JPS609980A - 繊維の染色性向上剤 - Google Patents

繊維の染色性向上剤

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JPS609980A
JPS609980A JP58119574A JP11957483A JPS609980A JP S609980 A JPS609980 A JP S609980A JP 58119574 A JP58119574 A JP 58119574A JP 11957483 A JP11957483 A JP 11957483A JP S609980 A JPS609980 A JP S609980A
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JP
Japan
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dyeing
dye
fibers
color
compound
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JP58119574A
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形部 健一
長尾 茂
京近 直喜
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維の染色性向上剤に関し、更に詳しくは、染
色に先立ち処理することにより繊維の染料吸尽効率を高
め、その後の染色工程での作業性、経済性及び染料の汎
用性を高める染色性向上剤に関する。
従来、木綿・麻などの天然セルロース系繊維やレーヨン
・ポリノジックレーヨン・キュポラなどの再生セルロー
ス系繊維は種々なアニオン性染料によって染色され得る
が、染料と繊維が共有結合を生ずることによって染着し
色調が鮮明で染色堅牢度にすぐれている反応性染料、及
び物理化学的な吸着によって染着し染色後のフィックス
処理により容易に染色堅牢度を増進する直接染料などを
使用するのが主流になっている。しかしながら、セルロ
ース系繊維と反応性染料・直接染料などとの親和性はそ
れ程高(はないために実際に染色する場合、繊維−染料
間の親和性を高めるべく大輩の芒硝などの塩類の添加を
行なったり染浴中の染料濃度を上げたり、高温での長時
間の染色処理が必要となる等の問題点を有している。ま
た、反応性染料によるセルロース系繊維の染色では染料
−繊維間の結合反応を行なうのにアルカリの添加が必要
であり工程が複雑になってくるという問題点を有してい
る。又このように塩類、アルカリなどの助剤を大量に使
用しても、使用した染料の子分以上は繊維に染着されず
染色残液中に大量の染料が残存し廃棄されるため染料が
有効利用されず又廃水処理工程が必要になるなどの問題
を有している。更に、セルレース系繊維及びポリビニル
アルコール系繊維などの繊維表面に一〇H基を有する繊
維においては酸性浴中でOH基が安定であるため酸性染
料を用いて染色出来なく、従って酸性染料特有のすぐれ
た色調を繊維製品に付与することができないという問題
点を有している。
このような問題の解決策として、例えばセルロース繊維
の染色法を改善するものとして一般式(1)又は(幻で
表わされる化合物による処理法が提案されている(特公
昭59−5985、特開昭55−65478)。
0式(1)及び(1)中、Rld及びfは炭素数1〜2
2の直鎖又は側鎖を持つアルキル、アルケニル、アルキ
ルアリール、ヒト四キシアルキル、アミドアルキル、ポ
リエテノキシ及びエステルアルキルの各有機基を示し、
Xはハロゲン原子、Yは陰イオンを示す。) しかしながら本発明者らがこれら化合物について検討し
た結果、染色性の向上はごくわずかにしかすぎなく、実
用に供するには列置はど遠いものであることが判明した
そこで本発明者らは繊維の染色時に生ずる前述のような
問題点を解決すべく鋭意研究した結果、特定の化合物で
繊維を処理しておけば、その後におこなわれる反応性染
料、直接染料、酸性染料等のアニオン性染料での染色に
おいては前述の問題点がすべて解決されることを見出し
本発明を完成した。
C式(1)中、R,、R2,R,及びR4はそれぞれ水
素、炭素数1〜18のアル中ル基、シフ四アルキル基、
アリール基又は炭素数7〜18のアラルキル基であり、
nは2以上の整数であり、mは1以上の整数であり、ム
、及びA2は共に水素の場合を除くそれぞれが水素、−
ou2aHon2x (xはOH 酸残基である。〕 で表わされる化合物からなる繊維の染色性向上剤を提供
するものである。
本発明に係る一般式(1)で表わされる化合物は公知の
種々な方法により製造することができる。
たとえば式(IJ Rよ (式(1)中、RJIRRm及びnは式(υ中のそ1t
 2j 5a 4j れと同じである。) で表わされるポリアルキレンボリアはン又はその塩を式
(蜀 0H2−CjHOH2X (1) \1 (Xは)′−四ゲン原子、好ましくは塩素または臭素原
子を表わす。) で表わされるエポキシ化合物で4級化して得るなどの製
造法をとることができる。式(幻で表ゎされる化合物の
代表的な例としてはN、N、H’、に/−テトラメチル
へキサメチレンシアミン、テトラメチルエチレンジアミ
ン、テトラエチルプはピレンジアミン、ペンタメチルジ
エチレントリアミン、ヘキサメチルトリエチレンテトラ
アミン、テトラエチルへ中サメチレンジアミン、テトラ
エチルジエチレントリアミン、ジメチルへキサメチレン
ジアミン、ジメチルプはピレンジアミン、ジエチルへキ
サメチレンジアミン、ジフエニルへキサメチレンシフ2
ン、ジシク四へキシルへキサメチレンジアミン、ジメチ
ルジオクチルへキサメチレンジアミンなどを挙げること
ができる。
本発明の染色性向上剤はそのままの状態で繊維材料に処
理しても効果はみられるが、より顕著な効果を得るには
アルカリの存在下で繊維材料に処理するかあるいはアル
カリで処理した後に繊維材料に処理するのが好ましい。
必要によってはアルカリで処理した後に更にアルカリの
存在下で繊維材料を処理しても、繊維材料をアルカリで
処理した後に処理しても、繊維材料及び本発明の染色性
向上剤をあらかじめアルカリで処理した後に処理しても
いずれでもよい。アルカリとしてはNaOH,KOH,
Na2Co、、に2005. CnH2)2CjO5゜
(NH4)2Co あるいはその他のアルカリ性物質な
どが使用できる。
本発明の染色性向上剤による繊維材料の処理は、繊維材
料重墓に対して固形分換算で前記式(υで表わされる化
合物を0.001〜1000%好ましくは0.01〜5
00%の量で行なうのが望ましく、その範囲内では適宜
希鼠するカチオン化度に応じて該化合物の量が決定され
る。該化合物の蛍は少なすぎても効果がなくまたある蓋
を越えると効果の向上が認められなくなるためあまりに
多く用いるのは意味がなくむしろ加エコストアツブとな
る。アルカリの量としては式(1)で表わされる化合物
を閉環するのに必要なアルカリの0.1〜30倍好まし
くは0.5〜20倍用いることが望ましい。
繊維材料の処理方法としては、浸漬法でもディップ−ニ
ップ法でもいずれでもよく、前者の場合はたとえば捷透
−水洗−乾燥工程となり、後者の場合にはたとえばディ
ップ−ニップ−乾燥(温熱が好ましいが乾熱でも適用で
きる)−水洗−乾燥工程となる。水洗工程は必ずしも必
要な訳ではないが過剰のアルカリ等を除去するためには
行なうことが好ましい。処理温度は5〜200Cであれ
ばいずれでもよく熟埋時間は処理温度により適宜選定さ
れる。
このような処理を経た繊維材料を反応性染料、直接染料
、酸性染料などのアニオン性染料により染色する場合は
所定の濃度の染料水溶液を用いて適宜選定された浴比の
もとに行なう。単なる染料の水溶液のみで充分染色がな
されるが必要であれば種々な染色助剤を併用したとして
も染色の妨げになる訳ではない。温度は0〜100Cで
あればいずれでもよいが特に高温でなくても十分染色さ
れるので省エネルギーなどの点からは室温付近で行な5
のがより好ましく、染色時間は温度に応じて適宜選定さ
れる。染色後は必要によりンービングが行なわれる。
捺染の場合は通常、染料とのり剤を配合し適当な粘度に
調整した色のりを繊維材料に印捺し乾燥させた後比較的
湿潤した蒸気でpI&飽埋後ソーピングを行ない捺染し
た繊維材料を得ている。
本発明の染色性向上剤を用いる場合は、前処理として繊
維材料に本発明の染色性向上剤とアルカリ及びのり剤を
配合し粘度調節したものを通常の捺染と同じ方法で処理
し、次いでこの処理済繊維材料を浸染法などにより染色
する。この操作により、カチオン化されている部分は染
料を吸着しカチオン化されていない部分は染料を吸着し
ないため予備処理時に使用した模様に染色されて捺染が
出来る。
この染色においても繊維材料の染料吸尽効率が向上して
いるため染料の使用量を低減でき染色残液の着色も小さ
くできる。また、たとえばセル目−ス系繊維の場合には
一般に不適とされている酸性染料による染色も可能にな
るというメリットを有している。
本発明の染色性向上剤で処理して、セルロース系繊維や
ポリビニルアルコール系縁組などの繊維表面に−OH基
を有する繊維材料にカチオン性を与えることにより該繊
維材料の染色には通常適用が不可能とされてきた酸性染
料の利用が可能になるため酸性染料特有の色脚な該繊維
材料に与えることが可能になる。また、セルp−ス系繊
維の反応性染料・直接染料などによる染色においては必
要不可欠であった芒硝・アルカリ等の添加が本発明の染
色性向上剤を用いる染色法では必要なくなり作業性が著
しく改善され、さらに繊維の染料吸尽効率が従来の染色
法に比較して著しく向上し染色濃度が高くなって染料の
使用量も低減でき、また染色廃液の染料濃度も低くなっ
て排水処理が容易となり排水処理に費やすコストが低減
でき、なおかつ本発明の染色性向上剤を用いれば染色が
従来法に比較してはるかに低温・短時間で行なえて省エ
ネルギーが可能忙なるなど実に数多くのすぐれた特徴が
発揮されるのである。
本発明の染色性向上剤は、木綿・麻などの天然セルロー
ス系繊維やレーヨン・ポリノジックレーヨン・キュポラ
などの再4Eセルロース系繊維、ビニロンなどのポリビ
ニルアルコール系繊維などの繊維表面に水酸基を有する
繊維に対して効果があり、史にジアセテート、トリアセ
テートなどのアセテート繊維や羊毛、アル2(力、カシ
ミヤ、モヘヤ、絹などの動物繊維などに対しても十分効
果がみられる。そしてこれらの繊維の単体使い、これら
の繊維同士の複合使い、これらの繊維とポリエステル、
ナイロン、アクリル系などの他の繊維との複合使いのい
ずれであっても差支えなく、また形態としては繊維(原
綿、原糸)・糸・チーズ・紹・織物・編物・不織布さら
には衣服・寝装商品などの最終繊維製品などのいずれで
あってもさしつかえない。
以上に述べてきたように本発明の染色性向上剤を用いる
ことにより、たとえばセルロース系繊維に対する反応性
染料や直接染料などによる染色において芒硝やソーダ灰
などの種々な助剤の添加が必要でな(なり、染色自体も
室温などの低温領域でできるので高温に上げる必要がな
く繊維材料の染料吸尽効率がカチオン化により大幅に向
上しているため不必要に染浴の染料濃度を上げる必要も
なくなる。従って、染色廃液中には小量の染料が含まれ
るだけの従来と比較すれば非常にきれいな廃液となり廃
水処理が大幅に削減されることになる。また、従来は不
可能とされていた酸性染料によるセルロース系繊維の染
色が可能となって酸性染料特有の色彩をセルp−ス系繊
維に与えることができ、あるいは前述したセル四−ス系
以外の種々な繊維に対しても適用が可能であり、染色時
の繊維が受ける熱履歴等も従来品に比較して極端に少な
いため繊維のダメージが少なくなって風合の良い染色物
が得られるなど実用上非常に有益なすぐれた種々な特徴
が発揮される。
次に、合成例・実施例により本発明を更に詳述するが本
発明は必ずしも以下の合成例・実施例にのみ限定される
訳ではない。
合成例1 次式 で表わされるテトラメチルへキサメチレンジアミンを1
モル4ツロフラスコにとり2モルの塩酸(試薬1級)を
滴下し、50〜60Cで1時間攪拌する。この中和物を
約50Cに保温しよく攪拌しなが2.4モルのエピクロ
ルヒドリンを徐々に添加していく。エピクロルヒドリン
を全蓋添加後約2時間熟成を行なって目的物を得た。
この化合物の分析を行なった所100%4級化されてい
ることが確認できた。なお、この合成で得られた化合物
は構造式が下記の通りである50%水溶液であった。
合成例2 次式 で表わされるテトラメチルエチレンジアミンを1モル4
ツロフラスコにとり2モルの塩酸(試薬1級)を滴下し
、50〜60Cで1時間攪拌する。この中和物を約50
Cに保温しよく攪拌しながら2.4モルのエピクロルヒ
ドリンを徐々に添加していく。エピクロルヒドリンを全
盆添加後約2時間熟成を行なって目的物を得た。この化
合物の分析を行なった所100%4級化されていること
が確認できた。なお、この合成で得られた化合物は構造
式が下記混合物である△ 50%水溶液であった。
合成例5 次式 で表わされるテトラメチルプロピレンジアミンを1モル
4ツロフラスコにとり2モルの塩酸(試薬1級)を滴下
し、50〜60Cで1時間攪拌する。この中和物を約5
00に保温しよ(gt痒しながら2.4モルのエピクロ
ルヒドリンを徐々に添加していく。エピクロルヒドリン
を全it添加後約2時間熟成を行なって目的物を得た。
この化合物の分析を行なった所100%4級化されてい
ることが確認できた。なお、この合成で得られた化合物
は構造式が下記の通りである50%水溶液であった。
合成例4 で表わされるペンタメチルジエチレントリアミンを1モ
ル4ツロフラスコにとり3モルの塩酸(試薬1級)を滴
下し、50〜60Cで1時間攪拌する。この中和物を約
50Cに保温しよく攪拌しながら3.6モルのエピクロ
ルヒドリンを徐々に添加していく。エピクロルヒドリン
を全量添加後約2時間熟成を行なって目的物を得た。
この化合物の分析を行なった所100%4級化されてい
ることが確認できた。なお、この合成で得られた化合物
は構造式が下記の通りである50%水浴液であった。
H 実施例1 a)前処理 中央理化器製作所製高温高圧試験器D−4C型用染色ポ
ット(容1ii200cc)中に5gの精練した木綿メ
リヤスと合成例1の化合物の水溶液2.5#1苛性ソー
ダ0.5 、Fを仕込み浴比を1対20として高温高圧
試験器中にて回転数5゜r、 p、 m温度80Gで2
0分間処理した。また、合成例2〜4で得られた化合物
及び比較Tf11(化H5 H30H d度50%〕についても同様な処理を行った。
次いで、これらの布を水洗し乾燥話中にて80Cで30
分乾燥した。
b)染色 a)により前処理した木綿メリヤスに対しKayaci
on Re(I A −5B (日本化薬C株〕製反応
性染料〕を用いて染料濃度2%owf’ 、浴比1:2
0、温度2001時間30分の条件で染色し次いでアニ
オン系ソーピング剤2!i/−1a17)水溶液により
浴比1:20.80cで10分間ソーピングし水洗・乾
燥した。
なお対照として精練した木綿メリヤスを同じ染料を用い
て次に示す種々な条件により染色し、次いで同様なソー
ピーングを行ない水洗・乾燥した。
染色条件 染 科浴比温度時間芒 硝ソーダ灰 染色(1)2%owf 1対20 20C30分 01
71 01711(2) II # I 70e990
 20g(3)pg z 80 50 0 0g(4)
zz z #70’蒼)90 201(5)5 l #
 、7g(灼160 20(り最初の10分をかけて徐
々に芒硝を添加しその後30分経過してからソーダ灰を
添加し更に30分染色を続ける。
このようにして得られた染色布についてスガ試験機(株
〕製8Mカラーコンピューター5M−3型を使用して測
色し色濃度(0”)をめて第2表に示した。
0”は次式によって計算される。
0 =21.72X10°°t″、a072″″C;マ
ンセル表色系のC(彩度) 1/ = 77セル表色系のVCBA度〕taaH’=
 0.01 +0.001 ΔH5pΔH5,= 10
0等分したマンセル色相環上における色相5.OPの位
置か らのステップ数 なお、「色の線さ」について慣用されている表現である
線色、中色あるいは淡色などはC”値で示すとM2Rの
ようになるといわれている〔参考資料:寄主−成、中村
炒子:繊維学会誌、第36巻第2号による〕 第1表 第2表にはJIS LO849,JIS LO84Bに
もとづいて測定した摩擦染色堅牢度、汗染色堅牢度の結
果と染浴残液の状態及び風合の評価結果もまとめて示し
た(なおこ名らの項目の測定方法は実施例2以降も同様
である。)。
注1)染色堅牢度は染色織物と標準白布を縫い合わせた
ものを用い、下記の日本工業規格に準じた処理を行ない
、標準白布の汚染等級を日本工業規格JIS L−08
05の汚染グレースケール(最も汚染度の高いものを1
級、全く汚染のないものを5級とし9段階で表示)で比
較した。なおC9値が2以下のものは極淡色のため省略
した。
耐洗濯条件 JIS L−0844に準じた方法 耐汗条件 JIS L−0848に準じた方法 2)精練した木綿メリヤスを対照とした場合判定 十十 対照より柔かい 十 対照よりやや柔らかい ± 対照と同じぐらいの柔らかさ − 対照よりやや硬い m−対照より硬い もので芒硝とソーダ灰を用いなかったものは20℃染色
(染色(1))のみならず80’C染色(染色(3))
においても染着はほとんどなされていない。芒硝とソー
ダ灰を用いたものは20’C染色(染色(2))では染
着がほとんどなく、80℃染色(染色(4))ではじめ
て染着が生じるがその色濃度は低いレベルにあり染料を
多量に用いた系(染色(5))で始めて合成例1〜4の
本発明の染色性向上剤を用いた系に達する。また、染色
(菫)〜(5)のいずれも染色残液は着色と濁りが大き
い。比較品でも色濃度の向上が認められるがその度合は
小さく従って染色残液の着色も太きい。これらに対して
本発明の染色性向上剤を用いた方法ではいずれも色濃度
が高い水準にあり、染色残液はほとんど透明で廃水処理
が容易となり、染色堅牢度も良好な性能を有している。
また、本発明品はすぐれた柔軟効果を付与することがで
きる。
実施例2 実施例1で用いた木綿メリヤスを合成例1の化合物の水
溶液の30%水溶液200gと苛性ソーダ20Iiの混
合液を用いてマングルロールにより絞りを100%ow
fとして2ディップ−2ニツプ法により処理し、ビンテ
ンクードライヤーにより120℃で5分間乾燥した。次
いでこれを水洗し乾燥器で80℃で60分間乾燥した。
次にこの木綿メリヤスから51の試料を切取り実施例1
で用いた染料により実施例1と同様な方法により染色、
次いでンーピング、水洗、乾燥した。得られた染色布の
0*、摩擦染色堅牢度、汗染色堅牢度と染色残液の状態
を第3表に示した。
第6表の結果から明らj−なようにこの場合にも充分な
色濃度が出ており染色残液がほとんど透明であり、染色
堅牢度も良好である。
実施例3 実施例1で用いた木綿メリヤスを合成例1の化合物と苛
性ソーダにより実施例2と同様な方法により2ディップ
−2ニツプ処理し、次にHTスチーマ−により120℃
7分間処理した。
次いでこれを水洗し乾燥器中にて80℃で30分間乾燥
した。
次にこの木綿メリヤスから5gの試料を切取り実施例1
で用いた染料により実施例1と同様な方法により染色、
次いでンーピンク、水洗、乾燥した。得られた染色布の
C*、摩擦染色堅牢度、汗染色堅牢度と染色残液の状勅
を第4表に示した。
第4表の結果から明らかなようにこの場合にも充分な色
濃度が出ていて染色残液もほとんど透明であり染色堅牢
度も良好である。
実施例4 実施例2において染色温度を10’C,40’C。
60℃、100℃とした他はすべて同様な方法により染
色布を得た。得られた染色布の0′、摩擦染色堅牢度、
汗染色堅牢度と染色残液の状態を第5表に示した。
第5表の結果から明らかなようにいずれも充分な色濃度
が出ていて染色残液もほとんど透明であり、染色堅牢度
も良好である。
実施例5 実施例1で用いた染色ポットの中に5gの精練したレー
ヨン織物と合成例2の化合物の水溶液、苛性ソーダを仕
込み浴比な1対20として実施例1で用いた高温高圧試
験器中にて回転数5 Or、p、m、、温度60℃で4
0分間処理した。
合成例2の化合物の水溶液/苛性ソーダの使用曾は、前
処理fil O,3,9/ 0.06 g、前処理(2
)1.01110.2 g、前処理(315,0# /
 1.0 #、前処理(411o、o 11 / 2.
0 &、前処理(5120,0,9/4.09の組合せ
とした(繊維型蓋に対して合成例2の化合物の蓋がそれ
ぞれ3%owf、 10%owf’、 50%owf、
 100%owf、 200%owfに相当する)。次
いでこれらの布を水洗し乾燥群中にて80℃で30分間
乾燥した。
次にこれらのレーヨン織物に対しKayacionBl
ue A−5R(日本上薬(株)製反応性染料)を用い
て染料濃度2.5%owf、浴比1対20、温度25℃
、時間30分の条件で染色した。また対照として前処理
をしていないレーヨン織物も同様にして染色した。次い
で実施例1と同様な方法によりンーピンク、水洗、乾燥
を行なった。得られた染色布のc*、摩擦染色堅牢度、
汗染色堅牢度と染色残液の状態を第6表に示した。
第6表の結果から明らかなように前処理のない場合には
染着がほとんど生じていな(染色残液も着色が太きいが
本発明によるものでは高い色濃度が出ており染色残液も
ほとんど透明か若干の着色程度であり染色堅牢度も良好
である。
実施例6 実施例1で得た合成例1の化合物による木綿メリヤスの
前処理布に対して染料濃度2%owf。
浴比1対20、温度20℃、時間30分の条件で染色し
た。染料としては(11Kayarus 5upraB
lue BCf、 (日本上薬(株)製直接染料)、(
2)Mitsui Aoid Fast Re(I G
L (三井東圧化学(株)制酸性染料)を用いた。また
、対照として前処理をしていない木綿メリヤスも同様に
して染色した。得られた染色布のC*、摩擦染色堅牢度
、汗染色堅牢度と染色残液の状態を第7表に示した。
第7表の結果から明らかなように前処理のないものはい
ずれも染着がみられないが本発明によるものでは充分な
色濃度が出ており染色堅牢度も良好である。
実施例7 合成例1の化合物の水溶液100Iに苛性ソーダ201
1加え閉環反応させた後ビニロン、アセテート、ウール
織物に対して実施例1のa)前処理と同様な前処理を行
なった。ただし、この時には荀性ソーダを使用していな
い。
次に、この前処理を行なったビニロン、アセテート、ウ
ール織物をそれぞれ実施例1で用いた染料により実施例
1と同様な方法により染色した。
得られた染色布のC*、摩擦染色堅牢度、汗染色堅牢度
と染色残液の状態を第8表に示した。
第8表の結果から明らかなように前処理のない場合には
染着がほとんど生じていなく染色残液も着色が太きいが
本発明によるものではビニロン、アセテート、ウールの
どの繊維においても充分な色濃度が出ており染色残液の
着色も少なく染色堅牢度も良好である。
実施例8 精練した綿ブロードを次の組成の2種のペーストで手捺
染した。
ペースト1 ペースト2 合成例1の化合物 12.5# 53.5.9苛性ソー
ダ 2.519 6.5.9 水 485 .9 460 11 次いでこの布を約80℃で乾燥しHTスチーマ−で5分
間150℃で湿熱空気により処理した。
予備処理後綿ブロードを実施例1で使用した染料を用い
実施例1の方法により染色した。得られた染色布のC*
、摩擦染色堅牢度、汗染色堅牢度と染色残液の状態を第
9表に示した。
第9表 第9表の結果から明らかなようにこの場合も充分に高い
色濃度が出ており染色残液の着色も少なく染色堅牢度も
良好である。
出願人代理人 古 谷 馨 1、事件の表示 特願昭58−119574号 2、発明の名称 繊維の染色性向上剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (091)花王石鹸株式会社 4、代理人 東京都中央区日本橋横山町1の3中井ビル明細書の発明
の詳細な説明の欄 6、 補正の内容 (リ 明細書14頁7行目の「攪拌しなか」をの行「1
6.sJをl”14.6Jと、ペースト2の行r14.
6Jを[16,5Jと夫々訂正(1) 同56頁第9表
中の染色残液の欄のペースト10行「はとんど透F!A
Jを「少し着色」と、ペースト20行「少し着色」を「
#1とんど透明」と夫々訂正

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式(IJ中、R4,R2,R3及びR4はそれぞれ水
    素、炭素数1〜18のアルキル基、シクロアルキル基、
    アリール基又は炭素数7〜18のアラルキル基であり、
    nは2以上の整数であり、鵬は1以上の整数であり、ム
    、及びA2は共に水素の場合を除くそれぞ、れが水素、
    −〇H20HOH2XH す、Yは酸残基である。) で表わされる化合物からなるIJl、維の染色性向上剤
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