JPS61153236A - 厚鋼板のオンライン冷却設備 - Google Patents

厚鋼板のオンライン冷却設備

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JPS61153236A
JPS61153236A JP27900484A JP27900484A JPS61153236A JP S61153236 A JPS61153236 A JP S61153236A JP 27900484 A JP27900484 A JP 27900484A JP 27900484 A JP27900484 A JP 27900484A JP S61153236 A JPS61153236 A JP S61153236A
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公郎 高塚
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福満 英勝
Yoshikazu Oobanya
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0203Cooling
    • B21B45/0209Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
    • B21B45/0215Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
    • B21B45/0218Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/573Continuous furnaces for strip or wire with cooling

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は厚鋼板の直接焼入れ(ダイレクトクエンチ;D
Q)等における厚鋼板のオンライン冷却設備に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点) 厚鋼板の制御冷却や直接焼入れ、特に直接焼入れを実施
する場合には、高冷却能力を必要とするため、大きな冷
却水流量が必要である。
上記のような直接焼入れを実施する設備としては、特公
昭47.−46641号公報、特公昭56−49974
号公報、特開昭57−92141号公報等が知られてい
る。
これらの冷却設備では、厚鋼板を搬送するテーブルロー
ラを兼ねた押え下ローラと、押え下ローラと対をなす押
え上ローラとの間で厚鋼板を拘束しながら、ローラ間に
設けた冷却ノズルからの冷却水流により、厚鋼板を冷却
する。
ところで、上記従来の冷却設備では、オンラインの冷却
設備であるため、厚鋼板より上方側の機器即ち、押え上
ローラや冷却ノズル等を大きく昇降させるか、あるいは
、厚鋼板をラインオフ可能な機構を備えて、別途テーブ
ルローラを設ける必要があって、設備が大きくなって、
メインテナンスが困難になると共に、設備費も高くなる
と云う問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、厚鋼板を無
拘束で冷却する冷却設備として、特開昭58−3916
号公報に示すものが既に提案されている。
然し乍ら、上記冷却方法では、冷却ノズル直下と、それ
以外の区域とでは、厚鋼板の冷却能力に大きな差がある
ため、厚鋼板の温度履歴は大きな振幅を繰り返すことと
なり、厚鋼板に不均一な組織が生じて問題となる。
本発明は、厚鋼板に不均一な組織が生じることを防止で
きると共に、冷却設備を小さくできて、そのメインテナ
ンスを容易に行え、しかも、設備費を低減できるオンラ
イン冷却設備を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の特徴とする処は、
厚鋼板4を拘束しながら冷却する第1次冷却装置5と、
厚鋼板4を無拘束状態で冷却する第2次冷却装置6とを
、通板方向に上記の順で配設し、第1次冷却装置5にお
いて、テーブルローラ9と協働して厚m@4を拘束する
押え上ローラ19と、厚鋼板4のパスライン7の上下に
設けられて厚鋼板4の上下面を冷却水流により冷却する
スリットジェットノズル20.21と、テーブルローラ
9と協働して厚鋼板4を上下から挟持状としてスリット
ジェットノズル20.21からの冷却水が第2次冷却装
置6側へ流出するのを防止する水切り上ローラ28とを
通板方向に向って上記の順で配設すると共に、押え上ロ
ーラ19、水切り上ローラ28及び上側スリットジェッ
トノズル20を昇降させることでこれら各ローラ19.
28とテーブルローラ9とにより厚鋼板4を解除自在に
拘束乃至挟持させ且つ上側スリットジェットノズル20
を冷却作業位置と非冷却作業位置とに位置変更させる昇
降機構13′を備え、第2次冷却装置6に、厚鋼板4上
面を冷却水流により冷却するパイプノズル36.58と
、厚鋼板4下面を冷却水流により、冷却するスプレノズ
ル46.59とを備えた点にある。
(作 用) 本発明によれば、熱間圧延直後の厚鋼板4がオンライン
にて、テーブルローラ9により搬送されて、第1次冷却
装置5に搬入される。
この際、押え上ローラ19、水切り上ローラ28及び上
側スリットジェットノズル20は上昇位置にあるが、厚
鋼板4が上記のように搬入されると、押え上ローラ19
、水切り上ローラ28及び上側スリットジェットノズル
20は昇降機構13により下降せしめられて、押え上ロ
ーラ19とテーブルローラ19とにより厚鋼板4が拘束
され、上側スリットジェソトノズル20は冷却作業位置
となる。
上記状態で、第1次冷却装置5においては、厚鋼板4の
上下面がスリットジェットノズル20.21からの冷却
水流により冷却せしめられる。
そして、厚鋼板4は更にテーブルローラ9により搬送さ
れて、第2次冷却装置6に搬入されて、厚鋼板4上面が
パイプノズル36.58からの冷却水流により、下面が
スプレノズル46.59からの冷却水流により夫々冷却
される。
この場合において、厚鋼板4は水切り上ローラ28とテ
ーブルローラ9とにより上下から挟持状とされて、スリ
ットジェットノズル20.21からの冷却水が第2次冷
却装置6側へ流出するのが防止される。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第13図の図面
に基づき説明すれば、第2図は設備レイアウト例の概略
を示すもので、■は仕上圧延機で、その通板方向前方に
、オンライン冷却設備2、ボットレベラ3が上記の順で
配設されており、厚鋼板4が上記各設備を通されていく
。尚、第2図の仮想線で示すように、冷却設備2はホッ
トレベラ3の通板方向前方に配置されることもある。
冷却設備2による冷却方法は、厚鋼板4を搬送し乍ら、
その搬送方向前端から後端に向って遂次冷却する一方向
通板冷却方法である。このような冷却方法をとるのは、
直接焼入れに必要な冷却能力を考慮した場合に、上記方
法が最も総水量が少なくてすむからである。例えば、厚
鋼板を往復させ乍ら冷却するオツシレーシジン通板によ
る冷却方法では、厚鋼板の長さ以上の冷却域が必要であ
る。又、厚鋼板全面を同時冷却する一方向通板による冷
却方法でも、厚鋼板の長さ以上の冷却域が必要である。
第1図及び第3図にも示すように、冷却設備2には、第
1次冷却装置5と第2次冷却装置6とが上記の順で通板
方向に並設されており、各冷却装置5.6のパスライン
7下方には、厚鋼板4を搬送するためのテーブルローラ
9が通板方向に多数並設されている。
第1次冷却装置5は厚鋼板4を拘束し乍ら厚鋼板4に強
冷却を施すもので、メイン固定フレーム11、上下昇降
フレーム12.16、スクリュージヤツキ13、押え上
ローラ19、上下スリットジェットノズル20.21、
上下冷却水排出樋26.27、水切り上ローラ28、プ
ロテクタガイド30等を備えている。
メイン固定フレーム11はパスライン7の上方に位置す
るもので、該フレーム11には上昇降フレーム12が昇
降用スクリュージヤツキ13により昇降自在に備えられ
ている。ジヤツキ13は伝動機構14を介して電動モー
タにより駆動される。
上昇降フレーム12からは複数の案内軸15が下段され
、これら案内軸15に下昇降フレーム16が昇降自在に
備えられると共に、各案内軸15の上下端部には、下昇
降フレーム16を夫々下方又は上方側に付勢する弾機1
7.18が弾発状に介装されて、下昇降フレーム16は
浮いた状態とされている。
押え上ローラ19は下昇降フレーム16前部側に備えら
れ、押え下ローラとされる1個のテーブルローラ9と上
下に対向して、冷却作業時には、上下昇降フレーム12
.16が下降せしめられることにより、厚鋼板4をテー
ブルローラ9と協働して解除自在に拘束する。
上スリットジェットノズル2oは、下昇降フレーム16
の通板方向中央部に備えられ、下スリットジェットノズ
ル21は、テーブルローラ9間に配置されて、上スリッ
トジェットノズル20と上下に対向配置され、厚鋼板4
の上下面を冷却水流により冷却する。
各スリットジェットノズル20.21先端の開口部は、
厚鋼板4の少なくとも幅方向全長にわたる横長状とされ
て、厚鋼板4を幅方向に関して局部的に冷却しないよう
にされている。
各スリットジェットノズル20.21は、パスライン7
を上下から指向しているが、先端に向うに従って通板方
向前方側に移行するように上下方向に対して傾斜せしめ
られている。
このようにしたのは、 (i)上スリットジェットノズル20からの冷却水が厚
鋼板4におけるノズル20よりも後方側に流れることを
防止して、これによりスリットジェットノズル20.2
1による強冷却前に、厚鋼板4が、ノズル20から通板
方向後方側へ流れる冷却水によりゆるやかな冷却を受け
て、温度が低下し、材質が劣化するのを防止するためと
、 (ii )スリットジェットノズル20.21をパスラ
イン7に対して直角に指向せしめると、冷却水が厚鋼板
4に当った後大きく跳ねて、冷却効率が低いものになる
ので、これを防止するためである。
上スリットジェットノズル20は上冷却水配管22を介
して上冷却水メイン配管23に接続され、下スリットジ
ェットノズル21は下冷却水配管24に接続されている
上スリットジェットノズル20は上下昇降フレーム12
.16の昇降により、第1図に示す非冷却作業位置と、
それより下方の冷却作業位置とに位置変更自在とされて
いる。
尚、上スリットジェットノズル20の昇降に対応するた
め、上冷却水配管22にはボールジヨイント25が介装
されている。
上冷却水排出樋26は下昇降フレーム16の上スリット
ジェットノズル20よりも通板方向前方に配設され、W
−鋼板4上面を流れる冷却水を速かに排出する。
下冷却水排出樋27は下スリットジェットノズル21の
通板方向前方側に配置され、厚鋼板4下面側を流れる冷
却水を速かに排出する。
水切り上ローラ28は下昇降フレーム16の後部に備え
られ、水切り下ローラとされる1lllilのテーブル
ローラ9と上下に対向して、厚鋼板4を解除自在に挟持
することで、スリットジェットノズル20゜21からの
冷却水が第2次冷却装置6側へ流出するのを防止して、
第2次冷却装置6による冷却に対し、スリットジェット
ノズル20.21からの冷却水が外乱を与えるのを防止
する。
尚、押え上ローラ19、水切り上ローラ28は電動モー
タ29により駆動されると共に、各ローラ19゜28は
第1図の仮想線で示す位置が拘束又は挟持位置とされ、
第1図の実線で示す位置が解除位置とされ、拘束又は挟
持位置では、各ローラ19.2Bは所定の押圧力で厚鋼
板4に押圧せしめられる。
プロテクタガイド30は下昇降フレーム16の前部に備
えられ、押え上ローラ19等を厚鋼板4から防護する。
尚、上下昇降フレーム12.16、弾機17.1B、押
え上ローラ19、上スリットジェットノズル20、上冷
却水排出樋26、水切り上ローラ28、プロテクタガイ
ド30等により昇降体31が構成されている。
尚、厚鋼板4の上下方向に関する変形、例えば反り等に
対応して、弾機17.18の変形により、昇降体31が
微細に昇降する。
第2次冷却装置6は厚鋼板4を無拘束状態で冷却するも
ので、前段側の前部冷却装置33と、後段側の後部冷却
装置34とを連設して成る。
各冷却装置33.34は、メイン固定フレーム35、パ
イプノズル36を有するパイプノズルへ・ラダ37、フ
ルコーンスプレノズル46を有するスプレヘッダ43等
を備えている。
メイン固定フレーム35はパスライン7上方に位置し、
該フレーム35に、第4図に示すようなパイプノズル3
6を多数有するパイプノズルヘッダ37が備えられてお
り、パイプノズル36は冷却水流により厚鋼板4上面を
冷却する。
第5図に示すように、パイプノズル36は千鳥状に配設
されており、その幅方向に関する配列ピッチ(al及び
通板方向に関する配列ピッチ(b)はいずれも100f
l程度ないしはそれ以下とされて、配列ピッチ(a) 
(b)は密とされている。
尚、パイプノズルヘッダ37を第4図に示すようなボッ
クスタイプとするのは、第6図及び第7図に示すヘアピ
ンパイプノズルヘッダではノズル39間隔を狭(できな
いからである。
パイプノズルヘッダ37は上絵水配管40、上メイン支
管41を介してメイン配管42に接続されている。
スプレヘッダ43は、隣接するテーブルローラ9間に左
右方向に配置されて、下絵水配管44を介して下メイン
配管45に接続されている。
各スプレヘッダ43には、第8図に示すように、フルコ
ーンスプレノズル46が千鳥状に密に配列されて、各ノ
ズル46からの冷却水流が厚鋼板4下面に対して所定の
冷却範囲47で当るようにされて、厚鋼板4のテーブル
ローラ9近傍での空冷復熱域を押えるようにしている。
尚、スペースの許す限り、スプレノズル46の配列密度
を高くすることも可能である。
スプレノズル46は冷却作業時における厚鋼板4との間
隔が一般的には約50mm程度とされている。
又、第8図においては、・で示すスプレノズル46はパ
スライン7に対して直角に指向し、Oで示すスプレノズ
ル46は先端に向うに従って通板方向前方又は後方に移
行するように上下方向に対して傾斜せしめられ、その傾
斜角度は約17度とされている。
尚、ノズル配列を考慮すれば、フルコーンタイプではな
く、別種のスプレノズルを使用することも可能である。
次に、冷却設備2による厚鋼板4の冷却の概略を説明す
る。
まず、冷却作業前においては、冷却設備2における第1
次冷却装置5の昇降体31は第1図及び第3図に示すよ
うに上昇位置とされている。
そして、高温の厚鋼板4が第1次冷却装置5へ搬入され
た後、又は、搬入される前までに昇降体31が下降せし
められて、押え上ローラ19とテーブルローラ9とによ
り厚鋼板4が拘束されるように設定され、この状態で、
厚鋼板4の上下面は、通板方向前端から後端に向って遂
次上下スリットジェットノズル20.21からの厚鋼板
4の幅方向全長にわたる冷却水流によって強冷却されて
、厚鋼板4の表面温度が大きく低下せしめられる。
ところで、スリットジェットノズル20.21による上
記冷却方法では、厚鋼板4を幅方向および通板方向に関
して均一に強冷却でき葛ので、厚鋼板4の温度履歴が大
きな振幅を繰り返すことを防止でき、厚鋼板4に不均一
な組織が生じること、即ち、材質むらが生じることを防
止できる。
又、上記厚鋼板4の冷却は、押え上ローラ19とテーブ
ルローラ9とによる拘束下で行われるので、冷却域を安
定なものとすることができ、均一冷却を可能とし、水冷
中に生じる厚鋼板4の熱変形は極めて少ないものとなる
そして、厚鋼板4はテーブルローラ9による搬送によっ
て、更に第2次冷却装置6の前後部冷却装置33.34
へ進んで、その上下面が冷却されるのであるが、この場
合において、厚鋼板4の上下面が第1次冷却装置5の後
端部において水切り上ローラ28とテーブルローラ9と
により挟持されることから、第1次冷却装置5による冷
却水が第2次冷却装置6による冷却外乱を与えることが
防止される。
而して、第2次冷却装置6の各冷却装置33.34にお
いて、厚鋼板4の上下面は、通板方向前端から後端に向
って遂次、パイプノズル36とフルコーンスプレノズル
46からの冷却水流によって冷却せしめられる。
次に、第1゛次冷却装置におけるスリットジェットノズ
ルによる強冷却前に、厚鋼板4がノズル20.21から
通板方向後方側へ流れる冷却水によりゆるやかな冷却を
受けた場合の弊害を調べるために下記のような条件下で
実験を行った。
厚鋼板(鋼種A)の主な化学成分(重量%)厚鋼板のサ
イズ:厚さ22N9幅3,200 *璽。
長さ10,800+n 冷却停止温度:200℃以下 上・丁番スリットジェットノズルの水量:3.5 rr
r/min  ・m パイプノズルの水量密度:1.5 n?/min  −
♂スプレノズルの水量密度:2.Onr/min  −
rrr焼戻し温度:650℃ 上記実験によって、厚鋼板がスリットジェットノズルか
らの冷却水により冷却される際の冷却開始温度と、引張
り強さ及び0.2%耐力との関係を調べると、第9図に
示すような結果を得た。
第9図を見れば、スリットジェットノズルによる強冷却
前に厚鋼板の温度低下が生じると、材質上の劣化を招(
ことがわかり、スリットジェットノズルを傾斜させてい
ることの有効性がわかる。
ところで、スリットジェットノズルによる冷却は厚鋼板
の材質上重要な意味をもっている。
即ち、第2次冷却装置におけるパイプノズルによる冷却
では、ノズル直下の冷却能力と、それ以外の冷却能力と
の差が大きい為、操業条件、設備条件によっては、厚鋼
板に不均一な組織が生じることとなる。又、冷却能力の
大小により、厚鋼板の所定材質が得られるか否かにもか
かわる。
そこで、下記のような条件下で実験を行った。
鋼種 : A 厚鋼板の厚さ:25+m 冷却開始温度:850℃以上 冷却停止温度:150℃以下 上・丁番スリットジェットノズルの水量:1〜4 nf
/min  −m パイプノズルの水量密度: 1.5 %/min  ・
dスプレノズルの水量密度:2.Orrr/mtn  
−rtfパイプノズルピッチ:幅方向7511通板方向
15011のチドリ配列 スプレノズルピッチ:幅方向100 x*、通板方向1
50 +miのチドリ配列 焼戻し温度:650℃ 鋼板搬送速度:0.4〜1.2m/s なお、第2次冷却装置の入側温度を変化させるために鋼
板搬送速度を変化させている。
第10図は実験結果をグラフに示したものであって、ス
リットジェットノズルの冷却水水量と、水切りロール出
側の厚鋼板の表面温度とによって、厚鋼板の材質や強度
がどのような影響を受けるかを表わしている。なお、表
面温度は、事前に熱電対を埋込んだ厚鋼板を冷却するこ
とにより得られた冷却曲線から推定したものである。
第10図によれば、厚鋼板の強度を確保するために必要
な冷却能力を確保するため、スリットジェットノズルの
冷却水水量は2rd/min  −m以上必要であり、
材質むらを防止するためには、水切りロール出側で厚鋼
板の表面温度が600℃以下でなければならないことが
わかる。なお、材質むらの発生は、鋼種により異なる。
すなわち、600℃より高温でもよいものもある。
ところで、材質むらの発生に関しては、第2次冷却装置
のパイプノズルの配列ピッチも重要な影響を及ぼす。
即ち、パイプノズルの配列ピンチが粗くなると、スリッ
トジェットノズルの冷却水水量を多くする必要が生じて
、スリットジェットノズルを多段に設ける必要が生じ、
総冷却水水量が膨大なものとなる。
又、パイプノズルの配列ピッチを密にすれば、上記とは
逆となるが、パイプノズル数が膨大となり、設備製作上
問題となる。
従って、パイプノズルの配列ピッチは第5図に示す程度
のものが好ましい。
次に、冷却停止温度と鋼板厚さ方向の材質むらとの関係
を調べるべく、下記のような条件下で実験を行った。
次      葉 厚鋼板(鋼種B)の主な化学成分(重量%)厚鋼板サイ
ズ;厚さ30鰭 冷却開始温度:850’c以上 冷却停止温度:室温〜400°C 上・丁番スリットジェットノズルの水量:3 rrr/
min  −m パイプノズルの水量密度: 1.5 n?/min  
−♂スプレノズルの水量密度:2.Orrr/min 
 −ポパイプノズルピッチ:幅方向75m1、通板方向
150mmのチドリ配列 スプレノズルピッチ:幅方向100’ *vb、通板方
向150 IImのチドリ配列 鋼板搬送速度:0.3  m/s 焼戻しなし なお、冷却停止温度を変化させるために、第2次冷却装
置の冷却時間を変化させた。
第11図は上記実験結果を示すもので、冷却停止温度が
室温の場合の厚鋼板のビッカース硬度に近いビッカース
硬度を得るためには、冷却停止温度が200°C以下で
なければならないことがわかる。
次に、第2次冷却装置における冷却水の水量密度と厚鋼
板の引張強さとの関係を調べるべく下記のような条件下
で実験を行った。
鋼種 : A 厚鋼板サイズ:厚さ251m 冷却開始温度:850℃以上 冷却停止温度:150℃以下 上・丁番スリットジェットノズルの水量:3 rrr/
min  −m 第2次冷却装置の平均水量密度:0.5〜1.2M/m
1n−rrr パイプノズルピッチ:幅方向75 **、通板方向15
0鶴のチドリ配列 スプレノズルピッチ;幅方向100 mm、通板方向1
50 **のチドリ配列 鋼板搬送速度:0.6  lIl/s 焼戻し温度−650°C 第12図は上記実験結果を示すもので、厚鋼板の引張強
さを大とするためには、第2次冷却装置の水量密度をQ
、7 rrr/min  −rd以上とする必要がある
ことがわかる。
次に、本発明の第1実施例の装置を用いた代表的な操業
条件における結果を示す。条件は次のとおりである。
鋼種 : A 鋼板サイズ:厚さ251m 冷却開始温度:900°C 冷却停止温度:室温 第1次冷却装置 上・丁番スリットジェットノズルの水量:3 rrr/
min  −m 第2次冷却装置 パイプノズル水量密度: 1.5 +vr/min  
−rdスプレノズルの水量密度:2.O+y!/min
  ’rdなお、第1次冷却装置での冷却時間は約1.
25秒、第2次冷却装置のそれは約30秒である。
第13図は上記実験結果を冷却曲線として示すもので、
厚鋼板の温度と冷却時間との関係を表わしている。
第13図によれば、厚鋼板の温度振幅は小さく、結果と
して、直接焼入れのままにて、ビッカース硬度的370
と所定強度が得られ、厚鋼板に不均一な組織は生じてい
ない。
また、本例の冷却条件において、鋼板形状も良好である
第14図は本発明の第2実施例を示すもので、第2次冷
却装置6の前部冷却装置33には、第1実施例の構成部
材に加えて、上下昇降フレーム51.54、スクリュー
ジヤツキ52、弾機55.56、水切り上ローラ57等
が備えられている。
上昇降フレーム51はメイン固定フレーム35にスクリ
ュージヤツキ52により昇降自在に備えられている。上
昇降フレーム51からは案内軸53が下段され、該案内
軸53に下昇降フレーム54が昇降自在に備えられてい
る。案内軸53の上下部には、下昇降フレーム54を夫
々下方又は上方に付勢する弾機55゜56が弾発状に介
装され、下昇降フレーム54は浮かされた状態とされて
いる。
水切り上ローラ57は下昇降フレーム54に備えられて
、水切り下ローラとされる1個のテーブルローラ9と上
下に対向し、テーブルローラ9と協働して、厚鋼板4を
解除自在に挟持することで、前部冷却装置33の冷却水
が後部冷却装置34側へ流出することを防止して、後部
冷却装置34による冷却に対して、上記冷却水が外乱を
与えるのを防止する。
尚、水切り上ローラ57は第14図の仮想線で示す位置
が挟持位置、第15図の仮想線で示す位置が解除位置と
されている。
更に、第2次冷却装置6においては、第1実施例で示す
ように、前後部冷却装置33.34共に、上部にパイプ
ノズルを、下部にフルコーンスプレノズルを夫々密に配
列することが有効であるが、設備コスト的に問題がある
そこで、第2実施例においては、第2次冷却装置6の後
部冷却装置34において、上部に、鋼板4上面を冷却す
るヘアピンパイプノズル58を、下部にフラットスプレ
ノズル59を用いて、その配列ピンチを、前部冷却装置
33のノズル配列ピンチを粗として、設備費の削減を図
っている。
本発明の第2実施例の装置を用いた代表的な操業条件に
おける結果を示す。条件は次のとおりである。
鋼種 : A 鋼板サイズ:厚さ25mm 冷却開始温度: 900℃ 冷却停止温度:室温 第1次冷却装置 上・丁番スリットジェットノズル:3 nf/min 
 −m第2次冷却装置 パイプノズル水量密度: 1.5 rrr/min  
−gスプレノズル水量密度:2.On?/min  −
g第2次冷却装置ノズル配列ピッチ パイプノズル:前部冷却装置;幅方向 75顛、 通板
方向150鶴 後部冷却装置;幅方向 200 M 通板方向230mm スプレノズル:前部冷却装置;幅方向 100龍通板方
向15ON 後部冷却装置;幅方向 200龍 通板方向230 *x なお、第1次冷却装置の冷却時間は約1.25秒、第2
次冷却装置前部冷却装置のそれは6.25秒、後部冷却
装置のそれは約22秒である。
第15図は上記実験結果を冷却曲線として示すもので、
厚鋼板の温度と冷却時間との関係を表わしている。
ところで、厚鋼板の温度振幅が400℃以下であれば、
厚鋼板に材質上問題は生じないのであるが、第15図に
示すように、厚鋼板の温度振幅は400℃よりもはるか
に小さく、材質調査の結果、直接焼入れのままでビッカ
ース硬度的365と所望値かえられるとともに厚鋼板に
材質上何ら問題は生じない。
次に、上記実験により得られた厚鋼板の機械的性質と、
第1実施例において、冷却曲線を求める際に行った実験
により得られた厚鋼板の機械的性質との比較を下記に示
す。
次         葉 (発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、実施例に示すよ
うな条件下で、第1次冷却装置において、厚鋼板の上下
面を、スリットジェットノズルからの冷却水流により冷
却すると共に、第2次冷却装置において、厚鋼板の上面
を、パイプノズルからの冷却水流により、下面を、スプ
レノズルからの冷却水流により夫々冷却するようにすれ
ば、厚鋼板に不均一な組織が生じることを防止できると
共に、厚鋼板に必要な強度を確保することができる又、
第1次冷却装置による冷却時には、厚鋼板を押え上ロー
ラとテーブルローラとにより上下から拘束できるので、
冷却が安定し、厚鋼板の熱変形を防止できる。更に、第
2次冷却装置による冷却時には、厚鋼板を上下から挟持
する水切り上ローラとテーブルローラとにより、第1次
冷却装置からの冷却水が第2次冷却装置側へ流出するの
を防止できるようにしているので、第1次冷却装置の冷
却水が、第2次冷却装置による冷却に外乱を与えること
を防止できる。又、第1次冷却装置においては、厚鋼板
を拘束状態で冷却するようにしているが、第2次冷却装
置においては、厚鋼板を無拘束状態で冷却するようにし
て、冷却設備全体で、厚鋼板を拘束状態で冷却するよう
にはしていないので、冷却設備を小さくできて、そのメ
インテナンスを容易に行え、しかも、設備費を低減でき
る。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図の図面は本発明の第1実施例を示し
、第1図は冷却設備の縦側断面図、第2図は設備しレイ
アウトを示す説明図、第3図は第1図の■−■線矢視断
面図、第4図はパイプノズルヘッダの正面図、第5図は
パイプノズルの配列を示す説明図、第6図はヘアピンパ
イプノズルヘッダの正面図、第7図は第6図の■−■線
矢視断面図、第8図はフルコーンスプレノズルの配列等
を示す説明図、第9図乃至第13図の各図は実験結果を
示すグラフ、第14図及び第15図は本発明の第2実施
例を示し、第14図は冷却設備の縦側断面図、第15図
は実験結果を示すグラフである。 2−オンライン冷却設備、5.6−・−第1次・第2次
冷却装置、7−パスライン、9・・・テーブルローラ、
13.52’−スクリュージヤツキ、19−押え上ロー
ラ、20.21・−上・下スリットジェットノズル、2
8−・・水切り上ローラ、36・・−・パイプノズル、
46− フルコーンスプレノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱間圧延後の厚鋼板4をオンラインにてテーブルロ
    ーラ9により搬送しながらその通板方向前端から後端に
    向って遂次冷却する厚鋼板のオンライン冷却設備におい
    て、厚鋼板4を拘束しながら冷却する第1次冷却装置5
    と、厚鋼板4を無拘束状態で冷却する第2次冷却装置6
    とを、通板方向に上記の順で配設し、第1次冷却装置5
    において、テーブルローラ9と協働して厚鋼板4を拘束
    する押え上ローラ19と、厚鋼板4のパスライン7の上
    下に設けられて厚鋼板4の上下面を冷却水流により冷却
    するスリットジェットノズル20、21と、テーブルロ
    ーラ9と協働して厚鋼板4を上下から挟持状としてスリ
    ットジェットノズル20、21からの冷却水が第2次冷
    却装置6側へ流出するのを防止する水切り上ローラ28
    とを通板方向に向って上記の順で配設すると共に、押え
    上ローラ19、水切り上ローラ28及び上側スリットジ
    ェットノズル20を昇降させることでこれら各ローラ1
    9、28とテーブルローラ9とにより厚鋼板4を解除自
    在に拘束乃至挟持させ且つ上側スリットジェットノズル
    20を冷却作業位置と非冷却作業位置とに位置変更させ
    る昇降機構13を備え、第2次冷却装置6に、厚鋼板4
    上面を冷却水流により冷却するパイプノズル36、58
    と、厚鋼板4下面を冷却水流により、冷却するスプレノ
    ズル46、59とを備えたことを特徴とする厚鋼板のオ
    ンライン冷却設備。 2、第2次冷却装置6を通板方向に複数の冷却装置33
    、34に分割し、前段側冷却装置33における各ノズル
    36、46の配列ピッチを密にし、後段側冷却装置34
    における各ノズル58、59の配列ピッチを粗としたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の厚鋼板のオ
    ンライン冷却設備。 3、第2次冷却装置6を通板方向に複数の冷却装置33
    、34に分割し、前段側冷却装置33と、後段側冷却装
    置34との間に、テーブルローラ9と協働して厚鋼板4
    を上下から挟持状として前段側冷却装置33の冷却水が
    後段側冷却装置34へ流出するのを防止する水切り上ロ
    ーラ28を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の厚鋼板のオンライン冷却設備。
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