JPS608277B2 - 植物性高安定性油 - Google Patents

植物性高安定性油

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JPS608277B2
JPS608277B2 JP6257381A JP6257381A JPS608277B2 JP S608277 B2 JPS608277 B2 JP S608277B2 JP 6257381 A JP6257381 A JP 6257381A JP 6257381 A JP6257381 A JP 6257381A JP S608277 B2 JPS608277 B2 JP S608277B2
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JP
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oil
macadamia nut
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acid
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JP6257381A
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晴雄 吉永
正七郎 川嶋
恒夫 鎌田
節也 藤田
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NIPPON YUSHI KK
SEBUN TETSUKU KK
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NIPPON YUSHI KK
SEBUN TETSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は構成脂肪酸の7〜45重量%(以下%は重量%
を示す)がへキサデセン酸である植物性高安定性油に関
するものであり、さらに詳しくは、マカダミァナッッ油
、にトコフェロールを添加してなるAOM安定度が10
畑時間以上の液体植物性高安定性油に関するものである
液体植物性は、流動性、均一性、潤滑性、可食性などの
特性を有しおり、食品分野に利用されているばかりでは
なく、化粧品用油脂、薬用油脂、潤滑油、無揮発性溶剤
などの基剤としても重要であり、広く利用されている。
一般に液体油はリノール酸、リノレン酸等の多不飽和脂
肪酸を多く含有するために酸化安定性が悪く、臭い、ベ
トッキ、味の低下など劣イ8現象が起りやすいという欠
点を有しており、前記用途に使用する場合、必ずしも品
質的に満足されるものではなく、むしろ大きな障害とな
っており、酸化安定性の高い潤滑性の良い液体油の開発
が強く望まれてし、た。本発明者らは、マカダミアナツ
ツ油が構成脂肪酸中の多不飽和脂肪酸が少なく、かつ、
凝固点の低いことに着目し、これを高安定性油に利用す
る研究を続けた。
マカダミアナッッ油は、豪州(原産地)、ハワイ(主産
地)、南アフリカケニャなどで産出するマカダミアナツ
ッから圧搾などの処理により得られる液体植物油であり
、その構成脂肪酸を分析例で示すと、ミリスチン酸0.
9%、バルミチン酸8.3%、ヘキサデセン酸23.8
%、ステアリン酸2.8%、オレイン酸57.2%、リ
ノール酸1.8%、アラキジン酸2.2%、ェィコセン
酸2.2%、べへニン酸0.7%であり、ヘキサデセン
酸を特異的に多く含んでいる。
このマカダミアナツツ油は、脂肪酸組成からジェン酸以
上の不飽和酸が少ないので、酸化安定性が非常に良いと
考えられたが、AOM安定度は30〜5q時間であり、
一般のサラダ油等の3〜5倍良いという程度であり、脂
肪酸組成から推定されるAOM安定度(約12畑時間)
よりはるかに低かった。
我々は、さらに鋭意研究の結果、マカダミアナツッ油の
トコフェロール含量が異常に少ないことを発見し、マカ
ダミアナッッ油のように構成脂肪酸中にへキサデセン酸
を多く含有する油脂にトコフェロールを適量加えること
により安定性が従来の植物油及び油脂技術では全く考え
られないほど飛躍的に向上するとの知見を得、本発明を
完成させたものである。
すなわち、本発明は、構成脂肪酸の7〜45重量%がへ
キサデセン酸となるようにマカダミアナッッ油を含有す
る液体油にトコフェロールを0.002〜0.2%含有
させてなるAOM安定度100時間以上の植物性高安定
性油に関するものである。
本発明に使用する油脂としてマカダミアナツツ油または
これを所定量配合した液体油がある。
マカダミアナッッ油は、その構成脂肪酸中にへキサデセ
ン酸を20%以上と特異的に多く含有しているが、トコ
フェロールなどの酸化防止剤は0.001%以下と著し
く少なく、他の植物油の100ないし数百分の1しか含
有していない。本発明に使用するマカダミアナッッ油は
、マカダミアナッッから圧搾または溶剤抽出によって得
られるもののどちらでも長いが、圧搾法で得られるマカ
ダミアナッッ油は色調が良好である。
これらのマカダミアナッッ油は、必要に応じ精製をおこ
なうが、吸着剤による軽い脱色処理と常法による脱臭処
理により、ほとんど無色、無味、無臭、凝固点−1〆○
以下の清澄な液体油となる。また、本発明に使用する油
脂としては、マカダミアナツツ油を他の液体油たとえば
大豆油、コーン油、菜種油、落花生油、綿実油、米油、
MCT(中鎖糞肪酸トリグリセリド)などと混合して、
構成脂肪酸中のへキサデセン酸が7%〜45%になるよ
うにしたものも使用できる。その他に、あらかじめ分別
して得たへキサデセン酸のグリセリドを他の液体油に所
定量配合した油脂を使用してもよい。構成脂肪酸中のへ
キサデセン酸の量が7%未満のもので液体性のよい高安
定性油を得ることができない。
トコフェロールの含有量は、油脂中濃度0.002〜0
.2%が好ましい。
この含有量が0.002%未満では安定性の向上効果が
小さく、0.2%を越えてもその効果は増大せず、他の
面で不都合が生じて好ましくない。本発明においては、
上記のトコフェロールを油脂に直接添加するか、あるい
はトコフェロール含量がマカダミアナッッ油の約10ぴ
音である他の植物油、たとえば、大豆油、コーン油、菜
種油、落花生油、線葵油、米油などを油脂に配合して、
トコフェロールを所定量含有させることができる。他の
植物油を配合する場合、マカダミアナッッ油に対してそ
の配合量を多くし過ぎると、構成脂肪酸中のへキサデセ
ン酸の量が前記範囲を外れるおそれがあるので、マカダ
ミアナツツ油の量を30%以上、特に好ましくは50%
以上にすることが望ましい。本発明においてトコフェロ
ールを添加後の油脂の安定性は、無添加油の数倍以上と
著しく向上し、これは構成脂肪酸中にへキサデセン酸を
特異的に多く含有するマカダミアナッッ油特有の現象で
あり、オレィン酸主体の他の液体油では見られないこと
である。
たとえば、トコフェロール無添加のマカダミアナツッ油
(AOM安定度4畑時)にトコフェロールを約0.02
%添加すると、AOM安定度は、約400時間を示し、
超高安定性油となる。本発明の植物性高安定性油は、高
安定性、液体性、無臭性などが特に要求される化粧品用
油脂、薬用油脂、フレーバーなどの溶剤、精密機械およ
び食品用機械の潤滑剤、食品加工用油脂などの種々の用
途に適するものである。
次に本発明の実施例および応用例を示す。
実施例 1 マカダミアナッッ油を圧搾抽出して得た油を24時間静
鷹し、水分とオリをデカンタ−により除去し、さらに炉
過をおこない清澄なマカダミアナッツ油を得た。
このマカダミアナツッ油の総トコフェロールは0.00
042%であり、構成脂肪酸中のへキサデセン酸は23
.8%であった。これに酸化防止剤としては市販のトコ
フェロール(純度98%)をそれぞれ0.001%、0
.002%、0.005%、0.002%、添加し、未
添加油とともにAOM安定度(A.0.C.S.Ten
tative,Me比odによる)を測定し、計算され
たトコフェロールの含有量と対比した結果を第1表に示
す。トコフェロールを0.002%以上含有させたもの
は、この表から明らかなように安定性が顕著に向上して
いた。第1表実施例 2 実施例1で得られた清澄なマカダミアナッッ油(トコフ
ェロール無添加のもの)に袴製コ−ン油(トコフェロー
ル含有量0.09240%)を1%、2%、3%、10
%配合したものをそれぞれ調製し、マカダミアナッッ油
、精製コーンとともにAOM安定度を測定した結果をト
コフヱロール含有量とともに第2表に示した。
この表から明らかなようにコーン油を2〜10%配合し
、トコフェロール含有量を0.002%以上にしたもの
は安定性が顕著に向上していた。第2表 実施例 3 実施例1で得られた清澄なマカダミアナツツ油(酸化防
止剤無添加のもの)にオリーブ油(トコフェロール含有
量0.01100%)を10%、20%、30%、40
%、50%、60%、70%、80%、90%配合した
ものをそれぞれ調製し、マカダミアナッッ油、オリーブ
油とともにAOM安定度を測定した結果をトコフェロー
ル含有量、ヘキサデセン酸含有量とともに第3表に示し
た。
この表から明らかなようにトコフェロール含有量を0.
002%以上にすることによって安定性は向上するが、
マカダミアナッッ油の含有量が30%以下またはへキサ
デセン酸含有量が7%では十分な安定性が得られなかっ
た。第3表 実施例 4 実施例1で得られた清澄なマカダミアナッッ油を(酸化
防止剤無添加のもの)を真空下で105℃に加熱、活性
白土1%を添加、5分間脱色処理し、得られた脱色油を
真空下で190℃に加熱、水蒸気を2時間吹き込み、脱
臭処理し、得られた精製マカダミアナッツ油に市販トコ
フェロール(純度98%)を0.02%添加し、高安定
性油を得た。
この高安定性油のAOM安定度、色調(ロピボンド比色
計、51/4インチセル使用)、耐寒性、臭い、味を市
販の椿油と比較した結果を第4表に示した。この表から
明らかなように本発明の高安定性油は、従来、最も優れ
た高安定性油として広く知られている椿油よりも安定性
、色調、臭い、味の面ではるかに優れていた。第4表 実施例 5 実施例4で得られた精製マカダミァナッッ油(トコフェ
ロールを0.02%添加したもの)30%とMCT(中
鎖脂肪酸トリグリセリド)70%を混合し、AOM安定
度を測定した結果は32独特間であり極めて高い安定性
を示していた。
この混合油は、MCTの短所である加水分解性および油
性が改善された、皮ふ感触の良い液体油である。
次に本発明の植物性高安定性油を化粧品に用いた例を示
す。
応用例 1 クリーム (重量%) 油性成分 セタノール 5.0ステア
リン酸 2.0ピースワックス
1.0 ワセリン 5.0スクワラン
20.0実施例4で得た植物性高
安定性油・〇‐〇 乳 化 剤 親油性モノステアリン酸グリセリン
2.0
ポリオキシュチレンソルピタンモノラゥリン酸ヱステル
(2肥○) 2.0 香 料 0.5防腐剤
,酸化防止剤 適量アルカリ剤,苛性
カリ 0.05水相プロピレングリコ
ール 5精製水 47.0 精製水にプロピレングリコールを加え、70qoに加熱
して70qoに保った。
水相以外の他の成分を混合し加熱溶解して70qoに加
熱し、この油相部を前述の水相部に加えて予備乳化後、
ホモミキサ−で均一乳化し、熱交換器により30qoま
で冷却して上記配合のクリームを得た。このクリ−ムは
皮膚によくなじみ、長期間保存してもにおし、および使
用感の経時変化はなく良好であった。
応用例 2 乳液 (重量%) 油性成分 流動パラフィン 5.0実施
例5で得た植物性高安定性油5.0ワセリン
3.0セタノール
2.0乳化剤 ソルビタンセスキオレィン酸ェ
ステル
0.8ポリオキシェチレンオレイルエーナル(2庇0)
1.2 香 料 03防腐剤,
酸化防止剤 適量保 温 剤 ポリエ
チレングリコール600 5.0アルコール エタノー
ル 5.0精 製 水
52.5粘 度 質 カルポキシビ
ニルポリマー(1.0%水溶液)
20.0アルカリ剤 トリエタノールアミン
0.1精製水にポリエチレングリコーン600
を加えて加熱混合し、エタノールを加えて7000に保
った。
予め調製してあったカルボキシビニルポリマー水溶液と
アルカリ剤とを除く他の親油性成分を混合加熱して70
こ0とした。この油相部を前述の水相部に加えて予備乳
化後、カルボキシビニルポリマー水溶液を加えて均一に
混和し、アルカリ剤を加えて中和後ホモミキサーで均一
に乳化し、熱交換器により30qoまで冷却して上記配
合の乳液を得た。この乳液の皮膚への親和曲ま極めて良
好で、ベタつきがなく、且つ長期間の保存によってにお
し、および使用感の経時変化はなく良好であった。応用
例 3口紅 (重量%) 二酸化チタン 5.0赤色
204号 0.6だし
、だし、203号 1.0
キヤンデリラロウ 9.0
固形パラフィン 8.0力ルナ
ウバロウ 5.0ラノリ
ン 11‐0ヒマシ油
30.0実施例4で得た植物
性高安定性油 19.8ミリスチン酸ィソプロピ
ル 10.0香 料
適量酸化防止剤
適量二酸化チタン、赤色204号、だし、だい203
号をヒマシ油の一部に加えローラーで処理した(顔料部
)。
別に赤色223号を徴量ヒマシ油およびマカダミア油の
一部に溶解した(染料部)。他の成分を混合し加熱融解
した後、顔料部、染料部を加え、ホモミキサ−で均一に
分散後、型に流し込み急冷し、スチック状になったもの
を容器に差し込みフレーミングをおこない口紅を得た。
この口紅は感触、つやが非常に良好で、経時変化も非常
に少なかった。
応用例 4 サンタル化粧料 (重量%) 紫外線吸収剤 1.5流動パ
ラフィン61.0実施例5で得た植物性高安定性油
37.0香 料 適
量酸化防止剤 適量上記の
配合組成のサンタン化粧料は、皮膚に塗布しやすく、経
時変化も非常に少なかった。
応用例 5ヘアオイル (重量%) 流動パラフィン 80.0オリ
ーヴ油 9.0実施例1
で得たマカダミアナッッ油(酸化防止剤無添加)
10.0酸化防止剤
適量香 料
適量上記の配合組成のヘアオイルは、長期間安
定であり使用感も良好であった。
マカダミアナッッ油に酸化防止剤を直接添加しなくても
、組成分全体に添加してあれば有効である。応用例 6 ポマード (重量%) 固形パラフィン 6.0ワセ
リン 52.0
実施例1で得たマカダミアナツツ油(酸化防止剤無添加
) 30.0流動パラフ
ィン 9.0香 料
2.5酸化防止剤
適量染 料
適量上記の配合組成のポマードは、長期間安
定であり使用感も良好であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 構成脂肪酸の7〜45重量%がヘキサデセン酸とな
    るようにマカダミアナツツ油を含有する液体油にトコフ
    エロールを0.002〜0.2重量%含有させてなるA
    OM安定度100時間以上の物性高安定性油。
JP6257381A 1981-04-27 1981-04-27 植物性高安定性油 Expired JPS608277B2 (ja)

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