JPS609099B2 - タービン翼の表面処理方法 - Google Patents
タービン翼の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS609099B2 JPS609099B2 JP50149379A JP14937975A JPS609099B2 JP S609099 B2 JPS609099 B2 JP S609099B2 JP 50149379 A JP50149379 A JP 50149379A JP 14937975 A JP14937975 A JP 14937975A JP S609099 B2 JPS609099 B2 JP S609099B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- turbine blade
- blade
- surface treatment
- turbine
- Prior art date
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- Expired
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水滴や水蒸気などによるCr系金属タービン翼
表面層の侵食を防止するのに好適な表面処理方法に関す
る。
表面層の侵食を防止するのに好適な表面処理方法に関す
る。
Cr系金属の蒸気タービンにおいて、その低圧段翼の周
辺には湿り蒸気が流れ、その流速が非常に大きいため翼
面の緑部は水滴によって著しく侵食される。
辺には湿り蒸気が流れ、その流速が非常に大きいため翼
面の緑部は水滴によって著しく侵食される。
近年、蒸気タービンの容量が大型化されるに伴い、大量
の蒸気量が流れる低圧タービンには有効長の大きい翼が
採用されるようになっている。例えば現在わが国で使わ
れている最長の33.5インチ翼の場合蒸気の流速は約
500肌/secにも達する。従って低圧タービン内で
発生する水滴と翼先端との相対速度も大きくなり、水滴
の衝突による翼の侵食が大きな問題となっている。
の蒸気量が流れる低圧タービンには有効長の大きい翼が
採用されるようになっている。例えば現在わが国で使わ
れている最長の33.5インチ翼の場合蒸気の流速は約
500肌/secにも達する。従って低圧タービン内で
発生する水滴と翼先端との相対速度も大きくなり、水滴
の衝突による翼の侵食が大きな問題となっている。
また原子力タービンの低圧タービン最終段付近の湿り度
は12〜20%にも達し、新鋭火力プラント低圧タービ
ンの8〜10%に比べるとはるかに湿り度が高く、従っ
て原子力タービンの安全性の面からも腐食による侵食防
止が問題となっている。
は12〜20%にも達し、新鋭火力プラント低圧タービ
ンの8〜10%に比べるとはるかに湿り度が高く、従っ
て原子力タービンの安全性の面からも腐食による侵食防
止が問題となっている。
従来は、これを防止する方法として作用蒸気中の湿り度
が高くならないように過熱蒸気を使用することはもちろ
ん、気水分離器により飽和蒸気中の水滴を防止したり、
あるいは水滴が直撃する翼面に、耐侵食性の薄板をろう
付、あるいは溶接してタービン翼の侵食を防止していた
。しかしこのようにタービン翼にろう付、あるいは溶接
によって取付けた場合はいずれもタービン翼に与える熱
変形が大きく、特に熔接の場合は高炭素含有量のステラ
ィトを溶接するため溶接割れが発生する。
が高くならないように過熱蒸気を使用することはもちろ
ん、気水分離器により飽和蒸気中の水滴を防止したり、
あるいは水滴が直撃する翼面に、耐侵食性の薄板をろう
付、あるいは溶接してタービン翼の侵食を防止していた
。しかしこのようにタービン翼にろう付、あるいは溶接
によって取付けた場合はいずれもタービン翼に与える熱
変形が大きく、特に熔接の場合は高炭素含有量のステラ
ィトを溶接するため溶接割れが発生する。
ざらにろう付による場合は接着面積を100%近く確保
することがむずかしいので、未着部分が多く、溶接によ
る場合とともに使用中に疲労破損の起点になるという欠
点があった。本発明は前述のようなCr系金属タービン
翼防食法における従来の欠点を解消する目的で提案され
たもので、−1父r鋼又は17Cr−小i−4Cu鋼か
らなるタービン翼の表面にNiとCoとMoを含有する
析出硬化型1*r系マルェージング鋼をイオンメッキし
た後、該タービン翼を熱処理して拡散浸透とともに時効
硬化させることを特徴とするタービン翼の表面処理方法
を提供する。本発明方法において、イオンメッキ法を用
いることにより純金属でも合金でもメッキが可能であり
、さらにメッキの雰囲気中で翼表面の酸化物などを除去
清浄しながらメッキするので、純粋な金属表面則ち結晶
面にメッキ金属が付着し、原子結合型に近いメッキの構
造となるので、電気メッキでは不可能なメッキ金属の翼
母材への拡散接合が行なわれる。
することがむずかしいので、未着部分が多く、溶接によ
る場合とともに使用中に疲労破損の起点になるという欠
点があった。本発明は前述のようなCr系金属タービン
翼防食法における従来の欠点を解消する目的で提案され
たもので、−1父r鋼又は17Cr−小i−4Cu鋼か
らなるタービン翼の表面にNiとCoとMoを含有する
析出硬化型1*r系マルェージング鋼をイオンメッキし
た後、該タービン翼を熱処理して拡散浸透とともに時効
硬化させることを特徴とするタービン翼の表面処理方法
を提供する。本発明方法において、イオンメッキ法を用
いることにより純金属でも合金でもメッキが可能であり
、さらにメッキの雰囲気中で翼表面の酸化物などを除去
清浄しながらメッキするので、純粋な金属表面則ち結晶
面にメッキ金属が付着し、原子結合型に近いメッキの構
造となるので、電気メッキでは不可能なメッキ金属の翼
母材への拡散接合が行なわれる。
またメッキ材として使用される前記のようなマルェージ
ング鋼は耐侵食性及び高硬度・高籾性をもち、タービン
翼の1父r鋼。
ング鋼は耐侵食性及び高硬度・高籾性をもち、タービン
翼の1父r鋼。
1にr−4Ni−4Cu鋼と強固に結びついて高硬度・
高鞠性のメッキ層を形成する。
高鞠性のメッキ層を形成する。
また時効硬化させることにより、メッキ材の拡散が進行
し、さらに密着性のよいメッキ層を形成する。
し、さらに密着性のよいメッキ層を形成する。
このように本発明方法では高硬度・高級性を備え、密着
性の良い表面層が得られ、溶接、ろう付による表面層の
ように未着部分から疲労亀裂が発生して剥離飛散するこ
ともなく、さらにメッキ層を時効硬化させる場合に、表
面硬化の程度を自由に選ぶことができる。
性の良い表面層が得られ、溶接、ろう付による表面層の
ように未着部分から疲労亀裂が発生して剥離飛散するこ
ともなく、さらにメッキ層を時効硬化させる場合に、表
面硬化の程度を自由に選ぶことができる。
次に本発明の一実施例を図面に塞いて説明する。
第1図は1父r鋼からなるタービン翼1の翼前綾部にN
il5%,Co7%,Mo3%を含有する析出硬化型1
父r系マルェージング鋼をイオンメッキした翼の横断面
及び表面を示し、2はメッキ層、3はメッキ材の拡散層
である。部分的なメッキの施行方法は、例えばレジスト
(抵抗体)で不要な部分を覆ってメッキを施せばよい。
第2図はメッキ層表面の硬度及びメッキ材の拡散状態を
示し、曲線4はメッキ後時効硬化前の拡散状態を示し、
メッキ層から約5オングストローム翼母村に拡散された
。メッキ後さらに500午0で20時間時効硬化処理を
行ったところ、曲線5に示されるように翼母材に深く浸
透した拡散層ができるとともに、曲線6に示されるよう
に表面は高い硬度が得られた。このメッキ層は高炭素鋼
で硬化させるのと異なり、十分な鞠性をそなえた表面硬
化層である。このように1*r鋼からなるタービン翼の
表面に前記組成を有する析出硬化型1父r系マルェージ
ング鋼をイオンメッキすることにより、これら両金属が
強固に結合して高硬度・高鋤性の表面層が得られ、かつ
メッキ雰囲気中で翼表面に付着した酸化物などを除去情
浄しながらメッキされるので、純粋な金属表面則ち結晶
面にメッキ金属が付着し、原子結合型に近いメッキ構造
となるので、電気メッキでは不可能な拡散層が形成され
る。また溶接、ろう付による表面層のように未着部分か
ら疲労亀裂が発生して剥離飛散することがない。さらに
時効硬化処理を施すことにり拡散層がさらに翼材内部に
浸透するため密着性のよい表面層が得られ、かつ時効硬
化処理の程度を調節することにより表面硬化の程度を自
由に選ぶことができる。なお本実施例は翼の部分的な耐
侵食性を考慮したものであるが、翼全面の侵食が問題に
なる場合、あるいはヱロージョン侵食が問題となる1*
r鋼、又は1にr−4Ni−4Cu鋼からなる他のター
ビン翼についても本発明方法の適用が可能である。
il5%,Co7%,Mo3%を含有する析出硬化型1
父r系マルェージング鋼をイオンメッキした翼の横断面
及び表面を示し、2はメッキ層、3はメッキ材の拡散層
である。部分的なメッキの施行方法は、例えばレジスト
(抵抗体)で不要な部分を覆ってメッキを施せばよい。
第2図はメッキ層表面の硬度及びメッキ材の拡散状態を
示し、曲線4はメッキ後時効硬化前の拡散状態を示し、
メッキ層から約5オングストローム翼母村に拡散された
。メッキ後さらに500午0で20時間時効硬化処理を
行ったところ、曲線5に示されるように翼母材に深く浸
透した拡散層ができるとともに、曲線6に示されるよう
に表面は高い硬度が得られた。このメッキ層は高炭素鋼
で硬化させるのと異なり、十分な鞠性をそなえた表面硬
化層である。このように1*r鋼からなるタービン翼の
表面に前記組成を有する析出硬化型1父r系マルェージ
ング鋼をイオンメッキすることにより、これら両金属が
強固に結合して高硬度・高鋤性の表面層が得られ、かつ
メッキ雰囲気中で翼表面に付着した酸化物などを除去情
浄しながらメッキされるので、純粋な金属表面則ち結晶
面にメッキ金属が付着し、原子結合型に近いメッキ構造
となるので、電気メッキでは不可能な拡散層が形成され
る。また溶接、ろう付による表面層のように未着部分か
ら疲労亀裂が発生して剥離飛散することがない。さらに
時効硬化処理を施すことにり拡散層がさらに翼材内部に
浸透するため密着性のよい表面層が得られ、かつ時効硬
化処理の程度を調節することにより表面硬化の程度を自
由に選ぶことができる。なお本実施例は翼の部分的な耐
侵食性を考慮したものであるが、翼全面の侵食が問題に
なる場合、あるいはヱロージョン侵食が問題となる1*
r鋼、又は1にr−4Ni−4Cu鋼からなる他のター
ビン翼についても本発明方法の適用が可能である。
第1図は本発明方法の一実施例を示した説明図、第2図
は上記実施例のメッキ層のタービン翼母材への拡散状態
と硬度を示す線図である。 1・・・・・・タービン翼、2・・・・・・メッキ層、
3……メッキ材の拡散層、4・・・・・・メッキのまま
の拡散状態を示す曲線、5・・・・・・メッキ及び時効
硬化処理後の拡散状態を示す曲線、6・・・・・・硬度
曲線。 第1図第2図
は上記実施例のメッキ層のタービン翼母材への拡散状態
と硬度を示す線図である。 1・・・・・・タービン翼、2・・・・・・メッキ層、
3……メッキ材の拡散層、4・・・・・・メッキのまま
の拡散状態を示す曲線、5・・・・・・メッキ及び時効
硬化処理後の拡散状態を示す曲線、6・・・・・・硬度
曲線。 第1図第2図
Claims (1)
- 1 13Cr鋼又は17Cr−4Ni−4Cu鋼からな
るタービン翼の表面にNiとCoとMoを含有する析出
硬化型13Cr系マルエージング鋼をイオンメツキした
後、該タービン翼を熱処理して拡散浸透とともに時効硬
化させることを特徴とするタービン翼の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50149379A JPS609099B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | タービン翼の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50149379A JPS609099B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | タービン翼の表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5272336A JPS5272336A (en) | 1977-06-16 |
| JPS609099B2 true JPS609099B2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=15473834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50149379A Expired JPS609099B2 (ja) | 1975-12-15 | 1975-12-15 | タービン翼の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609099B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5556713A (en) * | 1995-04-06 | 1996-09-17 | Southwest Research Institute | Diffusion barrier for protective coatings |
| US6143141A (en) * | 1997-09-12 | 2000-11-07 | Southwest Research Institute | Method of forming a diffusion barrier for overlay coatings |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1096294A (en) * | 1964-06-12 | 1967-12-29 | English Electric Co Ltd | Turbine blades |
-
1975
- 1975-12-15 JP JP50149379A patent/JPS609099B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5272336A (en) | 1977-06-16 |
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