JPS61200575A - 多色図柄発現可燃材 - Google Patents

多色図柄発現可燃材

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JPS61200575A
JPS61200575A JP4069585A JP4069585A JPS61200575A JP S61200575 A JPS61200575 A JP S61200575A JP 4069585 A JP4069585 A JP 4069585A JP 4069585 A JP4069585 A JP 4069585A JP S61200575 A JPS61200575 A JP S61200575A
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増田 久弥
松田 昌宏
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多色図柄発現可燃材に関するものであり、燃焼
により所定の天分成型物が残留し、同時にその成型物面
に各種の多色図柄(文字、絵、写真等)が明瞭に且つ美
しく発現し、その成型物面が平面2曲面、凹凸面のいず
れであっても人々がその図柄を認識することができるよ
うにしたものであって、儀式用、商業用、占用、娯楽用
、遊戯用、その他の用途に有意義に利用する価値を有す
るものである。また本可燃材は香料をもって賦香される
時には、視覚と共に嗅覚にも刺激を与え視覚的香料製品
等としての役割を発揮するものである。
〔従来の技術〕
従来から可燃材に図柄を表示せしめるものとして題字線
香なるものが市販されている。これはカーボン粉等を加
えた棒状または板状の黒色線香に銅の可溶性塩を含む水
性インキを用いて文字、あるいは仏像等の図柄をスタン
プして乾燥したものであって、スタンプインキとして硫
酸銅水溶液を主体としたものが用いられていたのである
また、比較的丈夫な紙に硫酸水溶液等を含む焦性インキ
を用いて字または絵を画き乾燥した題字祇(あぶりだし
紙)も知られている。これは加熱によってインキに接触
していた部分が周囲よりも遠く焦成炭化して褐色〜黒色
に題字もしくは、顕画するものである。さらに温度によ
って変色する試薬を紙に含浸または塗布して乾燥した温
度表示試験紙なるものも知られているが、これは加熱温
度に応じて水素イオン濃度等が変化することを利用した
もので、燃焼させて使用するものではない。
本発明は前記した本発明の目的を達成するために鋭意研
究を重ね今般遂に新しい多色図柄発現可燃材を完成する
に至ったのである。
〔問題点を解決するための手段〕と〔作用〕本発明者ら
は新しい多色図柄発現可燃材を創製するため永年にわた
り研究を行なってきた結果、今般つぎのような製品を開
発すaことに成功した。
すなわち、本発明者らは灰分成型物を残留する固形可燃
材面に少なくとも一つの成分層として多色顕示用遷移金
属系染顔料を含む図柄層を設けたのち、さらにその上面
に少なくとも一つの成分層として、該図柄層の遮蔽的可
燃性被覆層を設けることを特徴とする多色図柄発現可燃
材を完成したのである。さらに本発明者らは該図柄層と
該図柄の遮蔽的可燃性被覆層とを、それぞれ別個の操作
により設置してもよいし、さらに同時的操作により設置
してもよいことをその製造法として開発したのである。
灰分成型物を残留する固形可燃材は、燃焼性有機物乃至
炭素分を含む可燃材成分を主成分とするものである。可
燃材成分としては、具体的には鉱油系ワックス、植物系
ワックス、動物系ワックス、石油化学系ワックス、アス
ファルト、ピンチ、ギルツナイト、グラファイト、天然
樹脂2合成樹脂、炭水化物2ガム質類、ゴム類、蛋白質
、植物繊維、動物繊維。
合成繊維、配糖体類、リグニン類、木材、竹材、乾草、
乾藻、生薬、乾果、乾燥種子(種子及び種子糖を含む)
、木炭、コークス、カーボンブラック、活性炭、油煙、
草炭、ビート等の単独もしくは2種類以上の混合物を例
示することができる。しかしながら、これら可燃材成分
を成型した材料を燃焼させて灰分成型物を所期したごと
く残留させるためには、上記可燃材成分自身の保有して
いる灰分(0,1〜10重量%程度)のみでは不充分で
ある。すなわち、適切な固形可燃材を得るためには、そ
の中の総天分量を15〜50重量%、更に望ましくは2
0〜40重量%にする事が必要であり、不足している灰
分量は固形可燃材の製造に際して添加灰分として配合し
なければならない。
ここにいう添加灰分としては多くの場合淡色のものが好
ましく (場合によっては白色下地塗料を塗布するのも
良い)、微粉末性の金属ケイ酸塩、金属酸化物、ケイ藻
土、シリカ、ガラス体等が有利に用いられる。代表的な
灰分としてはシリカ、シリカゲル。
木炭1石炭灰、砂、ケイ藻土、粘土、ケイ酸アルカリ金
属、ケイ酸アルカリ土類金属、水酸化アルミニウム、酸
化アルミニウム、ボーキサイト、ケイ酸アルミニウム、
カオリン、タルク、白土、酸化チタン。
酸化ジルコニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ灰石。
セピオライト、蛇紋岩、マグネサイト、リン酸カルシウ
ム、リン酸マグネシウム、リン酸アルミニウム。
硫酸カルシウム、硫酸バリウム等の単独あるいはこれら
の混合物である。なお、金属の水酸化物、水分の多い含
水ケイ酸塩、炭酸塩、有機酸塩等は数%以下の量であれ
ば天分中に混入していてもよいが、これらが著量に存在
している場合には、燃焼により灰分の変形もしくは落灰
を起こすおそれがあるので、これらの含量を少量に(多
くの場合は5重量%以下)おさえるように、灰分の成分
とその量について管理するのがよい。勿論、非吸湿性ガ
ラス質のものも天分として、これまた有効に用いること
ができるが低融点ガラス質のようなものは場合により天
分の変形を起こす原因となるので多量には使用できない
以上に示したような可燃材成分と灰分を配合して固形可
燃材とするには、乾式混合注水もしくは溶剤を用いた湿
式混合法、又は糊剤溶液を用いた湿式混合法等によって
均一混練を行なったのち成型し要すれば乾燥してやれば
よい。この均一混練に際して固形可燃剤の燃焼を容易な
らしめるために、過ハロゲン酸アルカリ、ハロゲン酸ア
ルカリ、過酸化アルカリ、過炭酸アルカリ、過硫酸アル
カリ、過ホウ酸アルカリ、硝酸アルカリ、硝酸アルカリ
土類金属、硝酸エステル、ニトロセルローズ等の酸化促
進性の化合物からなる適当な助燃剤を若干量添加してお
くことも場合によっては有効である。
以上のような固形可燃材には、さらに商業的な製品とし
ての品質または薬効等を向上させるか、もしくはこれら
の機能を付与するために香料(芳香剤とか悪臭マスキン
グ剤)、防腐剤、殺閑剤、防虫剤。
殺虫剤2着色料、あるいは増量剤等の一つまたは複数個
を添加しておくことが望ましい。
次に上記の固形可燃材面に少なくとも一つの成分層とし
て多色顕示用遷移金属染顔料を含む図柄層を設けるには
、次の工程によればよい。すなわち、固形可燃材の形状
が板状(例えばチューイングガム状)である場合を例に
とると、まずその表面(片面または両面あるいは全面)
にスタンプ方式2版両方式。
印刷方式、シルクスクリーン方式または転写方式等のい
ずれか、あるいはこれらを組合わせた方法を用いて図柄
層を設ける。つまり図柄を付着(絵付け)させるのであ
る。この絵付けには可燃材表面への直接的な図柄の付着
もしくは一旦下地皮膜を形成させた上への図柄の付着、
あるいは下地に接着性皮膜を形成させた上への図柄の付
着、上記の下地とか接着性皮膜の上に一層もしくは数層
の保護層を設け、さらには該層の上への図柄の間接的な
付着方式を採ることができる。さらには一つの図柄を上
記のごとく付着させたのち、上記下地皮膜とか接着性皮
膜を層状に付着させるかまたは付着させないで、さらに
別の図柄を重ねて付着させる等の操作を一回もしくは複
数回行なうこともできるのである。これらの操作を簡単
に行なうためには、必要とされる図柄層もしくはこれを
含む数層を予め重ね合わせた態様の転写箔を作っておき
、これを用いて別に作られた図柄層等を一回もしくは必
要ならば二、三回の移転操作によって、つまり転写とい
う同時的操作により、容易に固形可燃材面上に図柄を形
成させることができる。
この同時的操作の中では加圧もしくは加熱あるいは加圧
加熱を用いて図柄の付着を行なう乾式転写方式が特に工
業的に有利に用いられる。
なお、この目的の転写箔を作る場合には、図柄が外部か
らの異物の接触等により汚損されることがないように、
図柄層の隣接層として保護層とか下地の陰蔽層あるいは
接層剤層のごとき層を積層した転写箔をうまく設計して
おくことが好ましい。さらに、この図柄層の保護皮膜と
して図柄を遮蔽するような着色層もしくは不透明層であ
る図柄層の遮蔽的可燃性被膜層を少なくとも一層形成し
ておくことが必要である。勿論、このような転写方式に
よらないときは(また転写方式と他の方式とを組合せて
採用した場合にあっても)前記図柄層を燃焼前に外部よ
り認知することができないように、図柄層の外面側へ遮
蔽的可燃性被膜層を塗布もしくは貼付により付着させる
ことが必要である。この遮蔽的可燃性被膜層には製品の
商業的価値を向上させるために内部図柄とは異なる図柄
を着けて外観的な絵とか文字を表示しておいてもよいの
は勿論である。本発明製品は燃焼により外観とは異なる
図柄を天分成型物の面上に発現させることを目的として
いる。従って、燃焼によらざる場合にはこの図柄を外部
から直接認知することができないように、更には遮蔽的
可燃性被膜層を剥離して図柄を認知することができない
ように、充分な遮蔽性と密着性を当該被膜層に保証して
おくべきである。この遮蔽的可燃性被膜層は単独層でも
多層の構成でも差支えないが、燃焼により可及的完全に
除去されるか、大部分除去されるか、必要な部分(例え
ば商標とかシンボルマーク等)を残して完全除去される
ことが必要であり、そのほとんどは有機化合物(これは
可燃性樹脂、可塑剤、可燃性接着剤。
可燃性陰蔽剤、可燃性着色料、香料もしくは助燃剤等よ
りなっているのである)乃至炭素分よりならている。遮
蔽的可燃性被膜層は、時には燃焼し難い金属粉とか金属
酸化物、金属塩等を含有している場合もあるが、このよ
うなものを含有している場合であっても、それが燃焼に
よって顕示される図柄に悪影響を与えなければ問題はな
い。いずれにせよ遮蔽的可燃性被覆層は固形可燃材の外
面部の保護と顕示されるべき図柄の遮蔽のために用いら
れるものであり、且つ本製品の売買に際しての商業価値
を左右するものともなるので、その美観とか香気等につ
いては充分に留意しておく必要があろう。
以上は板状の本発明製品を例にとって説明したのである
が、本発明製品の形状は線香状、八つ橋状。
円筒状、瓦状2箱状1円錐状2円板状、星状、層状。
草木状1葉状9人物状、動物状、生状、結晶状、矢状1
球状、瓶状7皿状、フォーク状、スプーン状あるいはそ
の他の適宜の形状とすることができる。
本発明製品は、その一端とか一辺もしくは各端あるいは
各辺に点火された際には、静かに連続燃焼してゆき美し
い図柄とか意味のある図柄等を外面に有する灰分成型物
となるため、この図柄によって儀式用、商業用、娯楽用
、占用、遊戯用等の各種用途に使用することができる。
この図柄を発現せしめる際において最も重要な成分とな
るのは各色が美しくあられれる多色顕示用遷移金属系染
顔料である。遷移金属とは正規原子価のほかに変化原子
価を有する重金属元素であり、その主なものはチタニウ
ム、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニ
ッケル、銅、亜鉛、イツトリウム、ジルコニウム、ニオ
ブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、
S艮、カドミウム、インジウム、スズ、アンチモン、希
土類元素、ハフニウム、タンタル、タングステン、レニ
ウム、オスミウム、イリジウム、白金。
金、水銀、タリウム、鉛、ビスマス、トリウム、ウラニ
ウム等である。そして多色顕示用遷移金属系染顔料とは
、これら遷移金属が無機化合物あるいは有機化合物の形
としてバインダーおよび溶剤中に分散されインキ化もし
くは塗料化させられたものであり、上記の遷移金属成分
を加熱することによって燃焼後の各種の色調を灰分上に
発現せしめることができるようにしたものである。本発
明の場合には灰分上に図柄を形成させるため燃焼前と燃
焼後とでは原則的に色に変化はあるのは当然であるが、
場合によってはこれらを同じくあるいは似たものにする
ため適当な可燃性の有機染顔料の添加を行なってインキ
の調色をしておいてもよい。上記の遷移金属系染顔料は
予め釉薬様の形に加工されていても良く、例えば生釉、
フリット釉、マント釉、鉛釉、アルカリ釉1石炭釉、長
石軸、還元釉、硼酸釉、結晶釉3食塩釉。
砂金軸、曇釉、光沢釉等に属する粉末をインキ化あるい
は塗料化して使用することができる。なお、これらフリ
ット色釉、マット釉、およびその他の汎用の釉薬の成分
組成の決定にあたっては、素木洋−著「釉とその顔料」
 (技報堂刊、 1981年版583〜697頁)に記
載の既知のものを、また着色染顔料としての主な無機化
合物の採択にあたってもまた、同書(700〜709頁
)に記載の既知のものを参考にすることができる。また
、着色染顔料としてその有機化合物を用いる場合には、
上記遷移金属の存機カルボン酸塩、有機スルホン酸塩お
よび有機分子化合物、遷移金属を含む錯化合物とかキレ
ート化合物あるいは高分子化合物等が有用である。これ
らの中には有機溶剤に可溶性のものとか分散性のものが
あり、これらは好都合にインキ化、塗料化できるもので
ある。
さて、本発明の多色図柄発現可燃材の構造を分り易くす
るための例として図面を示し、これについて説明する。
図面は板状の固形可燃材の上面と下面に上記したごとき
操作を施して出来あがった製品の断面図である。図にお
いて、(1)は固形可燃材、(2)は固形可燃材面に設
けられた保護層(これは図柄下地層または接着剤層とし
てもよい。) 、(3)は多色顕示用遷移金属系染顔料
を含む図柄層、(4)は図柄層の保護層(これは図柄上
地層または接着剤層としてもよい。) 、(5)は遮蔽
的可燃性被膜層、(6)は最外部の保護層を示したもの
である。本発明にとって必須とされるものは(1) 、
 (3) 、 (5)の各層であり、原則的には(2)
 、 (4) 、 (6)の各層はあっても無くてもよ
いのである。この製品は着火燃焼によって(1)の層が
灰分成型物に変化した後、その板面上に層(3)の図柄
(3′)が移行密着して現われるもので、(4)、(5
)、(6)の各層の成分(無機化合物の如き残留する成
分が入っている場合にはこれを除く)は通常燃焼しつく
されるのである。しかし、図示例の如く層(5)の一部
に残留図柄(5′)が設けられている場合もあり、これ
と層(3)との図柄が燃焼後に一体化するように位置が
合わされている場合もある。勿論、天分成型物の面上に
発現する図柄は多色で美麗なものがより付加価値が高く
、図柄も墨絵鋼〜俳画調のような単純なものから精巧な
漫画とか、絵画あるいは複雑な文句さらには天然色写真
に至るまで忠実に再現しうるように図柄を各種工夫する
ことができる。
以上示したごとく本発明者らは本発明に関して多数の実
験を行ない本発明の優秀性を示してきたのであるが、そ
れらの中から代表的な数例を抽出して本発明の技術的な
内容をより詳しく説明する。
〔実施例〕
実施例1 クスノキの木粉30部(重量部を意味する。以下同じ。
)、木炭粉末10部、タブツキ皮の粉末10部、タルク
粉末30部、珪酸ナトリウム粉末5部、硝酸カリラム粉
末5部、香料用1薬粉末10部の混合物(総灰分量 4
1重量%)に水80部を加えて充分混練して粘土状にな
したのち、ロールカレンダーを用いて1朋の厚さに押し
だしたシート状物を幅10 **、長さ50龍に打抜き
成型し乾燥する。こ\に得られた固形可燃材成型物の表
面にシルクスクリーン方式を用いてフリット色釉(鉛丹
34部1石英24部、ホウ砂18部、長石12部1石灰
石7部、カオリン5部より調整したフリット79.13
2部、酸化錫9.090部1石英4.013部1長石4
.013部、カオリン1 、473部、白票1.473
部。
酸化SR0,716部および酸化コバルト0.090部
を合わせたフリット顔料)を含むインキにて花柄模様を
印刷したのち乾燥する。この乾燥品の全面にマラカイト
グリーンを含む濃青色水性インキ(バインダーとしてポ
リビニルアルコールを使用)を塗布して、再び乾燥し製
品化した。こ−に得た青色の製品はその一端に着火して
自然燃焼させると灰白色の灰分成型物を残留し、この表
面にシルクスクリーン印刷された花柄模様が明青色に美
しく浮かび上がってくる。
また、この方法において固形可燃材の調製の際に合成孔
香油を添加した場合には花香を発生させることができた
実施例2 タブツキ粉末20部、白檀粉末20部、支那粉15部。
グアーガム粉末15部、木炭粉5部、マグネサイト粉末
20部、パーライト粉末5部の混合物(総灰分量30重
量%)を90部の水と共に充分混練したのち脱気し、直
径5龍の丸形ノズルより押出し一定の寸法に切断したの
ち乾燥する。このようにして、得られた線香状の可燃材
を回転させながらその円柱の表面に陶磁器の上絵付は用
転写紙の図柄を転写し乾燥する。
ついで、この乾燥品の表面に分散染料の蒸気を減圧室で
吹き付けて遮蔽的可燃性被覆層を形成させる。
このとき、分散染料の種類によって線香の外観は赤。
橙、黄、緑、青、茶、黒という具合に任意に染色するこ
とができる。ついで、この表面に香料を乳化分散させた
ヒドロキシプロピル繊維素の水溶液をスプレー噴霧して
低温で乾燥し、表面を安定化させて製品とした。この芳
香線香は燃焼した場合、白色の柱状灰分成型物を残留し
、その周面に転写された図柄が多色で顕示されてくる。
この線香の図柄としては、花柄、仏像図柄、経文図柄、
トランプ図柄のほか相当に精密な図柄に至るまで採用し
うるちのである。
なお、本製品の外面に分散染料の色に映えるような別な
図柄を可燃性材料を用いて、別途転写等により形成させ
ておくことも容易であり、このようにして多色図柄発現
線香の商業的価値が高められた。
尚、実施例2に用いた陶磁器の上絵付は用転写紙は次の
ごとくして作製される。基体シートとしては寸法安定性
のよい紙、パラフィン紙、アルミニウム箔あるいは合成
樹脂フィルム(例えばポリオレフィンフィルム、ナイロ
ンフィルム、ポリエステルフィルム)が用いられる。こ
の基体シート上に剥離剤層(これは必要な場合と必要で
ない場合がある)、第1保護層1図柄層(これは色が多
くなれば重層図柄層になる)、第2保護層、接着剤層(
保護層、接着剤層のうち省略できるものがあれば省略し
てもよいが、この取捨選択は線香の基質と関係する)が
重層される。
この方法において、剥離剤層あるいは第1保護層もしく
はこれらの層間に設けられた中間層のいずれかを着色し
て遮蔽的可燃性被覆層としての性能を付与せしめておき
、さらにこれにも商業的価値を高める図柄を印刷してお
くことができる。このように本発明に関する全ての機能
が一つの転写箔に一体化された転写箔を用いて実施例2
の操作に適用したところ、−回の同時的操作つまり転写
工程だけで多色図柄発現線香が得られた。なお、この方
式において発現図柄層を含む転写箔と、該図柄層の遮蔽
的可燃性被覆層とは別個の転写法により形成させてもよ
いのは勿論である。
実施例3 ラワン材木粉45部、支那粉16部、タブツキ樹皮粉末
16部、カルボキシメチル繊維素ナトリウム塩2部。
緑泥石粉末10部、白雲母粉末7部、硫酸バリウム粉末
1部、酸化鉛粉末1部、焼成カオリン5部、硝酸アンモ
ニウム1部、ポリオキシエチレン粉末1部。
ステアリン酸0.1部、防腐剤0.5部、粉末香料3.
5部の混合物(総灰分量 34部量%)に熱水100部
を加えて混練し、一旦ノズルより押出して混合したのち
これを成型機に入れて瓦状に加圧成型し乾燥する。
こ−に得られた固形可燃材成型物の表面に陰画性の高い
白色水性塗料を極く薄くスプレー塗布し、乾燥すると白
色の瓦状物が得られた。ついで、その上面に別に作られ
た転写箔を用いて十二支の図柄を多色発現できるように
曲面転写し、乾燥後この表面に極く薄くアルミニウムを
真空蒸着させ、その外面をステアリン酸蒸気に軽く曝し
て安定化した。本製品の外観は銀色をしており、その一
端に着火して燃焼させるとアルミニウムは酸化されて透
明化し、曲面転写された十二支の多色図柄が白色天分成
型物上に美しく発現してくる。このようにして、得られ
た多色図柄発現可燃材は娯楽用、遊戯用、占用等に面白
く用いられるものであり、形状とが図柄を変更すれば以
上とは異なった用途にも広く利用できるものである。
実施例4 バルサ材粉末10部、活性炭10部、小麦粉2部、タル
ク粉末10部、蛭石(焼成品)粉末5部、グアーガム粉
末20部の混合物(総圧分量 29重量%)に水2゜部
を加えて混練し、黒色餅状物を作る。このものをローラ
ーにかけて薄いシート状物になす。このシート状物を乾
燥後、図柄層とこの図柄の遮蔽的可燃性被覆層を含む転
写箔を貼り付けてまず基体シートを剥離したのち、所定
の大きさに切断する。この方法において転写箔の接着剤
層が水溶性糊料であるならばシート状物を乾燥しないで
、この上に直く転写箔を貼り付は乾燥するかあるいは乾
燥する前に基体シートを剥離し切断して乾燥する(ある
いは屹爆したのち切断するのもよい)。この方法は、工
業的に有利であって平板状とか八つ橋状の製品を多量生
産するのに適している。なお、本製品の製造原料中に香
料の乳化液を添加した際には、その香料Gこ応する芳香
を発する製品を得ることができた。また、香料のかわり
に殺虫剤を添加した際には、可燃性殺虫剤を得ることが
できた。また灰分成型物がある一定の長さになった時、
落灰するよう無機粉末の比重を若干調整しておくことに
より、上記シート状物を渦巻型に打抜き図柄の発現する
渦巻線香に製品化することができた。
〔本発明の効果〕
本発明に係る可燃材は、燃焼によってその外観からは伺
い知ることのできなかった多色図柄を残留天分成型物の
面上に発現せしめることができるものであり、その図柄
の美しさと多様性によって儀式用。
占用、娯楽用、遊戯用、その他の用途に利用できるもの
である。その上、本発明に係る可燃材は香料。
防腐剤、殺菌剤、防虫剤、殺虫剤等を含有せしめ、且つ
有理の形にでも、無煙の形にでも製造することができる
ため、各用途目的に応する新しい載物として応用面が広
〈産業利用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る多色図柄発現可燃材の断面説明図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、灰分成型物を残留する固形可燃材面に少なくと
    も一つの成分層として多色顕示用遷移金属系染顔料を含
    む図柄層を設けたのちさらにその上面に少なくとも一つ
    の成分層として該図柄層の遮蔽的可燃性被覆層を設ける
    ことを特徴とする多色図柄発現可燃材。
JP4069585A 1985-02-28 1985-02-28 多色図柄発現可燃材 Granted JPS61200575A (ja)

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JP4069585A JPS61200575A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 多色図柄発現可燃材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019557A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Nagano Seisakusho:Kk 盆行事用燃焼材

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JPH0345386B2 (ja) 1991-07-10

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