JPS6134836Y2 - - Google Patents
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- JPS6134836Y2 JPS6134836Y2 JP17437183U JP17437183U JPS6134836Y2 JP S6134836 Y2 JPS6134836 Y2 JP S6134836Y2 JP 17437183 U JP17437183 U JP 17437183U JP 17437183 U JP17437183 U JP 17437183U JP S6134836 Y2 JPS6134836 Y2 JP S6134836Y2
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulators (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
この考案は絶縁導体からの沿面放電を防止する
沿面放電防止構造に関し、特に高電圧が課電され
る回転電機の固定子コイルに対する沿面放電防止
構造に関するものである。
沿面放電防止構造に関し、特に高電圧が課電され
る回転電機の固定子コイルに対する沿面放電防止
構造に関するものである。
(従来技術)
回転電機の固定子コイルの沿面放電を防止する
ために電界緩和塗料が用いられることは従来から
知られている。電界緩和塗料の電圧対電流特性は
非線形であつて高電界が加えられると電流を流し
て電界を緩和し沿面放電の発生を防止する。
ために電界緩和塗料が用いられることは従来から
知られている。電界緩和塗料の電圧対電流特性は
非線形であつて高電界が加えられると電流を流し
て電界を緩和し沿面放電の発生を防止する。
電界緩和塗料の特性は抵抗率と制御電界とによ
つて表わされるが、制御電界とは一般に電界緩和
塗料が所定の抵抗率となるときの電界を意味し、
この明細書では電界緩和塗料の抵抗率が108Ωを
示すときの電界E1(V/cm)と抵抗率が109Ωを
示すときの電界E2(V/cm)との平均値を制御
電界(V/cm)とする。
つて表わされるが、制御電界とは一般に電界緩和
塗料が所定の抵抗率となるときの電界を意味し、
この明細書では電界緩和塗料の抵抗率が108Ωを
示すときの電界E1(V/cm)と抵抗率が109Ωを
示すときの電界E2(V/cm)との平均値を制御
電界(V/cm)とする。
最近になつて高性能の絶縁材料が開発されて実
用化されるにつれて、回転電機を高電圧化して単
機の容量を増大している。したがつて固定子コイ
ルの定格電圧が高くなり、それにともなつて高く
なつた絶縁耐力試験の電圧((たとえば電気規格
調査会標準規格JEC−114(1946)等に準処して
定められる)に対し試験の時に固定子コイルのエ
ンドで沿面放電が起らないような構造にしておか
ねばならぬ。回転電機の平常の運転時に固定子コ
イルに沿面放電を起してはいけない事は申すまで
もない。
用化されるにつれて、回転電機を高電圧化して単
機の容量を増大している。したがつて固定子コイ
ルの定格電圧が高くなり、それにともなつて高く
なつた絶縁耐力試験の電圧((たとえば電気規格
調査会標準規格JEC−114(1946)等に準処して
定められる)に対し試験の時に固定子コイルのエ
ンドで沿面放電が起らないような構造にしておか
ねばならぬ。回転電機の平常の運転時に固定子コ
イルに沿面放電を起してはいけない事は申すまで
もない。
第1図は従来の沿面放電防止構造の一例を示す
部分断面図であつて、図において1は固定子鉄
心、2はスロツト、3は固定子コイル全体を表わ
し、4はその導体、5は導体4を囲繞する主絶縁
層である。主絶縁層5の表面にはスロツト2から
張出した固定子コイル3のインボリユート部にま
で導電性塗料を塗布して低抵抗コロナシールド層
6を施し、さらに低抵抗コロナシールド層6のコ
イルエンド側の主絶縁層5に表面における電位傾
度が大きくなる部分に電界緩和層7が設けられ
る。
部分断面図であつて、図において1は固定子鉄
心、2はスロツト、3は固定子コイル全体を表わ
し、4はその導体、5は導体4を囲繞する主絶縁
層である。主絶縁層5の表面にはスロツト2から
張出した固定子コイル3のインボリユート部にま
で導電性塗料を塗布して低抵抗コロナシールド層
6を施し、さらに低抵抗コロナシールド層6のコ
イルエンド側の主絶縁層5に表面における電位傾
度が大きくなる部分に電界緩和層7が設けられ
る。
電界緩和層7としては、時としては線形抵抗特
性を有する高抵抗塗料を塗布して構成することも
あるが、前述の電界緩和塗料の非線形特性の方が
好ましくまた電界緩和塗料の方が作業性もすぐれ
ているため多くの場合には電界緩和塗料の塗布に
より電界緩和層7が構成される。
性を有する高抵抗塗料を塗布して構成することも
あるが、前述の電界緩和塗料の非線形特性の方が
好ましくまた電界緩和塗料の方が作業性もすぐれ
ているため多くの場合には電界緩和塗料の塗布に
より電界緩和層7が構成される。
電界緩和塗料の主成分は炭化珪素の粒子で、制
御電界は値は主として炭化珪素の粒子の大きさに
よつて定まり、その他不純物濃度、結合剤の材質
等によつて影響される電界緩和塗料に個有のもの
である。炭化珪素の粒径が大きくなるにしたがつ
てその電界緩和塗料の制御電界値は小さくなり、
またその抵抗率は小さくなるという関係がある。
さらに電界緩和塗料の特徴である非線形抵抗特性
は炭化珪素粒子相互の接触抵抗の電圧非直線特性
を利用しているので炭化珪素の粒子が大きくなる
にしたがつて粒子相互間の接触の安定性が悪くな
り抵抗値のばらつき(分散)が大きくなる。すな
わち制御電界値の小さな電界緩和塗料はその制御
電界値のばらつきも大きく又その抵抗率は小さく
なる。
御電界は値は主として炭化珪素の粒子の大きさに
よつて定まり、その他不純物濃度、結合剤の材質
等によつて影響される電界緩和塗料に個有のもの
である。炭化珪素の粒径が大きくなるにしたがつ
てその電界緩和塗料の制御電界値は小さくなり、
またその抵抗率は小さくなるという関係がある。
さらに電界緩和塗料の特徴である非線形抵抗特性
は炭化珪素粒子相互の接触抵抗の電圧非直線特性
を利用しているので炭化珪素の粒子が大きくなる
にしたがつて粒子相互間の接触の安定性が悪くな
り抵抗値のばらつき(分散)が大きくなる。すな
わち制御電界値の小さな電界緩和塗料はその制御
電界値のばらつきも大きく又その抵抗率は小さく
なる。
沿面放電を有効に防止するためには主絶縁層5
の導体4の長さの方向に関し異なる部分には異な
る制御電界値を有する電界緩和塗料を塗布すれば
よく、このことは従来の構造においても行なわれ
ていた。第2図は電界緩和層7の従来の構造を示
す部分断面図であつて、同図において3,4,
5,6は第1図の同符号と同一部分を示し、7a
は第1の電界緩和塗料、7bは第2の電界緩和塗
料であり、制御電界値は7aの方が7bよりも小
さいものとする。
の導体4の長さの方向に関し異なる部分には異な
る制御電界値を有する電界緩和塗料を塗布すれば
よく、このことは従来の構造においても行なわれ
ていた。第2図は電界緩和層7の従来の構造を示
す部分断面図であつて、同図において3,4,
5,6は第1図の同符号と同一部分を示し、7a
は第1の電界緩和塗料、7bは第2の電界緩和塗
料であり、制御電界値は7aの方が7bよりも小
さいものとする。
すなわち従来の構造では低抵抗コロナシールド
層6の端に近い位置にその低抵抗コロナシールド
層6の一端からL1の長さだけ、低い制御電界値
を有する電界緩和塗料7aを塗布し、次に塗料7
aの端からL2−L1の長さだけ、高い制御電界値
を有する電界緩和塗料7bを塗布する。第2図に
おけるL1およびL2の値は、主絶縁層5の絶縁厚
さ、導体4へ課電する電圧、7aと7bとの制御
電界の値によつて決定する。また、電界緩和塗料
7aと7bとの継目は作業性の面から第2図に示
すように電界緩和塗料7bを電界緩和塗料7aの
外周にL3の長さでオーバラツプして塗布するの
が普通であり、低抵抗コロナシールド層6と電界
緩和塗料7aとの継目もこれに類似したオーバラ
ツプをとるのが一般である。
層6の端に近い位置にその低抵抗コロナシールド
層6の一端からL1の長さだけ、低い制御電界値
を有する電界緩和塗料7aを塗布し、次に塗料7
aの端からL2−L1の長さだけ、高い制御電界値
を有する電界緩和塗料7bを塗布する。第2図に
おけるL1およびL2の値は、主絶縁層5の絶縁厚
さ、導体4へ課電する電圧、7aと7bとの制御
電界の値によつて決定する。また、電界緩和塗料
7aと7bとの継目は作業性の面から第2図に示
すように電界緩和塗料7bを電界緩和塗料7aの
外周にL3の長さでオーバラツプして塗布するの
が普通であり、低抵抗コロナシールド層6と電界
緩和塗料7aとの継目もこれに類似したオーバラ
ツプをとるのが一般である。
第2図に示す従来の構造の欠点は電界緩和塗料
7aの抵抗率のばらつきが多い点である。塗料7
aは制御電界値の小さい塗料を用いるので既に説
明したように抵抗率も小さくそのばらつきも多
い。そのため同じ設計基準で製作した多数の固定
子コイルの間での抵抗率の特性にばらつきが大き
くなり、回転電機の耐電圧試験の場合に電界緩和
塗料7aの抵抗率の小さい電界緩和層7での消費
電力が大きくなつて、その電界緩和層7でのジユ
ール発熱にもとづく温度上昇でその電界緩和層7
が熱的な破壊にいたわる場合が多かつた。
7aの抵抗率のばらつきが多い点である。塗料7
aは制御電界値の小さい塗料を用いるので既に説
明したように抵抗率も小さくそのばらつきも多
い。そのため同じ設計基準で製作した多数の固定
子コイルの間での抵抗率の特性にばらつきが大き
くなり、回転電機の耐電圧試験の場合に電界緩和
塗料7aの抵抗率の小さい電界緩和層7での消費
電力が大きくなつて、その電界緩和層7でのジユ
ール発熱にもとづく温度上昇でその電界緩和層7
が熱的な破壊にいたわる場合が多かつた。
第2図に示すように2種類の電界緩和塗料7a
と7bとを直列接続して塗布する目的は、電界緩
和層7における消費電力の均一化を図ることであ
るので、電界緩和塗料7aの特性のばらつきによ
り課電電圧の比較的低い値においても熱的な破壊
が発生する場合があることは従来の構造における
重大な欠点である。
と7bとを直列接続して塗布する目的は、電界緩
和層7における消費電力の均一化を図ることであ
るので、電界緩和塗料7aの特性のばらつきによ
り課電電圧の比較的低い値においても熱的な破壊
が発生する場合があることは従来の構造における
重大な欠点である。
また第2図の構造では設計において電界緩和塗
料7aの長さL1、電界緩和塗料7bの長さL2−
L1、および塗料7aと7bがオーバラツプする
部分の長さL3のそれぞれにおいて電界緩和塗料
の抵抗率を考慮して設計しなければならぬという
複雑さがあつた。
料7aの長さL1、電界緩和塗料7bの長さL2−
L1、および塗料7aと7bがオーバラツプする
部分の長さL3のそれぞれにおいて電界緩和塗料
の抵抗率を考慮して設計しなければならぬという
複雑さがあつた。
さらに製造工程ではL1の寸法ぎめのあと電界
緩和塗料7aを塗布し、そのあとL2およびL3の
寸法ぎめをそれぞれ行なつて、電界緩和塗料7a
を塗布するので、寸法ぎめの工程を3段階必要と
するという不便さがあつた。
緩和塗料7aを塗布し、そのあとL2およびL3の
寸法ぎめをそれぞれ行なつて、電界緩和塗料7a
を塗布するので、寸法ぎめの工程を3段階必要と
するという不便さがあつた。
(考案の概要)
この考案は従来の構造における上述の欠点を解
消することを目的とし、電界緩和塗料を複数層と
し、かつこれら塗布層を、下層から上層に向けて
順次制御電界値および導体軸方向の幅寸法が共に
大きくなるように形成したものである。
消することを目的とし、電界緩和塗料を複数層と
し、かつこれら塗布層を、下層から上層に向けて
順次制御電界値および導体軸方向の幅寸法が共に
大きくなるように形成したものである。
(考案の実施例)
以下この考案の実施例を図面について更に詳細
に説明する。第3図はこの考案の一実施例を示す
部分断面図であり、この図面において第2図と同
一又は相当部分は第2図と同一符号で示してあ
る。
に説明する。第3図はこの考案の一実施例を示す
部分断面図であり、この図面において第2図と同
一又は相当部分は第2図と同一符号で示してあ
る。
第3図の実施例では制御電界値の小さい電界緩
和塗料7aを低抵抗コロナシールド層6の一端か
らL1の長さで塗布し、さらに低抵抗コロナシー
ルド層6の一端から電界緩和塗料7aの外周を含
めてL2の長さで制御電界値の大きい電界緩和塗
料7bを塗布する。この場合、L1およびL2の長
さは主絶縁層5の絶縁厚さ、導体4へ課電する電
圧、組合せて使用する電界緩和塗料7aと7bと
におけるそれぞれの制御電界値などによつて任意
に選択することができる。
和塗料7aを低抵抗コロナシールド層6の一端か
らL1の長さで塗布し、さらに低抵抗コロナシー
ルド層6の一端から電界緩和塗料7aの外周を含
めてL2の長さで制御電界値の大きい電界緩和塗
料7bを塗布する。この場合、L1およびL2の長
さは主絶縁層5の絶縁厚さ、導体4へ課電する電
圧、組合せて使用する電界緩和塗料7aと7bと
におけるそれぞれの制御電界値などによつて任意
に選択することができる。
第3図に示す構造ではL1の部分の電界緩和層
7の抵抗率は電界緩和塗料7aと7bが並列に接
続された場合とほゞ同じ特性の抵抗率を示す。し
たがつてこの合成された抵抗率が所望の値になる
ようにそれぞれの塗料7aと7bの抵抗率を選択
する。またL1の部分の抵抗率のばらつきは電界
緩和塗料7aだけがこの部分に存在する場合の抵
抗率のばらつきより充分に小さくなる。
7の抵抗率は電界緩和塗料7aと7bが並列に接
続された場合とほゞ同じ特性の抵抗率を示す。し
たがつてこの合成された抵抗率が所望の値になる
ようにそれぞれの塗料7aと7bの抵抗率を選択
する。またL1の部分の抵抗率のばらつきは電界
緩和塗料7aだけがこの部分に存在する場合の抵
抗率のばらつきより充分に小さくなる。
第6図は、電界緩和層7における沿面電界強度
の分布を示したものである。沿面電界強度は電界
緩和塗料7aと7bとにおけるそれぞれの制御電
界値によつて当該沿面面電界強度が決定される
が、電界緩和塗料7aと7bとの制御電界値の選
択によつて、第6図の従来例の沿面電界強度分布
に示すように、電界緩和塗料7aと7bとの継目
において沿面電界強度に大きな差が生じ、当該継
目部分で沿面放電を発生する場合がある。一方こ
の考案においては、L1の領域における沿面電界
強度は電界緩和塗料7aと7bとの合成による制
御電界値になるので、電界緩和塗料7aと7bと
の継目における沿面電界強度の差を小さくでき、
電界緩和層7における沿面電界強度の分布を平滑
にする効果があり、従来例にみられた沿面放電の
発生を防止できる。
の分布を示したものである。沿面電界強度は電界
緩和塗料7aと7bとにおけるそれぞれの制御電
界値によつて当該沿面面電界強度が決定される
が、電界緩和塗料7aと7bとの制御電界値の選
択によつて、第6図の従来例の沿面電界強度分布
に示すように、電界緩和塗料7aと7bとの継目
において沿面電界強度に大きな差が生じ、当該継
目部分で沿面放電を発生する場合がある。一方こ
の考案においては、L1の領域における沿面電界
強度は電界緩和塗料7aと7bとの合成による制
御電界値になるので、電界緩和塗料7aと7bと
の継目における沿面電界強度の差を小さくでき、
電界緩和層7における沿面電界強度の分布を平滑
にする効果があり、従来例にみられた沿面放電の
発生を防止できる。
第4図は第3図に示すこの考案の構造における
電界緩和層7の破壊電圧とL1との関係を示すグ
ラフであつてx軸はL1をmmで示しy軸は破壊電
圧をkVで示す。また白丸は第3図に示すこの考
案の構造にける破壊電圧の平均値を示し、黒丸は
第2図に示す従来の構造における破壊電圧の平均
値を示し、白丸及び黒丸の上下に延びる線分の端
はそれぞれの標準偏差を表わしている。なお第4
図に示すデータは主絶縁層5の絶縁厚さが4mmの
場合で、白丸についての測定および黒丸について
の測定にはいずれも同じ電界緩和塗料7aおよび
7bを用いた。
電界緩和層7の破壊電圧とL1との関係を示すグ
ラフであつてx軸はL1をmmで示しy軸は破壊電
圧をkVで示す。また白丸は第3図に示すこの考
案の構造にける破壊電圧の平均値を示し、黒丸は
第2図に示す従来の構造における破壊電圧の平均
値を示し、白丸及び黒丸の上下に延びる線分の端
はそれぞれの標準偏差を表わしている。なお第4
図に示すデータは主絶縁層5の絶縁厚さが4mmの
場合で、白丸についての測定および黒丸について
の測定にはいずれも同じ電界緩和塗料7aおよび
7bを用いた。
第4図から明らかなように従来の構造(黒丸参
照)でもこの考案の構造(白丸参照)でも破壊電
圧の平均値は大して変化しないが、その標準偏差
はこの考案の構造の方が充分小さくなり約1/2と
なつている。したがつてこの考案の構造では電界
緩和層7の信頼性が向上することは容易に理解で
きるであろう。
照)でもこの考案の構造(白丸参照)でも破壊電
圧の平均値は大して変化しないが、その標準偏差
はこの考案の構造の方が充分小さくなり約1/2と
なつている。したがつてこの考案の構造では電界
緩和層7の信頼性が向上することは容易に理解で
きるであろう。
また第2図と第3図を比較すれば明らかなよう
に第2図に示す従来の構造ではL1−L3の長さの
塗料7aの部分、L3の長さの塗料7aと7bが
重ねて塗布された部分、L2−L1の長さの塗料7
bの部分の3種類の部分が存在するのに対し、第
3図に示すこの考案の構造ではL1の長さの塗料
7aと7bとが重ねて塗布された部分、L2−L1
の長さの塗料7bの部分の2種類の部分だけにな
るので、この考案の構造は従来の構造に対して設
計と製造工程とが簡単になる。
に第2図に示す従来の構造ではL1−L3の長さの
塗料7aの部分、L3の長さの塗料7aと7bが
重ねて塗布された部分、L2−L1の長さの塗料7
bの部分の3種類の部分が存在するのに対し、第
3図に示すこの考案の構造ではL1の長さの塗料
7aと7bとが重ねて塗布された部分、L2−L1
の長さの塗料7bの部分の2種類の部分だけにな
るので、この考案の構造は従来の構造に対して設
計と製造工程とが簡単になる。
軸方向の長さ、即ち幅寸法が互いに異なる塗布
層を形成する方法として、第5図に示すとおり広
幅の長さLのもの7bを下層とする方法もある
が、この場合、狭幅の長さL1の層7aの塗布
時、その端部が既に塗布されている塗料7bの範
囲に入り、その部分の目視による寸法確認が困難
となる欠点がある。これに対し、第3図による場
合は、各層共、その塗布時の端部は常に主絶縁層
5を下地として形成されるので、寸法の目視が容
易かつ確実となる。
層を形成する方法として、第5図に示すとおり広
幅の長さLのもの7bを下層とする方法もある
が、この場合、狭幅の長さL1の層7aの塗布
時、その端部が既に塗布されている塗料7bの範
囲に入り、その部分の目視による寸法確認が困難
となる欠点がある。これに対し、第3図による場
合は、各層共、その塗布時の端部は常に主絶縁層
5を下地として形成されるので、寸法の目視が容
易かつ確実となる。
なお以上の説明では電界緩和塗料としては2種
類の塗料7a,7bを用いる実施例を述べたが、
塗料は3種類以上の互に異なる制御電界値を有す
るものを用い、制御電界値が小さな電界緩和塗料
が塗布される長さは制御電界値が大きな電界緩和
塗料が塗布される長さより短かくすればよいこと
は容易に理解できるであろう。
類の塗料7a,7bを用いる実施例を述べたが、
塗料は3種類以上の互に異なる制御電界値を有す
るものを用い、制御電界値が小さな電界緩和塗料
が塗布される長さは制御電界値が大きな電界緩和
塗料が塗布される長さより短かくすればよいこと
は容易に理解できるであろう。
そして、機器の定格電圧が非常に高くなると、
この電界緩和塗料を10ないし20層で形成する必要
が生じるがこれらの場合は、上述の製造工程面の
利点が極めて大きくなる。
この電界緩和塗料を10ないし20層で形成する必要
が生じるがこれらの場合は、上述の製造工程面の
利点が極めて大きくなる。
(考案の効果)
以上の説明により明らかなようにこの考案の構
造によれば電界緩和層の特性が安定し、歩止まり
の向上および信頼性の向上に効果があるととも
に、電界緩和層の設計と製造工程とを簡単にする
ことができるという利点がある。
造によれば電界緩和層の特性が安定し、歩止まり
の向上および信頼性の向上に効果があるととも
に、電界緩和層の設計と製造工程とを簡単にする
ことができるという利点がある。
第1図は従来の構造の一例を示す部分断面図、
第2図は従来の電界緩和層の構造を示す部分断面
図、第3図はこの考案の一実施例を示す部分断面
図、第4図はこの考案の構造における破壊電圧の
ばらつきを示すグラフ、第5図は第3図のものを
その塗布の順序を逆にした場合を示す部分断面
図、第6図はこの考案の一実施例における電界緩
和層の沿面電界強度の分布図である。 図において3は固定子コイル、4は導体、5は
主絶縁層、6は低抵抗コロナシールド層、7は電
界緩和層、7aは制御電界値の小さな電界緩和塗
料、7bは制御電界値の大きな電界緩和塗料であ
る。なお各図中同一符号は同一又は相当部分を示
すものとする。
第2図は従来の電界緩和層の構造を示す部分断面
図、第3図はこの考案の一実施例を示す部分断面
図、第4図はこの考案の構造における破壊電圧の
ばらつきを示すグラフ、第5図は第3図のものを
その塗布の順序を逆にした場合を示す部分断面
図、第6図はこの考案の一実施例における電界緩
和層の沿面電界強度の分布図である。 図において3は固定子コイル、4は導体、5は
主絶縁層、6は低抵抗コロナシールド層、7は電
界緩和層、7aは制御電界値の小さな電界緩和塗
料、7bは制御電界値の大きな電界緩和塗料であ
る。なお各図中同一符号は同一又は相当部分を示
すものとする。
Claims (1)
- 高電圧が課電される導体とこの導体を囲繞する
主絶縁層と端末部を除いて上記主絶縁層の外周に
施こされた低抵抗コロナシールド層とを有する絶
縁導体の上記端末部の主絶縁層に電界緩和塗料を
塗布して沿面放電防止を図るものにおいて、上記
電界緩和塗料は、それぞれ一端が上記低抵抗コロ
ナシールド層の端部に揃えられ、上記絶縁導体の
端末の方向に延在する複数の塗布層からなり、か
つこれら塗布層は、下層から上層に向けて順次制
御電界値および導体軸方向の幅寸法が共に大きく
なるように形成されたことを特徴とする沿面放電
防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17437183U JPS6051754U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 沿面放電防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17437183U JPS6051754U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 沿面放電防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6051754U JPS6051754U (ja) | 1985-04-11 |
| JPS6134836Y2 true JPS6134836Y2 (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=30379630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17437183U Granted JPS6051754U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 沿面放電防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051754U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6135836B1 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-05-31 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
| WO2017183223A1 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17437183U patent/JPS6051754U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6135836B1 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-05-31 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
| WO2017183223A1 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6051754U (ja) | 1985-04-11 |
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