JPS6128708B2 - - Google Patents
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- JPS6128708B2 JPS6128708B2 JP51027913A JP2791376A JPS6128708B2 JP S6128708 B2 JPS6128708 B2 JP S6128708B2 JP 51027913 A JP51027913 A JP 51027913A JP 2791376 A JP2791376 A JP 2791376A JP S6128708 B2 JPS6128708 B2 JP S6128708B2
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- Japan
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- resin
- varnish
- drum
- conduit
- modified
- Prior art date
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/02—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
- C08J3/09—Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in organic liquids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D7/00—Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
- C09D7/80—Processes for incorporating ingredients
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は合成樹脂、変性合成樹脂あるいは変性
ロジン等のワニスの連続式製造法に関するもので
ある。 本発明での合成樹脂、変性合成樹脂あるいは変
性ロジン等とは、インク、塗料、粘着付与剤等の
用途に使用されるものであり、かつ、同用途にお
いては必らずワニス化して使用されるものであつ
て、代表的なものは以下のようなものである。 (1) 石油樹脂 石油類の分解や改質の際得られる沸点範囲−
10〜280℃に属する任意の留分を重合して得ら
れる軟化点60℃〜200℃の合成樹脂であつて、
C4留分やC5留分を主成分とする脂肪族系石油
樹脂、C9留分を主成分とする芳香族系石油樹
脂、C4留分又はC5留分あるいはC4〜C5留分と
C9留分とを共重合した樹脂等である。さらに
これらを不飽和酸、その無水物又はエステルで
変性したもの、さらにエステル化変性樹脂ある
いは水素化物も含む。この場合の不飽和酸とし
ては、無水マレイン酸のごときジカルボン酸、
その無水物、アクリル酸、メタアクリル酸、こ
れらのエステル化物、アクリル酸アミド、メタ
アクリル酸アミド等が例として挙げられる。 (2) アルキド樹脂 多価アルコールと多塩基酸、および/又は一
塩基酸の縮合樹脂の総称である。グリセリン、
無水フタール酸および脂肪族又は油との組合せ
が代表的なものであり、脂肪酸の種類により
種々の油長のアルキツド樹脂が得られ、また製
法によつても異なる性質のものが得られる。こ
れらの変性物としては、乾性油(脂肪酸)、不
乾性油(脂肪酸)、ロジン、スチレン、フエノ
ール樹脂、アルコール変性アミノ樹脂等で変性
したものが含まれる。 (3) フエノール樹脂 フエノール類とアルデヒドの反応で得られる
レゾールあるいはノボラツク樹脂および各種変
性フエノール樹脂。 (4) 石灰ロジン、ロジンエステル等の変性ロジ
ン。 なお上記例示以外にも、ポリエステル系樹脂等
ワニス化して使用されるいかなる樹脂類も本発明
の対象である。 従来上記の各種樹脂のワニス化は、石油樹脂を
例にとれば、ペレツト状又はフレーク状の樹脂と
溶剤とを同時あるいは前後してワニス化装置(撹
拌機を設けたバツチ式溶解槽)へ供給し、ほぼ常
温、常圧で長時間撹拌しワニス化を行なつていた
が、下記のごとき欠点を生じている。 (i) ほぼ常温、常圧でワニス化するため、樹脂の
溶解が遅く、完全ワニス化するまで石油樹脂の
例では5〜8時間撹拌が必要であり、生産性が
低い。 (ii) 溶解速度を向上させ撹拌時間を短縮するため
に、加熱すると、大気との接触下で樹脂の熱劣
化が生じ、製品ワニスの色相が悪化し商品価値
を損なう。熱劣化防止のためワニス化装置を窒
素シールして空気との接触を防止する対策も施
されるが、この処置をしても熱劣化が完全に防
止できるとはいえない。 (iii) 従来のワニス化装置はバツチ式の開放のもの
が多く、溶剤の放散、あるいは樹脂の絶縁性が
良好なため静電気が発生し放電その他の原因で
溶剤に引火する恐れがあり、大気汚染、人体の
健康上あるいは保安上好ましくない。 (iv) 撹拌時間が長いのに加え、バツチ式のため一
層生産性が抵い。 また、従来のアルキド樹脂、フエノール樹脂、
変性ロジン等のワニス化も石油樹脂のワニス化と
ほぼ同様に行なわれており、石油樹脂の例で述べ
た欠点が同様に解決されていない。 さらに、ペレツト状、フレーク状の樹脂ではな
く合成工程あるいは変性工程後冷却しないで溶融
状態の樹脂をワニス化装置へ送り、ついで溶剤を
加えて(この際樹脂は大気に触れる)バツチ式で
ワニス化している方法もあるが、この方法におい
ても撹拌時間の長いこと、あるいは熱および酸化
劣化での品質の低下あるいはバツチ式による生産
性の低下の他前述の諸欠点は解欠できない。 本発明は上記のごとき樹脂のワニス化における
諸欠点を解決することを目的としたものである。 すなわち、本発明は、合成樹脂、変性合成樹脂
あるいは変性ロジン等のワニス化において、合成
後または変性後、得られた溶融状態の樹脂に、大
気に触れることのない状態で流通系内で溶剤を添
加、混合し、樹脂を溶解させることを特徴とする
ワニスの連続式製造法に関するものである。 以下本発明方法の実施態様を添付図面によつて
説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。 図中、Aは合成工程、Bは変性工程を示す。未
反応物及び触媒除去工程は必要に応じ結合し得る
が図中では省略してある。樹脂の種類によつて
は、合成工程あるいは変性工程のいずれかを省略
した形で操作される。たとえば石油樹脂の場合
は、重合を工程Aで行ない、変性石油樹脂の場合
は引続き工程Bで変性する。 上記工程で得られた溶融状態の各種樹脂は、冷
却固化されることなく溶融状態のままで大気に触
れることなく導管1に連続的に供給される。この
場合の溶融樹脂温度は、石油樹脂の例では100〜
300℃である。 一方、溶済を導管2により導管1へ連続的に供
給する。この際、溶融樹脂が冷溶剤により固化す
ることを防ぐために、熱交換器3を介して溶剤を
加熱して供給することが好ましい。 本発明で使用する溶剤は各種樹脂の種類により
異なるが、通常ワニス化に使用されている溶剤で
よく、石油樹脂においては代表的なものはベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶
剤である。 また、アルキド樹脂においては、油長により脂
肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル類、ケ
トン類等の単独または混合溶剤が使用でき、フエ
ノール樹脂においては、アルコール類、ケトン
類、乾性油等である。 溶剤の使用量は、ワニスの粘度、その他で所定
の濃度比を選定し得る。 導管2により導管1へ供給された溶剤は、溶融
樹脂と混合され、該混合物は、ミキサー4に導か
れ、ここで樹脂はただちに溶剤に溶解し、ワニス
化が流通系内で連続的に行なわれる。 ここで使用するミキサーは、いかなる形式でも
よいが、流通系内で移送状態で粘性流体である溶
融樹脂と溶剤とを混合する能力を有するもの、た
とえば撹拌駆動部を有しない管路型ミキサー(た
とえば米国ケニツクス社のスタテイツク・ミキサ
ーのごとき)が好ましい。 なお、この流通系の圧力は、溶剤の気化を防止
するために加圧下で行なうことが好ましい。圧力
は使用溶剤によつて相違するが、好ましくは約5
〜30Kg/cm2.G.である。 ミキサー4にて得られた樹脂ワニスは、導管5
によりドラム7へ導かれるが、途中圧力制御弁6
により常圧付近まで減圧する。 ドラム7内の温度が溶剤の常圧下での沸点付近
あるいはそれ以上のごとき高い温度になると、ド
ラム7内で樹脂ワニスから溶剤が気化し、非常に
粘稠な樹脂を生じ、ワニス化が合理的に行なわれ
なくなる。したがつて、導管5に後記する冷却循
環用樹脂ワニスを導管11により加え、ドラム7
に入る樹脂ワニスの温度を溶剤の常圧下の沸点以
下にするのが好ましい。 樹脂ワニスはドラム7内で撹拌されて品質を均
一にし、ドラム底より導管8を通してポンプ9に
より抜き出され、さらに熱交換器10により冷却
され、一部は冷却循環用として導管11により導
管5へ送られ、残部は導管12により製品タンク
へ移送される。 本発明方法によるときは、以下のような効果が
ある。 (1) ワニス化時間の短縮。 (2) 連続式方法により生産性が増大し、コスト低
下となる。 (3) 全工程が密封系であつて、大気と接触しない
ため石油樹脂の劣化が阻止され、製品の着色等
の問題がなく、商品価値を損なうことがない。 (4) 製品樹脂ワニス中の未溶解ゲルの発生を阻止
できる。 (5) 全工程がクローズドシステムであるため、溶
剤の放散がなく、大気汚染防止および作業員の
衛生上きわめてすぐれている。 (6) 樹脂フレークやペレツトの溶解の場合におけ
る静電気の発生が生じないので、保安上問題が
ない。 (7) 流通系内で連続的にワニス化する方法である
から、樹脂と溶剤との比率を自動計装置で制御
可能であり、樹脂ワニスの濃度および粘度の微
調整が容易である。 本発明の実施態様および効果について、さらに
具体的に実施例および比較例で説明する。 実施例 1 C9芳香族オレフインを主成分とする沸点範囲
140℃〜230℃を有するナフサ熱分解により得られ
た留分を工程Aで重合して石油樹脂とし、さらに
工程Bで該石油樹脂を無水マレイン酸およびn−
ブタノールで変性したマレイン酸変性石油樹脂の
部分エステル化物を200〜220℃で、溶融状態で導
管1に連続的に供給し、一方導管2より溶剤トル
エンを熱交換器3で約150℃に加熱して、導管1
へ連続的に供給した。樹脂とトルエンの比は1:
1(重量比)であつた。 導管1内で混合された樹脂とトルエンは、つい
で内部エレメント付管路型ミキサー4へ連続的に
導入され、通過時間約2分で完全にワニス化され
た、この系の圧力は15〜18Kg/cm2であつた。減圧
弁6を介して、導管5によりドラム7へ石油樹脂
ワニスが送られた。ドラム7内の樹脂ワニスの温
度は75〜85℃、ドラム7内の圧力は1.0〜1.2Kg/
cm2.G.であつた。また、冷却循環用石油樹脂ワニ
スおよび製品ワニスの温度は65℃であつた。 得られた石油樹脂ワニスの色相および粒度を表
に示す。 後記比較例1および比較例2による色相および
粒度を比較すると、実施例1の結果は従来法の比
較例1および比較例2に較べ極めて優良であるこ
とがわかる。さらに連続式であるために生産量が
大幅にふえていることも特徴である。 比較例 1 実施例1で得られた変性石油樹脂を冷却固化し
たフレーク状のものと、トルエンとを重量比とし
て1:1で撹拌機のついたドラム内へ供給し、常
温、常圧で8時間撹拌してワニス化した。なお本
操作中においてドラム内はN2シールをしていな
い。本操作でワニス化した石油樹脂ワニスの色相
と粒度とを表に示す。 比較例 2 実施例1で得られた変性石油樹脂を冷却固化せ
ずに撹拌機のついたドラム内へ送り、ついで徐々
に常温のトルエンを加えてゆきワニス化するが、
最終的に石油樹脂とトルエンとの重量比を1:1
とする。撹拌時間は比較例1より短かく4時間ぐ
らいである。なお本操作で得られた石油樹脂ワニ
スの色相と粒度とを表に示す。
ロジン等のワニスの連続式製造法に関するもので
ある。 本発明での合成樹脂、変性合成樹脂あるいは変
性ロジン等とは、インク、塗料、粘着付与剤等の
用途に使用されるものであり、かつ、同用途にお
いては必らずワニス化して使用されるものであつ
て、代表的なものは以下のようなものである。 (1) 石油樹脂 石油類の分解や改質の際得られる沸点範囲−
10〜280℃に属する任意の留分を重合して得ら
れる軟化点60℃〜200℃の合成樹脂であつて、
C4留分やC5留分を主成分とする脂肪族系石油
樹脂、C9留分を主成分とする芳香族系石油樹
脂、C4留分又はC5留分あるいはC4〜C5留分と
C9留分とを共重合した樹脂等である。さらに
これらを不飽和酸、その無水物又はエステルで
変性したもの、さらにエステル化変性樹脂ある
いは水素化物も含む。この場合の不飽和酸とし
ては、無水マレイン酸のごときジカルボン酸、
その無水物、アクリル酸、メタアクリル酸、こ
れらのエステル化物、アクリル酸アミド、メタ
アクリル酸アミド等が例として挙げられる。 (2) アルキド樹脂 多価アルコールと多塩基酸、および/又は一
塩基酸の縮合樹脂の総称である。グリセリン、
無水フタール酸および脂肪族又は油との組合せ
が代表的なものであり、脂肪酸の種類により
種々の油長のアルキツド樹脂が得られ、また製
法によつても異なる性質のものが得られる。こ
れらの変性物としては、乾性油(脂肪酸)、不
乾性油(脂肪酸)、ロジン、スチレン、フエノ
ール樹脂、アルコール変性アミノ樹脂等で変性
したものが含まれる。 (3) フエノール樹脂 フエノール類とアルデヒドの反応で得られる
レゾールあるいはノボラツク樹脂および各種変
性フエノール樹脂。 (4) 石灰ロジン、ロジンエステル等の変性ロジ
ン。 なお上記例示以外にも、ポリエステル系樹脂等
ワニス化して使用されるいかなる樹脂類も本発明
の対象である。 従来上記の各種樹脂のワニス化は、石油樹脂を
例にとれば、ペレツト状又はフレーク状の樹脂と
溶剤とを同時あるいは前後してワニス化装置(撹
拌機を設けたバツチ式溶解槽)へ供給し、ほぼ常
温、常圧で長時間撹拌しワニス化を行なつていた
が、下記のごとき欠点を生じている。 (i) ほぼ常温、常圧でワニス化するため、樹脂の
溶解が遅く、完全ワニス化するまで石油樹脂の
例では5〜8時間撹拌が必要であり、生産性が
低い。 (ii) 溶解速度を向上させ撹拌時間を短縮するため
に、加熱すると、大気との接触下で樹脂の熱劣
化が生じ、製品ワニスの色相が悪化し商品価値
を損なう。熱劣化防止のためワニス化装置を窒
素シールして空気との接触を防止する対策も施
されるが、この処置をしても熱劣化が完全に防
止できるとはいえない。 (iii) 従来のワニス化装置はバツチ式の開放のもの
が多く、溶剤の放散、あるいは樹脂の絶縁性が
良好なため静電気が発生し放電その他の原因で
溶剤に引火する恐れがあり、大気汚染、人体の
健康上あるいは保安上好ましくない。 (iv) 撹拌時間が長いのに加え、バツチ式のため一
層生産性が抵い。 また、従来のアルキド樹脂、フエノール樹脂、
変性ロジン等のワニス化も石油樹脂のワニス化と
ほぼ同様に行なわれており、石油樹脂の例で述べ
た欠点が同様に解決されていない。 さらに、ペレツト状、フレーク状の樹脂ではな
く合成工程あるいは変性工程後冷却しないで溶融
状態の樹脂をワニス化装置へ送り、ついで溶剤を
加えて(この際樹脂は大気に触れる)バツチ式で
ワニス化している方法もあるが、この方法におい
ても撹拌時間の長いこと、あるいは熱および酸化
劣化での品質の低下あるいはバツチ式による生産
性の低下の他前述の諸欠点は解欠できない。 本発明は上記のごとき樹脂のワニス化における
諸欠点を解決することを目的としたものである。 すなわち、本発明は、合成樹脂、変性合成樹脂
あるいは変性ロジン等のワニス化において、合成
後または変性後、得られた溶融状態の樹脂に、大
気に触れることのない状態で流通系内で溶剤を添
加、混合し、樹脂を溶解させることを特徴とする
ワニスの連続式製造法に関するものである。 以下本発明方法の実施態様を添付図面によつて
説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。 図中、Aは合成工程、Bは変性工程を示す。未
反応物及び触媒除去工程は必要に応じ結合し得る
が図中では省略してある。樹脂の種類によつて
は、合成工程あるいは変性工程のいずれかを省略
した形で操作される。たとえば石油樹脂の場合
は、重合を工程Aで行ない、変性石油樹脂の場合
は引続き工程Bで変性する。 上記工程で得られた溶融状態の各種樹脂は、冷
却固化されることなく溶融状態のままで大気に触
れることなく導管1に連続的に供給される。この
場合の溶融樹脂温度は、石油樹脂の例では100〜
300℃である。 一方、溶済を導管2により導管1へ連続的に供
給する。この際、溶融樹脂が冷溶剤により固化す
ることを防ぐために、熱交換器3を介して溶剤を
加熱して供給することが好ましい。 本発明で使用する溶剤は各種樹脂の種類により
異なるが、通常ワニス化に使用されている溶剤で
よく、石油樹脂においては代表的なものはベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶
剤である。 また、アルキド樹脂においては、油長により脂
肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル類、ケ
トン類等の単独または混合溶剤が使用でき、フエ
ノール樹脂においては、アルコール類、ケトン
類、乾性油等である。 溶剤の使用量は、ワニスの粘度、その他で所定
の濃度比を選定し得る。 導管2により導管1へ供給された溶剤は、溶融
樹脂と混合され、該混合物は、ミキサー4に導か
れ、ここで樹脂はただちに溶剤に溶解し、ワニス
化が流通系内で連続的に行なわれる。 ここで使用するミキサーは、いかなる形式でも
よいが、流通系内で移送状態で粘性流体である溶
融樹脂と溶剤とを混合する能力を有するもの、た
とえば撹拌駆動部を有しない管路型ミキサー(た
とえば米国ケニツクス社のスタテイツク・ミキサ
ーのごとき)が好ましい。 なお、この流通系の圧力は、溶剤の気化を防止
するために加圧下で行なうことが好ましい。圧力
は使用溶剤によつて相違するが、好ましくは約5
〜30Kg/cm2.G.である。 ミキサー4にて得られた樹脂ワニスは、導管5
によりドラム7へ導かれるが、途中圧力制御弁6
により常圧付近まで減圧する。 ドラム7内の温度が溶剤の常圧下での沸点付近
あるいはそれ以上のごとき高い温度になると、ド
ラム7内で樹脂ワニスから溶剤が気化し、非常に
粘稠な樹脂を生じ、ワニス化が合理的に行なわれ
なくなる。したがつて、導管5に後記する冷却循
環用樹脂ワニスを導管11により加え、ドラム7
に入る樹脂ワニスの温度を溶剤の常圧下の沸点以
下にするのが好ましい。 樹脂ワニスはドラム7内で撹拌されて品質を均
一にし、ドラム底より導管8を通してポンプ9に
より抜き出され、さらに熱交換器10により冷却
され、一部は冷却循環用として導管11により導
管5へ送られ、残部は導管12により製品タンク
へ移送される。 本発明方法によるときは、以下のような効果が
ある。 (1) ワニス化時間の短縮。 (2) 連続式方法により生産性が増大し、コスト低
下となる。 (3) 全工程が密封系であつて、大気と接触しない
ため石油樹脂の劣化が阻止され、製品の着色等
の問題がなく、商品価値を損なうことがない。 (4) 製品樹脂ワニス中の未溶解ゲルの発生を阻止
できる。 (5) 全工程がクローズドシステムであるため、溶
剤の放散がなく、大気汚染防止および作業員の
衛生上きわめてすぐれている。 (6) 樹脂フレークやペレツトの溶解の場合におけ
る静電気の発生が生じないので、保安上問題が
ない。 (7) 流通系内で連続的にワニス化する方法である
から、樹脂と溶剤との比率を自動計装置で制御
可能であり、樹脂ワニスの濃度および粘度の微
調整が容易である。 本発明の実施態様および効果について、さらに
具体的に実施例および比較例で説明する。 実施例 1 C9芳香族オレフインを主成分とする沸点範囲
140℃〜230℃を有するナフサ熱分解により得られ
た留分を工程Aで重合して石油樹脂とし、さらに
工程Bで該石油樹脂を無水マレイン酸およびn−
ブタノールで変性したマレイン酸変性石油樹脂の
部分エステル化物を200〜220℃で、溶融状態で導
管1に連続的に供給し、一方導管2より溶剤トル
エンを熱交換器3で約150℃に加熱して、導管1
へ連続的に供給した。樹脂とトルエンの比は1:
1(重量比)であつた。 導管1内で混合された樹脂とトルエンは、つい
で内部エレメント付管路型ミキサー4へ連続的に
導入され、通過時間約2分で完全にワニス化され
た、この系の圧力は15〜18Kg/cm2であつた。減圧
弁6を介して、導管5によりドラム7へ石油樹脂
ワニスが送られた。ドラム7内の樹脂ワニスの温
度は75〜85℃、ドラム7内の圧力は1.0〜1.2Kg/
cm2.G.であつた。また、冷却循環用石油樹脂ワニ
スおよび製品ワニスの温度は65℃であつた。 得られた石油樹脂ワニスの色相および粒度を表
に示す。 後記比較例1および比較例2による色相および
粒度を比較すると、実施例1の結果は従来法の比
較例1および比較例2に較べ極めて優良であるこ
とがわかる。さらに連続式であるために生産量が
大幅にふえていることも特徴である。 比較例 1 実施例1で得られた変性石油樹脂を冷却固化し
たフレーク状のものと、トルエンとを重量比とし
て1:1で撹拌機のついたドラム内へ供給し、常
温、常圧で8時間撹拌してワニス化した。なお本
操作中においてドラム内はN2シールをしていな
い。本操作でワニス化した石油樹脂ワニスの色相
と粒度とを表に示す。 比較例 2 実施例1で得られた変性石油樹脂を冷却固化せ
ずに撹拌機のついたドラム内へ送り、ついで徐々
に常温のトルエンを加えてゆきワニス化するが、
最終的に石油樹脂とトルエンとの重量比を1:1
とする。撹拌時間は比較例1より短かく4時間ぐ
らいである。なお本操作で得られた石油樹脂ワニ
スの色相と粒度とを表に示す。
【表】
例2
実施例 2 ヤシ油脂肪酸174重量部、グリセリン121重量部
および無水フタル酸205重量部を工程Aで170℃で
1時間、引きつづいて230℃で1.5時間アルキド化
反応を行ない、油長40のアルキド樹脂を得た。 このアルキド樹脂を溶融状態のまま、導管1に
連続的に供給し、実施例1と同様の方法により、
230℃でキシレンと溶解させワニス化した。な
お、アルキド樹脂とキシレンの比は1:1(重量
比)であつた。ワニス化時間は数秒であり、得ら
れたアルキドワニスの色相(ガードナー)は1以
下であつた。 比較例 3 実施例2で得られたアルキド樹脂を冷却固化し
たフレーク状のものと、キシレンとを重量比1:
1で、撹拌機付ドラム内へ供給し、常温、常圧で
8時間撹拌してワニス化した。なお、本操作中に
おいてドラム内はN2シールをしていない。得ら
れたアルキドワニスの色相(ガードナー)は2で
あり、実施例2より劣つていた。
実施例 2 ヤシ油脂肪酸174重量部、グリセリン121重量部
および無水フタル酸205重量部を工程Aで170℃で
1時間、引きつづいて230℃で1.5時間アルキド化
反応を行ない、油長40のアルキド樹脂を得た。 このアルキド樹脂を溶融状態のまま、導管1に
連続的に供給し、実施例1と同様の方法により、
230℃でキシレンと溶解させワニス化した。な
お、アルキド樹脂とキシレンの比は1:1(重量
比)であつた。ワニス化時間は数秒であり、得ら
れたアルキドワニスの色相(ガードナー)は1以
下であつた。 比較例 3 実施例2で得られたアルキド樹脂を冷却固化し
たフレーク状のものと、キシレンとを重量比1:
1で、撹拌機付ドラム内へ供給し、常温、常圧で
8時間撹拌してワニス化した。なお、本操作中に
おいてドラム内はN2シールをしていない。得ら
れたアルキドワニスの色相(ガードナー)は2で
あり、実施例2より劣つていた。
図は本発明実施の一態様を示す工程図である。
A……合成工程、B……変性工程、3……熱交
換器、4……管路型ミキサー、6……圧力制御
弁、7……撹拌機付ドラム、9……ポンプ、10
……熱交換器、1,2,5,8,11,12……
導管。
換器、4……管路型ミキサー、6……圧力制御
弁、7……撹拌機付ドラム、9……ポンプ、10
……熱交換器、1,2,5,8,11,12……
導管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂、変性合成樹脂あるいは変性ロジン
等のワニス化において、合成後または変性後、得
られた溶融状態の樹脂に大気に触れることのない
状態で、合成工程または変性工程から撹拌機付ド
ラムへの流通系の導管内で該樹脂の移送中に溶剤
を添加し、該流通系の導管内に設けられた管路型
ミキサーで該樹脂を溶解させワニスとなし、次い
で該ワニスを前記撹拌機付ドラムへ移送し、かつ
該ドラムから抜き出され熱交換器により冷却され
た該ドラム内のワニスの一部を前記管路型ミキサ
ーと該ドラムとの間へ循環供給することを特徴と
するワニスの連続式製造法。 2 合成樹脂が石油樹脂である特許請求の範囲第
1項記載のワニスの連続式製造法。 3 変性合成樹脂が、不飽和酸変性石油樹脂の部
分エステル化物である特許請求の範囲第1項記載
のワニスの連続式製造法。 4 合成樹脂がアルキド樹脂である特許請求の範
囲第1項記載のワニスの連続式製造法。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP2791376A JPS52110729A (en) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | Method of preparing varnish in continuous manner |
| NL7702694A NL7702694A (nl) | 1976-03-15 | 1977-03-11 | Werkwijze voor het continu bereiden van een lak of vernis. |
| FR7707484A FR2357617A1 (fr) | 1976-03-15 | 1977-03-14 | Procede de fabrication en continu de vernis |
| GB10724/77A GB1563588A (en) | 1976-03-15 | 1977-03-14 | Production of varnish |
| DE19772711043 DE2711043A1 (de) | 1976-03-15 | 1977-03-14 | Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von lacken |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2791376A JPS52110729A (en) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | Method of preparing varnish in continuous manner |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52110729A JPS52110729A (en) | 1977-09-17 |
| JPS6128708B2 true JPS6128708B2 (ja) | 1986-07-02 |
Family
ID=12234112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2791376A Granted JPS52110729A (en) | 1976-03-15 | 1976-03-15 | Method of preparing varnish in continuous manner |
Country Status (5)
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|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH02149614U (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-20 |
Families Citing this family (3)
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| DE69502670T2 (de) * | 1994-07-21 | 1998-11-26 | Chemical Research Technology, Sussex, Wis. | Verfahren zur kontinuierlichen Herstellung eines Lackes |
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| FI98892C (fi) * | 1994-11-15 | 1997-09-10 | Turun Asennusteam Oy | Polymeerien liuotusmenetelmä ja -laite |
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- 1977-03-14 FR FR7707484A patent/FR2357617A1/fr active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02149614U (ja) * | 1989-05-23 | 1990-12-20 |
Also Published As
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| JPS52110729A (en) | 1977-09-17 |
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