JPS6134116B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6134116B2 JPS6134116B2 JP56143541A JP14354181A JPS6134116B2 JP S6134116 B2 JPS6134116 B2 JP S6134116B2 JP 56143541 A JP56143541 A JP 56143541A JP 14354181 A JP14354181 A JP 14354181A JP S6134116 B2 JPS6134116 B2 JP S6134116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- cover gas
- sodium
- gas phase
- secondary cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 47
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 claims description 47
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 claims description 47
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 45
- 239000011734 sodium Substances 0.000 claims description 43
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 claims description 43
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 claims description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 15
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 150000002431 hydrogen Chemical class 0.000 claims description 10
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 20
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 3
- 150000004678 hydrides Chemical class 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- KEAYESYHFKHZAL-UHFFFAOYSA-N Sodium Chemical compound [Na] KEAYESYHFKHZAL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000007670 refining Methods 0.000 description 2
- 150000003385 sodium Chemical class 0.000 description 2
- 229910000104 sodium hydride Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000012312 sodium hydride Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 102000005393 Sodium-Potassium-Exchanging ATPase Human genes 0.000 description 1
- 108010006431 Sodium-Potassium-Exchanging ATPase Proteins 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C19/00—Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
- G21C19/28—Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core
- G21C19/30—Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps
- G21C19/307—Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps specially adapted for liquids
- G21C19/31—Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps specially adapted for liquids for molten metals
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ループ型ナトリウム冷却高速増殖炉
の二次冷却系で、該系内の主要不純物である水素
をカバーガス相を通して間欠的に系外に排出し、
それによつて二次系コールドトラツプの長寿命化
を計ることのできる方法に関するものである。
の二次冷却系で、該系内の主要不純物である水素
をカバーガス相を通して間欠的に系外に排出し、
それによつて二次系コールドトラツプの長寿命化
を計ることのできる方法に関するものである。
高速増殖炉の二次冷却系には蒸気発生器が設け
られていて、その内部では伝熱管壁を介してナト
リウムと水との間で熱交換が行なわれ、水蒸気が
発生する。この水蒸気のごく一部は分解して、そ
の分解生成物である水素が蒸気発生器の伝熱管の
管壁を拡散通過して二次系のナトリウム中に浸入
するこをがこれまでの高速増殖炉の運転経験から
知られている。この拡散によつてナトリウム中に
浸入する水素は二次冷却系ナトリウム中不純物の
大部分を占める。このため、二次冷却系ナトリウ
ムの精製装置である二次系コールドトラツプで
は、そこに捕集される不純物のほとんどが水素不
純物となる。このようにして蒸気発生器からナト
リウム中に浸入してくる水素の量は非常に多く、
これまでの実験データを用いて概算した水素拡散
量によると、二次系のコールドトラツプは、原子
炉の運転が開始されて数年が経過すると、不純物
である水素化物によつて閉塞状態となり、ナトリ
ウム精製能力を失つてしまうことが予測される。
られていて、その内部では伝熱管壁を介してナト
リウムと水との間で熱交換が行なわれ、水蒸気が
発生する。この水蒸気のごく一部は分解して、そ
の分解生成物である水素が蒸気発生器の伝熱管の
管壁を拡散通過して二次系のナトリウム中に浸入
するこをがこれまでの高速増殖炉の運転経験から
知られている。この拡散によつてナトリウム中に
浸入する水素は二次冷却系ナトリウム中不純物の
大部分を占める。このため、二次冷却系ナトリウ
ムの精製装置である二次系コールドトラツプで
は、そこに捕集される不純物のほとんどが水素不
純物となる。このようにして蒸気発生器からナト
リウム中に浸入してくる水素の量は非常に多く、
これまでの実験データを用いて概算した水素拡散
量によると、二次系のコールドトラツプは、原子
炉の運転が開始されて数年が経過すると、不純物
である水素化物によつて閉塞状態となり、ナトリ
ウム精製能力を失つてしまうことが予測される。
従来技術によれば、このように捕集不純物で閉
塞したコールドトラツプは、取外されて新しいコ
ールドトラツプと交換されていた。このコールド
トラツプの交換による対処法は最も確実にナトリ
ウム精製能力を回復させることができる方法であ
るが、二次系ナトリウム配管の切断という困難な
作業を伴う。また、現在のコールドトラツプに関
する知識では、コールドトラツプの閉塞時期を予
め正確に予測することはほとんど不可能であり、
このためコールドトラツプの不純物による閉塞を
考えると予め予備の交換用コールドトラツプを製
作しておかなければならない。
塞したコールドトラツプは、取外されて新しいコ
ールドトラツプと交換されていた。このコールド
トラツプの交換による対処法は最も確実にナトリ
ウム精製能力を回復させることができる方法であ
るが、二次系ナトリウム配管の切断という困難な
作業を伴う。また、現在のコールドトラツプに関
する知識では、コールドトラツプの閉塞時期を予
め正確に予測することはほとんど不可能であり、
このためコールドトラツプの不純物による閉塞を
考えると予め予備の交換用コールドトラツプを製
作しておかなければならない。
近年、このようなコールドトラツプ交換法に代
わる方法として加熱再生法が提唱されている。こ
れは、不純物で閉塞したコールドトラツプの上部
空間を真空にしたうえで、コールドトラツプを加
熱昇温し、これによつてコールドトラツプ内の捕
集水素不純物を熱分解させ、分解した水素ガスを
真空排気させ系外に除去する方法である。この方
法は、前述した交換法で必要となるナトリウム配
管切断作業を伴わず、そのため実施が容易で、か
つ比較的短期間に所定の目的を達成できる利点が
あるが、完全に再生するには少なくとも数週間は
必要であり、充填材に対するナトリウム腐食を考
慮すると、頻繁に実施できる方法ではない。
わる方法として加熱再生法が提唱されている。こ
れは、不純物で閉塞したコールドトラツプの上部
空間を真空にしたうえで、コールドトラツプを加
熱昇温し、これによつてコールドトラツプ内の捕
集水素不純物を熱分解させ、分解した水素ガスを
真空排気させ系外に除去する方法である。この方
法は、前述した交換法で必要となるナトリウム配
管切断作業を伴わず、そのため実施が容易で、か
つ比較的短期間に所定の目的を達成できる利点が
あるが、完全に再生するには少なくとも数週間は
必要であり、充填材に対するナトリウム腐食を考
慮すると、頻繁に実施できる方法ではない。
本発明の目的は、このような高速増殖炉二次系
コールドトラツプの水素不純物による閉塞と、閉
塞時の対処法のもつ様々な問題点を解消すること
のできる実施容易で、かつ経済的な方法を提供す
ることにある。
コールドトラツプの水素不純物による閉塞と、閉
塞時の対処法のもつ様々な問題点を解消すること
のできる実施容易で、かつ経済的な方法を提供す
ることにある。
このような目的を達成するため、本発明におい
ては以下に詳記するように、二次冷却系カバーガ
スと接触状態にある機器壁表面に存在するナトリ
ウムミスト付着物の特性を利用し、常時この付着
ナトリウムによつて水素を捕集し、次いで機器壁
表面を間欠的に加熱することにより捕集した水素
をカバーガス中に再放出させて、該カバーガスを
交換もしくは精製することにより水素を系外に除
去するよう構成されている。
ては以下に詳記するように、二次冷却系カバーガ
スと接触状態にある機器壁表面に存在するナトリ
ウムミスト付着物の特性を利用し、常時この付着
ナトリウムによつて水素を捕集し、次いで機器壁
表面を間欠的に加熱することにより捕集した水素
をカバーガス中に再放出させて、該カバーガスを
交換もしくは精製することにより水素を系外に除
去するよう構成されている。
メツシユ温度を150℃に保持したコールドトラ
ツプを有するナトリウムループのループ系内に設
けたタンク内のカバーガス(アルゴンガス使用)
中の水素ガス濃度を測定した実験結果によると、
第1図に示すように、ループ中のナトリウム温度
が約300〜500℃の範囲において、カバーガス中の
実測水素濃度(曲線Bで示す)はナトリウム中の
水素分圧に平衡なカバーガス中の水素濃度理論値
(曲線Aで示す)よりも少なくとも十倍以上高い
ことがわかつた。この現象がいかなる理由による
かは明らかでないが、二次冷却系機器のカバーガ
ス相中には予想以上に高い濃度で水素を存在して
いる。そして、よく知られているようにカバーガ
ス相と接触している部材の表面にはナトリウムミ
スト付着物が常時薄く推積しているが、この付着
物はカバーガス中の水素を吸収し易い性質を有し
ている。これは、ナトリウムの液滴などがその周
囲の水素ガスを吸収してナトリウム水素化物を生
成し易いためで、この性質は、ナトリウムミスト
付着物がカバーガス中の水素ガスの吸収剤、すな
わち“ゲツター”として利用できることを示して
いる。このような性質によつて上記のカバーガス
の水素は順次周囲壁のナトリウムミスト付着物層
に吸収されてゆくことになる。本発明はナトリウ
ムミスト付着物のこのような特性をたくみに利用
したものである。このナトリウムミスト付着物の
特性に着目すると、通常の高速増殖炉運転時にあ
つては、系内に充填されているナトリウム中より
もカバーガス中に、更にカバーガス中よりもナト
リウムミスト付着物中に水素が次々と濃縮されて
ゆくことになる。一方、水素ゲツターとして作用
した結果、ナトリウムミスト付着物中に精製され
たナトリウム水素化物は、それを加熱することに
よつて容易に分解して水素を再放出することが実
験の結果判明した。第1図の曲線Cはこのことを
示すもので、このような加熱を行なつたときにカ
バーガス中の水素濃度が非常に高くなることを示
している。本実験においては、タンクの壁温を通
常時約150℃に保ち、この壁温を約350℃まで急上
昇させてカバーガス中の水素濃度を測定したもの
である。また、タンクのカバーガスと接触する部
分の表面積は約1.7m2、ここに付着したナトリウ
ムミストの厚みは約1mm、従つて付着物の見かけ
比重を0.3g/cm3としてナトリウム量に換算して約
500gであつた。次に付着したナトリウムミスト
の加熱温度、つまりナトリウムミストの付着して
いる部材の加熱温度について記載すると、水素化
物の分解は通常250℃程度から始まるが、約300℃
以上の加熱が実際的であり上限は特にないが、
500℃程度が実用上の上限となる。また、通常運
転時の壁面温度が300℃以上の高温にある場合で
あつても、運転時の温度よりも約100℃以上上昇
させることにより本発明方法を適用することがで
きる。
ツプを有するナトリウムループのループ系内に設
けたタンク内のカバーガス(アルゴンガス使用)
中の水素ガス濃度を測定した実験結果によると、
第1図に示すように、ループ中のナトリウム温度
が約300〜500℃の範囲において、カバーガス中の
実測水素濃度(曲線Bで示す)はナトリウム中の
水素分圧に平衡なカバーガス中の水素濃度理論値
(曲線Aで示す)よりも少なくとも十倍以上高い
ことがわかつた。この現象がいかなる理由による
かは明らかでないが、二次冷却系機器のカバーガ
ス相中には予想以上に高い濃度で水素を存在して
いる。そして、よく知られているようにカバーガ
ス相と接触している部材の表面にはナトリウムミ
スト付着物が常時薄く推積しているが、この付着
物はカバーガス中の水素を吸収し易い性質を有し
ている。これは、ナトリウムの液滴などがその周
囲の水素ガスを吸収してナトリウム水素化物を生
成し易いためで、この性質は、ナトリウムミスト
付着物がカバーガス中の水素ガスの吸収剤、すな
わち“ゲツター”として利用できることを示して
いる。このような性質によつて上記のカバーガス
の水素は順次周囲壁のナトリウムミスト付着物層
に吸収されてゆくことになる。本発明はナトリウ
ムミスト付着物のこのような特性をたくみに利用
したものである。このナトリウムミスト付着物の
特性に着目すると、通常の高速増殖炉運転時にあ
つては、系内に充填されているナトリウム中より
もカバーガス中に、更にカバーガス中よりもナト
リウムミスト付着物中に水素が次々と濃縮されて
ゆくことになる。一方、水素ゲツターとして作用
した結果、ナトリウムミスト付着物中に精製され
たナトリウム水素化物は、それを加熱することに
よつて容易に分解して水素を再放出することが実
験の結果判明した。第1図の曲線Cはこのことを
示すもので、このような加熱を行なつたときにカ
バーガス中の水素濃度が非常に高くなることを示
している。本実験においては、タンクの壁温を通
常時約150℃に保ち、この壁温を約350℃まで急上
昇させてカバーガス中の水素濃度を測定したもの
である。また、タンクのカバーガスと接触する部
分の表面積は約1.7m2、ここに付着したナトリウ
ムミストの厚みは約1mm、従つて付着物の見かけ
比重を0.3g/cm3としてナトリウム量に換算して約
500gであつた。次に付着したナトリウムミスト
の加熱温度、つまりナトリウムミストの付着して
いる部材の加熱温度について記載すると、水素化
物の分解は通常250℃程度から始まるが、約300℃
以上の加熱が実際的であり上限は特にないが、
500℃程度が実用上の上限となる。また、通常運
転時の壁面温度が300℃以上の高温にある場合で
あつても、運転時の温度よりも約100℃以上上昇
させることにより本発明方法を適用することがで
きる。
本発明ではこのように、二次冷却系機器のカバ
ーガス相と接触している部材表面に付着している
ナトリウムミストに濃縮されている水素を、例え
ば1ケ月間隔といつた一定時間間隔でナトリウム
ミスト付着物をその中の水素化物の分解温度以上
に短時間加熱することによつて再びカバーガス中
に放出させ、該カバーガスを水素不純物を含まな
いカバーガスと交換することによつて前記放出さ
れた水素ガスを直ちに系外に排出させるのであ
る。このような操作を原子炉運転時に間欠的に繰
返すことによつて二次冷却系内の水素を断続的に
排出し、これによつて二次系コールドトラツプに
対する水素不純物捕集の負荷を低減させ、コール
ドトラツプの長寿命化を図ることができるのであ
る。
ーガス相と接触している部材表面に付着している
ナトリウムミストに濃縮されている水素を、例え
ば1ケ月間隔といつた一定時間間隔でナトリウム
ミスト付着物をその中の水素化物の分解温度以上
に短時間加熱することによつて再びカバーガス中
に放出させ、該カバーガスを水素不純物を含まな
いカバーガスと交換することによつて前記放出さ
れた水素ガスを直ちに系外に排出させるのであ
る。このような操作を原子炉運転時に間欠的に繰
返すことによつて二次冷却系内の水素を断続的に
排出し、これによつて二次系コールドトラツプに
対する水素不純物捕集の負荷を低減させ、コール
ドトラツプの長寿命化を図ることができるのであ
る。
高速増殖炉における二次冷却系内には、中間熱
交換器、蒸気発生器、二次系コールドトラツプ、
および二次系機械式ナトリウムポンプ等がある
が、これらの機器にカバーガス相が設けてあれ
ば、いずれの機器を用いても本発明の方法を実施
することができる。すなわち、これらの機器の壁
面、特にカバーガスと接触している壁面に加熱手
段を設け、かつカバーガスの置換手段を設ければ
よい。また、これらの機器は従来通りとし、二次
系内に水素排出用タンクを組込むことによつても
本発明方法を好ましく実施することができる。
交換器、蒸気発生器、二次系コールドトラツプ、
および二次系機械式ナトリウムポンプ等がある
が、これらの機器にカバーガス相が設けてあれ
ば、いずれの機器を用いても本発明の方法を実施
することができる。すなわち、これらの機器の壁
面、特にカバーガスと接触している壁面に加熱手
段を設け、かつカバーガスの置換手段を設ければ
よい。また、これらの機器は従来通りとし、二次
系内に水素排出用タンクを組込むことによつても
本発明方法を好ましく実施することができる。
そのような場合の実施例を第2図に示す。水素
排出用タンク11は、上方部にカバーガス相12
を有し、内部を冷却材のナトリウム13が一定時
間滞溜したのち通過するものである。このタンク
11の壁にはヒータが埋設されており、壁面温度
を約300℃以上まで上昇させることができ、ま
た、壁面の加熱時にカバーガスの交換ができるよ
うに、カバーガスの流入口14と排出口15が設
けられている。この水素排出用タンク11は、二
次冷却系ループのどの部分に設けても所定の効果
が得られるが、同図に示すように、コールドトラ
ツプ16より上流で蒸気発生器17の下流となる
位置に設けるのが最も好ましい。何故ならば、前
述の如く水素混入源は蒸気発生器17であるか
ら、その下流で水素不純物の濃度が高くなるから
である。なお、符号18は中間熱交換器、19は
二次系ポンプをそれぞれ示す。通常運転時は、該
タンク11のカバーガス相12に面する内壁に自
然に付着するナトリウムミストにナトリウム中か
らカバーガス相中に放出された水素ガスを吸収さ
せる。一定期間、例えば1ケ月に1回程度の割合
でヒータを作動させてタンク壁を約300℃以上に
加熱し、ナトリウムミスト付着物に吸収された水
素ガスをカバーガス中に放出させるとともに、不
純物を含まないカバーガスを流入口14から導入
することによつて、放出された水素ガスをカバー
ガスと一縮に排出口15から直ちに系外に排出さ
せる。このような操作を間欠的に繰返すことによ
り二次冷却系ナトリウム中の水素を系外に排出
し、結果としてコールドトラツプの長寿命化を図
るのである。なお、カバーガス中に再放出された
水素を排出する手段としてカバーガスの置換、精
製という方法ではなく、真空吸引する方法も考え
られるが、機器内を減圧すると外部から空気を吸
引する虞があるからそのような方法は採用できな
い。
排出用タンク11は、上方部にカバーガス相12
を有し、内部を冷却材のナトリウム13が一定時
間滞溜したのち通過するものである。このタンク
11の壁にはヒータが埋設されており、壁面温度
を約300℃以上まで上昇させることができ、ま
た、壁面の加熱時にカバーガスの交換ができるよ
うに、カバーガスの流入口14と排出口15が設
けられている。この水素排出用タンク11は、二
次冷却系ループのどの部分に設けても所定の効果
が得られるが、同図に示すように、コールドトラ
ツプ16より上流で蒸気発生器17の下流となる
位置に設けるのが最も好ましい。何故ならば、前
述の如く水素混入源は蒸気発生器17であるか
ら、その下流で水素不純物の濃度が高くなるから
である。なお、符号18は中間熱交換器、19は
二次系ポンプをそれぞれ示す。通常運転時は、該
タンク11のカバーガス相12に面する内壁に自
然に付着するナトリウムミストにナトリウム中か
らカバーガス相中に放出された水素ガスを吸収さ
せる。一定期間、例えば1ケ月に1回程度の割合
でヒータを作動させてタンク壁を約300℃以上に
加熱し、ナトリウムミスト付着物に吸収された水
素ガスをカバーガス中に放出させるとともに、不
純物を含まないカバーガスを流入口14から導入
することによつて、放出された水素ガスをカバー
ガスと一縮に排出口15から直ちに系外に排出さ
せる。このような操作を間欠的に繰返すことによ
り二次冷却系ナトリウム中の水素を系外に排出
し、結果としてコールドトラツプの長寿命化を図
るのである。なお、カバーガス中に再放出された
水素を排出する手段としてカバーガスの置換、精
製という方法ではなく、真空吸引する方法も考え
られるが、機器内を減圧すると外部から空気を吸
引する虞があるからそのような方法は採用できな
い。
本発明は前記のように、カバーガスと接触して
いる部材に付着しているナトリウムミスト付着物
を水素のゲツターとして利用しているためナトリ
ウムミスト付着物の量が多いほど水素捕集量も多
くなる。そこで、ナトリウムミスト付着物の量を
多くするため、カバーガスと接触している部材の
表面積を大きくするのが好ましい。そのため、例
えば機器壁面に凹凸を設けたり、ひだを設けたり
する方法がある。また別の方法として、ステンレ
ス鋼のように熱伝導性の高い材料で作られた網状
体構造物を壁面に取付けることもできる。このよ
うな網状体構造物は、前記水素排出用タンク11
内に無理なく設置することができる。
いる部材に付着しているナトリウムミスト付着物
を水素のゲツターとして利用しているためナトリ
ウムミスト付着物の量が多いほど水素捕集量も多
くなる。そこで、ナトリウムミスト付着物の量を
多くするため、カバーガスと接触している部材の
表面積を大きくするのが好ましい。そのため、例
えば機器壁面に凹凸を設けたり、ひだを設けたり
する方法がある。また別の方法として、ステンレ
ス鋼のように熱伝導性の高い材料で作られた網状
体構造物を壁面に取付けることもできる。このよ
うな網状体構造物は、前記水素排出用タンク11
内に無理なく設置することができる。
本発明は上記のように構成された高速増殖炉二
次系からの水素除去方法であるから、極めて容易
に、かつ短時間でかなりの量の系内水素を排出す
ることができ、しかも、高速増殖炉の運転に何ら
支障を来たすこともなく実施でき、二次系コール
ドトラツプの長寿命化を図ることができ、そのた
め、コールドトラツプの水素不純物による閉塞
と、閉塞時の対処法のもつ様々な問題点を一挙に
解決しうるという甚だすぐれた効果を奏しうるも
のである。
次系からの水素除去方法であるから、極めて容易
に、かつ短時間でかなりの量の系内水素を排出す
ることができ、しかも、高速増殖炉の運転に何ら
支障を来たすこともなく実施でき、二次系コール
ドトラツプの長寿命化を図ることができ、そのた
め、コールドトラツプの水素不純物による閉塞
と、閉塞時の対処法のもつ様々な問題点を一挙に
解決しうるという甚だすぐれた効果を奏しうるも
のである。
第1図はカバーガス中の水素ガス濃度を示すグ
ラフ、第2図は本発明の一実施例を示す説明図で
ある。 11……水素排出用タンク、12……カバーガ
ス相、13……ナトリウム、14……流入口、1
5……排出口、16……コールドトラツプ、17
……蒸気発生器、18……中間熱交換器、19…
…二次系ポンプ。
ラフ、第2図は本発明の一実施例を示す説明図で
ある。 11……水素排出用タンク、12……カバーガ
ス相、13……ナトリウム、14……流入口、1
5……排出口、16……コールドトラツプ、17
……蒸気発生器、18……中間熱交換器、19…
…二次系ポンプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部にカバーガス相を有する二次冷却系内機
器またはその系内に設けた水素排出用タンクのカ
バーガスと接触している部材を間欠的に加熱する
ことにより該部材に付着しているナトリウムに捕
捉されている水素をカバーガス相中に放出せし
め、ガバーガス相へ放出された水素をガバーガス
の置換または精製によつて系外に除去することを
特徴とするループ型液体ナトリウム冷却高速増殖
炉二次冷却系から水素不純物を除去する方法。 2 二次冷却系内機器または水素排出用タンクで
ガバーガスと接触している部材が、該機器または
タンクの壁面および該壁面に取付けられているス
テンレス製の網状体構造物である特許請求の範囲
第1項記載の方法。 3 水素排出用タンクを蒸気発生器とコールドト
ラツプとの中間に設けて行なう特許請求の範囲第
1項または第2項記載の方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56143541A JPS5845600A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 高速増殖炉二次系からの水素除去方法 |
| FR8215011A FR2513001B1 (fr) | 1981-09-11 | 1982-09-02 | Procede et dispositif d'elimination de l'hydrogene, du reseau de refroidissement secondaire d'un reacteur regenerateur a neutrons rapides |
| US06/416,598 US4581200A (en) | 1981-09-11 | 1982-09-10 | Method and apparatus for removing hydrogen from secondary cooling systems of fast breeder reactors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56143541A JPS5845600A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 高速増殖炉二次系からの水素除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5845600A JPS5845600A (ja) | 1983-03-16 |
| JPS6134116B2 true JPS6134116B2 (ja) | 1986-08-06 |
Family
ID=15341145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56143541A Granted JPS5845600A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | 高速増殖炉二次系からの水素除去方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4581200A (ja) |
| JP (1) | JPS5845600A (ja) |
| FR (1) | FR2513001B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0194912U (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-22 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4830816A (en) * | 1987-10-13 | 1989-05-16 | Westinghouse Electric Corp. | Getter trap for removing hydrogen and oxygen from a liquid metal |
| FR2646272B1 (fr) * | 1989-04-20 | 1993-10-08 | Commissariat A Energie Atomique | Installation et procede de regeneration de pieges froids charges en hydrure et oxyde de metal liquide |
| US6086654A (en) * | 1998-12-29 | 2000-07-11 | Uop Llc | Hydride removal method for liquid metal heat exchange fluid in high hydrogen permeation environment |
| US6425998B1 (en) | 2000-02-23 | 2002-07-30 | Uop Llc | Process for detecting impurities in liquid metal heat exchange fluid in high hydrogen permeation environment |
| US8205767B2 (en) * | 2006-10-31 | 2012-06-26 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Infinitely adjustable beverage container holder by spin actuation |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1796265A (en) * | 1926-08-23 | 1931-03-10 | Degussa | Process of manufacture of alkali-metal hydrides |
| GB276313A (en) * | 1926-08-23 | 1927-11-24 | Degussa | A process for the production of alkali hydride |
| US2372671A (en) * | 1944-02-15 | 1945-04-03 | Du Pont | Production of alkali metal hydride |
| US2884311A (en) * | 1953-12-16 | 1959-04-28 | Callery Chemical Co | Production of alkali metal hydrides |
| US2946662A (en) * | 1955-06-03 | 1960-07-26 | Callery Chemical Co | Preparation of alkali metal hydrides |
| US3243280A (en) * | 1965-03-15 | 1966-03-29 | Edward G Bohlmann | Method of removing hydrogen from liquid alkali metals |
| US3622303A (en) * | 1966-05-23 | 1971-11-23 | Atomic Power Dev Ass Inc | Method for removing hydrogen from liquid alkali metals and the like |
| US3495938A (en) * | 1967-06-27 | 1970-02-17 | Hal B H Cooper | Alkali metal hydride product and process for its manufacture |
| UST921014I4 (en) * | 1972-06-09 | 1974-04-16 | Colburn mbthod for removing fission products from a nuclear reactor coolant | |
| JPS512048A (ja) * | 1974-06-22 | 1976-01-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Defuroitosochi |
| JPS5137399A (ja) * | 1974-09-25 | 1976-03-29 | Hitachi Ltd | |
| JPS5324006A (en) * | 1976-08-17 | 1978-03-06 | Kuraray Co | Production of soft leather like sheet article |
| DE2746159A1 (de) * | 1977-10-14 | 1979-04-19 | Interatom | Kernenergieanlage mit einrichtung zur kuehlmittelreinigung |
| JPS5480216A (en) * | 1977-12-09 | 1979-06-26 | Hitachi Ltd | Operation method for liquid metal cooled reactor |
| JPS6057493B2 (ja) * | 1978-12-27 | 1985-12-16 | 株式会社東芝 | 液体金属精製装置 |
| JPS6057492B2 (ja) * | 1978-12-27 | 1985-12-16 | 株式会社東芝 | 液体金属精製装置 |
| JPS5647527A (en) * | 1979-09-28 | 1981-04-30 | Toshiba Corp | Sodium purifier in secondary cooling system at fast breeder reactor |
-
1981
- 1981-09-11 JP JP56143541A patent/JPS5845600A/ja active Granted
-
1982
- 1982-09-02 FR FR8215011A patent/FR2513001B1/fr not_active Expired
- 1982-09-10 US US06/416,598 patent/US4581200A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0194912U (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2513001A1 (fr) | 1983-03-18 |
| JPS5845600A (ja) | 1983-03-16 |
| US4581200A (en) | 1986-04-08 |
| FR2513001B1 (fr) | 1986-05-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10636532B2 (en) | Sodium cesium vapor trap system and method | |
| JP5875958B2 (ja) | 原子力プラントのガス処理設備 | |
| JPH05249273A (ja) | 原子炉格納容器の基部を保護する方法及び装置 | |
| JPS6134116B2 (ja) | ||
| JPH02293002A (ja) | コールドトラップ再生装置および方法 | |
| JPS629171B2 (ja) | ||
| JPS5450800A (en) | Removing device of radioactive substance | |
| JPS5487619A (en) | Impurities removing apparatus for liquid metal sodium | |
| JP2648757B2 (ja) | トリチウム水吸着剤の再生方法、及びその再生装置 | |
| JPS6154846B2 (ja) | ||
| JP2781423B2 (ja) | 液体金属中の水素除去・捕集装置 | |
| JPS60183004A (ja) | 液体金属用ベ−パトラック | |
| JPS5841398A (ja) | ナトリウム付着機器類の洗浄装置 | |
| Milford | Engineering Design of Oak Ridge Fluoride Volatility Pilot Plant | |
| JPH01189600A (ja) | 使用済燃料の高温ガスブロー洗浄方法 | |
| JPS6159238A (ja) | 液体金属のサンプリング装置 | |
| JPS6324724B2 (ja) | ||
| JPS6256479B2 (ja) | ||
| US1992307A (en) | Temperature exchange between a catalytic mass in the course of regeneration and a cooling liquid | |
| CN1935307A (zh) | 钠蒸汽阱 | |
| JPH07294680A (ja) | 原子炉格納容器冷却装置 | |
| JPH0365877B2 (ja) | ||
| JPS6117890B2 (ja) | ||
| JPH06165922A (ja) | 同位体分離装置 | |
| JPS59231390A (ja) | 復水器装置 |