JPS609798B2 - ニコチン光学対掌体の識別定量法 - Google Patents

ニコチン光学対掌体の識別定量法

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JPS609798B2
JPS609798B2 JP57028160A JP2816082A JPS609798B2 JP S609798 B2 JPS609798 B2 JP S609798B2 JP 57028160 A JP57028160 A JP 57028160A JP 2816082 A JP2816082 A JP 2816082A JP S609798 B2 JPS609798 B2 JP S609798B2
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JP
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nicotine
oxidase
quantifying
immobilized
sensor
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洋一 三上
昭雄 葛山
進 前田
幸照 小尾
卓郎 木佐木
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco and Salt Public Corp
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  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はd−ニコチンと1−ニコチンの混合物中のdー
ニコチン及び1−ニコチンを固定化微生物センサーを用
いてそれぞれ識別定量する方法に関する。 ニコチンにはdーニコチンと1ーニコチンの2種の光学
異性体が知られているが、天然に存在するニコチンはす
べて1ーニコチンである。 ところが近年、薬理学及び神経生理学の領域において1
ーニコチンの光学対称体としてのd−ニコチンに対する
関0が高まり、dーニコチンの利用分野の拡大とともに
、感度が高く簡便なdーニコチン及び1−ニコチンの混
合物からそれぞれの光学異性体を識別定量する方法の確
立が必要とされるようになってきた。本発明はこのよう
な要望に応えるためになされたものである。一般に、異
性体混合物の分別定量はそれぞれの化学的性質及び物理
的性質が極めて類似しているために非常に困難な場合が
多く、従来、d−ニコチンと1−ニコチンの混合物(以
下(d十1)ーニコチンともいう)中のd−ニコチン及
び1ーニコチンを固別に定量するためには、次のような
方法がとられていた。 すなわち、
【1はず検体から(d+1)−ニコチンを真
空蒸留又は分取クロマトグラフィーにより精製。分離す
る。(2ー次に分離した(d十1)−ニコチンの旋光度
を測定し、その値から(d+1)ーニコチン中のd一体
と1一体の比を算出する。剛別にUV吸収スペクトル法
又はガスクロマトグラフ法(例えばC.0.Willi
tsetal.、Ahal.Chem.、22、430
(1950)、J.R.Wagner et al.、
J.A.0.A.C.、62、229(1979)参照
)により(d+1)−ニコチンの全量を定量する。‘4
}(d+1)ーニコチンの全量を前記の比率で案分して
1ーニコチンとdーニコチンのそれぞれの量を算出する
。しかし、従釆公知の定量法は旋光度を測定する前に(
d+1)−ニコチンの精製・分離が必要であり、また感
度が低いので多量の検体(数10の夕)を必要とする等
の欠点があった。 本発明は検体中のdーニコチン及び1−ニコチンを繁雑
な前処理操作ないと短時間にしかも高感度で精度よく定
量する方法を提供することを目的としたものである。 近年、固定化微生物の技術が著しく進展するに及んで、
これの電気計測への応用も盛んに試みられるようになり
、固定化微生物センサーを利用したグルコースの定量(
1.Kar岬e、S.Mitsuda、S.S雌肌i、
Emop.J,Appl.Microbiol,Bio
tech、7343(1979))をはじめ各種の微生
物センサーによるメタノール、酢酸、メタンガス等の定
量が報告されている(軽部征夫、化学、No.7、52
4(1981))。 しかしながら、光学異性体を同時に識**別定量できる
バイオセンサーは(酵素、微生物、オルガネラセンサー
を含め)いまだ全く知られていない。本発明者等はd−
ニコチン及び1−ニコチンの定量に対する微生物センサ
ーの利用について種々検討した結果、d−ニコチン及び
1ーニコチンを同時に同程度資化する微生物すなわちd
l−ニコチンオキシダーゼ生産菌の誘導・管理、並びに
(d+1)−ニコチンの中から1ーニコチンだけを選択
的に迅速に資化する微生物すなわち1一ニコチンオキシ
ダーゼ生産菌をたばこ畑の土壌から分離することに成功
し、これらをそれぞれ固定化して酸素電極と組み合せ、
検体中のd−ニコチン及び1ーニコチンの濃度に応じた
資化にともなう溶存酸素濃度変化を電気化学的に計測す
ることによって、dーニコチン及び1ーニコチンの濃度
を迅速に高感度で定量し得ることを見出し本発明をなす
に至った。 すなわち、本発明はdl−ニコチンオキシダーゼ生産菌
を固定化した微生物センサーによりdーニコチン及び1
ーニコチンの総量を定量し、同時に1−ニコチンオキシ
ダーゼ生産菌を固定化した微生物センサーにより1−ニ
コチン量だけを選択的に定量し、さらに両者の差として
dーニコチン量を定量することを特徴とするニコチン光
学対掌体の識別定量法である。 以下、本発明について詳細に説明する。 まず、使用菌株とその維持管理及び培養法について述べ
る。 従来ニコチン分解菌としては、その分解経路により次の
2種が知られている(山下、清水、玉置、農化、37、
総5(1963))。○} 次式のようにニコチン分解
の第1段階でdーニコチン及び1ーニコチンのピリジン
環の6位が水酸化される。dl−ニコチンオキシダーゼ
生産菌。‘2) 次式のように分解の第1段階で1ーニ
コチンだけからN−メチルミオスミンを生じ、dーニコ
チンは分解しない1一ニコチンオキシダーゼ生産菌。 ‘1’1こ属するdl−ニコチンオキシダーゼ生産菌と
してはアースロバクター・グロビフオルミス(〜thr
oMctorglobifo肌is)及びシュードモナ
ス・ニ コ チ ノ フ ア ガ(Pseudomon
asnicotinofaga)が、又■に属する1一
ニコチンオキシダーゼ生産菌としてはアルカリゲネス・
パラドキサス(Ncalige船sparado刈s)
、アースロバクタ−・グロビフオルミス及びシュードモ
ナス・プチダ(PseudomoMs putida)
が報告されている(例えばS.Mae船、T.Kisa
ki、Agric.Biol.Chem.、45、56
5(1981)、M.C.Detraglia、A.M
.TomeGko、Appl.Environ.Mic
robjol.、39 1067(1980)参照)。 しかしながら、本発明のニコチン定量用の固定化微生物
センサーに適用し得る菌株は単にニコチンを分解できれ
ば良いという訳ではなく、生育が早いこと、ニコチンの
資化速度が速いこと、不用の色素を生成しないこと、固
定化後もニコチン資化能が長期安定であること、又と〈
にdl−ニコチンオキシダーゼ生産菌にあってはd−ニ
コチンと1−ニコチンに対する資化能が同程度であるこ
と等の条件を満たす菌あることが必要である。本発明者
等は多数の適用試験の結果、本発明に適用しうる1−ニ
コチンオキシダーゼ生産菌としては、シュードモナス・
ブチダJTS−9が上記の条件を満たす菌であることが
認めた。本菌はたばこ連作畑の土壌より単離したニコチ
ン資化性菌であるが、その菌学的性質は以下の通りであ
る。 1 形:梓菌、0.8〜0.9×1.3〜2.5仏机2
鞭毛:極毛4〜5本3 グラム染色:陰性 4 肉汁寒天平板培養:集落は円形で周緑はなめらかで
、凸レンズ状に盛上がり、半透明である。 5 肉汁液体培養:生育し、混濁する。 鞘はつくらない。6 0Fテスト:好気的に酸を生成す
る。 7 酸素との関係:好気性 8 カタラーゼ:腸性 9 リトマス牛乳:凝固しない。 10 色素の生成:キングB培地で蟹光色素を生成する
。 11 レバンの生成:陰性 12 アルキニンデヒドロゲナーゼ:陽性13 オキシ
ダーゼ:陰性 14 硝酸塩の還元:陰性 15 ゼラチンの加水分解:ゼラチンを液化しない。 16 澱粉の加水分解:陰性 17 ポリーPーハィドロキシ酪酸の蓄積:なし。 18 炭素源の利用 グルコース:利用する トレハロース:利用しない メソイノシトール:利用しない ゲラニオール:利用しない Lーバリン:利用する Bーアラニン:利用する DL−アルキニン:利用する ペンジルアミン:利用する 19 栄養要求性:ない 20 卵黄培地:陰性 21 生育温度:25〜30qCが最適。 41度℃で生育しない。 22DNAのG+C含量:60.2 以上の結果をパージェイス・マニュアル・オプ.デター
ミナテイブ・バクテリオロジイ(技て戦′s Man
雌l of Detenni岬tive欧cte
riolo戦)第8版に基づき、本菌をシュードモナス
・プチダ(PseMomonasputida)と同定
した。 なお、本菌は微生物工業技術研究所に寄託しており、受
託番号は徴工研菌寄第6146号である。 本菌の菌体は例えば次のような培養によって、その培養
ブロスから遠心分離等の分離手段によって採取する。す
なわち、通常1−ニコチンを0.1%(wt/vol.
)含むニュートリェント・アガ−(NutrientA
ger、Difco社製)斜面塔地に培養し、5℃に保
存されている該1一ニコチンオキシダーゼ生産菌の1白
金耳分を、例えば次の組成の液体塔地Aを10の【入れ
た2コブ付50の【客ェルレンマイャー・フラスコ(三
角フラスコ)に移植し、28ooで2独寿間振とう培養
する。 液体培地Aの組成:リン酸1カリI夕、硫酸マグネシウ
ム7水加物0.5夕、硫酸第一鉄7水化物の1%(wV
vol力K客液を0.3私、塩化カルシウム2水加物の
1%(wVvol力K溶液を0.3舷、硫酸マンガン4
〜5水加物の0.06%ふt/vol)水溶液を0.1
汎‘、イースト・エキス1夕、1ーニコチン塩酸塩、1
夕、以上に蒸留水を加え全量を1そとする(pH6.0
〜6.5)。 つ1.・で、この培養物を同一組成の培地10叫を入れ
た50叫客2コブ付フラスコの中へ0.5肌【移し、2
8qoで1曲時間、回転振とう培養する。 この培養物を80仇pmで10分間遠心分離して沈澱し
た菌体を採取し、生理食塩水で洗浄して遠心分離する。
この洗浄分離操作をさらに2回くり返して、該菌体を得
る。なお、菌体採取の方法は上記万法に限定されるもの
ではないが、望ましくは比較的栄養に乏しく、1−ニコ
チンのみを炭素・窒素源として含む培地に生育させ、そ
の対数増殖期の後半において菌体を採取するのが好まし
い。 一方、dl−ニコチンオキシダ−ゼ生産菌としては多数
のアースロバクター属及びシュードモナス属に属するd
l−ニコチンオキシダーゼ生産菌を、唯一の炭・窒素源
としてd−ニコチンを含む以下に示す組成の液体塔地B
に10数代継代培養した後、選抜した結果、アースロバ
クター・グロビフオルミス IFO12956及びIF
O 12138が良好な菌株であることを認めた。なお
、IFOは日本微生物株保存連盟加入機関である財団法
人発酵研究所を表わす。すなわち、この両菌株は最初は
dーニコチン分解館が低いが、液体塔地Bに継代培養し
てdーニコチンに馴致させると次第に活性が上がり、1
−ニコチン分解態と同程度のdーニコチン分解館を示す
ようになる。 一度このような活性に達した菌株は例えば次のように維
持管理して培養することにより、活性が保持された望ま
しい菌体を得ることが可能であることを見出した。すな
わち、d−ニコチンを0.1%Wt/vol)含む液体
塔地Bに約2%の寒天を加えて調製した斜面塔地に上記
の総代培養を終えたdl−ニコチンオキシダーゼ生産菌
を培養し、5℃に保存しておく。 この一白金耳を液体培地Bを10机入れた2コブ付50
の【三角フラスコに移植し、28o○で24時間振とう
培養する。0 液体培地Bの組成:リン酸1カリ1夕、
硫酸マグネシウム7水化物0.5夕、硫酸第一鉄7水化
物の1%(wVvol力K溶液を0.3の‘、塩化カル
シウム2水加物の1%WVvol力下、溶液を0.3叫
、硫酸マンガン4〜5水化物の0.06%(wt/vo
l)水溶液を0.1の‘、イースト。 エキス0.1夕、D−ニコチン塩酸塩1夕「以上に蒸留
水を加え全量1〆とする。ついで、この培養物を液体培
地Bを10の‘入れた50のと客2コブ付三角フラスコ
の中へ0.5叫移し、28午0で1糊時間、回転振とう
培養する。 この培養物を800仇pmで10分間遠心分離して沈澱
した菌体を採取し、生理食塩水で洗浄して遠心分離する
。この洗浄分離操作をさらに2回くり返して、該菌体を
得る。なお、菌体採取の方法は上記万法に限定されるも
のではないが、望ましくは比較的栄養に乏しく、d−ニ
コチンのみを炭・窒素源として含む培地に生育させ、そ
の対数増殖期の中間において菌体を採取するのが好まし
い。 次にこれらの菌体を以下に記載する方法で固定化する。 菌体固定化の方法には一般に包括法、吸着法があり、そ
のいずれによっても目的に沿った固定化菌体を得ること
が可能である。すなわち、前記のようにして得られた1
一ニコチンオキシダーゼ生産菌JTS−9の湿菌体1の
9を0.1の‘の生理食塩水に懸濁し、5.5柵の円形
に切り抜いた多孔性アセチルセルローズ膜(ミリポァ社
製、HA型、孔径0.2Am、膜厚150しm)上に滴
下し、軽く吸引することにより菌体を吸着・固定化する
。一方、dl−ニコチンオキシダーゼ生産菌 IFO−
12956の湿菌体2地を0.1の【の生理食塩水に懸
濁し、直径5.5側の円形に切り抜いた多孔性アセチル
セルロース膜に同様に吸着・固定化する。次に、前記の
1一ニコチンオキシダーゼ生産菌及びdl−ニコチンオ
キシダーゼ生産菌をそれぞれ吸着・固定化した円形膜(
直径5.5柵)を市販(例えば石川製作所製)の隅膜酸
素電極の酸素透過膜上に装着し、さらにナイロンネット
で被覆してニコチンセンサーを製作する。ここで用いた
隅膜酸素電極は、白金カソード、鉛アノード、水酸化ナ
トリウムの内部液からなり、白金カソード表面は酸素透
過性のテフロン膜で被覆されている。第1図に1−ニコ
チンセンサー並びにdl−ニコチンセンサーの構成の1
例を示す。第1図において、1は陽極(鉛アノード)、
2はテフロン膜、3は】一ニコチンオキシダーゼ生産菌
固定化膜又はdl−ニコチンオキシダーゼ生産菌固定化
膜、4はナイロンネット、5は陰極(白金カソード)、
6は○ーリングを示す。 本発明によるd−ニコチンと1ーニコチンの識別定量の
原理は、検体中の(d十1)−ニコチンと1−ニコチン
のそれぞれの濃度に応じた固定化菌体による資化に伴な
う溶存酸素の濃度変化を測定し、その変化値から各ニコ
チンの濃度を算出することにある。 本発明において溶存酸素濃度変化は市販の酸素電極を使
用し、電流値(〃A)として検出し、つぎに電圧差(肌
V)に変換して記録、計測することができる。次に本発
明に使用するニコチン光学対掌体識別定量装置および該
装置による定量法について具体的に説明する。 第2図に該定量装置の概要を例示した。第2図において
、7は2ペン記録計、8は電流−電圧変換増幅器、9は
1ーニコチンセンサー・10はdlーニコチンセンサー
、1 1はニコチン試料液(検体)、12は恒温水槽、
13は定量注入ループ、14は空気飽和緩衝液、15は
空気供給ポンプ、16はフローセルt 17は計算器を
示す。 定量法としてはまず、溶存酸素飽和の0.1モル濃度の
リン酸緩衝液(pH6.5)を0.5の‘/分の流速で
フローセル16(例えばアクリル樹脂製、直径0.位か
、高さ0.8肌、容量0.23の
【)へ移送すると、溶
存酸素と固定化菌体の呼吸とがバランスした定常電流値
が得られる。 ついで、各種濃度の1ーニコチン試料液11を間欠的に
定量注入ループ13により注入し1ーニコチンの資化に
ともなう菌体の溶存酸素消費量、すなわち、電流減少量
を1−ニコチンセンサー10によって同時に測定する。
電流は約狐オームの抵抗を用いて電圧に変換し、記録計
7及び計算器17に記録する。同様に各種濃度のdーニ
コチン試料液11を間欠的に定量注入ループ13により
注入し、dーニコチンの変化にともなう菌体の溶存酸素
消費量、すなわち電流減少量をdl−ニコチンセンサー
10によって測定する(この場合、1−ニコチンセンサ
ーは作動しない)。さらに各種混合割合の(d+1)−
ニコチンを注入ループ13により注入し、(d+1)−
ニコチンに対する酸素消費量を(d+1)ーニコチンセ
ンサー1川こよって測定・記録し、同時に(d十1)−
ニコチン中の1ーニコチンのみを1ーニコチンセンサ−
9によって測定・記録する。測定中の0.1モル濃度の
リン酸緩衝液と試料液の温度は28℃に保つことが望ま
しい。上記の測定によって得られたデータをもとに、1
−ニコチンに対する1ーニコチンセンサーの応答性を検
討した結果を第3図に示す。すなわち、検体中の1ーニ
コチン濃度の少なくとも5〜60の9′その範囲で、1
−ニコチン濃度の対数と電流値の間に直線関係が成立す
る。又、dーニコチン又は1ーニコチンに対する(d+
1)−ニコチンセンサーの応答性を検討した結果を第4
図に示す。すなわち、検体中のdーニコチン又は1−ニ
コチン濃度が少なくとも5〜60雌/その範囲で、d−
ニコチン又は1ーニコチン濃度の対数と電流値(電圧値
)の間に直線関係が成立し、d−ニコチンと1−ニコチ
ンに対する応答感度は同じであった。さらに第1表左欄
に示した混合割合の(d+1)−ニコチンを注入したと
ころ、両センサーとも直ちに電流値が減少し、2分で濃
度に対応した電流値に達し、6分で分析を終了したが、
その場合の1ーニコチンセンサーと(d+1)ーニコチ
ンセンサーの応答値から計算器により求めた(d+1)
ーニコチン中のdーニコチンと1ーニコチンの値は第1
表右欄分析値のように良く一致した。本ニコチン光学対
掌体識別定量装置中の】ーニコチンセンサーは少なくと
も20日以上、dlーニコチンセンサーは少なくとも1
8日以上安定であった。 第1表 以上詳細に説明したように、本発明の方法によれば、ほ
とんど前処理操作ないこ簡便に、高感度で精度よくd−
ニコチンと1−ニコチンとを識別定量することが可能で
あり、従来の分析法にみられない顕著な効果を有する。 次に本発明の実施例を以下に示す。実施例 1−ニコチンのラセミ化反応における識別定量例1−ニ
コチンをキシレソに溶解し、ナトリウムアミドを触媒と
して加えて加熱するとラセミ化反応がおこり、d−ニコ
チンが生成してくる。 この反応過程で第2表の時間経過時に反応液の一部を採
取して猿遇し、ロータリーェバポレーターでキシレンを
完全に留去し、0.1モル濃度のリン酸緩衝液にその濃
度が5〜50の9/クになるように希釈してそれぞれ分
析用試料とした。これらの試料を本発明の方法で識別定
堕した実験結果を第2表に示した。結果は出発時の1−
ニコチン量を100とした比率で表示した。第2表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1‐−ニコチンセンサー並びにdl−
ニコチンセンサーの構成の1例、第2図は本発明のニコ
チン光学対掌体識別定量装置の1例、第3図は1ーニコ
チンに対する1ーニコチンセンサーの応答曲線(検量線
)、第4図はd−ニコチンと1ーニコチンに対するdl
−ニコチンセンサーの応答曲線(検量線)を示す。 1・・・・・・陽極、2…・・・テフロン膜、3・・・
・・・1一ニコチンオキシダーゼ生産菌固定化膜又はd
l−ニコチンオキシダーゼ生産菌固定化膜、4・…・・
ナイロンネット〜 5…・・・陰極、6・・・・・・○
−リング、7・・・…2ペン記録計、8・・・・・・電
流−電圧変換増幅器、9……1ーニコチンセンサー、1
0……dlーニコチンセンサー「 11…・・・ニコ
チン試料液、12・・・・・・恒温水槽、竃3・・・・
・・定量注入ループ、14・・・・・・空気飽和緩衝液
、15・…・・空気供給ポンプ、16….・・フローセ
ル、17…・・・計算器、18・・・…べリスタポンプ
。 外1顔 汁Z図 外3図 グ斗函

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 dl−ニコチンオキシダーゼ生産菌を固定化した微
    生物センサーによりd−ニコチン及びl−ニコチンの総
    量を定量し、同時にl−ニコチンオキシダーゼ生産菌を
    固定化した微生物センサーによりl−ニコチン量だけを
    選択的に定量し、さらに両者の差としてd−ニコチン量
    を定量することを特徴とするニコチン量を定量すること
    を特徴とするニコチン光学対掌体の識別定量法。 2 微生物センサーが、ニコチンの濃度に応じて微生物
    がニコチンを資化することによって生じる溶存酸素濃度
    変化を電気化学的に計測することを特徴とする固定化微
    生物センサーである特許請求の範囲第1項記載のニコチ
    ン光学対掌体の識別定量法。 3 dl−ニコチンオキシダーゼ生産菌がアースロバク
    ター属に属する細菌であり、l−ニコチンオキシダーゼ
    生産菌がシユードモナス属に属する細菌である特許請求
    の範囲第1項記載のニコチン光学対掌体の識別定量法。 4 dl−ニコチンオキシダーゼ生産菌がアースロバク
    ター・グロビフオルミスIFO12956又はIFO1
    2538であり、l−ニコチンオキシダーゼ生産菌がシ
    ユードモナス・プチダJIS9である特許請求の範囲第
    1項及び第3項記載のニコチン光学対掌体の識別定量法
JP57028160A 1982-02-25 1982-02-25 ニコチン光学対掌体の識別定量法 Expired JPS609798B2 (ja)

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