JPS6129214Y2 - - Google Patents

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JPS6129214Y2
JPS6129214Y2 JP6850779U JP6850779U JPS6129214Y2 JP S6129214 Y2 JPS6129214 Y2 JP S6129214Y2 JP 6850779 U JP6850779 U JP 6850779U JP 6850779 U JP6850779 U JP 6850779U JP S6129214 Y2 JPS6129214 Y2 JP S6129214Y2
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JP
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germination
water
chamber
pipe
tank
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JP6850779U
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JPS55169111U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は種籾、特に稲籾の発芽生理と催芽工程
に用いる用水の飽和溶存酸素量の物理的法則とを
考慮して、稲籾を理想的なハトムネ状態に催芽さ
せることが出来る催芽機に関する。
例えば実公昭51−54515号公報等に見られる従
来の催芽機は、いずれも種籾を用水に浸したまま
の状態で催芽を行なつていたため、酸素不足によ
つて催芽に支障を来す場合があつた。即ち、催芽
工程の前工程として行なわれる浸種工程では用水
の温度を約14℃に保つてこれを循環し、シヤワー
ノズルより種籾を収容した催芽室に向けて散水還
元せしめる関係上、曝気効果によつて充分に酸素
を得ることが出来るが、用水温度を例えば32℃の
催芽温度に上げて催芽運動始めると、種籾の呼吸
作用によつて酸素が消費されるから、単に用水を
シヤワーノズルより散水しただけでは酸素量が不
足してしまう。更に加えて、用水の水中飽和溶存
酸素量は用水の温度を高くすればする程低下する
ことは物理的に明らかであり、従つて大量の酸素
を必要とする催芽時に逆に溶存酸素量の低下によ
つて大幅に酸素が不足する結果が生じ、従来の催
芽機では種籾を芽と根の出が同時期、同寸法とな
る理想的な状態に催芽することは非常に難しかつ
た。
而して本考案は上述の点に鑑み、浸種工程は従
来通り種籾を用水に浸したままで行なうが、催芽
工程時には該種籾を収容した催芽室内の用水を抜
いて、循環室内に残した用水を加温しながら浸種
処理済みの種籾に向けて循環散水することによ
り、大量の酸素を供給して種籾を理想的な状態に
催芽出来る様に工夫した催芽機を提供せんとする
ものであつて、以下本考案の実施例を図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図乃至第3図は催芽機の第1実施例を示す
もので、符号1で全体的に示したタンク槽の内部
は、パンチ板2によつて循環室3と種籾を収容す
る催芽室4とに区画されている。図面に於いてタ
ンク槽は矩形に形成されているが、これは略筒状
の丸形タンクであつてもかまわない。5は催芽室
4の側面上部に設けたオーバーフローパイプで、
浸種工程時には用水はこのパイプ5の線A迄で入
れられる。6……は催芽室4内に積込んだ籾袋
で、内部には種籾が充填されている。7は前記循
環室3内に突出した吸水パイプで、7aは該パイ
プ7の支柱を示す。
次に8は前記タンク槽1と別体に構成したボツ
クスで、内部にはモータMによつて作動するポン
プ9と流体加温器10が取付けられ、ポンプ9の
吸引口9aは吸引ホース11を介して前記吸水パ
イプ7の外端口に接続する一方、吐出口9b側は
前記流体加温器10に接続している。モータMは
連続運転は勿論のこと、制御ボツクス12内に取
付けたタイマー(図示せず)を設定ダイヤル13
で操作することにより一定時間おきに運転と停止
を繰返すことが可能であつて、運転時には前記ポ
ンプ9を作動して吸水パイプ7より吸込んだ用水
を順次流体加温器10側に揚水することが出来
る。また流体加温器10の加熱温度は制御ボツク
ス12に設けた調節ダイヤル14を操作すること
によつて任意に設定出来、更にこの加温器10は
モータMが運転を停止すると一諸に加温を停止す
る仕組に成つている。15は前記流体加温器10
の上端側に接続した散水パイプで、このパイプ1
5はタンク槽1の上部に突出すると共に、経路中
には複数のシヤワーノズル16……がタンク槽1
の催芽室4に向けて取付けられていて、前記ポン
プ9によつて揚水された用水は流体加温器10で
適温に温められた後、散水パイプ15を経てシヤ
ワーノズル16……より催芽室4に向けて散水還
元される。
17はタンク槽1の下側周面部分に内端を前記
循環室内の上層部と連通する様に突設した排水兼
通気用のパイプで、各パイプ17の外端側にはエ
ルボ18が回動自在に嵌着し、また各エルボ18
の先端口はキヤツプ19によつて開閉自在に構成
されている。
次に以上述べた催芽機の操作を順を追つて説明
する。
種籾の浸種工程は先ず用水を第1図で線Aで示
した浸種水位迄満たし、次いでモータMを正回転
してポンプ9を作動すると共に、更に流体加温器
10の加温温度を例えば14℃に設定すればよい。
すると用水は流体加温器10によつて浸種温度に
保たれながらポンプ9の働きによつて循環し、催
芽室4内に積込んだ種籾に向けてシヤワーノズル
16……より還元散水される。この工程を約4日
間続けると、シヤワーノズル16より還元散水さ
れる溶存酸素量の極めて多い加温用水によつて種
籾は程好く浸種され、これで催芽に必要な予備工
程が完了する。浸種に当つて常温が14℃を越える
時は流体加温器10による加温は不要であり、ま
た浸種時間も適宜短縮大れる。
以上の浸種工程が済んだら、次に各排水兼通気
用のパイプ17に嵌着したエルボ18を第3図仮
想線に示す如く下向きに回動してキヤツプ19を
外し、タンク槽1内の用水を同図に示す催芽ライ
ンB迄排水する。排水が済んだらエルボ18をそ
のまま同図実線に示す如く上向きに回動すると共
に、流体加温器10の調節ダイヤル14を例えば
32℃に合せ、更にタイマーの設定ダイヤル13を
例えば1時間に合せて催芽運動を開始する。運転
が始まるとタイマーの働きによつて1時間の間隔
でモータM及び流体加温器10がオンして、循環
室3内に残した用水を32℃に加温しながら散水パ
イプ15側に揚水し、シヤワーノズル16より催
芽室4内の浸種処理済みの種籾に向けて繰返し散
水する。1時間後タイマーによつてポンプ作用と
加温作用が停止すると、催芽室4内の種籾は空気
に晒されて酸素を充分に吸収し、活発な酵素作用
を行なう。また前記排水兼通気用のパイプ17は
キヤツプ19を外したままの状態であるから、こ
のパイプ17及びパンチ板2を通して催芽室4内
は通気状態と成り、従つて催芽室4内に積込んだ
種籾は上下層のむら無く均一に酸素を吸収し酵素
作用を活発に行なう。この場合酵素作用を更に活
発化するために、例えば送風機等を用いて開口し
たパイプ17より第3図矢示の如く循環室に向け
て空気を強制的に吹込んでもよい。
以上の加温散水運転を例えば1時間間隔で24時
間続けると、催芽室4内の種籾は供給される水
分、熱及び酸素(空気)によつて酵素作用を活発
に行ない完全に催芽される。催芽が完了したら適
当な時期に冷水をかけて種籾の温度を下げ、芽止
めを行な場ばこれで全ての工程は終了する。
第4図は催芽機の第2実施例を示すものであつ
て、前述した第1実施例の催芽機とは用水の循環
経路をタンク槽1の内部に設けた点で構造が相違
するだけで、作用効果は全く同一である。即ち、
符号1で全体的に示したタンク槽1は第1実施例
と同様に内部をパンチ板2によつて催芽槽4と循
環室3とに区画され、内部中心には下端を循環室
3内に差込んだ状態で揚水パイプ20が立設され
ている。21は該パイプ20の下端に嵌着した台
座で、周面には吸水口21aが開口され、上端の
吸引口21bには開閉自在な弁22が取付けら
れ、この台座21によつて循環室3と揚水パイプ
20とが連通している。23は揚水パイプ20の
支持アーム、24はオーバーフローバルブで、浸
種時は用水がこのバルブ24のラインA迄満され
る。
次に25は前記パイプ20の上端に取付けた制
御ボツクス、26は揚水パイプ20内に垂設した
スクリユーシヤフト27を回転するモータ、28
は該シヤフト27に取付けたポンプ用のスクリユ
ーを示す。また29は揚水パイプ20内に設けた
流体加温用のヒータで、30はヒータ29のオン
オフ用フロートスイツチ、31はヒータ29用の
電子サーモアンプを示し、ヒータ29の加熱温度
は温度調節ダイヤル(図示せず)によつて可変自
在であり、更に前記モータ26によつて回転する
スクリユー28は制御ボツクス25に取付けたタ
イマー設定ダイヤル(図示せず)の操作によつ
て、その回転を一定時間間隔で停止することが可
能である。
また32……は揚水パイプ20の上端部周面に
放射状に突設した取付パイプで、各パイプ32の
先端にはタンク槽1の催芽室4に向けてシヤワー
ノズル33が夫々取付けられている。34……は
タンク槽1の下側部側面に内端を前記循環室3の
上側部と連通する様に突設した排水兼通気用のパ
イプで、各パイプの外端側にはエルボ35が回動
自在に嵌着し、エルボ35の先端口はキヤツプ3
6によつて開閉自在である。
第2実施例の催芽機は以上述べた如き構成であ
り、浸種運転は用水を第4図に示す浸種ラインA
迄満して作業を行ない、また催芽運転は排水兼通
気用のパイプ34を用いて催芽ラインB迄排水し
て作業を行なうもので、前記第1実施例とは作用
が全く同一で、相違点は用水の循環経路を揚水パ
イプ20による内部循環方式としている点だけで
あるから、その詳細な操作説明は省略する。
以上詳述した如く本考案の催芽機によると、種
籾に浸種処理を行なつた後、該種籾を収容した催
芽室内の用水を排水兼通気用のパイプを用いて催
芽ライン迄排水すると共に、催芽運転時には催芽
室の下側循環室内に残した一定量の用水を1時間
おきに催芽温度に加温しながらシヤワーノズルよ
り繰返し散水せしめることが出来るため、用水に
浸したまま催芽室内で催芽を行なう従来の催芽機
に比較して、種籾に対する酸素(空気)の供給が
充分に行なわれ、従つて水中飽和溶存酸素量の低
下に起因する酸素不足の問題が完全に解消され
て、充分な酸素と水分及び温度によつて酵素作用
を活発に行なつて種籾を理想的な状態に催芽させ
ることが出来る。
またシヤワーノズルより一定時間おきに繰返し
散水還元される加温用水は、種籾に対して催芽に
不可欠な水分と温度を加えるだけではなく、散水
時に溶存酸素を増し且つ空気を種籾の下層部迄導
く作用を発揮するため、排水兼通気用パイプの通
気効果と相俟つて催芽室内に積込んだ種籾は上下
層のむら無く均一に催芽され、その結果本考案に
よれば催芽室内に積込んだ種籾を芽と根の出が同
時期、同寸法の理想的催芽状態にすることが出来
るものであつて、構造は簡単であるが出芽歩合の
高率化及び収穫の増大を可能にし極めて優れた催
芽効果を発揮出来る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示すもので、
第1図は第1実施例の一部断面正面図、第2図は
同平面図、第3図は催芽工程時の状態を示した同
一部断面正面図、第4図は第2実施例の一部断面
正面図である。 1……タンク槽、2……パンチ板、3……循環
室、6……籾袋、9……ポンプ、M……モータ、
10……流体加温器、13……ポンプモータ用タ
イマーの時間設定ダイヤル、14……温度調節ダ
イヤル、16,32……シヤワーノズル、17,
34……排水兼通気用のパイプ、19,36……
キヤツプ、20……揚水パイプ、28……スクリ
ユー、29……ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク槽の内部をパンチ板によつて種籾を収容
    する催芽室と循環室の上下2室に区画し、該循環
    室には、タイマーによつて設定された時間毎に運
    転と停止を繰返すポンプと、このポンプの運転に
    よつて循環室より揚水された催芽用の用水を設定
    温度に温める流体加温器と、温められた用水を上
    記催芽室に散水還元するシヤワーノズルを連設し
    た催芽機に於いて、上記タンク槽の下側周面部
    に、内端側を上記循環室内の上層部に連通した排
    水兼通気用のパイプを突設し、該パイプの外端口
    をキヤツプによつて開閉自在に構成したことを特
    徴とする催芽機。
JP6850779U 1979-05-21 1979-05-21 Expired JPS6129214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6850779U JPS6129214Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6850779U JPS6129214Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55169111U JPS55169111U (ja) 1980-12-04
JPS6129214Y2 true JPS6129214Y2 (ja) 1986-08-29

Family

ID=29302373

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6850779U Expired JPS6129214Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21

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JPS55169111U (ja) 1980-12-04

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