JPS61106716A - 低温靭性の優れた棒鋼の製造方法 - Google Patents
低温靭性の優れた棒鋼の製造方法Info
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- JPS61106716A JPS61106716A JP22590284A JP22590284A JPS61106716A JP S61106716 A JPS61106716 A JP S61106716A JP 22590284 A JP22590284 A JP 22590284A JP 22590284 A JP22590284 A JP 22590284A JP S61106716 A JPS61106716 A JP S61106716A
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- temperature
- toughness
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、特に−120℃以下という極低温環境におい
ても高強度と良好な靭性とを発揮する棒鋼の製造方法に
関する。
ても高強度と良好な靭性とを発揮する棒鋼の製造方法に
関する。
(従来技術)
近年、寒冷地や極地の鉄筋コンクリート構造物、鉄筋コ
ンクリート製の冷凍庫、更にはLNGやLPGを始めと
する液化ガス用タンク等、低温環境において使用される
鉄筋コンクリート用棒鋼の需要が益々増加する1頃向を
見せてきている。
ンクリート製の冷凍庫、更にはLNGやLPGを始めと
する液化ガス用タンク等、低温環境において使用される
鉄筋コンクリート用棒鋼の需要が益々増加する1頃向を
見せてきている。
従来、このような環境下で使用される低温用鉄筋として
9%Ni鋼や高Mnオーステナイト鋼が開発され4.・
、、17パ4″°゛′″f″6°t L゛f a b
l1i(it5 ft @ * 、rc @ G #
itに含むため、極めて限られた用途にしか使用され得
ないものであった。
9%Ni鋼や高Mnオーステナイト鋼が開発され4.・
、、17パ4″°゛′″f″6°t L゛f a b
l1i(it5 ft @ * 、rc @ G #
itに含むため、極めて限られた用途にしか使用され得
ないものであった。
一方、−殻構造物等ではJIS G3112に定める鉄
筋(即ち、降伏強度;42〜43 kgf / mA程
度のもので、1100〜1250℃に加熱後、仕上温度
:100’0〜900℃程度の熱間圧延で製造されるも
の)が使用されているが、これらは常温、或いはをれ以
上の温度で使用される場合を想定したものであるため、
上記のような低温、特に−100℃以下の極低温にさら
される場合には靭性面で不安を来すものであった。
筋(即ち、降伏強度;42〜43 kgf / mA程
度のもので、1100〜1250℃に加熱後、仕上温度
:100’0〜900℃程度の熱間圧延で製造されるも
の)が使用されているが、これらは常温、或いはをれ以
上の温度で使用される場合を想定したものであるため、
上記のような低温、特に−100℃以下の極低温にさら
される場合には靭性面で不安を来すものであった。
そこで、最近になって、上記のような一60℃以下にな
るLPGタンクや、−100℃以下にも達するエチレン
或いはLNGタンク等の極低温にさらされても所定の高
強度と高靭性を発揮する棒鋼の開発が競われるようにな
ってきたが、未だ満足し得る極低温特性を備えた棒鋼は
得られていないのが現状であった。
るLPGタンクや、−100℃以下にも達するエチレン
或いはLNGタンク等の極低温にさらされても所定の高
強度と高靭性を発揮する棒鋼の開発が競われるようにな
ってきたが、未だ満足し得る極低温特性を備えた棒鋼は
得られていないのが現状であった。
(発明の目的)
本発明者等は、上述のような観点から、今後益々要望が
強くなると見られる、−120℃を下回るような極低温
環境における使用の際でも十分に満足できる高強度及び
高靭性を発揮する棒鋼を、高価な合金元素の多量添加を
行うことなしに実現すべく研究を 1行った
結果、以下far〜(C1に示す如き知見を得るに至っ
たのである。
強くなると見られる、−120℃を下回るような極低温
環境における使用の際でも十分に満足できる高強度及び
高靭性を発揮する棒鋼を、高価な合金元素の多量添加を
行うことなしに実現すべく研究を 1行った
結果、以下far〜(C1に示す如き知見を得るに至っ
たのである。
(al 特にC含有量を0,02〜0.10%(以下
、成分割合を示す%は重量%とする)に調整した低炭素
鋼に特定量のMn、 Mo及びNbを添加含有せしめる
とともに、これCコ低温加熱、低温仕上温度の熱間圧延
を施すと、圧延のままで、 平均粒径:10μm以下、 好ましくはへイナイトの体積百分率:10〜30%のフ
ェライト・ヘイナイト微細混合組織が得られ強度及び低
温靭性の極めて良好な鋼材を実現できること。
、成分割合を示す%は重量%とする)に調整した低炭素
鋼に特定量のMn、 Mo及びNbを添加含有せしめる
とともに、これCコ低温加熱、低温仕上温度の熱間圧延
を施すと、圧延のままで、 平均粒径:10μm以下、 好ましくはへイナイトの体積百分率:10〜30%のフ
ェライト・ヘイナイト微細混合組織が得られ強度及び低
温靭性の極めて良好な鋼材を実現できること。
(bl 更に、このようにして得られた鋼材に特定温
度の焼戻し処理を施すと、降伏強度が改善されて5〜1
0kqf/品程度の強度上昇を見るとともに、低温靭性
が一段と向上すること、 tel 即ち、鋼の化学成分と圧延条件とを厳密に管
理し、更に必要により特定温度での焼戻し処理を組合わ
せると、従来では得られなかったような優れた低温性能
を具備した棒鋼を低コストで製造できること。
度の焼戻し処理を施すと、降伏強度が改善されて5〜1
0kqf/品程度の強度上昇を見るとともに、低温靭性
が一段と向上すること、 tel 即ち、鋼の化学成分と圧延条件とを厳密に管
理し、更に必要により特定温度での焼戻し処理を組合わ
せると、従来では得られなかったような優れた低温性能
を具備した棒鋼を低コストで製造できること。
(発明の構成)
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり・
C;0.02〜0.10%、
Si:0.5%以下、
Mn : 1.10〜2.50%、
Mo : 0.15〜0.50%、
Nb : 0.010 〜0.100 %、Al :
0.010 〜0.100 %、を含有するととも
に、必要により、更にCu : 0.05〜0.30%
、 Ni : 0.05〜1.20%、 Cr : 0.05〜1.20%、 Ti : 0.01〜0.05%、 B i O,0005〜0.0030%のうちの1種以
上をも含み、 残部Fe及び不可避的不純物、 から成る成分組成の鋼片を、最高tooo℃までの温度
に加熱した後、 仕上温度=850℃以下、 880℃以下の温度域 での累積圧下率:60%以上 の熱間圧延を施し、次いで室温まで空冷するか、或いは
必要により更に500〜700℃にて焼戻すことによっ
て、衝撃破面遷移温度が一120℃以下という低温特性
の極めて優れた棒鋼を製造する点に特徴を有するもので
ある。
0.010 〜0.100 %、を含有するととも
に、必要により、更にCu : 0.05〜0.30%
、 Ni : 0.05〜1.20%、 Cr : 0.05〜1.20%、 Ti : 0.01〜0.05%、 B i O,0005〜0.0030%のうちの1種以
上をも含み、 残部Fe及び不可避的不純物、 から成る成分組成の鋼片を、最高tooo℃までの温度
に加熱した後、 仕上温度=850℃以下、 880℃以下の温度域 での累積圧下率:60%以上 の熱間圧延を施し、次いで室温まで空冷するか、或いは
必要により更に500〜700℃にて焼戻すことによっ
て、衝撃破面遷移温度が一120℃以下という低温特性
の極めて優れた棒鋼を製造する点に特徴を有するもので
ある。
次いで、本発明の棒鋼の製造方法において、鋼の成分組
成割合及び圧延・熱処理条件を上記の如くに数値限定し
た理由を説明する。
成割合及び圧延・熱処理条件を上記の如くに数値限定し
た理由を説明する。
A、鋼の成分組成
a)C
C成分は棒鋼に所定の強度を付与するために含有させる
ものであるが、その含有量が0.02%未満では所望の
強度が得られず、一方0.10%を越えて含有させると
棒鋼組織中にバーライト組織が混入するようになって靭
性の劣化をきたすことから、C含有量を0.02〜0.
10%と定めた。
ものであるが、その含有量が0.02%未満では所望の
強度が得られず、一方0.10%を越えて含有させると
棒鋼組織中にバーライト組織が混入するようになって靭
性の劣化をきたすことから、C含有量を0.02〜0.
10%と定めた。
b)Si
Si成分は鋼の脱酸に有効な元素であり、通常、0゜1
5〜0.35%の添加がなされるものである。しかしな
がら、脱酸を八1で行う場合にはSi添加は必ずしも必
要でなく、しかも0.5%を越えて含有させると熱間加
工性に悪影響がでてくるようになる。このようなことか
ら、Si含有量を0.5%以下と定めた。
5〜0.35%の添加がなされるものである。しかしな
がら、脱酸を八1で行う場合にはSi添加は必ずしも必
要でなく、しかも0.5%を越えて含有させると熱間加
工性に悪影響がでてくるようになる。このようなことか
ら、Si含有量を0.5%以下と定めた。
1、 c)Mn
パ(門・成分は、鋼の説硫に必要な元素であり、且つ鋼
の素地に固溶して鋼材強度を向上するとともに、鋼材に
所定の焼入れ性を賦与する作用をも有している。
の素地に固溶して鋼材強度を向上するとともに、鋼材に
所定の焼入れ性を賦与する作用をも有している。
そして、本発明の圧延条件下でフェライトとヘイナイト
との微細な混合組織を生ぜしめて鋼に所定の強度と低温
特性を賦与するには、1.10%以上のMn含有量とす
る必要があり、一方2.50%を越えて含有させると偏
析が著しくなって靭性及び溶接性が劣化するようになる
ことから、Mn含有量を1.10〜2.50%と定めた
。
との微細な混合組織を生ぜしめて鋼に所定の強度と低温
特性を賦与するには、1.10%以上のMn含有量とす
る必要があり、一方2.50%を越えて含有させると偏
析が著しくなって靭性及び溶接性が劣化するようになる
ことから、Mn含有量を1.10〜2.50%と定めた
。
d)M。
Mo成分は、鋼の靭性を損なうことな(強度を賦与する
のに極めて有効な元素である。また、本発明の方法の場
合には、鋼の焼入れ性を調整して、圧延のままでフェラ
イトとベイナイトの微細混合組織を得るために欠かせな
い元素でもある。そして、MOC含有量0.15%未満
では上記の効果が十分に発揮されず、一方0.50%を
越えて含有させても上記効果が飽和しでしまうことから
、MOC含有量0.15〜0.50%と定めた。
のに極めて有効な元素である。また、本発明の方法の場
合には、鋼の焼入れ性を調整して、圧延のままでフェラ
イトとベイナイトの微細混合組織を得るために欠かせな
い元素でもある。そして、MOC含有量0.15%未満
では上記の効果が十分に発揮されず、一方0.50%を
越えて含有させても上記効果が飽和しでしまうことから
、MOC含有量0.15〜0.50%と定めた。
e)Nb
Nb成分は、本発明をなすにあたって見出されたフェラ
イトとベイナイトの微細混合組織を得るために
1′不可欠な元素であり、その含有量が0.01
0%未満では圧延前の鋼片加熱段階(1000℃以下で
の加熱段階)でのオーステナイト粒の粗大化を防止する
ことが困難となって、結局はフェライトとベイナイトの
微細混合組織を安定して得ることができなくなる。一方
、0.100%を越えて含有させてもオーステナイト粒
粗大化抑制効果が飽和してしまい、鋼材のコスト上昇を
招くだけとなることから、Nb含有量を0.010〜0
.100%と定めた。
イトとベイナイトの微細混合組織を得るために
1′不可欠な元素であり、その含有量が0.01
0%未満では圧延前の鋼片加熱段階(1000℃以下で
の加熱段階)でのオーステナイト粒の粗大化を防止する
ことが困難となって、結局はフェライトとベイナイトの
微細混合組織を安定して得ることができなくなる。一方
、0.100%を越えて含有させてもオーステナイト粒
粗大化抑制効果が飽和してしまい、鋼材のコスト上昇を
招くだけとなることから、Nb含有量を0.010〜0
.100%と定めた。
f)A(2
AlC成分は、鋼の脱酸作用のほかに圧延前の鋼片加熱
段階でのオーステナイト粒の粗大化を防止するという、
前述したNbと同様の効果がある。そして、Al含を量
がo、oto%未満では上記効果が十分に発揮されず、
一方o、too%を越えて含有させると鋼の熱間加工性
が劣化することから、Al含を量を0.010〜0、1
00%と定めた。
段階でのオーステナイト粒の粗大化を防止するという、
前述したNbと同様の効果がある。そして、Al含を量
がo、oto%未満では上記効果が十分に発揮されず、
一方o、too%を越えて含有させると鋼の熱間加工性
が劣化することから、Al含を量を0.010〜0、1
00%と定めた。
g)Cu
Cu成分は、鋼の靭性にほとんど悪影響を及ぼすことな
く強度を上昇させる作用を存してい金ので、鋼材強度を
より向上する必要のある場合に含有せしめられるもので
あるが、その含有量が0.05%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、他方0.30%を越えて含有させ
ると鋼の熱間加工性を害するようになることから、Cu
含有量を0.05〜0.30%と定めた。
く強度を上昇させる作用を存してい金ので、鋼材強度を
より向上する必要のある場合に含有せしめられるもので
あるが、その含有量が0.05%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、他方0.30%を越えて含有させ
ると鋼の熱間加工性を害するようになることから、Cu
含有量を0.05〜0.30%と定めた。
h)Ni
Ni成分は、特に鋼の低温靭性改善に有効な元素である
ので、低温靭性の一層の向上を必要とする場合にその効
果が顕著となる0、05%以上添加含有せしめられるも
のであるが、1.20%を越えて含有させると鋼材コス
トが上昇する上に、製造上、白点などの水素性欠陥を発
生する率が増加するようになることから、Ni含有量を
0.05〜1.20%と定めた。
ので、低温靭性の一層の向上を必要とする場合にその効
果が顕著となる0、05%以上添加含有せしめられるも
のであるが、1.20%を越えて含有させると鋼材コス
トが上昇する上に、製造上、白点などの水素性欠陥を発
生する率が増加するようになることから、Ni含有量を
0.05〜1.20%と定めた。
1)Cr
Cr成分には鋼の強度を上昇させる作用があるので、よ
り高い強度を必要とする場合に含有せしめられるもので
あるが、その含有量が0.05%未満では前記作用の所
望の効果を得ることができず、一方、1.20%を越え
て含有させると冷間加工性の劣化を招くことから、Cr
含有量を0.05〜1.20%と定めた。
り高い強度を必要とする場合に含有せしめられるもので
あるが、その含有量が0.05%未満では前記作用の所
望の効果を得ることができず、一方、1.20%を越え
て含有させると冷間加工性の劣化を招くことから、Cr
含有量を0.05〜1.20%と定めた。
j)Ti
Ti成分には、NbやAlと同様にオーステナイト結晶
粒を微細化する作用があり、フェライトとベイナイトの
微細混合組織を得るために有効な元素であるので必要に
より含有せしめられるものであるが、その含を量が0.
01%未満では前記作用に所望の効果を得るごとかでき
ず、一方、0.05%を越えて含有させると鋼中に存在
するTi炭窒化物が粗大化するとともに、そのTi炭窒
化物の数も増加するため熱間加工性の劣化を引き起こす
ようになる。したがって、Ti含有量を0.01〜0.
05%と定めた。
粒を微細化する作用があり、フェライトとベイナイトの
微細混合組織を得るために有効な元素であるので必要に
より含有せしめられるものであるが、その含を量が0.
01%未満では前記作用に所望の効果を得るごとかでき
ず、一方、0.05%を越えて含有させると鋼中に存在
するTi炭窒化物が粗大化するとともに、そのTi炭窒
化物の数も増加するため熱間加工性の劣化を引き起こす
ようになる。したがって、Ti含有量を0.01〜0.
05%と定めた。
k)B
B成分には、j故事添加で鋼の焼入れ性を向上する作用
があるので、鋼材強度の一層の上昇を図る必要かある場
合に添加含有せしめられるものであるが、その含有量が
0.0005%未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方、0.0030%を越えて含有させると熱間加
工性の劣化を来すことから、B含有量を0゜0005〜
0.0030%と定めた。
があるので、鋼材強度の一層の上昇を図る必要かある場
合に添加含有せしめられるものであるが、その含有量が
0.0005%未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方、0.0030%を越えて含有させると熱間加
工性の劣化を来すことから、B含有量を0゜0005〜
0.0030%と定めた。
B、圧延、熱処理条件
a)圧延in加熱温度
圧延+jij加熱温度が1o00℃を越えると、本発明
方法において規定された化学成分を有する鋼を用いたと
しても加熱時のオーステナイト粒が粗大化してしまい、
圧延のままではフェライトとへイナイトの微細′l□1
混合組繊を得られなくなってしまう。し
たがって、所望の低温靭性が達成できなくなるので、圧
延油加熱温度は、1000℃を上限とすることが不可欠
である。
方法において規定された化学成分を有する鋼を用いたと
しても加熱時のオーステナイト粒が粗大化してしまい、
圧延のままではフェライトとへイナイトの微細′l□1
混合組繊を得られなくなってしまう。し
たがって、所望の低温靭性が達成できなくなるので、圧
延油加熱温度は、1000℃を上限とすることが不可欠
である。
一方、加熱温度をより低くしても低温特性には悪影響が
ないが、低くしすぎると鋼片圧延時にロールにかかる負
荷が過大となって生産性を劣化することから、目安とし
ては900〜1000℃の加熱が適当といえる。
ないが、低くしすぎると鋼片圧延時にロールにかかる負
荷が過大となって生産性を劣化することから、目安とし
ては900〜1000℃の加熱が適当といえる。
b)圧延温度および圧下率
鋼に所定の強度と靭性を賦与するためには、熱間圧延、
特に880℃以下の温度域で圧下による変形と再結晶を
繰り返してオーステナイト粒を細かくすることが必要で
ある。
特に880℃以下の温度域で圧下による変形と再結晶を
繰り返してオーステナイト粒を細かくすることが必要で
ある。
その際に、880℃以下での累積圧下率が60%未満で
は所望の微細化を実現できず、従って、880 ℃以下
の温度域での累積圧下率を60%以上と定めた。
は所望の微細化を実現できず、従って、880 ℃以下
の温度域での累積圧下率を60%以上と定めた。
C)仕上温度
850℃を越える温度で仕上圧延を行うと、所望の微細
組織を実現することができず、目的とする高靭性の鋼材
が得られないことから、仕上温度を850℃以下と定め
た。
組織を実現することができず、目的とする高靭性の鋼材
が得られないことから、仕上温度を850℃以下と定め
た。
なお、仕上温度が低すぎると、本発明方法において規定
された化学成分を有する鋼ではオーステナイトの未再結
晶域圧延となって、集合組織の発達による機械的性質の
異方性を生ずるようになることから、仕上温度は850
〜750℃程度にすることが望ましい。
された化学成分を有する鋼ではオーステナイトの未再結
晶域圧延となって、集合組織の発達による機械的性質の
異方性を生ずるようになることから、仕上温度は850
〜750℃程度にすることが望ましい。
そして、上述のような熱間圧延条件のもとて本発明対象
成分鋼を圧延すれば、圧延のままでフェライトとへイナ
イトの微細混合組織が得られるのである。
成分鋼を圧延すれば、圧延のままでフェライトとへイナ
イトの微細混合組織が得られるのである。
d)焼戻し温度
本発明方法で規定した成分組成を有し、本発明の圧延条
件で製造した棒鋼は、圧延のままでもフェライトとへイ
ナイトの微細な混合組織となるものであるが、更に必要
に応じて、その後500〜700℃の範囲内で焼戻し処
理を行えば、降伏応力がより上昇し、かつ靭性の一層の
向上が実現される。
件で製造した棒鋼は、圧延のままでもフェライトとへイ
ナイトの微細な混合組織となるものであるが、更に必要
に応じて、その後500〜700℃の範囲内で焼戻し処
理を行えば、降伏応力がより上昇し、かつ靭性の一層の
向上が実現される。
この場合、焼戻し温度が500 ’C未満であると前記
の91果が十分に発1重できず、一方、焼戻し温度が7
00℃を越えると焼戻し中にフェライトおよびベイナイ
トが再結晶を起して微細組織が崩れ、靭性の劣化を招く
ことになるので、焼戻し温度を500〜700℃と定め
た。
の91果が十分に発1重できず、一方、焼戻し温度が7
00℃を越えると焼戻し中にフェライトおよびベイナイ
トが再結晶を起して微細組織が崩れ、靭性の劣化を招く
ことになるので、焼戻し温度を500〜700℃と定め
た。
次いで、本発明を実施例により比較例と対比しながら説
明する。
明する。
実瀝上土
まず、1ff18の溶解法により、それぞれ第1表に示
される成分組成の鋼1〜38を/8製した後、各々16
Qmm角の鋼片とし、圧延素材とした。
される成分組成の鋼1〜38を/8製した後、各々16
Qmm角の鋼片とし、圧延素材とした。
次に、この鋼片を950℃に加熱し、880℃以下での
累積圧下率が90%で、仕上温度が800 ℃の熱間圧
延を施して、直径が25+amの丸棒とした。
累積圧下率が90%で、仕上温度が800 ℃の熱間圧
延を施して、直径が25+amの丸棒とした。
そして、仕上圧延後、該丸棒材を常温まで放冷した。
このようにして得られた圧延のままの各丸棒について、
ミクロ組織観察、引張試験、および衝撃試験を行った。
ミクロ組織観察、引張試験、および衝撃試験を行った。
なお、ミクロ組織観察においては、圧延のまま材のフェ
ライト、ベイナイトおよびパーライトを判別するととも
に、その粒径をも測定した。
ライト、ベイナイトおよびパーライトを判別するととも
に、その粒径をも測定した。
引張り試験では、平行部;直径14111111のJI
S 4号試験片を圧延材から削り出し、0.5パーライ
ト全伸びに対する降伏強さ、引張強さ、伸び(標点距離
:50+nmで計算)および絞りを測定した。
S 4号試験片を圧延材から削り出し、0.5パーライ
ト全伸びに対する降伏強さ、引張強さ、伸び(標点距離
:50+nmで計算)および絞りを測定した。
衝撃試験は、JIS 4号(2mmVノツチ)シャルピ
ー試験片を用いて実施し、−120℃における吸収エネ
ルギー〔シE−、□。〕と衝撃破面遷移温度(脆性−延
性破面遷移温度)〔νTrs )で低温靭性を評価した
。
ー試験片を用いて実施し、−120℃における吸収エネ
ルギー〔シE−、□。〕と衝撃破面遷移温度(脆性−延
性破面遷移温度)〔νTrs )で低温靭性を評価した
。
得られた結果を第2表に示した。
第2表に示される結果からも明らかなように本発明方法
の条件を満たす成分組成(鋼1〜27)を有し、本発明
方法の条件を満足する手段にて製造された棒鋼は、いず
れも粒径が10μm以下の微細な〔フェライト+へイナ
イト〕の混合組織を呈し、降伏強さが40 kgf/
mA以上で、且つvE−IL。が30 kgf−mに近
い値を示しており、強度と靭性が極めて優れていること
がわかる。また、vTrsも、いずれも−120℃より
低く、−120℃の温度でも脆性破壊を生しないことが
明らかである。
の条件を満たす成分組成(鋼1〜27)を有し、本発明
方法の条件を満足する手段にて製造された棒鋼は、いず
れも粒径が10μm以下の微細な〔フェライト+へイナ
イト〕の混合組織を呈し、降伏強さが40 kgf/
mA以上で、且つvE−IL。が30 kgf−mに近
い値を示しており、強度と靭性が極めて優れていること
がわかる。また、vTrsも、いずれも−120℃より
低く、−120℃の温度でも脆性破壊を生しないことが
明らかである。
これに対して、本発明方法における圧延条件を満たして
いても、成分組成が本発明の条件を満足しない棒鋼(鋼
28〜38を適用したもの)は、吐−jユ。の値)・、
、1 が低く・“Trsも一120゛より高
温側にな−て0゛て・−120℃において脆性破壊を生
じて靭性不良であることが分かり、また、降伏強さにつ
いても40 kgf/昌未満のものがあり、強度的にも
不安定であることが明らかである。
いても、成分組成が本発明の条件を満足しない棒鋼(鋼
28〜38を適用したもの)は、吐−jユ。の値)・、
、1 が低く・“Trsも一120゛より高
温側にな−て0゛て・−120℃において脆性破壊を生
じて靭性不良であることが分かり、また、降伏強さにつ
いても40 kgf/昌未満のものがあり、強度的にも
不安定であることが明らかである。
爽應皿I
第1表に示した鋼1の160mm角鋼片を用いて、圧延
条件を種々変化させて直径: 25mmの丸棒を製造し
た。
条件を種々変化させて直径: 25mmの丸棒を製造し
た。
仕上圧延後は、該丸棒材を常温まで放冷した。
得られた丸棒について、実施例1と同じ要領でミクロ組
織、強度および靭性の調査を行い、その結果を第3表に
示す。
織、強度および靭性の調査を行い、その結果を第3表に
示す。
第3表に示される結果からも、本発明方法で規定した成
分組成の鋼を使用しても、圧延条件が本発明方法の範囲
から外れた手段では、強度または靭性、あるいはそのい
ずれもが劣化し、降伏強さが40.0kgf /min
を越えた値、vTrsが一120℃よりも低い温度とい
う目標値を満たさないことが明らかである。
分組成の鋼を使用しても、圧延条件が本発明方法の範囲
から外れた手段では、強度または靭性、あるいはそのい
ずれもが劣化し、降伏強さが40.0kgf /min
を越えた値、vTrsが一120℃よりも低い温度とい
う目標値を満たさないことが明らかである。
]
漠町直汁l
第1表に示した鋼l、12および24の160mm角鋼
片を用いて、 両片加熱温度:950℃ 880℃以下での累積圧下率:90%仕上温度二800
℃ の条件で熱間圧延し、直径:251の丸棒を製造後、第
4表に示されるように480〜720℃に1時間保持後
大気放冷するという焼戻し処理を施した。
片を用いて、 両片加熱温度:950℃ 880℃以下での累積圧下率:90%仕上温度二800
℃ の条件で熱間圧延し、直径:251の丸棒を製造後、第
4表に示されるように480〜720℃に1時間保持後
大気放冷するという焼戻し処理を施した。
IMられた丸棒について、実施例1と同じ要領でミクロ
組織、強度および靭性を調べ、その結果を第4表に併せ
て示した。
組織、強度および靭性を調べ、その結果を第4表に併せ
て示した。
第4表に示される結果からは次のことがわかる。
即ち、焼戻し温度が480℃では、圧延のまま材と比べ
て降伏強さもvTrsも殆ど変化せず、焼戻しの効果が
認められない。
て降伏強さもvTrsも殆ど変化せず、焼戻しの効果が
認められない。
しかし、500〜700℃の焼戻し温度域では、降伏強
さの増加が著しく、同時にvTrsも大幅な低下を示)
・11)、、j (”て0゛る・9まり
・本発明の用件を満たす処理によって、丸棒の強度およ
び靭性のいずれもが著しく向上することが明らかである
。
さの増加が著しく、同時にvTrsも大幅な低下を示)
・11)、、j (”て0゛る・9まり
・本発明の用件を満たす処理によって、丸棒の強度およ
び靭性のいずれもが著しく向上することが明らかである
。
ところが、700℃を越える焼戻しを行うと、ミクロ組
織が粗大化して強度低下が引き起されるとともに、靭性
も劣化してしまうことも明白である。
織が粗大化して強度低下が引き起されるとともに、靭性
も劣化してしまうことも明白である。
(総括的な効果)
上述のように、本発明によれば、高価な合金元素を多量
に添加したり、格別に繁雑な手段を講するころなく、鋼
の化学成分や圧延方法をm製するのみで、−120℃を
下回るような極低温環境においても十分に満足できる高
強度および高靭性を有する棒鋼がコスト安く製造できる
など、産業上有用な効果がもたらされるのである。
に添加したり、格別に繁雑な手段を講するころなく、鋼
の化学成分や圧延方法をm製するのみで、−120℃を
下回るような極低温環境においても十分に満足できる高
強度および高靭性を有する棒鋼がコスト安く製造できる
など、産業上有用な効果がもたらされるのである。
Claims (2)
- (1)重量%で、 C:0.02〜0.10%、 Si:0.5%以下、 Mn:1.10〜2.50%、 Mo:0.15〜0.50%、 Nb:0.010〜0.100%、 Al:0.010〜0.100% を含有するとともに、必要により、更に Cu:0.05〜0.30%、 Ni:0.05〜1.20%、 Cr;0.05〜1.20%、 Ti:0.01〜0.05%、 B:0.0005〜0.0030% のうちの1種以上をも含み、 残部Fe及び不可避的不純物、 から成る成分組成の鋼片を、最高1000℃までの温度
に加熱した後、 仕上温度:850℃以下、 880℃以下の温度域 での累積圧下率:60%以上 の熱間圧延を施し、次いで室温まで空冷することを特徴
とする、低温靭性の優れた棒鋼の製造方法。 - (2)重量%で、 C:0.02〜0.10%、 Si:0.5%以下、 Mn:1.10〜2.50%、 Mo:0.15〜0.50%、 Nb:0.010〜0.100%、 Al:0.010〜0.100% を含有するとともに、必要により、更に、 Cu:0.05〜0.30%、 Ni:0.05〜1.20%、 Cr:0.05〜1.20%、 Ti:0.01〜0.05%、 B:0.0005〜0.0030% のうちの1種以上をも含み、 残部Fe及び不可避的不純物、 から成る成分組成の鋼片を、最高1000℃までの温度
に加熱した後、 仕上温度:850℃以下、 880℃以下の温度域 での累積圧下率:60%以上 の熱間圧延を施し、次いで室温まで空冷してから、更に
500〜700℃にて焼戻すことを特徴とする、低温靭
性の優れた棒鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22590284A JPS61106716A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 低温靭性の優れた棒鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22590284A JPS61106716A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 低温靭性の優れた棒鋼の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106716A true JPS61106716A (ja) | 1986-05-24 |
Family
ID=16836672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22590284A Pending JPS61106716A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 低温靭性の優れた棒鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61106716A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100351417C (zh) * | 2004-04-08 | 2007-11-28 | 宝钢集团上海梅山有限公司 | 一种热轧低碳贝氏体复相材料及其制备工艺 |
| CN113416828A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-09-21 | 大冶特殊钢有限公司 | 16-27MnCrS5圆钢制备方法 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP22590284A patent/JPS61106716A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100351417C (zh) * | 2004-04-08 | 2007-11-28 | 宝钢集团上海梅山有限公司 | 一种热轧低碳贝氏体复相材料及其制备工艺 |
| CN113416828A (zh) * | 2021-06-24 | 2021-09-21 | 大冶特殊钢有限公司 | 16-27MnCrS5圆钢制备方法 |
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