JPS6124905A - ボイラ起動制御装置 - Google Patents

ボイラ起動制御装置

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JPS6124905A
JPS6124905A JP14593284A JP14593284A JPS6124905A JP S6124905 A JPS6124905 A JP S6124905A JP 14593284 A JP14593284 A JP 14593284A JP 14593284 A JP14593284 A JP 14593284A JP S6124905 A JPS6124905 A JP S6124905A
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    • F22STEAM GENERATION
    • F22BMETHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
    • F22B35/00Control systems for steam boilers
    • F22B35/18Applications of computers to steam-boiler control

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ボイラ装置において、その起動を制御するボ
イラ起動制御装置に関する。
〔発明の背景〕
ボイラの起動は、始動準備終了後、燃料系統を運転して
バーナに点火し、ボイラの昇圧、昇温を開始する。この
場合、ボイラ装置の各部が過熱したり、厚肉部に過大な
熱応力が発生したりすることのないように、適切な起動
制御を行なう必要がある。以下、従来の起動手段を図に
より説明する。
第17図は従来のボイラ起動制御装置の系統図である。
図で、1はボイラ火炉炉壁を構成する水壁、2はバーナ
、6は水壁1へ給水を行なうボイラ給水ポンプである。
4は気水分離器であり、給水が水壁3で加熱されること
により生じる気水混合物を蒸気と水分に分離する。5は
気水分離器4からの蒸気を過熱する過熱器、6は給水ポ
ンプ6からの給水を予熱する節炭器、7は発電機に連結
されるタービンである。8は過熱器5とタービン7との
間に介在し、過熱器5からタービン7への蒸気量を加減
するタービン加減弁でに6o9は気水分離器4からの蒸
気をコンデンサ等へ逃がす過熱器バイパス弁である。こ
の過熱器バイパス弁9は、起動時に低温の蒸気が大量に
過熱器5に流入して過熱器5の出口の昇温を妨げている
場合に、そのような低温蒸気を逃がして過熱器5の通過
蒸気蓋を減少させ、過熱器5の出口の蒸気温度を上昇さ
せる機能を有する。10は過熱器5出口からの発生蒸気
をコンダン°す等へ逃がすタービンバイパス弁マ゛ある
。このタービンバイパス弁10は、当該発生蒸気がター
ビン7に通気可能な程度まで昇温、昇圧していない場合
、発生蒸気を逃がす機能を有し、さらに、タービン7へ
通気後であっても、通気蒸気流量が小さい場合には、燃
量投入量による蒸気圧力制御が困難になるので、この領
域において発生蒸気を逃がすことにより蒸気圧力制御に
寄与する機能をも有する。
11は過熱器5からタービン7へ供給される蒸気の圧力
を検出する蒸気圧力検出器、12は当該蒸気の目標とす
る圧力、即ち目標蒸気圧力を設定する蒸気圧力設定器、
13は蒸気圧力設定器12に設定された値と蒸気圧力検
出器11で検出された値との差を演算する′減算器であ
る。14.15は減算器13で演算されて出力される圧
力偏差信号を比例積分する比例積分器である。16は関
数発生器であり、蒸気圧力検出器11で検出された値を
入力し、この値に対応した予め定められている値を出力
する。この関数発生器16からの出力信号は、蒸気圧力
を適正とするためのタービンバイパス弁10の開度を指
令する開度指令信号となる。17は同じく蒸気圧力検出
器11で検出された値を入力し、この値に対応した値を
出力する関数発生器である。この関数発生器17からの
出力信号は、蒸気圧力を適正とするための過熱器バイパ
ス弁9の開度を指令する開度指令信号となる。
18は端子18α、18bおよび切換片18cを備えた
信号切換器であり、端子18αは比flJ積分器14に
、端子18bは関数発生器16に、切換片18cはター
ビンバイパス弁10に、それぞれ接続されている。19
は高信号選択器であり、比例積分器15の出力信号と関
数発生器17の出力信号とを比較し、大きな方の信号を
過熱器バイパス弁9に出力する。20はバーナ″2に対
する燃料供給を制御する燃料流量調節弁、21はバーナ
の点火本数に合わせて燃料流量調節弁20の開度を ・
設定する開度設定器である。
ここで、上記装置の動作を第18図(a)乃至(6)に
示すタイムチャートを参照しながら説明する。第18図
(αンは時間経過に対する燃料投入量の変化、第18図
(b)は時間経過に対する過熱器バイパス弁5の開度の
変化、第18図(c)は時間経過に対するタービンバイ
パス弁10の開度の変化、第18図(d)は時間経過に
対する蒸気圧力の変化、第18図(g)は時間経過に対
する過熱器出口蒸気温度の変化を示す。時刻to  は
点火時刻、時刻t1  は昇圧完了時刻、時刻t2  
は昇温完了時刻、時刻t3  はタービン通気時刻であ
る。又、po  は初期蒸気圧力、pl  は昇圧目標
値である。時刻to  における点火後、バーナ2の点
火本数は段階的に増加され、これに応じて開度設定器2
1からの開度信号により燃料流M調節弁20の開度が制
御され、燃料投入量は第18図(α)に示すように段階
的に増加する。
一方、信号切換器18は蒸気圧力が昇圧目標値p1に達
する以前には、その切換片18cが端子18b側に切換
えられた状態にある。したがって、タービンバイパス弁
10の開度は、蒸気圧力検出器11で検出される蒸気圧
力が昇圧目標値p1  に達するまでは、その蒸気圧力
に対応する関数発生器16の出力により制御され、結局
、当該蒸気圧力により一義的に決定される。そして、タ
ービンバイパス弁10は第18図(c)に示すように、
タービン通気時刻t3 以前には、増加する蒸気圧力を
逃がすようにその開度が制御される。又、蒸気圧力が低
い間は蒸気の飽和温度が低く、過熱器5に気水分離器4
から低湿の蒸気が供給されるため、関数発生器16の出
力信号は過熱器バイパス弁9の開度を大きくする信号と
なり、これにしたがって過熱器バイパス弁9の開度は第
18図(b)に示すように大きくなる。これにより、低
温の蒸気を逃がし、過熱器5を通過する蒸気量を減らし
て過熱器5の出口蒸気温度を上昇させる。
蒸気圧力が昇圧目標値p1  に達した後には、信号切
換器18の切換片18eは端子18α側に切換えられ、
以後、タービンバイパス弁10の開度は、蒸気圧力設定
器12に設定された昇圧目標値pl  と蒸気圧力検出
器11で検出された実際の蒸気圧力との圧力偏差信号を
比例、積分した信号により、第18図(c)に示すよう
に制御される。さらに、昇圧完了時刻tl  以後にお
いて、蒸気圧力がタービンバイパス弁10で逃がしきれ
ないように高くなった場合、比例積分器15の出力信号
も大きくなるので、高信号選択器19はその出力信号を
選択し、過熱器バイパス弁9の開度を増加して蒸気を逃
がし、蒸気圧力の上昇を抑える。
さて、このような従来装置には、以下に挙げる6つの問
題点がある。これを順に説明する。
(1)従来装置では、最適の昇温、昇圧パターンの設定
が困難である。ここで、最適の昇温、昇圧パターンとは
、ボイラ装置における厚肉部の熱応力発生を抑えながら
、昇温、昇圧を最短時間で行なう起動態様をいう。とこ
ろで、一般に、ボイラ装置において最も重要な厚肉部は
過熱器5の出口ヘッダと気水分離器4(又はドラム)で
あるので、最適の昇温、昇圧パターンとは、換言すれば
、過熱器5の出口ヘッダの熱応力に影響を与える過熱器
5の出口蒸気温度の変化率(以下、昇温率という。)と
、気水分離器4 (又はドラム)の熱応力に飽和温度変
化を介して影響を与える蒸気圧力変化率(以下、昇圧率
という。)とを、発生熱応力の抑制上、許容される変化
率制限値いっばいに維持する態様であるということがで
きる。
このような観点から、前述の従来装置をみると、従来装
置において、昇温率および昇圧率は関数発生器16.1
7の設定により調整されることになるが、これらの設定
を行うためには、実缶の起動試験を繰返して決定する必
要があり、多くの手数を要して面倒である。さらに、起
動の際、点火時刻to における蒸気圧力(初期圧力)
が調整−施時と異なる蒸気圧力である場合、計画の昇温
率および昇圧率からずれる事態を生じる。このようなず
れの発生を防ぐため、従来装置における関数発生器16
.17は、どのような初期圧力での起動であっても、昇
温、昇圧の過程のどの段階においても昇温率、昇圧率が
制限値を越えないことを目安として設定される。この結
果、その昇温、昇圧パターンは最適の昇温、昇圧パター
ンからは大きく外れたものとなり、起動時間は最適な昇
温、昇圧を行なった場合と比べて可成り長い時間となる
■ 従来装置では、起動損失の低減が困難である。
第17図に示すボイラ装置において、ある与えられた昇
温率、昇圧率で起動を行なう場合、燃料流量調節弁20
を通過させる投入燃料量、過熱器バイハス弁9の開度お
よびタービンバイパス弁10   ′の開度の組合わせ
は一銭的に決まるものではない。
即ち、例えば多量の燃料をバーナ2に投入して過熱器バ
イパス弁9およびタービンバイパス弁10から多量の蒸
気を抜き出す組合わせが存在する一方、その逆の組合わ
せも存在するのである。これらの組合わせのうちで、与
えられた昇温率、昇圧率を維持することができるととも
に燃料流量調節弁20の開度を最低とすることができる
6者の組合わせが、同一起動時間を達成するうえで最も
起動損失が少ない操作である。しかしながら、従来装置
では、過熱器バイパス弁9、タービンパイバ“ス弁10
および燃料流量調節弁20を協調して操作する機能がな
いため、起動損失を低減させるには、開度設定器21、
関数発生器16.17をそれぞれ個別に調整する以外に
方法がない。そして、実際上、これらを、前述の最適な
昇温率、昇圧率を維持しつつ、しかも起動損失が最低に
なるように調整することは、はとんど不可能に近いこと
である。
(6)従来装置では、外乱等により昇温、昇圧パターン
が異常になっても、これを修正する修正動作は行なわれ
ない。即ち、従来装置では、昇温率、昇圧率がボイラ装
置の厚肉部の熱応力を支配する重要な状態量であるにも
かかわらず、これらを計測する手段をもたず、制御上野
放し状態にある。
このため、例えば外乱等により、昇温率、昇圧率が、開
度設定器20、関数発生器16.17の調整時に計画さ
れたパターンから外れてもこれを修正することはできな
いのである。したがって、このような面からも、開度設
定器20.関数発生器16.17の調整に際しては、発
生熱応力抑制上のマージンを見込んで、昇温率、昇圧率
を低めに計画する必要があり、起動時間短縮の限外要因
となっている。
〔発明の目的〕
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、上記従来の問題点を解決し、ボイラ起
動時において、ボイラ厚肉部に発生する熱応力を抑制し
つつ起動を短時間に完了させることができ、かつ、起動
損失を低減することができるボイラ起動制御装置を提供
するにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため、本発明は、蒸気温度および
蒸気圧力を検出し、これらの値および昇圧目標値、昇温
目標値、飽和温度変化率制限値、昇温率制限値に基づい
てボイラの厚肉部の熱応力抑制に必要な蒸気温度変化率
目標値および蒸気圧力変化率目標値を演算し、これら各
目標値、蒸気温度および蒸気圧力に基づいて過熱器バイ
パス弁、タービンバイパス弁および燃料流量調節弁の各
操作量を演算する手段を設けたことを特徴とし、ざらに
又、この特徴に加えて、この演算により得られた操作量
を蒸気温度の変化率と蒸気圧力の変化率とに基づいて補
正するようにしたことをも特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るボイラ起動制御装置の
系統図である。図で、第17図に示す部分と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。25は過熱器5か
らの蒸気の温度を検出する蒸気温度検出器である。26
は第18図(d)に示す昇圧目標値p1  を設定する
昇圧目標値設定器、27は昇温完了時における過熱器5
の出口蒸気温度を設定する昇温目標値設定器である。2
8は気水分離器4の厚肉部の熱応力を抑制するための飽
和温度変化率制限値を設定する飽和温度変化率制限値設
定器、29は過熱器5の出口ヘッダの厚肉部の熱応力を
抑制するための昇温率制限値を設定する昇温率制限値設
定器である。30は変化率目標値演算装置であり、蒸気
圧力検出器11および蒸気温度検出器25の検出値、各
設定器26゜27.28.29に設定された各設定値を
入力し、これらの値に基づいて所定の演算、制御を行な
って得られた昇温率目標値信号αおよび昇圧率目標値信
号すを出力する(この変化率目標値演算装置60の構成
および動作については後述する。なお、次に述べる最適
操作量演算装置40および補正操作量演算装置60につ
いても同じ。)。40は最適操作量演算装置であり、蒸
気圧力検出器11および蒸気温度検出器25の検出値と
、変化率目標値演算装置60で得られた昇温率目標値信
号αおよび昇圧率目標値信号すとに基づき、かつ、所定
の数式にしたがって演算、制御を行ない、その結果得ら
れた燃料流量調節弁開度指令信号c2、過熱50は蒸気
圧力検出器11の検出値を入力してこれを微分し、実際
の昇圧率を演算する微分器、51は微分器50で得られ
た昇圧率と昇圧率目標値信号aとを比較し、その偏差で
ある昇圧率偏差信号fを出力する減算器である。又、5
2は蒸気温度検出器25の検出値を入力してこれを微分
し、実際の昇温率を演算する微分器、53は微分器52
で得られた昇温率と昇温率目標値信号b、とを比較し、
その偏差である昇温率偏差信号Iを出力する減W器であ
る。60は補正操作量演算装置であり、さきに入力した
最適操作量演算装置40からの各開度指令信号c2. 
d2. e2  を、偏差信号f。
Iに基づき所定の演算、制御により補正し、補正された
開度指令信号c2/、 d、/、 e2/  を出力す
る。
次に、本実施例の動作を、変化率目標値演算装置30、
最適操作量演算装置40および補正操作量演算装置60
の構成および動作を説明することにより明らかにする。
まず、変化率目標値演算装置30の構成を第2図に示す
系統図により説明する。第2図で、第1図に示す部分と
同一部分には同一符号が付しである。31は蒸気圧力検
出器11の検出値と設定器26に設定された昇圧目標値
との差を演算する減算器、32は減算器31の出力信号
に対応した値を出力する関数発生器である。関数発生器
62の特性が第3図に示されている。63は蒸気圧力検
出器11の検出値に対応した値を出力する関数発生器で
あり、その特性は第4図に示されている。
34は設定器28に設定された飽和温度変化率制限値と
関数発生器36で求められた値とを乗算する乗算器、3
5は乗算器64の値と関数発生器32で求められた値の
うち小さい方の値を選択して出力する低信号選択器であ
る。36は蒸気温度検出器i器25の検出値と設定器2
7に設定された昇温目標値との差を演算する減算器、3
7は減算器36の出力信号に対応した値を出力する関数
発生器、38は関数発生器37で求められた値と設定器
29に設定された昇温率制限値のうち小さい方の値を選
択して出力する低信号選択器である。関数発生器37の
特性が第5図に示されている。
次に変化率目標値演算装置30の動作を説明する。減算
器51から出力される値は、実際の蒸気圧力と昇圧目標
値との差の値である圧力偏差信号である。この圧力偏差
信号は関数発生器32に入力され、関数発生器62から
はこれに対応した値が出力される。第3図に示す関数発
生器32の特性図から明らかなように、点火時点後で第
18図(d)に示すように蒸気圧力が昇圧目標値に遠い
値にある場合、圧力偏差信号は大きくなり、これに対応
して関数発生器32から出力される昇圧率基本目標値信
号は大きくなる。即ち、この場合、昇圧率目標値の基本
となる昇圧率基本目標値を可能な限り大きな変化率とし
、これにより昇圧時間を短かくしようとするものである
。逆に、昇圧完了時点に近づき、蒸気圧力が昇圧目標値
に近くなって圧力偏差信号が小さくなると、第3図の特
性図に示すように、昇圧率基本目標値信号は小さくなり
、オーバーシュートを防止する。
蒸気圧力検出器11の検出値は、関数発生器63にも入
力され、これに対応して飽和温度変化率を圧力変化率に
換算した換算信号を出力する。
この換算は設定器28に設定された飽和温度変化率制限
値を圧力変化率制限値に換算するものであり、制御上、
飽和温度に1対1で対応する蒸気圧力に着目した方が制
御の応答遅れが小さく、又、検出器の分解能の点でも有
利となるので行なわれるものである。乗算器64からは
換算された圧力変化率制限値信号が出力される。低信号
選択器65は関数発生器32から出力される昇圧率基本
目標値信号と乗算器64から出力される圧力変化率制限
値信号とを比較し、安全のため低い方の値を選択し、こ
れを昇圧率目標値信号すとして出力する。
蒸気温度検出器25の検出値は減算器36に入力されて
設定器27に設定された昇温目標値との差が演算される
。減算器66から出力される温度偏差信号は関数発生器
37に入力され、関数発生器37は第5図に示す特性に
従って昇温率基本目標値を出力する。上記特性は、温度
偏差が大きい場合、即ち昇温完了時の昇温目標値に対し
て蒸気温度が遠い値にある場合、昇温率目標値、の基本
となる昇温率基本目標値を可能な限り大きな変化率とし
、これにより昇温時間を短かくするものであり、逆に、
蒸気温度が昇温目標値に近づいて温度偏差が小さくなる
と、昇温率基本目標値を小さくしてオーバーシュートを
防止するものである。低信号選択器38は関数発生器3
7から出力される昇温率基本目標値信号と設定器29に
設定された昇温率制限値信号とを比較し、安全のため低
い方の値を選択し、これを昇温率目標値信号αとして出
力する。結局、変化率目標値演算装置30は、最適の昇
圧率、昇温率を求め、これを昇圧率目標値信号b、昇温
率目標値信号αとして出力する。
次に、最適操作量演算装置40の構成を第3図に示す系
統図により説明する。図で、11.25はそれぞれ第3
図に示す蒸気圧力検出器、蒸気温度検出器である。41
はプラント特性演算部である。このプラント特性演算部
41は、蒸気圧力検出器11で検出された値と蒸気温度
検出器25で検出された値で与えられるボイラの状態に
おいて、変化率目標値演算装置60で求められ、指令信
号α、bとして出力された昇温率目標値および昇圧率目
標値を達成するための燃料投入量、過熱器バイパス弁通
過流量、タービンバイパス弁通過流量を演算する。この
演算については後述する。42はプラント特性演算部4
1の燃料投入量信号c1を入力し、第7図に示す特性に
したがって燃料流量調節弁の開度を求める関数発生器で
ある。求めら糺た開度は、燃料流量調節弁開度指令信号
C2として出力される。46は第8図に示すような過熱
器バイパス弁9の圧力−流量特性を備えた関数発生器で
あり、圧力検出器11の検出値を入力し、特性にしたが
ってこれに対応した値を出力する。
44はプラント特性演算部41から出力される過熱器バ
イパス弁通過流量信号d1  を入力し、これを関数発
生器46の出力で除する除算器である。
45は第9図に示す特性を備えた関数発生器であり、除
算器44の信号を入力し、゛これに対応して過熱器バイ
パス弁開度指令信号d2  を出力する。
46は第10図に示すようなタービンバイパス弁10の
圧力−流量特性を備えた関数発生器であり、圧力検出器
11の検出値を入力し、前記特性にしたがってこれに対
応した値を出力する。47はプラント特性演算部41か
ら出力されるタービンバイパス弁通過流量信号e1  
を入力し、これを関数発生器46の出力で除する除算器
である。48は第11図に示す特性を備えた関数発生器
であり、除算器47の信号を入力し、これに対応してタ
ービンバイパス弁開度指令信号e2  を出力する。
ここで、最適操作量演算装置40の動作を説明するに先
立ち、プラント特性演算部41の演算について説明する
。まず、演算に用いる記号を次のように定銭する。
A:過熱器5の伝熱面積〔d〕 GWW;水壁1への給水ffi(kg/5)G8:水壁
1の蒸発11(kg/s) A′CP):飽和水エンタルピ(k、I/〜)(Pの関
数)hN(P) :飽和蒸気エンタルピ(7/に9)(
Pの関数)H(P、、T):過熱器5の出口蒸気エンタ
ルピ〔IQI/J19) (P、 Tの関数)I(:過
熱器5の出口蒸気エンタルピ変化率〔kr2J/kqs
 ) Hi:過熱器5の入口蒸気エンタルピ(1cal 7 
kg)HWw:水壁1の出口流体エンタルピ(W / 
kg)Hmoo:節炭器6の出口給水x ンタルヒ(m
at/ Ir9)P:蒸気圧力(kg/ crl ab
s )p:蒸気圧力変化率〔kg/cP18〕Q(++
):水壁1の熱吸収量〔日/Jl)(Zの関数)T:過
熱器5の出口蒸気温度(’C) Φ:過熱器5の出口蒸気温度変化率じC/8〕v (P
、 T) :過熱器5内の蒸気平均比容積Ct、l/〜
〕 V:過熱器5内の容積(、/) X:燃料投入量〔kg/8〕 Zmin  :燃料投入量下限値Ckp/s〕V:ター
ビンバイパス弁10の通過蒸気!、(kg/S〕 1/min  ’タービンバイパス弁10の通過蒸気量
最低値Cky/s〕 2:過熱器バイパス弁9の通過蒸気11(kg/#)α
:過熱器5の平均熱貫流率(kal/ig’c)TH(
Z)  :過熱器5の入口燃焼ガス温度じC)  (Z
の関数) 上記各値のうち、過熱器5の伝熱面積Aおよびその容積
Vはボイラの構造により決定され、水壁1への給水量G
WW1燃料投入量下限値2□i7、タービンバイパス弁
10の通過蒸気量最低値utninは設計により定まる
値である。又、蒸気圧力Pおよび蒸気温度Tはそれぞれ
蒸気圧力検出器11および蒸気温度検出器25により検
出される値であり、かつ、蒸気圧力変化率すおよび蒸気
温度変化率φは変化率目標値演算装置30からの出力信
号α。
bにより与えられる。さらに、飽和水エンタルピA’(
P)、飽和蒸気エンタルピh物、過熱器5の出口蒸気エ
ンタルピH(P、T) 、過熱器5内の蒸気すべて蒸気
圧力P1蒸気温度Tに基づき蒸気表を用いて求めること
ができる。
さて、過熱器5の伝熱に関して以下の諸式が成立する。
・・・・・・・・・・・・■ 本実施例において、過熱器バイパス弁9は気水分離器4
の出口に接続されているので、過熱器5の入口蒸気エン
タルピH1は H4−A’ω)  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ (3)なお、仮に過熱器バイ
パス弁9が過熱器5の中間に接続されている場合にはそ
の点の温度を検出し、これと蒸気圧力Pから蒸気表を用
いて当該エンタルピ■1 を求めることができる。さら
に、過熱器5の平均熱貫流率αは厳密には燃焼ガス温度
と燃焼ガス量の関数であり、両者とも燃料投入fixの
関数であるから、必要ならば上記平均熱貫流率αを、燃
料投入量の現在値を実測しその関数として与えてもよい
上記(1)、■、(3)式より 十A  aTn(z) −A  aTJ       
(4)(4)式は次式のように書換えられる。
’i’ −−Kl−y+KzlH(z)−Ks  ・山
・・甲15)ここで、KlIK21に3はモデルパラメ
ータであり、・・・・・・・・・・ (6) と定義する。
又、蒸気圧力と水壁1の伝熱については次の諸式が成立
する。
VP=G6−y−g     ・・・・・・・・・・・
・・(9)なお、節炭器乙の出口給水エンタルピHEO
Oは\起動時においてはおおむね一定値であるが、要す
れば節炭器6の出口の給水温度を実測し、この値と蒸気
圧Pとに基づいて蒸気表を用いて求めてもよい。
上記(9)、αo)、(u)式から ・・・・・・・・・・・・・(ロ) (ロ)式は次式のように書換えられる。
P=に4(y  z)+Ks ・Q(2+)  Ke 
=・=  (18)ここで、Ka + Ks + Ks
はモデルパラメータであり、と定義する。そして、θ3
)式より であり、この過熱器バイパス弁9の通過蒸気量2は、そ
の性質より 2≧0   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・申・中・(2))であるから09式を(ホ)式に代
入すると、p≦に4・y + Ks・Q(a;)  K
s ・−−−−−OR)となる。
以上のことから、プラント特性演算部41の機能は以下
の数理計画法の問題を解くことに帰着する。
即ち、上記各式の制約条件を満足する最小の値Xを求め
、その値2について、上記(5) 、 (17)式から
値&+gを求めることになる。この問題の解を図により
示すと第12図のようになる。
第12図はプラント特性演算部の上記演算の解を示すグ
ラフである。図で、横軸には燃料投入量Xが、縦軸には
タービンバイパス弁10の通過蒸気量Vがとっである。
図示の直線B1 はタービンバイパス弁10の通過蒸気
量の最低値Vつinを示し、又、直線B2  は燃料投
入量下限値rjmin を示す。さらに、曲線Es  
はに)式を書換えた式に相当する曲線であり、又、曲線
B4  は(5)式を書換えた式 に相当する曲線である。そして、上述の制約条件を満足
する解の集合は、曲線B4 上にあり、かつ、直線Bl
、 B2および曲線B3  に施された斜線内の′領域
に入る部分である。この場合、求める最適の解は点りに
示される。
以上でプラント特性演算部41における演算の説明を終
了し、次に、最適操作量演算装置40の動作を、第13
図に示すフ胃−チヤードを参照しながら説明する。まず
、プラント特性演算部41 ・の演算は、値Ta(z)
が上に凸の単調増加関数であり、又、Q (z)も変曲
点(二次の微分係数が0になる点)がたかだか1つの単
調増加関数であることから第16図に示す手順により行
なわれ、最適解を得ることができる。最初・に、変化率
目標値演算装置30により得られた蒸気温度変化率Φお
よび蒸気圧力変化率す、蒸気圧力検出器11で検出され
た値P、蒸気温度検出器25で検出された値Tを入力す
る(手順Sl)。次に、値P、Tに基き、(6)、(7
) 、 (8) 、 (1→、仰L(16)式によりパ
ラメータKl。
K2 、 K3 、 、i(a 、 Kg 、 Kgを
算出する(手順82)。これらのパラメータを用いて次
の連立方程式の解(町、yo)を求める(手MSs)。
次いで、次の連立方程式のj個の解(zx 、 i/+
 ) −(22+ 1/2 ) +・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(2X、、 y7)を求める(手
順S4)。
さらに、次の連立方程式の解(Z j+1,11j+1
 )を求める(手順S5)。
以上により解が求められると、次に、これらの解11+
1.x2−0−°゛°HgIJj、zj+1を小さい順
に並べ替え、最小のものをとり出してその添字を外とし
、値z7を作る。とり出された値II+7は値”tni
rn以上であるか否か比較され(手順87)、値π7 
が値xmin未満であるときには、値ffl! +  
Z2 + ”” m j+gej+千のうち、手順S6
でとり出された値の7の次に大きな値をとり出し、この
値を新らたな値x7とする(手順Sg)。手順8B  
でとり出された新らたな値2 は再び値”minと比較
される(手順87)。
このように、値2・ 以上の値z、nが得られるまでt
yitガ。
手順87.  Sgが繰返えされる。このようにして、
手順S7で値2+frLin以上における最小の値zt
Lが得られると、今度は、さきに得られた解のうち、前
記最小の値ZtLに対応する値v1即ち値v、rLがと
り出され、この値v、nが値vmlいと比較される(手
順8e)。値v7が値’/min  未満であれば、手
順は再びさぎの手順S8に戻り、前記最小の値ZtLの
次に大きな値がとり出され、この値を新らしい値z7と
して手順87+  soが繰返えされる。かくして、遂
には、値”rnifL以上であり、かつ、値−i以上で
ある解のうち、値πが最小である値11+7 とこれに
対応する値V が得られる。そこで、今度はこ外 の解(” 3 +  y、L)が次式を満足するか否か
の判断を行なう (手順8to)。
手順810で上記関係が満たされていないと判断された
場合には、再び手順S8に戻り手順87−8e +81
0 を繰返えす。そして、手順810  で上記式の関
係が満たされたとき、手順は811 に移り、次式の演
算が実行される。
2=1(Ka ・Q (Zs )  P  Ks ) 
 ysこの演算により、最適の燃料投入量ZfL、ター
ビンバイパス弁10の通過蒸気量へ、過熱器ノくイノく
ス弁9の通過蒸気igが得られ、プラント特性演算部4
1からはこれらの量’z、、 Z + u、nに応じた
信号C1+  4+  el  が出力されることにな
る。
ここで第3図に戻り、燃料投入量信号c1は関数発生器
42に入力され、第7図に示す特性にしたがって燃料流
量調節弁20の開度指令値を出力する。この場合、燃料
流量調節弁20は、通常、当該調節弁20の前後の差圧
が一定であると考えて差支えないので、燃料投入量信号
C1を直接関数発生器42に入力することにより燃料流
量調節弁20の開度指令信号C2が得られる。一方、過
熱器バイパス弁9およびタービンバイパス弁10は、昇
圧にしたがって弁入口圧が変化するため、各弁9.10
の開度の換算に際してはこれを考慮する必要があり、こ
のため、一旦それぞれの弁9.10の圧力−流量特性を
求めたうえで各弁の開度を求めるようにする。即ち、蒸
気圧力検出器11で検出された蒸気圧力は関数発生器4
3に入力されることにより、第8図に示す特性にしたが
って、当該入力に対応する流量に変換される。そこで、
プラント特性演算部41で得られた過熱器バイパス弁9
の通過流量を、除算器44により前記変換された流量で
除算する。これにより、除算器44からは過熱器バイパ
ス弁9の必要なボート面積値が出力される。この面積値
は関数発生器45に入力され、関数発生器45からは第
9図に示す特性にしたがって、当該ボート面積を得るた
めに必要な過熱器バイパス弁9の開度指令信号d2が出
力される。全く同様にして、関数発生器46からは第1
0図に示す特性に従って蒸気圧力に対応した流量が出力
され、除算器47において、プラント特性演算部41か
ら出力されるタービンバイパス弁通過流量信号elを当
該流量で除算し、得られたタービンバイパス弁10の必
要なボート面積値を関数発生器48に入力し、関数発生
器48からは第11図に示す特性にしたがって、当該ボ
ート面積を得るために必要なタービンバイパス弁10の
開度指令信号e2が出力される。なお、このような最適
操作量演算装置40の演算結果を利用して、異常状態の
警報信号を出力することもでき、又、寿命予測の履歴デ
ータを得ることもできる。
以上で、最適操作量演算装置40の構成および動作め説
明を終了し、最後に補正操作量演算装置60の′#4我
および動作を第14図に示す系統図および第15図に示
す特性図により説明する。補正操作量演算装置60では
、最適操作量演算装置40で得られた燃料流量調節弁2
0の開度指令信号C2+過熱器バイパス弁9の開度指令
信号d2  およびタービンバイパス弁10の開度指令
信号e2を、各弁20,9.10の実際の開度に則した
開度指令信号C2’l  d2’+ 62’に補正する
。そして、この補正は、蒸気圧力検出器11および蒸気
温度検出器25で検出された実際の蒸気圧力および蒸気
温度に基づく昇圧率偏差信号!および昇温率偏差信号g
によりなされる。
ここで、これら昇圧率偏差信号fおよび昇温率偏差信号
gは、第1図に示す前述の微分器50゜52および減算
器51.53により得られる。即ち、蒸気圧力検出器1
1の検出値は微分器50に入力され、微分器50からは
実際の昇圧率信号が得られる。減算器51はこの昇圧率
信号と変化率目標値演算装置60からの昇圧率目標値信
号すとを入力し、その差の信号である昇圧率偏差信号f
を出力する。同様にして、微分器52は蒸気温度検出器
25で検出された蒸気温度を入力して実際の昇温率信号
を出力し、減算器56はこの昇温率信号と変化率目標値
演算装置30からの昇温率目標値信号αとを入力し、そ
の差の信号である昇温率偏差信号Iを出力する。
第14図は補正操作量演算装置の系統図である。
図で、61.62は昇圧率偏差信号!を入力してその比
例積分値を出力する比例積分器、63.64は昇温率偏
差信号Iを入力してその比例積分値を出力する比例積分
器である。65は比例積分器61.63の信号を入力し
て両者の差を出力する減算器、66は過熱器バイパス弁
9の開度指令信号d2  を減算器65の信号で補正す
る加算器、67は比例積分器62.64の信号を加算す
る加算器、68はタービンバイパス弁10の開度指令信
号e2  を加算器67の信号で補正する加算器である
。69は第15図に示す特性を備えた関数発生器であり
、加算器68の信号を入力してこれに対応した信号を出
力する。70は燃料流量調節弁20の開度指令信号C2
を関数発生器69の信号で補正する加算器である。
ここで、上記補正操作量演算装置60の動作を説明する
。さぎの説明から明らかなように、最適操′作量演算装
置40で得られた各開度指令信号c21  d2 + 
 62  はいずれもプラント特性を近似して求めたも
のであり、そのような開度指令信号12+  d2+ 
 e2  を用いて実プラントを操作しても、所期の動
作にずれを生じるおそれがある。そこで、補正操作量演
算装置60では、演算された昇温率目標値、昇圧率目標
値と、実際の昇温率、昇圧率との偏差信号j、ttを入
力し、この偏差を低減するように各弁の開度指令信号C
2+  d2.  e2  を補正しようとするもので
ある。
ところで、一般に、タービンバイパス弁10を開けば昇
温率、昇圧率とも低下し、過熱器バイパス弁9を開゛け
ば昇温率は上昇する一方、昇圧率は低下する。このこと
は、昇温率偏差信号11昇圧率偏差信号fを低下させよ
うとする場合、1つの偏差信号で1つの弁を補正しよう
とすると、即ち、例えば昇温率偏差信号gで過熱器バイ
パス弁9の開度を補正し、又、昇圧率偏差信号fでター
ビンバイパス弁10の開度を補正しようとすると、必ず
他方にとって外乱になることを示している。この外乱を
極力低減させるためには、昇温率を低下させる場合には
過熱器バイパス弁9を閉じると同時にタービンバイパス
弁10を開いて各弁9.10のトータルの通過蒸気量を
一定に保って昇圧率に外乱を与えないようにする必要が
あり、又、逆に昇圧率を低下させる場合にはタービンバ
イパス弁10を開くと同時に過熱器バイパス弁9も開き
、外乱による昇温率の低下を補うようにする必要がある
のである。第141iUに示す補正操作量演算装置60
はこのようなことを考慮して構成されている。
第14図において、過熱器バイパス弁9の開度指令信号
d2  の補正は次のようにして行なわりる。
即ち、比例積分器61から出力される昇圧率偏差信号f
による補正信号と比例積分器66から出力される昇温率
偏差信号Iによる補正信号とは減算器65に入力され、
上述の理由により前者から後者を減算することにより過
熱器バイパス弁9の開度の補正信号を得る。減算器65
からの補正信号は加算器66において開度指令信号d2
 に加算され、加算器66からは過熱器バイパス弁9の
補正された開度指令信号d2パが出力される。又、ター
ビンバイパス弁10の開度指令信号e2  の補正は次
のようにして行なわれる。即ち、比例積分器62から出
力される昇圧率偏差信号Iによる補正信号と比例積分器
64から出力される昇温率偏差信号Iによる補正信号と
は加算器67に入力され、上述の理由により両者を加算
してタービンバイパス弁10の開度補正信号を得る。こ
の加算器67からの補正信号は加算器68において開度
指令信号e2 に加算され、加算器68からはタービン
バイパス弁10の補正された開度指令信号e 2/が出
力される。
次に、燃料流量調節弁20の開度指令信号C2の補正に
ついて述べる。上記のようにして過熱器バイパス弁9お
よびタービンバイパス弁10の開度指令信号d2.e2
を補正する場合、燃料投入量も同時に補正を行なうと、
補正動作どうしが干渉してしまう可能性がある。そこで
、このような干渉を避けるため、基本的には、燃料投入
量は最適操作量演算装置40で得られた開度指令信号c
2をそのまま用いるようにし、ただ、タービンバイパス
弁10の開度が極端に大きな値および極端に小さな値に
なったときのみ燃料投入量の減少又は増加を実行しよう
とするものである。このような動作は第15図に示す関
数発生器69の特性により得られる。即ち、関数発生器
69はタービンバイパス弁10の実際の開度指令信号e
 2/を入力し、この信号e 2/が極端に大きいとき
のみおよび極端に小さいときのみ補正信号を出力し、加
算器70において開度指令信号c2  と加算すること
により燃料流量調節弁20の補正された開度指令信号c
2′を得る。
このようにして、補正操作量演算装置60で得られた開
度指令信号c2’、  t12’、  g2’は、それ
ぞれ燃料流量調節弁20、過熱器バイパス弁9、タービ
ンバイパス弁10を実際に操作する開度指令として出力
される。
以上、本実施例の動作を、各部の構成、動作を説明する
ことにより説明したが、最後に、第1図に基づいて本実
施例の動作の概要をまとめると次のようになる。まず、
変化率目標値演算装置60は、蒸気圧力検出器11およ
び蒸気温度検出器25により検出された実測蒸気圧力お
よび実測蒸気温度を入力するとともに、各設定器26.
27゜28.29に設定された値を入力する。そして、
蒸気圧力、設定器26に設定された昇圧目標値、および
設定器28に設定された飽和温度変化率制限値(厚肉部
である気水分離器4の熱応力を考慮した値)に基づき昇
圧率目標値信号すが演算、出力され、又、蒸気温度、設
定器27に設定された昇温目標値、および設定器29に
設定された昇温率制限値(厚肉部である過熱器出口ヘッ
ダの熱応力を考慮した値)に基づき昇温率目標値信号α
が演算、出力される。
最適操作量演算装置40は、これら昇温率目標値信号α
、昇圧率目標値信号b1実測蒸気圧力および実測蒸気温
度を入力し、これらの値およびプラント特性に基づき所
要の数式を導き、このような数式を解くことにより、厚
肉部の熱応力を抑制し、しかも起動完了を短時間で行な
わせるとともに起動損失も低減させるための最適の燃料
投入量、過熱器バイパス弁通過流量およびタービンバイ
パス弁通過流量を決定する。そして、これらの値はそれ
ぞれ、燃料流量調節弁20の開度、過熱器バイパス弁9
の開度およびタービンバイパス弁10の開度に換算され
、これらに応じた開度指令信号62+  d2.$2 
 が出力さレル。
微分器50.52は蒸気圧力検出器11と蒸気温度検出
器25で検出された蒸気圧力および蒸気温度の変化率即
ち実際の昇圧率および昇温率を出力する。これら昇圧率
および昇温率と、演算された昇圧率目標値信号すおよび
昇温率目標値信号αとは減算器51.53で比較され、
減算器51゜53からはそれぞれ両者の差である昇圧率
偏差信号!および昇温率偏差信号Iが出力される。
補正操作量演算装置60は、上記昇圧率偏差信号!およ
び昇温率偏差信号gに基づき、最適操作量演算装置40
から出力される各開度指令信号C2+  d2+  6
2  を、外乱が生じないように補正し、補正された開
度指令信号c2’、  d2a  e2’を出力する。
これら開度指令信号C2’+  dz’、  e2’に
よりそれぞれ燃料流量調節弁20、過熱器バイパス弁9
、タービンバイパス弁10が操作されて目的を達成する
このように、本実施例では、蒸気圧力、蒸気温度、およ
び設定器に設定された昇圧目標値、昇温目標値、飽和温
度変化率制限値、昇温率制限値に基づいて外温率目標値
、昇圧率目標値を演算し、これら昇温率目標値、昇圧率
目標値、および前記蒸気圧力、蒸気温度に基づいて燃料
流量調節弁、過熱器パイバ艮弁、タービンバイパス弁の
最適の開度指令値を演算し、これら各開度指令値を適宜
補正して前記各弁の開度を操作するようにしたので、ボ
イラ起動時に、気水分離器や過熱器出口ヘッダに生じる
熱応力を抑制しつつ起動を短時間で完了させることがで
き、かつ、起動損失を低減することができる。
第16図は本発明の他の実施例に係るボイラ起動制御装
置の一部の系統図である。図で、26は昇圧目標値設定
器、27は昇温目標値設定器、30は変化率目標値演算
装置であり、これらは第1図に示すものと同じである。
75.76はそれぞれ気水分離器4の厚肉部の内面メタ
ル温度および外面メタル温度を検出する温度検出器、7
7゜78はそれぞれ過熱器出口ヘッダの厚肉部の内面メ
タル温度および外面メタル温度を検出する温度検出器で
ある。79は気水分離器熱応力監視制御装置、80は過
熱器出口ヘッダ熱応力監視制御装置であるg本実施例が
第1の実施例と異なるのは、第1の実施例が飽和温度変
化率制限値および昇温率制限値を設定器28.29に設
定して変化率目標値演算装置30に入力したのに対し、
本実施例では、飽和温度変化率制限値および昇温率制限
値を他の手段により変化率目標値演算装置60に入力す
るようにした点にある。そして、その他の構成、挙作は
第1の実施例と同一である。
温度検出器75.76で検出された気水分離器4の内面
メタル温度と外面メタル温度は制御装置79に入力され
る。制御装置79はこれらの温度に基づいて、気水分離
器4の厚肉部に発生する熱応力を常時算出し、その発生
した熱応力に応じて適切な飽和温度変化率制限値を出力
する。同様に、温度検出器77.78で検出された過熱
器出口ヘッダの内面メタル温度と外面メタル温度は制御
装置80に入力され、制御装置はこれらの温度に基づい
て過熱器出口ヘッダの厚肉部に発生する熱応力を常時算
出し、その発生した熱応力に応じて適切な昇温率制限値
を出力する。
このように、本実施例では、さきの実施例における飽和
温度変化率制限値設定器に代えて、気水分離器の厚肉部
の内面メタル温度および外面メタル温度を検出する温度
検出器、および気水分離器熱応力監視制御装置を設け、
又、昇温率制限値設定器に代えて、過熱器出口ヘッダの
厚肉部の内面メタル温度および外面メタル温度を検出す
る温度検出器、および過熱器出口ヘッダ熱応力監視制御
装置を設けたので、さぎの実施例と同じ効果を奏するば
かりでなく、熱応力に余裕がある場合にはより一層急速
な起動を可能とし、逆に熱応力が異常に高い場合には昇
温、昇圧を緩慢とする飽和温度変化率制限値および昇温
率制限値を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、検出された蒸気圧力お
よび蒸気温度、昇圧目標値、昇温目標値、飽和温度変化
率制限値、昇温率制限値に基づいて昇温率目標値および
昇圧率目標値を演算し、これら目標値および前記蒸気圧
力、蒸気温度に基づいて燃料供給量を制御する弁、過熱
器の蒸気をバイパスする弁、過熱器からの蒸気をその主
たる供給先以外へ抜出す弁の開度を演算し、さらにこの
開度を適正に補正するようにしたので、ボイラ厚肉部に
発生する熱応力を抑制しつつ、起動を短時間に完了させ
ることができ、かつ、起動損失を低減することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るボイラ起動制御装置の
系統図、第2図は第1図に示す変化率目標値演算装置の
系統図、第3図、第4図および第5@はそれぞれ第2図
に示す関数発生器の特性図、第3図は第1図に示す最適
操作量演算′装置の系統図、第7図、第8図、第9図、
第10図および第11図は第3図に示す関数発生器の特
性図、第12図は第3図に示すプラント特性演算部の演
算の解を示すグラフ、第13図は第3図に示すプラント
特性演算部の動作を説明するフローチャート、第14図
は第1図に示す痛止操作量演算装置の系統図、第15図
は第14図に示す関数発生器の特性図、第16図は本発
明の他の実施例に係るボイラ起動装置の一部の系統図、
第17図は従来のボイラ起動制御装置の系統図、第18
図(α)、 、Cb) 。 (c) 、 (d) 、 (g)  はボイラ起動時の
各部の愈の変化を示すタイムチャートである。 4・・・気水分離器、5・・・過熱器、7・・・タービ
ン、9・・・過熱器バイパス弁、10・・・タービンバ
イパス弁、11・・・蒸気圧力検出器、20・・・燃料
流量調節弁、26・・・昇圧目標値設定器、27・・・
昇温目標値設定器、28・・・飽和温度変化率制限値、
29・・・昇温率制限値、30・・・変化率目標値演算
装置、40・・・最適操作量演算装置、50.52・・
・微分器、51.53・・・減算器、60・・・補正操
作量演算装置第1図 第2図 第3図 第4図     第5図 第3図 第7図  第8図  第9図 第1O図   第11図 第12図 第13図 第14図     6゜ 第17図 第18図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、過熱器と、この過熱器の蒸気をバイパスする第1の
    弁と、前記過熱器からの蒸気をその主たる供給先以外へ
    抜き出す第2の弁と、火炉への燃料供給量を制御する第
    3の弁とを備えたボイラにおいて、このボイラの所定部
    における蒸気温度を検出する温度検出器と、前記所定部
    における蒸気圧力を検出する圧力検出器と、前記蒸気温
    度、前記蒸気圧力、昇圧目標値、昇温目標値、飽和温度
    変化率制限値、昇温率制限値に基づいて前記ボイラの所
    定構造部の熱応力抑制に必要な蒸気温度変化率目標値お
    よび蒸気圧力変化率目標値を演算する第1の演算手段と
    、この第1の演算手段で得られた蒸気温度変化率目標値
    、蒸気圧力変化率目標値、前記蒸気温度および前記蒸気
    圧力に基づいて前記第1の弁、前記第2の弁および前記
    第3の弁の各操作量を演算する第2の演算手段とを設け
    たことを特徴とするボイラ起動制御装置。 2、過熱器と、この過熱器の蒸気をバイパスする第1の
    弁と、前記過熱器からの蒸気をその主たる供給先以外へ
    抜き出す第2の弁と、火炉への燃料供給量を制御する第
    3の弁とを備えたボイラにおいて、このボイラの所定部
    における蒸気温度を検出する温度検出器と、前記所定部
    における蒸気圧力を検出する圧力検出器と、前記蒸気温
    度、前記蒸気圧力、昇圧目標値、昇温目標値、飽和温度
    変化率制限値、昇温率制限値に基づいて前記ボイラの所
    定構造部の熱応力抑制に必要な蒸気温度変化率目標値お
    よび蒸気圧力変化率目標値を演算する第1の演算手段と
    、この第1の演算手段で得られた蒸気温度変化率目標値
    、蒸気圧力変化率目標値、前記蒸気温度および前記蒸気
    圧力に基づいて前記第1の弁、前記第2の弁および前記
    第3の弁の各操作量を演算する第2の演算手段と、この
    第2の演算手段で得られた各操作量を前記蒸気温度の変
    化率および前記蒸気圧力の変化率に基づいて補正する補
    正手段とを設けたことを特徴とするボイラ起動制御装置
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