JPS6124843B2 - - Google Patents
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- JPS6124843B2 JPS6124843B2 JP52025953A JP2595377A JPS6124843B2 JP S6124843 B2 JPS6124843 B2 JP S6124843B2 JP 52025953 A JP52025953 A JP 52025953A JP 2595377 A JP2595377 A JP 2595377A JP S6124843 B2 JPS6124843 B2 JP S6124843B2
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- Japan
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- capacitor
- circuit
- frequency
- emitter
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主としてテレビ受像機用チユーナに使
用して好適な自励振混合回路に関するものであ
る。
用して好適な自励振混合回路に関するものであ
る。
従来のテレビ受像機用チユーナの自励振混合回
路を第1図に示す。同図はベース接地方式の自励
振混合回路であり、1は混合用トランジスタ、2
は高周波入力端子、4は中間周波出力端子、5は
電源端子、6は中間周波同調コイル、7および8
は中間周波同調コンデンサ、11,12は局部発
振周波数を決定するコンデンサとコイル、13は
帰還コンデンサである。高周波入力端子2から高
周波信号を入力するとトランジスタ1によつて混
合および増幅され、中間周波同調コイル6およ
び、中間周波同調コンデンサ7,8で構成した中
間周波同調回路によつて中間周波信号のみが端子
4から出力される。また混合動作に必要な局部発
振信号出力はトランジスタ1で発振して得ている
ので、局部発振、混合および増幅が1石のトラン
ジスタ1によつてできるので、部品数が少なくま
た価格も安いなどの利点がある。
路を第1図に示す。同図はベース接地方式の自励
振混合回路であり、1は混合用トランジスタ、2
は高周波入力端子、4は中間周波出力端子、5は
電源端子、6は中間周波同調コイル、7および8
は中間周波同調コンデンサ、11,12は局部発
振周波数を決定するコンデンサとコイル、13は
帰還コンデンサである。高周波入力端子2から高
周波信号を入力するとトランジスタ1によつて混
合および増幅され、中間周波同調コイル6およ
び、中間周波同調コンデンサ7,8で構成した中
間周波同調回路によつて中間周波信号のみが端子
4から出力される。また混合動作に必要な局部発
振信号出力はトランジスタ1で発振して得ている
ので、局部発振、混合および増幅が1石のトラン
ジスタ1によつてできるので、部品数が少なくま
た価格も安いなどの利点がある。
しかし、特性面では、変換利得を大きくとるた
めに、トランジスタ1に流れるエミツタ電流を小
さくすると、混変調妨害特性や相互変調妨害特性
が悪化し、しかも変換利得そのものも十分なもの
ではないなどの欠点がある。特にアメリカ合衆国
におけるテレビ受像機において6チヤネル・カラ
ー・ビート妨害を生じ、この原因は、混合回路の
相互変調妨害特性が悪いことにあり、実用化は困
難であつた。
めに、トランジスタ1に流れるエミツタ電流を小
さくすると、混変調妨害特性や相互変調妨害特性
が悪化し、しかも変換利得そのものも十分なもの
ではないなどの欠点がある。特にアメリカ合衆国
におけるテレビ受像機において6チヤネル・カラ
ー・ビート妨害を生じ、この原因は、混合回路の
相互変調妨害特性が悪いことにあり、実用化は困
難であつた。
第1図の混合回路の特性面での欠点を改善した
回路として従来使用されている混合回路を第2図
に示す。第2図で第1図と同番号は同じ部分を示
しており、また9は混合回路の第2のトランジス
タ、10は第1のトランジスタ1のコレクタと第
2のトランジスタ9のエミツタとの接続点とアー
ス間に接続したコンデンサである。この回路は、
第1のトランジスタ1をエミツタ接地とし、第2
のトランジスタ9をベース接地として、これらを
カスケード接続した、いわゆるカスコード混合回
路である。本回路はエミツタ電流を大きくとれる
ので、混変調妨害・特性および相互変調妨害特性
が良好であり、さらに変換利得が高いなど、第1
図の混合回路の特性面での欠点が改善されてい
る。特に相互変調妨害特性は、コンデンサ10の
容量値を適切に選択することによつて大幅に改善
できる。また変換利得が高いので、一般に混合回
路の前に接続され高周波信号を増幅するための高
周波増幅回路の利得が低くてもチユーナ全体とし
て十分な利得が得られる。このため、混合回路に
入力する高周波信号レベルを低くできるので、混
変調妨害特性や相互変調妨害特性を一層良好にで
きる。上述したように第2図に示した回路は特性
上は良好であるが、局部発振出力を得るために、
少くとも1個のトランジスタを含む局部発振回路
が必要であり、混合回路と局部発振回路を合わせ
ると少くとも3個のトランジスタおよびそのバイ
アス回路などが必要となつて、部品数が多くな
る。
回路として従来使用されている混合回路を第2図
に示す。第2図で第1図と同番号は同じ部分を示
しており、また9は混合回路の第2のトランジス
タ、10は第1のトランジスタ1のコレクタと第
2のトランジスタ9のエミツタとの接続点とアー
ス間に接続したコンデンサである。この回路は、
第1のトランジスタ1をエミツタ接地とし、第2
のトランジスタ9をベース接地として、これらを
カスケード接続した、いわゆるカスコード混合回
路である。本回路はエミツタ電流を大きくとれる
ので、混変調妨害・特性および相互変調妨害特性
が良好であり、さらに変換利得が高いなど、第1
図の混合回路の特性面での欠点が改善されてい
る。特に相互変調妨害特性は、コンデンサ10の
容量値を適切に選択することによつて大幅に改善
できる。また変換利得が高いので、一般に混合回
路の前に接続され高周波信号を増幅するための高
周波増幅回路の利得が低くてもチユーナ全体とし
て十分な利得が得られる。このため、混合回路に
入力する高周波信号レベルを低くできるので、混
変調妨害特性や相互変調妨害特性を一層良好にで
きる。上述したように第2図に示した回路は特性
上は良好であるが、局部発振出力を得るために、
少くとも1個のトランジスタを含む局部発振回路
が必要であり、混合回路と局部発振回路を合わせ
ると少くとも3個のトランジスタおよびそのバイ
アス回路などが必要となつて、部品数が多くな
る。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、回路構成が簡単で使用トランジスタ数も少な
く、変換利得が高く、しかも混変調妨害特性およ
び相互変調妨害特性が良好である混合回路を提供
するにある。
し、回路構成が簡単で使用トランジスタ数も少な
く、変換利得が高く、しかも混変調妨害特性およ
び相互変調妨害特性が良好である混合回路を提供
するにある。
本発明では、エミツタ接地された第1のトラン
ジスタとベース接地にした第2のトランジスタを
カスケード接続した混変調妨害特性、相互変調妨
害特性および交換利得が良好な混合回路を構成す
るとともに、上記混合用の第1および第2のトラ
ンジスタを使用して局部発振回路をも構成するよ
うにする。
ジスタとベース接地にした第2のトランジスタを
カスケード接続した混変調妨害特性、相互変調妨
害特性および交換利得が良好な混合回路を構成す
るとともに、上記混合用の第1および第2のトラ
ンジスタを使用して局部発振回路をも構成するよ
うにする。
以下本発明の実施例を図を用いて説明する。第
3図は本発明の一実施例を示す自励振混合回路の
所要部分の回路図であり、第1図および第2図と
同一部分は同じ番号を記してある。11は局部発
振周波数を決定するための共振コンデンサ、12
は同じく共振コイル、13は局部発振動作をさせ
るための帰還コンデンサ、14および15は帰還
量や発振条件を適切にするためのコンデンサであ
る。第3図で、トランジスタ1および9は混合ト
ランジスタとして動作すると同じに局部発振用ト
ランジスタとしても動作するように接続されてい
る。まず、局部発振動作について説明する。局部
発振周波数は共振コンデンサ11および共振コイ
ル12によつて構成された共振回路の共振周波数
によつてほぼ決定される。局部発振周波数の信号
はこの共振回路によつて共振し共振回路両端には
高い電圧が発生する。この信号は帰還コンデンサ
13によつて第1のトランジスタ1のエミツタに
帰還されて、この信号は第1のトランジスタ1お
よび第2のトランジスタ9によつて増幅され、再
び共振コンデンサ11と共振コイル12で構成し
た共振回路に印加されて発振が持続し、局部発振
回路として動作する。この時、高周波入力端子2
に高周波信号を入力すると、第1のトランジスタ
によつて局部発振信号と混合され、またこれによ
つて生じた中間周波信号が第1および第2のトラ
ンジスタによつて増幅されて、第2のトランジス
タ9のコレクタから中間周波同調コルイ6およ
び、中間周波同調コンデンサ8からなる中間周波
同調回路を経て中間周波出力端子4から中間周波
信号を得ることができる。さらに詳しく述べる
と、第3図の本発明の第1の実施例の混合動作は
概略、第3のトランジスタ1のベース・エミツタ
間の接合ダイオードの非直線性により行なわれる
のであり、おおよそ第1のトランジスタ1のエミ
ツタに局部発振信号が注入されたトランジスタ混
合回路と等価と考えられる。このため第1のトラ
ンジスタ1のエミツタとアース間に接続されたコ
ンデンサ14の容量は局部発振信号周波数に対し
て接地、すなわち短絡インピーダンスとすること
なく、帰還コンデンサ13の容量とコンデンサ1
5の容量の分圧により第1のトランジスタ1のエ
ミツタに発振信号電圧が得られるようにするとと
もに、さらに第1のトランジスタ1のベースに注
入される高周波信号周波数に対してはある程度低
インピーダンスすなわち適当な接地インピーダン
スとなり、第1のトランジスタ1のベース・エミ
ツタ間に高周波信号電圧が十分印加されるよう選
択されている。さらにこれらのコンデンサ13,
14,15の容量値は第1のトランジスタ1およ
び第2のトランジスタ9からなるカスコード接続
回路に正帰還がかかり発振条件を満足するように
設定されており、局部発振信号周波数128MHz、
高周波信号周波数83MHz程度のとき、帰還コン
デンサ13の容量値3pF、コンデンサ15の容量
値270pF、コンデンサ14の容量値を3pFとし自
励振混合動作を行なわせている。局部発振周波数
および高周波信号周波数が変化した場合はこれら
のコンデンサ13,14,15の容量値を適宜に
設定すればよい。なおコンデンサ14は発振条件
を適切に設定するためのコンデンサであり、自励
振混合回路の使用周波数や前段に接続される回路
などによつては必要としない場合もある。
3図は本発明の一実施例を示す自励振混合回路の
所要部分の回路図であり、第1図および第2図と
同一部分は同じ番号を記してある。11は局部発
振周波数を決定するための共振コンデンサ、12
は同じく共振コイル、13は局部発振動作をさせ
るための帰還コンデンサ、14および15は帰還
量や発振条件を適切にするためのコンデンサであ
る。第3図で、トランジスタ1および9は混合ト
ランジスタとして動作すると同じに局部発振用ト
ランジスタとしても動作するように接続されてい
る。まず、局部発振動作について説明する。局部
発振周波数は共振コンデンサ11および共振コイ
ル12によつて構成された共振回路の共振周波数
によつてほぼ決定される。局部発振周波数の信号
はこの共振回路によつて共振し共振回路両端には
高い電圧が発生する。この信号は帰還コンデンサ
13によつて第1のトランジスタ1のエミツタに
帰還されて、この信号は第1のトランジスタ1お
よび第2のトランジスタ9によつて増幅され、再
び共振コンデンサ11と共振コイル12で構成し
た共振回路に印加されて発振が持続し、局部発振
回路として動作する。この時、高周波入力端子2
に高周波信号を入力すると、第1のトランジスタ
によつて局部発振信号と混合され、またこれによ
つて生じた中間周波信号が第1および第2のトラ
ンジスタによつて増幅されて、第2のトランジス
タ9のコレクタから中間周波同調コルイ6およ
び、中間周波同調コンデンサ8からなる中間周波
同調回路を経て中間周波出力端子4から中間周波
信号を得ることができる。さらに詳しく述べる
と、第3図の本発明の第1の実施例の混合動作は
概略、第3のトランジスタ1のベース・エミツタ
間の接合ダイオードの非直線性により行なわれる
のであり、おおよそ第1のトランジスタ1のエミ
ツタに局部発振信号が注入されたトランジスタ混
合回路と等価と考えられる。このため第1のトラ
ンジスタ1のエミツタとアース間に接続されたコ
ンデンサ14の容量は局部発振信号周波数に対し
て接地、すなわち短絡インピーダンスとすること
なく、帰還コンデンサ13の容量とコンデンサ1
5の容量の分圧により第1のトランジスタ1のエ
ミツタに発振信号電圧が得られるようにするとと
もに、さらに第1のトランジスタ1のベースに注
入される高周波信号周波数に対してはある程度低
インピーダンスすなわち適当な接地インピーダン
スとなり、第1のトランジスタ1のベース・エミ
ツタ間に高周波信号電圧が十分印加されるよう選
択されている。さらにこれらのコンデンサ13,
14,15の容量値は第1のトランジスタ1およ
び第2のトランジスタ9からなるカスコード接続
回路に正帰還がかかり発振条件を満足するように
設定されており、局部発振信号周波数128MHz、
高周波信号周波数83MHz程度のとき、帰還コン
デンサ13の容量値3pF、コンデンサ15の容量
値270pF、コンデンサ14の容量値を3pFとし自
励振混合動作を行なわせている。局部発振周波数
および高周波信号周波数が変化した場合はこれら
のコンデンサ13,14,15の容量値を適宜に
設定すればよい。なおコンデンサ14は発振条件
を適切に設定するためのコンデンサであり、自励
振混合回路の使用周波数や前段に接続される回路
などによつては必要としない場合もある。
第3図に示した混合回路の変換利得は十分に高
いが、一層高い変換利得を得たい場合は、中間周
波に同調したトラツプ回路を第1のトランジスタ
1のベースとエミツタ間またはベースとアース間
に接続すれば良い。混合回路の変換利得向上手段
として、トラツプ回路を付加することは従来から
知られているが、第3図の自励振混合回路では第
1のトランジスタ1のエミツタの接地コンデンサ
15の容量値は前述したように発振信号周波数に
対してある程度のインピーダンスを有する必要が
あるため、中間周波数に対して低インピーダンス
となるように十分大きくできないのでトラツプ回
路を付加する場合は、第4図に示すように第1の
トランジスタのベースエミツタ間に接続する方が
効果的である。第4図で、16は中間周波トラツ
プ用コイル、17はトラツプ用コンデンサであ
り、これらによつて中間周波トラツプを形成して
いる。このトラツプを付加することによる効果
は、前に述べた変換利得の向上のほかに、高周波
入力端子2から入力した中間周波妨害信号を混合
回路に入力させない働きをするので、中間周波妨
害特性の向上をも図れる。
いが、一層高い変換利得を得たい場合は、中間周
波に同調したトラツプ回路を第1のトランジスタ
1のベースとエミツタ間またはベースとアース間
に接続すれば良い。混合回路の変換利得向上手段
として、トラツプ回路を付加することは従来から
知られているが、第3図の自励振混合回路では第
1のトランジスタ1のエミツタの接地コンデンサ
15の容量値は前述したように発振信号周波数に
対してある程度のインピーダンスを有する必要が
あるため、中間周波数に対して低インピーダンス
となるように十分大きくできないのでトラツプ回
路を付加する場合は、第4図に示すように第1の
トランジスタのベースエミツタ間に接続する方が
効果的である。第4図で、16は中間周波トラツ
プ用コイル、17はトラツプ用コンデンサであ
り、これらによつて中間周波トラツプを形成して
いる。このトラツプを付加することによる効果
は、前に述べた変換利得の向上のほかに、高周波
入力端子2から入力した中間周波妨害信号を混合
回路に入力させない働きをするので、中間周波妨
害特性の向上をも図れる。
第5図は第3図および第4図に示す本発明の実
施例のトランジスタ1のエミツタ電流に対する変
換利得特性を示したものである。局部発振信号周
波数を138MHz、高周波信号周波数を83MHz、中
間周波数を45MHzとした時の変換利得特性を示
している。第5図の実線Aは第3図に示す本発明
の実施例の変換利得特性であり、エミツタ電流が
約5.5mAで最大変換利得が得られている。第5
図の1点鎖線Bは第1図に示された従来例に示す
トランジスタ1石による自励振混合回路の変換利
得特性を示すものである。本発明の自励振混合回
路の場合7dB以上変換利得が高く、これは第2図
に示される従来例のカスコード混合回路と同様に
トランジスタを2石用いることによるもの考えら
れる。さらに第1図に示される自励振混合回路の
最大変換利得を示すエミツタ電流は1〜2mAな
のに対し、本発明の自励振混合回路の最大変換利
得特性を示すエミツタ電流は5〜6mAであり、
混合動作を非直線歪特性の劣つた低エミツタ電流
で動作させることなく、第1図に示される自励振
混合回路に比べ3倍以上のエミツタ電流で動作さ
せており、この結果、混変調妨害特性及び相互変
調妨害の良好な自励振混合回路が得られる。また
第5図の点線Cは第4図に示す本発明の実施例の
変換利得特性を示しており、第3図に示す実施例
に比べ変換利得が向上しており、これは第1のト
ランジスタ1のベース・エミツタ接合部に流れる
中間周波数成分の電流が増し、変換利得が向上す
るものと考えられる。
施例のトランジスタ1のエミツタ電流に対する変
換利得特性を示したものである。局部発振信号周
波数を138MHz、高周波信号周波数を83MHz、中
間周波数を45MHzとした時の変換利得特性を示
している。第5図の実線Aは第3図に示す本発明
の実施例の変換利得特性であり、エミツタ電流が
約5.5mAで最大変換利得が得られている。第5
図の1点鎖線Bは第1図に示された従来例に示す
トランジスタ1石による自励振混合回路の変換利
得特性を示すものである。本発明の自励振混合回
路の場合7dB以上変換利得が高く、これは第2図
に示される従来例のカスコード混合回路と同様に
トランジスタを2石用いることによるもの考えら
れる。さらに第1図に示される自励振混合回路の
最大変換利得を示すエミツタ電流は1〜2mAな
のに対し、本発明の自励振混合回路の最大変換利
得特性を示すエミツタ電流は5〜6mAであり、
混合動作を非直線歪特性の劣つた低エミツタ電流
で動作させることなく、第1図に示される自励振
混合回路に比べ3倍以上のエミツタ電流で動作さ
せており、この結果、混変調妨害特性及び相互変
調妨害の良好な自励振混合回路が得られる。また
第5図の点線Cは第4図に示す本発明の実施例の
変換利得特性を示しており、第3図に示す実施例
に比べ変換利得が向上しており、これは第1のト
ランジスタ1のベース・エミツタ接合部に流れる
中間周波数成分の電流が増し、変換利得が向上す
るものと考えられる。
以上説明したように第1図に示す従来例に比べ
本実施例における自励振混合回路ではエミツタ電
流を増した状態で動作させることができ、高い周
波数変換利得を有しているので自励振混合回路に
入力する高周波信号の入力レベルを小さくでき
る。それ故相互変調妨害や混変調妨害を良好にで
きる。さらに第1のトランジスタ1および第2の
トランジスタ9は周波数変換および中間周波増幅
動作だけでなく発振動作も行なつており、第2図
に示した従来のカスケード混合回路に比べても部
品数を少なくできるので、低コストな回路が構成
できる利点を有する。
本実施例における自励振混合回路ではエミツタ電
流を増した状態で動作させることができ、高い周
波数変換利得を有しているので自励振混合回路に
入力する高周波信号の入力レベルを小さくでき
る。それ故相互変調妨害や混変調妨害を良好にで
きる。さらに第1のトランジスタ1および第2の
トランジスタ9は周波数変換および中間周波増幅
動作だけでなく発振動作も行なつており、第2図
に示した従来のカスケード混合回路に比べても部
品数を少なくできるので、低コストな回路が構成
できる利点を有する。
本発明による自励振混合回路を、テレビ受像機
のVHFチユーナに使用した応用例を第6図に示
し、本発明による回路の動作を詳細に説明する。
23および24は第1のトランジスタ1のエミツ
タに接続したコンデンサ、25は第1のトランジ
スタ1のエミツタに接続したコンデンサをローバ
ンド(低域周波数帯)とハイバンド(高域周波数
帯)とで切換えて、帰還量を各周波数帯で適切に
するための切換えダイオード、26は直流阻止コ
ンデンサ、27は相互変調妨害特性を良好とする
ためのコイル、28はコイル27のダンピング用
抵抗、29および30は第2のトランジスタ9お
よび第1のトランジスタ1の入出力間に接続した
補助的な帰還コンデンサ31は直流阻止をも兼ね
たトラツキング補正コンデンサ、32は局部発振
周波数を変化するための同調ダイオード、33は
ハイバンドを発振するためのハイバンド用同調コ
イル、34はローバンドを発振するためのローバ
ンド用同調コイル、35は発振する周波数帯を切
換えるための切換えダイオード36はローバンド
受信時に電源電圧を印加する電源端子、37はハ
イバンド受信時に電源電圧を印加する電源端子、
38は同調電圧端子である。
のVHFチユーナに使用した応用例を第6図に示
し、本発明による回路の動作を詳細に説明する。
23および24は第1のトランジスタ1のエミツ
タに接続したコンデンサ、25は第1のトランジ
スタ1のエミツタに接続したコンデンサをローバ
ンド(低域周波数帯)とハイバンド(高域周波数
帯)とで切換えて、帰還量を各周波数帯で適切に
するための切換えダイオード、26は直流阻止コ
ンデンサ、27は相互変調妨害特性を良好とする
ためのコイル、28はコイル27のダンピング用
抵抗、29および30は第2のトランジスタ9お
よび第1のトランジスタ1の入出力間に接続した
補助的な帰還コンデンサ31は直流阻止をも兼ね
たトラツキング補正コンデンサ、32は局部発振
周波数を変化するための同調ダイオード、33は
ハイバンドを発振するためのハイバンド用同調コ
イル、34はローバンドを発振するためのローバ
ンド用同調コイル、35は発振する周波数帯を切
換えるための切換えダイオード36はローバンド
受信時に電源電圧を印加する電源端子、37はハ
イバンド受信時に電源電圧を印加する電源端子、
38は同調電圧端子である。
ローバンドの信号を受信する場合には、電源端
子36に電圧を印加し、電源端子37には電圧を
印加しない。したがつて、切換ダイオード35は
遮断状態となつて、同調コイル33と34が直列
に接続されこれと同調ダイオード32およびトラ
ツキング補正コンデンサ31によつて並列共振回
路が形成されて、ローバンドに対応した局部発振
周波数に共振する。また、切換えダイオード25
は導通状態となるので、第1のトランジスタ1の
エミツタにはコンデンサ23および24の並列接
続が接続されて、帰還コンデンサ13による帰還
量をローバンドの発振周波数に適した値に設定す
ると同時に、第1のトランジスタ1のエミツタ接
地容量を増加することによつてローバンドの高周
波信号周波数におけるエミツタ接地インピーダン
スを低くして、変換利得の低下を防止している。
子36に電圧を印加し、電源端子37には電圧を
印加しない。したがつて、切換ダイオード35は
遮断状態となつて、同調コイル33と34が直列
に接続されこれと同調ダイオード32およびトラ
ツキング補正コンデンサ31によつて並列共振回
路が形成されて、ローバンドに対応した局部発振
周波数に共振する。また、切換えダイオード25
は導通状態となるので、第1のトランジスタ1の
エミツタにはコンデンサ23および24の並列接
続が接続されて、帰還コンデンサ13による帰還
量をローバンドの発振周波数に適した値に設定す
ると同時に、第1のトランジスタ1のエミツタ接
地容量を増加することによつてローバンドの高周
波信号周波数におけるエミツタ接地インピーダン
スを低くして、変換利得の低下を防止している。
一方、ハイバンドの信号を受信する場合には、
電源端子37に電圧を印加し、電源端子36には
電圧を印加しない。したがつて、切換えダイオー
ド35が導通状態となつて、同調コイル34は等
価的に短絡され、同調コイル33と同調ダイオー
ド32およびトラツキング補正コンデンサ31に
よつて形成された並列共振回路によつてハイバン
ドに対応した局部発振周波数に共振する。また、
切換えダイオード25は遮断状態となるので、第
1のトランジスタ1のエミツタに接続されるコン
デンサはコンデンサ23のみとなつて帰還コンデ
ンサ13による帰還量をハイバンドの発振周波数
に適した値に設定する。この時、第1のトランジ
スタ1のエミツタ接地容量値がローバンド信号の
受信時よりも減少するが、高周波信号周波数が高
いので第1のトランジスタ1の入力高周波信号周
波数に対する接地インピーダンスはそれほど変化
せず、変換利得はほとんど低下しない。
電源端子37に電圧を印加し、電源端子36には
電圧を印加しない。したがつて、切換えダイオー
ド35が導通状態となつて、同調コイル34は等
価的に短絡され、同調コイル33と同調ダイオー
ド32およびトラツキング補正コンデンサ31に
よつて形成された並列共振回路によつてハイバン
ドに対応した局部発振周波数に共振する。また、
切換えダイオード25は遮断状態となるので、第
1のトランジスタ1のエミツタに接続されるコン
デンサはコンデンサ23のみとなつて帰還コンデ
ンサ13による帰還量をハイバンドの発振周波数
に適した値に設定する。この時、第1のトランジ
スタ1のエミツタ接地容量値がローバンド信号の
受信時よりも減少するが、高周波信号周波数が高
いので第1のトランジスタ1の入力高周波信号周
波数に対する接地インピーダンスはそれほど変化
せず、変換利得はほとんど低下しない。
上述したような動作によつてローバンドおよび
ハイバンドに対応した局部発振出力が得られこの
時に高周波入力端子2から高周波信号を入力する
と、中間周波出力端子4より所定の中間周波信号
が得られる。
ハイバンドに対応した局部発振出力が得られこの
時に高周波入力端子2から高周波信号を入力する
と、中間周波出力端子4より所定の中間周波信号
が得られる。
つぎに第6図で示したコイル27の効果につい
て述べる。従来から知られているように第1のト
ランジスタ1と第2のトランジスタ9の接続点と
アース間にコンデンサを接続すると相互変調妨害
特性が改善できる。しかし、本発明による自励振
混合回路では、局部発振動作を行なわせているた
めコンデンサを付加すると特に高い周波数で発振
しにくくなる。そこで、本発明では従来のコンデ
ンサにかわつてコイルを付加することによつて相
互変調妨害特性を改善している。コイル27を付
加することによる効果を第7図に示す。第7図は
コンデンサ26の容量値を2200pFとし、コイル
27のインダクタンス値を10nHから70nH程度変
化したときの米国の第6チヤネルを受信したとき
の相互変調妨害特性を示すものであり、インダク
タンス50nHのとき−55dBの妨害比が得られてい
る。このようにコイル27のインダクタンス値を
ある定まつた値にすれば、相互変調妨害特性を改
善できるのは明確である。これは米国6チヤネル
受信時の相互変調紡害は局部発振信号周波数と6
チヤネルの映像および音声の搬送波の和の周波数
成分との差信号によつて生じるものと推定されて
おり、本発明の自励振混合回路においてもトラン
ジスタ1のみでなく、トランジスタ9をも含む2
次歪により生じており、インダクタンスを付加す
ることにより高周波電流側路が形成され、トラン
ジスタ1およびトランジスタ9のカスケード接続
になる自励振混合回路での高周波信号の伝達特性
を変化させ2次歪特性を改善しているものと考え
られる。
て述べる。従来から知られているように第1のト
ランジスタ1と第2のトランジスタ9の接続点と
アース間にコンデンサを接続すると相互変調妨害
特性が改善できる。しかし、本発明による自励振
混合回路では、局部発振動作を行なわせているた
めコンデンサを付加すると特に高い周波数で発振
しにくくなる。そこで、本発明では従来のコンデ
ンサにかわつてコイルを付加することによつて相
互変調妨害特性を改善している。コイル27を付
加することによる効果を第7図に示す。第7図は
コンデンサ26の容量値を2200pFとし、コイル
27のインダクタンス値を10nHから70nH程度変
化したときの米国の第6チヤネルを受信したとき
の相互変調妨害特性を示すものであり、インダク
タンス50nHのとき−55dBの妨害比が得られてい
る。このようにコイル27のインダクタンス値を
ある定まつた値にすれば、相互変調妨害特性を改
善できるのは明確である。これは米国6チヤネル
受信時の相互変調紡害は局部発振信号周波数と6
チヤネルの映像および音声の搬送波の和の周波数
成分との差信号によつて生じるものと推定されて
おり、本発明の自励振混合回路においてもトラン
ジスタ1のみでなく、トランジスタ9をも含む2
次歪により生じており、インダクタンスを付加す
ることにより高周波電流側路が形成され、トラン
ジスタ1およびトランジスタ9のカスケード接続
になる自励振混合回路での高周波信号の伝達特性
を変化させ2次歪特性を改善しているものと考え
られる。
本発明の自励振混合回路ではインダクタンス2
7は高い発振周波数ではインピーダンスが高くな
り発振動作には影響をほとんど与えないし、低い
発振周波数では発振信号周波数におけるトランジ
スタ1およびトランジスタ9のカスケード接続回
路の増幅度がインダクタンスにより減少するがト
ランジスタ1および9の増幅素子は低い周波数ほ
ど利得が増大することから、この減少分を補な
い、低い周波数でも必要な増幅度が得られ安定な
発振動作を行なわせることができる。前述したよ
うに第2図に示される従来例に見られる他励のカ
スコード混合回路のコンデンサによる相互変調妨
害改善方法を本発明の自励振混合回路に採用した
場合は、高い周波数ほど信号が減衰するのと、ト
ランジスタの増幅度が高い周波数ほど減少するこ
ともあいまつて、高い発振周波数では安定な動作
が行なえないが、本発明の応用例によるインダク
タによる方法では広帯域周波数にわたる発振動作
の安定化と相互変調妨害特性を改善できる効果を
有する。これにより従来1石のトランジスタを用
いた自励振混合回路では困難であつた米国のテレ
ビ信号受信用チユーナとして実用化が図れ、さら
に従来のカスコード混合回路に比べ別の局部発振
回路が不要になり、部品点数の削減が図れ低コス
トな回路を提供できる効果を有する。なお抵抗2
8は広い周波数範囲でのコイル27のインピーダ
ンスを平均化するためのもので必ずしも必要とし
ない。
7は高い発振周波数ではインピーダンスが高くな
り発振動作には影響をほとんど与えないし、低い
発振周波数では発振信号周波数におけるトランジ
スタ1およびトランジスタ9のカスケード接続回
路の増幅度がインダクタンスにより減少するがト
ランジスタ1および9の増幅素子は低い周波数ほ
ど利得が増大することから、この減少分を補な
い、低い周波数でも必要な増幅度が得られ安定な
発振動作を行なわせることができる。前述したよ
うに第2図に示される従来例に見られる他励のカ
スコード混合回路のコンデンサによる相互変調妨
害改善方法を本発明の自励振混合回路に採用した
場合は、高い周波数ほど信号が減衰するのと、ト
ランジスタの増幅度が高い周波数ほど減少するこ
ともあいまつて、高い発振周波数では安定な動作
が行なえないが、本発明の応用例によるインダク
タによる方法では広帯域周波数にわたる発振動作
の安定化と相互変調妨害特性を改善できる効果を
有する。これにより従来1石のトランジスタを用
いた自励振混合回路では困難であつた米国のテレ
ビ信号受信用チユーナとして実用化が図れ、さら
に従来のカスコード混合回路に比べ別の局部発振
回路が不要になり、部品点数の削減が図れ低コス
トな回路を提供できる効果を有する。なお抵抗2
8は広い周波数範囲でのコイル27のインピーダ
ンスを平均化するためのもので必ずしも必要とし
ない。
また、コンデンサ29は電源変動に対する局部
発振周波数の安定度を改善する効果がある。前述
したようにハイバンド受信時には切換えダイオー
ド35は導通状態となつて、同調コイル33と3
4の接続点は切換えダイオード35およびバイパ
ス・コンデンサによつて接地されるが、実際には
切換えダイオードおよびバイパス・コンデンサの
リード・インダクタンスのために帰還コンデンサ
29によつて第2のトランジスタ9のエミツタに
帰還される。このため帰還コンデンサ29はロー
バンドとハイバンドの両方に効果がありこの帰還
によつて電源変動時の第2のトランジスタ9の出
力インピーダンス変化を小さくすることができ、
局部発振周波数の安定化が図れる。コンデンサ2
9による効果を第8図に示す。図は電源電圧を±
10%変化した時の局部発振周波数変化を示してお
り、容量値として2pFのコンデンサ29を付加す
ると、曲線Bに示されるようにコンデンサ29を
付加しない場合の曲線Aに比較して周波数変化は
約半分にまで改善できる。コンデンサ29は発振
動作に対して負帰還として動作するものと考えら
れ、電源電圧が上昇し、発振振幅が大きくなりト
ランジスタ9のコレクタの出力インピーダンスが
変化し、発振周波数変動を生じるがコンデンサ2
9により発振電圧の一部が負帰還され、発振振幅
が過大に変化しないようにして、また電源電圧が
減少し発振振幅が小さくなると負帰還量は減少
し、同様に発振振幅の低下を小さく抑え全体とし
て電源電圧変動による発振振幅の変化を小さく
し、トランジスタ9のコレクタの出力インピーダ
ンス変化を低減し、発振周波数変動を小さく抑え
得るものと考えられる。
発振周波数の安定度を改善する効果がある。前述
したようにハイバンド受信時には切換えダイオー
ド35は導通状態となつて、同調コイル33と3
4の接続点は切換えダイオード35およびバイパ
ス・コンデンサによつて接地されるが、実際には
切換えダイオードおよびバイパス・コンデンサの
リード・インダクタンスのために帰還コンデンサ
29によつて第2のトランジスタ9のエミツタに
帰還される。このため帰還コンデンサ29はロー
バンドとハイバンドの両方に効果がありこの帰還
によつて電源変動時の第2のトランジスタ9の出
力インピーダンス変化を小さくすることができ、
局部発振周波数の安定化が図れる。コンデンサ2
9による効果を第8図に示す。図は電源電圧を±
10%変化した時の局部発振周波数変化を示してお
り、容量値として2pFのコンデンサ29を付加す
ると、曲線Bに示されるようにコンデンサ29を
付加しない場合の曲線Aに比較して周波数変化は
約半分にまで改善できる。コンデンサ29は発振
動作に対して負帰還として動作するものと考えら
れ、電源電圧が上昇し、発振振幅が大きくなりト
ランジスタ9のコレクタの出力インピーダンスが
変化し、発振周波数変動を生じるがコンデンサ2
9により発振電圧の一部が負帰還され、発振振幅
が過大に変化しないようにして、また電源電圧が
減少し発振振幅が小さくなると負帰還量は減少
し、同様に発振振幅の低下を小さく抑え全体とし
て電源電圧変動による発振振幅の変化を小さく
し、トランジスタ9のコレクタの出力インピーダ
ンス変化を低減し、発振周波数変動を小さく抑え
得るものと考えられる。
つぎにコンデンサ30の効果について述べる。
コンデンサ30は主として混変調妨害特性の改善
に効果がある。これを第9図に示す。図は本発明
による自励振混合回路の1%混変調妨害特性を示
しており、米国チヤネル受信時における2チヤネ
ル離れた妨害信号による1%混変調妨害特性は、
容量値として2pFのコンデンサ30を付加したと
きは、付加しない場合に比べ特にローバンドでの
改善度が大きく、本発明による効果は明確であ
る。これはトランジスタ1の出力から入力への微
少の負帰還によりトランジスタ1で概略行なわれ
る混合動作の3次歪による非直線性が改善される
ものと考えられる。
コンデンサ30は主として混変調妨害特性の改善
に効果がある。これを第9図に示す。図は本発明
による自励振混合回路の1%混変調妨害特性を示
しており、米国チヤネル受信時における2チヤネ
ル離れた妨害信号による1%混変調妨害特性は、
容量値として2pFのコンデンサ30を付加したと
きは、付加しない場合に比べ特にローバンドでの
改善度が大きく、本発明による効果は明確であ
る。これはトランジスタ1の出力から入力への微
少の負帰還によりトランジスタ1で概略行なわれ
る混合動作の3次歪による非直線性が改善される
ものと考えられる。
なお、以上述べた実施例では、トランジスタ
1,9としてすべてNPNトランジスタを使用し
た場合について述べたが、PNPトランジスタを用
いても全く同様の効果が得られる。またNPNと
PNPトランジスタを混合使用しても同様である。
さらに、本発明の実施例では、第1のトランジス
タ1と第2のトランジスタ9を直流的にも接続し
ているが、各トランジスタを直流的に分離して、
別々にバイアスを印加しても同様の効果が得られ
る。また実施例では第1のトランジスタ1と第2
のトランジスタ9のコレクタ電流をほぼ等しくし
ているが、各トランジスタ1,9のコレクタ電流
値を異なつた値となるようにバイアス回路を設定
しても同様の効果が得られることは明確である。
1,9としてすべてNPNトランジスタを使用し
た場合について述べたが、PNPトランジスタを用
いても全く同様の効果が得られる。またNPNと
PNPトランジスタを混合使用しても同様である。
さらに、本発明の実施例では、第1のトランジス
タ1と第2のトランジスタ9を直流的にも接続し
ているが、各トランジスタを直流的に分離して、
別々にバイアスを印加しても同様の効果が得られ
る。また実施例では第1のトランジスタ1と第2
のトランジスタ9のコレクタ電流をほぼ等しくし
ているが、各トランジスタ1,9のコレクタ電流
値を異なつた値となるようにバイアス回路を設定
しても同様の効果が得られることは明確である。
以上述べたように本発明によれば、従来のトラ
ンジスタ1石による自励振混合回路の欠点であつ
た混変調妨害特性および相互変調妨害特性に対し
て、トランジスタを2石使用し、一方をエミツタ
接地、他方をベース接地としてこれらをカスケー
ド接続することによつて大幅に改善するととも
に、従来のカスコード混合回路で必要とした局部
発振用のトランジスタおよびバイアス回路を混合
用トランジスタで局部発振動作をも行なわせるこ
とによつて削除できた。この結果、従来の自励振
混合回路に比較して上記妨害特性を10dB以上改
善し、しかも変換利得も7bB以上高くできた。ま
た、これらの良好な特性を従来のカスコード混合
回路よりも少ない部品数で実現できるなど、本発
明の工業的価値は非常に大きい。
ンジスタ1石による自励振混合回路の欠点であつ
た混変調妨害特性および相互変調妨害特性に対し
て、トランジスタを2石使用し、一方をエミツタ
接地、他方をベース接地としてこれらをカスケー
ド接続することによつて大幅に改善するととも
に、従来のカスコード混合回路で必要とした局部
発振用のトランジスタおよびバイアス回路を混合
用トランジスタで局部発振動作をも行なわせるこ
とによつて削除できた。この結果、従来の自励振
混合回路に比較して上記妨害特性を10dB以上改
善し、しかも変換利得も7bB以上高くできた。ま
た、これらの良好な特性を従来のカスコード混合
回路よりも少ない部品数で実現できるなど、本発
明の工業的価値は非常に大きい。
第1図は従来の自励振混合回路を示す回路図、
第2図は従来のカスコード混合回路を示す回路
図、第3図は本発明による自励振混合回路の一実
施例を示す回路図、第4図は本発明による自励振
混合回路の他の実施例を示す回路図、第5図は第
1図、第3図、第4図に示す回路の変換利得を示
す特性図、第6図は本発明による自励振混合回路
をテレビ受像機のVHFチユーナに応用した例を
示す回路図、第7図はコイルのインダクタンス値
による相互変調妨害特性の変化を示す特性図、第
8図は補助的な帰還コンデンサによる局部発振周
波数の安定度の向上を示す特性図、第9図は補助
的な帰還コンデンサによる混変調妨害特性の向上
を示す特性図である。 1,9……トランジスタ、2……高周波入力端
子、4……中間周波出力端子、13……帰還コン
デンサ、23,24……エミツタ接地コンデン
サ、25……切換えダイオード、26……直流阻
止コンデンサ、27……コイル、29,30……
補助的な帰還コンデンサ。
第2図は従来のカスコード混合回路を示す回路
図、第3図は本発明による自励振混合回路の一実
施例を示す回路図、第4図は本発明による自励振
混合回路の他の実施例を示す回路図、第5図は第
1図、第3図、第4図に示す回路の変換利得を示
す特性図、第6図は本発明による自励振混合回路
をテレビ受像機のVHFチユーナに応用した例を
示す回路図、第7図はコイルのインダクタンス値
による相互変調妨害特性の変化を示す特性図、第
8図は補助的な帰還コンデンサによる局部発振周
波数の安定度の向上を示す特性図、第9図は補助
的な帰還コンデンサによる混変調妨害特性の向上
を示す特性図である。 1,9……トランジスタ、2……高周波入力端
子、4……中間周波出力端子、13……帰還コン
デンサ、23,24……エミツタ接地コンデン
サ、25……切換えダイオード、26……直流阻
止コンデンサ、27……コイル、29,30……
補助的な帰還コンデンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エミツタが第1のコンデンサで適当に接地さ
れ、ベースに高周波信号が入力される高周波入力
端子が接続された第1のトランジスタと、第1の
トランジスタのコレクタにエミツタが接続され、
ベースが高周波的に接地された第2のトランジス
タと、第2のトランジスタのコレクタに一方の端
子が接続され、他方の端子が接地された共振コン
デンサおよび共振コイルからなる共振回路と、第
2のトランジスタのコレクタに接続されるととも
に、中間周波出力端子が接続された中間周波同調
回路と、第2のトランジスタのコレクタに一方の
端子が接続され、他方の端子が第1のトランジス
タのエミツタに接続された帰還コンデンサとを備
えていることを特徴とする自励振混合回路。 2 エミツタが第1のコンデンサで適当に接地さ
れ、ベースに高周波信号が入力される高周波入力
端子が接続された第1のトランジスタと、第1の
トランジスタのコレクタにエミツタが接続され、
ベースが接地された第2のトランジスタと、第2
のトランジスタのコレクタに一方の端子が接続さ
れ、他方の端子が接地された共振コンデンサおよ
び共振コイルからなる共振回路と、第2のトラン
ジスタのコレクタに接続されるとともに、中間周
波出力端子が接続された中間周波同調回路と、第
2のトランジスタのコレクタに一方の端子が接続
され、他方の端子が第1のトランジスタのエミツ
タに接続された帰還コンデンサと、第1のトラン
ジスタのベースとエミツタ間に接続された中間周
波トラツプとを備えていることを特徴とする自励
振混合回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2595377A JPS53112011A (en) | 1977-03-11 | 1977-03-11 | Mixing circuit for self oscillation |
| CA298,672A CA1111500A (en) | 1977-03-11 | 1978-03-10 | Self-oscillation mixer circuits |
| US05/885,978 US4160953A (en) | 1977-03-11 | 1978-03-13 | Self-oscillation mixer circuits |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2595377A JPS53112011A (en) | 1977-03-11 | 1977-03-11 | Mixing circuit for self oscillation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53112011A JPS53112011A (en) | 1978-09-30 |
| JPS6124843B2 true JPS6124843B2 (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=12180113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2595377A Granted JPS53112011A (en) | 1977-03-11 | 1977-03-11 | Mixing circuit for self oscillation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53112011A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04222556A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-12 | Yoshio Onami | 煎餅の製法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS454505Y1 (ja) * | 1967-08-07 | 1970-03-02 | ||
| JPS5031708A (ja) * | 1973-07-23 | 1975-03-28 |
-
1977
- 1977-03-11 JP JP2595377A patent/JPS53112011A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53112011A (en) | 1978-09-30 |
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