JPS61229481A - 高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法 - Google Patents

高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法

Info

Publication number
JPS61229481A
JPS61229481A JP6843585A JP6843585A JPS61229481A JP S61229481 A JPS61229481 A JP S61229481A JP 6843585 A JP6843585 A JP 6843585A JP 6843585 A JP6843585 A JP 6843585A JP S61229481 A JPS61229481 A JP S61229481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
weld
welded
temperature
peening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6843585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0724938B2 (ja
Inventor
▲吉▼岡 孝利
Takatoshi Yoshioka
Seishin Kirihara
桐原 誠信
Kiyoshi Hiyama
清志 桧山
Hiroshi Fukui
寛 福井
Masao Shiga
志賀 正男
▲吉▼田 武彦
Takehiko Yoshida
Ryoichi Kaneko
金子 了市
Kazu Kobayashi
小林 計
Masami Kawakami
正美 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6843585A priority Critical patent/JPH0724938B2/ja
Publication of JPS61229481A publication Critical patent/JPS61229481A/ja
Publication of JPH0724938B2 publication Critical patent/JPH0724938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、例えば温度600〜650℃、圧力50 Q
 ヘ550 kg7cm”の蒸気を使用する高温高圧タ
ービン、及びその溶接部の形成に利用すると特に好適な
、新らしい溶接方法に関する。
〔発明の背景〕
蒸気タービンに、従来538℃の主蒸気を便用し、Or
−MQ−V鋳鋼、2−C!r−IMo鋼、又ハ27Or
−Mo−V鋼によシケーシング及び主蒸気管を形成して
いた。しかし、発電プラントの効率向上化の要請によシ
、主蒸気の温度が例えば600℃以上の高温高圧発電プ
ラントが検討されている。
第1図は、蒸気温度600〜650℃、圧力300〜5
50 kL4/cm”用蒸気タービンの断面図である。
第1図において、符号1に生蒸気管、2は伸縮管、5は
ブレード、4はロータシャフト、5は内部ケーシング、
6は外部ケーシング、7は異材溶接部、8は同材溶接部
を意味する。
第1図において、例えば650℃の主蒸気は、主蒸気管
1、伸縮管2を経てブレード3に当ってロータシャフト
4を回転させる。その時の外部ケーシング6FX550
℃でめる。
主蒸気管1の材料、内部ケーシング5及び弁ケーシング
などには高温強度及び耐酸化性の点からオーステナイト
ステンレス系鋼(例えば8U8516 )が使用される
他方、外部ケーシング6にはその温度が約550℃と低
い九め、クリープ強度及び経済性を考慮するとフェライ
ト系鋳鋼(又は鍛鋼)である低合金鋳鋼の適用が有望で
ある。
したがって、650℃、352ゆ/m=用蒸気タービン
の溶接としてはオーステナイト系鋳鋼同志の溶接(主蒸
気管の溶接、主塞止弁と加減弁の溶接など)とオーステ
ナイト系鋳鋼と低合金鋳鋼との溶接がある。
しかしながら、オーステナイト鋳鋼は一般に述べられて
いるごとく凝固後のオーステナイト組織が、常温に達し
ても組織変態することなく、著しく成長したデンドライ
ト組織がそのまt残る〔参考文献、例えは日本学術振興
会、耐熱金属材料研究第125委員会、研究報告 33
15巻、第2号、第79〜91頁(昭47年)〕。
この著しい粗大組織は1000−1200℃の高温まで
加熱する溶体化熱処理を施しても、再結晶して微細化す
ることはない。
しかるに、結晶粒径が大きいもの程、結晶界への低融点
不純物(P及びSなど)の偏析量が多くなる。したがっ
てこのような材料は低融点不純物の粒界偏析に起因する
溶接高温割れ感受性が著しく高い。そこで一般のオース
テナイト系ステンレス鋳鋼では高温割れを防止するため
に、デルタフェライトを10数チ含ませるような化学成
分にしている。しかしながら、溶接過程で高温割れが防
止できても、デルタフェライトt−10数チ含む材料は
600℃以上で長時間加熱するとシグマ相が析出し、脆
化を起す。したがって高温高圧蒸気タービンには適用で
きない。
そして、高温割れに高い抵抗性を持つ溶接部を形成でき
る溶接方法は、従来開発されていなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、主蒸気600〜650℃、圧力500
〜s s o h/l−の高温高圧の蒸気の使用を可能
にすることができる蒸気タービンを提供することにある
また本発明の他の目的は、高温割れを発生せず強度の高
い溶接部を形成することができる溶接方法を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明上概説すれば、本発明の第1の発明は高温高圧蒸
気タービンに関する発明であって、ロータ、内部ケーシ
ング、外部ケーシング、及び主蒸気管を備え、かつ該内
部ケーシング及び主蒸気管がオーステナイトステンレス
鋳鋼にエフ構成さ九た高温高圧蒸気タービンにおいて、
その少なくとも一方がオーステナイトステンレス鋳鋼で
ある同材又は異材の継手溶接部及び/又は補修溶接部に
おける溶接熱影響部の組織が、微細な再結晶組織である
ことを特徴とする。
また本発明の第2の発明な溶接方法に関する発明であっ
て、少なくとも一方がオーステナイトステンレス鋳鋼で
ある被溶接材を溶接する方法において、その溶接開先面
を冷間塑性加工する工程、及び該加工後溶接を行う工程
の各工程を包含することを特徴とする。
本発明者等は、オーステナイト系ステンレス鋳鋼の組織
が著しく粗大化し、しかもデルタフェライトが約50−
以下であっても高温割れが防止できること全実験的に見
出し九。
すなわち、本発明ではオーステナイトステンレス鋳鋼の
溶接が施される溶接開先面をあらかじめ機械的な衝撃を
加え、開先面を塑性変形させるものでおる。しかるに、
開先面に塑性変形を加えることKよシ、その後の溶接に
おいて、その塑性変形部が溶接熱によって再結晶上越し
、著しく微細組織とな夛、高温割れが防止できる。
その深さは、溶接境界ニジα05−以上が有効でおる。
冷間塑性加工を加える方法は溶接開先面に塑性変形が残
るものであればいかなる方法でも↓い。特にエアーハン
マによるタガネピーニングなどは簡便で、効果を十分発
揮する。
第2図は、本発明のlW液接部1例の金属組織の顕微伊
写真である。すなわち、第2図線、オーステナイトステ
ンレス鋳鋼(8US 516 )の溶接開先面にエアー
ハンマによるピーニング処理を施した後に8U8516
系の被覆アーク溶接棒音用いて溶接した溶接部の金属組
織の顕微鎗写真、第3図は、従来法のピーニング処理を
施さずに溶接音節した後の溶接部の顕微鐘組織を示す。
両者を比較して明らかなごとく、溶接前にあらかじめ溶
接開先面にピーニング処理を施した第2図の本発明の溶
接熱影響部の組織は微llBな再結晶組織を呈している
。もちろん、高温割れも認められない。それに対して、
第3図の従来法の溶接熱影響部の組織は第2図のL5な
微細組織は認められない。また第3図では溶接熱影響部
と溶接金属に高温割れが発生している。
次に本発明の溶接方法を適用した高温用(温度600〜
650、圧力500〜350時f/−)蒸気タービンケ
ーシングの溶接構造と溶接施工について説明する。
主蒸気管の溶接は、オーステナイトステンレス鋳鋼であ
るため、オーステナイトステンレス鋳鋼同志の溶接構造
となる。主蒸気管は重量で0(105%11%、8i 
a b −1,5’In、Mn 1〜2%、Ni11〜
16%、0r14〜20%、MO2〜5%及び残部?・
、又はこれにT1α1〜114チ、Nl)α05−cL
5%、 B I Q 〜60 ppm。
ム、ICLO10〜α06%の1s以上を含むことが好
ましい。この溶接施工は初めに溶接熱が加わる開先面全
面を塑性加工上節す。塑性加工は圧縮空気を用い次タガ
ネピーニング法が好ましい。ショットピーニング法も好
ましい。
次に開先面に塑性加工を施した後に、開先部を2〜5層
程度肉盛溶接を施す。あらかじめ、肉盛溶接會施すのは
溶接境界付近の割れなどの欠陥の有無を検査する際に、
検査が容易にする九めである。開先肉盛溶接後は継手溶
接上実施する。
第4図は本発明の方法による溶接継手構造の1例を示す
概要図である。ここで符号20は被溶接材、9は肉盛溶
接部、10は継手溶接部會意味する。
溶接棒はツボライトを数チ含む、オーステナイトステン
レス系の使用が好ましい。肉l&溶接及び継手溶接用溶
接41Nは同一のものが好ましい。
予熱は施さないことが好ましい。溶接バス間温度1lc
150℃以下が好ましい。溶接後は600〜650℃の
応力除去節なまし処理音節すのが好ましい。
次に外部ケーシングと主蒸気管との溶接について説明す
る。
第5図は、本発明の溶接方法を適用した溶接継手構造の
1例會示す概要図である。第5図において、符号1と6
仁第1図と同義であり、11は主蒸気管1の開先面の肉
盛溶接部、12は外部ケーシング6の開先面の肉感溶接
部、13は継手溶接部を意味する。
主蒸気管1は前述し九化学成分である。外部ケーシング
6は重量でOα08S1116%、811、11 %以
下、Mn (15〜1.5%、N115%以下crα8
〜1.8%、MO18〜1.5%、711〜13%、そ
の他Ajα01%以下、T1α001〜α02%及び1
5〜10ppm’(1−含み、残部F′eからなるもの
が好ましい。不純物としてOuが入って来るがα4%以
下が好ましい。
更に、本発明の溶接継手構造は外部ケーシング6の開先
面にニッケル基系肉盛溶接部12を有し、主蒸気管1の
開先面にニッケル基果肉盛溶接部11を有し、更に肉盛
溶接部12と11の間にN1基系継手溶接部13を有す
る。
外部ケーシングの開先面にN1基系肉盛溶接12七施す
のは、オーステナイト系ステンレス溶接棒の中でも特に
炭化物の安定性に優れているためであり、フェライト系
鋼に溶接してもその溶接境界部には脱炭層や浸炭層は形
成しない。
次に本発明の溶接継手構造における溶接施工法について
以下に説明する。
最初に生蒸気管1及び外部ケーシング6の開先面に肉盛
溶接11及び12を施す。生蒸気管1の開先部の肉盛溶
接11に際しては、先に述べたごとく、溶接割れ防止の
ために、あらかじめ、開先面全面に塑性加工を施す。塑
性加工はタガネピーニングが好ましい。ピーニング加工
後rzニッケル基系溶接棒會用いて、肉感溶接11をす
る。他方、外部ケーシング側の肉盛溶接12に対しては
、予熱及びバス間温度は100〜200℃が好ましい。
上記溶接後は残留応力除去及び溶接熱影響部の靭性向上
のために応力除去部なまし処理を施す。なお、応力除去
部なまし処理前の温度は100℃以上が好ましい。また
、応力除去部なまし処理前に400℃、30分間保保持
度の脱水素処理金施しても工い。応力除去部なまし処理
は650〜700℃、1時間以上の条件であることが好
ましい。以上の肉盛溶接11及び12が終了後は継手溶
接13を実施する。継手溶接な肉盛溶接11及び12で
用いた溶接棒と同じものが好ましい。予熱は必要とせず
、バス間温度は150℃以下が好ましい。
次に、主蒸気管の鋳造欠陥の溶接補修について説明する
。鋳造欠陥は実機稼動中にき裂へ進展する恐れがあるの
で、検査を十分行い除去する必要がある。第6図は欠陥
部の本発明の溶接方法による補修溶接構造の1例を示す
概要図でるる。
I!6図において、符号1は主蒸気管、1−4は補修溶
接部を意味する。
本発明の補修溶接に際しては初めに、溶接熱実験に用い
た試験片形状は板厚100111m、板幅150mm、
長さ400mである。溶接は試験片全面を全気圧による
タガネピーニング処理後2層肉盛溶接で行った。なお、
予熱はせず、パス間温度は100℃以下である。
第7図はピーニング時間(秒/−1横軸)及び圧力(I
Q/3” 、縦軸)と溶接高温割れとの関係を示すグラ
フである。ピーニング時間が5IQ/cm”と高くても
ピーニング時間がCL5秒75m”では高温割れが発生
していた。割れは第3図に示し次ごとく、溶接金属と母
材にま危がった高温割れであった。他方、ピーニング時
間がα5秒乙ザ以上であれば高温割れは認められなかっ
た。溶接部のミクロ組織は第2図に示したが、溶接熱影
響部はピーニング処理により塑性変形を受け、その後の
溶接熱によって再結晶していることが明らかである。
以上の結果、本発明によれば#接棒が8UB316L及
びN1基系共にピーニング時間を(L5秒/cm”以上
施せば溶接割れは防止できることが明らかである。
l!8図はピーニング加工に伴って生じる再結晶深さく
一1縦軸)及びピーニング時間(秒/38、横軸)と割
れとの関係を示すグラフである。
この結果、割れは再結晶深さが105■以上であれば発
生しない。すなわち、本発明の溶接割れを防止するため
には、溶接熱影響部の再結晶深さyaos−以上にさせ
るよう被溶接材開先面を塑性加工すればよいことが明ら
かである。
実A伺2 次に本発明の継手溶接部の継手強度試験1r実施した。
供試材としては第1我に示した化学成分の+3U851
6鋳鋼と第5懺に示す化学成分のar−M□−v鋳鋼を
用いた。
溶接継手試験片の形状は板厚50m、板幅100■、長
さ500−である。開先形状は45−とじた。
溶接方法はまず第3我に示したcr−u□−v鋳鋼の開
先部罠第2樅で示したN1基溶接棒を用いて、S/Iの
肉感溶接を行った。その時の予熱及びパス藺温度な15
0℃でらる。溶接径線690℃、8時間保持の応力除去
焼なまし処理を実施した。
他方、第1表のRUB 516鋳鋼の開先面の肉感溶接
施工法は、まず初めに溶接開先面全面をタガネピーニン
グを施した後に、N1基溶接棒を用いて、5層肉盛溶接
を行った。ピーニングは圧カニ 5 K9/an”及び
ピーニング時間3秒/薗2の条件で実施した。肉盛溶接
は予熱は施さず、パス間温度100℃以下で実施した。
次に両者の肉盛溶接後、継手溶接を行つ九。継手溶接に
用いた溶接棒は上記肉盛溶接に適用したものと同じN1
 茶系溶接棒である。溶接施工は予熱を施さず、バス間
温度150℃以下で実施した。
以上の溶接試験片より、継手溶接断面検査用の試験片を
採取し、顕微鏡にLり割れの有無を検査した。その結果
、本発明の溶接継手には割れは認められなかつ良。
次に、継手溶接部の継手溶接クリープ試験を実施した。
試験片の形状な平行部直径10φ及び長さ50■で7b
〕、平行部内K Or−Mo−7鋳鋼、溶接金属及び8
tJ8516鋳鋼が入る工うにした。
クリープ破断試験の結果、破断位置は全てOr−MO−
V鋳鋼母材であった。5soc、10分9Jaクリープ
破断応力は1α5暗/−であった。
実機のOr−Mo−V鋳鋼の溶接継手付近の温度は55
0℃であり、その所の設計クリープ破断応力は550℃
、10万時間で1o騙/霞工である。
本結果は設計応力を満足している。
以上の結果、本発明の異材溶接構造及び接合方法1;J
BUB516系鋼王蒸気管材トOr−Mo−V鋳鋼外部
ケーシングの溶接に適していることが明らかである。t
た、本発明によれば蒸気タービンの作動源として温度6
00〜650 C1圧カ552 q/cm”の高温蒸気
タービン罠適していることが明らかである。
なお、高温部材にピーニング処理を施す方法は既に特開
昭56−148602号で開示されている。しかし、そ
の方法はOr−Mo−V銅系ロータ材のキー溝内にピー
ニングを施して異面に圧縮残留応力を発生させて応力腐
食割れを防止する方法で、1)、本発明のステンレス鋳
鋼の溶接開先面をピーニング処理を施し、溶接熱影響部
を再結晶組織にさせて、高温割れを防止する方法とは根
本的(異なる。
実施例3 次に本発明の主蒸気管の継手溶接構造の実験を実施した
。継手溶接母材は第1表の808516系鋼の継手でI
Sシ、溶接棒には市販の8118316L溶接棒を用い
友。試験片の形状は、前記の実施例と同一である。溶接
方法として、1つは一般に行われている溶接のごとく、
直接80B!116鋳鋼を8tr8516 L溶接棒で
溶接するものである。もう1つは本発明の溶接構造であ
り、実施例1の溶接割れの防止できる発明条件で実施し
たものである。すなわち、本発明の実施例に、溶接熱が
加わる溶接開先面に塑性変形を加えるためにタガネピー
ニングを施し、その後両溶接開先面に5層の肉盛溶接を
施してから継手溶接を行つ九。ピーニング条件は圧カニ
 3 K97cm”、時間=3秒/cm”である。肉盛
溶接及び継手溶接は予熱を施さず、パス間温度150℃
以下で行った。  ゛ 以上の溶接試験片ニジ、継手溶接継面検査用の試験片を
採取し、顕微鐘にエフ割れの有無を検査した。その結果
、本発明の溶接部には全く溶接割れ法認められなかった
。しかし、本発明との比較溶接材には溶接境界部に割れ
が認められた。
次に継手溶接部のクリープ破断試験を実施した。なお、
本発明との比較溶接材においては溶接割れのない位置よ
り、継手クリープ試験片を採取した。第4表にそのクリ
ープ破断試験結果を示す。
第  4  表 その結果、本発明の650℃、105時間クリープ破断
強度は1(L8騙/鴫冨である。本溶接継手部の650
℃、108時間クリープ破断強度の設計要求値は10 
kg/’s++”以上である。本発明の溶接継手構造は
それを満足している。他方、本発明の比軟材は7.5ゆ
/−で、設計要求値を満足しない。なお、試験片の破断
位置は本発明材が溶接金属であ〕るのに対して、比較材
は溶接境界部からであつ九。本発明材の破断位置が溶接
境界部からでなかった要因は、あらかじめ溶接開先部に
ピーニングによる塑性加工を加えたことにより、その後
の溶接熱により熱影響部が微細な再結晶組織となるため
、溶接境界部が強化されたものと推定される。
以上のように、本発明の溶接継手は溶接割れがなく、ク
リープ破断強度が著しく高いため信頼性が高く、実機へ
の適用に対して好適であることが明らかである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、溶接割れが発生せず、蒸気温度600
〜650℃、圧力500−552kl//cIn”の高
温高圧下にさらされる蒸気タービンにおいて溶接部の組
織が安定で強度が高い優れた効果が発揮される。
更に本発明のオーステナイトステンレス鋳鋼の溶接割れ
を防止するための、ららかしめ開先部に塑性加工を施す
方法においては、蒸気タービンの溶接構造物はかシでな
く、必要であれば原子力、水力、化学機器の溶接構造に
使用してもなんら問題ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸気温度600〜650℃、圧力500−55
0 IC9/cm”用蒸気タービンの断面図、第2図は
本発明の、第3図は従来法の各溶接部01例の各金属組
織の顕微鐘写真、第4図及び第5図は本発明の溶接方法
を適用した溶接継手構造の1例を示す概要図、第6図は
欠陥部に本発明の溶接方法を適用した補修溶接構造の1
例を示す概要図、第7図及び第8図に本発明及び比較例
の溶接部の高温割れ試験の結果を示すグラフである。 1:生蒸気管、2:伸縮管、3ニブレード、4:ロータ
シャフト、5:内部ケーシング、6:外部ケーシング、
7:異材溶接部、8:同材溶接部、9.11及び12:
肉盛溶接部、10及び13:継手溶接部、14:補修溶
接部、20:被溶接材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロータ、内部ケーシング、外部ケーシング、及び主
    蒸気管を備え、かつ該内部ケーシング及び主気管がオー
    ステナイトステンレス鋳鋼により構成された高温高圧蒸
    気タービンにおいて、その少なくとも一方がオーステナ
    イトステンレス鋳鋼である同材又は異材の継手溶接部及
    び/又は補修溶接部における溶接熱影響部の組織が、微
    細な再結晶組織であることを特徴とする高温高圧蒸気タ
    ービン。 2、少なくとも一方がオーステナイトステンレス鋳鋼で
    ある被溶接材を溶接する方法において、その溶接開先面
    を冷間塑性加工する工程、及び該加工後溶接を行う工程
    の各工程を包含することを特徴とする溶接方法。 3、該溶接を行う工程が、該塑性加工を施した溶接開先
    面に肉盛溶接層を設ける工程、次いで溶接材により溶接
    する工程を含むものである特許請求の範囲第2項記載の
    溶接方法。4、該塑性加工が、ピーニング加工である特
    許請求の範囲第2項又は第3項記載の溶接方法。 5、該ピーニング加工が、溶接開先面の単位面積当り0
    .5秒/cm^2でピーニングを施すものである特許請
    求の範囲第4項記載の溶接方法。
JP6843585A 1985-04-02 1985-04-02 高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法 Expired - Lifetime JPH0724938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6843585A JPH0724938B2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02 高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6843585A JPH0724938B2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02 高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61229481A true JPS61229481A (ja) 1986-10-13
JPH0724938B2 JPH0724938B2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=13373622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6843585A Expired - Lifetime JPH0724938B2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02 高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724938B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6344097B1 (en) * 2000-05-26 2002-02-05 Integran Technologies Inc. Surface treatment of austenitic Ni-Fe-Cr-based alloys for improved resistance to intergranular-corrosion and-cracking
JP2009039734A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管の肉盛溶接方法
WO2010086146A1 (de) * 2009-01-27 2010-08-05 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zum fügen wenigstens zweier metallischer bauteile
JP2015093289A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 Jfeスチール株式会社 熱影響部が靭性に優れた溶接継手、およびその溶接方法、ならびに溶接構造物
JP2020097894A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 東芝エネルギーシステムズ株式会社 タービン車室
JP2020097893A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 東芝エネルギーシステムズ株式会社 タービン車室の製造方法
CN113953624A (zh) * 2021-11-19 2022-01-21 攀钢集团工程技术有限公司 一种钢件裂纹焊补方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6344097B1 (en) * 2000-05-26 2002-02-05 Integran Technologies Inc. Surface treatment of austenitic Ni-Fe-Cr-based alloys for improved resistance to intergranular-corrosion and-cracking
US6610154B2 (en) * 2000-05-26 2003-08-26 Integran Technologies Inc. Surface treatment of austenitic Ni-Fe-Cr based alloys for improved resistance to intergranular corrosion and intergranular cracking
JP2009039734A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管の肉盛溶接方法
WO2010086146A1 (de) * 2009-01-27 2010-08-05 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zum fügen wenigstens zweier metallischer bauteile
JP2015093289A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 Jfeスチール株式会社 熱影響部が靭性に優れた溶接継手、およびその溶接方法、ならびに溶接構造物
JP2020097894A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 東芝エネルギーシステムズ株式会社 タービン車室
JP2020097893A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 東芝エネルギーシステムズ株式会社 タービン車室の製造方法
US11319879B2 (en) 2018-12-17 2022-05-03 Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation Manufacturing method of turbine casing
CN113953624A (zh) * 2021-11-19 2022-01-21 攀钢集团工程技术有限公司 一种钢件裂纹焊补方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0724938B2 (ja) 1995-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2635688C2 (ru) Способ ремонта и изготовления компонентов газотурбинного двигателя и компоненты газотурбинного двигателя, отремонтированные или изготовленные с его использованием
KR100535828B1 (ko) 니켈 및 철기 수퍼합금을 처리하기 위한 야금학적 방법
JP3175109B2 (ja) タービン構成要素摩耗表面の補修法
CN100548557C (zh) 通过消除和减小热影响区延长合金钢焊接接头寿命的方法
EP3520946B1 (en) Method for producing ferritic heat-resistant steel weld structure, and ferritic heat-resistant steel weld structure
US11060156B2 (en) Method of manufacturing welded structure of ferritic heat-resistant steel and welded structure of ferritic heat-resistant steel
EP1473106A1 (en) Electron beam welding method providing post-weld heat treatment
US20100059572A1 (en) Weld repair process and article repaired thereby
Khajuria et al. Impression creep studies on simulated reheated HAZ of P91 and P91B steels
JPH0772530B2 (ja) 水車ランナの製造方法
JPS61229481A (ja) 高温高圧蒸気タ−ビン及び溶接方法
Khajuria et al. Effect of boron modified microstructure on impression creep behaviour of simulated multi-pass heat affected zone of P91 steel
Chilton et al. Creep deformation and local strain distributions in dissimilar metal vvelds betvveen AISI type 316 and 2–25Cr–1 Mo steels made vvith 17Cr–8Ni–2Mo weld metal
Bhaduri et al. Optimised post-weld heat treatment procedures and heat input for welding 17–4PH stainless steel
GB2048146A (en) Process for treating weldments
CA2466829C (en) Surface treatment of austenitic ni-fe-cr based alloys
Furukimi et al. The effects of grain boundary phosphorus segregation and heat treatment on toughness of 9% Ni steel and its welded Joint
JP4283380B2 (ja) 異種材料溶接型タービンロータ及びその製造方法
JPH0510191B2 (ja)
JPS6142492A (ja) 蒸気タ−ビン主蒸気管とケ−シングとの溶接構造
Caughey et al. Material Selection and Fabrication, Main Steam Piping for Eddystone No. 1, 1200-F and 5000-Psi Service
JPS6142493A (ja) 蒸気タ−ビン主蒸気管とケ−シングとの溶接構造
JP2849496B2 (ja) 高低圧一体ロータの製造法
JPS60238423A (ja) 二相系ステンレス鋼の溶接部の耐食性改善方法
JPH0128815B2 (ja)