JPS6122003B2 - - Google Patents
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- JPS6122003B2 JPS6122003B2 JP6608083A JP6608083A JPS6122003B2 JP S6122003 B2 JPS6122003 B2 JP S6122003B2 JP 6608083 A JP6608083 A JP 6608083A JP 6608083 A JP6608083 A JP 6608083A JP S6122003 B2 JPS6122003 B2 JP S6122003B2
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- JP
- Japan
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- temperature
- furnace
- brick
- silica
- hot
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B9/00—Stoves for heating the blast in blast furnaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、改修等で高炉を一時休止している期
間において熱風炉の保温方法に関し、その目的は
熱風炉を該期間中保温するにあたり、炉内珪石煉
瓦の損傷を防止しながら最小限の燃料で熱風炉を
保温する方法である。
間において熱風炉の保温方法に関し、その目的は
熱風炉を該期間中保温するにあたり、炉内珪石煉
瓦の損傷を防止しながら最小限の燃料で熱風炉を
保温する方法である。
周知のごとく、たとえば高炉用熱風炉は燃焼、
即ち蓄熱操作と送風、即ち放熱操作とを繰返しな
がら、複数の熱風炉を順次切替えて、高炉に高温
空気を連続的に供給するものである。
即ち蓄熱操作と送風、即ち放熱操作とを繰返しな
がら、複数の熱風炉を順次切替えて、高炉に高温
空気を連続的に供給するものである。
而して改修等で高炉を一時休止する場合には、
該高炉への高温空気の供給は不要となるので、一
般に熱風炉も休止することになるが、熱風炉が設
備的に健全であれば当然高炉の再稼動後に熱風炉
を該高炉の用に供すべく再使用することになる。
そこで熱風炉を再使用にそなえて休止するに際し
て、熱風炉を煉瓦損傷が起きない温度レベルに該
期間中保温するか、または冷却中に煉瓦損傷が起
きないよう留意しながら常温まで冷却させて完全
に休止するかの二者択一となる。
該高炉への高温空気の供給は不要となるので、一
般に熱風炉も休止することになるが、熱風炉が設
備的に健全であれば当然高炉の再稼動後に熱風炉
を該高炉の用に供すべく再使用することになる。
そこで熱風炉を再使用にそなえて休止するに際し
て、熱風炉を煉瓦損傷が起きない温度レベルに該
期間中保温するか、または冷却中に煉瓦損傷が起
きないよう留意しながら常温まで冷却させて完全
に休止するかの二者択一となる。
この場合、熱風炉の要部を構成する珪石煉瓦は
第1図のイ〜ハに示すごとく575℃未満の温度範
囲で、その鉱物成分の変態を内在する各鉱物成分
はイ石英、ロクリストバライト、ハトリジマイト
の変態膨張曲線を示す。熱風炉の降温または昇温
時にこれらの変態点を通過するときに珪石煉瓦は
急激な収縮または膨張をし、このため575℃を境
に上下する降温及び昇温をくり返せば煉瓦の亀裂
損傷が避けられないものとされていた。このこと
から、従来は石英の変態点である575℃以上の、
例えば600℃程度以上の比較的高温度で熱風炉を
保温するのが通常であつた。
第1図のイ〜ハに示すごとく575℃未満の温度範
囲で、その鉱物成分の変態を内在する各鉱物成分
はイ石英、ロクリストバライト、ハトリジマイト
の変態膨張曲線を示す。熱風炉の降温または昇温
時にこれらの変態点を通過するときに珪石煉瓦は
急激な収縮または膨張をし、このため575℃を境
に上下する降温及び昇温をくり返せば煉瓦の亀裂
損傷が避けられないものとされていた。このこと
から、従来は石英の変態点である575℃以上の、
例えば600℃程度以上の比較的高温度で熱風炉を
保温するのが通常であつた。
たとえば特公昭50−29803号公報にあるよう
に、熱風炉をあたかも操業しているような状態即
ち燃焼と送風の両操作を交互に行う熱風炉の保温
方法が行われていた。
に、熱風炉をあたかも操業しているような状態即
ち燃焼と送風の両操作を交互に行う熱風炉の保温
方法が行われていた。
しかしながらこの従来の方法では
熱風炉内部蓄熱室の珪石煉瓦の下端温度を
600℃程度以上に維持するために蓄熱室上部は
相当高温たとえば1100℃程度に維持しなければ
ならないので鉄皮からの熱損失が大きい。
600℃程度以上に維持するために蓄熱室上部は
相当高温たとえば1100℃程度に維持しなければ
ならないので鉄皮からの熱損失が大きい。
放熱操作時には1000℃程度の高温空気を大気
に放散することになる。
に放散することになる。
その結果熱風炉の保温のためのエネルギー及び
費用は莫大なものとなり、長期間この方法で熱風
炉を保温維持することは省エネルギーの見地から
大きな障害となる。
費用は莫大なものとなり、長期間この方法で熱風
炉を保温維持することは省エネルギーの見地から
大きな障害となる。
本発明は、これらの従来法の欠点を除去した熱
風炉の保温方法であり、炉内の珪石煉瓦やチエツ
カー受金物等を損傷させることなく少量の燃料ガ
スで熱風炉の保温を可能ならしめたものである。
風炉の保温方法であり、炉内の珪石煉瓦やチエツ
カー受金物等を損傷させることなく少量の燃料ガ
スで熱風炉の保温を可能ならしめたものである。
本発明の要旨は
(1) 高炉休止中の熱風炉の保温に際して、熱風
炉々壁珪石煉瓦の温度の最も低い部分の温度を
300℃以上575℃未満の範囲内で、且つ該部分の
煉瓦の炉内側面の最高と最低の温度差を400℃
以下に保持することを特徴とする熱風炉の保温
方法にある。
炉々壁珪石煉瓦の温度の最も低い部分の温度を
300℃以上575℃未満の範囲内で、且つ該部分の
煉瓦の炉内側面の最高と最低の温度差を400℃
以下に保持することを特徴とする熱風炉の保温
方法にある。
以下本発明を詳しく説明する。第2図は外燃式
熱風炉の全体構造を示す正面断面図、第3図は内
燃式熱風炉の全体構造を示す正面断面図、第4図
は内燃式熱風炉の水平断面図である。
熱風炉の全体構造を示す正面断面図、第3図は内
燃式熱風炉の全体構造を示す正面断面図、第4図
は内燃式熱風炉の水平断面図である。
それぞれの図において1は蓄熱室、2は燃焼
室、3は混冷室、4はドーム連絡管、5は熱風連
絡管、6はバーナー、7は煙道弁、8は送風弁、
9は熱風弁、10はガス弁、11はエア弁、12
は冷風弁、13は鉄皮、14はチエツカー受金
物、15は蓄熱室ドーム、16は燃焼室ドーム、
17は内燃式熱風炉のドーム、18は壁部であ
る。
室、3は混冷室、4はドーム連絡管、5は熱風連
絡管、6はバーナー、7は煙道弁、8は送風弁、
9は熱風弁、10はガス弁、11はエア弁、12
は冷風弁、13は鉄皮、14はチエツカー受金
物、15は蓄熱室ドーム、16は燃焼室ドーム、
17は内燃式熱風炉のドーム、18は壁部であ
る。
このような構成の熱風炉において鉄皮内張りお
よび蓄熱室内チエツカー煉瓦に珪石煉瓦を使用し
ている範囲は斜線を施した範囲である。熱風炉壁
部に例をとれば高炉への送風を休止し、熱風炉を
保温するには、通常操業状態から降温して定めら
れた範囲に低温に維持するのであるが、降温過程
でも定められた範囲に低温に維持する過程でも、
保温時には熱風炉外部への熱放散があるので、間
欠的あるいは連続的に熱風炉に熱を供給する。ま
た熱放散は熱供給条件や外気条件によつて変動す
る。従つて、煉瓦内の温度も常に変動している。
煉瓦の炉外側面は一般に断熱煉瓦を通して熱放散
するが、炉内側面の受熱状態は直接燃焼等の熱供
給条件によつて変動を受けるので、一般には、炉
内側面の温度の変化量及び変化速度の方が、炉外
側面のそれらより大きい。
よび蓄熱室内チエツカー煉瓦に珪石煉瓦を使用し
ている範囲は斜線を施した範囲である。熱風炉壁
部に例をとれば高炉への送風を休止し、熱風炉を
保温するには、通常操業状態から降温して定めら
れた範囲に低温に維持するのであるが、降温過程
でも定められた範囲に低温に維持する過程でも、
保温時には熱風炉外部への熱放散があるので、間
欠的あるいは連続的に熱風炉に熱を供給する。ま
た熱放散は熱供給条件や外気条件によつて変動す
る。従つて、煉瓦内の温度も常に変動している。
煉瓦の炉外側面は一般に断熱煉瓦を通して熱放散
するが、炉内側面の受熱状態は直接燃焼等の熱供
給条件によつて変動を受けるので、一般には、炉
内側面の温度の変化量及び変化速度の方が、炉外
側面のそれらより大きい。
これを第5図及び第6図に示す。第5図は、第
2,3,4図の壁部18を拡大したものであり、
19は珪石煉瓦、20は断熱煉瓦、21は炉内、
22は外気、13は鉄皮を示す。この珪石煉瓦1
9の温度変化状態を第6図に示す。第6図で23
は珪石煉瓦19の炉内側面24は炉外側面25は
平均温度分布で炉内側面温度T1、炉外側面温度
T1′である。この状態から熱を放散量より多く供
給した場合、26の熱供給後の温度分布に示すよ
うに炉内側面が昇温する。やがて熱供給を中断す
るか減らすと27の放熱後の温度分布になる。
T2,T3はそれぞれの炉内側面の温度で、T2′,
T3′はそれぞれの炉外側面の温度である。熱風炉
保温時には多少なりとも上記のような温度変化が
くり返される。その変化量は一般に炉内側面が大
きい。このために該珪石煉瓦の厚さ方向、即ち温
度勾配のある方向で壁部では一般に半径方向に引
張応力が発生する。この応力は、温度変化速度と
温度変化量即ち珪石煉瓦の炉内側面の温度差とに
よつて大きく影響される。この引張応力の発生傾
向について本発明者等は種々と調査・解析し、外
燃式熱風炉の場合、第7図に例示したような結果
を得た。第7図の横軸は炉壁珪石煉瓦の炉外側面
温度、縦軸は珪石煉瓦に発生する引張応力であ
る。
2,3,4図の壁部18を拡大したものであり、
19は珪石煉瓦、20は断熱煉瓦、21は炉内、
22は外気、13は鉄皮を示す。この珪石煉瓦1
9の温度変化状態を第6図に示す。第6図で23
は珪石煉瓦19の炉内側面24は炉外側面25は
平均温度分布で炉内側面温度T1、炉外側面温度
T1′である。この状態から熱を放散量より多く供
給した場合、26の熱供給後の温度分布に示すよ
うに炉内側面が昇温する。やがて熱供給を中断す
るか減らすと27の放熱後の温度分布になる。
T2,T3はそれぞれの炉内側面の温度で、T2′,
T3′はそれぞれの炉外側面の温度である。熱風炉
保温時には多少なりとも上記のような温度変化が
くり返される。その変化量は一般に炉内側面が大
きい。このために該珪石煉瓦の厚さ方向、即ち温
度勾配のある方向で壁部では一般に半径方向に引
張応力が発生する。この応力は、温度変化速度と
温度変化量即ち珪石煉瓦の炉内側面の温度差とに
よつて大きく影響される。この引張応力の発生傾
向について本発明者等は種々と調査・解析し、外
燃式熱風炉の場合、第7図に例示したような結果
を得た。第7図の横軸は炉壁珪石煉瓦の炉外側面
温度、縦軸は珪石煉瓦に発生する引張応力であ
る。
第5図中、曲線イ,ロは珪石煉瓦の炉内側面の
温度差ΔTが50℃のときの引張応力の発生傾向を
示すもので、曲線イは珪石煉瓦の炉内側面の温度
変化速度vが25℃/hrのとき、曲線ロは100℃/
hrのときを示す。曲線ハ,ニは温度差ΔTが200
℃のときの引張応力の発生傾向を示すもので曲線
ハは温度変化速度vが25℃/hr、曲線ニは50℃/
hrのときを示す。曲線ホ,ヘは温度差ΔTが400
℃のときの引張応力の発生傾向を示すもので、曲
線ホは温度変化速度vが25℃/hr、曲線ヘは50
℃/hrのときを示す。
温度差ΔTが50℃のときの引張応力の発生傾向を
示すもので、曲線イは珪石煉瓦の炉内側面の温度
変化速度vが25℃/hrのとき、曲線ロは100℃/
hrのときを示す。曲線ハ,ニは温度差ΔTが200
℃のときの引張応力の発生傾向を示すもので曲線
ハは温度変化速度vが25℃/hr、曲線ニは50℃/
hrのときを示す。曲線ホ,ヘは温度差ΔTが400
℃のときの引張応力の発生傾向を示すもので、曲
線ホは温度変化速度vが25℃/hr、曲線ヘは50
℃/hrのときを示す。
これらの曲線は個々の熱風炉で煉瓦単体の大き
さその他の煉瓦の構成が若干異なるので、若干異
なつた値となるが、内燃式熱風炉でもほぼ同一で
ある。曲線トは煉瓦の物性から定まる煉瓦自体の
許容引張強さ平均値を示し、曲線チは安全率を考
慮して定めた発生引張応力の管理限界値を示す。
さその他の煉瓦の構成が若干異なるので、若干異
なつた値となるが、内燃式熱風炉でもほぼ同一で
ある。曲線トは煉瓦の物性から定まる煉瓦自体の
許容引張強さ平均値を示し、曲線チは安全率を考
慮して定めた発生引張応力の管理限界値を示す。
第7図から明らかなように煉瓦自体の温度が低
いほど、また煉瓦自体の温度変化速度が大きいほ
ど、また珪石煉瓦の炉内側面の温度差ΔTが大き
いほど、炉壁珪石煉瓦に発生する引張応力は大き
な値となる。当然のことながら煉瓦に発生する引
張応力が許容引張応力を超えると煉瓦は厚み方向
(半径方向に略直角に)で引き裂かれ複数個に分
断される。
いほど、また煉瓦自体の温度変化速度が大きいほ
ど、また珪石煉瓦の炉内側面の温度差ΔTが大き
いほど、炉壁珪石煉瓦に発生する引張応力は大き
な値となる。当然のことながら煉瓦に発生する引
張応力が許容引張応力を超えると煉瓦は厚み方向
(半径方向に略直角に)で引き裂かれ複数個に分
断される。
そして破片が脱落し煉瓦積みを損傷することと
なる。しかし第7図から理解されるように、熱風
炉の保温時の炉壁珪石煉瓦の炉外側面の温度(第
7図横軸の温度)に対して該珪石煉瓦の温度変化
速度と炉内側面の温度差がある条件内にあれば煉
瓦に発生する引張応力は許容引張応力値あるいは
管理限界値以内にあるので煉瓦損傷は起らない。
たとえば575℃程度以上の温度範囲では実作業上
採用し得るすべての条件内において発生引張応力
は管理限界値以内にあり、煉瓦損傷の危険性はな
い。また300℃程度未満の温度範囲ではかなり制
限された条件内でないと煉瓦損傷の危険性があ
り、300℃から575℃程度の温度範囲では各条件の
組合せでたとえば炉内側面の温度差ΔTが400℃
以内であると煉瓦損傷を避けることが可能であ
る。
なる。しかし第7図から理解されるように、熱風
炉の保温時の炉壁珪石煉瓦の炉外側面の温度(第
7図横軸の温度)に対して該珪石煉瓦の温度変化
速度と炉内側面の温度差がある条件内にあれば煉
瓦に発生する引張応力は許容引張応力値あるいは
管理限界値以内にあるので煉瓦損傷は起らない。
たとえば575℃程度以上の温度範囲では実作業上
採用し得るすべての条件内において発生引張応力
は管理限界値以内にあり、煉瓦損傷の危険性はな
い。また300℃程度未満の温度範囲ではかなり制
限された条件内でないと煉瓦損傷の危険性があ
り、300℃から575℃程度の温度範囲では各条件の
組合せでたとえば炉内側面の温度差ΔTが400℃
以内であると煉瓦損傷を避けることが可能であ
る。
以上壁部分の例の説明であるが、ドーム部分の
内張り珪石煉瓦も、言うまでもなく、基本的に壁
部煉瓦と同一の設計に基づくものであり、上記壁
煉瓦と同一の保温方法を適用してよい。
内張り珪石煉瓦も、言うまでもなく、基本的に壁
部煉瓦と同一の設計に基づくものであり、上記壁
煉瓦と同一の保温方法を適用してよい。
また、珪石製チエツカー煉瓦にあつては前記炉
壁煉瓦における温度勾配をもつ方向は、上下方向
であることは上下方向に燃焼ガスや送風が通過す
ることから明らかである。従つて、チエツカー煉
瓦においては煉瓦の温度の最も低い部分の温度を
300℃から575℃程度の範囲内に保ち、煉瓦毎の上
下方向の温度差を一定範囲内に保持することが肝
要である。該一定範囲は壁煉瓦の場合と同様に
400℃以下に定めればよい。
壁煉瓦における温度勾配をもつ方向は、上下方向
であることは上下方向に燃焼ガスや送風が通過す
ることから明らかである。従つて、チエツカー煉
瓦においては煉瓦の温度の最も低い部分の温度を
300℃から575℃程度の範囲内に保ち、煉瓦毎の上
下方向の温度差を一定範囲内に保持することが肝
要である。該一定範囲は壁煉瓦の場合と同様に
400℃以下に定めればよい。
本発明は以上のような知見にもとずいてなされ
たものであり、本発明法によれば熱風炉を長期間
にわたつて保温する際の熱風炉内珪石煉瓦の保温
温度を、従来法による場合より低い575℃未満か
ら300℃程度の温度範囲となすことができ、保温
のための燃料使用量を大巾に削減することができ
る。また保温温度が低いので保温期間中チエツカ
ー受金物などの冷却操作も必要なく、作業的にも
極めて簡単になるという効果がある。
たものであり、本発明法によれば熱風炉を長期間
にわたつて保温する際の熱風炉内珪石煉瓦の保温
温度を、従来法による場合より低い575℃未満か
ら300℃程度の温度範囲となすことができ、保温
のための燃料使用量を大巾に削減することができ
る。また保温温度が低いので保温期間中チエツカ
ー受金物などの冷却操作も必要なく、作業的にも
極めて簡単になるという効果がある。
なお300℃程度の低い温度まで降下したときに
炉壁やドーム部に珪石煉瓦が収縮して炉円周方向
に引張応力が発生することにより、煉瓦積みのモ
ルタル目地強度が煉瓦強度より低いために、モル
タル目地が先行して引き割れることがある。しか
しこの場合の目地の引き割れの巾は収縮率からみ
て全周合計の0.05〜0.1%程度で、実績的には円
周で10ケ所程度の引き割れとなるので1ケ所の割
れ巾は極めて小さいものであり、この程度の引き
割れは、熱風炉を再稼動のため昇温する際に閉鎖
し、煉瓦積みの機能は実用上なんら損なわれるこ
とはない。
炉壁やドーム部に珪石煉瓦が収縮して炉円周方向
に引張応力が発生することにより、煉瓦積みのモ
ルタル目地強度が煉瓦強度より低いために、モル
タル目地が先行して引き割れることがある。しか
しこの場合の目地の引き割れの巾は収縮率からみ
て全周合計の0.05〜0.1%程度で、実績的には円
周で10ケ所程度の引き割れとなるので1ケ所の割
れ巾は極めて小さいものであり、この程度の引き
割れは、熱風炉を再稼動のため昇温する際に閉鎖
し、煉瓦積みの機能は実用上なんら損なわれるこ
とはない。
次に本発明の実施例について述べる。
高炉の送風を休止した直後の熱風炉は炉内温度
もまた高く、ドーム部で約1100℃、蓄熱室珪石煉
瓦積み部下端近傍の炉壁煉瓦炉外側面でも約800
℃の温度がある。降温の初期段階で炉内の温度が
高い間は蓄熱室上部の熱が下方に伝わつてチエツ
カー受金物等の温度が上昇するので、この間たと
えば、特公昭51−23252号公報にあるように冷却
用空気によりチエツカー受金物等を冷却する必要
がある。時間が経過し蓄熱量が減少して蓄熱室珪
石煉瓦積み部下端近傍の炉壁煉瓦炉外側や珪石チ
エツカー煉瓦下端面の温度が最低300℃実際には
炉周方向での測温点は1ないし3個所であること
及び測温誤差を考慮して測温値で350から400℃に
したときに降温を終了し、以後はこのときの温度
レベルで、所定の温度範囲以内に保温する。前記
降温中に炉壁煉瓦炉外側面の温度が550℃付近に
達したころにはチエツカー受金物等の温度は強制
冷却をしなくても350℃程度以下になり、金物の
座屈限界温度外である。以後の保温期間におい
て、350℃から400℃の煉瓦温度を維持するために
は少量の燃料ガスの燃焼のみを維続すれば良い。
本発明方法を実際の熱風炉の保温に適用した結
果、従来法の基準では加熱面積80000m2級の熱風
炉1基あたりCOG約600Nm2/hrの燃料を必要と
するのに対して、本発明法では約200Nm2/hrで
すみ燃料使用量は約1/3に低減できた。
もまた高く、ドーム部で約1100℃、蓄熱室珪石煉
瓦積み部下端近傍の炉壁煉瓦炉外側面でも約800
℃の温度がある。降温の初期段階で炉内の温度が
高い間は蓄熱室上部の熱が下方に伝わつてチエツ
カー受金物等の温度が上昇するので、この間たと
えば、特公昭51−23252号公報にあるように冷却
用空気によりチエツカー受金物等を冷却する必要
がある。時間が経過し蓄熱量が減少して蓄熱室珪
石煉瓦積み部下端近傍の炉壁煉瓦炉外側や珪石チ
エツカー煉瓦下端面の温度が最低300℃実際には
炉周方向での測温点は1ないし3個所であること
及び測温誤差を考慮して測温値で350から400℃に
したときに降温を終了し、以後はこのときの温度
レベルで、所定の温度範囲以内に保温する。前記
降温中に炉壁煉瓦炉外側面の温度が550℃付近に
達したころにはチエツカー受金物等の温度は強制
冷却をしなくても350℃程度以下になり、金物の
座屈限界温度外である。以後の保温期間におい
て、350℃から400℃の煉瓦温度を維持するために
は少量の燃料ガスの燃焼のみを維続すれば良い。
本発明方法を実際の熱風炉の保温に適用した結
果、従来法の基準では加熱面積80000m2級の熱風
炉1基あたりCOG約600Nm2/hrの燃料を必要と
するのに対して、本発明法では約200Nm2/hrで
すみ燃料使用量は約1/3に低減できた。
第1図は珪石の変態膨張曲線を示す図、第2図
は外燃式熱風炉の全体構造を示す正面断面図、第
3図は内燃式熱風炉の全体構造を示す正面断面
図、第4図は内燃式熱風炉の構造を示す水平断面
図、第5図は壁部18の拡大図、第6図は壁部珪
石煉瓦温度分布図、第7図は炉壁珪石煉瓦の温度
条件と応力の関係を示す図である。 1……蓄熱室、2……燃焼室、3……混冷室、
4……ドーム連絡管、5……熱風連絡管、6……
バーナー、7……煙道弁、8……送風弁、9……
熱風弁、10……ガス弁、11……エア弁、12
……冷風弁、13……鉄皮、14……チエツカー
受金物、15……蓄熱室ドーム、16……燃焼室
ドーム、17……内燃式熱風炉のドーム、18…
…壁部、19……珪石煉瓦、20……断熱煉瓦、
21……炉内、22……外気、23……珪石煉瓦
の炉内側面、24……珪石煉瓦の炉外側面、25
……平均温度分布、26……熱供給後の温度分
布。
は外燃式熱風炉の全体構造を示す正面断面図、第
3図は内燃式熱風炉の全体構造を示す正面断面
図、第4図は内燃式熱風炉の構造を示す水平断面
図、第5図は壁部18の拡大図、第6図は壁部珪
石煉瓦温度分布図、第7図は炉壁珪石煉瓦の温度
条件と応力の関係を示す図である。 1……蓄熱室、2……燃焼室、3……混冷室、
4……ドーム連絡管、5……熱風連絡管、6……
バーナー、7……煙道弁、8……送風弁、9……
熱風弁、10……ガス弁、11……エア弁、12
……冷風弁、13……鉄皮、14……チエツカー
受金物、15……蓄熱室ドーム、16……燃焼室
ドーム、17……内燃式熱風炉のドーム、18…
…壁部、19……珪石煉瓦、20……断熱煉瓦、
21……炉内、22……外気、23……珪石煉瓦
の炉内側面、24……珪石煉瓦の炉外側面、25
……平均温度分布、26……熱供給後の温度分
布。
Claims (1)
- 1 高炉休止中の熱風炉の保温に際して、熱風
炉々壁珪石煉瓦の温度の最も低い部分の温度を
300℃以上575℃未満の範囲内で、且つ該部分の煉
瓦の炉内側面の最高と最低の温度差を400℃以下
に保持することを特徴とする熱風炉の保温方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6608083A JPS59193208A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 熱風炉の保温方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6608083A JPS59193208A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 熱風炉の保温方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59193208A JPS59193208A (ja) | 1984-11-01 |
| JPS6122003B2 true JPS6122003B2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=13305512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6608083A Granted JPS59193208A (ja) | 1983-04-14 | 1983-04-14 | 熱風炉の保温方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59193208A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BRPI0507975B1 (pt) * | 2004-02-23 | 2014-07-22 | Tech Resources Pty Ltd | Processo para manter regeneradores e um conduto principal de ar quente que conecta os regeneradores a uma ou mais lanças de injeção de ar quente de um vaso de fusão redutora direta e aparelho para pré-aquecer ar |
| CN111996324A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-11-27 | 宝钢湛江钢铁有限公司 | 一种高温稳定的热风炉 |
-
1983
- 1983-04-14 JP JP6608083A patent/JPS59193208A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59193208A (ja) | 1984-11-01 |
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