JPS6123318B2 - - Google Patents

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JPS6123318B2
JPS6123318B2 JP52018629A JP1862977A JPS6123318B2 JP S6123318 B2 JPS6123318 B2 JP S6123318B2 JP 52018629 A JP52018629 A JP 52018629A JP 1862977 A JP1862977 A JP 1862977A JP S6123318 B2 JPS6123318 B2 JP S6123318B2
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JP
Japan
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wood
sulfite
chips
pulp
heating
Prior art date
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Application number
JP52018629A
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English (en)
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JPS52103501A (en
Inventor
Aaru Biisu Roorensu
Jii Miheritsuchi Warutaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Price Co Ltd
Original Assignee
Price Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Price Co Ltd filed Critical Price Co Ltd
Publication of JPS52103501A publication Critical patent/JPS52103501A/ja
Publication of JPS6123318B2 publication Critical patent/JPS6123318B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21B—FIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00—Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/02—Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means
    • D21B1/021—Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means by chemical means
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S162/00—Paper making and fiber liberation
    • Y10S162/02—Chip soaking

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はデイスク磨砕機を使用して機械的パル
プ又は砕木パルプを製造する方法に関する。この
公知方法では、向い合いかつ接近した距離離れた
相対的に回転する円板の表面の間に木材チツプを
供給する。そこで衝突、摩剥及び切断の複雑な作
用によつてチツプは分離した繊維及びその細断片
に粉砕されて商業的に有用な性質のパルプを生成
する。軟木チツプから作られたこのパルプは新聞
印刷用紙の製造に増大する用途を見い出してい
る。木材チツプに加えて、例えば鋸屑又はかんな
盤削屑等の木材廃物も低質ではあるが類似のパル
プを作るのに使用できる。 磨砕機によつて軟木チツプから適当に作られた
パルプは回転摩剥砥石で丸木を挽く古い方法によ
つて同一木材種から作られたパルプよりすぐれた
性質を有する。この磨砕機機械的パルプの優秀性
によつて、新聞印刷用紙製造に使用されているよ
り強くかつより高価な化学パルプの割合を減ら
し、その製紙装置及び使用される印刷機において
許容できる程度の少数の用紙破損で運転できるよ
うにパルプ混合物の両湿り及び炉乾燥強度度を増
加することができる。以前は新聞印刷用紙は化学
パルプを加えることなく磨砕機機械的パルプから
作られていたが、ごく最近では製紙装置の運転速
度が増大し、新聞印刷用紙の品質レベルが向上し
た結果磨砕機機械的パルプ100%の新聞印刷用紙
は商業的競争の観点からもはや考えられない。 本発明の目的は、化学パルプを加えることなく
商業的競争可能な品質の新聞印刷用紙を作ること
ができるように湿り及び乾燥強度を非常に良く改
良した磨砕機機械的パルプを作る改良方法を提供
することである。本発明の他の目的は、従来の機
械的パルプ製造方法で得られる収量とほぼ同一の
高収量で目的のパルプを作ることができる方法を
提供することである。本発明のさらに他の目的
は、鋸屑及びかんな削屑か作られるパルプの品質
を増加させてこれらのより安価でかつ通常主に廃
棄されている原料を広く使用することができるよ
うにする方法を提供することである。本発明のさ
らに他の目的は、漂白剤を使用することなく従来
の磨砕機機械的パルプ製造方法によつて木材から
作られ得るものより明色のパルプを製造する方法
を提供することである。従来の磨砕機機械的パル
プ製造と比較して、製品品質における他の重要な
長所が本発明の方法によつて与えられる。一定の
精製度(叩解度)で本願方法から得られたパルプ
はより低濃度の堆積屑及び縦片を含みかつ量にお
いてもより少い。磨砕機機械的パルプの嵩が比較
的高いと、主にこのパルプから作られた新聞印刷
用紙の巻物が一定の直径でより短い長さを有する
ので、反対の因子になる。本発明の重要な点は、
列挙した目的が従来の磨砕機械的パルプ製造と比
較して比較的簡単かつ安価な変更態様によつて得
られることである。 従つて本発明は、木材微小片の炉乾燥重量の1
〜10%の範囲内の亜硫酸アルカリ塩を含む亜硫酸
アルカリ塩溶液(PH:7〜12.5)にて前記木材微
小片の表面を湿らすことと、前記亜硫酸塩溶液を
蒸気加熱して前記木材微小片を80〜165℃の温度
範囲に加熱しかつこの温度範囲に0.5〜80分間維
持することと、前記蒸気加熱後前記木材微小片を
デイスク磨砕機を通して磨砕機機械的パルプを製
造することとからなる木材微小片から改良された
磨砕機機械的パルプを製造する方法を提供する。 好ましい実施態様において本発明は、(a)木材チ
ツプを木目に沿つて主に分割することによつて微
小片に粉砕することと、(b)前記木材微小片の炉乾
燥重量の1〜10%の範囲内の亜硫酸アルカリ塩を
含む亜硫酸アルカリ塩溶液(PH:7〜12.5)にて
前記木材微小片の表面を湿らすことと、(c)前記亜
硫酸塩溶液を蒸気加熱して前記木材微小片を80〜
165℃の温度範囲に加熱しかつこの温度範囲に0.5
〜80分間維持することと、(d)前記蒸気加熱後前記
木材微小片をデイスク磨砕機を通して磨砕機機械
的パルプを製造することとからなる木材チツプか
ら改良された磨砕機機械的パルプを製造する方法
を提供する。 前記亜硫酸塩は好ましくはアルカリ金属塩であ
り、最も好ましくは亜硫酸ソーダである。前記木
材チツプは好ましくは木目に対して直角方向の長
さが主として4mm以下の微小片に分割される。 他の好ましい実施態様において、本発明は、(a)
木材チツプを木目に沿つて主に分割することによ
つて微小片に粉砕することと、(b)前記木材微小片
の炉乾燥重量の1〜10%の範囲内の亜硫酸アルカ
リ塩を含む亜硫酸アルカリ塩溶液(PH:7〜
12.5)にて前記木材微小片の表面を湿らすこと
と、(c)前記亜硫酸塩溶液を蒸気加熱して前記木材
微小片を80〜100℃の温度範囲に加熱しかつこの
温度範囲に約2〜80分間通常5分間以上維持する
ことと、(d)前記蒸気加熱後前記木材微小片をデイ
スク(円盤)磨砕機を通して磨砕機機械的パルプ
を製造することとからなる木材チツプから改良さ
れた磨砕機機械的パルプを製造する方法を提供す
る。 他の実施態様において加熱時間は10〜80分間に
することができ、またはある場合には15〜80分間
にすることもできる。この好ましい実施態様にお
いて加熱温度範囲を85〜100℃にしてその温度範
囲に約30分間維持することもできる。この実施態
様では加熱及び磨砕工程を大気圧下で行うことが
望ましい。亜硫酸塩の量は好ましくは木材チツプ
の炉乾燥重量の2〜10%、より好ましくは2〜8
%、最も好ましくは2〜4%である。 一実施態様において加熱期間にチツプから切ら
れた亜硫酸塩溶液は加熱されたチツプから分離さ
れ、さらにチツプの処理に使用するために濃縮亜
硫酸塩溶液にて強化される。加熱工程後磨砕機に
通す前に木材微小片に冷却水が加えられる。 さらに他の実施態様において本発明は、(a)木材
チツプを木目に沿つて主に分割することによつて
木目に対して直角方向の長さが主として4mm以下
の微小片に粉砕することと、(b)前記木材微小片の
炉乾燥重量の1〜10%の範囲内の亜硫酸アルカリ
塩を含む亜硫酸アルカリ塩溶液(PH:7〜12.5)
にて前記木材微小片の表面を湿らすことと、(c)前
記亜硫酸塩溶液を蒸気加熱して前記木材微小片を
超大気圧下で125〜165℃の温度範囲に加熱しかつ
この温度範囲に0.5〜20分間維持することと、(d)
前記蒸気加熱前記木材微小片をデイスク磨砕機を
通して磨砕機機械的パルプを製造することとから
なる木材チツプから改良された磨砕機機械的パル
プを製造する方法を提供する。 この好ましい実施態様において、木材微小片の
木目に対して直角方向の長さが4mm以下のとき、
加熱温度と圧力は好ましくは0.5〜5分間、最も
好ましくは約2分間維持される。 さらに、すでに述べた本発明の実施態様におい
て木材微小片の湿潤工程を好ましくは亜硫酸塩溶
液を木材微小片上に噴霧することによつて行うこ
ともできる。 本発明の実施態様において亜硫酸塩溶液の好ま
しいPHは、カセイソーダが亜硫酸塩溶液に加えら
れるとき、約12である。 次に本発明の実施態様を添付図面を参照してよ
り詳細に説明する。 第1図は、前に述べた目的を実現する本発明の
方法のフローシートを示す。 最適の製品品質を得るこために好ましく軟木チ
ツプの木材材料がチツプ裁断機を通され、粗断片
される。裁断された材料は次に混合機(らせんコ
ンベヤでもよい)の中に落下し、そこで濃亜硫酸
ソーダ溶液が噴霧機又は他の適当な方法で木材材
料上に均一に分配するように加えられる。あるい
は激しい撹拌によつて木材微小片表面上に溶液が
よく分散することを保障する裁断機にて亜硫酸ソ
ーダをチツプに加えることもできる。次に木材及
び化学的混合物は加熱貯蔵槽に送られ、そこで蒸
気を加えて所望温度に加熱され、その加熱は加熱
による最適の効果を得るのに必要な時間保持され
る。適当な加熱時間の後、高温木材材料はデイス
ク磨砕機に送られ、そこで所望の性質を有するパ
ルプにされる。 本発明方法の長所の最も重要なものは従来の磨
砕機機械的パルプ製造方法によつて得られるパル
プに対してより高い湿り及び乾燥強度を有するこ
とであるが、その長所はまた軟木チツプ以外の原
料を使用した場合も得られる。鋸屑は磨砕機機械
的パルプ製造に使用される。このパルプの品質
は、チツプ形の同じ木材種から作られたパルプよ
りも常に低く、鋸屑のきめの荒さによつて変わ
り、よりきめの荒い鋸屑の方がより良いパルプが
作られる。鋸屑が本発明方法によつてパルプに製
造されるとき、同じ材料から作られた磨砕機機械
的パルプの製品品質以上であるが、この製品品質
の比例増加はチツプにて得られた比例改良と同じ
である。同様の比例増加は、例えば軟木かんな削
屑又はかばの木及びはこやなぎのような硬木種の
チツプ等の他の原料を使用して本発明によつて得
られる。指標として一定の叩解度で破裂強度を使
用してこれらの比例増加は正規の磨砕機機械的パ
ルプと比較して約50〜100%又はそれ以上の範囲
にある。この増加は重要な大きさであり、これら
の材料から作ることができるパルプの経済的価値
を実質的に上げ、それらを使用することができる
紙製品の数を増大する。品質の同様の比例増加を
有する他の方法と異り、本発明方法は従来の磨砕
機機械的パルプ製造方法と比較してパルプ収量損
失をほとんど伴わずこれらの増加を与える。 本発明方法の第1段階は木材材料に亜硫酸ソー
ダを加えることである。木材材料に亜硫酸ソーダ
を加えてデイスク磨砕によつて機械的パルプを作
ることはそれ自身新規ではない。この前の使用は
本発明を構成する条件の特殊な結合に含まれず、
また本発明方法の非常に好ましい効果を与えなか
つた。亜硫酸ソーダの添加量が木材材料の炉乾燥
重量の1〜10%の範囲にあるとき、本発明方法に
よつて良い結果が得られる。木材材料表面への亜
硫酸ソーダの添加は木材を亜硫酸ソーダ溶液中に
浸すことによつて又は木材に該溶液を噴霧するこ
とによつてすることができる。木材表面の均一被
包包が望ましい。亜硫酸ソーダ溶液は固体塩を溶
かして作られる。この場合、最大濃度約20%の亜
硫酸ソーダ溶液が室温で水を使用して作られる。
もし偶然に、本発明方法が化学パルプをソーダ塩
基亜硫酸塩加熱処理方法によつて作るパルプ及び
製紙工場で使用されるとき、本発明方法に使用さ
れる亜硫酸ソーダ溶液は、塩を亜硫酸塩に変える
のに必要な割合のカセイソーダを加熱処理液に加
えることによつて最も都合よくかつ安価に得るこ
とができる。この場合、濃度8〜10%の亜硫酸塩
溶液になる。 木材チツプが本発明方法に使用されるとき、限
られた量の亜硫酸ソーダ溶液のみがチツプ表面に
付着することができ、この限られた量以上のチツ
プに加えられた量は排出される。チツプ表面の限
られた水保持容量によつて、排水が行われた後亜
硫酸ソーダを必要量に保つために高濃度の亜硫酸
ソーダ溶液を使用する必要が生じる。この因子は
すでに述べたように加熱処理液から作られたより
安価なより低濃度の亜硫酸ソーダ溶液を使用する
望ましい選択に接近する。さらに次の段階でチツ
プは蒸気加熱され、蒸気凝縮液がチツプ上に形成
し、混合されて亜硫酸ソーダ溶液を希釈し、チツ
プ表面の限られた液体保持容量のために多少の亜
硫酸塩溶液を水切りする結果になる。 本発明方法の好ましい実施態様において、必要
な亜硫酸ソーダ溶液を加える前にチツプを裁断す
ることによつて木材材料の全表面積は非常に増加
しまた木材表面によつて保持される溶液量は同じ
割合で増加する。寸断から生じる表面積増加によ
る木材材料のこの改良された液体保持容量は木材
破片間の接触点の非常な増加によつてさらに増加
し、各破片の接触点は溶液新月形が形成すること
ができる位置を構成し、それによつて木材微小片
表面の他の地域上のそれに付加する溶液を保持す
る。 軟木チツプ表面によつて保持される水の量を測
定して炉乾燥木材材料1ポンド当り0.35〜0.40ポ
ンドの範囲にあることがわかつた。好ましい方法
で裁断した後の同じ型のチツプは、木材材料1ポ
ンド当り11.5〜1.20ポンド保持する。チツプの水
保持容量は、この化学剤を高い割合で付加して本
発明方法に使用される高濃度亜硫酸ソーダ溶液量
とほぼ同じである。それはまた、本方法の加熱段
階でチツプ上に形成する蒸気凝縮液の量とほぼ同
じである。蒸気に化学溶液を加えたものは大体次
にチツプ表面によつて保持される体積を越えまた
希釈された凝縮化学溶液は排出する。 本発明方法は裁断されないチツプにも使用でき
る。しかし、もし裁断されないチツプが使用され
るとき、亜硫酸ソーダの一部は記載されたように
蒸気加熱工程で洗い落される。本発明方法を使用
するための大プラントにおいて洗い落された亜硫
酸ソーダの価は重要であり、その再生も重要であ
る。従つて磨砕機に行く前のチツプかな洗い落さ
れた溶液を分離する手段とそれを再使用のために
元の濃度に強化する手段とを備える必要がある。
亜硫酸ソーダ溶液の再循環の操作及び資本金が除
かれることがチツプを裁断する本発明の好ましい
実施態の重要な効果である。 チツプを裁断する好ましい実施態様のさらに他
の長所は、亜硫酸ソーダが木材微小片の表面から
最も離れた繊維に違するように拡散しなければな
らない距離がより短いことである。このより短い
距離の結果繊維中の化学剤のより均一な分配が得
られて改良されたパルプ品質を与える。 チツプ裁断工程は適当な粉砕機械によつて行わ
れることができ、木材の微小化は繊維の長さを減
少する木目に直角の最小破砕と可能なパルプ品質
とをもつて木目方向に沿つて木材片を主として分
割することによつて行われる。裁断はハンマー裁
断機又は円盤型摩擦裁断機によつて行われる。好
ましい型の円盤摩擦裁断機としてはスプラウト・
ワルドロン・インコーポレーテツド社製のチツプ
分別機(登録商標)がある。チツプ裁断は約0.4
〜1.0馬力日数/トンのエネルギー消費でチツプ
分別機で行うことができる。 チツプが化学剤溶液を吸収する状態にすること
ができる他の方法は非常に強力なねじプレス例え
ばバウアー・インプレツサフイナー(登録商標)
を使用することである。この機械はチツプを圧縮
して部分的にその構造を破壊しそれらに柔軟性を
付与する。それはまた、チツプが圧縮から解放さ
れて弾力をもつて膨張するとき吸収する化学剤処
理液にチツプを浸す手段を備える。このねじプレ
スは大きく高価であり、圧縮されたチツプと機械
部材との間の高摩擦力によつて生じた摩耗の結果
としてかなりの整備が必要である。エネルギー消
費はかなりり高く、処理されたチツプの炉乾燥ト
ン当り5馬力日の範囲である。 チツプの裁断はある範囲の粒子サイズの製品を
与える。ほとんどの木材微小片が1〜4mmの等級
の木目に直角の大きさを有する範囲内にある裁断
された塊にチツプを粉砕する方が好ましく、多く
の微小片は木目に対して直角方向の大きさが1mm
以下であり、少数の微小片が4mm以上であること
が理解される。 本発明方法に適する裁断度は元のチツプとそれ
らの裁断されたものの相対水保持容量によつて表
わされる。チツプと裁断されたチツプの水保持容
量は以下のように測定される。すなわち、(1)風体
を計つたワイヤーメツシユバスケツトに秤量した
チツプ又は裁断チツプ試料を入れ、(2)そのバスケ
ツトを30秒間水の中に浸し、(3)バスケツトを水か
ら出して内容物から水を切るためにそれを振り、
(4)バスケツト及び内容物を秤量して保持された水
の量を決め、(5)チツプ又は裁断チツプを炉乾燥し
て木材材料の炉乾燥重量を決め、(6)保持された水
を木材材料の炉乾燥重量の分数として計算する。 本発明方法において最良結果を得るために、元
のチツプの水保持容量より60〜300%大きな水保
持容量を裁断チツプに与えるように裁断がなされ
る方法が良い。60%以下ではすでに説明したよう
に蒸気加熱工程で化学剤の洗い落しの障害が増加
する。高割合では水保持容量が増加して、過度の
裁断機作用からの繊維損傷による最終製品品質の
損失がある。 最終製品品質における裁断度効果の一試験にお
いて、多くのチツプが2つの部分に分けられた。
第1部分は摩擦裁断機を1度通過させることによ
つて裁断した。第2部部分は第1部分と同様に1
度裁断した後その裁断した材料をさらに2度摩擦
裁断機を通過させより細かい裁断物を得た。1度
裁断及び3度裁断物は次にさらに本発明による同
じ処理を行つた。作られた最終パルプは同じ叩解
度100にて表1に与えられた次の性質を有して
いた。
【表】 3度の裁断は明らかに過剰であり、強度損失及び
最終製品の破片含有量増加を引き起す。従つて裁
断の程度は、裁断工程を有する本発明の実施態様
において重要な因子である。 第1図には本発明方法に使用される構成要素と
して混合機が示されている。混合機は亜硫酸ソー
ダ溶液と処理される木材材料を混合するために使
用される。いろいろな型の手段がこの機能を行う
のに適している。簡単かつ満足できる例は、1個
以上のスプレーノズルを備えた正規のスクリユー
コンベヤがあり、このスプレーノズルによつてチ
ープがスクリユーに沿つて移動する間に亜硫酸ソ
ーダ溶液がチツプ上に噴霧され、また該スクリユ
ーが撹拌効果を増し、木材表面への溶液の均一分
散を促進する。木材微小片は時々空気によつて運
ばれ、またその到着地において、それをサイクロ
ンの落下脚部をら施降下させることによつて排出
するサイクロン分離器によつて空気流から分離さ
れる。木材微小片が落下脚部の壁をら施降下する
とき、亜硫酸塩溶液を木材微小片上に噴霧するこ
とによつて都合好く加えることができる。溶液の
付加はまた単に木材微小片を溶液中に浸すことに
よつてもすることができ、その後溶液は排出され
る。木材微小片と溶液が傾斜したスクリユーコン
ベヤの下端に加えられるとき、この溶液付加方法
は連続処理工程に組み入れることができ、溶液は
その下端にプールを形成し、そのプールからスク
リユーが木材微小片を上げる間に過剰の溶液がプ
ールに戻る。 本発明方法において木材に加えられる亜硫酸ソ
ーダの割合は生成パルプの品質にとつて重要な因
子である。製品パルプの品質は木材に加える亜硫
酸ソーダの割合と調節することによつて変えるこ
とができる。その結果、いずれの最終用途のため
にも亜硫酸ソーダの増加割合で改良するそれらの
強度と亜硫酸ソーダの割合の増加と共に増加する
それらの価格との間の最適の均合いを有するパル
プを作ることが可能である。 第8図、第9図、第10図は木材に加える亜硫
酸ソーダの割合だけを変えた本発明の方法によつ
て作られた一連のパルプのための堆積層含有量、
破裂因子及び木材溶解損失%と亜硫酸ソーダ塩含
有量との関係を示し、各々の各データを表5に示
している。亜硫酸ソーダ付加の各水準のための通
常処理工程は、2000炉乾燥グラムのスプルース・
バルサムチツプを裁断すること、これに亜硫酸ソ
ーダ溶液を1リツトル噴霧すること、噴霧した材
料を常任で30分間蒸気加熱すること、及び適当な
叩解度範囲にわたる4個のパルプを試験用に得る
ために蒸気加熱した材料を複数回デイスク磨砕す
ることであつた。 亜硫酸塩溶液は適当な率を有し、それぞれの量
の裁断チツプに1%、2%、4%及び10%の亜硫
酸ソーダを与えた。溶液のPHは約8.9であつた。
別の2000グラムの裁断チツプは、比較の基準とし
て従来の磨砕機機械的パルプを与えるために亜硫
酸ソーダ付加又は蒸気加熱することなくデイスク
磨砕した。このパルプの性質は第8図、第9図、
第10図に0%亜硫酸ソーダ点でプロツトされて
いる。 第8図は木材に加えられた亜硫酸ソーダの割合
の関数として100叩解度に内挿されたパルプの堆
積屑含有量の図面である。本方法の他の条件と組
合せて亜硫酸ソーダを1%付加しても従来の磨砕
機機械的パルプ製造法によつて作られたパルプと
比較して堆積屑含有量が約50%減少した。亜硫酸
ソーダの割合を増加させると堆積屑含有量がさら
に減少し、10%の亜硫酸塩付加において磨砕機機
械的パルプと比較して30以上の率で堆積屑が減少
した。第8図の曲線の形は、破片含有量がすでに
非常に低かつたため、10%以上の亜硫酸ソーダ添
加率では堆積屑含有量がさらにわずかに減少した
だけであることを明らかに示している。10%を超
える亜硫酸ソーダ添加率は破片含有量減少に基き
経済的には容認されない。 第9図は100叩解度パルプの破裂因子に対する
亜硫酸ソーダの割合の効果を示す同様の図面であ
る。本方法にて1%亜硫酸ソーダを使用すると破
裂因子を25%増加させ、また4%の場合はそれを
ほとんど2倍にする。さらに、亜硫酸ソーダの割
合が10%に増加するとき、強度が増加する。しか
し、全亜硫酸塩添加量が10%に近づくにつれて、
増加する亜硫酸ソーダの1%当りの強度増加は小
さい。 機械的パルプが作られるとき、木材から水溶性
成分が溶出するために常にいくらかの収量損失が
ある。本方法によるパルプ製造においても同様の
損失があり、これらの損失は亜硫酸使用量と共に
増加する。この損失は本方法に使用する乾燥木材
材料の重量と水溶性成分以外の洗浄後の乾燥製品
パルプとの間の差の割合である。第10図には1
%〜10%の亜硫酸ソーダ添加率で使用する本発明
方法によつて作られたパルプと亜硫酸ソーダ目盛
りの0%にプロツトされた従来の磨砕機機械的パ
ルプとについて示されている。亜硫酸添加率が4
%までの場合には、磨砕機機械的パルプ製造法に
比較して、本発明方法による損失はほんのわずか
増加しているだけであることがわかるであろう。
4%の亜硫酸ソーダを使用するとき、減少量は従
来の磨砕機機械的パルプ製法では3.8%で、本発
明方法では4.5%である。10%の亜硫酸ソーダ添
加率では、減少量は6%に増加し、亜硫酸ソーダ
の添加率の増加より急速に増加していることは明
らかである。 破裂因子増加の反応減少及び堆積屑含有量減少
と収量損失増加及び亜硫酸ソーダ量増加によつて
代表された原料価格上昇は通常亜硫酸ソーダ使用
割合の経済的上限を約10%とする。従つて、本発
明方法ではパルプの所望品質によつて1%〜10%
の亜硫酸ソーダ(炉乾燥木材に基く)を使用す
る。亜硫酸ソーダ添加量の好ましい範囲は2%〜
4%である。 すでに述べたように、もし全チツプが使用され
かつ亜硫酸ソーダ溶液強度が低いとき、チツプは
加えられた亜硫酸塩溶液と、それに加えて加熱時
にチツプに形成された凝結液全部を保持すること
ができない。この場合、チツプに加えられた亜硫
酸ソーダの割合は、熱反応工程で利用できること
が望まれる量以上でなければならず、それは実質
的にすでに述べた量以上の化学剤を加える必要が
ある。蒸気凝縮液によつて洗い落された余分に加
えた化学剤はチツプから分離され、亜硫酸ソーダ
を加えて強化して再使用される。 本発明方法に使用される化学剤として亜硫酸ソ
ーダに多く言及して来たが、亜硫酸カリも使用で
きる。亜硫酸アンモニウムは本方法に使用するに
は適当でない。それは亜硫酸ソーダ溶液を使用し
た場合よりパルプ強度増加がずつと少く、パルプ
の輝きが減少する。亜硫酸塩を溶解して溶液を作
るとき、PHは通常8〜10の範囲である。重亜硫酸
塩加熱処理液が硫黄源として使用されるとき、重
亜硫酸塩溶液に塩基の溶液を加えることによつて
溶液が作られる場合は、その溶液の最終PHは主に
ナトリウムと硫黄の原子量比の関数となる。カセ
イソーダと2酸化硫黄から作られる種類の溶液
は、ナトリウムと硫黄が異る比でいろいろの割合
のイオン例えば水素、ナトリウム、重亜硫酸塩、
亜硫酸塩及び水酸基を含む広い連続スペクトルを
構成する。いろいろなイオンの割合によつてその
割合特有の溶液PHが決まる。従つて溶液PHは、ナ
トリウム―硫黄比及び溶液が有するスペクトルの
特別の部分の同定に関してその溶液を特徴づける
簡単かつ便利な方法である。本方法の使用に適当
な溶液は、高割合のアニオンの亜硫酸塩と過度の
割合の水酸基及び重亜硫酸塩を含むものである。
この溶液は7〜12.5の範囲のPH値を有する。従つ
て、亜硫酸ソーダで作られかつ本方法の使用に適
する亜硫酸塩溶液は7〜12.5の範囲のPH値を有す
るものとして特徴づけられる。 ここで述べるPH値は、25℃に補正された測定で
標準緩衝溶液に対して目盛をつけられたガラス電
極PHメーターを使用する通常の工業的方法によつ
て測定される。ここで述べるPH測定に使用される
電極は、ベツクマン一般用電極(登録商標)No.
41263とベツクマン繊維接合基準電極(登録商
標)No.39170との組合せである。 工業的方法として広く行われているこの方法に
よつてなされたPH測定は、絶対PHを決定するため
に最も厳密な科学的方法を用いて得られた値から
離れている。商業的測定方法にて得られた最も有
効な科学的PH値からの離れは、試験溶液のナトリ
ウムイオン濃度、測定温度及び測定用ガラス電極
の性質の複雑な作用である。これらの複雑さを避
けるために、PH値は明細書を通してすでに述べた
方法及び電極の語で表現されてる。 従つて、例えばここで測定された上限値1.25
は、時々ナトリウムイオン濃度効果と言われるこ
の因子によつて補正がなされたとき、実際に約
13.7と決定された。幸運にもこの効果はPH範囲の
値の大きい部分の近くでのみ意味があり、約10.5
〜11以下のPH値では無視できると思われる。 厳密に言えば、亜硫酸ソーダ溶液が式Na2SO3
に対応する割合でナトリウム、硫黄及び酸素を含
むものであるけれど、ここで言う亜硫酸ソーダ溶
液の語は硫黄に対するナトリウムの化学量論的割
合以外を含む他の溶液を包含し、またそれは7〜
12.5の範囲のPH値を有する溶液を与える。同様に
他の亜硫酸アルカリについて、亜硫酸アルカリ溶
液の語は、主として亜硫酸塩溶液であるがPH値が
7〜12.5の範囲の溶液にするアルカリ―硫黄比を
有する溶液を包含する。 適用される処理液のカセイソーダ―2酸化硫黄
比の効果は一連の試験によつて研究された。試料
チツプを裁断し、裁断したチツプの一部を本発明
方法によつて処理し、また他の一部は本発明の一
部を構成する処理液のPH範囲の独特の効果を示す
ために本方法の範囲外のPH値(ナトリウム―硫黄
比)を有する処理液を加えて本方法によつて処理
した。 一連の溶液が調整され、各溶液は各々7.6%の
2酸化硫黄と共にに変えた量のカセイソーダを含
んでいた。これらの溶液は3.7〜13.0の範囲のPH
値を有し、従つて重亜硫酸ソーダを亜硫酸溶液で
溶解して作られた溶液から遊離カセイソーダを相
当量加えた亜硫酸ソーダ溶液までの範囲を包含し
た。各裁断チツプは、木材材料の3.8%の炉乾燥
重量の一定量の2酸化硫黄を加えたPH値の異る溶
液にて噴霧された。これらはさらに同じ方法、す
なわちまず100℃で30分間蒸気加熱し次いで各々
実験室のデイスク磨砕機でいくつかの程度に繊維
離解することによつて処理された。このように作
られたパルプの多くの性質が試験された。各パル
プの試験値はそれらの叩解度に対して作図され、
100叩解度で期待される試験値はこの作図から内
挿法によつて得られた。100叩解度でのこの試験
値は処理された液のPHの関数として第4図〜第7
図に作図されており、そのデータを第5表に示し
た。これらの図面にはまた、裁断チツプに化学剤
を添加せず、本方法の蒸気加熱工程を行わずに磨
砕して得られた試験値(標準磨砕機機械的パル
プ)がRMPの記号で水平線で示されている。 第4図には、使用された液のPHに対して作図さ
れた100叩解度パルプの破裂因子が示されてい
る。標準磨砕機機械的パルプが破裂因子12を有
することがわかる。本発明方法によると亜硫酸塩
溶液のPHが各々3.7及び5.6と低い場合に得られた
破裂因子は14.8であつた。曲線の第3点はPH値
7.5で作られたパルプを示し、ちようど特定され
たPHのより低い境界内にあり、このときの破裂因
子は22.9であつた。処理溶液のPHはパルプ強度に
対するその効果において臨界でありまた、亜硫酸
塩溶液のPHを5.6から7.5にするとパルプ強度を非
常に増したことが明らかである。従つて、PH値を
約7の亜硫酸ソーダ溶液を使用することによつて
作用の様式においてまた得られた効果において質
的な変化がある。各PH値が10.4及び12.2において
各々より高い破裂因子2.8及び30.2が得られた。
PH13.0において破裂因子はさらに急上昇して38.7
であつた。この高破裂因子はそれ自身非常に望ま
しいが、次に述べるように12.2〜13.0PH範囲に生
じた他の性質の変化は逆であり、従つて本方法の
PHの上限値を12.5と特定する。 第5図には、すでに述べたように作られたパル
プのための処理溶液のPHに対して作図したように
100叩解度パルプのための内挿法によつて得られ
た堆積屑又は破片含有量が示されている。また、
化学剤を添加せず蒸気加熱することなしに作られ
た従来の磨砕機機械的パルプに対応する値が示さ
れている。堆積屑含有量は百分率としての各パル
プの割合であり、それは大きすぎて0.006インン
チ幅のスクリーンみぞを通過することができず、
さらに微小片にするために除かれなければならな
い望ましくない破片を代表している。磨砕機機械
的パルプは100叩解度にて10%以上の堆積屑を有
していた。PH値3.7及び5.6の亜硫酸塩溶液の使用
及び蒸気加熱によつて各々11.0及び12.0%の堆積
屑含有量に減少し、適度の改良がなされた。使用
した亜硫酸塩溶液のPHが7.5のとき、堆積屑含有
量は1.7%のみであり、従来のパルプの堆積屑含
有量の10%より少く、また使用された溶液が本方
法に使用されたものよりPHが低いことを除いて同
じ処理によつて作られた2つのパルプの良い方の
15.5%であつた。第5図の曲線の他の点はなお小
さい値を示すが、処理溶液のPHをさらに13にする
とき堆積屑は減少した。PHが約7以上の溶液を使
用するとき、図面から明らかなように堆積屑の減
少によつて製品品質に明らかに大きな改良があ
る。この一連のパルプを作るのに使用された小さ
なデイスク磨砕機は大きな商業的装置と比較して
高堆積屑含有量を特色として生じる。しかし全パ
ルプは同じ磨砕機で作られたため、本方法の条件
によつて大きな堆積屑割合の減少が達せられたこ
とはこの点に関して本方法の長所を示している。 第6図において、異るPH値を有する溶液で処理
して作られたパルプの試験データを作図して内挿
法によつて得られた100解度でのパルプ明度の作
図が示されている。この図面には、PH範囲3.7〜
12.2の処理溶液のPHを増加するとこ明度の可能な
小さな増加を指示している。PH値が12.2と13の間
では明度がはつきりと非常に大きく減少してい
る。PH13の処理液で作られたパルプは、機械的パ
ルプを使用するより重要な製品の利用のためには
明度が低すぎる。従つて本方法に使用される亜硫
酸塩液のPH値は、高いPH値で生じる明度の急降下
を避けるために12.5未満にしなければならない。 第7図には、本方法に用いる元の木材材料の百
分率として高温水洗浄後のパルプ収量の作図を示
す。使用した処理液のPHを変えた場合の収量を示
しており、収量は処理液のPHが増加するにつれて
ゆつくり減少する。従来の磨砕機機械的パルプの
収量96.2%に比較すると、亜硫酸ソーダで作られ
たパルプ収量はPH12.2の溶液の場合のかなり良い
収量92.4%までゆつくり減少している。PHがさら
に13に増加すると、収量は大きく減少して83.3%
に落ちる。従つて、収量の大きな望ましくない変
化は処理液のPHが12.2と13.0の間で生じる。 今まで述べてきたことから本発明方法によつて
得られる著しく良い効果は使用される亜硫酸塩溶
液のPH値が約7以上の時のみ得られ、また溶液の
PHが約12.2以上の場合に好ましくない逆のパルプ
性質が得られることが明確になるであろう。本発
明方法の独特かつ所望の効果は使用される亜硫酸
塩溶液のPHが約7〜12.5の範囲にあるときのみで
ある。望ましくないパルプ品質変化がこの範囲外
で起るため、完全なPH調整が工業的環境において
はほとんど不可能であるため及び少くともPH値の
上限12.2までPHが増加するにつれてパルプ品質が
増進するため、PH値が10.〜11.5の範囲の溶液を
使用して本発明の好ましい実施態様においてほぼ
最良の品質が得られると共にPH値13によつて起る
危険な逆の効果は最小にされる。 亜硫酸ソーダ溶液はまた亜硫酸ソーダ溶液に2
酸化硫黄を加えることによつて作ることもでき
る。このように亜硫酸ソーダ溶液が作られナトリ
ウム―硫黄比が2のとき、溶液は同じ比で亜硫酸
ソーダ溶液に2酸化硫黄を加えて得られるるもの
と実質的に同一である。ナトリウム―硫黄比が2
以上では、過剰の塩基はカセイソーダとしても炭
酸ソーダとして存在するであろう。この過剰の炭
酸ソーダは、本方法において等量の過剰のカセイ
ソーダと同じ効果を有し、従つてこの溶液も前に
定義したような亜硫酸ソーダ溶液の語に包含され
る。もしナトリウム―硫黄比が2以上になるのに
必要な過剰の量の炭酸ソーダが亜硫酸ソーダ溶液
中に存在すると、炭酸ソーダはカセイソーダの場
合と同様に溶液PHを上昇する。本方法によつて作
られたパルプの性質に対するこの過剰量の効果
は、すでに述べたように同量の過剰のカセイソー
ダから得られるものと実質的に同じである。大量
の過剰の炭酸ソーダが存在すると大量のカセイソ
ーダの場合と同じ効果があり、明度と収量の損失
を生じる。 炭酸ソーダはカセイソーダより弱い塩基物質で
あるように、過剰の炭酸ソーダは化学的に等量の
過剰のカセイソーダの場合より低いPHを亜硫酸ソ
ーダ溶液に与える。大量の過剰の炭酸ソーダでは
カセイソーダの場合のようにPH値が約12.5以上で
なく10以上で逆の効果が生じることがわかつた。 木材微小片に亜硫酸ソーダを加えた後、その混
合物は熱反応工程に送られ、そこで亜硫酸ソーダ
の硫黄が木材物質のリグニンと化学的に反応して
不溶性のリグニンスルホン酸基を形成する。本発
明方法の新規かつ大きな長所は、単かつ安価な手
段によつて商業的規模で行われることができる非
常に温和な条件で熱反応工程を行うことができる
ことである。 本発明の好ましい実施態様において、亜硫酸塩
処理木材微小片は開口容器に入れられ、次いで内
容物に直接蒸気を与えてその温度を90〜100℃に
加熱し、この温度範囲に約30分間維持される。次
にそれはデイスク磨砕機を通過させて改良された
パルプを作る。亜硫酸塩処理木材微小片が約100
℃に保持される時間は厳密ではない。パルプ製品
の性質は加熱時間の増加と共に30分間までは改善
されるが、その後は実質的に変わらない。 第2図は100カナダ標準叩解度と比較した破裂
因子とパルプの堆積屑含有量を示しており、使用
したパルプは、裁断機チツプに亜硫酸ソーダ溶液
を噴霧し、100℃で各々0〜80分間加熱し、次い
でデイスク磨砕機を通して作つたものである。破
裂因子は10分間の蒸気加熱では16.0から28.0に上
昇し、さらに30分間加熱では31.5に増加し、80分
間加熱ではほとんど前と変化がない。堆積屑含有
量は(パルプを使用する前に粗雑な材料は除かれ
なければならない)加熱しないときは5.6%であ
り、10分間の加熱後は1.22%、30分間の加熱後は
0.56%、80分間の加熱後は前よりわずかに下つて
0.41%であつた。本方法の加熱工程はまた超大気
圧下で蒸気加熱によつてすることもできる。約
40psig.蒸気圧に相当する圧力下142℃で2分間の
蒸気加熱は大気圧下で30分間の蒸気加熱と実質的
に同じ効果を与える。他の時間―温度の組合せは
80〜165℃の温度範囲と80〜0.5分の時間範囲内で
使用することができる。しかし熱反応工程が開口
容器内で単純な蒸気加熱によつて行うことができ
ることが本願発明方法の特別の長所である。他の
方法では作るのに高価な圧力容器を必要とし、ま
た木材を出し入れする圧力閉止手段を必要とす
る。この圧力閉止は、通常蒸気圧力を包含するた
めに木材材料出し入れ用の厚い栓を形成するねじ
プレス又は羽根付回転パルプである。両機構とも
企業にとつて高い維持コスト装置として知られて
おり、必要な加熱工程をもし所望なら簡単な開口
塔で行うことができること、従つて圧力閉止を必
要としないことが本方法の重量な特徴である。 熱反応工程を100℃で開口容器にて行うことが
望ましいが、125℃〜165℃の温度範囲で超大気圧
容器にて行うこともでき、さらに本発明方法のこ
の工程は100℃〜125℃の中間温度範囲で30分間又
はこれ以上から2分間の範囲の加熱時間で行うこ
ができる。技術的可能性に関して、100℃〜125℃
の温度範囲で本方法を使用すると、125℃以上の
温度範囲では圧力容器と圧力閉止手段を必要とす
る欠点はなくなるが、長い加熱時間を必要とする
ためにより大きな加熱容器が必要になる欠点が加
わる。従つて、それは本発明の範囲内になお含ま
れているが、80〜100℃の温度範囲又は125〜165
℃の温度範囲で行う場合よりも一般に商業的には
魅力が少いであろう。 前記の工程に続いて、処理された木材材料は、
製品パルプを使用する方法に欲求される程度にさ
らに粉砕するためにデイスク磨砕機に供給され
る。磨砕機機械的パルプを作るために使用される
商業的に利用できるデイスク磨砕機のいずれもこ
の工程に使用することができ、粉砕はデイスク磨
砕機を1回又は複数回通過させて行うことができ
る。このようにして作られたパルプは新聞印刷用
紙を作るための単一供給パルプとして使用するこ
とができ、デイスク磨砕機のエネルギー入力は通
常、炉乾燥トン又はパルプ当り85〜100馬力日数
の範囲内であり、これは磨砕機機械的又は熱機械
的パルプ製法による新聞印刷用紙用パルプを作る
のに使用される範囲と同じである。 本発明方法の長所は、従来の磨砕機機械的パル
プ製法と比較して、実際に第3図に示したように
広い範囲の磨砕度に利用できることである。チツ
プを2つに分けて、1方を磨砕機機械的方法によ
つてパルプを作り、他の一方を本発明方法によつ
て行つた。各方法の試料はいろいろな程度の磨砕
機が行われた。これらのパルプの破裂因子と堆積
屑含有量はそれらの各叩解度に対して作図され第
3図に示されている。第3図の曲線A及びA′は
各々磨砕機機械的パルプの破裂因子及び堆積屑含
有量であり、曲線B及びB′は各々本発明方法によ
つて作られたパルプの比較データである。それら
の叩解度範囲の同延の部分上では、本方法のパル
プの破裂因子は従来のパルプの172%に対して236
%からであり、一方堆積屑含有量は1.3%に対し
2.0%のみである。 蒸気加熱した材料が比較的高濃度で処理される
とき最良の磨砕工程効果が得られる。磨砕機に入
る材料の濃度は好ましくは15%〜25%の範囲であ
り、材料が磨砕機円盤の間から出てくるとき濃度
は好ましくは18〜55%の範囲である。磨砕機によ
つてパルプに加えられたエネルギーの非常に多く
は熱して変わり、磨砕される材料から水分を蒸気
させ、従つて、磨砕の間に他の目的に水が加えら
れないと仮定すると磨砕機円盤から排出される材
料は入る時より高い濃度になるであろう。 本方法によつて作られた最良のパルプ品質は単
に本方法の各工程の各効果を総計した効果でな
く、それらを適当な順序で組合せた協働効果によ
つて作られる。これは本方法の工程のいくつか又
は全部を異る順序に組み合せた多くの試験結果を
比較することによつて示される。異る処理条件の
効果は100叩解度で内挿した表4に与えられたパ
ルプの破裂因子と堆積屑含有量によつて示され
る。
【表】 表4において、“裁断”はすでに述べたように
チツプを裁断する工程、“磨砕”はデイスク磨砕
機にて木材材料を粉砕する工程、“蒸気”は大気
圧下で30分間直接蒸気加熱によつて木材材料を加
熱する工程、また“亜硫酸塩”は木材材料上に亜
硫酸ソーダ溶液を分散させる本方法の工程を意味
する。 試験番号1と2を比較すると、試験2において
蒸気加熱工程を加えたことから破裂因子又は強度
における利益はないが堆積屑は明らかに大きく増
加している。裁断及び蒸気加熱した材料に磨砕す
る前に亜硫酸塩を加えると(試験番号2と3)、
破裂因子は温度の増加を示し、堆積屑含有量は
少々下がつている。試験番号3と4と比較する
と、亜硫酸塩添加工程と蒸気加熱工程を逆にする
ことによつて試験4では破裂因子又は強度はかな
り増加し堆積屑含有量は大きく減少する。試験番
号1と4を比較すると、本発明方法の全工程を適
当な順序で使用することによつて大きな強度改善
と堆積屑含有量減少が得られる。 次に本発明方法の実施例を説明する。厳密には
使用された工程は利用の便宜を必要としたので半
バツチ方式であつたが、各工程は容易に連続方式
に適用できると共に、本方法の商業的規模の使用
のために、組合せて容易に連続方式にすることが
できることは明らかであろう。 実施例 1 1バツチのスプルス及びバルサム混合チツプを
2部に分け、1部をC―2975型切断歯板を備えた
スプラウトワルドロン12インチ単一デイスク磨砕
機を1回通過させて裁断した。濃度15%の亜硫酸
ソーダ溶液500mlを次いで裁断チツプ1300g(乾
熔基準)上に手動撹拌器を用いて噴霧した。次に
この化学処理された木材裁断物わワイヤーメツシ
ユバスケツトに入れて開口容器に入れ、その中で
蒸気を加えて内容物を90〜100℃に加熱した。こ
の温度を30分間維持し、次いでこの蒸気加熱した
裁断材料をD2A508及びD2A502型歯板を備えた12
インチスプラウトワルドンロン磨砕機を通過させ
た。磨砕は約25%の供給濃度で行われた。材料
は、パルプが所望範囲の叩解度を得るために十分
な回数磨砕機を通過させた。最後の3回通過した
パルプから得られた試料に対し表2に載せた性質
を試験した。種々の性質の試験値を試料の相当す
るカナダ標準叩解度(CSF)に対して作図し、
叩解度100で到達すると思われる種々の性質の値
を読み取つた。このデータ処理方法は共通基準で
異る方法によつて作られたパルプの性質の比較を
可能にする。上に述べたように作りまた100叩解
度に内挿したパルプの性質を表2のBに示した。 他の一部のチツプを前を同じように裁断した
が、亜硫酸ソーダ溶液を加えずまた蒸気加熱せず
に、次いで通常の磨砕機機械的パルプ製法によつ
てパルプを作つた。100叩解度に内挿して得られ
たパルプの性質を表2のAに示した。
【表】 表2中の記号(1)を付したパルプ試験はカナダパ
ルプ及び紙協会の技術部の標準方法によつて行つ
た。堆積屑含有量は、徹底的な洗剰の後.006イ
ンチ幅みぞ有するスクリーン上の残滓の割合とし
て測定したパルプ中の望ましくない大形の材料の
測定である。湿り破れ長さはパルプの湿り強度の
測定であり、また破れることなく製紙装置上を走
る湿り紙シートの能力に関する。使用した試験は
標準的でないが、湿つた条件において相対強度を
示す試験値を与えるために全パルプに一様に使用
された。 本発明方法Bによつて直接磨砕機機械的パルプ
製法Aによる製品と比べて顕著にすぐれた製品が
得られたことは明白であろう。本方法の製品は破
裂因子においてほとんど2倍近くの強度であり、
幾分良い裂け強度を有し、磨砕機機械的パルプの
望ましくない嵩高さを有さず、はるかに減少した
堆積屑含有量を有し、より明るく及び収量損失な
くこれらのより良く改良された性質が得ることが
できた。 実施例 2 この実施例にはいくつかの種類の硬木チツプに
適用した時の本発明方法の効果を示した。ここで
使用した木材種は黄樺、白樺及びはこやなぎであ
る。各種の木材チツプは、3組のパルプが各木材
から作られたことを除いて実施例1に記載された
方法と全く同様に処理された。これらは(A)亜硫酸
ソーダを加えずまた蒸気加熱しない磨砕機機械的
パルプ、(B)適度の濃度の亜硫酸ソーダ溶液を使用
した本発明方法により作つたパルプ及び(C)高濃度
の亜硫酸ソーダ溶液を使用した本発明方法により
作つたパルプである。得られたパルプの品質をす
でに述べたように100叩解度で内挿した値で表3
に示した。
【表】 これらの硬木は同じように本方法に答え、実施
例1の軟木の場合と同じ相対度で答えたことが明
白である。はこやなぎパルプCの明度が減少した
のは試験の誤りの結果と思われる。 本発明方法によつて得られた大きなパルプ品質
改良ははは、約2%の亜硫酸ソーダが木材に利用
できる試料Bにおいてである。約6%の亜硫酸塩
Cの使用ではより高い化学剤価格及び収量のわず
かの減少でパルプ性質のさらに適度の改良が得ら
れた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を示すフローシート。第
2図は100℃において加熱時間を変えて得られた
破裂因子とパルプの堆積屑を示す。第3図は本発
明の方法と従来の磨砕機による方法との比較を示
しており、破裂因子と叩解度に対する堆積屑含有
量を表わしている。第4図〜第7図は各々破裂因
子、堆積屑含有量、明度%及びパルプ収量%とPH
との関係を表わしている。第8図〜第10図は
各々堆積屑含有量、破裂因子及び木材溶解損失%
と亜硫酸ソーダ塩含有量との関係を表わしてい
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 木材片から改良型の磨砕機機械的パルプを製
    造する方法において、前記木材片の炉乾燥重量に
    対して1から10%の量の、かつ7から12.5のPHを
    有するアルカリ金属の亜硫酸塩溶液にて前記木材
    片の表面を湿らすこと、前記湿潤木材片を80から
    165℃の温度まで蒸気加熱し、かつその温度を0.5
    から80分間保持することと、前記蒸気加熱後に前
    記木材片をデイスク磨砕機に通すことから成り、
    前記パルプの収率が約92から95%である製造方
    法。 2 前記木材片上に前記亜硫酸塩溶液を噴霧する
    ことによつて前記木材片の表面を湿らす工程を行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 前記亜硫酸アルカリ塩が亜硫酸ソーダである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 4 前記木材片が木材チツプであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 前記木材片を蒸気加熱する前記温度が80〜
    100℃の温度範囲内でありかつその温度範囲に2
    〜80分間維持することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 6 蒸気加熱する間前記木材片から排出する亜硫
    酸塩溶液が加熱された木材片から分離されかつさ
    らに前記木材片の処理に使用するために濃亜硫酸
    塩溶液で強化されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項〜第4項のいずれか1項記載の方法。 7 前記木材片が木材削又は木材粉であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項、第5
    項のいずれか1項記載の方法。 8 蒸気加熱する前に過剰の浸漬液を湿つた木材
    片から排出することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 9 アルカリ塩の量が前記木材片の炉乾燥重量の
    1〜8%の範囲であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の方法。 10 前記温度範囲を10〜80分間維持することを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。 11 前記温度範囲を15〜80分間維持することを
    特徴とする特許請求の範囲第5項記載の方法。 12 (a) 木材チツプを木目に沿つて主に分割す
    ることによつて微小片に粉砕することと、 (b) 前記木材微小片の炉乾燥重量の1〜10%の範
    囲内の亜硫酸アルカリ塩を含む亜硫酸アルカリ
    塩溶液(PH:7〜12.5)にて前記木材微小片の
    表面を湿らすことと、 (c) 前記亜硫酸塩溶液を蒸気加熱して前記木材微
    小片を80〜165℃の温度範囲に加熱しかつこの
    温度範囲に0.5〜80分間維持することと、 (d) 前記蒸気加熱後前記木材微小片をデイスク磨
    砕機を通して磨砕機機械的パルプを製造するこ
    とと、 からなる木材パルプから改良された磨砕機機械的
    パルプを製造する方法。 13 前記木材微小片上に前記亜硫酸塩溶液を噴
    霧することによつて前記木材微小片の表面を湿ら
    す工程を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    12項記載の方法。 14 前記亜硫酸アルカリ塩が亜硫酸ソーダであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第12項記載
    の方法。 15 前記木材チツプを木目に対して直角方向の
    長さが主として4mm以下の微小片に粉砕すること
    を特徴とする特許請求の範囲第12項記載の方
    法。 16 (a)木材チツプを木目に沿つて主に分割する
    ことによつて微小片に粉砕することと、 (b) 前記木材微小片の炉乾燥重量の1〜10%の範
    囲内の亜硫酸アルカリ塩を含む亜硫酸アルカリ
    塩溶液(PH:7〜12.5)にて前記木材微小片の
    表面を湿らすことと、 (c) 前記亜硫酸塩溶液を蒸気加熱して前記木材微
    小片を80〜100℃の温度範囲に加熱しかつこの
    温度範囲に約2〜80分間維持することと、 (d) 前記蒸気加熱後前記木材微小片をデイスク磨
    砕機を通して磨砕機機械的パルプを製造するこ
    とと、 からなる木材チツプから改良された磨砕機機械的
    パルプを製造することを特徴とする特許請求の範
    囲第12項記載の方法。 17 前記木材微小片上に前記亜硫酸塩溶液を噴
    霧することによつて前記木材微小片の表面を湿ら
    す工程を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    16項記載の方法。 18 前記亜硫酸アルカリ塩が亜硫酸ソーダであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第16項記載
    の方法。 19 前記木材チツプを木目に対して直角方向の
    長さが主として4mm以下の微小片に粉砕すること
    を特徴とする特許請求の範囲第16項記載の方
    法。 20 (a) チツプを木目に沿つて主に分割するこ
    とによつて木目に対して直角方向の長さが主と
    して4mm以下の微小片に粉砕することと、 (b) 前記木材微小片の炉乾燥重量の1〜10%の範
    囲の亜硫酸アルカリ塩を含む亜硫酸アルカリ塩
    (PH:7〜12.5)にて前記木材微小片の表面を
    湿らすことと、 (c) 前記亜硫酸塩溶液を蒸気加熱して前記木材片
    を超大気圧下で125〜165℃の温度範囲に加熱し
    かつこの温度範囲に0.5〜20分間維持すること
    と、 (d) 前記蒸気加熱後前記木材微小片をデイスク磨
    砕機を通して磨砕機機械的パルプを製造するこ
    とと、 からなる木材チツプから改良された磨砕機機械的
    パルプを製造することを特徴とする特許請求の範
    囲第12項記載の方法。 21 前記木材微小片上に前記亜硫酸塩溶液を噴
    霧することによつて前記木材微小片の表面を湿ら
    す工程を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    20項記載の方法。 22 前記亜硫酸アルカリ塩が亜硫酸ソーダであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第20項記載
    の方法。 23 前記木材チツプを木目に対して直角方向の
    長さが主として4mm以下の微小片に粉砕すること
    を特徴とする特許請求の範囲第20項記載の方
    法。 24 前記加熱温度範囲が85〜100℃でかつこの
    温度を約30分間維持することを特徴とする特許請
    求の範囲第19項記載の方法。 25 前記加熱維持及び磨砕工程を大気圧下で行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第18項、第
    19項又は第24項記載の方法。 26 前記加熱温度及び圧力を約2分間維持する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の
    方法。 27 前記亜硫酸塩溶液のPHが約12であることを
    特徴とする特許請求の範囲第14項、第18項又
    は第22項記載の方法。 28 前記亜硫酸アルカリ塩が金属塩であること
    を特徴とする特許請求の範囲第15項、第19項
    又は第23項に記載の方法。 29 前記亜硫酸塩がアルカリ金属塩であること
    を特徴とする特許請求の範囲第15項、第19項
    又は第23項に記載の方法。 30 前記温度範囲を5〜0.5分間維持すること
    を特徴とする特許請求の範囲第23項記載の方
    法。 31 前記亜硫酸塩を前記チツプの炉乾燥重量の
    2〜10%の範囲の量を加えることを特徴とする特
    許請求の範囲第16項、第18項又は第19項記
    載の方法。 32 前記加熱期間中チツプから排出する亜硫酸
    塩溶液を前記加熱されたチツプから分離し、また
    さらに前記チツプの処理に使用するために濃亜硫
    酸塩溶液で強化することを特徴とする特許請求の
    範囲第16項、第18項又は第19項記載の方
    法。 33 前記工程後であつて前記木材微小片を前記
    磨砕機に通す前に前記木材微小片に冷却水を加え
    ることを特徴とする特許請求の範囲第16項、第
    18項又は第19項記載の方法。 34 蒸気加熱する前に過剰の浸漬液を湿つた木
    材片から排出することを特徴とする特許請求の範
    囲第12項又は第16項記載の方法。 35 アルカリ塩の量が前記木材片の炉乾燥重量
    の1〜8%の範囲であることを特徴とする特許請
    求の範囲第12項又は第16項記載の方法。
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