JPS61104220A - 物体移動検出器の故障検出回路 - Google Patents

物体移動検出器の故障検出回路

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JPS61104220A
JPS61104220A JP22518984A JP22518984A JPS61104220A JP S61104220 A JPS61104220 A JP S61104220A JP 22518984 A JP22518984 A JP 22518984A JP 22518984 A JP22518984 A JP 22518984A JP S61104220 A JPS61104220 A JP S61104220A
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failure
phase
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JP22518984A
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Inventor
Tadashi Akita
正 秋田
Kazuo Asakawa
浅川 和雄
Nobuhiko Onda
信彦 恩田
Toru Kamata
徹 鎌田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物体の移動に伴って物体の移動量に比例した
互いに位相の異なる2つの信号を出力する物体移動検出
器に係り、特にロータリエンコーダ、リニアエンコーダ
等を用いて回転量あるいは移動量を測定する場合におい
て、エンコーダが故障し正しい回転量あるいは移動量が
測定できなくなったことを検知する物体移動検出器の故
障検出回路に関する。
ロボットをはじめとして、DCサーボモータを用いたサ
ーボ機構においては、例えばそのサーボモータの回転量
を、インクリメンタル型のロークリエンコーダを用いて
測定し、これをフィードハックして目標値の位置又は速
度と比較する閉ループ制御が広く行われている。このよ
うなロークリエンコーダの出力を用いて位置帰還制御又
は速度帰還制御を行う場合、もし、このロータリエンコ
−ダが故障して、サーボモータの回転量が測定できなく
なったときには帰還信号がなくなるため、サーボモータ
は、次の瞬間から暴走してしまうことになる。
この事情は、サーボモータの回転を直線移動に変換して
、直線移動を制御するサーボ機構において、その直線偏
移をリニアエンコーダを用いて測定し、これをフィード
バックして目標の位置又は速度と比較する閉ループ制御
においても同様である。
したがって、ロータリエンコーダやリニアエンコーダに
おいては、エンコーダに故障が生じた場合には、直ちに
故障を検出して、サーボモータが暴走することを阻止す
る対策を講じることが常に要求される。
〔従来の技術〕
サーボモータの暴走を検知する方法として、従来、最大
移動範囲を越えていることを検知するリミットスイッチ
を設ける、あるいは指令した位置とエンコーダで測定し
た位置との偏差の絶対値が異常に大きくなったことを検
知する方法等が行なわれている。これらの方法では、た
とえば前者の場合、暴走を初めてからそれを検知するま
でにかなり走っており、その機械自身の破壊は防止でき
たとしても、たとえばロボットのように人に危害を加え
たり、作業の対象物を壊すおそれのある場合には十分と
はいえない。また、後者の場合には暴走した時に走る量
は小さくできるが、これはエンコーダの故障以外の原因
による暴走の場合にだけ有効であって、エンコーダが故
障している時はサーボモーターがいくら回転しても上記
位置偏差の絶対値はゼロのままであり検知不能であると
いう不都合があった。
また、エンコーダからの出力信号の振幅あるいは位相の
ずれを検出することにより故障を判定する方法も考えら
れるが、夫々別の検出回路を設けねばならず、回路構成
を複雑にするという欠点がある。          
               dこのような問題点を
解決するため本件特許出願人は、先に特願昭58−14
3502号「物体移動検出器の故障検出回路」を出願し
た。これは、第4図に示す如く、90度の位相差をもっ
た2相疑似正弦波信号S+(=Vsinωt)及びS2
  (−Vcosωt)を発生するエンコーダ10を使
用し、この出力を偏移量測定回路20および故障検出回
路30に伝達し、偏移状態および故障検出を行うもので
ある。
第4図において、10はエンコーダであって90度の位
相差をもった2相疑憤正弦波信号51=V 5ina+
 tSS2 =V cosa+ tを発生する。点線で
囲まれた20は偏移量測定回路で、ロータリエンコーダ
の場合は回転方向を、リニアエンコーダの場合は移動方
向を判別して図示しない次段のアンプ・ダウンカウンタ
へ計数用パルスを供給する。
同じく点線で囲まれた30は故障検出回路で、第1の乗
算器31、第2の乗算器32、点線で囲まれた信号発生
器33及び故障判別器34からなる。
以上の構成のうち、エンコーダ10及び偏移量測定回路
11は公知のものと同じであるので、まず両者の構成及
び動作について簡単に説明する。
90度の位相差をもった2相疑似正弦波信号51(=V
 sinωt)及びS2  (=V cosωt)を発
生するエンコーダlOは、ロータリエンコーダの場合も
リニアエンコーダの場合もその原理は同じであるので、
以下ロータリエンコーダの場合を例にとって説明する。
90度の位相差をもった2相疑似正弦波信号を発生する
ロータリエンコーダはインクリメンタル型ロータリエン
コーダと呼ばれている。インクリメンタル型ロータリエ
ンコーダは、第5図(al、山)に示すように、シャフ
ト11を軸に回転する透明なガラス状のコード板12、
固定したマスク板13、発光素子14及び第1及び第2
の受光素子15.16を有している(発光素子も2コ持
っことが多い)。コード板12は、円周上に第6図(a
)に拡大して示すように、表面に等間隔の蒸着パターン
により形成されるスリットS + 、S 2−5 Ir
、512−・からなるスリットコードSCを有しており
、マスク板13は、コード板12のスリットに対応した
位置に1〜数個のスリットからなる第1及び第2のマス
クコードMCI及びMC2を有している(第6図(a)
において、コード板12は実際はマスク板13が両者の
各スリットが対応するように上下に重なるが、説明の便
のため両者を引き離して図示している。)。第1のマス
クコードMCIが、図示のように対応するコード板12
上のスリットコードSCのスリットSl、32と一致し
たとき、第2のマスクコードMC2は、図示のように・
スリットSll、SI2を丁度その幅の〃だけ右に偏移
した位置にあるように選定される。
この結果、コード板12が回転すると、第1及び第2の
マスクコードMC+ 、MC2及びスリットコードSC
を通過する発光素子14の光量はコード板12の角速度
とスリット数の積に比例した出力を発生する。第1のマ
スクコードMCIからの光を受光する第1の受光素子1
5の出力する波形は、第6図中)に示すように、三角波
T+を形成し、この三角波T+に対し、マスクコードM
C2からの光を受光する第2の受光素子16の出力する
三角波T2は90度の位相差を有する。この各三角波T
I及びT2を図示しないフィルタを通して各基本波だけ
を取り出すと第6図(e)に示すように、90°の位相
差をもった2相疑似正弦波信号Ss (−V sinω
t) 、Sl (−V cosωt)が得られる。
尚、角速度ωはDCから約100KHz・2πまで変化
するのでフィルタは不可能である。
疑似正弦波信号となるのは光の回折や漏れによるものと
思われ三角波形のピークが丸くつぶれた形になる。
実際の出力は、三角波形と正弦波形の中間の歪んだ波形
になる。
偏移量測定回路20は、第1及び第2のコンパレータ2
1.22、位相弁別器23及び零ボルトの基準電圧源S
Voからなっている。第1及び第2のコンパレータ21
,22は、入力Sl、S2と零ボルトの基準電圧源SV
oを比較し、入力S     。
1、Slと同じ位相関係をもった矩形波R1,R2を出
力する0位相弁別器23は、矩形波R1、R2の位相を
比較し、R1に対しR2(すなわちSlに対しSl)が
90度遅れているとき(例えば図示しないサーボモータ
が右回転のとき)はU端子にアップカウント用のパルス
を発生し、90度進んでいるとき(左回転)はD端子に
ダウンカウント用のパルスを発生し、次の段の図示しな
いアップ・ダウン・カウンタに供給する。
次に故障検出回路30について説明すると、第1の乗算
器31はエンコーダ1oの一方の出力51=Vsinω
tを2乗してV2sin2ωtを出力する。第2の乗算
器32はエンコーダの他方の出力52−vcosωtを
2乗してV2C0526)tを出力する。
信号発生器33は、加算器35と平方根回路36を有し
ているが、このうち平方根回路36を用いないこともで
きる。加算器35は第1及び第2の乗算器31.32の
出力を加算する。エンコーダlOからの出力S+、Sl
が、第3図に示すように、正常な動作時の出力、すなわ
ち振幅がVで等しく90度の位相差をもった2相疑似正
弦波信号S l=V sinωtSSz =V cos
a+ tを出力しているときは加算器35の出力はv2
で一定となる。平方根回路36はこの加算器35の出力
v2の平方根を求め、出力信号TS (=V)を出力す
る。出力信号TSとしてはVの代りにv2を使用するこ
とができるが、その場合は、平方根回路36は不要とな
る。
故障判別器34は、第1及び第2の比較器37.38及
びオア回路39を有している。第1の比較器37には、
第7図中)に示すように、Sl、Slの正規の振幅Vに
対し所定レベル低い値の第1の基準電圧源SVsが供給
されており、出力信号TSのレベルがこのSVsより低
いときに出力を発生する。第2の比較器38には、第7
図中)に示すように、■に対し所定レベル高い値の第2
の基準電圧源SV2が供給されており、出力信号TSの
レベルがこのSV2より低くなるときに出力を発生する
。オア回路39は第1及び第2の比較器37.38の少
くとも一方から出力が供給されたとき故障信号FSを出
力する。第1及び第2の基準電圧#SVI、SV2は出
力信号TSが信号Sl、S2の振幅■である場合とV2
である場合に応じて異なった値に設定されるが、その設
定の仕方は、次のエンコーダ10の故障状態又は異状状
態における故障検出回路30の動作説明の中で合せて説
明する。
エンコーダ10は次のような諸原因により、出力が停止
したり、異状出力を発生し、正常なサーボ動作が行われ
ないようになる。
■ コード板12とマスク板13の間のギャップに変動
が生じたとき。
コード板12とマスク板13間(第5図(a)参照)の
ギャップはパターン数によって異なるが約100μm±
20μm程度である。このギャップが例えばシャフト1
1の軸方向のずれにより変動すると、2相信号S+、3
2間の位相差はほとんど変化せず90度であるが、信号
の振幅とオフセント量が大きく変化する。例えばギャッ
プが狭(なるとSl、S2の振幅が大となり、広くなる
と振幅が小となり、かつ、Slとs2・の振幅の変化程
度も異なってくる。出力S+、S2のオフセント量及び
振幅比が変化すると、エンコーダ1oの出力31,32
のリサージュ波形は、第8図(a)、(blに示す如く
変化する。ここでPaは正常な場合、PlはS2に0.
5 Vのオフセットが生じたとき、P2はSlとS2に
0.5 Vのオフセントが生じたとき、P3はS2に0
.5vの振幅変化が生じたとき、P4はS2に2vの振
幅変化が生じたときのリサージュ波形を示す。PlとP
2の場合は第1及び第2の比較器37.38がともに出
力を発生し、P3の場合は第1の比較器37から、P4
の場合は第2の比較器38からそれぞれ出力を発生する
が、いずれの場合もオア回路39は故障信号FSを出力
する。
■ シャフト11とコード板12の回転中心にずれが生
じたとき。
シャフト11とコード板12の偏心をΔ、コード板12
のスリットまでの半径をRとすると、コ     メー
ト板12の一回転について角度誤差は±Δ/Rの振幅で
正弦波状に現われる。このとき、2相疑似正弦波信号S
t、S2の光路は機械的位置がずれて取り付けられてい
るたど、両信号の位相差はコード板12の一回転を周期
として90度から変化する。ただし、両信号の振幅、オ
フセント量については殆んど変化し4いが、シャフト1
1の曲がりによってコード板12の回転中心にずれが生
じたときは(シャフトの曲がりによりすきまも変化する
)振幅も変化することになる。
この場合の出力信号TSは5tSS2の位相差変動によ
り、■を中心に上、下に非対称に複雑に変化し、第1、
第2の基準電圧源SV+ 、SV2のレベルを越えて上
、下に変化するので故障の有無が容易に発見される。
2相疑似正弦波信号St、S2の位相差が90度である
ことにより回転方向を正確に知ることができるが、両信
号の位相差が0度あるいは180度に近くなると回転方
向が判別できなくなり暴走する。
■ コード板12とマスク#1t13に相対位置ずれが
生じたとき。
マスク板13の取り付けのゆるみやシャフト11の軸受
の摩耗等によりコード板1,2とマスク板13の各コー
ドパターンの中心が同心でなくなる状態が生じると、2
相疑似正弦波信号St、S2の位相差が90度からずれ
てぐる。このときの位相ずれはコード板12の回転周期
とは関係なく一定量となる。しかしながら両信号の振幅
、オフセット量はあまり変化しない。第8図(C)は、
2相疑似正弦波信号S+、S2に位相ずれが生じた場合
のりサージュ波形を示したもので、Paは正常な場合、
P5はS2が30°ずれたとき、P6はS2が60°ず
れたとき、PlはS2が90°ずれたときのりサージュ
波形(a図)と、出力信号TS (b図)の各波形を示
す。ps、ps、Plのいずれの場合も第1及び第2の
比較器37.38は出力を発生するので、オア回路39
は故障信号  −FSを出力する。
以上の原因の他にも、例えば第8図に示す如く、種々の
ケースが考えられるが、いずれの場合にも、2相疑似正
弦波信号St、S2の振幅変化、位相ずれとなって表わ
れるので、故障検出回路30により、故障の有無を容易
に発見することができる。
また第1及び第2の基準電圧源SV+、SV2の値は、
これら種々の原因で発生するエンコーダの異状状態の態
様とそのときの出力信号TSの波形から統計的に選定さ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで前記の故障検出回路30では、qまたは、A2
 +82の計算をサーボモータが高速で回転していると
きに実時間で行なわなければならないので、マイクロコ
ンピュータのようにディジタル演算器で前記の計算を行
うときには実現不可能な程の高速のものを必要とする。
もし実時間でこの計算が可能な、高速のディジタル乗算
器は非常に高価であり、このようなものを使用するとき
はきわめて高価なものとなる。またアナログの演算器(
アナログ乗算器、平方根演算器)を用いたときは、装置
が大形化し、しかも価格的にも高いものになる。
そのうえ、アナログ乗算器や平方根演算器にはオフセン
ト変動があるため、可変抵抗器により個々の部品のオフ
セット調整が必要となる。そのため調整工数が増大する
のみならず、オフセットの温度変化、オフセット量の経
年変化等のためオフセットレベルが変動し、例えばその
比較レベルが不安定となり、故障検出回路30への信頼
度自身にも問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の如き問題点を解決した、より小形で低価格でかつ
高信頼度のものを提供するため、本発明の物体移動検出
器の故障検出回路では、物体の移動に伴って物体の移動
量に応じた互いに位相の異なる2つの正弦波状信号を出
力する物体移動検出器の故障検出回路において、前記正
弦波信号をディジタル量に変換するアナログ−ディジタ
ル変換器を設け、前記2相の正弦波状信号をそれぞれデ
ィジタル量に変換した情報に対して故障検知情報を一意
に結びつける対応表が記録された記憶手段を設けたこと
を特徴とする。              ′〔作用
〕 これにより、ディジタル的に処理を行うことができるの
で、演算速度を速(して実時間制御を容易に行うことが
できるのみならず、ディジタル回路で処理できるためオ
フセットレベル等の変動もなく、正確な制御を行うこと
ができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図にもとづき説明す
る。
第1図は本発明の一実施例構成図、第2図(alはその
ROM (Read 0nly Memory)構成図
、同(blはモータの回転につれてROMのアドレスが
選択されていくときの軌跡である。
図中、lはモータであってその移動状態が制御、監視さ
れるサーボモータ、2はエンコーダであって第3図のエ
ンコーダ10に対応するもの、3は第1アナログ−ディ
ジタル変換器−(以下第1A/D変換器という)、4は
第2A/D変換器、5はROM、6は位相弁別器であっ
て第3図の位相弁別器23に対応するもの、7はラッチ
であってエンコーダ故障のときにエンコーダ故障検知信
号FSがセットされるもの、8はアンプ・ダウン・カウ
ンタである。
本発明ではまずエンコーダ2の2相出力をそれぞれA/
D変換してディジタル量とし、次にこれらの信号をRO
M5のアドレス入力に導くことにより、このROM5に
書かれた対応表に基づいてエンコーダの故障判定を行う
ようにしたものである。
エンコーダ2は、例えばインクリメンタル形のロータリ
エンコーダであり、モータ1の回転軸に結合され、この
モータ軸の回転角を検出するセンサを構成する。このロ
ータリ式のエンコーダ2の出力信号は、モータ軸の1回
転について数100〜数1000サイクルの正弦波状信
号を互いに90°の位相差をもつ2相信号A、Bとして
出力ししている。これらの信号A、Bは次式で表わすこ
とができる。
B=Vsina+t ここでωはモータの回転速度に比例しており、符号上は
正回転のとき+、逆回転のとき−である。
次にこれらの信号A、Bを第1A/D変換器3および第
2A/D変換器4により−V〜+Vを含む範囲のディジ
タル量A’、B’に変換する。いまこれらを6ビツトの
アナログ−ディジタル変換器とすると、−V〜+Vを完
全に含むアナログ量の範囲に対して(000000)2
〜(111111)2の6段階のディジタル量に対応さ
せ石ことができる。そしてこれらの6ビツトのA’、B
’のデータをまとめて12ビツトのデータとし、ROM
5のアドレス選択入力に導く、この場合のROM5は2
 −4096通りのアドレスに対して1ビツトの出力情
報であるエンコーダ故障検知信号FSが対応している。
ROM 5の詳細を、第2図(a)により更らに具体的
に説明する。ROM5は故障検知信号対応図表が記入さ
れており、この対応図表の列はA′の値を(00000
0)2から(111111)2まで64分割しており、
また対応図表の行はB′の値をこれまた(000000
)zから(111111)2まで64分割している。こ
の図表の中に示す“O″と“1″の値はROMの出力で
ある1ビツトの故障検知情報FSO値を示しており、原
点を中心とした2つの同心円で囲まれた内側はすべて“
0”が記入され、また2つの同心円の外側(第2図(a
)の斜線部分)はすべて“1”が記入されている。ここ
で“0”はエンコーダ2が正常な動作をしていることを
示し、“1″はエンコーダ2に異常が生じたことを示す
。なおこの第2図(a)の同心円は、第7図(b)のS
V+、SV2に対応しているものであるが、後述詳記す
るような手法で定められる。ところで、この対応図表は
マトリックスであり、1つのアドレスが占める領域が微
小な正方形であるのに対してエンコーダ故障検知情報の
値の境界は弧であるが、その境界にあるアドレスの故障
検知情報の値はどちらか面積の広い方にすれば対応表を
作ることができる。
かくしである瞬時においては、モータ1の回転    
。
角に対応してROM5の4096通りのアドレスの内の
ただ1つが選択され、これに対応した故障検知情報の値
が1つ選ばれることになる。したがってもしもこの故障
検知情報FSが“1”であればこれがランチ7に保持さ
れてエンコーダ故障を知らせるアラーム信号が出力され
ることになる。
ここで先に示したように、信号A、Bが、A : V 
sin (6) t +りB  :  V  sinω
 t の場合には、第2図(blの円形の軌跡上を正回転の場
合は左まわりに、逆回転の場合は右まわりにROM5の
アドレスが選択されてゆく。エンコーダ2が正常に動作
しているときは、この円形の軌跡は、第2図中)の如く
、ROM5内の対応表の値が“0”のところだけ通過す
るので、そのROM5の出力FSは0″の値のみを出力
する。
ところで、第1図における位相弁別器6とアップ・ダウ
ン・カウンタ8はモーターの回転量を計測する手段であ
り、公知のものであるので簡単に説明する。第1図の位
相弁別器6は第4図の位相弁別器23に対応し、信号P
、Qは第4図のR1、R2に対応し、信号up、dNは
第4図のU、 Dに対応する。また第4図のコンパレー
タ21.22の機能は、第1図では第1A/D変換器3
、第2A/D変換器4およびROM5で代行することが
できる。このため、第2図(alの対応表と重なった別
の対応表により、 A≧0のときP=“1” A<0のときP=″0゛ BaOのときQ=′1″ B<0のときQ=“0” と対応付けすればよい。モしてA又はBの信号がOvを
横切るときに、位相弁別器6がその回転方向に応じてu
pパルス又はdNパルスを発生し、カウンタ8はこれを
計数することになる。
したがってエンコーダ2が正常に動作しているときは、
第2図中)の円形の軌跡がA=0又はB=0の線上を横
切るところ、すなわち同図で黒丸印のところで、軌跡が
左まわりのときupパルスが発生し、右まわりのときd
Nパルスが発生して、モータlの回転角を忠実に計測で
きることになる。
つまりエンコーダ2相正弦波状信号の1周期の間に、第
2図(blの円形の軌跡が4つの象限を1回ずつ通過し
ていなければアンプ・ダウン・カウンタ8はモータ1の
正しい回転角を示さな(なる。
ここで前記位相弁別器の構成を、第9図面の簡単な説明
する。この位相弁別器は第9図(alに示す如く、4個
のフリップフロップFFl−FF4と21固のインバー
タINI、IN2と4個のアンド回路a1〜a4で構成
される矩形信号出力部と、同(blに示す如く4個のア
ンド回路a5〜a8とオア回路ORIにより構成される
upパルス出力部と、同(C1に示す如く4個のアンド
回路a9〜a12とオア回路OR2により構成されるd
Nパルス出力部等により構成されている。第9図(al
に示す如く、信号P、Qが入力されたときインバータI
NL、IN2より出力される百、石及びアンド回路al
−84より出力されるP、Qのそれぞれの立上り、立下
り信号を同(b)、(C)に示すupパルス出力部とd
Nパルス出力部の各アンド回路a5〜a8、a9〜a1
2に図示の状態で入力することにより、それぞれオア回
路ORI、OR2よりupパルスおよびdNパルスが得
られる。なお信号P、QとこれらのupパルスとdNパ
ルスの関係は、第9図(d)、(e)に示す通りである
。
第3図の(al〜(f)はいずれもアップ・ダウン・カ
ウンタ8が正しく計数できない場合に第2図上でROM
アドレスが選択される軌跡を示している。
ここで、第3図(alはマスク板取付けねじのゆるみと
オフセット変動のある場合を示し、同(b)は軸受けの
スラスト方向のゆるみでコード板とマスク板のギャップ
が広がったときを示し、同(C1はマスク板又はコード
板の汚れやキズによるドロップアウトの存在するときを
示し、同(d)はB相出力線の断線した場合を示し、同
(e)はコネクタ抜けですべて断線又は十電源線の断線
の場合を示し、同(f)は−電源線の断線の場合を示す
。これらの場合には、第2図より明らかな如く、エンコ
ーダ2の故障検知が可能であり、ROM5よりエンコー
ダ故障検知信号FSが11”となるときが存在する。こ
のエンコーダ故障検知信号FSが一瞬でも“1”と  
   べなれば、第1図に示すラッチ7はその出力を1
”にして、以降リセット入力があるまで“1″を保持し
、エンコーダ故障を示すアラーム信号を出力する。
特にアップ・ダウン・カウンタ8の計測値をモータ1に
フィードバックする、いわゆるサーボ制御を行っている
ときは、この計測値に誤まりがあるとモータlが暴走す
ることがあるので、このような場合にラッチ7の出力が
“l”のときは直ちにサーボ制御を中断すべきである。
また、第3図(g)はエンコーダのコード板を支える軸
受のラジアル方向のゆるみにより偏心状態を示す。A、
Bをそれぞれ差動で検知しているときは、オフセットの
ずれは出にくくなり、このようなときの故障状態は検出
されにくいが、本発明はこのような場合でも検出するこ
とができる。
第3図(hlは軸受けのスラスト方向のゆるみによりマ
スク板とコード板のギャップが広がった状態を示す。こ
のような場合も、A、Bをそれぞれ差動で検知している
ときはオフセットのずれは出にくくなり故障検出がむづ
かしかったものが、このような場合でも検出することが
できる。
第3図(i)は軸受けのスラスト方向のゆるみによりマ
スク板とコード板の間のギャップが狭くなった状態を示
す。なお、この軌跡は、第2図の大きな円の外側の@1
′領域に存在するものである。
このような場合も、A、Bをそれぞれ差動で検知してい
るときはオフセットのずれは出にくぐなり、故障検出が
むづかしかったものが検出可能となる。
前記第3図(IE)〜【υではエンコーダ2相出力の変
化の原因が、前記の如くエンコーダのコード板を支える
軸受けのゆるみであるとか、マスク板を取付けたネジの
ゆるみである場合には、そのゆるみが更に進んでスリッ
トパターンにキズを付ける前に運転を止めなければなら
ない場合がある。またモータの軸受のゆるみがエンコー
ダの回転軸を押している場合もあり、この時はモータの
ロータとステータの接触に至る前に止めることが心嚢で
ある。つまりゆるみがはじまるとその後は急速にゆるみ
が進行するので致命的な故障に至る前に運転を止めるこ
とが要求される場合も、エンコーダの敏感さを利用して
早期検出が可能である。  。
このような理由から、第2図の対応表の“0”と11”
との境界となる2つの同心円の半径の差を小さくして検
知感度を高くしたいが、正常なエンコーダでもある程度
は加工や組立精度から(るシャフトの曲がり等による固
有の位相差の変動、高速回転時の光検知器の周波数特性
による振幅の減少、信号のオフセントの周囲温度等によ
る変動などを許容しなければならない。したがって故障
検知感度である第2図の同心円の半径は両者の妥協点と
して定められることになる。
また第2図では2つの同心円を設定しているが、例えば
小さい方の同心円のみとし、円の内側を“1″、外側を
“O″としてもよい。
同心円の小さい方だけを使う場合は、第3図(1)のよ
うに、コード板とマスク板のギャップが狭くなったこと
による異常が検知できないので、同心円2つを使う場合
に比べて効果は小さいと言える。
しかしモータシャフトとエンコーダシャフトの間にフレ
キシブル・カップリングを使う場合はエンコーダシャフ
トに無理な力がかからなくなり、ギャップが狭くなると
いう異常の発生は少なくなるので、同心円の小さい方だ
け使うことも考えられる。
なお、前記の説明ではエンコーダ故障検知情報のビット
数を1ビツトとして正常と異常の2通りの出力で説明し
たが、ROMの出力を複数ビット、例えば2ビ、トとし
、第2図の小さい方の同心円の内側にきたときと、大き
い同心円の外側にきたときを区別するようにすれば、異
當伏態の種別がある程度識別できる場合がある。また、
第2図の小さい同心円のさらに内側にも同心円を設4J
て警報のみで運転を続けるケースと中止するケースのよ
うに分類してもよい。同様に第2図の大きい同心円の外
側にさらに同心円を設けることもできる。
勿論ROMの出力を複数ビットとしたとき、前記P、Q
を含まれることもできる。
また第2図では説明の簡単のため、A、Bの信号が0(
V)を中心に±V (V)のように正負に振れる場合に
ついて説明しているが、勿論0 (VJを中心にしない
場合も可能であり、その場合は第1A/D変換器と第2
A/D変ti器のアナログ入力信号の変換範囲を単にシ
フトすればよい。
このように本発明によればエンコーダの故障に起因する
サーボモータの暴走を未然に防止することは勿論、機械
系の異常を早期にキャッチして致命的な故障に至る前に
運転を止めるというようなことを、シンプルな回路構成
で、しかも高速に、高信頼度で検知することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明では、第1図に示すアンプ・ダウ
ン・カウンタ8の計数動作のためのパルス発生系と、エ
ンコーダ故障検知系がROM5の中で分岐されており、
しかもいずれもディジタル処理であることから、第3図
に示す従来の場合がエンコーダ故障検知系をアナログ演
算回路で構成する場合に比較してはるかに高信頼度が得
られる。
また、本発明ではエンコーダ故障の判定をROMのみで
行うことから、従来のようにエンコーダ故障検知系をデ
ィジタル演算器で%又はA2 +82の演算を行ないそ
の値を判定する場合に比べてはるかに高速かつ安価に構
成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例構成図、第2図(alはRO
Mの構成図、第2図(b)はモータの回転につれてRO
Mのアドレスが選択されていくときの軌跡、第3図は本
発明で故障とみなす場合の例、第4図は従来例、第5図
はエンコーダの構成図、第6図および第7図はその動作
説明図、第8図は故障発生時の動作説明図、第9図は位
相弁別器の構成および動作説明図である。 図中、■はモータ、2はエンコーダ、3は第1アナログ
−ディジタル変換器、4は第2アナログ−ディジタル変
換器、5はROM、6は位相弁別器、7はラッチ、8は
アップ・ダウン・カウンタを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、物体の移動に伴って物体の移動量に応じた互いに位
    相の異なる2つの正弦波状信号を出力する物体移動検出
    器の故障検出回路において、前記正弦波信号をディジタ
    ル量に変換するアナログ−ディジタル変換器を設け、前
    記2相の正弦波状信号をそれぞれディジタル量に変換し
    た情報に対して故障検知情報を一意に結びつける対応表
    が記録された記憶手段を設けたことを特徴とする物体移
    動検出器の故障検出回路。 2、前記対応表として、記憶番地をマトリックス状に配
    列するとともに、このマトリックスに重なる一つあるい
    は複数の仮想的な同心円を設定し、その同心円を前記故
    障検知情報の境界として故障検知情報の値を記録するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    物体移動検出器の故障検出回路。
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