JPS6126524B2 - - Google Patents

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JPS6126524B2
JPS6126524B2 JP52012839A JP1283977A JPS6126524B2 JP S6126524 B2 JPS6126524 B2 JP S6126524B2 JP 52012839 A JP52012839 A JP 52012839A JP 1283977 A JP1283977 A JP 1283977A JP S6126524 B2 JPS6126524 B2 JP S6126524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
talc
powder
liquid paraffin
zinc white
scattering
Prior art date
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Expired
Application number
JP52012839A
Other languages
English (en)
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JPS5399336A (en
Inventor
Mutsuhiko Atsuta
Sachiko Mitamura
Itsuko Hatsutori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP1283977A priority Critical patent/JPS5399336A/ja
Publication of JPS5399336A publication Critical patent/JPS5399336A/ja
Publication of JPS6126524B2 publication Critical patent/JPS6126524B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はタルクを主成物とするベビーパウダ
ー、パヒユームパウダー等のパウダー組成物に関
する。 従来、ベビーパウダー、パヒユームパウダー等
のパウダー組成物として、特にタルクが優れた滑
性を有し、例えば乳幼児の肌が汗やおしめかぶれ
によつて発赤したりただれたりした場合、その部
分にタルクを主成分とするパウダーを塗布すると
タルクの優れた滑性で皮膚を確実に保護し、汗の
乾燥を速め、これにより発赤、ただれを治瘉させ
る等の効果があるため、タルクを主成分とするパ
ウダー組成物が多く使用されている。しかるに、
従来のこの種のタルクを主成分とするパウダー組
成物は、タルク粒子がパフや皮膚への塗布時等に
飛散し易く、このため飛散したタルク粒子を吸入
してしまう不都合が生じ、従来よりタルク粒子の
吸入による呼吸器系への毒性が問題になつてい
た。 このために従来、タルクの粒度を調整し、飛散
し易いかなり細い粒子は除去して使用することも
行われてきたが、粒度の調整は面倒である上、微
粒子を除去しても依然としてタルクの飛散はかな
り生じ、吸入の問題は解消されていない現状にあ
つた。この場合、タルクを主成分とするパウダー
組成物中にエモリエント剤としてオリーブ油、ラ
ノリン等を配合する場合があるが、これらオリー
ブ油等を多量に使用するとパウダー組成物がべた
つく等の不都合が生じ、使用感等が悪くなるの
で、これら成分は少量しか配合できず、いずれに
しても十分な飛散防止効果を得ることはできなか
つた。 また従来、タルクを主成分とするパウダー組成
物を長期間保存しておくと黴が発生することがあ
り、このために従来よりタルク等に多量に含まれ
る微生物を抑制したり、デオドラントの目的で殺
菌剤や防腐剤をパウダー組成物中に配合するが、
特にベビーパウダー等においてはこれら殺菌剤、
防腐剤による皮膚への刺激が大きな問題となつて
いた。 本発明者らは上記事情を改善すべく鋭意研究の
結果、タルクを主成分とするベビーパウダー、パ
ヒユームパウダー等のパウダー組成物中のタンク
量を80〜94重量%とし、このパウダー組成物中に
流動パラフインを3〜11重量%配合すると、優れ
た飛散防止効果が得られ、取扱上安全であり、か
つべとつき感がなくて使用感に優れ、しかもタル
クを主成分とするパウダー組成物のすべりの良さ
等の特性を十分に発揮させることができると共
に、タルクに対する流動パラフインの分散混合性
が良く、また微粒子のタルクが混入していても必
らずしもこれを除去する必要がなく、良好な品質
のパウダー組成物が得られることを知見した。更
に、80〜94重量%のタルクを有するパウダー組成
物に流動パラフインを前記割合で配合すると共に
亜鉛華を少なくとも2重量%配合すると、飛散防
止効果の向上を更に計ることができ、かつ皮膚や
パフへの乗りが良好で伸びもよく、また肌をすべ
すべさせる働きにも優れている上、流動パラフイ
ンと亜鉛華との相乗的作用で優れた防黴効果が生
じるという全く予期せざる効果を見い出し、皮膚
への刺激性の問題なしにパウダー組成物の防黴を
達成できることを知見して、本発明をなすに至つ
たものである。 即ち、本発明は、80〜94重量%のタルクを有す
るパウダー組成物中に流動パラフインを3〜11重
量%配合するとともに、亜鉛華を少なくとも2重
量%配合することにより、特に飛散防止効果に優
れ、さらに防黴効果等に優れたパウダー組成物を
提供することを目的とするものである。 以下、本発明につき詳しく説明する。 本発明に使用されるタルクとしては、通常のベ
ビーパウダー等のパウダー組成物に使用されるも
のでよく、更に、後述するように流動パラフイン
の配合により優れた飛散防止効果を与えるため、
通常よりも細かい粒度のタルクも使用できる。タ
ルクの配合量は、通常パウダー組成物中80〜94重
量%、好ましくは85〜92重量%である。 前記タルクを主成分とするパウダー組成物中に
流動パラフインを配合することによつてこのパウ
ダー組成物(タルク)の飛散が防止される。この
場合、流動パラフインの配合量は3〜11重量%で
ある。流動パラフインの配合量がこの範囲にある
とパウダー組成物の飛散を確実に防止でき、かつ
べたつきもなくて良好な使用感が得られ、更にタ
ルクの優れた滑性が十分に発揮されるが、流動パ
ラフインの配合量が3重量%よりも少いと飛散防
止効果の点で劣り、また11重量%を越えると油性
が強くなつてべたつくようになるため、いずれも
好ましくない。なお、流動パラフインの更に好ま
しい配合範囲は6〜8重量%である。 本発明においては、上記したようにタルクに流
動パラフインを配合することにより飛散防止効果
を得るようにしたが、他の油性物質、例えばオリ
ーブ油等ではべたつきが大きく、かつタルク(粉
末基剤)への分散性の点でも劣るので好ましくな
い。また、イソプロピルミリステートでは飛散防
止性の点で劣り、更に安全性の点でも問題がある
ため好ましくなく、タルクに配合する場合、流動
パラフインが飛散抑制効果、パウダー組成物の使
用感、タルクとの分散混合性、安全性等の点で著
しく優れている。 タルクに流動パラフインを前記割合で配合した
パウダー組成物に対し、更に亜鉛華を配合するこ
とによつてパウダー組成物の皮膚への付着性が更
に一段と良好になり、かつ優れた飛散防止効果を
与えると共に、流動パラフインと亜鉛華とが相乗
的に作用して極めて優れた防黴効果を付与する。
即ち、タルクには保存中において黴の発生が認め
られる場合があり、タルクに単に流動パラフイン
のみ、或いは亜鉛華のみを配合しても黴の発生を
防止することはできないが、タルクに流動パラフ
インと亜鉛華との両者を配合することによつて確
実に黴の発生を防止することができ、しかも付着
性を向上させることができる。この場合、亜鉛華
の配合量は2重量%以上、好ましくは4〜8重量
%である。亜鉛華の配合量が2重量%よりも少い
と、黴発生防止の点で劣る場合があり、かつ付着
性の向上が十分期待し得ない場合がある。 而して、本発明に係るパウダー組成物はタルク
に流動パラフインを配合し、防黴効果を付与する
等のために亜鉛華を配合するものであるが、以上
の3成分に加えて、更にパウダー組成物の使用の
目的、用途等に応じて通常配合されるカオリン、
コーンスターチ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、二酸化チタン、ステアリン酸マグネシウ
ム、ペントナイト、シリカ等の粉末基剤、或いは
エモリエント剤、例えばオリーブ油、アボガード
油、スクワラン、ラノリン誘導体、それに色素、
防黴剤、殺菌剤、香料等を配合することができ、
常法によりこれら各成分を十分に分散、混合する
ことによつてパウダー組成物が製造される。 次に本発明に係るパウダー組成物の作用効果に
つき以下の実験例を参照して説明する。 実験例 1 第1表に示す組成のパウダー組成物(No.1〜
12)をそれぞれ製造し、これら各組成物の飛散
性、皮膚への付着性、べたつき性を調べ、第1表
に併記した結果を得た。 なお、飛散性は、各組成物をそれぞれ所定の容
器に収容し、これよりパフで取り出すときの各組
成物の飛散度合により判定した。 ○:飛散がほとんどない。 △:やや飛散する。 ×:飛散が激しい。 また、付着性は各組成物をパフで塗布した時の
皮膚への付着度合により判定した。 ◎:非常によく付着する。 ○:かなり付着する。 △:あまり付着しない。 べたつき性は皮膚に塗布した後の皮膚のべたつ
き感により判定した。 ○:べたつきが感じられない。 △:べたつきが感じられる。 ×:かなりべたつく。
【表】
【表】 第1表からも明らかなように、タルクに流動パ
ラフインと亜鉛華とを配合した本発明品
(No.3、No.4、No.5、No.6、No.7)は、いずれも
優れた飛散防止効果を有し、かつ皮膚に塗布した
際にべたつかず、使用感が良好であり、さらに、
本発明品は流動パラフインおよび亜鉛華をそれぞ
れ単独で使用したもの(No.1、No.8)に比べて
皮膚への付着性が優れ、流動パラフインと亜鉛華
との相乗的作用が認められた。なお亜鉛華の配合
量についての付着性試験の結果では、2%以上で
効果が現れ、配合量を増加する程付着性は向上す
るが、10%以上の配合では付着性向上の効果はそ
れ以上増大せず、10%の配合と15%の配合とで効
果の差は生じなかつた。また、タルクに亜鉛華の
みを配合したもの及びイソプロピルミリステート
を配合したものはいずれも飛散抑制効果がなく、
またオリーブ油を配合したものは若干の飛散防止
性は認められたがべたつきの点で悪く、本発明の
目的を達成することができなかつた。 実験例 2 第2表に示す組成の本発明に係るパウダー組成
物と従来のパウダー組成物について、パネル45名
により飛散性の比較を行い、第3表に示す結果を
得た。なお、飛散性の試験方法は実験例1と同様
であつた。
【表】
【表】
【表】 第3表の結果より、程度の差こそあれ本発明品
が従来品より飛び散りにくいという人は全体の86
%であり、本発明品は飛散防止効果が高いことが
認められた。 また、前記本発明品と従来品との両パウダー組
成物について、同じくパネル45名により、従来品
に対する本発明品の使用の感じを使用1ケ月後と
3ケ月後に評価し、第1図に示す結果を得た。な
お、評価は本発明品が従来品よりも良いというも
のを2点、従来品と同じというものを0点、従来
品よりも悪いというものを−2点とし、各パネル
によつて得た点数の平均値として表わした。ま
た、第1図中Aは使用1ケ月後の評価、Bは使用
3ケ月後の評価である。 第1図から明らかなように、本発明品は従来品
に比して飛散しにくいだけでなく、パフへの乗
り、肌への乗り、伸びの良さ、肌をすべすべさせ
る働きにおいても優秀であることが認められた。 実験例 3 ポテトデキストロース寒天平板に第4表に示す
組成のパウダー(坦し組成cのものは液状のま
ま)を0.4g散布し、27℃で7日間培養を行つて
黴の発生を観察し、第4表、第5表並びに第2図
〜第7図に示す結果を得た。
【表】
【表】
【表】 第4、5表並びに第2図乃至第7図からも明ら
かなように、タルクには7日間の培養でかなりの
黴の発生が認められ、一方亜鉛華単独では防黴力
が認められたが、タルクに亜鉛華を配合しても防
黴性の改善は認められず、またタルクに流動パラ
フインを配合してもかなりの黴の発生があり、こ
のようにタルク−亜鉛華、タルク−流動パラフイ
ンの系には防黴力が認められなかつた。しかる
に、タルクに流動パラフインと亜鉛華とを併用し
た系は黴の発生が全く認められず、極めて優れた
防黴性を示し、本発明に係るタルク、流動パラフ
イン及び亜鉛華からなるパウダー組成物は特異的
な防黴効果を有することが知見された(第7
図)。 以上説明したように、本発明はタルクを主成分
とするパウダー組成物中に流動パラフインを3〜
11重量%配合するとともに少なくとも2重量%の
亜鉛華を配合するようにしたものであり、これに
よりパウダー組成物が飛散することを確実に抑制
し得、著しく高い飛散防止効果を有するものであ
る。従つて、使用中にパウダー組成物が飛散し、
これを吸入するごとき不都合がなく、取扱上安全
である。更に、皮膚に塗布した際においてべたつ
きがなく、使用感が良好であり、タルクを主成分
とするパウダー組成物のすべりの良さ等の特性を
十分に発揮させることができると共に、タルクに
対する流動パラフインの分散混合性が良く、しか
も流動パラフインの配合により飛散が防止される
ので微粒子のタルクが混入していても支障がな
く、このためタルクの粒度の調整(特に微粒子の
除去)の面倒がなく、均質な製品を容易に製造で
きる。 また本発明のパウダー組成物では流動パラフイ
ンと亜鉛華との相乗的作用で極めて優れた防黴効
果を達成でき、従つて従来の防腐剤配合による皮
膚障害、或いは所用配合成分の影響による防腐効
果の減少等の問題確実に解決でき、また優れた防
黴性を有するため長期間に亘つて黴の発生がな
く、安全性の点でも優れた効果を有する。更に、
流動パラフインと亜鉛華とを併用することによ
り、皮膚に対する付着性を一段と改善でき、良好
な皮膚への付着性を有すると共に、パフへの乗り
も良好で伸びも良く、かつ肌をすべすべさせる働
きにも優れている等、好適に使用できる。 以下実施例を示し、本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 ベビーパウダー タルクに亜鉛華及びビオソールを混合し、次に
流動パラフインと香料を加えて均一に分散するま
で混合し、下記組成のベビーパウダーを製造し
た。 タルク 88.8重量% 亜鉛華 5.0 〃 流動パラフイン 6.0 〃 ビオゾール 0.1 〃 香 料 0.1 〃 100.0 〃 実施例 2 ベビーパウダー 実施例1と同様にして下記組成のベビーパウダ
ーを製造した。 タルク 85.8重量% 亜鉛華 7.0 〃 流動パラフイン 7.0 〃 塩化ベンゼトニウム 0.1 〃 香 料 0.1 〃 100.0 〃 実施例 3 ベビーパウダー 実施例1と同様にして下記組成のベビーパウダ
ーを製造した。 タルク 86.8重量% 亜鉛華 4.0 〃 流動パラフイン 6.0 〃 コーンスターチ 3.0 〃 ヒビテン 0.1 〃 香 料 0.1 〃 100.0 〃 実施例 4 パフユームパウダー 実施例1と同様にして下記組成のパヒユームパ
ウダーを製造した。 タルク 89.5重量% 亜鉛華 4.0 〃 流動パラフイン 6.0 〃 香 料 0.5 〃 100.0 〃 実施例 5 パヒユームパウダー 実施例1と同様にして下記組成のパヒユームパ
ウダーを製造した。 タルク 88.45重量% 亜鉛華 5.0 〃 流動パラフイン 6.0 〃 色 素 0.05 〃 香 料 0.5 〃 100.0 〃 上記実施例1〜5で得られた各パウダー組成物
はいずれも優れた飛散防止効果並びに防黴効果を
有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の使用上の特性を示
すグラフ、第2図乃至第7図はそれぞれポテトデ
キストロース寒天平板で培養した際の黴の発生状
態を示す顕微鏡写真で、第2図はタルク、第3図
は亜鉛華、第4図は流動パラフイン、第5図はタ
ルクと亜鉛華、第6図はタルクと流動パラフイ
ン、第7図はタルクと亜鉛華と流動パラフインを
試料とした場合の写真である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 80〜94重量%のタルクと、3〜11重量%の流
    動パラフインと、少なくとも2重量%の亜鉛華と
    を含有してなるパウダー組成物。
JP1283977A 1977-02-08 1977-02-08 Powder composition Granted JPS5399336A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1283977A JPS5399336A (en) 1977-02-08 1977-02-08 Powder composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1283977A JPS5399336A (en) 1977-02-08 1977-02-08 Powder composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5399336A JPS5399336A (en) 1978-08-30
JPS6126524B2 true JPS6126524B2 (ja) 1986-06-20

Family

ID=11816540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1283977A Granted JPS5399336A (en) 1977-02-08 1977-02-08 Powder composition

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JP (1) JPS5399336A (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244377B2 (ja) * 1974-03-29 1977-11-08
JPS5347139B2 (ja) * 1974-04-16 1978-12-19
JPS5179731A (ja) * 1974-12-28 1976-07-12 Nisshin Oil Mills Ltd Keshohin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5399336A (en) 1978-08-30

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