JPS61122568A - 水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコースを半定量的に測定するための試験組成物、試験具および試験具の作製方法 - Google Patents

水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコースを半定量的に測定するための試験組成物、試験具および試験具の作製方法

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JPS61122568A
JPS61122568A JP60252998A JP25299885A JPS61122568A JP S61122568 A JPS61122568 A JP S61122568A JP 60252998 A JP60252998 A JP 60252998A JP 25299885 A JP25299885 A JP 25299885A JP S61122568 A JPS61122568 A JP S61122568A
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/54Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving glucose or galactose
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、一般的には、酵素を含む診断試薬組成物に関
し、更に詳細には水性液体中に含まれる高濃度領域(h
igh range)のグルコースの酵素による半定量
的測定に関するものである。 [有用性] 尿や血液などの体液中に含まれるグルコースの半定量的
測定は、糖尿病に対する集団検診手段として重要である
ばかりでなく、糖類の摂取量をコントロールしなければ
ならない糖尿病患者にとって特に重要である。S尿病に
あっては、早期診断と継続的なコントロールが非常に重
要であるので、グルコース試験は、医師や臨床区室ある
いは家庭で糖尿病患者用の食事を取っている人にとって
極めて貴重であり、その実施が迅速かつ簡便なものであ
ると同時に、尿または血液中のグルコースの有意な変化
を検出できるだけの感度を有していなければならない、
糖尿病患者の尿グルコース濃度は、 5 、000a+
g/dfL程度かそれ以上の場合もあるので、a度1,
0001g/di1.以上の高濃度領域の尿グルコース
濃度の半定量的測定が重要である8本明細書中にあって
、r高濃度領域」のグルコースを 1,0OOB/di
 〜IQ、000mg/dJLあるいはそれ以上の濃度
のグルコースと定義するが、この高濃度領域のグルコー
スの半定量的評価は、糖尿病性昏睡と薬物やアルコール
、外傷によって惹起された昏睡との識別診断やインシュ
リン必要度の治療学的監視に役立つという少なくとも 
2つの理由によって重要である。非常車態における試験
でグルコースの濃度が非常に高い場合には、糖尿病性昏
睡の疑いがある。またインシュリンの投与量が不十分で
ある場合には、尿グルう−スレベルが高くなるので、高
濃度領域のグルコースを半定量的に測定できる試験は、
インシュリン必要度の治療学的監視にも有用である。 [発明の音量] 臨床的に実施される診断用グルコース試験は、多くの場
合、β−D−グルコースに対するグルコースオキシダー
ゼの酵素的作用 【反応式(1)】と、色の変化により
視覚的に検出可能な色素原(Cr)の酸化された状態(
Cr t )への変化 [反応式(2)Jとに基づいて
いる。 ペルオキシダーゼ H2O2+Cr           [20+ Cr
t   ・・・(2)この試験は、試験試料との接触後
に発現する色を適当なカラーチャートを用いて目視で比
較することによって、グルコース濃度を半定量的に測定
できる試験具を用いることができれば非常に便利である
。このような半定量的測定は、反応させた試験具の反射
率を計器で測定することによっても行うことができる。 米国特許第2,848,308号や同第2,912,3
09号などの以前の特許には、いずれもグルコース試験
「スティック」が開示されており、これらの特許におけ
るグルコース試験にあっては、グルコースオキシダーゼ
、ペルオキシダーゼ、a−トリジンニ塩酸塩およびホウ
酸を含む微細な粉末混合物中にゼラチン溶液でコーティ
ングされたスティックを浸漬していた。この混合物の約
75重量%はホウ酸であって、かかる特許にあっては、
ホウ酸はタルク、でん粉、クエン酸ナトリウム−クエン
酸混合物、酸化チタン、シリカゲルなどの「フィラー」
に置き換えることができるとされている。そして、この
ようにして作製したグルコーススティックは、グルコー
スを含む液で湿らすと青色に変色するものであった。 以来、グルコースの濃度の違いを半定量的に識別する技
法を改善するために、酵素を含むグルへ  コース試験
組成物の構成成分を種々変更することが行なわれている
。しかしながら、改善された多数のシステムにあっても
、グルコースの濃度が約 500■g/dILを越える
と、色素原の色が暗くなりすぎて高濃度領域のグルコー
スの濃度差を識別することが不可能である。英国特許明
細書第 1.484.359号には、色素原として、〇
−トリジン、テトラメチルベンチジンおよびテトラエチ
ルベンチジンを用い、 0.50、100. 25G、
500および 1,000鵬g/dlのグルコースを含
む水性試験試料を試験した結果が記載されている。そし
てグルコース濃度が0から50層g/diに増加した場
合、これら色素原は、それぞれ、黄色から鮮明な緑色に
変色する。しかしながら、グルコース濃度が5006/
dlを越えると、酸化された色素原の色は黒ずんできて
、各色素原について、それぞれ、オリーブブラック、黒
色そして濃い緑色が観察される。こうした結果は、高濃
度におけるグルコースの半定量的測定の問題点、すなわ
ち既知の色素原では黒色もしくは濃い緑色が発現するた
めに500mg/diを越えるグルコースを測定する場
合にはかかる試験具にあってはその有用性が減じられる
という問題点を際立たせるものである。かかる問題点は
、色の変化を計器を用いて測定する場合にあってはそれ
ほど重大ではないもののやはり存在する。 米国特許第4,340.11189号にあっては、酵素
を含むグルコース試験具を用い1厘−アニシジンなどを
第2の色素原として添加することによって、視覚的に測
定可能なグルコースの濃度領域を拡大するのにある程度
成功している。中程度の濃度領域(すなわち、 500
1g/d文〜 1,000■g/dl )のグルコース
を定量する場合には、米国特許第4,303,753号
に開示されているように、水溶性ヨウ化物塩とポリ(ビ
ニルピロリドン)とを色素原として用いるグルコースオ
キシダーゼ錯形成法(glucose oxidase
 formulation)で適切な定量を行うことが
できる。 一方、上述したのとは別に、ホウ酸もしくはその誘導体
による糖類のキレート化が報告されている [ニス、エ
イ バーカー(S、 A、 Barker)ら、[カル
ボハイドレート・リサーチ(Carboh7drate
Rsearch)28J 1973年33〜40ページ
参照]、シかしながら、出願人の知る限りでは、この現
象は、水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコー
スの測定における問題点を解決するためには、まだ利用
されていない。 [発明の概要] 本発明は、水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグル
コースを半定量的に測定するための試験組成物、試験具
および方法を提供するものであって、グルコースオキシ
ダーゼ、過酸化物活性成分、検出可能な比色応答を与え
ることのできる発色指示系およびp)!約7程度より大
きな初期pHを与えることのできるホウ酸塩緩衝剤から
なることを特徴とするものである0本明細書中にあって
、高濃度領域(high range)のグルコースと
は、約 1,000腸g/dfL〜約10,000鳳g
/d文の濃度領域のグルコースと定義する。試験組成物
は、キャリヤーマトリックスと一体化して固体状態の試
験具とすることもできる。高濃度領域のグルコースは、
 5分以内、好ましくは約2分はどで、目視または計器
により測定することができる0本発明は、高濃度領域の
グルコースの視覚による半定量的測定に、特に、有用で
ある。 [発明の詳細な説明] pH約7程度より大きな初期pHを与えることのできる
ホウ酸塩緩衝剤を含むグルコースオキシダーゼ試験組成
物は、水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコー
スの半定量的測定に有用であることが判明した。特に好
ましい試験フォーマットは、試験組成物とキャリヤーマ
トリックスとを一体化して固体状態の試験具を形成する
ことによって作製することができる0本発明の好ましい
適用対象は血液や血清、血漿、尿、を髄液などの体液で
あるが、本明細書にあって開示する試験組成物、試験具
および方法は、工業分野の水溶法にも適用可能であると
解すべきである。 高濃度領域のグルコースの濃度差の識別を改善すること
を目ざした実験的な努力にあっては、ヘ  クエン酸塩
、リン酸塩、N、N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)
グリシンおよびN−2−ヒドロキシエチルピペラジンを
含む多くの緩衝剤がグルコースオキシダーゼ/ペルオキ
シダーゼ系とともに用いられてきたが、高濃度領域にお
けるグルコースの濃度差を識別する上で顕著な改善が実
現されているのは、 pH約7程度より大きな初期pH
を与えることのできるホウ酸基を緩衝剤に用いた場合の
みである。 1、試験構成成分 米国特許第4.309.753号に開示されているよう
なグルコースオキシダーゼ試験組成物は、500〜1,
000mg/diの濃度のグルコースの適切な半定量測
定を実現しえているが、かかる従来技術においてこれま
でに使用されてきた緩衝条件に代えて、pH約7程度よ
り大きな初期pHを与えうるホウ酸塩緩衝剤を用いるこ
とによって、高濃度領域のグルコース、すなわち約 1
,0001g/di〜約10,000−g/diの濃度
領域のグルコースの半定量的測定が著しく改善された。 本発明にあっては、Z−B(OH)2の形の酸と塩基と
の混合物をホウ酸塩緩衝剤と定義する。かかるホウ酸塩
緩衝剤における平衡は、概略的には、OH Z−B(OH)2+ 820  :  Z −’9B 
−OH+ H”OH [式中、Z基は、水酸基(−OH)もしくは何らかの電
子吸引性置換基であってよい、]で示される。 たとえば、Zが水酸基であれば、この化合物はホウ酸[
8(Q)I)3]である。また2がフェニル基であれば
フェニルポロン酸となる。好適なポロン ジヒドロキシ
トとしては、ホウ酸、フェニルポロン酸、p−ニトロフ
ェニルポロン酸、4−メトキシフェニルポロン酸ならび
にその他の7レーンポロン酸およびその誘導体がある0
本発明においてアレーン基は、少なくとも 1個の芳香
環を含む炭化水素と定義されZ置換基として使用できる
電子吸引性基の 1例であり、その芳香環は一〇(OH
)2基のアニオン形態を電子共鳴により安定化するよう
に位置させる。芳香環に置換基として電子吸引性基を含
むp−ニトロフェニルポロン酸のような7レ一ン誘導体
も、本発明においては有用である。 ホウ酸塩緩衝剤は、ホウ酸(Z−OH)やフェニルポロ
ン酸などの7レ一ンボロン酸誘導体あるいはZ−B(O
H)2化合物の混合物から、当業者にとっては公知の通
常用いられる実験室的方法により調製することができる
。たとえば、ホウ酸緩衝剤の溶液は、ホウ酸を水酸化ナ
トリウムや水酸化カリウムなどの塩基でpH7より大き
な初期pHまで滴定することにより調製することができ
る。ホウ酸緩衝剤を用いる場合には、初期p)Iは約8
.5〜約8.5の間とするのが好ましい、乾燥試験組成
物に使用するためには、緩衝液から水を除去すればよく
、この場合、再び水に溶かして使用する際に所望の初期
pHが得られるように粉末化しておく。 本発明にあって使用される好適な発色指示系には、ポリ
(ビニルピロリドン)と水溶性ヨウ化物塩の組合せおよ
び4−7ミノアンチピリンと適当なカップラー、すなわ
ち、ジクロロヒドロキシベンゼンスルホン酸、4−メチ
ルカテコール、2,4−ジヒドロキシ安息香酸および3
,6−シヒドロキシナフタレンー2.7−ジスルホン酸
などとの組合せがある。ポリ(ビニルピロリドン)はG
AF社にュ−ヨーク州ニューヨーク)からPVP−[1
5(平均分子量10,000) 、 PVP−に30(
平均分子量40,000) 、 PVP−KftO(平
均分子量180,000)、 PVP−に90(平均分
子量3[tO,000)など様々な平均分子量のものを
入手することができる。指示系として好ましいのはポリ
(ビニルピロリドン)と水溶性ヨウ化物塩の組合せで、
ポリ(ビニルピロリドン)は分子量が大きいもの(PV
P−に90)が最も好ましい、水溶性ヨウ化物塩として
は、ヨウ化バリウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウ
ム、ヨウ化アンモニウムおよびヨウ化テトラアルキルア
ンモニウムが好適である。ヨウ化物塩はイオン化が可能
でなければならず、塩の陽イオン部分は、グルコース酸
化の酵素触媒作用を妨害してはならない0本発明におい
ては、経済的理由と入手のしやすさから、ヨウ化カリウ
ムが特に好ましい。 ち  グアL、 D −X第1′グー−t/(E・0・
1・1・3・4)#1“イルス拳うボラトリーズ社(イ
ンジアナ州エルクへ−ト)またはシグマ・ケミカル社(
ミズーリ州セントルイス)から入手することができる0
本発明にあって、有用な過酸化物活性を有する物質は、
様々な有機物や無機物の中から選ぶことができる。たと
えば、セイヨウワサビやジャガイモのペルオキシダーゼ
など、植物ペルオキシダーゼを使用することができる。 また不十分ではあるが。 ヘミン、ヘミン誘導体、ヘモグロビンおよびヘマチンを
使用することもできる。 更に、検出可能な応答の発生を妨害しなければ、湿潤剤
や安定剤、シックナーなどを添加することもできる。好
適な湿潤剤としては、シグマケミカル 社(ミズーリ州
セントルイス)から商標名サルコシル(5arkos2
1@ )の下に入手可能なトラウロイルサルコシン; 
 GAF社にューヨーク州ニューヨーク)によって販売
されているポリオキシエチル化されたエリルアルコール
(ael!1alcohol)の商標登録出願中のエマ
ルフォル(Emulphor) ON 870およびシ
グマケミカル 社から入手することも可能なポリエチレ
ングリコール−p−インオクチルフェニル エーテルに
対するローム−アンド争ハス社の登録商標であるトライ
トン(Triton) X−100がある。これらの構
成成分を使用して試験具を作製することはよく知られて
おり、従って、構成成分の選択には特別の技量を必要と
しない。 試験組成物は、びん入りの試薬の形、試薬の形の試験組
成物を含む脆弱なカプセルの形、丸剤または錠剤の形で
提供することができる。 2、 キャリヤーマトリックス 本発明の好ましい形態は、適当なキャリヤーマトリック
スを水性試薬混合物の形の試験組成物で処理することに
よって作製される。 キャリヤーマトリックスは、試験組成物に関しては実質
的に不活性であり、かつ試験対象の水性試料に関しては
多孔性および/または吸収性である物質である限り、試
験組成物の構成成分と一体化できる物質であればいかな
る物質であってもよい。「キャリヤーマトリックス」と
は、水または他の生理的液体にさらしたときに溶解せず
構造に全く影響を受けない吸湿性または非吸湿性のマト
リックスのことである。使用できる好適な吸湿性マトリ
ックスとしては1紙、セルロース、木、合成樹脂フリー
ス、織物あるいは不織布などがある。使用できる好適な
非吸湿性マトリックスとしては、グラスファイバ、ポリ
マーフィルム、微孔性の膜などがある。 従って、本発明の試験具の作製においては、このような
キャリヤーマトリックスなる概念は全て使用できること
を認識すべきである。マトリックスと構成成分とを一体
化させるには、成分を液状または半液状で均一に合わせ
た系をマトリックスに含ませてから硬化させ、これによ
って、一体化することもできる。その他機孔性膜または
ポリマーフィルムを使用したマトリックスフォーマット
も考えられる。微孔性膜は、出来合いの膜を入トするか
、転相などの技法により作製することができる。好適な
ポリマーフィルムは、たとえばスチレンとブタジェンの
80:40の共重合体によって形成したラテックスポリ
マー懸濁液に基づいた市販のラテックス配合体を用いて
作製することができる。その他の天然または合成ポリマ
ーあるいはその混合物も使用することができる。このよ
うなフィルム配合体の例は、米国特許第3,830,9
57号および同第4,312,834号に開示されてお
り、ここでは引例として挙げるにとどめる。 3、試験具 好ましくは、試験具は、キャリヤーマトリックスと試験
組成物とを一体化し乾燥させて作製する。 本発明の好ましい方法にあっては、吸湿性キャリヤーマ
トリックス(たとえば濾紙)に試験組成物水溶液を含浸
させて乾燥し、次いで、乾燥させた含浸マトリックスを
支持部材に付着させる。マトリックスに含浸させる溶液
は、所望の初DpHが得られるように調製する。全血試
料を試験する場合には、乾燥含浸キャリヤーマトリック
スを試料でコーティングした後余分な試料を洗浄するか
ふへ   き取ればよい、乾燥は、一体化させた試験組
成物に悪影響を及ぼさない方法であればいかなる手段に
よって行なってもよいが、通常は、エアオーブンを用い
て行うのがよい、キャリヤーマトリックスと試験組成物
との一体化は、コーティング、浸漬、散布、噴霧、ある
いはプリンティングなどのいずれの方法によっても行う
ことができる。 乾燥キャリヤーマトリックスはカットして、たとえば硬
質または半硬質のポリスチレンフィルムストリップのよ
うな支持部材の一端に取り付けることができる。支持体
に乾燥マトリックスを固定化させるには、3M社(ミネ
ソタ州セントボール)製の商標名ダブル スティックe
など市販の両面粘着テープを使用することができる。 4、試験構成成分の濃度範囲 固体状態の試験具を作製するのに使用される試薬溶液中
の構成成分の濃度範囲は次のとおりである。 可能な範囲    好ましい範囲 ペルオキ シ  y   Hゼ   200〜5000IJ/ml
    1000〜2000U/ml初  期  p 
 )I     7〜10         8.5〜
11.5指  示  系 PVP−に9G 0.1〜5.0% 0.5〜1.0 
%約9.0から約8.1の初期pHで、できるだけ高濃
度(すなわち、0.7M〜約0.8M)のホウ酸塩を使
用するのが特に好ましい、この試薬溶液は、キャリヤー
マトリックスと試験組成物とを一体化させるのに使用さ
れる。かかるホウ酸塩緩衝剤は、好ましい初期pHを与
える。すなわち、キャリヤーの乾燥後、試験具表面を湿
らすと緩衝剤により所望の初期pHが与えられる。この
表面pHは、表面電極を用いて測定することができる。 構成成分の上記濃度範囲および相対濃度は、試薬溶液が
紙キャリヤーマトリックスの含浸に用いられるような水
溶液であっても、試験構成成分と一体化させてポリマー
フィルムを作製するのに用いられる水性ポリマー懸濁液
であっても有効である。 紙キャリヤーマトリックスを使用する場合には、ホウ酸
緩衝剤を含む試験組成物をマトリックスと一体化させる
に先立って、フェニルポロン酸緩衝剤などのホウ酸塩緩
衝剤を用いてpH約7程度より大きな初期pHで紙を前
処理することができる。このような前処理により試験組
成物中のホウ酸塩緩衝剤と紙マトリックスとの相互作用
が防止されると推察される。 5、使用方法 試験具は、試験試料中に少しの間浸漬するか、あるいは
試験試料をキャリヤーマトリックスに導くようにするの
がよい、この際、試験試料中に500腸g/d1以上の
グルコースが存在すれば、検出可能な比色応答が発現す
る。ピペットやスワブあるいはスパーチルを用いて試料
と接触させることもできる。試料が尿である場合には浸
漬法が最も優れているが、血清試料である場合には通常
ピペットの使用が必要である。 半定量的なグルコース濃度の測定は、適当なカラーチャ
ートを用いて色を目視で比較することによって、あるい
は反応した試験具の反射率を計器で測定することによっ
て行うことができる。支持部材が透明である場合には、
試験具のいずれの側からも測定することができる。 以下にあげる例は、本発明の開発に当たって実施された
実験の例である。しかしながら、これらの例は本発明を
理解し易いように説明するものであって、本発明は、こ
れらの例に限定されるものではない、当業者であれば、
試験組成物の構成成分や反応パラメタに関し、望ましい
よ思われる変更や置換を行うことができるはずである。 略字 以下の例では次の略字を使用している。 1文                       
  ミ  リ  リ  ッ  ト 116文     
  デシリットル g鳳       グラム N        モル °C摂氏温度 へ  POD        ペルオキシダーゼGOグ
ルコースオキシダーゼ DH9A       ジクロロヒドロキシベンゼンス
ルホン酸 Poly(SiT−Go−MAA)  スチレンとメチ
ルメタクリレートとの共重合体 FC& D 雲5     黄色染料−カラーインデッ
クスナンバー19140 PVP−に90     GAF社(=、−ヨーク州ニ
ューヨーク)製の平均分 子量380,000のポリ(ビニ ルピロリドン) Sarkosylの   シグマ・ケミカル社(ミズー
リ州セントルイス)製 の界面活性剤N−ラウロイル サルコシン υ        1国際車位(U)は、 1分あたす
1マイクロモルの基質 の変換を触媒する酵素の量 である。 qs        溶媒の量 [例] 例1ニホウ酸塩緩衝剤配合体 ホワットマン54IP紙を下記成分を含む水溶液に浸漬
した。 PVP−に90              G、15
gmGO°       50,0000 POD          24,0000KI   
                O,8g層5ark
os71      0.lsMホウ酸緩衝剤    
14層文 (IM、水酸化ナトリウムでpH8,7に調整)水  
              qs  20mJl擦過
棒で余分な溶液を除去し、濾紙をエアオーブン中50℃
で20分間乾燥させた。乾燥後、試薬紙に両面接着テー
プを貼り、幅Q、058cm(115インチ)のリボン
状に細長く切った。このリボンを細長いポリスチレン片
の幅の広い 1端に置き、0.058cm(115イン
チ)幅に細長く切って本発明の試験具を作製した。 グルコースを 0、500. 1,000.2,000
.9.000.5,000および10,000mg/d
Jl含む水性試験試料に上記試験具を浸漬すると、接触
させてから2分後、良好な視覚的変化が観察された。 例2:最適に調整したホウ酸塩を含まない配合体との比
較 ホウ酸塩緩衝剤を用いて例1により作製した試験具を、
最適に調整された市販のグルコースオキシダーゼ/ペル
オキシダーゼ試験配合・体ディアスティクスの(インジ
アナ州エルクハート、マイルス争うボラトリーズ社エイ
ムズ・ディビジョン)と比較した。ディアスティックス
配合体にはクエン酸の緩衝剤(pH7,2)とPVP/
K I指示薬とが含まれている。いずれの配合体にあっ
ても、試験結果の読取りは、グルコース濃度の識別度が
最大となる時に行ったが、この最適読取り時間はホウ酸
塩配合体にあっては 120秒、市販品のホウ酸塩を含
まない配合体にあっては30秒である。これらの時間を
越えると、いずれの配合体にあっても色が黒ずんできて
、濃度識別能が低下する0両配合体間の比較を容易にす
るため、比色計マクベス1500にューヨーク州ニュー
/<−り、コールモーゲン社製)によって反射率を測定
した。 様々な濃度のグルコースを含む試料と接触させた後の2
試験具間のΔEを、これら反射率データを用いて計算し
た。ΔEは、 3次元色空間における 2試験具間の全
体的な色の差を示す量であり。 次式で計算される[ディー・ビー・ジュツト(D。 8、 Judd)とジー拳ワイスツェッキ(G、 Wy
szecki)「ビジネス、科学、工業における色(C
olor 1nBusiness、 5cience 
and Indust、ry) Jニューヨーク、ジョ
ン・ウィリー・アンド・サンプ(1975年)を参照]
。 ΔE=【(ΔL本)2◆(Δa零)2+(Δb本)2]
 ’なお、式中、ΔLtは2つの試料間の明るさの差を
示す量で、O(完全な黒)から100(完全な白)まで
の値をとる。Δa嵩は2試料間の赤色度−緑色度の差を
示す量であり、Δb明士黄色度−青色度の差を示す量で
ある。L寡、6本およびb本は、 400〜700nm
の波長の反射率から計算される。目視試験へ  の場合
には、カラーチャートで定められた濃度レベルの差は発
現する色の違いを肉眼で区別できる程度に大きくなけれ
ばならない、2つの色の違いは、2色間のΔEが1色度
単位違えば肉眼により識別することができる。しかしな
がら、実際上は1色が識別されうるには、異なる濃度レ
ベル間のΔEが3単位またはそれ以上でなければならな
い、濃度レベル間のΔEが大きいほど肉眼で濃度レベル
を識別することが容易である。 クエン酸塩−PVP/Kl配合体は、グルコース1.0
00 mg/dJLを含む水性試験試料に接すると緑色
がかった黄褐色になり、試験試料中のグルコース濃度が
高くなるにつれて漸次濃い茶色になっていく、ところが
、ホウ酸塩−PVP/K I配合体にあっては、 50
0■g/d4のグルコースに接したときは黄色であり、
グルコース濃度が高くなるにつれて漸次茶色が濃くなっ
ていく。 濃度レベル間のΔE グルコース濃度 クエン酸塩  ホウ酸塩ネガティブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・47・・・・・
・・・・・・・・・・・・・251.000mg/dJ
L ・・・・・・・・・・・・・・・・・・l・・・・・・
・・・・・・・・・・・・142.000mg/di ・・・…・・・・・・・・・・・・3・・拳・・・・・
・・・・・・・・・・129.000−g/djL ・・・・・・・・・・・・・・・・・・2・・・・・・
・・・・・・・・・・・・13s、ooo腸g/dl ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1・・・・・
・・・・・・・・・・・・・1210.000腸g/d
皇 読取り時間     30秒     120秒濃度レ
ベル間のΔEの値は、高濃度領域のグルコース(すなわ
ち、約 1,000mg/di〜約10,000tag
/dfLの範囲のグルコース)の測定において、ホウ酸
塩配合体が最適化された市販のクエン酸塩配合体よりは
るかに優れていることを示している。 例3:@衝剤のみを変えた場合の直接比較前記ホウ酸塩
配合体を、構成成分もしくは諸条件の中で緩衝剤のみを
変えた場合の配合体と比較した。 ホウ酸塩配合体 クエン酸配合体 PVP−に90       0.15gm     
      0.15gmGO50,000U    
 50,000 U、  POD      24,0
00υ    24,000 UKl        
     G、8g層           0.6g
量5arkosy+@     0.*ml     
       O,1i+見ホウ酸    14 ta
n       −(1% 、水酸化ナトリウムでpH
8,7に調整)クエン酸・H2O−0、85g履 水            qs  20mIL   
      qs  20mfLpH8,75,5 各含浸溶液の最終的な緩衝剤濃度は、いずれも0.7M
であった。各含浸溶液を用い、゛例1に記載したのと同
様にしてグルコース試験具を作製した。 作製した試験具を高濃度のグルコースを含む水溶液に浸
漬し、比色計マクベス1500 にューヨーク州ニュー
バーグ、コールモーゲン社製)で読み数って濃度間(1
濃度とそのすぐ上の濃度の間)のΔEを計算した。 濃度レベル間のΔE グルコース濃度 クエン酸塩  ホウ酸塩ネガティブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・51・・・・・
・・・・・・・・・・・・・251.000mg/dj
L ・・・・・・・・・・・・・・・・・・l・・・・・・
・・・・・・・・・・・・142.000mg/dJL ・・・…・・・・・・・・磨・・+13・・・・・・・
・・・・・・・・・・・129.000腸g/dJL ・・・・・・・・・・・・・・・・・・1・−・・・・
・・・・・・・・・・・−135,000腸g/di ・・・・・・・・・・・・・・・・・・0・・・・・・
・・・・・・・・・・螢−121to、ooo■g/d
文 読取り時間     120秒     120秒濃度
レベル間のΔEの値は、高濃度領域のグルコース(すな
わち、約t、ooo−g/d文〜約to、oo。 ■g/dlの範囲のグルコース濃度)の測定において、
ホウ酸塩配合体がクエン酸塩配合体よりはるかに優れて
いることを示している。 例4=従来のホウ酸塩配合体との比較 ホウ酸をフィラーとして用いたグルコースオキシダーゼ
/ペルオキシダーゼ配合体(米国特許第2,912,3
09号および同第2.848,308号の例■)を試験
組成物として用い、キャリヤーマトリックスに含浸させ
た。このようにして作製した試験具について、高濃度領
域のグルコースに対する応答を試験した。 POD                      
    5膳gGo                
         200騰80−トリジンニ塩酸塩 
   200mgホウ酸          1800
鵬g水                     2
5tjL米国特許第2,912,309号および同第2
,848,308号記載の組成物を水に溶解して水性含
浸溶液を調製した。この溶液はpH2,5で、ホウ酸は
完全には溶解しなかった。それにもかかわらず、この溶
液でホワットマン54濾紙の含浸を行った。含浸させた
紙を50℃で20分間乾燥した。この含浸紙から、前述
したようにして、試験具を作製した。 試験具を、ネガティブ、  1,000.2,000.
4.000および8,000曽g/dfLのグルコース
を含む尿に浸漬し、60秒後に、比色計マクベス150
0を用いてΔEの値を記録した(読取り時間がもっと長
くなると、色は黒ずんでき、ΔEの値は小さくなる)。 グルコースの濃度    ΔE ネガティブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・l
OL、000mg/d文 ・・・・・・・φ・・・・・・・・・・・・・・・・1
2.000鳳g/d文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
4.000mg/d文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0
8 、000mg/d文 従って、 pHの小さいホウ酸を「フィラー」として用
いる従来の配合体によっては水性試験試料中の高濃度レ
ベルのグルコースを識別し得る試験組成物を提供するこ
とができないことは明らかである。 例5:前処理紙 試験組成物と一体化させるに先立って、ホワットマン5
4濾紙を0.2Mフェニルポロン酸緩衝剤の水溶液(p
)19.5)で前処理した。この前処理した紙を乾燥さ
せておき、然る後。 ホウ酸塩緩衝剤(0,8M、pH9,5)  5  t
anGO(12,500U/mJl )       
 0.8 tafLPOD  (8,8000/mA 
 )               1.Om1DH9
A  (0,5M)                
     1.0  m14−7ミノアンチピリン (
IN)    0.25m!LFC& 5  黄色染料
 (1,88%)0.3謂立木           
          qa  10.Oto文を含む含
浸溶液に浸漬した。 このようにして作製した試験具は500mg/dfL〜
10.000mg/dJLの範囲の尿グルコース濃度に
応答した。ある程度強く着色した臨床床の妨害を除くた
めに黄色の染料を加える。この染料は指示系の発色原で
はなく、グルコース濃度レベルの視覚的識別に何ら影響
を及ぼさない、試験具の色は、グルコース濃度が高くな
るにつれて黄色(ネガティブ)から茶色、そして赤色へ
と変化する6発生する検知可能な比色応答を約45〜B
θ秒で読み取ることができ、ネガティブ、50G、 1
,000.2,000.9.000および5,000m
g/dJLのグルコースの視覚的識別は良好である。 例B:ポリマーフィルム 水性試験試料中の約 5005g/dffi〜約10,
000mg/diLのグルコースに応答する試験具を、
試験組成物と一体化させたポリマーフィルムで作製する
ことができる。可能な構成の 1つは次のとおりである
。 パ − ト A 5    ホウ酸カリウム (IN、pH9,5)  
 54   g■分散剤             0
.23 g■顔料             7,08
層消泡剤            0.007gm界面
活性剤           0.20 g層シックナ
ー           〇J2 g層パ − ト B ホウ酸カリウム(IM、pH9,5)   4゜5■文
GO(5000U/a !L )          
         0.44sJLPOD   (40
00U/m見 )               0.
4  m1PVP−に90             
            0.8  gyaKl   
                  1.Og■パ 
− ト C Poly(ST−Go−MMA)          
  0.85gm分散(42%スチレン) パー)AとパートBを混合して攪拌し、均一なペースト
状になったら、凝固を防ぐために緩やかにかき混ぜなが
らパートcを慎重に加える。こうして得られたポリマー
懸濁液をトリサイト・(ポリスチレン)などのプラスチ
ック支持体に塗布しエアオーブン中50℃で20分間乾
燥する。 このようにして作製した試験具は、高濃度領域の(すな
わち、500mg/dl 〜約10.OQOmg/dl
 f)範囲の)尿グルコースに応答するものと確実に予
期できる。 本発明の技術的思想に基づけば、本発明は、上述したよ
うな実施態様にのみ限定されるものではなく、種々の変
更および変法が可能であることは明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコース
    を半定量的に測定するための試験組成物であって、グル
    コースオキシダーゼ、過酸化物活性成分、検出可能な比
    色応答を与えることのできる発色指示系およびpH約7
    程度より大きな初期pHを与えることのできるホウ酸塩
    緩衝剤からなることを特徴とする試験組成物。 2、前記ホウ酸塩緩衝剤がホウ酸緩衝剤またはフェニル
    ボロン酸緩衝剤である特許請求の範囲第1項記載の試験
    組成物。 3、前記ホウ酸塩緩衝剤がホウ酸緩衝剤であり、かつ前
    記発色指示系が水溶性ヨウ化物塩とポリ(ビニルピロリ
    ドン)である特許請求の範囲第2項記載の試験組成物。 4、前記ホウ酸緩衝剤がpH約8.5〜約9.5の間の
    初期pHを与えることができる特許請求の範囲第3項記
    載の試験組成物。 5、水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコース
    を半定量的に測定するための試験具であって、 (a)キャリヤーマトリックスと、 (b)グルコースオキシダーゼ、過酸化物活性成分、検
    出可能な応答を与えることのできる発色指示系およびp
    H約7程度より大きな初期pHを与えることのできるホ
    ウ酸塩緩衝剤を含み、前記キャリヤーマトリックスと一
    体化された試験組成物とからなることを特徴とする試験
    具。 8、前記ホウ酸塩緩衝剤がホウ酸緩衝剤またはフェニル
    ボロン酸緩衝剤である特許請求の範囲第5項記載の試験
    具。 7、前記ホウ酸塩緩衝剤がホウ酸緩衝剤であり、かつ前
    記発色指示系が水溶性ヨウ化物塩とポリ(ビニルピロリ
    ドン)である特許請求の範囲第6項記載の試験具。 8、前記ホウ酸緩衝剤がpH約8.5〜約9.5の間の
    初期pHを与えることができる特許請求の範囲第7項記
    載の試験具。 9、水性試験試料中に含まれる高濃度領域のグルコース
    を半定量的に測定するための試験具の作製方法であって
    、 (a)グルコースオキシダーゼ、過酸化物活性成分、検
    出可能な応答を与えることのできる発色指示系およびp
    H約7程度より大きな初期pHを与えることのできる約
    0.2モル〜約0.8モルのホウ酸塩緩衝剤を含む試験
    組成物をキャリヤーマトリックスと一体化させ、次いで (b)乾燥させる、各工程からなることを特徴とする方
    法。 10、前記ホウ酸塩緩衝剤がホウ酸緩衝剤であり、かつ
    前記発色指示系が水溶性ヨウ化物塩とポリ(ビニルピロ
    リドン)である特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、前記ホウ酸緩衝剤がpH約8.5〜約9.5の間
    の初期pHを与えることができる特許請求の範囲第10
    項記載の方法。 12、前記キャリヤーマトリックスが紙であり、かつ前
    記方法がこの紙マトリックスと前記試験組成物との一体
    化に先立って前記紙マトリックスをホウ酸塩を用いて前
    処理し初期pHを約7にする更なる工程を含む特許請求
    の範囲第9項記載の方法。
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