JPS6115702B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6115702B2
JPS6115702B2 JP55015443A JP1544380A JPS6115702B2 JP S6115702 B2 JPS6115702 B2 JP S6115702B2 JP 55015443 A JP55015443 A JP 55015443A JP 1544380 A JP1544380 A JP 1544380A JP S6115702 B2 JPS6115702 B2 JP S6115702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
fluid
patient
recirculation
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55015443A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56112256A (en
Inventor
Hiroshi Kataoka
Yasuo Taniguchi
Teruo Ishitobi
Tetsunosuke Kunitomo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP1544380A priority Critical patent/JPS56112256A/ja
Publication of JPS56112256A publication Critical patent/JPS56112256A/ja
Publication of JPS6115702B2 publication Critical patent/JPS6115702B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は体外循環による血液濾過装置に関する
ものである。更に詳しくは過後の体内への返血
流の一部を補液と共に過器へ再循環させる装置
に関するものである。 従来、腎不全等の患者は老廃物ならびに水分の
排泄機能が低下・消失し、放置すると数日間で生
命の危険にさらされたが、今日では人工透析の普
及によつて、数年あるいは十数年の生命をまつと
うできるようになつた。 人工透析の一つの方法として、体外に血液を導
出して血液中の血漿水を過器で過することに
よつて、その血漿水に含まれる老廃物を除去する
方法がある。この場合老廃物を含んだ血漿水を
過するのみでは、体内の体液量を減少して、患者
の生命を危うくするので、過器の直後に新しい
人工的に調整された体液相当液を補液している。 この方法を用いて老廃物が滞積した患者を通常
の状態にするには、現在の過器で6時間前後を
要し、この間患者は静止の状態を要求されるの
で、その苦痛は多大なものであり、またその長時
間拘束が社会復帰への大きな障害となつている。
それ故短時間治療がもたらす福音は患者の社会復
帰の第1歩として計り知れない大きなものがあ
る。 短時間治療を達成する一つの方法として患者か
ら導出する血液量を多くして、過器内の剪断速
度を高くする方法があるが、これは患者の体格・
体力あるいはフイスチユラ シヤントの状態によ
つて、それぞれ限界があり、一般には250ml/min
以上の体外導出血液速度に耐える人は希であり、
平均的には200ml/min以下でしか実施できないの
が実情である。 除去効率を上げる別の方法としては、患者の動
脈側血液を過器の直前で補液し、血液を希釈し
て過器に導く方法があるが、この未過の動脈
側血液を希釈するだけの方法では過量の増加は
あるものの、老廃物の除去効率は実質的にはほと
んど向上しない。逆に補液を大量に使用しなけれ
ばならないために治療費用が莫大なものとなり、
極めて不経済である。 一方、体外循環中に効率化を計る方法として、
プラズマフエリシスにみられる過器出口の血液
を再度過器入口に循環させる方法が考えられ
る。この目的は過器中の流量を増加させて剪断
速度を高め種々の蛋白までも過しようとするも
のであり、一応の効果を発揮すると考えられる。
しかし、この方法を血液中の老廃物を含む血漿水
の過に応用しようとすると、過器出口血液中
の蛋白成分が濃縮されている結果、これを補液せ
ずにそのまま過器に再循環した場合、濃縮され
た蛋白成分によつて過膜のポアが次々に閉塞を
起し、過能力が大巾に低下していくことを防ぎ
得ない。その結果、過器中の流量は増大して剪
断速度は上るものの、過量はほとんど増加せ
ず、従つて老廃物の除去速度もほとんど向上しな
い。さらには、このように濃縮された蛋白成分中
のフイブリノーゲンによつて凝血が引き起される
こともあり、過膜のポアの閉塞と相乗して過
膜そのものの目詰りも発生して、過機能が失な
われてしまう部分がでる場合がある。 本発明者らはこれらの問題を考慮し、より有効
な血液過装置を開発すべく種々の研究を重ねる
過程で、過器出口血液と新たに補充する補液と
が混和したあと、該血液の血球部分中の老廃物が
補液によつて希釈された血漿層へ移行するときの
移行速度と過効率との関係という従来検討され
たことのない視点に着目するに至つた。体内から
導出された血液は過器で過されるとき、老廃
物を含んだ血漿水の一部が過器の過能力に合
せて過されるが、残りの老廃物を含んだ血漿水
と血球部分は補液されて体内へ返血される。この
とき血球部分には過器で排出されたものと同程
度の濃度で老廃物が残存しており、補液混和直後
からその老廃物が血球から補液によつて希釈され
た血漿層へ移行するものと考えることができる。 このような観点から本発明者らは過器から導
出して補液された血液を患者の体内に全部戻すこ
となく、その一部を再度過器に循環させること
によつて、剪断速度を高め、過量を増加するこ
とが可能となり、不要物質の除去効率を向上せし
めることができるという知見を得て本発明に到達
したのである。 すなわち本発明は、血液過器出口から導出さ
れた過後の血液の一部を、新たに補充する補液
と共に該過器に再び循環させるようにした血液
過装置を提供するものである。 本発明装置で除去される血液中の老廃物は、内
因性および外因性生体不要あるいは有害物質であ
り、例えば尿素、尿酸、クレアチニン、リン酸な
どである。本発明装置は、これらの老廃物を従来
法より効率良く除去することができるが、特に尿
素の除去が効率よい。血球中から補液によつて希
釈された血漿層への老廃物の移動速度は、老廃物
の種類によつて異なり、最も速やかなのは尿素
で、本発明者らの研究によると血球と補液とが混
和後極めて短時間で平衡となることを確認してい
る。続いてクレアチニン、尿素、リン酸などがあ
る程度の速やかさで移行することを確認してい
る。従つて本発明装置は尿素の除去効率を著るし
く向上させることができると同時に、尿素以外の
例えばクレアチニンなどの移行が緩やかなものを
も、再循環することによつて補液との混和が十分
になり移行が進んで、除去効率を尿素に優るとも
劣らないほどに高めることができる。 本発明でいう過器とは、限外過器として製
作されたものだけではなく、一般に透析器として
市販されている、例えば中空糸型、積層型および
コイル型モジユールなどが挙げられるが、これに
限定されない。 本発明でいう補液とは一般に生理的電解質溶液
とよばれるものであり、例えば生理食塩水、リン
ゲル液あるいはラクテート塩型リンゲル液だけで
なく、滅菌して無菌状態とした各種透析液も含ま
れる。 本発明の過装置において、過器出口の血液
の一部を過器に再循環させる手段としては、患
者への返血チユーブから分枝して、患者の動脈か
らの血液導出チユーブに連結できるように構成さ
れた再循環用チユーブを有する構造の血液回路の
使用が望ましい。その際、体内から血液を導出す
るために用いられている血液プンプに再循環用チ
ユーブを組込んでもよいし、全く新たに再循環用
のポンプを準備しても良い。また患者への返血チ
ユーブの内径と再循環用チユーブの内径の比を適
当に変更することも可能である。いずれの手段を
用いても、本発明の効果には何ら支障はない。 本発明装置の補液する位置(補液点)は、過
器出口から再循環用チユーブを経て、再び過器
入口に至る回路中であればいずれでも良いが、前
記のように血球部分から補液によつて希釈された
血漿層への老廃物の移行をより完全にするには、
補液点と過器入口の距離をできるだけ離反させ
た方が効果的なので、過器出口に近い方が好ま
しい。 本発明でいう過器出口血液と補液が混和した
血液の再循環量は、少なすぎると除去効率が上ら
ず、また多量なほど老廃物の除去効率は高くなる
が、過器の能力あるいは過器内の圧損増大に
よる過器のリークなどの問題があるので、通常
30〜300ml/min、好ましくは60〜200ml/minであ
る。いずれの場合でも患者への返血量は、導出血
液量から体重減少に必要な除水量を差し引いた量
に相当するように補液量を調節して行うことが必
要である。 本発明は血液過を行うときに効果が大きい
が、例えば血液過に併行して血液透析を実施し
てもよい。 以下図面にそつて本発明を説明する。第1図は
本発明装置の構成の一例を示す概略図である。 第1図において、先ず患者の動脈から1のチユ
ーブを通つて導出された血液は2の血液供給ポン
プで所定流量に調整され、3の過器入口から6
の過器へ導かれる。ここで過された液は、
その中に含まれている老廃物とともに5から排出
され、残りの血液は4の過器出口から導出され
7の地点で8の補液と混和され、13の返血用チ
ユーブで患者に返血される。ここまでが従来一般
に実施されている血液過装置の使用態様である
が、本発明は7の補液点で補液された後の血液の
一部を9の再循環液取出点で11の再循環用チユ
ーブに導き、12の再循環液供給ポンプに組込ん
で所定の量を計量して、10の再循環液供給点で
患者の動脈からきた血液と合流させ過器へ導く
ものである。尚血液回路を構成するチユーブとし
ては、ポリ塩化ビニルやシリコーン製のチユーブ
が好ましく用いられる。 第2図は本発明装置に用いられる回路を例示し
たものである。aは第1図の装置に用いられる回
路の一例であり、bは他の例の回路、すなわち補
液点の異なる装置の回路の一例である。a,b
共、チユーブ3と4の間に過器をセツトして連
結させる。〔a−1〕及び〔b−1〕は動脈用回
路(患者の動脈からの血液導出用回路)を示し、
〔a−2〕及び〔b−2〕は静脈用回路(患者へ
の返血用回路)を示す。これら両回路の連結は、
シヤントジヨイントやラインコネクターを用いて
再循環液チユーブ11同志を接続すれば良い。 15は脱気のためのドリツプチエンバーであ
り、動脈側には必ずしも必要ないが、静脈側には
通常セツトされる。 次に本発明の効果について実施例を用いて説明
する。 実施例1、比較例1、2 本実施例は第1図のような装置を用いて実施し
た。血液は牛血(ヘマトクリツト30%)、過器
は中空糸型人工腎臓(ポリメチルメタクリレー
ト、B1タイプ、東レ製)、血液回路は市販の動脈
用、静脈用チユーブ(ポリ塩化ビニル製)を適宜
組合せて第2図aのように製造したものを使用し
た。血液供給ポンプの血液流量は200ml/min、補
液は過器の直後で過量に相当する量とした。
再循環血液流量は100ml/minとした。結果を表1
に示した。 比較例1、2は次のように実施した。比較例1
は、過器の直後で過量に相当する量を補液
し、再循環を全くしない例で、血液供給ポンプの
血液流量は200ml/minとした。他は実施例1と同
じである。結果を表1に示した。比較例2は過
器の直前で補液し、再循環をしない例であり、血
液供給ポンプの血液流量は200ml/min、補液量は
50ml/minとした。他は実施例1と同じである。
結果を表1に示した。上記実施例、比較例とも
過はプラトー(圧力に依存しない最高の過速
度)で行なつた。
【表】 実施例2、比較例3 本実施例は第1図の装置を用いて臨床系で実施
した。患者のヘマトリツクスは34%、過器は中
空糸型人工腎臓(ポリメチルクタクリレート、
B1タイプ、東レ製)、血液回路(ポリ塩化ビニル
製)は本目的にそつて製作し、エチレンオキサイ
ドガス滅菌をして用いた。血液供給ポンプの血液
流量は200ml/min、補液量は過量から体重減少
に必要な除水量を差し引いた残りに相当する量と
した。再循環血液流量は100ml/minとした。比較
例3として、血液流量は200ml/minで過器の直
後に補液し、全く再循環しない場合についても同
様に実施した。他は実施例2と同じである。過
はそれぞれプラトーで行なつた。そろぞれの方法
は3回づつ繰返して、その平均値を表2に示し
た。
【表】 以上の実施例で示したように本発明の効果は、
牛血のモデル実験でも、臨床系でも、極めて顕著
に示された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様の概略図であり、
第2図は本発明装置に用いられる血液回路を示す
図である。aは第1図の実施態様に用いられる血
液回路の一例であり、bは本発明の他の実施態様
に用いられる血液回路の一例である。 1……患者の動脈からの血液導出チユーブ、2
……血液供給ポンプ、3……過器入口、4……
過器出口、5……過液取出口、6……過
器、7……補液点、8……補液、9……再循環血
液取出点、10……再循環血液供給点、11……
再循環用チユーブ、12……再循環血液供給ポン
プ、13……患者への返血チユーブ、14……血
液ポンプ用チユーブ、15……ドリツプチエンバ
ー、16……再循環ポンプ用チユーブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 血液濾過器出口から導出された濾過後の血液
    の一部を、新たに補充する補液と共に該濾過器に
    再び循環させるようにした血液濾過装置。
JP1544380A 1980-02-13 1980-02-13 Blood filtering apparatus Granted JPS56112256A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544380A JPS56112256A (en) 1980-02-13 1980-02-13 Blood filtering apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1544380A JPS56112256A (en) 1980-02-13 1980-02-13 Blood filtering apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56112256A JPS56112256A (en) 1981-09-04
JPS6115702B2 true JPS6115702B2 (ja) 1986-04-25

Family

ID=11888942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1544380A Granted JPS56112256A (en) 1980-02-13 1980-02-13 Blood filtering apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56112256A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125210A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd 血液体外循環装置及び血液体外循環装置の作動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125210A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd 血液体外循環装置及び血液体外循環装置の作動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56112256A (en) 1981-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102971023B (zh) 非卧床式超滤装置
EP0980685B1 (en) Use of a fluid for the manufacture of a dialysis fluid for continuous recirculating peritoneal dialysis
KR101244119B1 (ko) 투석기 작동 방법
EP2617444A1 (en) Blood purification device and control method therefor
US20110098624A1 (en) Method and apparatus for treating renal disease with hemodialysis utilizing pulsatile pump
RU98118878A (ru) Способ лечения почечной недостаточности
Groom et al. Alternative method of ultrafiltration after cardiopulmonary bypass
JP2001245970A (ja) 血液回路のプライミング処理方法
JP7396362B2 (ja) 血液浄化装置
Inoue et al. Continuous flow membrane plasmapheresis utilizing cellulose acetate hollow fiber in hepatic failure
JP3302520B2 (ja) 体液処理装置及び体液処理装置のプライミング方法
GB2082475A (en) Artificial lung device
Ronco Extracorporeal therapies: should we use plasma instead of blood?
JP4084869B2 (ja) 体内留置型浄化装置
RU2773741C1 (ru) Способ вакуумной ультрафильтрации перфузата экстракорпорального контура у детей с реинфузией крови
US20230372594A1 (en) Single lumen hybrid connection to legacy system
Miller Dialysis
JP2024085569A (ja) 血液浄化装置
JP2024085570A (ja) 血液浄化装置
WO2024127791A1 (ja) 血液浄化装置
Canaud et al. Effects of haemofilter reuse on membrane permeability characteristics in post-dilutional haemofiltration
JPS5930427B2 (ja) ホロ−ファイバ型人工腎臓の洗浄方法および装置
JPS5968A (ja) 準連続携帯血液透析システム
Punzalana et al. An experimental temporary vascular access catheter for intracorporeal plasma separation
JPS58180163A (ja) 血液浄化器における血球成分付着防止方法および装置