JPS6124041B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124041B2 JPS6124041B2 JP16786582A JP16786582A JPS6124041B2 JP S6124041 B2 JPS6124041 B2 JP S6124041B2 JP 16786582 A JP16786582 A JP 16786582A JP 16786582 A JP16786582 A JP 16786582A JP S6124041 B2 JPS6124041 B2 JP S6124041B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- extraction
- liquid
- vibration
- extract
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
Description
本発明は抽出機、更に詳しくは容器の振動を該
容器内に充填されている抽剤及び抽料に圧縮・膨
張の繰り返し現象として伝播することにより極め
て効率的な抽出をすることができる抽出機に関す
る。 抽料中の抽質を抽剤中へ移行させる抽出は、固
液又は液液抽出等の形態で、多くの産業分野にお
いて広く利用されている。例えば、製薬工場や食
品工場では固体である天然物から有効成分を固液
抽出し、また化学工場では蒸留操作で分離不能な
成分を溶解度の差で液液抽出している。 従来、かかる抽出に各種の機械乃至装置が使用
されている。最も簡単には、容器内に抽料と抽剤
とを充填し、そのまま静置又は付設の撹拌機で撹
拌して固液抽出するものがある。また、大豆油を
抽出する場合のように、抽料をスクリユーで移送
しつつ抽剤を向流接触させて固液抽出するものが
ある。更に、スプレー塔、多孔板塔又は撹拌を伴
なう回転板式抽出塔の如き塔式装置により上部か
ら重液を供給しつつ下部から軽液を供給して液液
抽出するものもある。 ところが、これらの従来の抽出機には、抽料と
抽剤とが連続的に活性化状態とならず、したがつ
て抽出効率が悪いという欠点がある。すなわち、
前述の固液抽出の場合、抽料と抽剤とを撹拌し又
は向流接触させても、抽料内部の抽質の移動は静
的移動であつて、該移動に時間がかかつている。
また、前述の液液抽出の場合、どちらかの液の気
泡が多孔板や回転板等の作用で崩壊又は発生する
ときに主な物質移動が起こるので、そのような作
用がないときは殆んど無駄な時間となつている。 本発明者は、叙上の従来欠点を解消する新たな
抽出機について鋭意研究した結果、ある種の自由
運動をなし得るように支持した容器全体へ、該容
器内に充填の抽剤及び抽料に圧縮・膨張の繰り返
し現象として伝播される調整振動を与えると、そ
の振幅や振幅数によつても影響されるが、上記繰
り返し現象が抽剤と抽料との関係を連続的に活性
化状態として、極めて効率的に抽出がされること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 以下、図面に基づいて本発明の構成を詳細に説
明するが、本発明は、容器の形状等、これらに限
定されるものではない。 第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図は使用状態をも含む第1図のA−A線断面図で
ある。断面U字形でやや胴長の本体1と該本体1
に各々のフランジ部でネジ止めされている蓋体2
とからなる容器3が弾性体であるスプリング4,
5,6,7(但し、スプリング7は図示しない)
で基台8に支持され、容器3には図示しない駆動
モータに連結の振動発生源9が容器3全体を前述
の如く調整振動させるためその水平バランスを維
持する中央位置に取付けられている。 図面は、回分式で固液抽出機する場合の例であ
るが、図示しない駆動モータで振動発生源9を作
動して容器3を調整振動させると、該容器3の内
壁面における調整振動が内部に充填されている抽
料及び抽剤aに圧縮・膨張の繰り返し現象として
伝播される。かかる繰り返し現象は、振動発生源
9による容器3の振動数及び振幅によつて圧縮・
膨張の周期や程度が影響され、これは例えば容器
3内の抽剤中に手を入れるだけでも明らかに確認
されるのであるが、該現象により抽剤液面はさざ
波状を呈し、これが抽料に与える状態は丁度水を
含んだスポンジを圧縮・膨張させるが如き状態で
あつて、固体である抽料内部の抽質を抽剤中へ移
行させて抽出するに誠に好適である。 本実施例は回分式であるため、抽剤中の抽質濃
度が平衡溶解度まで達すると、新たに抽剤を交換
しなければならないが、漢方薬の抽出実験では、
従来の簡単な撹拌機付抽出機に比べ、抽出時間は
1/2〜1/3程度で完了することができる。 第3図は本発明の他の一実施例を示す側面図で
ある。複数の多孔板10を内蔵する竪型円筒形の
容器11が弾性体であるスプリング12,13,
14,15で基台16に支持され、容器11には
図示しない駆動モータに連結の振動発生源17〜
22が容器11全体を前述の如く調整振動させる
ためその水平バランスを維持する左右対称位置に
取付けられている。 図面は、連続式で液液抽出をする場合の例であ
るが、前述の実施例の場合と同様に容器11を調
整振動させて、下部より軽液を供給し、上部より
重液を供給して両液を向流接触させると、軽液は
重液中を泡状で上昇しつつ多孔板部分で細粒化さ
れ、その泡は多孔板間でも分裂・集合が繰り返さ
れて、更にその形状も常に変化する状態が観察さ
れる。本実施例によれば、従来の多孔板塔に比
べ、塔高さは1/2程度で同等の抽出効率を得るこ
とができる。 〈試験例〉 第1図及び第2図に示した実施例を用い(本体
の長さ600mm、本体の幅300mm、本体の高さ500
mm、振動発生源は偏心錘)、本体中に高さ300mmま
で水を装填し、振動発生源を駆動モータで回転さ
せて、本体を振動させた。振動方向は本体の長さ
方向に対して垂直にした。第1表に記載した振動
数(回/分)×全振幅(mm)の組合せ条件下で試
験し、水面の状態を目視するとともに水中へ手を
挿入して圧縮・膨張の程度を確認した(蓋体は取
り外して行なつた)。結果は第1表の通りであつ
た。
容器内に充填されている抽剤及び抽料に圧縮・膨
張の繰り返し現象として伝播することにより極め
て効率的な抽出をすることができる抽出機に関す
る。 抽料中の抽質を抽剤中へ移行させる抽出は、固
液又は液液抽出等の形態で、多くの産業分野にお
いて広く利用されている。例えば、製薬工場や食
品工場では固体である天然物から有効成分を固液
抽出し、また化学工場では蒸留操作で分離不能な
成分を溶解度の差で液液抽出している。 従来、かかる抽出に各種の機械乃至装置が使用
されている。最も簡単には、容器内に抽料と抽剤
とを充填し、そのまま静置又は付設の撹拌機で撹
拌して固液抽出するものがある。また、大豆油を
抽出する場合のように、抽料をスクリユーで移送
しつつ抽剤を向流接触させて固液抽出するものが
ある。更に、スプレー塔、多孔板塔又は撹拌を伴
なう回転板式抽出塔の如き塔式装置により上部か
ら重液を供給しつつ下部から軽液を供給して液液
抽出するものもある。 ところが、これらの従来の抽出機には、抽料と
抽剤とが連続的に活性化状態とならず、したがつ
て抽出効率が悪いという欠点がある。すなわち、
前述の固液抽出の場合、抽料と抽剤とを撹拌し又
は向流接触させても、抽料内部の抽質の移動は静
的移動であつて、該移動に時間がかかつている。
また、前述の液液抽出の場合、どちらかの液の気
泡が多孔板や回転板等の作用で崩壊又は発生する
ときに主な物質移動が起こるので、そのような作
用がないときは殆んど無駄な時間となつている。 本発明者は、叙上の従来欠点を解消する新たな
抽出機について鋭意研究した結果、ある種の自由
運動をなし得るように支持した容器全体へ、該容
器内に充填の抽剤及び抽料に圧縮・膨張の繰り返
し現象として伝播される調整振動を与えると、そ
の振幅や振幅数によつても影響されるが、上記繰
り返し現象が抽剤と抽料との関係を連続的に活性
化状態として、極めて効率的に抽出がされること
を見出し、本発明を完成するに至つた。 以下、図面に基づいて本発明の構成を詳細に説
明するが、本発明は、容器の形状等、これらに限
定されるものではない。 第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図は使用状態をも含む第1図のA−A線断面図で
ある。断面U字形でやや胴長の本体1と該本体1
に各々のフランジ部でネジ止めされている蓋体2
とからなる容器3が弾性体であるスプリング4,
5,6,7(但し、スプリング7は図示しない)
で基台8に支持され、容器3には図示しない駆動
モータに連結の振動発生源9が容器3全体を前述
の如く調整振動させるためその水平バランスを維
持する中央位置に取付けられている。 図面は、回分式で固液抽出機する場合の例であ
るが、図示しない駆動モータで振動発生源9を作
動して容器3を調整振動させると、該容器3の内
壁面における調整振動が内部に充填されている抽
料及び抽剤aに圧縮・膨張の繰り返し現象として
伝播される。かかる繰り返し現象は、振動発生源
9による容器3の振動数及び振幅によつて圧縮・
膨張の周期や程度が影響され、これは例えば容器
3内の抽剤中に手を入れるだけでも明らかに確認
されるのであるが、該現象により抽剤液面はさざ
波状を呈し、これが抽料に与える状態は丁度水を
含んだスポンジを圧縮・膨張させるが如き状態で
あつて、固体である抽料内部の抽質を抽剤中へ移
行させて抽出するに誠に好適である。 本実施例は回分式であるため、抽剤中の抽質濃
度が平衡溶解度まで達すると、新たに抽剤を交換
しなければならないが、漢方薬の抽出実験では、
従来の簡単な撹拌機付抽出機に比べ、抽出時間は
1/2〜1/3程度で完了することができる。 第3図は本発明の他の一実施例を示す側面図で
ある。複数の多孔板10を内蔵する竪型円筒形の
容器11が弾性体であるスプリング12,13,
14,15で基台16に支持され、容器11には
図示しない駆動モータに連結の振動発生源17〜
22が容器11全体を前述の如く調整振動させる
ためその水平バランスを維持する左右対称位置に
取付けられている。 図面は、連続式で液液抽出をする場合の例であ
るが、前述の実施例の場合と同様に容器11を調
整振動させて、下部より軽液を供給し、上部より
重液を供給して両液を向流接触させると、軽液は
重液中を泡状で上昇しつつ多孔板部分で細粒化さ
れ、その泡は多孔板間でも分裂・集合が繰り返さ
れて、更にその形状も常に変化する状態が観察さ
れる。本実施例によれば、従来の多孔板塔に比
べ、塔高さは1/2程度で同等の抽出効率を得るこ
とができる。 〈試験例〉 第1図及び第2図に示した実施例を用い(本体
の長さ600mm、本体の幅300mm、本体の高さ500
mm、振動発生源は偏心錘)、本体中に高さ300mmま
で水を装填し、振動発生源を駆動モータで回転さ
せて、本体を振動させた。振動方向は本体の長さ
方向に対して垂直にした。第1表に記載した振動
数(回/分)×全振幅(mm)の組合せ条件下で試
験し、水面の状態を目視するとともに水中へ手を
挿入して圧縮・膨張の程度を確認した(蓋体は取
り外して行なつた)。結果は第1表の通りであつ
た。
【表】
尚、振動数1450回/分×全振幅3mmの条件下で
行なつた漢方薬の水抽出試験では、抽出エキス分
の色調を指標にすると、従来の撹拌機付抽出機に
比べ、1/2〜1/3の抽出時間で完了した。 また、第3図に示した実施例を用い(容器の直
径200mm、容器の高さ2000mm、振動発生源は偏心
錘)、下部より油をそして上部より水をそれぞれ
等量づつ連続供給しつつ、振動発生源を駆動モー
タで回転させて、容器を振動数1450回/分×全振
幅3mmで振動させ、振動方向を容器の高さ方向に
対して平行、垂直、45度の3方向にして試験した
ところ、容器の下方から500mm及び1500mmの位置
に設けた覗窓から内部を観察すると、振動方向45
度の場合が最適であつた。
行なつた漢方薬の水抽出試験では、抽出エキス分
の色調を指標にすると、従来の撹拌機付抽出機に
比べ、1/2〜1/3の抽出時間で完了した。 また、第3図に示した実施例を用い(容器の直
径200mm、容器の高さ2000mm、振動発生源は偏心
錘)、下部より油をそして上部より水をそれぞれ
等量づつ連続供給しつつ、振動発生源を駆動モー
タで回転させて、容器を振動数1450回/分×全振
幅3mmで振動させ、振動方向を容器の高さ方向に
対して平行、垂直、45度の3方向にして試験した
ところ、容器の下方から500mm及び1500mmの位置
に設けた覗窓から内部を観察すると、振動方向45
度の場合が最適であつた。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図のA−A線断面図、第3図は本発明の
他の実施例を示す側面図である。 1……本体、2……蓋体、3,11……容器、
4〜6,12〜15……スプリング、8,16…
…基台、9,17〜22……振動発生源、10…
…多孔板。
図は第1図のA−A線断面図、第3図は本発明の
他の実施例を示す側面図である。 1……本体、2……蓋体、3,11……容器、
4〜6,12〜15……スプリング、8,16…
…基台、9,17〜22……振動発生源、10…
…多孔板。
Claims (1)
- 1 複数個のスプリングの如き弾性体で支持され
た容器が該容器全体を調整振動させてその振動を
該容器内に充填される抽剤及び抽料に圧縮・膨張
の繰り返し現象として伝播する1〜数個の振動発
生源を備えて成ることを特徴とする抽出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16786582A JPS5959205A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 抽出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16786582A JPS5959205A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 抽出機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5959205A JPS5959205A (ja) | 1984-04-05 |
| JPS6124041B2 true JPS6124041B2 (ja) | 1986-06-09 |
Family
ID=15857513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16786582A Granted JPS5959205A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | 抽出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5959205A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6422338U (ja) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP16786582A patent/JPS5959205A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6422338U (ja) * | 1987-07-30 | 1989-02-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5959205A (ja) | 1984-04-05 |
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