JPS607715B2 - 電着塗装方法 - Google Patents

電着塗装方法

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JPS607715B2
JPS607715B2 JP13437077A JP13437077A JPS607715B2 JP S607715 B2 JPS607715 B2 JP S607715B2 JP 13437077 A JP13437077 A JP 13437077A JP 13437077 A JP13437077 A JP 13437077A JP S607715 B2 JPS607715 B2 JP S607715B2
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正幸 三沢
聖治 原
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【発明の詳細な説明】 本発明は被塗物にカチオン型粉体電着塗料を亀着塗装し
た後、未硬化のままで、再度カチオン型電着塗装を霞着
塗装して防食性とくに耐系さび性のすぐれた複合硬化塗
膜を形成させる霞着塗装方法に関するものである。
カチオン型粉体電着塗料の電着塗装塗膜は粉体塗料の静
電塗装塗膜とほぼ同程度に優秀な塗膜性能(例えば、上
塗鮮映性、耐アルカリ性、耐水性等)を得ることが出来
るが、耐糸さび抵抗性、耐チッピング性は顔料濃度の高
い有機溶剤型下塗り塗料や粉体塗装塗膜に比べて劣る。
またつきまわり性については、粉体塗料の静電塗装より
は良いが、通常のアニオン型霞着塗料やカチオン型電着
塗料に比べ、大中に劣るため、被塗物の袋状構造内部や
複雑な形状部分については、ほとんど塗装できないとい
う問題があった。このようなつきまわり性不足に対する
方策として、カチオン型粉体電着塗装と通常の露着塗装
とを2コート2べーク方式で組み合せる塗装方法が考え
られている。
しかし、この場合においても、半硬化及至完全硬化した
1回目の軍着塗膜の体積固有電気抵抗値が高いため、1
回目と2回目の電着塗膜の境界部分の塗膜形成が十分で
なく、この部分の塗膜性能とくに防食性が劣るという欠
陥があった。
また半硬化及至完全硬化した1回目のカチオン型粉体電
着塗装塗膜は2回目の露着塗装における軍着塗料や亀着
水洗液(ウルトラフィルトレーション炉液、脱イオン水
、上水等)に対する“ぬれ”が劣るため、2回目の電着
塗装後十分水洗しても、露着水洗液が水滴状にたまり(
水滴跡)、焼付乾燥後1回目の霞着塗装塗膜上に水滴跡
や塗料跡が生じ外観品質が低下する。
またこのような水滴跡等欠陥のある所へ、研摩しないで
上塗塗料を塗装すれば、耐湿試験でプリスター発生や、
上塗塗膜の密着性不良の問題があった。また正常な塗膜
の糸さび抵抗性の改良のための対策として、彼塗物であ
る金属自体の耐食性向上を目的としリン酸塩系表面処理
を行ない更にクロメート後処理を施す方法やカチオン型
粉体電着塗料に防錆顔料の増量などが従来実施されたが
、糸さび抵抗性は向上しても耐水性、耐湿性や格安定性
が逆に低下するという望ましくない傾向を示す。
たとえば防錆顔料として塩基性クロム酸鉛を露着用樹脂
分10礎部(重量部以下同じ)に対して4〜6部配合し
たり、また防錆顔料と体質顔料とを組み合せること等に
より、塗膜の防食性は向上するが、一般に雷着塗料の格
安定性が急激に低下するという欠点はまぬがれない。本
発明は上述の課題の解決を目的とし、亀着塗装を2回に
分け、1回目‘こカチオン型粉体電着塗料を施し、未硬
化のまま、ついで顔料濃度の高いカチオン型電着塗料を
2回目に塗装した後、暁付けて硬化させることによって
達成される。
すなわち本発明は、カチオン型樹脂と粉体塗料とを主成
分とするカチオン型粉体電着塗料浴を用い、被塗物を陰
極として、これに1回目の露着塗装を行なった後、未硬
化のままで樹脂分io碇部‘こ対し50〜200部の顔
料を配合した2回目のカチオン型電着塗料を露着塗装し
、ついで燐付けて複合硬化塗腰とすることを特徴とする
霞着塗装方法である。
本発明における顔料とは、露着塗装に通常配合される着
色顔料、防錆顔料、体質顔料等を包含するものであって
、若干の例を挙げれ‘よ、弁柄、カーボンブラック、酸
化チタン等の着色顔料、クロム酸ストロンチウムのよう
な防錆顔料、タルク、精製カオリン(たとえば、ジーク
ラィト工業会社製のジークラィト、クレーなど)等の体
質顔料の適当な組合せが採用される。
また本発明において1回目に塗装する霞着塗料としては
、公開特許公報48−43731号に示されるような粉
体電着塗料等のような粉体塗料をカチオン型電着塗料に
配合した型のものは何れも使用することができる。
また2回目に塗装する亀着塗料としては、本発明で設定
された顔料配合割合のカチオン型電着塗料であれば使用
できる。カチオン型電着塗料による露着塗装法とは、内
面を樹脂被覆して絶縁せしめた金属製電着槽に、有機酸
あるいは無機酸で中和・水溶化した水溶性樹脂、たとえ
ば中和したポリァミノ樹脂〔樹脂骨核中に多数のァミノ
基(一N比)を有するものを酸で中和〕を展色剤とする
霞着塗料を建浴せしめ、彼塗物を陰極とし金属溶出のな
い素材(炭素板等)を陽極として通電し、皮膜を析出さ
せる方法をいう。これらの電着塗料に使用される樹脂は
、カチオン型では酸で中和されるべき塩基性高分子化合
物であり、たとえば酢酸中和によるアミノ基付加ェポキ
シ樹脂、アミノ基含有アクリル酸ェステル共重合体等が
挙げられるが、本発明においては上記に例示した樹脂の
みに限定されるものではない。1回目のカチオン型粉体
電着塗料より得られる霞着塗膜単独では、糸さび抵抗性
において、粉体塗料や顔料濃度の高い有機溶剤型下塗り
塗料より劣ることは前述のとおりである。
また2回目のカチオン型電着塗料には樹脂分10碇部も
こ対して50〜20疎郡、好ましくは70〜15碇部の
顔料が配合される。顔料の配合割合が上述の範囲を外れ
ると、糸さび抵抗性が低下したり塗膜の平滑性、平坦性
が悪化するので、本発明の目的に沿わなくなる。1回目
のカチオン型粉体電着塗料を通常の霞着条件で被塗物に
雷着塗装し、これを水洗した後未硬化のままの塗膜上に
、さらにカチオン型電着塗料を通常の露着条件で亀着塗
装すると、2回目の顔料濃度の高い電着塗膜のほとんど
が極である液塗物表面の至近部に析出する現象を生じ、
1回目の霞着層と2回目の雷着層とが複合した状態の塗
膜が形成される。
すなわち顔料濃度の高い2回目の露着塗料を塗装したに
もかかわらず平滑性‘こ富む塗膜が得られ、この複合塗
膜を焼付けることによって糸さび抵抗性のすぐれた硬化
塗膜を得ることができる。また顔料濃度の高い2回目の
カチオン型電着塗料は1回目のカチオン型粉体電着塗料
よりつきまわり性がすぐれているため、複雑な形状部分
への塗着性は2コート2ベイク方式のようには向上しな
いがかなり良くなり、総合的な防錆力は向上する。
2コース2べーク方式で問題となる1回目と2回目の露
着塗膜の境界部分(薄膜)の防錆力不良はこの場合には
問題点とならない。
この塗り重ね方式での電着塗装の場合の雷着塗膜の厚さ
は、乾燥塗膜として1回目15〜50仏、2回目10〜
25仏の範囲が好ましく、また前もって被塗物に化成被
膜処理(表面処理)を施した後塗装を行なうと、糸さび
抵抗性が一般と向上する。
本発明により電着塗装を行なった後、必要に応じ上塗り
塗料を適宜塗り重ねて仕上げることができる。たとえば
自動車ボデーの塗装仕上げの場合、先ずアミノ基付加ェ
ポキシ樹脂を用いたカチオン型粉体電着塗料による1回
目の塗装を行ない、水洗後アミノ基付加ェポキシ樹脂を
用いたカチオン型電着塗料による2回目の塗装を行なっ
て水洗したのち、150〜18000の温度で暁付けて
複合硬化塗膜とする。つにで、上塗りとして液状又は粉
末の熱硬化型アクリル樹脂塗料あるいは熱硬化型ポリエ
ステル樹脂塗料を塗装すればよい。本発明に係る蚤着塗
装方法によれば、従釆電着塗膜の弱点であった防食性と
くに糸さび抵抗性を著しく向上せしめるため、自動車、
家庭電器、プレハブ鉄骨等広範囲の工業塗装分野で防食
塗装法として応用することができる。以下実施例および
比較例を挙げて本発明を具体的に説明する。
なお、%は重量%を意味する。実施例 1バインダーと
してのカチオン型樹脂は、ェピコート1001(シェル
石油社製)を488部、ジェタ/ールァミン105部お
よびインプロピルアルコール25碇部を8000で8時
間還流下に反応させて液状のアミノェポキシ樹脂を得た
。
分散体としてェポキシ系粉体塗料(関西ペイント会社製
、ェバクラッドNo.3600)を使用した。上記バイ
ンダー樹脂280部に、氷酢酸12.4部および脱イオ
ン水60の都を加えて、デゾルバーで十分燭拝し、次い
で上記分散体634部を加え、ベブルミルで2独時間混
合分散せしめた後、これを固形分15%になるまで脱イ
オン水で希釈する。この時、必要に応じて、少量の氷酢
酸を追加し液温30ooで液のpHを4.4〜4.5に
調整する。このようにして得た液を露着槽に移し、パー
コラィト#525T処理した彼塗物金属を陰極に接続し
、陽極板を液中に挿入し、液を軽く損拝しながら、通常
の竜着塗装と同じ要領で陰極電着を行なう。
極間距離15肌、印加電圧200V、電着時間10秒、
液温3000なる露着条件の下だ彼塗物のリン酸亜鉛処
理鋼板上に電着塗膜を析出させ、被塗物を取り出し、シ
ャワー状の水洗を実施し、未硬化のままで、樹脂分10
碇部‘こ対し顔料分7碇都のカチオン型電着塗料(塗料
1)を極間距離15肌、印加電圧250V、電着時間8
分、液温3000なる露着条件で再度電着塗装し、彼塗
物を取り出し、シャワー状の水洗を実施し、180午0
で30分間焼付けて試験片を作成した。この塗膜につい
ての試験結果を表1に示す。
また露着つきまわり試験装置(特公昭50−8467の
図面に記載された装置と同じ構造を有する)を用いて、
上記電着条件で、1回目と2回目の電着塗料の組み合せ
塗装を実施した。そのつきまわり高さ(弧)を表1に示
す。(塗料 1) 水溶性ェポキシ系ポリアミノ樹脂(固形分として)注)
100岬廉渉猟礎壷麓擬料
。
)弁 柄 60精製カ
オリン(ジークラィト) 10・ 了77注
) 樹脂塩基価80のェポキシ系ポリアミノ樹脂を酢酸
により中和当量0.7で水溶化したもの。
比較例 1実施例1の1回目のカチオン型粉体電着塗料
を用いて、1回目の電着塗装を行ない、水洗後180℃
で30分間燐付けた。この塗腰についての試験結果を表
1に示す。
またつきまわり試験については、実施例1のカチオン型
粉体電着塗料を用いて、露着塗装を印加電圧200V、
液温30午Cで通電時間は1硯砂及び3分間実施した。
そのつきまわり高さ(伽)を表1に示す。比較例 2 つきまわり試験装置を用いて実施例1の1回目のカチオ
ン型粉体電着を用いて、1回目の電着塗装を行ない水洗
後、18000で30分間健付けた。
その後実施例1の2回目のカチオソ型電着塗料を用い、
2回目の露着塗装を実施した。そのつきまわり高さ(抑
)と1回目と2回目との電着塗装塗膜の境界部分の耐食
性について表1に示す。表1 注)(1)耐塩水噴霧性 J18Z2871塩水噴霧試験による。
片刃安全ヵミソリで試験片に対角線状の素地に達する×
状の切りさずをつくり「最長960時間試験をつづけた
。
試験中240時間、および480時間目に中間チェック
して点錆発生の有無をしらべ、ないものについては切り
きずからの錆の発生中仇の)で示した。(2) 糸さび
抵抗性 ASTM−D2803−69T糸さび試験に準拠する。
片刃安全ヵミソリで試験片に対角線状の素地に達する×
状の切りさずをつくり、塩水噴霧試験機内に24時間入
れる。塩水噴霧後脱イオン水でよく洗浄し「試験片が乾
燥す−る前に恒温陣湿室に入れて温度50±2℃、湿度
85士2発RHに保持し、480時間試験をつづける。
試験中240時間および360時間目に中間チェックし
て糸さび発生の有無を調べ、糸さびか明瞭に認められる
ものについては「その長さを測定した。8)つきまわり
試験装置 時公昭50−8467の図面に記載された装置と同じ構
造を有し、チュ−ブの内径は8/4インチ、テストスト
リップの寸法は15×0.6インチ、テストパネルの寸
法は4×12インチ、底部とチューブ末端との間隙は1
インチで、礎梓用のスタラ−を装着したものである。
以下の表についても同じ装置を使用した。実施例 2 バインダーとしてのカチオン性樹脂は、ィソプロパノー
ル4窮鼠 メタクリル酸ジメチルアミノェチル2伍部、
メタクリル酸2−ヒドロキシェチル15部、スチレン2
5部、アクリル酸ブチル4坊部、にrt−ドデシルメル
カプタン2部、アゾビスィソブチルニトリル2部を混合
損拝し、不活性ガス気流中で還流下に2時間反応させ、
アゾビスィソブチロニトリル0.5部を追加後、更に4
時間還流下に反応させることによりアミノアクリル樹脂
を得る。
分散体としては、ェポキシ系粉体塗料(関西ペイント会
社ェパクラッドNo.3600)を使用した。上記バイ
ンダー樹脂282鰍こ氷酢酸7.4部および脱イオン水
80の部を加えディゾルバーで充分蝿拝したのち上記分
散体604部を加え、実施例1と同様の方法で塗料調整
および霧着塗装した。引き続き実施例1と同様に未硬化
のままで、樹脂分10峠部‘こ対し顔料分122部のカ
チオン型電着塗料(塗料ロ)を印加電圧290Vとする
以外、実施例1の条件で試験片を作成した。この塗膜に
ついての試験結果を表2に示す。
また電着つきまわり試験は実施例1の方法で、上記の露
着条件で1回目と2回目の電着塗料の組み合せ塗装を実
施した。そのつきまわり高さ(伽)を表2に示す。(塗
料 ロ) 水溶性ェポキシ系ポリアミノ樹脂 100(部)(固形
分として)注)工パン710
5(第1工業製薬製ノニオン界面活性剤)チタン
白 55弁 柄
60精製カオリン
7227注) 塗料1で用いたものと同
じ。
比較例 3 実施例2の1回目のカチオン型粉体電着塗料を用いて、
1回目の霞着塗装を行ない、水洗後180℃で30分間
焼付けた。
この塗膜についての試験結果を表2に示す。
またつきまわり試験については、実施例2のカチオン型
粉体電着塗料を用いて実施例1と同様の方法で霞着塗装
した。そのつきまわり高さ(肌)を表2に示す。比較例
4 実施例1の1回目のカチオン型粉体電着塗料を用いて、
1回目の電着塗装を行ない、水洗後未硬化のままで、樹
脂分10碇織こ対し顔料分25部のカチオン型電着塗料
(塗料m)を印加電圧200V以外実施例2の条件で2
回目の電着塗装を実施した。
この塗膜いついて試験結果を表2に示す。
またつきまわり試験については実施例2のカチオン型粉
体電着塗料を用いて1回目の電着塗装を行ない、続いて
(塗料m)を用いて印加電圧200Vで実施例1の条牛
で実施した。
そのつきまわり高さ(肌)を表2に示す。
(塗料 m) 水落生ェポキシ系ポリアミン樹脂 10碇都(固形
分として)注)弁柄 18 精製カオリン 7125注)
塗料ロで用いたものと同じ。
比較例 5 樹脂分10従部‘こ対し顔料分23礎部よりなる(塗料
N)を2回目の霞着塗装に用いる以外実施例2の方法試
験片及びつきまわり高さ(抑)を測定した。
その結果を表2に示す。得られた塗膜の状態は実施例2
の場合と大差なかったが、膜厚は目標値をやや下廻るも
のであった。
(塗料 W) 水溶性ェボキシ系ポリアミノ樹脂 10の部(固形
分として)洋)エポン710
5弁 柄 22
5精製カオリン 5335注
) 塗料1で用いたものと同じ。
表2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カチオン型樹脂と粉体塗料とを主成分とするカチオ
    ン型粉体電着塗料浴を用い、被塗物を陰極として、該被
    塗物に1回目の電着塗装を行なつた後、未硬化のままで
    、樹脂分100重量部に対し50〜200重量部の顔料
    を配合した2回目のカチオン型電着塗料を電着塗装し、
    ついで焼付けて複合硬化塗膜とすることを特徴とする電
    着塗装方法。
JP13437077A 1977-11-09 1977-11-09 電着塗装方法 Expired JPS607715B2 (ja)

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