A (ja) | 原子炉制御装置 |