JPS6123097Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6123097Y2 JPS6123097Y2 JP1981160281U JP16028181U JPS6123097Y2 JP S6123097 Y2 JPS6123097 Y2 JP S6123097Y2 JP 1981160281 U JP1981160281 U JP 1981160281U JP 16028181 U JP16028181 U JP 16028181U JP S6123097 Y2 JPS6123097 Y2 JP S6123097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion
- fire
- resistant
- adhesive
- materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は屋外鉄鋼構造物等の外面の腐食を防止
するために被覆を施した防食被覆体に関する。
するために被覆を施した防食被覆体に関する。
屋外の鉄鋼構造物例えば棧橋の橋脚等に使用さ
れている鋼管杭は潮の干満部や海水の飛沫のかか
る飛沫部に特に激しい腐食がみられが、従来橋脚
の満足な保護方法は見出されていない。また棧橋
の橋脚は海水中で施工しなければならないので、
その保護材の施工が困難であるという問題があ
る。
れている鋼管杭は潮の干満部や海水の飛沫のかか
る飛沫部に特に激しい腐食がみられが、従来橋脚
の満足な保護方法は見出されていない。また棧橋
の橋脚は海水中で施工しなければならないので、
その保護材の施工が困難であるという問題があ
る。
屋外の鉄鋼構造物の腐食防止方法として従来塗
装、合成樹脂ライニング、テープ被覆あるいは防
食テープを巻いた上にその外部を合成ゴムや合成
樹脂よりなる保護シートで被覆する方法などが行
われていたが、これらはいずれも有機質系の材料
を用いるため高温になると燃焼するので耐火性を
必要とする場所に用いることができなかつた。ま
た耐火性の防食被覆としてコンクリート被覆など
も行われているが、コンクリート被覆は施工が困
難な上被覆の厚みが小さいと硬化乾燥時にひび割
れが生じたり、塩分の浸透する環境や炭酸ガスの
拡散する場所では比較的早期に防食性能が低下す
ることになるのでコンクリートを厚く被覆しなけ
ればならないが、コンクリートを厚く被覆すると
構造物に大きな荷重がかかり構造物の強度的な安
全上問題となる場合もあつて多くの構造物に適用
できない欠点があつた。
装、合成樹脂ライニング、テープ被覆あるいは防
食テープを巻いた上にその外部を合成ゴムや合成
樹脂よりなる保護シートで被覆する方法などが行
われていたが、これらはいずれも有機質系の材料
を用いるため高温になると燃焼するので耐火性を
必要とする場所に用いることができなかつた。ま
た耐火性の防食被覆としてコンクリート被覆など
も行われているが、コンクリート被覆は施工が困
難な上被覆の厚みが小さいと硬化乾燥時にひび割
れが生じたり、塩分の浸透する環境や炭酸ガスの
拡散する場所では比較的早期に防食性能が低下す
ることになるのでコンクリートを厚く被覆しなけ
ればならないが、コンクリートを厚く被覆すると
構造物に大きな荷重がかかり構造物の強度的な安
全上問題となる場合もあつて多くの構造物に適用
できない欠点があつた。
この考案は上記の欠点にかんがみ、耐火性を有
し軽量で取りつけが簡単であり、かつ、長期間に
亘つて防食効果を発揮し得る防食被覆体を提供す
ることを目的としてなされたものである。
し軽量で取りつけが簡単であり、かつ、長期間に
亘つて防食効果を発揮し得る防食被覆体を提供す
ることを目的としてなされたものである。
すなわち本考案の要旨は、被防食構造物表面が
遮水性および粘着性を有する歴青質系粘着材料
と、該粘着材料の外側が軽量、断熱性および耐火
性を有する外装材によつて被覆された耐火性防食
被覆体にある。
遮水性および粘着性を有する歴青質系粘着材料
と、該粘着材料の外側が軽量、断熱性および耐火
性を有する外装材によつて被覆された耐火性防食
被覆体にある。
次にこの考案の一実施態様を実施例により説明
する。
する。
第1図は、この考案で使用する防食材料の要部
断面図である。グラスウールを配合して強化した
けい酸カルシウム結晶を圧縮成形した厚さ5cmの
軽量耐火外装材1の一面に粘着性を有するアスフ
アルト塗料(主成分はゴムアスフアルトと溶剤と
よりなる)防食層2が平均厚さ3mmに貼着され耐
火外装材と一体となつて被覆防食材料を構成して
いる。第2図はこの防食材料を棧橋の基礎鋼管杭
4に巻着した状態を示すもので、鋼管杭4の形状
に合せて成形した上記けい酸カルシウム外装材1
の内表面に上記アスフアルト塗料2を貼着した防
食材料は、耐食性ステンレスバンド3により鋼管
杭に固く締めつけられぴつたりと被覆されてい
る。試験のため第2図と同様にして被覆した鋼管
のテストピースを海水中に浸し6カ月経過後引き
上げて検査したところ鋼管にはほとんど異常はみ
られなかつた。比較試験として鋼管に上記アスフ
アル塗料のみを塗布したものは一部腐食がみら
れ、また鋼管に上記けい酸カルシウム外装材のみ
を被覆したものは全面に腐食がみられた。
断面図である。グラスウールを配合して強化した
けい酸カルシウム結晶を圧縮成形した厚さ5cmの
軽量耐火外装材1の一面に粘着性を有するアスフ
アルト塗料(主成分はゴムアスフアルトと溶剤と
よりなる)防食層2が平均厚さ3mmに貼着され耐
火外装材と一体となつて被覆防食材料を構成して
いる。第2図はこの防食材料を棧橋の基礎鋼管杭
4に巻着した状態を示すもので、鋼管杭4の形状
に合せて成形した上記けい酸カルシウム外装材1
の内表面に上記アスフアルト塗料2を貼着した防
食材料は、耐食性ステンレスバンド3により鋼管
杭に固く締めつけられぴつたりと被覆されてい
る。試験のため第2図と同様にして被覆した鋼管
のテストピースを海水中に浸し6カ月経過後引き
上げて検査したところ鋼管にはほとんど異常はみ
られなかつた。比較試験として鋼管に上記アスフ
アル塗料のみを塗布したものは一部腐食がみら
れ、また鋼管に上記けい酸カルシウム外装材のみ
を被覆したものは全面に腐食がみられた。
上記実施例は軽量の耐火外装材としてけい酸カ
ルシウム結晶に強化材を配合して圧縮成形したも
のを示したが、このほか強化材を配合しないけい
酸カルシウムや発泡石こう材、ガラス繊維のよう
な強化材を配合した発泡石こう材、多孔質セメン
ト、炭化コルク等の成形品、などを用いてもよ
い。けい酸カルシウム系の耐火外装材は入手が容
易な点で好ましい。耐火外装材は軽量のものが適
当でそのカサ比重は約1.5g/cm3以下、特に約
1.0g/cm3以下のものが好ましい。また耐火外装材
は一般には耐火性のみならず断熱性を有し、内面
に粘着材料を保護する。
ルシウム結晶に強化材を配合して圧縮成形したも
のを示したが、このほか強化材を配合しないけい
酸カルシウムや発泡石こう材、ガラス繊維のよう
な強化材を配合した発泡石こう材、多孔質セメン
ト、炭化コルク等の成形品、などを用いてもよ
い。けい酸カルシウム系の耐火外装材は入手が容
易な点で好ましい。耐火外装材は軽量のものが適
当でそのカサ比重は約1.5g/cm3以下、特に約
1.0g/cm3以下のものが好ましい。また耐火外装材
は一般には耐火性のみならず断熱性を有し、内面
に粘着材料を保護する。
耐火外装材の内表面に貼着する粘着材料として
上記ゴムアスフアルト系のもののほか各種の歴青
質材料が使用できる。歴青質材料の例はアスフア
ルト、コールタール、あるいはこれらに乾油性、
その他の油脂、ゴム、合成樹脂、フイラー、ギル
ソナイト、石油ピツチ、コールタールピツチ等の
1種又は2種以上を配合したものがある。ゴムア
スフアルト系のものは遮水性、防食性のみなら
ず、弾性、耐候性が優れるので好ましい。これら
歴青質材料は工業用ガソリンやトルエン、キシレ
ン等の有機溶剤で希釈したり、加熱溶融して耐火
外装材に貼着することができる。これら歴青質材
料は慣用のものであり、例えばアスフアルト同業
会発行の「アスフアルト及びその応用」に詳述さ
れている。本考案で使用する粘着材料はまた硬化
剤、例えばエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤と
の混合物等を配合したものでもよい。
上記ゴムアスフアルト系のもののほか各種の歴青
質材料が使用できる。歴青質材料の例はアスフア
ルト、コールタール、あるいはこれらに乾油性、
その他の油脂、ゴム、合成樹脂、フイラー、ギル
ソナイト、石油ピツチ、コールタールピツチ等の
1種又は2種以上を配合したものがある。ゴムア
スフアルト系のものは遮水性、防食性のみなら
ず、弾性、耐候性が優れるので好ましい。これら
歴青質材料は工業用ガソリンやトルエン、キシレ
ン等の有機溶剤で希釈したり、加熱溶融して耐火
外装材に貼着することができる。これら歴青質材
料は慣用のものであり、例えばアスフアルト同業
会発行の「アスフアルト及びその応用」に詳述さ
れている。本考案で使用する粘着材料はまた硬化
剤、例えばエポキシ樹脂とエポキシ樹脂硬化剤と
の混合物等を配合したものでもよい。
また粘着材料はジユート布、フエルト布等に浸
みこませ、粘着材料を充分含んだジユート布、フ
エルト布等を耐火外装材に貼着することもでき
る。歴青質系粘着材料は該鉄鋼構造物に直接塗布
しその上に外装材を被覆することもできる。
みこませ、粘着材料を充分含んだジユート布、フ
エルト布等を耐火外装材に貼着することもでき
る。歴青質系粘着材料は該鉄鋼構造物に直接塗布
しその上に外装材を被覆することもできる。
耐火外装材の厚さは、要求される耐火性能によ
つて適宜増減して使用される。また耐火外装材の
形状は被防食鋼材の形状に従つて各種の形状のも
のを成型して使用することができるし、マツト状
やシート状のものを巻きつけて使用することもで
きる。保護しようとする構造物にこの防食材料を
被覆する際、構造物の下塗りは行なつても行なわ
なくてもよい。海水中や水中の構造物に被覆する
場合、防食材料を構造物に被覆して締めつけるこ
とにより水は排除される。被覆体の外表面は通常
バンドでとめるだけでよいが、必要によりステン
レス板、アルミニウム板、鉄板等で被覆してもよ
い。
つて適宜増減して使用される。また耐火外装材の
形状は被防食鋼材の形状に従つて各種の形状のも
のを成型して使用することができるし、マツト状
やシート状のものを巻きつけて使用することもで
きる。保護しようとする構造物にこの防食材料を
被覆する際、構造物の下塗りは行なつても行なわ
なくてもよい。海水中や水中の構造物に被覆する
場合、防食材料を構造物に被覆して締めつけるこ
とにより水は排除される。被覆体の外表面は通常
バンドでとめるだけでよいが、必要によりステン
レス板、アルミニウム板、鉄板等で被覆してもよ
い。
この考案は以上のように構成されているから被
防食鋼材表面に局部的な凹凸があつても粘着層が
被防食鋼材表面に密着して腐食の原因である水や
空気の浸入を阻止し、さらに、その外側の耐火外
装材は耐火性のみならず断熱性と適当な厚みとを
有するので内面の粘着材料は気候変化や火災や物
理的衝撃から保護されるから優れた防食性、耐火
性を保持することが可能であり、屋外の鉄鋼構造
物等の保護にきわめて有効である。本考案は外装
材の内表面に予め防食材料を貼着するようにすれ
ば構造物への取付けが簡単で、特に水中や海中構
造物のように下塗りができない、あるいは水が排
除できない構造物例えば棧橋の橋脚等の被覆に特
に適する。近年は液化ガスの積荷も増加し、棧橋
の火災に対する対策も必要であるが本考案の被覆
防食体はこの目的にも適する。さらに本考案で使
用する防食材料は軽量であり、構造物への負担を
軽くし、構造物の長期保護を可能にする。また本
考案で使用する歴青質系粘着材料は遮水性、防食
性が優れるのみならず、入手が容易な点でも有利
である。この考案で使用する耐火性防食材料は、
耐火性を要しない鉄鋼構造物の防食にも使用でき
ることはもちろんである。
防食鋼材表面に局部的な凹凸があつても粘着層が
被防食鋼材表面に密着して腐食の原因である水や
空気の浸入を阻止し、さらに、その外側の耐火外
装材は耐火性のみならず断熱性と適当な厚みとを
有するので内面の粘着材料は気候変化や火災や物
理的衝撃から保護されるから優れた防食性、耐火
性を保持することが可能であり、屋外の鉄鋼構造
物等の保護にきわめて有効である。本考案は外装
材の内表面に予め防食材料を貼着するようにすれ
ば構造物への取付けが簡単で、特に水中や海中構
造物のように下塗りができない、あるいは水が排
除できない構造物例えば棧橋の橋脚等の被覆に特
に適する。近年は液化ガスの積荷も増加し、棧橋
の火災に対する対策も必要であるが本考案の被覆
防食体はこの目的にも適する。さらに本考案で使
用する防食材料は軽量であり、構造物への負担を
軽くし、構造物の長期保護を可能にする。また本
考案で使用する歴青質系粘着材料は遮水性、防食
性が優れるのみならず、入手が容易な点でも有利
である。この考案で使用する耐火性防食材料は、
耐火性を要しない鉄鋼構造物の防食にも使用でき
ることはもちろんである。
第1図はこの考案で使用する防食材料の要部断
面図、第2図は本考案の実施例の斜視図である。 1……耐火外装材、2……粘着材、3……耐火
性ステンレス鋼バンド、4……鋼管杭。
面図、第2図は本考案の実施例の斜視図である。 1……耐火外装材、2……粘着材、3……耐火
性ステンレス鋼バンド、4……鋼管杭。
Claims (1)
- 被防食構造物表面が遮水性および粘着性を有す
る歴青質系粘着材料と、該粘着材料の外側が軽
量、断熱性および耐火性を有するけい酸カルシウ
ム、発泡石こう材、多孔質セメントまたは炭化コ
ルクからなる外装材によつて被覆された耐火性防
食被覆体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16028181U JPS5869020U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 耐火性防食被覆体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16028181U JPS5869020U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 耐火性防食被覆体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5869020U JPS5869020U (ja) | 1983-05-11 |
| JPS6123097Y2 true JPS6123097Y2 (ja) | 1986-07-10 |
Family
ID=29952695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16028181U Granted JPS5869020U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 耐火性防食被覆体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5869020U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4608376B2 (ja) * | 2005-06-29 | 2011-01-12 | 日鉄防蝕株式会社 | コンクリート構造物の補強構造および補強方法 |
| JP5317340B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-10-16 | 株式会社ケー・エフ・シー | 橋梁の火災防護構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60373U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-05 | 日本電気株式会社 | 単結晶引上装置 |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16028181U patent/JPS5869020U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5869020U (ja) | 1983-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4349398A (en) | Protective coating system | |
| US4714507A (en) | Surface coating agent and method for using the same in civil and construction engineering | |
| JPH0232726Y2 (ja) | ||
| CN103282455B (zh) | 机械和抗腐蚀防护乙烯基胶带 | |
| CN115324212A (zh) | 一种一体化长效防腐包覆复合材料 | |
| US10538383B2 (en) | Protection system for sulfur storage apparatus | |
| RU2192578C1 (ru) | Мастика битумно-полимерная "транскор" для труб | |
| CA1171776A (en) | Composite insulating article for thermal and/or acoustic insulation | |
| JPH07102874B2 (ja) | コンクリ−ト構造物の防食ライニング方法 | |
| RU27850U1 (ru) | Труба с многофункциональным слоистым покрытием | |
| KR102124805B1 (ko) | 복합방수방근공법 | |
| KR100279244B1 (ko) | 알루미늄 산화피막에 의한 콘크리트의 방수, 방식 및 내염을 위한 공법 | |
| JPS6015777B2 (ja) | 被覆防食方法 | |
| JPS60930A (ja) | 表面保護工法 | |
| JP2997627B2 (ja) | 外部用鉄骨耐火被覆積層構造 | |
| JP2590052B2 (ja) | 埋設用シート | |
| JPS5853137B2 (ja) | 防食被覆構造を有する金属製柱状体 | |
| KR800001987Y1 (ko) | 보온경량 물탱크 | |
| JPS6229757Y2 (ja) | ||
| JP2596503B2 (ja) | 浮き屋根式タンクの浮き屋根防水断熱施工法 | |
| US5573855A (en) | Polymer concrete coating for pipe, tubular shapes, other metal members and metal structures | |
| JPH0538935Y2 (ja) | ||
| CA1252589A (en) | Surface coating agent and method for using the same | |
| Xu | Corrosion Protection for Steel Components of Railway Suspension Bridges | |
| JPS6153490B2 (ja) |