JPS6112959B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6112959B2
JPS6112959B2 JP14418174A JP14418174A JPS6112959B2 JP S6112959 B2 JPS6112959 B2 JP S6112959B2 JP 14418174 A JP14418174 A JP 14418174A JP 14418174 A JP14418174 A JP 14418174A JP S6112959 B2 JPS6112959 B2 JP S6112959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
weight
film
percent
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14418174A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5154883A (ja
Inventor
Deibisu Furederitsuku
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
II ZETSUTO II EMU CO Inc
Original Assignee
II ZETSUTO II EMU CO Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by II ZETSUTO II EMU CO Inc filed Critical II ZETSUTO II EMU CO Inc
Priority to JP14418174A priority Critical patent/JPS6112959B2/ja
Publication of JPS5154883A publication Critical patent/JPS5154883A/ja
Publication of JPS6112959B2 publication Critical patent/JPS6112959B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は液晶を含むフイルムを形成するための
塗布用組成物となるエマルジヨンに関する。 コレステリツク液晶は温度、圧力、電界または
汚染等によつてこうした環境変化に応じた明るい
虹色を呈する。液晶のこの種の応答は物質の添加
などにより様々に変化する。 コレステリツク液晶は大抵のものが軟かく取扱
いと塗布が困難な油状物質である。従つて取扱い
をたやすくする手段を用いないかぎり用途はきわ
めて限定されることになる。液晶をカプセルに封
入したり乳化させて取扱いに便利ならしめるいく
つかの方法が開発されてきた。 カプセル封入方式では微小な液晶組成物の液滴
を水溶性高分子材料の保護膜で被覆する。この場
合の被膜は液晶の保護と取扱いの簡易化を可能に
する一方、色彩の強度を大幅に弱めてしまう。カ
プセル封入材料に要求される組成と厚みに関する
条件は製造に困難を来たすものであり、また液晶
液滴封入カプセル粒子をシルクスクリーンまたは
シルク印刷することがたやすくできなくなる。 液晶をラテツクス中で強力に撹拌することによ
り、液晶を微小液滴のように分散させることがで
きる。このようにして分散させ得る液晶の百分率
は小さくしかも出来たフイルムは貧弱な色をして
いる。さらに、エマルジヨンは時間が経つにつれ
て相分離し液晶が表面に浮き上がつてくる傾向が
ある。 温度の応答範囲で呈するコレステリツク液晶物
質の様々な色は元来が鮮明である。しかし、コレ
ステリツク物質が他の物質と組み合わされたり塗
布されるとこの色は鈍いものに変つてくる。それ
故、液晶物質をこの液晶を表面に固着させそれに
より液晶自体を保護するための他の物質と組み合
わせる場合、媒質が比較的不活性でしかも透明で
あることが他のフイルムや塗膜に接着し得るもの
であることと併せて重要になる。 本発明は上述した従来のコレステリツク液晶の
取扱上の難点を克服し塗装材とする際の諸要請を
満足させるものであり、そのために本発明は、液
晶を含むフイルムを形成するための塗着用組成物
をして用いるエマルジヨンであつてそのエマルジ
ヨンの組成を次のようになすものである。 (a)コレステリツク液晶組成物25ないし80重量パ
ーセント、及び、透明テラツクス形成用ポリマー
75ないし20重量パーセント、よりなる固体分30な
いし80重量パーセント;(b)水14ないし75重量パー
セント、及び、沸点約175℃以下で且つ前記液晶
組成物の溶媒である適度に水溶性の有機溶媒25な
いし65重量パーセント、よりなる液体分20ないし
70重量パーセント;(c)フイルム形成に所要とする
粘度を付与するための微量であるが十分な分量の
粘度増加剤。 又、上記エマルジヨンを製造するための製法に
ついて本発明は次の工程によるものである。 (a)透明フイルムを形成するラテツクスポリマー
及び水30ないし95重量パーセントよりなる混合物
と、適度の水溶性を有する有機溶媒に溶解してな
る液晶組成物の溶液と、を混合する工程;(b)全量
基準で約0.1ないし2重量パーセントの粘度増加
剤を添加する工程;(c)でき上つた溶液を温度約40
ないし100℃の範囲内に保温する工程;並びに(d)
かくして生成した混合物を十分長時間撹拌するこ
とにより実質的に均質なエマルジヨンにする工
程。 本発明は1973年12月17日付米国出願された第
425006号の一部継続出願である。本発明の背景と
なる技術を挙げると、液晶のカプセル化について
は米国特許第3697297号および第3732119号が、ま
た水溶性のフイルム形成用ポリマーと水性媒質に
液晶を乳化させる技術に関して米国特許第
3600060号がある。同第3620889号は芳香族炭化水
素溶媒中の樹脂溶液から透明なプラスチツク樹脂
に液晶を一体化するものである。同第3655971
号、同第3663390号、同第3666948号は電磁放射線
を用いて画像を液晶組成物のフイルム面に形成さ
せる様々な技術を開示している。 本発明によるエマルジヨン又は液晶インクは調
製によつて広範なフイルムとして明るい色とすぐ
れた接着性をもつた油気のない表面に適用し得る
ものである。この液晶フイルムは液晶同士の混和
が少なく、基板および裏当てフイルムをもつた成
層体にして長期間安定でフイルム相互の分離や剥
離を生じないようにすることができる。 本発明による液晶インクは水中油型ラテツクス
として通常良好なフイルム形成材をなす付加重合
ポリマーを用いる。液晶は少量の有機溶媒と組合
せて水中油型ラテツクスと組み合せる。上記有機
溶媒は通常室温で適度の蒸気圧を有し液晶を溶解
し得る極性をもつた酸化溶媒である。 組成物中には通常他の少量の添加物とともに粘
度増加剤が添加される。 本発明によるエマルジヨンで作り出される新規
なフイルムは液晶インクを用いて作られた液晶フ
イルム組成物を中間フイルムとして具備する。こ
の成層体は少なくとも3層からなり用途に応じて
さらに4または5種以上になる。上記液晶フイル
ムは主成物として、液晶、通常付加重合体であり
安定な水中油型ラテツクスを形成し得るフイルム
形成用ポリマー、および少量の粘度増加剤、さら
に他の少量の添加物を含有する。この液晶フイル
ムはフイルム形成用ポリマー中にかなり不連続的
に液晶粒子を分布せしめたマトリクスであると考
えられる。本発明における液晶フイルムは液晶組
成物それ自体のもつ油性を事実上減少させ色彩が
鮮明で、しかも液晶の混和が小さいものであるこ
とが判明した。さらに、本発明による液晶フイル
ムは様々な他の有機または無機質のフイルムに対
して優れた接着性を発揮する。 上記フイルムを製作するために用いる液晶イン
クは優れた液晶フイルムを作り出すほか様々な利
点を有している。この液晶インクは泡などによる
欠陥を事実上生ずることなくたやすく均一な塗膜
を作る、すなわちシルクスクリーニング中などの
気泡の発生が最小化される。上記液晶組成物は色
標準化が容易で取扱いがたやすくまた各種の市販
の機器を使つて簡単に塗布することができる。さ
らに、本発明によるエマルジヨンすなわち液晶イ
ンクは鋭い描写パタンを作り出す。 本発明によるエマルジヨンは市販のラテツクス
組成物を使つて簡単に調製できる。このラテツク
ス組成物は所望の固形分組成をもつように水で希
釈または濃縮できる。ラテツクス溶液は普通室温
またはそれよりも高温であるが40℃以下で取扱う
ことができる。 液晶組成物を含む第2の溶液が調製される。こ
の溶液は液晶組成物、この液晶組成物の有機溶媒
で通常適度の水溶性をもつた極性溶媒、有機質の
粘度増加剤、および適宜の湿潤剤を含む。粘度増
加剤はラテツクスと液晶溶液の組成物に添加する
こともできる。湿潤剤は混和する前にラテツクス
または上記第2の溶液に添加することができる。 上記ラテツクス溶液に第2の溶液が添加される
と通常20〜80重量%さらに好適には30〜70重量%
の固形分を含むものとなる。 液晶含有混合物は少なくとも40℃以上でかつ約
100℃以下の温度で加熱される。この温度は液晶
の一様な溶液にするために好適には85℃以下がよ
い。含有される物質が全て溶解される必要はな
い。この温度範囲は使用する組成、有機溶媒の沸
点等に応じて約50〜80℃である。最終的な組成物
の性質は使用温度によつて変化することが判明し
た。それ故、最終製品の性質を最適ならしめるた
めに上述の範囲内でいくつかの実験が必要であ
る。 液晶含有溶液は適度に撹拌しながら又それ以上
加熱せずにほぼ室温のラテツクスに添加する。こ
の液晶組成物はゆつくりと撹拌しながら添加して
5〜30分間または必要に応じてさらに長時間撹拌
し続ける。撹拌速度は200〜3000r.p.m.である。 でき上つた組成物は印刷等のためのフイルムを
製作するのに用いることができる。 ローラーコーテイング、スプレー、ドクターブ
レード、シルクスクリーン、輪転グラビア等の各
種技術が使用できる。これらの塗布技術によりで
きた塗膜はその乾燥が迅速で、気泡などの不連続
部の存在しないしかも液晶の温度応答範囲では鮮
明な色を発色するとともに軟かな肌触りをもち油
気をもつた又は油気のない塗膜となる。 本発明によるエマルジヨン又は塗料組成物は通
常80%以下少なくとも30重量%の固形分を含み、
さらに好適には35−60重量%特に35−50重量%の
固形分を含む。従つて、液体の全量は20−70重量
%、通常40−65重量%さらに好適には50−60重量
%である。固形分の主成分はラテツクス中の有機
ポリマーおよび液晶組成物である。通常、液晶組
成物は少なくとも約25重量%であり、固形分の約
80重量%以下、さらに、75重量%以下で、好適に
は40−75重量%さらに50−75重量%の範囲がよ
い。従つて有機ポリマーは少なくとも約20重量%
以上75重量%以下、で通常約25重量%さらに25−
60重量%で特に25−50重量%の範囲である。 満足のいく製品を得るために、水は通常少なく
とも40重量%、一般には約45−75重量%、さらに
好適には約50−70重量%の範囲で含有させる。従
つて、有機溶媒は約60重量%以下、一般には約25
−55%、さらに好適には全液体成分のうち約30−
50重量%にする。 含有せしめた他の物質はマヨネーズ程度のコン
システンシーとなる分量の粘度増加剤である。20
℃における最終組成物の粘度は大抵約1000センチ
ポイズ以上、通常1500センチポイズよりも大き
い。粘度増加剤の最大添加量はエマルジヨンの用
途に応じて必要とするコンシステンシーの大小に
より決められる。 ラテツクスとしてはアニオン系および非イオン
系のものが各種用いられる。ラテツクスは通常、
粘度平均分子量が約104〜106の有機付加重合体か
らなる。この付加重合体はアクリル酸、メタクリ
ル酸、これらのエステル類を含むアクリル類から
なり、通常はアルカンの部分に1−18個の炭素原
子を有するアルキル群、1−6個の炭素原子の水
酸化アルキル例えばヒドロキシエチル、塩化ビニ
ルポリマー、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、アク
リロニトリル、スチレン、ビニルピロリドン、等
であつてよい。特に好適なものはアクリル酸エス
テルおよびメタクリル酸エステル、塩化ビニル、
塩化ビニリデンおよびこれらの一とこれら以外の
ものとの30%以下のモノマーとの共重合体を含ま
ないアクリル系ラテツクスである。これらのポリ
マーは透明フイルムを作る。 好適なラテツクスはアルキル基が1−18個の炭
素原子、通常1−6個さらに1−4個の炭素原子
を有するアクリル酸アルキルから得られ、アクリ
ル酸アルキルのアルキル基が1−4個の炭素原子
をもつ場合、モノマーが少なくとも60モル%、通
常少なくとも80モル%のアクリル系エマルジヨン
ラテツクスである。 上記ポリマー類は交差結合のないもの、特に触
媒を用いても用いなくても交差結合剤を添加した
とき交差結合するもの、もしくは加熱によつて硬
化するもののいずれでもよい。硬化性の樹脂を用
いた場合、これには少量の通常5モル%より少な
いが、少なくとも0.1モル%以上、特に約0.5−2
モル%のモノマーが存在することが多く、活性基
がグリシジルアクリレート、アジリジニルメチル
アクリレート等では特にこのことが言える。 使用する上記ラテツクスには約15−70重量%、
通常約35−65重量%のポリマーと約30−85重量%
特に約35−70重量%の水とが含まれる。ラテツク
スの粘度は大抵約10−10000cps(25℃、ブルツ
クフイールド式粘度計で測定)、さらに好ましく
は約50−3000cpsである。 ラテツクス中には各種の市販乳化剤が含まれて
いてよい。アニオン系の乳化剤としてのカルボキ
シル脂肪酸、アルキルベンゼンスルホン酸、リン
酸アルキル等が、非イオン系乳化剤としてのアル
キルフエニル−ポリオキシエチレン、ポリオキシ
エチル化脂肪酸アルコール等とともに単独にまた
は一緒に用いることができる。乳化剤の分量はラ
テツクス組成物の約0.1−5重量%である。 マイクロカプセル封入型でない市販のコレステ
リツク液晶を単独または組合せて用いることがで
きる。普通のコレステリツク液晶化合物にはコレ
ステリルクロライド、コレステリルブロマイド、
コレステリルアセテート、コレステリルオレイン
酸、コレステリルカプリル酸、コレステリルオレ
イルカーボネート等がある。これらのコレステリ
ツク液晶については既述の米国特許第3600060号
に参照されている。 使用する溶媒は沸点が175℃好ましくは約120℃
特に100℃以下で約50℃よりも高いものである。
極性、非極性のいずれの溶媒でもよいが、極性の
溶媒がより一層好適で特に酸化型の溶媒がよい。
これらの溶媒としては炭化水素、ハロゲン化炭化
水素、特にクロロベンゼンやトリクロロベンゼン
のような芳香族の塩化カルボン酸、ニトリル酸、
酸化性溶媒がある。非酸化型の溶媒はそれ自体で
は通常用いられないが他の溶媒と一緒に用いられ
る。 好適な溶媒は3−8個の炭素原子が1−2個の
酸素原子で酸化された極性有機溶媒である。これ
らの溶媒は4−8個の炭素原子からなるアルコー
ル、ケトン、エステル、エーテルがよく、特にメ
チルエチルケトンが好適である。酸化型の溶媒は
20℃で少なくとも0.5重量%まで水に可溶である
がこれらの溶媒は水と混和しやすく、好適な溶媒
の溶解度は20℃で全溶液に対して約50重量%さら
に好ましくは40重量%よりも小さい。酸化型溶媒
としてはイソブタノール、メチルエチルケトン、
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、メチルイ
ソブチルケトン等がある。十分な分量の溶媒を用
いれば液晶組成物の溶解を完全ならしめることが
できる。 混合溶媒として高揮発性溶媒を主体としてこれ
に低比率の揮発性の低い溶媒を混和したものを用
いると有利である。高揮発性溶媒の比率は55−90
容積%、従つて高沸点の溶媒は10−45容積%がよ
い。例えば、メチルエチルケトンとメチルイソブ
チルケトンとの混合物を用いることができる。さ
らにメチルエチルケトンと酢酸アミルとの混合物
もよい。 溶媒の選択は使用するインクに応じてある程度
決まつてくる。例えば、シルクスクリーン方式を
採る場合、少量の約100−175℃で沸とうする高沸
点溶媒と、約50−100℃で沸とうする低沸点溶媒
とを組み合わせると好適である。 溶媒は本発明において重大な役割りを果たす。
溶媒混合物は液晶を溶解し得るものでなくてはな
らないからである。この溶媒はエマルジヨンに添
加したときラテツクスエマルジヨンを相分離させ
るものであつてはならない。すなわち、本発明に
よるコレステリツク液晶のエマルジヨンは、分散
媒が適度に水溶性の有機溶媒と水との組合わせか
らなつている。このエマルジヨン分散媒には分散
質として先ずラテツクスが分散されており、また
もう一つの分散質として有機溶媒の一部に溶解し
た液晶が分散されている。このエマルジヨン中で
ラテツクスと有機溶媒に溶解した液晶との二つの
分散質は、エマルジヨンの一部を形成しながらも
たがいに分離して独立した相をなしている。上述
のエマルジヨン分散媒が二つの組成分からなり、
そのうち一方の組成分(水)が上記二つの分散質
のうちの一方の一部を分散しまた他方の組成分
(有機溶媒)が他方の分散質の一部を分散してい
ると、これら二つの各組成分が上記二つの分散質
をたがいに持ち合つて懸吊し合つた状態となり、
こうした状態ではエマルジヨン全体が液晶フイル
ムの形成に必要な安定した分散状態を確立し得る
のである。さらに、溶媒は液晶インクでフイルム
を形成したとき溶媒がインクを汚染して液晶組成
物の温度応答範囲を低下させたり、メソ相の液晶
組成物の色に劣化しないように、十分高い蒸気圧
をもつものである必要がある。 粘度増加剤には様々なものがあり、通常は塗布
時又はフイルム形成中に組成物を所望のコンシス
テンシーにするために十分な分量を用いる。この
粘度増加剤はエマルジヨン組成物の全量を基準と
して0.1重量%さらに0.2以上約2重量%以下で、
特に約0.5−1.5重量%程度存在すればよい。使用
される粘度増加剤としてはカルボキシビニルポリ
マーおよびこれらの例えばナトリウムとの塩類
(グツドリツチ・ケミカル社より市販されている
カーボポル934、940、941、960、961などのカー
ボポル樹脂)、カルボキシメチルセルローズの例
えばナトリウムとの塩、ポリアクリル酸と例えば
ナトリウムとの塩(グツドリツチ社よりK718と
して市販されている)、ポリエチレンオキサイ
ド、アルキル(1〜3個の炭素原子)とヒドロキ
シアルキル(2−3個の炭素原子)セルローズ
(例えばメチルセルローズとヒドロキシエチルセ
ルローズ)、2−アミノメチルプロパノール等が
挙げられる。 少量の特に非イオン系またはアニオン系の乳化
剤も湿潤剤として本発明エマルジヨンに用いられ
てよい。非イオン系乳化剤は末端基がエステル化
もしくはエーテル化されていてよい。これは主と
してエチレンオキサイドポリマーおよびプロピレ
ンオキサイドポリマーである。各種の非イオン系
湿潤剤はエマルフオー、トリトン等と称せられて
市販されている。他の湿潤剤として例えば2・
4・7・9−テトラメチル−5−デシン−4・7
−ジオール(スルフイノール104、エアプロダク
ト、アンド、ケミカル社より市販)の多価アルコ
ール類がある。 用いられる湿潤剤は少量でよく、全組成物の
0.1−2重量%さらに普通は0.2−1重量%でよ
い。この湿潤剤はラテツクスに用いる乳化剤と一
緒になつて、乳化剤の全量は全組成物の約4重量
%になる。 本発明によつて調製されたエマルジヨンの液晶
インクは鮮明な色彩と、各種フイルム類への優れ
た接着性を有し、簡単にシルク印刷できてシヤー
プなパタンの絵画および文字−数字の表示ができ
るとともに伸縮自在の基板もしくは形成可能な基
板面に伸張して広範な用途をもつた成層材体形成
するのに用いることができる。 本発明による成層体は通常前成形される安定で
不活性なフイルムを有している。代表的なフイル
ムとしては、ポリエチレンテレフタレートやポリ
カーボネートのようなポリエステル系縮合ポリマ
ー、ABCポリマー(アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン)のような付加重合ポリマー、ア
クリレートおよびメタクリレートフイルム、ポリ
塩化ビニリデンフイルム、ポリ塩化ビニルフイル
ム、Kel−Fのようなフルオロカーボン、ポリフ
ツ化ビニル、ポリエチレンやポリプロピレン等の
ポリオレフインフイルム、酢酸セルローズ、プロ
ピオン酸セルローズ、ブチルセルローズ等のセル
ローズエステル、エチレン−酢酸ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル、ナイロンやポリカプロラクタ
ム等のポリアミド、ポリスチレン、これらの共重
合体、特に塩化ビニル−塩化ビニリデン等があ
る。 フイルムの厚さは約0.00063−0.076cm(0.25−
30ミル)、通常約0.005−0.038cm(2−15ミル)、
さらに特に約0.0076−0.0254cm(3−10ミル)の
範囲でよい。基板フイルムの機能に応じて、この
フイルムは透明、着色、または黒色顔料を含むも
のにすることができる。基板となる前成形フイル
ムは透明フイルムで、液晶フイルムは1枚の透明
フイルムがこれに直接接着されるとともに黒色の
背景を作り出す1枚以上のフイルムを介して直接
または間接に接着されるものであると好都合であ
る。 基板にほぼ均一に塗布される1もしくはそれ以
上の液晶組成物の1塗膜厚さは0.0013−0.050cm
(0.5−20ミル)、通常約0.0025−0.038cm(1−15
ミル)さらに特に約0.0025−0.028cm(1−12ミ
ル)がよい。この液晶組成物塗膜は縞や絵画等を
一様な厚さでかつ連続的または不連続状に描き出
すことができる。 基板面に塗布した後、液晶エマルジヨン塗膜は
透明または着色の特に黒色に着色した前成形フイ
ルムまたはペイントの1枚以上の層で被覆され
る。液晶層には0.0013−0.013cm(0.5−5ミル)
の黒色化したインクまたはペイントを塗布すると
よい。これはアクリレート、活性、半反応性、反
応性のいずれでもよい。 ラテツクス、塩化ビニルポリマーおよび共重合
体、塩化ビニルポリマーおよび共重合体、酢酸ビ
ニルポリマーおよび共重合体、セルローズエステ
ル等の各種ペイントを用いることができる。これ
らのポリマー類は液晶フイルムによく適合して強
力な接着層を作る。付加的フイルムを使わないか
またはペイントもしくはインクを単層の保護被膜
として用いる場合、その厚さは0.005−0.05cm
(2−20ミル)さらに好ましくは0.0076−0.038cm
(3−15ミル)にする。 有機材料フイルムの他に金属箔を用い、この上
に液晶塗膜を塗布したり前形成した液晶フイルム
を接着させることができる。金属箔を液晶フイル
ムに直接接着させる場合、接着面は例えば陽極酸
化によつて黒色化する必要がある。 普通は、液晶層と金属フイルムとの間に黒色ペ
イントもしくはインクの塗膜を設ける。金属フイ
ルムとしてはアルミニウム、マグネシウム等が用
いられる。 本発明による組成物はフイルムの伸張もしくは
成型によつて特定の形状もしくは構成の層状体に
するブローフイルムや真空成形フイルムの製造に
特に有用である。例えば、本発明による組成物を
用いる成層体は仮面にブロー成形または真空成形
することにより液晶組成物の温度応答でマスクの
容貎がまだらに彩色するようにさせることができ
る。また、小美術品、包装、リボン等をはじめと
して装飾用のプラスチツク容器類の製造にも利用
できる。 本発明によるエマルジヨンを用いて製作された
フイルムの実施例を参照して説明する。 第1図の成層フイルムの横断面図によれば、透
明フイルム10、液晶塗膜12、暗色の裏当て材
14が示されている。第3図において、層状の可
撓性でかつ弾性をもつたシートはエチレン−プロ
ピレンゴム等からなる弾性をもつた透明ポリマー
の層16、本発明により調製された液晶エマルジ
ヨン塗膜18、およびポリウレタン、SBR、ニト
リルゴム等のごとき市販の弾性材からなるもので
あつてよい黒色のポリマー製裏張り20からでき
ている。 第2図において、マスク22は層状フイルムか
らブロー成形したもので、顔面に押し当てると、
皮膚からの間隔、液晶フイルムの応答温度範囲、
メソ相の範囲に応じて様々な色彩変化24がもた
らされる。 実施例 本発明における組成物の調製には市販のラテツ
クスを先ず所要とする固形分濃度まで水で希釈し
た。別の容器に極性有機溶媒、液晶組成物、粘度
増加剤および適宜湿潤剤を入れた。次に液晶組成
物にラテツクス溶液を徐々に添加し撹拌しながら
50−70℃まで加熱した。この撹拌は液晶組成物を
添加し終つてからも最少限5分間続けてマヨネー
ズ程度のコンシステンシーが得られるまで行われ
る。 次にでき上つた組成物をナイフブレードで引き
延ばすかシルク印刷によつて、液体蒸発後の厚さ
が0.0025−0.0125(1−5ミル)の乾燥塗膜とな
るように塗布した。乾燥後、フイルムを視覚検査
して外観および手触りを調べ油気の残り方を見さ
らに液晶の温度応答範囲を加熱昇温で検査し液晶
による彩色輪郭の是非を見た。次表は調製した組
成物およびそれらの作るそれぞれのフイルムの検
査結果である。
【表】
【表】 本発明による組成物は様々な利点と優れた特性
をそなえている。調製および取扱いが簡単であり
液晶のメソ相における色調が素晴しく鮮明にな
る。さらに、液晶組成物の油性が小さくなるので
液晶塗膜または薄膜は各種のペイントおよびイン
クを塗布して簡単に液晶フイルムに強力な接着層
を形成させることができる。さらに、本発明によ
る液晶インクを用いて形成した成層材は液晶フイ
ルムを破損せずにたやすく形取りまたは形成でき
るから所要形状の連続的性質を保ちまたは液晶を
含むフイルムを保持することができる。 また、液晶組成物の作り出すパタンが泳動によ
つてそう失されないので液晶自体が固定の位置に
安定して存在するようにできる。この液晶組成物
は気泡の発生なしにシルク印刷することができ
る。また塗膜は各種の基板面に装着したりその上
に基板を塗着することができる。さらに、液晶組
成物のかなりの部分がポリマー結合剤と組み合わ
せて用いられるから高率の液晶組成物がきわめて
薄いフイルムになり発色の強化がなされるのであ
る。 本発明によるフイルムおよび成層材は様々な装
飾や実用目的に使用できる。温度指示または警報
装置として測温器にすることもできる。 さらに、ふく射線によりコレステリツク物質が
劣化するため、陰画を通して本発明フイルム面に
光を照射して写真を再生することもできる。照射
された領域は温度応答領域に応じて変化する。こ
の温度応答範囲にフイルムが昇温されると、写真
が再生されて目に見えるようなる。成層材は連続
した液晶薄層を保持したまま引き延ばし、吹込み
成形、真空成形等により製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、成層材の横断面図、第2図は、本発
明による成層材で作つたマスクの透視図、第3図
は、本発明によるゴム製成層材の斜視図を示す。 10……透明フイルム、12……液晶フイル
ム、14……黒色裏張り、22……仮面、24…
…変色域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の組成を含有して構成されたことを特徴
    とする、液晶を含むフイルムを形成するための塗
    着用組成物として用いるエマルジヨン: (a) コレステリツク液晶組成物25ないし80重量パ
    ーセント、及び、透明ラテツクス形成用ポリマ
    ー75ないし20重量パーセント、よりなる固体分
    30ないし80重量パーセント; (b) 水14ないし75重量パーセント、及び、沸点約
    175℃以下で且つ前記液晶組成物の溶媒である
    適度に水溶性の有機溶媒25ないし65重量パーセ
    ント、よりなる液体分20ないし70重量パーセン
    ト; (c) フイルム形成に所要とする粘度を付与するた
    めの微量であるが十分な分量の粘度増加剤。 2 下記の各工程を有することを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載のエマルジヨンを製造す
    るための製法: (a) 透明フイルムを形成するラテツクスポリマー
    及び水30ないし95重量パーセントよりなる混合
    物と、適度の水溶性を有する有機溶媒に溶解し
    てなる液晶組成物の溶液と、を混合する工程; (b) 全量基準で約0.1ないし2重量パーセントの
    粘度増加剤を添加する工程; (c) でき上つた溶液を温度約40ないし100℃の範
    囲内に保温する工程;並びに、 (d) かくして生成した混合物を十分長時間撹拌す
    ることにより実質的に均質なエマルジヨンにす
    る工程。
JP14418174A 1974-12-17 1974-12-17 Expired JPS6112959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14418174A JPS6112959B2 (ja) 1974-12-17 1974-12-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14418174A JPS6112959B2 (ja) 1974-12-17 1974-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5154883A JPS5154883A (ja) 1976-05-14
JPS6112959B2 true JPS6112959B2 (ja) 1986-04-10

Family

ID=15356070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14418174A Expired JPS6112959B2 (ja) 1974-12-17 1974-12-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6112959B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437073A (en) * 1977-08-15 1979-03-19 Nippon Saiteeshiyon Toreedeing Method of powdering cholesteric liquid crystal
JPS5483937A (en) * 1977-12-19 1979-07-04 Shibanai Ichiro Variable coloring agent
US4301023A (en) * 1980-06-23 1981-11-17 American Thermometer Co., Inc. Cholesteric compositions
US4707080A (en) * 1981-09-16 1987-11-17 Manchester R & D Partnership Encapsulated liquid crystal material, apparatus and method
JPS61173391U (ja) * 1985-04-16 1986-10-28
JP7470618B2 (ja) * 2020-11-04 2024-04-18 綜合警備保障株式会社 マスク用通気装置及びスクリーニング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5154883A (ja) 1976-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4022706A (en) Cholesteric liquid crystal water base ink and laminates formed therefrom
US3969264A (en) Cholesteric liquid crystal water base ink
US4212786A (en) Crayon compositions
US3619254A (en) Thermometric articles and methods for preparing same
US4402262A (en) Printing process and printing compositions
JPH08507252A (ja) 多層熱可逆性オルガノゲルの同時適用方法およびそれにより製造した被覆物品
US4193906A (en) Compositions for solid writing materials and writing implements
US4165153A (en) Translucent screen
US2618574A (en) Surfaces of plastics coated with ink containing a chlorinated or chlorosulfonated polymer of ethylene
US4318953A (en) Transfer materials
WO1991017202A1 (en) Packaging materials
US4252601A (en) Writing liquid for use with an opaque recording material for forming transparencies for overhead projection and the like
JPS6020938A (ja) ポリエステルフィルムの印刷性改良法
JPS6112959B2 (ja)
JPH01267550A (ja) 遮光性マスキングフィルム
US3002858A (en) Ink receptive coating composition
US3519463A (en) Adhesive ink
CA1052637A (en) Transfer elements and process
US4542078A (en) Transfer sheet bearing a thermally transferable ink composition and article made therefrom
JPH07111577B2 (ja) マスキングフィルム
JP3314816B2 (ja) ヒートシール性空洞含有ポリエステル系フィルム
US4037004A (en) Method for producing thermoplastic resin films or sheets for chelate color printing
GB2252839A (en) Recording medium
WO1987005564A1 (fr) Ruban d'impression par transfert thermique
JP3194614B2 (ja) 水性分散液