JPS6111925B2 - - Google Patents

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JPS6111925B2
JPS6111925B2 JP9005882A JP9005882A JPS6111925B2 JP S6111925 B2 JPS6111925 B2 JP S6111925B2 JP 9005882 A JP9005882 A JP 9005882A JP 9005882 A JP9005882 A JP 9005882A JP S6111925 B2 JPS6111925 B2 JP S6111925B2
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mixed
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abrasive
toothpaste
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Masahiro Takizawa
Tooru Okino
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気泡を含まない安定な練歯磨を能率良
く製造する方法に関する。
練歯磨は、一般に第二リン酸カルシウム等の研
磨剤、高級アルキル硫酸塩等の界面活性剤、グリ
セリン等の湿潤剤、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム等の粘結剤、それに甘味剤、香料、薬
用成分などと精製水とを均質に混合し、流動性の
ある練状或いは流動性の低いゲル状に形成するこ
とによつて得られるものであるが、この場合練歯
磨の製造は能率的で生産性の高いものであること
が望まれる。なお、練歯磨中に気泡(空気)が混
入していると外観が劣るばかりでなく、練歯磨の
品質を低下させる原因ともなるため、極力気泡
(空気)を除去することが求められる。特に、透
明歯磨にあつては、気泡が混入していると透明感
を損ない、外観を半透明もしくは不透明なものに
変化させる場合があるので、その製造工程中にお
いて気泡除去をより厳密に行なう必要がある。
従来、練歯磨の工業的製法としては、まず湿潤
剤、精製水などに粘結剤を膨潤溶解し、この際必
要に応じ加熱を行なつて粘稠な膨潤溶液を調製
し、次いでこの膨潤溶液に研磨剤粉体を混練し、
更に界面活性剤、香料、薬用成分などを加えて均
質化し、空気を除去して練歯磨を得る方法が広く
採用されている。しかし、この方法は、前記膨潤
溶液が典型的には100〜400ポイズ(BH型回転粘
度計、20r.p.m、2〜3分後の値)の高粘度値を
〓〓〓〓
有する粘稠な高分子溶液であり、この膨潤溶液に
対し重量比で0.6〜1.2倍の研磨剤粉体を混練する
ため、この混練の際に研磨剤粉体と膨潤溶液との
相互作用により凝集塊を生成して超高粘度とな
り、これがため成分の均質化に多大のエネルギー
と時間を要する問題がある。また、上述したよう
に、練歯磨中に空気が混入すると外観が悪い上、
練歯磨中の成分が酸化されて変質や変色が起こる
ため、練歯磨中の空気は極力除去する必要がある
が、上記の製造工程において、空気を除去するた
めの脱気操作は、典型的には20〜60mmHgの真空
下で練歯磨の各成分の均質化と並行して或いは均
質化後に行なわれる。しかし、いずれの場合にあ
つても、系の粘度が高いため脱気に長時間を要
し、しかも微細な気泡まで完全に除去することは
できず、通常2〜5体積%の気泡が練歯磨中に残
るが、このように練歯磨中に混入した気泡が2〜
5体積%と少量でかつ微細なものであつて肉眼で
検出することができなくとも、練歯磨を数か月〜
3年間という長期間保存しておくと、この微細な
少量の気泡に基づく空気酸化による成分の変質、
変色が生じるおそれがあり、特に薬用成分の活性
低下の問題が生じ易い。このように、上述した練
歯磨の工業的製法においては、粘稠な高分子膨潤
溶液に研磨剤粉体を練り込み、生成する凝集塊を
破壊して均質化する操作、並びに空気の除去(脱
気)操作が高粘度で行なわれるので非常に生産の
効率が低く、このため生産性をより向上させると
共に、脱気をより完全に行なわせることが要望さ
れていた。
この点に関して、特開昭52−108031号公報で
は、研磨剤、粘結剤、及び発泡剤からなる混合粉
状体と香料とを水中に同時にかつ短時間で投入す
るとともに、600r.p.m以上の回転数で上記混合
粉状体、香料、及び水を互に撹拌混合して粗練状
物を形成し、この粗練状物を減圧脱気することも
特徴とする練歯磨の製造方法を提案している。こ
の方法は、従来よりも練歯磨の製造時間を短縮し
て生産性を上げることができ、好ましい方法であ
るが、600r.p.m以上の高速撹拌下での機械的剪
断による粘結剤の劣化を防止する必要性から原
料、特に粘結剤のロツトに応じて撹拌機の回転
数、撹拌時間等の製造条件を厳密に設定する必要
があり、また粘結剤が膨潤溶解した粘度の高い粗
練状物について減圧脱気するという問題がある。
なお、特公昭35−7699号公報でも練歯磨の製造方
法を提案しているが、これも粘結剤が膨潤溶解し
た高粘度粗練状物を減圧脱気する等の問題があ
る。
また、特開昭48−40947号公報には、液体媒
質、ゲル化剤、および研磨剤のガスを除去した、
またはガスを含まない混合物を製造し、本質的に
ガスを含まない合成有機洗浄剤と液体媒質との混
合物を製造し、これら混合物を混合することより
なる、ガスを含まない糊状またはゲル状歯磨の製
造方法が提案されているが、この方法は粘結剤の
膨潤溶解した高粘度溶液に研磨剤粉体を練り込ん
で均質化するという効率の低い混練操作、合成有
機洗浄剤及び多価アルコール混合水溶液中の気泡
を除去するために加熱や長時間放置を行なう等の
操作、更に粘結剤が膨潤溶解し、これに研磨剤粉
体を練り込んだ極めて高粘度の混合物に合成有機
洗浄剤を含む混合物を混合するという混合効率の
低い操作を採用しているため、生産性を上げるこ
とが困難である。また、この方法は多価アルコー
ルの少ない系では採用し難い。
本発明者らは、上記事情を改善し、気泡の混入
がなく、このため肌が滑らかで保存中に変質する
ことのない高品質の練歯磨を効率的に大量生産す
る方法につき鋭意研究を行なつた結果、研磨剤1
重量部に対し水又は水と湿潤剤との混合溶液を好
ましくは0.5重量部以上混合し、脱気した後、最
後に湿潤剤に分散した粘結剤を加えて膨潤溶解す
ることにより、低粘度下で成分の均質化と気泡の
除去が可能になり、気泡を含まない高品質の練歯
磨を効率良く確実に大量生産でき、上記目的が達
成されることを知見し、本発明をなすに至つたも
のである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係る練歯磨の製造方法は、研磨剤1重
量部に対し水又は水と湿潤剤との混合溶液を好ま
しくは0.5重量部以上混合し、脱気した後、最後
に湿潤剤に分散した粘結剤を加えて膨潤溶解する
ことを特徴とするもので、これにより、気泡を含
まず、このため肌が滑らかで外観、使用感が良好
であると共に、長期間保存しておいても変質し難
く、薬用成分などを安定して保持し得る練歯磨を
効率的に得ることができたものである。
〓〓〓〓
ここで、研磨剤としては、第二リン酸カルシウ
ム・二水和物及び無水物、第三リン酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アル
ミナ、不溶性メタリン酸ナトリウム、ピロリン酸
カルシウム、結晶性シリカ、非晶質シリカ、炭酸
マグネシウム、リン酸マグネシウム、合成樹脂粉
末などが挙げられ、これらの1種又は2種以上を
使用することができる。これらの研磨剤の粒径は
特に制限されず、要求する研磨効果などに応じた
適宜な粒径のものを使用し得るが、通常平均粒径
1〜20μmのものが用いられる。その硬度は、歯
牙を傷つけないものであることが好ましく、通常
モース硬度3以下のものが用いられる。また、研
磨剤の使用量も限定されないが、通常練歯磨全体
の20〜60%(重量%、以下同じ)が配合され得
る。
また、湿潤剤としては、グリセリン、プロピレ
ングリコール、ソルビトール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、キシリトー
ル、マルチトール、ラクチトール等の多価アルコ
ールなどが挙げられ、これらの1種又は2種以上
が配合され得る。その使用量は、練歯磨の種類に
より相違するが、通常練歯磨全体の5〜70%であ
る。なお、グリセリン及び/又はプロピレングリ
コールとソルビトール(これは通常水溶液で用い
る)とを併用する場合、グリセリン及び/又はプ
ロピレングリコールとソルビトール水溶液(50〜
80%溶液)との割合は、重量比として1:20〜
10:1、特に1:15〜1:1とすることが好まし
い。
更に、粘結剤としては、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース等のセルロース誘導体、カラ
ギーナン、アルギン酸ナトリウム等のアルカリ金
属アルギネート、キサンタンガム、トラガカント
ガム、カラヤガム、アラビアガム等のガム類、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、カルボキシビニルポリマー等の合成粘結剤な
どの水に膨潤溶解するものが挙げられ、これらの
1種又は2種以上を使用することができる。この
場合、これらの粘結剤の粒径は、その種類等によ
り適宜選定される。また、粘結剤の使用量は特に
制限されないが、通常練歯磨全体の0.3〜5%で
ある。
本発明においては、まず上述した研磨剤1重量
部に対し、水又は水と湿潤剤との混合溶液を好ま
しくは0.5重量部以上、より好ましくは0.7重量部
以上混合し、脱気する。
この操作は、例えば全体流動可能な撹拌翼を備
えた槽内にまず水を入れ、更に必要により湿潤剤
を入れて混合する。この段階で粘度は通常1ポイ
ズ以下である。次いで、研磨剤を加え、分散混合
を行なう。この場合、この研磨剤の分散混合の段
階から槽内を減圧にし、減圧脱気することもでき
るが、研磨剤を分散混合したスラリーの粘度は研
磨剤1重量部に対し水又は水と湿潤剤の混合溶液
0.5重量部以上とした場合、この段階で通常20ポ
イズ以下であるため、常圧下で撹拌するだけで殆
んど完全に気泡が除去される。なお、研磨剤1重
量部に対する水又は水と湿潤剤との混合溶液の混
合量が0.5重量部より少ないと気泡が十分除去さ
れない場合があるので、上述したように水又は水
と湿潤剤との混合溶液の混合量を0.5重量部以上
とすることが好ましい。
上述した研磨剤の分散混合操作を常圧下で行な
つた場合は、次に槽内を減圧下にすることが好ま
しく、これにより気泡を完全に除去することがで
きる。この場合、真空度は10〜200mmHg(絶対
圧)とすることが好ましい。
本発明は、このようにまず研磨剤を水又は水−
湿潤剤混合溶液に分散混合し、脱気して、研磨剤
によりもたらされる気泡を除去するものである
が、上述した成分以外に必要により界面活性剤、
甘味剤、香料、防腐剤、薬用成分などを上述した
操作中又は以後の操作において配合することがで
きる。
この場合、界面活性剤としてはラウリル硫酸ナ
トリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、パルミチ
ル硫酸ナトリウム、高級脂肪酸石けん、α−オレ
フインスルホン酸ナトリウム等のアンオン性活性
剤、ラウリルジエタノールアミド、シヨ糖脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレート等のノニオン性活性剤、それに両性活性
剤などが挙げられ、その1種又は2種以上が通常
練歯磨全体の0.1〜7%の割合で用いられる。こ
れらの界面活性剤は、粉粒状のまま研磨剤と混合
し、これを水又は水−湿潤剤混合溶液に加えるよ
うにしてもよいが、水又は水−湿潤剤混合溶液に
〓〓〓〓
研磨剤を分散したスラリーに添加することがより
好ましい。この場合、界面活性剤は研磨剤分散ス
ラリー中にそのまま加えても差支えないが、水又
は水と湿潤剤との混合溶液に予め分散もしくは溶
解させたものを加えるようにすることが好まし
い。なお、水と湿潤剤との混合溶液を用いる場
合、その比率は水1重量部に対し、湿潤剤は4重
量部以上とすることが好ましい。
また、甘味剤としてはサツカリンナトリウム、
シユークロース、マルトース、ラクトース、ペリ
ラルチン、ステビオサイド、グリチルリチン塩類
等を通常0.05〜5%配合し得、これらは研磨剤分
散前に予め水又は水−湿潤剤混合溶液に溶解させ
てもよく、或いは粉粒状のまま研磨剤と混合し、
これを水又は水−湿潤剤混合溶液中に混合するよ
うにしてもよく、更には研磨剤分散スラリー中に
溶解配合するようにしてもよい。更に、香料とし
ては、スペアミント油、ペパーミント油、サルビ
ア油、ユーカリブタス油、レモン油、ライム油、
ウインターグリーン油、シナモン油等の精油、そ
の他のスパイス、フルーツフレーバー、それにl
−メントール、カルボン、アネトール、オイゲノ
ール等の単離もしくは合成香料が通常0.1〜5%
配合され得、これらの香料は研磨剤等に分散混合
しておくことも可能であるが、好ましくは研磨剤
分散スラリーに混合する。
また、防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エチ
ル、パラオキシ安息香酸ブチル等が配合され得、
薬用成分としてはデキストラナーゼ、リテイツク
エンザイム、リゾチーム、アミラーゼ、溶菌酵素
等の酵素類、イプシロンアミノカプロン酸、トラ
ネキサム酸等の抗プラスミン剤、フツ化ナトリウ
ム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フツ化第一
錫等のフツ素化合物、クロルヘキシジン塩類、第
四級アンモニウム塩、アルミニウムクロルヒドロ
キシルアラントイン、グリチルレチン酸、クロロ
フイル、塩化ナトリウム、リン酸化合物などが配
合され得、更にシリカゲル、アルミニウムシリカ
ゲル、有機酸及びその塩などが所望により配合さ
れ得るが、これらの成分は、その形態、水への溶
解性などに応じ、例えば非水溶性粉粒体の場合は
研磨剤と混合し、水溶性の場合は研磨剤分散前の
水又は水−湿潤剤混合溶液や研磨剤分散スラリー
に添加し、更に油状もしくは油溶性の場合は香料
と混合したり、直接研磨剤分散スラリーに加える
ことができる。
なお本発明において、界面活性剤や香料などを
研磨剤分散スラリーに加える場合、その操作を減
圧下、特に10〜100mmHg(絶対圧)の減圧下で行
なうことが好ましく、この界面活性剤などの混合
段階でも粘度は通常25ポイズ以下であり、かつ減
圧下であるため、界面活性剤などによりもたらさ
れる気泡は確実に除去され、気泡の混入はない。
また、この段階において、界面活性剤や香料など
の添加順番に制限はない。
本発明においては、上述した操作を行なつた
後、最後に粘結剤を加え、これを膨潤溶解させて
練歯磨を得るもので、この場合粘結剤は予め湿潤
剤に分散させておいたものを用いる。このよう
に、湿潤剤に分散させた粘結剤を添加することに
より、肌の良好な練歯磨が得られるが、粘結剤を
そのまま添加した場合には膨潤むらが生じ易く、
良好な練歯磨が得られない。なお、湿潤剤に粘結
剤を分散させる場合、その割合は粘結剤1重量部
に対し湿潤剤2重量部以上とすることが好まし
い。また、この粘結剤の添加、膨潤溶解は常圧下
で行なつても減圧下で行なつてもよいが、好まし
くは減圧下で行なう。
なお、以上の操作(研磨剤分散操作、粘結剤膨
潤溶解操作等)は加温下に行なつてもよいが、い
ずれも室温にて操作することができる。
上述した練歯磨の製造方法によれば、研磨剤や
場合により界面活性剤などを水或いは水−湿潤剤
混合溶液に加えるものであり、このように低粘
度、通常30ポイズ以下の低粘度下で気泡を多く含
んだ粉粒状成分を分散、混合し得るため、気泡の
除去は容易かつ速かに行なわれ、特に減圧下にお
いて気泡を除去することにより、気泡除去が確実
に行なわれ、最後の粘結剤膨潤溶解過程に至るま
での間に気泡の混入が防止できるので、得られる
練歯磨は気泡を含まないものである。従つて、本
発明方法は透明外観の練歯磨の製造においても非
常に有利で採用し得ると共に、本発明方法によつ
て得られた練歯磨は気泡を含まないので長期間保
存しておいても気泡存在による成分の変質が防止
される。更に、上述したように気泡の除去が容
易、速やかに行なわれ、必ずしも脱泡のために高
温下で撹拌したり大きなせん断力をかけなくても
〓〓〓〓
練歯磨を製造できるので、製品の外観や安定性が
向上する。また、気泡の放出が早く、かつスラリ
ーの泡立ちや気泡放出の際の膨張を良好に防止し
得るので、使用される混合機として容量の小さい
ものを用いることができ、装置をコンパクトにす
ることができる。
また、本発明方法によれば、粘結剤を湿潤剤に
分散したものを最後に加え、粘結剤を膨潤溶解さ
せるものであり、また界面活性剤が粘結剤添加前
に加えられ、このため界面活性剤の作用により研
磨剤の親水性が向上し、粘結剤の膨潤の際に凝集
塊が生成することが防止されるため、得られる練
歯磨は肌が滑らかで、つや、きめが良好であり、
優れた外観を有するものである。
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。
実施例 1 第二リン酸カルシウム 40 % ソルビトール(60%水溶液) 30 グリセリン 5 ラウリル硫酸ナトリウム 2 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.5 サツカリンナトリウム 0.2 香料 1.0 パラオキシ安息香酸エチル 0.01 水 残 100.0% 全体流動可能な撹拌翼のついた真空型撹拌槽内
に水を入れ、これにサツカリンナトリウムとパラ
オキシ安息香酸エチルを加えて混合溶解した。こ
の間、25℃で10分間撹拌した。更に、ソルビトー
ル水溶液を加え、混合した。この段階で粘度は1
ポイズ以下であつた。
次に、この水溶液に第二リン酸カルシウムを加
え、5分間撹拌した。この段階で粘度は30ポイズ
以下であり、また撹拌中に粉粒物(第二リン酸カ
ルシウム)中の気泡は殆んど除去された。
次いで、真空ポンプにて前記撹拌槽内を700mm
Hg(絶対圧60mmHg)の真空にした後、香料を加
えて3分間撹拌し、更にラウリル硫酸ナトリウム
を添加して5分間撹拌した。この段階で粘度は10
ポイズ以下であり、脱泡、混合共良好かつ容易に
行なわれた。
最後に、絶対圧60mmHgの真空下でグリセリン
に湿らせておいたカルボキシメチルセルロースナ
トリウムを撹拌しながら加えて膨潤溶解させ、練
歯磨を製造した。
得られた練歯磨は気泡を含まず、きめ、つやが
良好であり、肌が滑らかで安定なものであつた。
上述した方法によれば、低粘度で研磨剤や界面
活性剤を混合しているため、粉体中の気泡の放出
が早く、スラリーの泡立ち、気泡混入のためのス
ラリーの膨張がなく、このため従来の装置のよう
に装置容積を歯磨実体積の2倍にする必要がな
く、約1.2倍程度の容積で十分であつた。また、
気泡除去のために高温下で撹拌するなどの特別の
操作は必要としないため、製造時間が短縮され、
かつ練歯磨の品質の安定性の点からも好都合であ
つた。
実施例 2 グリセリン 27 % ケイ酸カルシウム 20 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.6 サツカリンナトリウム 0.2 ソルビトール(70%水溶液) 40 染料溶液(1%水性) 0.2 香料 1.2 ラウリル硫酸ナトリウム 2.0 パラオキシ安息香酸エチル 0.01 純水 残 100.0% 高粘度用撹拌槽中で純水にパラオキシ安息香酸
エチルとサツカリンナトリウムとを溶かし、更に
ソルビトール水溶液、グリセリン、染料溶液を加
え、混合した。その溶液中にケイ酸カルシウムを
加えて5分間撹拌した。次いで撹拌槽内を真空に
し(絶対圧30〜100mmHg)、香料及び予めグリセ
リン水溶液(80%)と重量比で4:1の割合で混
合したラウリル硫酸ナトリウムを加え、混合し
た。
最後に、真空状態を維持したまま、100%グリ
セリンに重量比で5:1の割合で分散させておい
たカルボキシメチルセルロースナトリウムを加
え、膨潤溶解させて練歯磨を製造した。
得られた練歯磨は、気泡を含まず、視覚的に透
明な外観を有するものであり、またきめ、つやが
良好で肌が滑らかであり、安定なものであつた。
このような透明系の練歯磨にあつては、外観上
〓〓〓〓
気泡が存在することは好ましくないものである
が、従来の製造方法では粘結剤膨潤後の300ポイ
ズ以上という高粘度で脱気操作を行なつており、
完全な脱気は困難なものであつた。しかし本方法
によれば、気泡を多く含んだケイ酸カルシウムや
ラウリル硫酸ナトリウムを低粘度の水、多価アル
コールに混合、分散しているため、気泡の除去が
簡単かつ確実に行なわれ、しかも短時間に完全に
脱気することができた。
〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 研磨剤を水又は水と湿潤剤との混合溶液に混
    合し、脱気した後、最後に湿潤剤に分散した粘結
    剤を加えて膨潤溶解することを特徴とする気泡を
    含まない練歯磨の製造方法。 2 研磨剤1重量部を水又は水と湿潤剤との混合
    溶液0.5重量部以上に混合する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 研磨剤を水又は水と湿潤剤との混合溶液に絶
    対圧10〜200mmHgの減圧下で混合して脱気する特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。 4 研磨剤を水又は水と湿潤剤との混合溶液に常
    圧下で混合し、その後10〜200mmHgの減圧下で撹
    拌して脱気する特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の方法。 5 研磨剤を水又は水と湿潤剤との混合溶液に混
    合して得たスラリーに香料及び界面活性剤を加え
    て混合する特許請求の範囲第1項乃至第4項いず
    れか記載の方法。 6 スラリーに香料及び界面活性剤を絶対圧10〜
    100mmHgの減圧下に加えて混合する特許請求の範
    囲第5項記載の方法。 7 粘結剤1重量部を湿潤剤2〜10重量部に分散
    したものを用いる特許請求の範囲第1項乃至第6
    項いずれか記載の方法。 8 湿潤剤に分散した粘結剤を減圧下に加えて膨
    潤溶解させる特許請求の範囲第1項乃至第7項い
    ずれか記載の方法。
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US20100055052A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 James Albert Berta Processing System for Oral Care Compositions
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JP7146389B2 (ja) * 2017-12-01 2022-10-04 サンスター株式会社 口腔用組成物

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