JPS6122959B2 - - Google Patents
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- JPS6122959B2 JPS6122959B2 JP2834781A JP2834781A JPS6122959B2 JP S6122959 B2 JPS6122959 B2 JP S6122959B2 JP 2834781 A JP2834781 A JP 2834781A JP 2834781 A JP2834781 A JP 2834781A JP S6122959 B2 JPS6122959 B2 JP S6122959B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strain
- methoxy
- antibiotic
- streptomyces
- growth
- Prior art date
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Cephalosporin Compounds (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
本発明は新しい類の抗生物質の製法に関する。
特定すれば、これらの新しい抗生物質は、「セフ
エム」核の7位にメトキシ置換分を含有するセフ
アロスポリン型の生成物である。それらは構造的
にはセフアロスポリン系列の化合物に関係してい
るが、7位にD−5−アミノ−5−カルボキシブ
アレルアミド部分構造のみを含有するセフアロス
ポリンCと異なり、本生成物は7−メトキシ置換
分をも含有し、セフアロスポリンCは環に対し3
位においてアセトキシメチル置換分により置換さ
れているが、本発明の化合物は、3位の置換分と
して(α−メトキシ−p−スルフオキシ又はヒド
ロキシ シンナモイロキシメチル)基を有する。 本発明は、水性栄養培地中好気的条件下ストレ
プトマイセス属に属する7−メトキシ−3−セフ
エム−4−カルボン酸生産菌、ストレプトマイセ
ス・グリセウスMA−2837を培養し、培養物から
7β−(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレ
ルアミド)−3−(α−メトキシ−p−スルフオキ
シ又はヒドロキシ シンナモイロキシメチル)−
7−メトキシ−3−セフエム−4−カルボン酸を
採取することからなる該化合物の製法を提供する
ものである。 なお、参考のため述べると、3位の置換分の例
としては、本発明方法の目的生成物の3位の置換
分も含め、次のようなものを挙げることができ
る。例えば、メチル、ハロメチル、ヒドロキシメ
チル、脂肪族、脂環族または芳香族種のアシロキ
シメチル部分構造、カルバモイロキシメチル、N
−置換およびN・N−ジ置換カルバモイロキシメ
チル、アルキルチオメチル、異項環置換チオメチ
ル、トリアルキルアンモニウムメチル、ピリジニ
ウムメチル、核置換ピリジニウムメチル、チオウ
ロニウムメチル、アミジノチオメチル(2個の窒
素原子は1〜3個のアルキル残基により置換され
てよい)、アミノチオカルボニルチオメチル、N
−置換アミノチオカルボニルチオメチル、アロイ
ルチオメチル、オキシチオカルボニルチオメチ
ル、アルクアリルスルフオニルメチル、アジドメ
チル、アミノメチル、アミドメチル、ポリヒドロ
キシベンジル、N−低級アルキル−インドール−
3−イルメチルおよびチオシアネートメチルであ
る。これらの化合物は次の通り示すことができ
る。 〔たゞし、式中Rは水素、ハロ、例えば、クロ
ロ、ブロモ、クロロまたはヨード等、ヒドロキ
シ、アシロキシ、例えば、アセトキシ、n−プロ
ピオニロキシ等のような低級アルカノイロキシ、
単核および二核芳香族カルボニロキシ、例えば、
ベンゾイロキシ、ナフトイロキシ等、異項環カル
ボニロキシ(たゞし、異項環は4−ピリジル等の
ような6員含窒素異項環である。)、フエナセチロ
キシ、3−フエニルプロピオニロキシ、2−ナフ
チルアセトキシまたはヒドロシンナモイロキシ等
のようなアルカノイロキシ、5〜6個の核炭素を
含有するシクロアルカンカルボニロキシ、例え
ば、シクロヘンタンカルボニロキシまたはシクロ
ヘキサンカルボニロキシ等、α−メトキシ−p−
スルフオキシシンナモイロキシまたはα−メトキ
シ−p−ヒドロキシシンナモイロキシ等;式:−
OOCNR1R2(たゞし、式中R1およびR2は水素、
低級アルキル、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、三級−ブチル等、クロロメチル、2−ク
ロロエチルまたはクロロ−三級−ブチル等のよう
なハロ低級アルキル、エトキシカルボニル等のよ
うな低級アルコキシカルボニル、アリル、例え
ば、フエニル、ナフチル等のような単核および二
核アリル、アルクアリルスルフオニル、例えば、
p−トリルスルフオニル等のような単核アルクア
リルスルフオニルおよびベンズヒドリルまたは、
それらが結合している窒素原子と共に、R1およ
びR2は合してピロリジニル、ピペリジノまたは
モルフオリノのような単核異項環を形成してよ
い。)のカルバモイロキシ残基;式:−SR3
(たゞし、式中R3はメチル、エチル、n−プロピ
ル等の低級アルキル、含窒素異項環、例えば、2
−、3−または4−ピリジルのようなピ ジル、
4−メチルチアゾール−2−イルまたは4−エチ
ルチアゾール−2−イル等のような低級アルキル
置換チアゾリル、1・3・4−チアジアゾール−
2−イル、5−メチル−1・3・4−チアジアゾ
ール−2−イル等のような低級アルキル置換1・
3・4−チアジアゾール−2−イル、2−ベンゾ
チアゾリル、4−メチルピリミジン−2−イルの
ような4−低級アルキル−ピリミジニルであ
る。)のチオ残基;アンモニウム残基、例えば、
トリメチルアンモニウムまたはトリエチルアンモ
ニウム等のようなトリ−低級アルキルアンモニウ
ムまたは式: (たゞし、式中X1は水素、ハロゲン、トリフロロ
メチル、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、N
−低級アルキルおよびN・N−ジ−低級アルキル
置換カルバモイル、例えば、N−メチルカルバモ
イル、N−エチルカルバモイル、N・N−ジメチ
ルカルバモイル、N・N−ジエチルカルバモイル
またはN・N−ジ−イソプロピルカルバモイル、
カルボキシメチル、アセチルまたはプロピオニル
のような低級アルカノイル、メチル、エチルまた
はn−プロピル等のような低級アルキル、ヒドロ
キシメチルまたはスルフオ、即ち、−SO2(OH)
である。)のピリジウム;式:
特定すれば、これらの新しい抗生物質は、「セフ
エム」核の7位にメトキシ置換分を含有するセフ
アロスポリン型の生成物である。それらは構造的
にはセフアロスポリン系列の化合物に関係してい
るが、7位にD−5−アミノ−5−カルボキシブ
アレルアミド部分構造のみを含有するセフアロス
ポリンCと異なり、本生成物は7−メトキシ置換
分をも含有し、セフアロスポリンCは環に対し3
位においてアセトキシメチル置換分により置換さ
れているが、本発明の化合物は、3位の置換分と
して(α−メトキシ−p−スルフオキシ又はヒド
ロキシ シンナモイロキシメチル)基を有する。 本発明は、水性栄養培地中好気的条件下ストレ
プトマイセス属に属する7−メトキシ−3−セフ
エム−4−カルボン酸生産菌、ストレプトマイセ
ス・グリセウスMA−2837を培養し、培養物から
7β−(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレ
ルアミド)−3−(α−メトキシ−p−スルフオキ
シ又はヒドロキシ シンナモイロキシメチル)−
7−メトキシ−3−セフエム−4−カルボン酸を
採取することからなる該化合物の製法を提供する
ものである。 なお、参考のため述べると、3位の置換分の例
としては、本発明方法の目的生成物の3位の置換
分も含め、次のようなものを挙げることができ
る。例えば、メチル、ハロメチル、ヒドロキシメ
チル、脂肪族、脂環族または芳香族種のアシロキ
シメチル部分構造、カルバモイロキシメチル、N
−置換およびN・N−ジ置換カルバモイロキシメ
チル、アルキルチオメチル、異項環置換チオメチ
ル、トリアルキルアンモニウムメチル、ピリジニ
ウムメチル、核置換ピリジニウムメチル、チオウ
ロニウムメチル、アミジノチオメチル(2個の窒
素原子は1〜3個のアルキル残基により置換され
てよい)、アミノチオカルボニルチオメチル、N
−置換アミノチオカルボニルチオメチル、アロイ
ルチオメチル、オキシチオカルボニルチオメチ
ル、アルクアリルスルフオニルメチル、アジドメ
チル、アミノメチル、アミドメチル、ポリヒドロ
キシベンジル、N−低級アルキル−インドール−
3−イルメチルおよびチオシアネートメチルであ
る。これらの化合物は次の通り示すことができ
る。 〔たゞし、式中Rは水素、ハロ、例えば、クロ
ロ、ブロモ、クロロまたはヨード等、ヒドロキ
シ、アシロキシ、例えば、アセトキシ、n−プロ
ピオニロキシ等のような低級アルカノイロキシ、
単核および二核芳香族カルボニロキシ、例えば、
ベンゾイロキシ、ナフトイロキシ等、異項環カル
ボニロキシ(たゞし、異項環は4−ピリジル等の
ような6員含窒素異項環である。)、フエナセチロ
キシ、3−フエニルプロピオニロキシ、2−ナフ
チルアセトキシまたはヒドロシンナモイロキシ等
のようなアルカノイロキシ、5〜6個の核炭素を
含有するシクロアルカンカルボニロキシ、例え
ば、シクロヘンタンカルボニロキシまたはシクロ
ヘキサンカルボニロキシ等、α−メトキシ−p−
スルフオキシシンナモイロキシまたはα−メトキ
シ−p−ヒドロキシシンナモイロキシ等;式:−
OOCNR1R2(たゞし、式中R1およびR2は水素、
低級アルキル、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、三級−ブチル等、クロロメチル、2−ク
ロロエチルまたはクロロ−三級−ブチル等のよう
なハロ低級アルキル、エトキシカルボニル等のよ
うな低級アルコキシカルボニル、アリル、例え
ば、フエニル、ナフチル等のような単核および二
核アリル、アルクアリルスルフオニル、例えば、
p−トリルスルフオニル等のような単核アルクア
リルスルフオニルおよびベンズヒドリルまたは、
それらが結合している窒素原子と共に、R1およ
びR2は合してピロリジニル、ピペリジノまたは
モルフオリノのような単核異項環を形成してよ
い。)のカルバモイロキシ残基;式:−SR3
(たゞし、式中R3はメチル、エチル、n−プロピ
ル等の低級アルキル、含窒素異項環、例えば、2
−、3−または4−ピリジルのようなピ ジル、
4−メチルチアゾール−2−イルまたは4−エチ
ルチアゾール−2−イル等のような低級アルキル
置換チアゾリル、1・3・4−チアジアゾール−
2−イル、5−メチル−1・3・4−チアジアゾ
ール−2−イル等のような低級アルキル置換1・
3・4−チアジアゾール−2−イル、2−ベンゾ
チアゾリル、4−メチルピリミジン−2−イルの
ような4−低級アルキル−ピリミジニルであ
る。)のチオ残基;アンモニウム残基、例えば、
トリメチルアンモニウムまたはトリエチルアンモ
ニウム等のようなトリ−低級アルキルアンモニウ
ムまたは式: (たゞし、式中X1は水素、ハロゲン、トリフロロ
メチル、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、N
−低級アルキルおよびN・N−ジ−低級アルキル
置換カルバモイル、例えば、N−メチルカルバモ
イル、N−エチルカルバモイル、N・N−ジメチ
ルカルバモイル、N・N−ジエチルカルバモイル
またはN・N−ジ−イソプロピルカルバモイル、
カルボキシメチル、アセチルまたはプロピオニル
のような低級アルカノイル、メチル、エチルまた
はn−プロピル等のような低級アルキル、ヒドロ
キシメチルまたはスルフオ、即ち、−SO2(OH)
である。)のピリジウム;式:
【式】の
チオウロニウム残基;式:
【式】(たゞし、式中R4、R5およ
びR6は水素またはメチル、エチル、n−プロピ
ル等のような低級アルキルから選択された同一ま
たは異なつたメムバーである。)のアミジノチオ
残基;式:
ル等のような低級アルキルから選択された同一ま
たは異なつたメムバーである。)のアミジノチオ
残基;式:
【式】(たゞし、式中R7お
よびR8は水素、メチル、エチル、n−プロピル
等のような低級アルキル、2−ヒドロキシエチル
等のようなヒドロキシ−低級アルキル、2−(ジ
メチルアミノ)エチル、2−(ジエチルアミノエ
チル)、2−(ジ−n−プロピルアミノ)エチル、
あるいは3−(ジエチルアミノ)プロピル等のよ
うなジ−低級アルキルアミノ−低級アルキル、2
−モルフオリノエチル等のようなモルフオリノ置
換低級アルキル、2−(N−フエニル−N−メチ
ルアミノ)エチル等のようなN−アリル−N−低
級アルキルアミノアルキルまたは共に、R7およ
びR8残基は結合している窒素原子と合してピペ
リジノ、ピロリジニルまたは式:
等のような低級アルキル、2−ヒドロキシエチル
等のようなヒドロキシ−低級アルキル、2−(ジ
メチルアミノ)エチル、2−(ジエチルアミノエ
チル)、2−(ジ−n−プロピルアミノ)エチル、
あるいは3−(ジエチルアミノ)プロピル等のよ
うなジ−低級アルキルアミノ−低級アルキル、2
−モルフオリノエチル等のようなモルフオリノ置
換低級アルキル、2−(N−フエニル−N−メチ
ルアミノ)エチル等のようなN−アリル−N−低
級アルキルアミノアルキルまたは共に、R7およ
びR8残基は結合している窒素原子と合してピペ
リジノ、ピロリジニルまたは式:
【式】(たゞし、式中R9はメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、アミル、n−オクチル、デジル等のよう
な低級アルキルまたはフエニルである。)のピペ
ラジノ残基である。)のアミノチオカルボニルチ
オ残基;アリルチオ、例えば、ベンジルチオのよ
うな単核アリルチオ;式:
ブチル、アミル、n−オクチル、デジル等のよう
な低級アルキルまたはフエニルである。)のピペ
ラジノ残基である。)のアミノチオカルボニルチ
オ残基;アリルチオ、例えば、ベンジルチオのよ
うな単核アリルチオ;式:
【式】(たゞ
し、式中R10はエチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、n−ヘキシル等のような低級
アルキルまたは低級シクロアルキル、即ち、シク
ロペンチルおよびシクロヘキシルのような5〜6
個の核炭素原子を含有するシクロアルキルであ
る。);アルクアリルスルフオニル、例えば、p
−トリルスルフオニルのような単核アルクアリル
スルフオニル;アジド;アミノ、式: −NHR11 (たゞし、式中R11はアシル残基、例えば、アセチ
ルまたはプロピオニルのような低級アルカノイル
またはアルクアルカノイル、例えば、2−フエニ
ルアセチル等のような単核アルアルカノイルであ
る。)のアミド残基;ポリヒドロキシフエニル、
例えば、2・4−ジヒドロキシフエニルのような
ジヒドロキシフエニルまたはN−メチルインドー
ル−3−イル等のようなN−低級アルキルインド
ール−3−イルまたはチオシアネートである。〕
これらの化合物の薬理学的に使用可能な塩、エス
テルおよびアミドとしては、例えば、次のような
ものがある。これらは有機および無機の塩、例え
ば、酸付加塩、金属塩、四級および三級有機含窒
素塩基から誘導されるアミン塩を包含する。適当
なアミドおよびエステル誘導体はアルカノール、
シクロアルカノール、芳香族アルコールおよびア
ルアルカノールから誘導されるようなエステルな
らびにアンモニア、低級アルキルアミン、ジ−低
級アルキルアミン、アルアルキルアミンおよび異
項環アミンから誘導されるようなモノ−およびジ
−アミドを包含する。これらの誘導体およびそれ
らの製法は、合成法なる標題の亜節中に見出すこ
とができる。 抗生物質810A:本質的には、式の生成物
(上記)は2群の発酵生産物より成る。これらの
うち1群は化合物の混合物であり、それから2種
の別異の化合物が単離され同定されている。これ
らの2種の化合物は、本発明方法の目的化合物で
あり、セフエム核の3位におけるα−メトキシ−
p−スルフオキシシンナモイロキシまたはα−メ
トキシ−p−ヒドロキシシンナモイロキシ部分構
造の存在を特徴とし、次の平面式に対応する: (たゞし、式中R12はヒドロキシまたはスルフオキ
シ、即ち、−OSO3Hである。)これらの生成物
は、管理された条件下ニユージヤーシイ州ローウ
エイ在メルク・アンド・カムパニイ、インコーポ
レーテツドの保存菌株中MA−2837と称される放
線菌の1新株を培養することにより共生産され
る。この菌株を試料は、また、イリノイ州ペオリ
タ在米国農務省のノーザーン・2−テイライセー
シヨン・リサーチ・アンド・デベロツプメント・
ブランチの保存菌株に永久委託され、菌株番号
NRRL 3851と命名されている。25の他の菌株
も、この抗生物質混合物の生産菌として同定さ
れ、MA−2837と共に、微生物なる標題の節中イ
ンフラと記載されている。以下これらの2種の生
成物より成る抗生物質混合物(a)は抗生物質
810A、または単に810Aと称される。 なお、参考のため述べると、 抗生物質842A:第2の群の発酵生産物は7β
−(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレルア
ミド)−3−(カルバモイロキシメチル)−7−メ
トキシ−3−セフエム−4−カルボン酸(b、
下記)およびその塩から成る。この化合物は次の
平面式を有する: この生成物(b)も、また、放射菌の1新株
により生産され、この微生物の試料(MA−2908
と称される)はニユージヤーシイ州ローウエイ在
メルク・アンド・カムパニイ、インコーポレーテ
ツドの保存菌株中に置かれている。この菌株の試
料はイリノイ州ペオリア在米国農務省の1−ザー
ン・2−テイライゼーシヨン・リサーチ・アン
ド・デベロツプメント・ブランチの保存菌株に永
久委託されている。この菌株は、菌株番号NRRL
3802と命名されている。その抗生活性の外に、こ
の生成物(b)は、また、対応する3−ヒドロ
キシ、3−アシロキシおよびカルバモイロキシ誘
導体の製造の際の中間体である。これらの誘導体
の製法は、合成法なる標題の亜節中記載されてい
る。以下本明細書中生成物b、即ち、7β−
(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレルアミ
ド)−3−(カルバモイロキシメチル)−7−メト
キシ−3−セフエム−4−カルボン酸は、抗生物
質842Aと称される。 活 性 抗菌治療における主な困難は、大ていの抗生物
質が酵素分解を受けることである。例えば、ペニ
シリンGは広範囲のグラム陽性およびグラム陰性
微生物に対して有効であるが、ペンシリナーゼの
存在下には分解されて大部分の病原菌に対して無
効な形となる。 この問題への一つのアプローチは、セフアロス
ポリンCに特徴的な「セフエム」核を有する新抗
生物質の開発であつた。セフアロスポリンCは、
ペニシリナーゼに対し固有の抵抗性を有し、グラ
ム陰性菌およびグラム陽性菌に対し共に活性があ
る;しかし、中程度に活性があるのみであり、そ
の活性を破壊するペンシリナーゼ以外の酵素が存
在する。これらの酵素はセフアロスポリナーゼと
称される。本発明の生成物も含まれる化合物
()は、ペンシリナーゼに対してのみならず、
セフアロスポリナーゼに対しても抵抗性を示す。
それらはグラム陰性菌およびグラム陽性菌に対し
て共に活性があるが、活性の程度および有効な生
体の範囲は同一ではない。 抗生物質842Aは、グラム陰性微生物に対する
活性の向上を特徴とする。比較的低い抗生活性を
有するセフアロスポリンと異なり、この生成物は
有意な生体内グラム陰性効果を示し、一般に、セ
フアロチンより大きい効力をもつ。この活性は、
プロテウス・モルガンに対する生体内有効性およ
び次のグラム陰性菌に対する有効性を包含する:
エシエリチア・コリ、プロテウス・ブアルガリ
ス、プロテウス・ミラビリス、プロテウス・モル
ガニ、サルモネラ・シヨツトミユレリ、クレブシ
エラ・ニユーモニエAD、クレブシエラ・ニユー
モニエB、ならびにパラコロバクトラム・アリゾ
ニエ。 グラム陰性効果の一般的増大およびセフアロチ
ンと比較した場合の効力の増大ならびにセフアロ
スポリナーゼに対するセフアロチンより大きい抵
抗性の外に、842Aは低い程度の毒性を特徴と
し、迅速な血中濃度を生じる。投与後6時間以内
に約100%が尿中に排泄される。更に、それはセ
フアロスポリンCより酵素分解に対して抵抗性が
あり、その抵抗性は徐々に発現し、殺菌的であ
る。経口投与すると、パラコバクトラム・アリゾ
ニエ3270、プロテウス・ブアルガリス1810および
サルモネラ・シヨツトミユレリ3010による感染に
対して保護する;皮下投与した場合には、同じ感
染に対してセフアロチンより2〜10倍有効であ
る。 抗生物質810Aは広範囲スペクトルの薬剤であ
り、ほゞ均衡のとれたグラム陰性およびグラム陽
性効果を示す。このものは次のグラム陰性生体に
対する生体内の活性:プロテウス・ブアルガリ
ス、プロテウス・ミラビリス、サルモネラ・プロ
ルム、エシエリチア・コリ、ならびにクレブシエ
ラ・ニユーモニエ、ならびに次のグラム陽性生体
に対する生体内の活性:スタフイロコツカス・オ
ーレウス、ストレプトコツカス・ピオゲネスおよ
びデイプロコツカス・ニユーモニエを包含する。 抗生物質810Aを構成する数種の生成物のう
ち、7β−(D−5−アミノ−5−カルボキシブ
アレルアミド)−3−(α−メトキシ−p−スルフ
オオキシシンナモイロキシ)−7−メトキシ−3
−セフエム−4−カルボン酸(Rがスルフオキシ
の場合の上記の式aに対応する。)、ならびにナ
トリウム塩のようなその塩は本発明の好適な実施
態様を構成する。この生成物は次の平面式を有す
る: この化合物はセフアロスポリナーゼに対し、セ
フアレチンより大きい抵抗性を有し、マウスにお
いて低い程度の毒性を特徴とする。更に、それは
酵素分解に対しセフアロスポリンCより抵抗性を
有し、殺菌的である。経口投与すると、プロテウ
ス・ブアルガリスによる感染に対して保護し、皮
下投与した場合には、種々のグラム陰性およびグ
ラム陽性感染に対して有効である。 微生物 810A菌株:抗生物質810Aを生じる微生物は、
はじめ土壌から単一コロニーとして単離された。
このコロニーを次の組成の画線板上に移した: 培地A: イースト抽出液 10.0g デキストロース 10.0g 寒 天 20.0g 蒸溜水 10000.0ml 数日の生育後この微生物は、抗生物質810Aを
生産した。次に、この抗生物質を振盪フラスコ中
において再生産し、種々の生物学的および化学的
研究に基づいて既知の抗生物質から区別した。他
の既知の抗生物質のデータと、このデータを比較
することにより810Aは新しい実在物であること
が確立された。 810Aの分類学と形態学:抗生物質810Aを生産
する微生物(菌株MA−2837)はストレプトマイ
セス・グリセウスと同定されている。この決定に
おいて用いられた分類学は、「ベルゲイス・マニ
ユアル・オブ・デターミナテイブ・バタテリオロ
ジイ」(Bergey′s Manual of Determinative
Bacteriology)7版;ならびにS.A.ワツクスマン
著「アクチノミセーテス」(Actinomycetes)第
2巻(1961年)に記載されている。その操作を使
用してこの菌株は、ストレプトミセス・グリセウ
スの1菌株であることが見出され、ストレプトミ
セス・グリセウス菌株の群は「インターナシヨナ
ル・ジヤーナル・オブ・システミツク・バクテリ
オロジイ」(International Journal of Systemic
Bacteriolgy)7版(1957年)の発行2年後の
1959年に分割されたので、この版中に記載されて
いる説明、メラニン生産および炭素利用において
ストレプトミセス・グリセイヌスに非常に類似し
ている。しかし、ワツクスマンおよび「インター
ナシヨナル・ジヤーナル・オブ・システミツク・
バクテリオロジイ」においては共に、ストレプト
マイセス・グリセイヌスは「ストレプトマイセ
ス・グリセウスのグリセイン生産菌株」または
「グリセインまたはグリセイン様物質を生産す
る」と定義されている。ストレプトマイセス・グ
リセウス(MA−2837)は主としてタンニン黄色
であり、培地によつては緑黄色であるところの気
菌糸体を有し、炭素利用の型がわずかに異なるの
で、ベルゲイ中およびワツクスマン中の古典的説
明と異なる菌株である。ワツクスマンは「ザ・ア
クチノミセーテス」の111および113頁に、ストレ
プトマイセス・グリセウスの系列は多くの異なる
種および株を含み、無色ないしオリーブ黄色の基
質の生育、緑の色合いをもつ黄色、あるいは緑灰
または枯黄色または草緑ないし灰色の気菌糸体、
メラニン陰性、真直または曲り、そして房状に生
じたスフオロフオール(sphorophores)、卵型の
胞子を特徴とする。次の表は抗生物質810Aを生
産する菌株、ストレプトマイセス・グリセウスお
よびストレプトマイセス・グリセイヌスの特性を
比較する。 ベルゲイ1およびワツクスマン2中記載されて
いるストレプトマイセス・グリセウスと比較した
親の単離されたMA−2837の特性、ならびにまた
ワツクスマン2中記載されているストレプトマイ
セス・グリセイヌスと比較たMA−2837の特性
は、表およびa(下記)中に述べられてい
る。
ピル、n−ブチル、n−ヘキシル等のような低級
アルキルまたは低級シクロアルキル、即ち、シク
ロペンチルおよびシクロヘキシルのような5〜6
個の核炭素原子を含有するシクロアルキルであ
る。);アルクアリルスルフオニル、例えば、p
−トリルスルフオニルのような単核アルクアリル
スルフオニル;アジド;アミノ、式: −NHR11 (たゞし、式中R11はアシル残基、例えば、アセチ
ルまたはプロピオニルのような低級アルカノイル
またはアルクアルカノイル、例えば、2−フエニ
ルアセチル等のような単核アルアルカノイルであ
る。)のアミド残基;ポリヒドロキシフエニル、
例えば、2・4−ジヒドロキシフエニルのような
ジヒドロキシフエニルまたはN−メチルインドー
ル−3−イル等のようなN−低級アルキルインド
ール−3−イルまたはチオシアネートである。〕
これらの化合物の薬理学的に使用可能な塩、エス
テルおよびアミドとしては、例えば、次のような
ものがある。これらは有機および無機の塩、例え
ば、酸付加塩、金属塩、四級および三級有機含窒
素塩基から誘導されるアミン塩を包含する。適当
なアミドおよびエステル誘導体はアルカノール、
シクロアルカノール、芳香族アルコールおよびア
ルアルカノールから誘導されるようなエステルな
らびにアンモニア、低級アルキルアミン、ジ−低
級アルキルアミン、アルアルキルアミンおよび異
項環アミンから誘導されるようなモノ−およびジ
−アミドを包含する。これらの誘導体およびそれ
らの製法は、合成法なる標題の亜節中に見出すこ
とができる。 抗生物質810A:本質的には、式の生成物
(上記)は2群の発酵生産物より成る。これらの
うち1群は化合物の混合物であり、それから2種
の別異の化合物が単離され同定されている。これ
らの2種の化合物は、本発明方法の目的化合物で
あり、セフエム核の3位におけるα−メトキシ−
p−スルフオキシシンナモイロキシまたはα−メ
トキシ−p−ヒドロキシシンナモイロキシ部分構
造の存在を特徴とし、次の平面式に対応する: (たゞし、式中R12はヒドロキシまたはスルフオキ
シ、即ち、−OSO3Hである。)これらの生成物
は、管理された条件下ニユージヤーシイ州ローウ
エイ在メルク・アンド・カムパニイ、インコーポ
レーテツドの保存菌株中MA−2837と称される放
線菌の1新株を培養することにより共生産され
る。この菌株を試料は、また、イリノイ州ペオリ
タ在米国農務省のノーザーン・2−テイライセー
シヨン・リサーチ・アンド・デベロツプメント・
ブランチの保存菌株に永久委託され、菌株番号
NRRL 3851と命名されている。25の他の菌株
も、この抗生物質混合物の生産菌として同定さ
れ、MA−2837と共に、微生物なる標題の節中イ
ンフラと記載されている。以下これらの2種の生
成物より成る抗生物質混合物(a)は抗生物質
810A、または単に810Aと称される。 なお、参考のため述べると、 抗生物質842A:第2の群の発酵生産物は7β
−(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレルア
ミド)−3−(カルバモイロキシメチル)−7−メ
トキシ−3−セフエム−4−カルボン酸(b、
下記)およびその塩から成る。この化合物は次の
平面式を有する: この生成物(b)も、また、放射菌の1新株
により生産され、この微生物の試料(MA−2908
と称される)はニユージヤーシイ州ローウエイ在
メルク・アンド・カムパニイ、インコーポレーテ
ツドの保存菌株中に置かれている。この菌株の試
料はイリノイ州ペオリア在米国農務省の1−ザー
ン・2−テイライゼーシヨン・リサーチ・アン
ド・デベロツプメント・ブランチの保存菌株に永
久委託されている。この菌株は、菌株番号NRRL
3802と命名されている。その抗生活性の外に、こ
の生成物(b)は、また、対応する3−ヒドロ
キシ、3−アシロキシおよびカルバモイロキシ誘
導体の製造の際の中間体である。これらの誘導体
の製法は、合成法なる標題の亜節中記載されてい
る。以下本明細書中生成物b、即ち、7β−
(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレルアミ
ド)−3−(カルバモイロキシメチル)−7−メト
キシ−3−セフエム−4−カルボン酸は、抗生物
質842Aと称される。 活 性 抗菌治療における主な困難は、大ていの抗生物
質が酵素分解を受けることである。例えば、ペニ
シリンGは広範囲のグラム陽性およびグラム陰性
微生物に対して有効であるが、ペンシリナーゼの
存在下には分解されて大部分の病原菌に対して無
効な形となる。 この問題への一つのアプローチは、セフアロス
ポリンCに特徴的な「セフエム」核を有する新抗
生物質の開発であつた。セフアロスポリンCは、
ペニシリナーゼに対し固有の抵抗性を有し、グラ
ム陰性菌およびグラム陽性菌に対し共に活性があ
る;しかし、中程度に活性があるのみであり、そ
の活性を破壊するペンシリナーゼ以外の酵素が存
在する。これらの酵素はセフアロスポリナーゼと
称される。本発明の生成物も含まれる化合物
()は、ペンシリナーゼに対してのみならず、
セフアロスポリナーゼに対しても抵抗性を示す。
それらはグラム陰性菌およびグラム陽性菌に対し
て共に活性があるが、活性の程度および有効な生
体の範囲は同一ではない。 抗生物質842Aは、グラム陰性微生物に対する
活性の向上を特徴とする。比較的低い抗生活性を
有するセフアロスポリンと異なり、この生成物は
有意な生体内グラム陰性効果を示し、一般に、セ
フアロチンより大きい効力をもつ。この活性は、
プロテウス・モルガンに対する生体内有効性およ
び次のグラム陰性菌に対する有効性を包含する:
エシエリチア・コリ、プロテウス・ブアルガリ
ス、プロテウス・ミラビリス、プロテウス・モル
ガニ、サルモネラ・シヨツトミユレリ、クレブシ
エラ・ニユーモニエAD、クレブシエラ・ニユー
モニエB、ならびにパラコロバクトラム・アリゾ
ニエ。 グラム陰性効果の一般的増大およびセフアロチ
ンと比較した場合の効力の増大ならびにセフアロ
スポリナーゼに対するセフアロチンより大きい抵
抗性の外に、842Aは低い程度の毒性を特徴と
し、迅速な血中濃度を生じる。投与後6時間以内
に約100%が尿中に排泄される。更に、それはセ
フアロスポリンCより酵素分解に対して抵抗性が
あり、その抵抗性は徐々に発現し、殺菌的であ
る。経口投与すると、パラコバクトラム・アリゾ
ニエ3270、プロテウス・ブアルガリス1810および
サルモネラ・シヨツトミユレリ3010による感染に
対して保護する;皮下投与した場合には、同じ感
染に対してセフアロチンより2〜10倍有効であ
る。 抗生物質810Aは広範囲スペクトルの薬剤であ
り、ほゞ均衡のとれたグラム陰性およびグラム陽
性効果を示す。このものは次のグラム陰性生体に
対する生体内の活性:プロテウス・ブアルガリ
ス、プロテウス・ミラビリス、サルモネラ・プロ
ルム、エシエリチア・コリ、ならびにクレブシエ
ラ・ニユーモニエ、ならびに次のグラム陽性生体
に対する生体内の活性:スタフイロコツカス・オ
ーレウス、ストレプトコツカス・ピオゲネスおよ
びデイプロコツカス・ニユーモニエを包含する。 抗生物質810Aを構成する数種の生成物のう
ち、7β−(D−5−アミノ−5−カルボキシブ
アレルアミド)−3−(α−メトキシ−p−スルフ
オオキシシンナモイロキシ)−7−メトキシ−3
−セフエム−4−カルボン酸(Rがスルフオキシ
の場合の上記の式aに対応する。)、ならびにナ
トリウム塩のようなその塩は本発明の好適な実施
態様を構成する。この生成物は次の平面式を有す
る: この化合物はセフアロスポリナーゼに対し、セ
フアレチンより大きい抵抗性を有し、マウスにお
いて低い程度の毒性を特徴とする。更に、それは
酵素分解に対しセフアロスポリンCより抵抗性を
有し、殺菌的である。経口投与すると、プロテウ
ス・ブアルガリスによる感染に対して保護し、皮
下投与した場合には、種々のグラム陰性およびグ
ラム陽性感染に対して有効である。 微生物 810A菌株:抗生物質810Aを生じる微生物は、
はじめ土壌から単一コロニーとして単離された。
このコロニーを次の組成の画線板上に移した: 培地A: イースト抽出液 10.0g デキストロース 10.0g 寒 天 20.0g 蒸溜水 10000.0ml 数日の生育後この微生物は、抗生物質810Aを
生産した。次に、この抗生物質を振盪フラスコ中
において再生産し、種々の生物学的および化学的
研究に基づいて既知の抗生物質から区別した。他
の既知の抗生物質のデータと、このデータを比較
することにより810Aは新しい実在物であること
が確立された。 810Aの分類学と形態学:抗生物質810Aを生産
する微生物(菌株MA−2837)はストレプトマイ
セス・グリセウスと同定されている。この決定に
おいて用いられた分類学は、「ベルゲイス・マニ
ユアル・オブ・デターミナテイブ・バタテリオロ
ジイ」(Bergey′s Manual of Determinative
Bacteriology)7版;ならびにS.A.ワツクスマン
著「アクチノミセーテス」(Actinomycetes)第
2巻(1961年)に記載されている。その操作を使
用してこの菌株は、ストレプトミセス・グリセウ
スの1菌株であることが見出され、ストレプトミ
セス・グリセウス菌株の群は「インターナシヨナ
ル・ジヤーナル・オブ・システミツク・バクテリ
オロジイ」(International Journal of Systemic
Bacteriolgy)7版(1957年)の発行2年後の
1959年に分割されたので、この版中に記載されて
いる説明、メラニン生産および炭素利用において
ストレプトミセス・グリセイヌスに非常に類似し
ている。しかし、ワツクスマンおよび「インター
ナシヨナル・ジヤーナル・オブ・システミツク・
バクテリオロジイ」においては共に、ストレプト
マイセス・グリセイヌスは「ストレプトマイセ
ス・グリセウスのグリセイン生産菌株」または
「グリセインまたはグリセイン様物質を生産す
る」と定義されている。ストレプトマイセス・グ
リセウス(MA−2837)は主としてタンニン黄色
であり、培地によつては緑黄色であるところの気
菌糸体を有し、炭素利用の型がわずかに異なるの
で、ベルゲイ中およびワツクスマン中の古典的説
明と異なる菌株である。ワツクスマンは「ザ・ア
クチノミセーテス」の111および113頁に、ストレ
プトマイセス・グリセウスの系列は多くの異なる
種および株を含み、無色ないしオリーブ黄色の基
質の生育、緑の色合いをもつ黄色、あるいは緑灰
または枯黄色または草緑ないし灰色の気菌糸体、
メラニン陰性、真直または曲り、そして房状に生
じたスフオロフオール(sphorophores)、卵型の
胞子を特徴とする。次の表は抗生物質810Aを生
産する菌株、ストレプトマイセス・グリセウスお
よびストレプトマイセス・グリセイヌスの特性を
比較する。 ベルゲイ1およびワツクスマン2中記載されて
いるストレプトマイセス・グリセウスと比較した
親の単離されたMA−2837の特性、ならびにまた
ワツクスマン2中記載されているストレプトマイ
セス・グリセイヌスと比較たMA−2837の特性
は、表およびa(下記)中に述べられてい
る。
【表】
【表】
【表】
【表】
これらの観察は、特記する場合を除き28℃にお
いて3週間の温置後になされた。これらの研究中
使用した培地のPHはほぼ中性、すなわち6.8〜7.2
であつた。生理学的試験は7および22日の終りに
実施した。説明中使用された色は「カラー・ハー
モニイ・マニユアル」(Color Harmony
Manual)4版、1958年;コンテナー・コーポレ
ーシヨン・オブ・アメリカの定義の通りである。 810A炭水化物利用: ストレプトマイセス・グリセウス菌株(MA−
2837)はまた、微生物を1%の炭水化物を含有す
る基本合成培地(T.G.プリドハムおよびD.ゴツ
トリープ、1948年)中28℃において3週間生育さ
せることにより種々の炭水化物を利用または同化
する能力について試験した。表(下記)は、ス
トレプトマイセス・グリセウス菌株(MA−
2837)によるこれらの炭水化物源の利用または同
化を示す。表中の記号の説明は次の通りであ
る:+は良好な生育を示し、±は貧弱な生育を示
し、−は生育のないことを示す(個々の炭水化物
上)。
いて3週間の温置後になされた。これらの研究中
使用した培地のPHはほぼ中性、すなわち6.8〜7.2
であつた。生理学的試験は7および22日の終りに
実施した。説明中使用された色は「カラー・ハー
モニイ・マニユアル」(Color Harmony
Manual)4版、1958年;コンテナー・コーポレ
ーシヨン・オブ・アメリカの定義の通りである。 810A炭水化物利用: ストレプトマイセス・グリセウス菌株(MA−
2837)はまた、微生物を1%の炭水化物を含有す
る基本合成培地(T.G.プリドハムおよびD.ゴツ
トリープ、1948年)中28℃において3週間生育さ
せることにより種々の炭水化物を利用または同化
する能力について試験した。表(下記)は、ス
トレプトマイセス・グリセウス菌株(MA−
2837)によるこれらの炭水化物源の利用または同
化を示す。表中の記号の説明は次の通りであ
る:+は良好な生育を示し、±は貧弱な生育を示
し、−は生育のないことを示す(個々の炭水化物
上)。
【表】
表、aおよび中記載された説明を使用し
て「ベルゲイズ・マニユアル・オブ・デターミナ
テイブ・バクテリオロジイ」7版、694−829頁
(1957年)中および「ザ・アクチノミセーテス」
第2巻、61−292頁(1961年)中に記載されてい
るキイによつて1つの菌種に帰納した。この菌株
(MA−2837)を既知の菌種と比較すると、それ
がストレプトマイセス・グリセウスに類似するこ
とが示される。例えば、気菌糸体の色の形態学的
相違があり、それは、ストレプトマイセス・グリ
セウスにおいては、主としてタンニン黄色および
緑黄色であるが、類似性の有意な数および副次的
な相違のみに鑑みて新しい菌種名をつける正当性
はない。その結果、抗生物質810Aを生産する微
生物(MA−2837)はストレプトマイセス・グリ
セウスの1菌株と同定されている。 本発明は、天然から単離されるかあるいは突然
変異により得られる放線菌類の菌株を含む他の微
生物、例えば、天然の選択により得られる菌株ま
たは突然変異剤、例えば、X線照射、紫外線照
射、窒素マスタード等によりつくられる菌株(こ
れらは適当な条件下では同一の抗生物質を生じ
る。)の使用を包含する。 842A菌株:抗生物質842Aを生産する微生物は
放線菌類の従来未知の菌株である。はじめの単離
物は寒天スラント上土壌から単一コニイとして得
られ、次の組成を有する培地中生長させた: 培地B: イースト抽出液 10.0 g グルコース 10.0 g ※燐酸緩衝液 2.0 ml MgSO4・7H2O 0.05g 蒸溜水 1000.0 ml PH6.5 ※燐酸緩衝液: KH2PO4 91.0 g Na2HPO4 95.0 g 蒸溜水 1000.0 ml 数日の生育の後胞子分裂を検出できないことが
見出された。この微生物は、種々の生物学的およ
び化学的研究の輪廓を基にして既知の抗生物質か
ら区別される抗生物質を生産した。他の既知の抗
生物質により得られているデータとこのデータを
比較することにより、842Aは新しい実在物とし
て確立された。 842A分類学:842Aを生産する微生物(菌株
MA−2908)は新放線菌と同定されている。この
決定において用いられた分類学は、「ベルゲイ
ス・マニユアル・オブ・デターミナテイブ・パク
テリオロジイ」、7版;ならびに「ザ・アクチノ
ミセーテス」、第2巻、「属および種の分類、同定
および説明」、クツクスマン著(1961年)に記載
されている。この操作を使用して、この菌株はス
トレプトマイセス属に属すことが見出され、既知
の種ストレプトマイセス・フラデイエの属性の多
くを有している。生化学的には、それは本質的に
後者との完全な対である。しかし、形態学的には
重要な差異がある。例えば、S.フラデイエの気菌
糸体の色は貝殻ピンク色であり、一方菌株MA−
2908は通常クリーム色に着色する。また、MA−
2908菌株における栄養生育は、用いられる種々の
培地上色素の差異を示し、後述するように、標準
分類培地上胞子分裂が検出されなかつた。これら
の差異に基づいて、この菌株は新しい種名:スト
レプトマイセス・ラクタムデユランス
(streptomyces lactamdurans)を与えられた。
下記表はストレプトマイセス・ラクタムデユラ
ンスの生化学的属性および既知のストレプトマイ
セス・フラデイエの生化学的属性を記載する。表
中すべての読みは、別記する場合を除き、28℃
において3週間の温置の後取られた。これらの研
究中使用された培地のPHはほゞ中性、即ち、6.8
〜7.2であつた。生理学的試験は、7および21日
の終りに実施された。
て「ベルゲイズ・マニユアル・オブ・デターミナ
テイブ・バクテリオロジイ」7版、694−829頁
(1957年)中および「ザ・アクチノミセーテス」
第2巻、61−292頁(1961年)中に記載されてい
るキイによつて1つの菌種に帰納した。この菌株
(MA−2837)を既知の菌種と比較すると、それ
がストレプトマイセス・グリセウスに類似するこ
とが示される。例えば、気菌糸体の色の形態学的
相違があり、それは、ストレプトマイセス・グリ
セウスにおいては、主としてタンニン黄色および
緑黄色であるが、類似性の有意な数および副次的
な相違のみに鑑みて新しい菌種名をつける正当性
はない。その結果、抗生物質810Aを生産する微
生物(MA−2837)はストレプトマイセス・グリ
セウスの1菌株と同定されている。 本発明は、天然から単離されるかあるいは突然
変異により得られる放線菌類の菌株を含む他の微
生物、例えば、天然の選択により得られる菌株ま
たは突然変異剤、例えば、X線照射、紫外線照
射、窒素マスタード等によりつくられる菌株(こ
れらは適当な条件下では同一の抗生物質を生じ
る。)の使用を包含する。 842A菌株:抗生物質842Aを生産する微生物は
放線菌類の従来未知の菌株である。はじめの単離
物は寒天スラント上土壌から単一コニイとして得
られ、次の組成を有する培地中生長させた: 培地B: イースト抽出液 10.0 g グルコース 10.0 g ※燐酸緩衝液 2.0 ml MgSO4・7H2O 0.05g 蒸溜水 1000.0 ml PH6.5 ※燐酸緩衝液: KH2PO4 91.0 g Na2HPO4 95.0 g 蒸溜水 1000.0 ml 数日の生育の後胞子分裂を検出できないことが
見出された。この微生物は、種々の生物学的およ
び化学的研究の輪廓を基にして既知の抗生物質か
ら区別される抗生物質を生産した。他の既知の抗
生物質により得られているデータとこのデータを
比較することにより、842Aは新しい実在物とし
て確立された。 842A分類学:842Aを生産する微生物(菌株
MA−2908)は新放線菌と同定されている。この
決定において用いられた分類学は、「ベルゲイ
ス・マニユアル・オブ・デターミナテイブ・パク
テリオロジイ」、7版;ならびに「ザ・アクチノ
ミセーテス」、第2巻、「属および種の分類、同定
および説明」、クツクスマン著(1961年)に記載
されている。この操作を使用して、この菌株はス
トレプトマイセス属に属すことが見出され、既知
の種ストレプトマイセス・フラデイエの属性の多
くを有している。生化学的には、それは本質的に
後者との完全な対である。しかし、形態学的には
重要な差異がある。例えば、S.フラデイエの気菌
糸体の色は貝殻ピンク色であり、一方菌株MA−
2908は通常クリーム色に着色する。また、MA−
2908菌株における栄養生育は、用いられる種々の
培地上色素の差異を示し、後述するように、標準
分類培地上胞子分裂が検出されなかつた。これら
の差異に基づいて、この菌株は新しい種名:スト
レプトマイセス・ラクタムデユランス
(streptomyces lactamdurans)を与えられた。
下記表はストレプトマイセス・ラクタムデユラ
ンスの生化学的属性および既知のストレプトマイ
セス・フラデイエの生化学的属性を記載する。表
中すべての読みは、別記する場合を除き、28℃
において3週間の温置の後取られた。これらの研
究中使用された培地のPHはほゞ中性、即ち、6.8
〜7.2であつた。生理学的試験は、7および21日
の終りに実施された。
【表】
プトン化 プトン化
842A形態学: 8個まで観察をくり返したが、菌株特性の記載
中表示された培地上菌株を生長させた時芽胞柄は
検出されなかつた。しかし、染色した型スライド
は長い糸状体を示し、種々の寸法の小単位に多く
分節されており、一般に、幅広い形をし、寸法は
約0.9×1.7μであつた。気菌糸体は短かく、真直
ぐであり、枝分れはあまりなかつた。栄養菌糸−
幅0.9μと大体同じ寸法のように見える。軽く、
粉末状であり、容易にこすり取られる。 栄養菌糸体はグラム陽性であり、耐酸性ではな
い。粘着し、培地によつては、寒天中埋没され
る。振盪フラスコの生育の際若干の無糸分裂があ
り棒状物となるが、これは広範囲ではない。振盪
器および静置フラスコ(種培地、4〜6日、28
℃)からの栄養菌糸体は、若干の「芽」(buds)
を示し、短かく、厚く、菌糸体上ほとんど太棒形
の分節であるが、数は多くなく、その意義は未知
である。 トマト−ポテト−オートミル寒天 栄養生育−裏側、橙色平板、乾燥した外観、ひだ
がある 気菌糸体−稀薄、クリーム色 可溶性色素−なし ツアペツク−ドツクス寒天 栄養生育−平板、深いクリーム色 気菌糸体−粉末状、クリーム白色 可溶性色素−なし グリセロールアスパラギン寒天 栄養生育−平板、裏側−黄金色ないし橙色 気菌糸体−粉末状、クリーム色、淡なし色の調子 可溶性色素−淡こはく色 卵アルブミン寒天 栄養生育−平板、クリーム色ないし黄色 気菌糸体−粉末状、クリーム色 可溶性色素−なし マレイン酸カルシウム寒天 栄養生育−平板、裏側−黄色、緑−橙色 気菌糸体−粉末状、白色ないしクリーム色、緑−
なし色 可溶性色素−なし 栄養タイロシン寒天 栄養生育−平板、タンニン色ないし橙色 気菌糸体−稀薄、クリーム色、白色混在 可溶性色素−なし タイロシン結晶分解 糖蜜−イースト水解物寒天 栄養生育−平板、裏側−橙色 気菌糸体−粉末状、クリーム白色 可溶性色素−なし 栄養寒天 栄養生育−平板、黄金色に 気菌糸体−粉末状、クリーム色 可溶性色素−なし リトマスミルク 稀薄な生育環−タンニン色、栄養生育−気菌糸体
なし ペプトン化:アルカリ性反応; PH7.3〜7.4(調節PH−6.7) スキムミルク 稀薄な生育環−タンニン色ないし橙色 栄養生育−気菌糸体なし 淡タンニン色可溶性色素 ペプトン化−アルカリ性反応 PH7.2(調節PH−6.6) スキムミルク寒天 栄養生育−平板、橙色 気菌糸体−中程度、クリーム色ないし淡さんご色 淡タンニン色可溶性色素 カゼイン水解 ゼラチンスタブ 稀薄クリーム色ないし橙色フラスコ栄養生育、試
験管全体に懸濁 可溶性色素−なし 完全液化 栄養ゼラチン寒天 栄養生育−平板、橙色 気菌糸体−稀薄、粉末状クリーム色 可溶性色素−なし ゼラチン液化 栄養澱粉寒天 栄養生育−平板、橙色 気菌糸体−稀薄、粉末状、ピンククリーム色 可溶性色素−なし 澱粉中程度水解 合成澱粉寒天 栄養生育−平板、裏側−クリーム色、緑橙色 気菌糸体−粉末状、白色、緑−なし色 可溶性色素−なし 澱粉中程度水解 レフラー血清寒天 栄養生育−クリーム色、橙色に着色 気菌糸体−なし 可溶性色素−なし 液化なし ペプトン−鉄−イースト抽出液寒天 栄養生育−クリーム色 気菌糸体−稀薄−帯白色 可溶性色素−なし ミクロ好気性生育 (イースト抽出液−デキストローススタブ−スタ
ブの深さ40mm) 良好な表面生育、スタブ線の上部1/4に沿つて。 温度−イースト抽出液−デキストローススラント 28℃において良好な生育 37℃において稀薄な生育 50℃において生育なし イースト抽出液−デキストロース寒天 栄養生育−平板、黄金色 気菌糸体−粉末状、クリーム色ないし淡鮮紅色 可溶性色素−なし ポテトプラグ 栄養生育−乾燥、平板、クリーム色ないし橙色 気菌糸体−稀薄、クリーム色味 可溶性色素−なし 硝酸塩の亜硝酸塩への還元−陰性すべての読み
は28℃において3週間の温置後取られた(別記し
ない限り)。生理学的試験は7および21日おいて
実施した。 ストレプトマイセス・ラクタムデユランスとス
トレプトマイセス・フラデイエとの間の形態学的
差異は、下記表に述べられている。観察は、表
中示される培地上1週、3週および8週の間隔
で実施した。S.ラクタムデユランスの気菌糸体は
短かく、真直ぐで枝分れはあまりなかつた。それ
は栄養菌糸体とほゞ同じ寸法、即ち、幅0.9μで
あるように見える。それは軽く、粉末状で、容易
にこすり取られる。栄養菌糸体はグラム陰性であ
る;それは耐酸性ではない。それは粘着し、培地
によつては寒天中埋没される。振盪フラスコ生育
の際分節して棒状となるが、広範囲ではない。振
盪器および静置フラスコからの栄養菌糸体(種培
地、4〜6日、28℃)は若干の「芽」を示し、短
かく、厚くなり、菌糸体上ほとんど太棒形の分節
であつたが、その数は多くなかつた。表中の読
みはすべて、別記しない限り28℃における3週間
の温置後取られた。これらの研究中使用された培
地のPHはほゞ中性、即ち、6.8〜7.2であつた。生
理学的試験は、7および21日後実施した。説明中
使用される色は、「カラー・ハーモニイ・マニユ
アル」、4版、1958年;コンテナー・コーポレー
シヨン・オブ・アメリカの定義によつている。
842A形態学: 8個まで観察をくり返したが、菌株特性の記載
中表示された培地上菌株を生長させた時芽胞柄は
検出されなかつた。しかし、染色した型スライド
は長い糸状体を示し、種々の寸法の小単位に多く
分節されており、一般に、幅広い形をし、寸法は
約0.9×1.7μであつた。気菌糸体は短かく、真直
ぐであり、枝分れはあまりなかつた。栄養菌糸−
幅0.9μと大体同じ寸法のように見える。軽く、
粉末状であり、容易にこすり取られる。 栄養菌糸体はグラム陽性であり、耐酸性ではな
い。粘着し、培地によつては、寒天中埋没され
る。振盪フラスコの生育の際若干の無糸分裂があ
り棒状物となるが、これは広範囲ではない。振盪
器および静置フラスコ(種培地、4〜6日、28
℃)からの栄養菌糸体は、若干の「芽」(buds)
を示し、短かく、厚く、菌糸体上ほとんど太棒形
の分節であるが、数は多くなく、その意義は未知
である。 トマト−ポテト−オートミル寒天 栄養生育−裏側、橙色平板、乾燥した外観、ひだ
がある 気菌糸体−稀薄、クリーム色 可溶性色素−なし ツアペツク−ドツクス寒天 栄養生育−平板、深いクリーム色 気菌糸体−粉末状、クリーム白色 可溶性色素−なし グリセロールアスパラギン寒天 栄養生育−平板、裏側−黄金色ないし橙色 気菌糸体−粉末状、クリーム色、淡なし色の調子 可溶性色素−淡こはく色 卵アルブミン寒天 栄養生育−平板、クリーム色ないし黄色 気菌糸体−粉末状、クリーム色 可溶性色素−なし マレイン酸カルシウム寒天 栄養生育−平板、裏側−黄色、緑−橙色 気菌糸体−粉末状、白色ないしクリーム色、緑−
なし色 可溶性色素−なし 栄養タイロシン寒天 栄養生育−平板、タンニン色ないし橙色 気菌糸体−稀薄、クリーム色、白色混在 可溶性色素−なし タイロシン結晶分解 糖蜜−イースト水解物寒天 栄養生育−平板、裏側−橙色 気菌糸体−粉末状、クリーム白色 可溶性色素−なし 栄養寒天 栄養生育−平板、黄金色に 気菌糸体−粉末状、クリーム色 可溶性色素−なし リトマスミルク 稀薄な生育環−タンニン色、栄養生育−気菌糸体
なし ペプトン化:アルカリ性反応; PH7.3〜7.4(調節PH−6.7) スキムミルク 稀薄な生育環−タンニン色ないし橙色 栄養生育−気菌糸体なし 淡タンニン色可溶性色素 ペプトン化−アルカリ性反応 PH7.2(調節PH−6.6) スキムミルク寒天 栄養生育−平板、橙色 気菌糸体−中程度、クリーム色ないし淡さんご色 淡タンニン色可溶性色素 カゼイン水解 ゼラチンスタブ 稀薄クリーム色ないし橙色フラスコ栄養生育、試
験管全体に懸濁 可溶性色素−なし 完全液化 栄養ゼラチン寒天 栄養生育−平板、橙色 気菌糸体−稀薄、粉末状クリーム色 可溶性色素−なし ゼラチン液化 栄養澱粉寒天 栄養生育−平板、橙色 気菌糸体−稀薄、粉末状、ピンククリーム色 可溶性色素−なし 澱粉中程度水解 合成澱粉寒天 栄養生育−平板、裏側−クリーム色、緑橙色 気菌糸体−粉末状、白色、緑−なし色 可溶性色素−なし 澱粉中程度水解 レフラー血清寒天 栄養生育−クリーム色、橙色に着色 気菌糸体−なし 可溶性色素−なし 液化なし ペプトン−鉄−イースト抽出液寒天 栄養生育−クリーム色 気菌糸体−稀薄−帯白色 可溶性色素−なし ミクロ好気性生育 (イースト抽出液−デキストローススタブ−スタ
ブの深さ40mm) 良好な表面生育、スタブ線の上部1/4に沿つて。 温度−イースト抽出液−デキストローススラント 28℃において良好な生育 37℃において稀薄な生育 50℃において生育なし イースト抽出液−デキストロース寒天 栄養生育−平板、黄金色 気菌糸体−粉末状、クリーム色ないし淡鮮紅色 可溶性色素−なし ポテトプラグ 栄養生育−乾燥、平板、クリーム色ないし橙色 気菌糸体−稀薄、クリーム色味 可溶性色素−なし 硝酸塩の亜硝酸塩への還元−陰性すべての読み
は28℃において3週間の温置後取られた(別記し
ない限り)。生理学的試験は7および21日おいて
実施した。 ストレプトマイセス・ラクタムデユランスとス
トレプトマイセス・フラデイエとの間の形態学的
差異は、下記表に述べられている。観察は、表
中示される培地上1週、3週および8週の間隔
で実施した。S.ラクタムデユランスの気菌糸体は
短かく、真直ぐで枝分れはあまりなかつた。それ
は栄養菌糸体とほゞ同じ寸法、即ち、幅0.9μで
あるように見える。それは軽く、粉末状で、容易
にこすり取られる。栄養菌糸体はグラム陰性であ
る;それは耐酸性ではない。それは粘着し、培地
によつては寒天中埋没される。振盪フラスコ生育
の際分節して棒状となるが、広範囲ではない。振
盪器および静置フラスコからの栄養菌糸体(種培
地、4〜6日、28℃)は若干の「芽」を示し、短
かく、厚くなり、菌糸体上ほとんど太棒形の分節
であつたが、その数は多くなかつた。表中の読
みはすべて、別記しない限り28℃における3週間
の温置後取られた。これらの研究中使用された培
地のPHはほゞ中性、即ち、6.8〜7.2であつた。生
理学的試験は、7および21日後実施した。説明中
使用される色は、「カラー・ハーモニイ・マニユ
アル」、4版、1958年;コンテナー・コーポレー
シヨン・オブ・アメリカの定義によつている。
【表】
【表】
842A炭水化物利用:ストレプトマイセス・ラ
クタムデユランス菌体(MA−2908)をまた、1
%の炭水化物を含有する基本合成培地(T.G.プ
リドハムおよびD.ゴツトリーブ)上28℃におい
て、3週間この微生物を生長させることにより、
種々の炭水化物を利用または同化する能力につい
て試験した。表は、ストレプトマイセス・ラク
タムデユランス菌株(MA−2908)によるこれら
の炭水化物源の利用または同化を示す。表中の
記号の説明は次の通りである:+は良好な生育を
示し、±は貧弱な生育を示し、−は生育なしを示す
(特定の炭水化物上)。
クタムデユランス菌体(MA−2908)をまた、1
%の炭水化物を含有する基本合成培地(T.G.プ
リドハムおよびD.ゴツトリーブ)上28℃におい
て、3週間この微生物を生長させることにより、
種々の炭水化物を利用または同化する能力につい
て試験した。表は、ストレプトマイセス・ラク
タムデユランス菌株(MA−2908)によるこれら
の炭水化物源の利用または同化を示す。表中の
記号の説明は次の通りである:+は良好な生育を
示し、±は貧弱な生育を示し、−は生育なしを示す
(特定の炭水化物上)。
【表】
表、および中記載した特性を使用して、
「ベンゲイス・マニユアル・オブ・デターミナテ
イブ・パクテリオロジイ」、7版、694〜829頁
(1957年)および「アクチノミセーテス」、第2
巻:61〜292頁(1961年)中記載されているキイ
によりストレプトマイセス・ラクタムデユランス
菌株(MA−2908)を1つの種に分類した。スト
レプトマイセス・ラクタムデユランス菌株の詳細
な特性を既知の菌種と比較することにより、この
菌株は生化学的にストレプトマイセス・フラデイ
エに類似していることが示された。しかし、上に
示したように、重要な形態学的差異があり、例え
ば、この菌株の気菌糸体の色がクリーム色である
のに比べて、S.フラデイエの気菌糸体の色は貝殻
ピンク色である。また、S.フラデイエの場合、栄
養生育は種々の培地上色素の差異を示すが、この
菌株の場合には胞子分裂が検出されなかつた。こ
れらの差異および前述した表中記載した特性に基
づいて、抗生物質842Aを生産する微生物(MA−
2908)は新種名ストレプトマイセス・ラクタムデ
ユランスを与えられた。 抗生物質842Aを生産する微生物の前記の記載
は、使用することができる微生物の菌株の型の単
に例示である。 試験管内および生体内の研究 抗生物質810A;試験管内:抗生物質810Aの生
物学的特性は、デイスク−平板寒天拡散法により
確認された。これらの試験は、培地150ml当りイ
ノキユラム5または10mlを接種し、25℃または37
℃において16時間温置したデイフコ栄養寒天およ
び0.2%イースト抽出液5mlを注いだペトリプレ
ートの表面に、抗生物質の溶液でしめらせた7mm
のデイスクを置くことにより実施された。これら
の試験の方法および原理は刊行物:「交叉耐性の
研究および抗生物質の同定」、アプライド・ミク
ロバイオロジイ、第6巻:392〜398頁(1958年)
中記載されている。次の表、ならびには、
これらの抗菌および交叉耐性試験の結果を示し、
使用された試験菌および用いられた条件を示す。
「ベンゲイス・マニユアル・オブ・デターミナテ
イブ・パクテリオロジイ」、7版、694〜829頁
(1957年)および「アクチノミセーテス」、第2
巻:61〜292頁(1961年)中記載されているキイ
によりストレプトマイセス・ラクタムデユランス
菌株(MA−2908)を1つの種に分類した。スト
レプトマイセス・ラクタムデユランス菌株の詳細
な特性を既知の菌種と比較することにより、この
菌株は生化学的にストレプトマイセス・フラデイ
エに類似していることが示された。しかし、上に
示したように、重要な形態学的差異があり、例え
ば、この菌株の気菌糸体の色がクリーム色である
のに比べて、S.フラデイエの気菌糸体の色は貝殻
ピンク色である。また、S.フラデイエの場合、栄
養生育は種々の培地上色素の差異を示すが、この
菌株の場合には胞子分裂が検出されなかつた。こ
れらの差異および前述した表中記載した特性に基
づいて、抗生物質842Aを生産する微生物(MA−
2908)は新種名ストレプトマイセス・ラクタムデ
ユランスを与えられた。 抗生物質842Aを生産する微生物の前記の記載
は、使用することができる微生物の菌株の型の単
に例示である。 試験管内および生体内の研究 抗生物質810A;試験管内:抗生物質810Aの生
物学的特性は、デイスク−平板寒天拡散法により
確認された。これらの試験は、培地150ml当りイ
ノキユラム5または10mlを接種し、25℃または37
℃において16時間温置したデイフコ栄養寒天およ
び0.2%イースト抽出液5mlを注いだペトリプレ
ートの表面に、抗生物質の溶液でしめらせた7mm
のデイスクを置くことにより実施された。これら
の試験の方法および原理は刊行物:「交叉耐性の
研究および抗生物質の同定」、アプライド・ミク
ロバイオロジイ、第6巻:392〜398頁(1958年)
中記載されている。次の表、ならびには、
これらの抗菌および交叉耐性試験の結果を示し、
使用された試験菌および用いられた条件を示す。
【表】
【表】
カトリア
Claims (1)
- 1 水性栄養培地中好気的条件下ストレプトマイ
セス属に属する7−メトキシ−3−セフエム−4
−カルボン酸生産菌、ストレプトマイセス・グリ
セウスMA−2837を培養し、培養物から7β−
(D−5−アミノ−5−カルボキシブアレルアミ
ド)−3−(α−メトキシ−p−スルフオキシ又は
ヒドロキシ シンナモイロキシメチル)−7−メ
トキシ−3−セフエム−4−カルボン酸を採取す
ることを特徴とする7β−(D−5−アミノ−5
−カルボキシブアレルアミド)−3−(α−メトキ
シ−p−スルフオキシ又はヒドロキシ シンナモ
イロキシメチル)−7−メトキシ−3−セフエム
−4−カルボン酸の製法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US1949670A | 1970-03-13 | 1970-03-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5747489A JPS5747489A (en) | 1982-03-18 |
| JPS6122959B2 true JPS6122959B2 (ja) | 1986-06-03 |
Family
ID=21793521
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2834881A Pending JPS5747490A (en) | 1970-03-13 | 1981-03-02 | Production of cephalosporine derivative |
| JP2834781A Granted JPS5747489A (en) | 1970-03-13 | 1981-03-02 | Production of cephalosporine derivative |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2834881A Pending JPS5747490A (en) | 1970-03-13 | 1981-03-02 | Production of cephalosporine derivative |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPS5747490A (ja) |
| AT (1) | AT312164B (ja) |
| ES (1) | ES389054A1 (ja) |
| HU (1) | HU163588B (ja) |
| SU (1) | SU518142A3 (ja) |
| ZA (1) | ZA711262B (ja) |
-
1971
- 1971-02-26 ZA ZA711262A patent/ZA711262B/xx unknown
- 1971-03-09 ES ES389054A patent/ES389054A1/es not_active Expired
- 1971-03-10 HU HUME001336 patent/HU163588B/hu unknown
- 1971-03-11 AT AT211871A patent/AT312164B/de not_active IP Right Cessation
- 1971-03-12 SU SU1830318A patent/SU518142A3/ru active
-
1981
- 1981-03-02 JP JP2834881A patent/JPS5747490A/ja active Pending
- 1981-03-02 JP JP2834781A patent/JPS5747489A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| SU446976A3 (ru) | 1974-10-15 |
| AT312164B (de) | 1973-12-27 |
| SU518142A3 (ru) | 1976-06-15 |
| JPS5747489A (en) | 1982-03-18 |
| ES389054A1 (es) | 1974-03-01 |
| HU163588B (ja) | 1973-09-27 |
| ZA711262B (en) | 1972-10-25 |
| JPS5747490A (en) | 1982-03-18 |
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