JPS6135993B2 - - Google Patents

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JPS6135993B2
JPS6135993B2 JP52131644A JP13164477A JPS6135993B2 JP S6135993 B2 JPS6135993 B2 JP S6135993B2 JP 52131644 A JP52131644 A JP 52131644A JP 13164477 A JP13164477 A JP 13164477A JP S6135993 B2 JPS6135993 B2 JP S6135993B2
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JP
Japan
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gibberellin
salt
formulation
plants
treatment
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JP52131644A
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JPS5359096A (en
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Furanshisu Jooji Edoin
Shiriru Roorensu Jefuree
Robaato Midoruton Mitsucheru
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPS5359096A publication Critical patent/JPS5359096A/ja
Publication of JPS6135993B2 publication Critical patent/JPS6135993B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/93Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with a ring other than six-membered
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N45/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, containing compounds having three or more carbocyclic rings condensed among themselves, at least one ring not being a six-membered ring

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なギベレリン塩及びそれを含む植
物生長調節用組成物に関するものである。 ギベレリン類はギベレラ フジクロイ
(Gibberella fujikuroi)菌の培養物から誘導され
る一群の植物生長調節剤である(これらの物質の
詳細についてはGrove、Quarterly Reviews、
1961、15、56〜71を参照されたい)。ギベレリン
類はたとえば英国特許第783611号明細書に記載さ
れるギベレリンA3(すなわちギベレリン酸)、ギ
ベレリンA4およびギベレリンA7(後者は英国特
許第914893号明細書に記載されている)を包含す
る。これらの英国特許明細書にはギベレリンA3
およびA7のアンモニウム塩、アルカリ金属塩お
よびアルカリ土類金属塩の製造についても記載さ
れている。 ギベレリンA7は商業的には種々の割合(たと
えば等量)のギベレリンA4との混合物として得
られ、その形で植物の生長調調の目的に通常使用
されている。ギベレリンA3およびA4/A7は該活
性成分を稀釈剤または担体と混合した組成物の形
で植物に施すのが好都合である。かゝる組成物の
例は水溶液および有機溶剤中の溶液を包含する。 ギベレリン類は低施用率で有効である。しかし
ながら、これらは時間のかゝるかつ取扱いの面倒
な醗酵法によつて製造しなければならず、したが
つて高価である。今般、本発明者等は少なくとも
いくつかの目的に対してはより低い施用率で有効
に使用することができ、したがつて費用を節減し
得るギベレリン類の施用方法を見出した。本発明
によれば液体の施用容量の減少が可能になり、こ
のことは空中噴霧法を用いる場合に特に価値ある
ものである。 すなわち本発明は、ギベレリンとジフエニルア
ミン又は炭素数16〜36個をもつ第2級又は第3級
アルキルアミンとの塩を提供するものである。さ
らに本発明は、かゝるギベレリン塩及び担体、た
とえば有機溶剤、を含有してなる植物生長調節用
組成物を提供する。本発明の組成物は1ヘクター
ル当り溶液0.5〜50の割合で植物または植物の
生育しつつある場所に施すことにより植物の生長
を調節し得るものである。 16〜36個の炭素原子を有する第2級又は第3級
アルキルアミンは、たとえばトリノニルアミン、
ジソイアミン(disoyaamine)、ジココアミン
(dicocoamine)およびジメチルココアミンであ
ることが都合よい。ジココアミンはヤシ油の混合
脂肪酸から製造される第2級アルキルアミン類の
商業的に入手し得る混合物であり、該混合アルキ
ルアミンの大部分はC12、C14またはC16アルキル
部分を有するものである。 ギベレリンはギベレリンA1、ギベレリンA3
ギベレリンA9、ギベレリンA4、ギベレリンA7
たはギベレリンA4とギベレリンA7との混合物が
適当である。 本発明のギベレリン塩はギベレリンと前記アミ
ンとを(たとえば室温(17℃〜70℃)で1時間ま
での時間)反応させることによつて製造し得る。
この製造はたとえば(a)ギベレリンを、所要ならば
静かに加熱しつつ、適当な溶剤、たとえばメタノ
ールに溶解し、別にアミンを適当な溶剤(あとえ
ばメタノールまたはクロロホルム)に溶解し、こ
れら二つの溶液を混合しそして混合物を蒸発乾固
することによつて、あるいは(b)アミンを塩化メチ
レンのような溶剤に溶解し、固体状のギベレリン
をこの溶液と撹拌しつつ混合しそして混合物を蒸
発乾固することによつて行なうことができる。蒸
発は比較的低圧(約0.1mmHg程度)下で行なうこ
とが好ましく、さもないと塩が幾分ワツクス状お
よび粘着性の形態で得られる。 本発明の組成物は二つの型、すなわち使用者向
け販売用に適する濃縮物および通常は使用者によ
つて植物への施用直前に調製されるより稀釈され
た組成物の形のものであり得る。濃縮物は、好都
合には、有機溶剤、たとえば随意に置換されたシ
クロヘキサノン(たとえばシクロヘキサノンそれ
自体およびモノメチルシクロヘキサノン類)、イ
ソホロン、ブタノール、植物油(たとえば綿実
油)およびアロマゾールH(Aromasol H)(ト
リメチルベンゼン類の混合物である)、およびそ
れらとポリエチレングリコールおよび随意に表面
活性剤との混合物、中に本発明の塩0.1〜30%た
とえば1〜30%、好ましくは5〜20%を含む溶液
からなる。すべての溶剤が本発明のすべての塩に
等しく適当であるわけではなく、ある塩とある溶
剤との組合せ(たとえば後記実施例に述べられる
ごとき組合せ)が他のものより優れている。 濃縮物は使用前にたとえば水および/または植
物毒性をもたない有機溶剤で稀釈し得る。得られ
る稀釈液は溶液またはエマルジヨンの形であるこ
とができる。濃縮物を水で稀釈すべき場合には、
均質かつ安定なエマルジヨンを形成させるために
表面活性剤を含ませるべきである。また濃縮物は
植物毒性をもたない有機溶剤で稀釈して溶液を形
成することもでき、その場合表面活性剤は含んで
いてもまたは含んでいなくてもよい。好ましい溶
剤は植物油、たとえばオリーブ油、とうもろこし
油、綿実油、ヒマシ油、大豆油および特に好まし
くは落花生油である。 適当な表面活性剤の例はp−ノニルフエノール
と7〜8モルのエチレンオキシドとの縮合物(リ
サポール(Lissapol)NXとして販売されてい
る)、エチレンオキシドとオクチルフエノールと
の縮合物(ルブロール(Lubrol)Eとして販売
されている)およびエチレンオキシドとプロピレ
ンオキシド重合体との縮合物(プルロニツク
(Pluronic)L61として販売さされている)であ
る。 組成物は1ヘクタール当り溶液として1〜50
、特に2〜10の割合で植物に施すことが好ま
しい。この方法はいわゆるULV(ultra−low
volume、すなわち超低容量)施用技術の応用で
ある。これは殺虫剤の施用法として既知のもので
あるが、これまで植物の生長調節の目的には余り
適用されなかつたものである。 従来、植物の生長調節の目的には1ヘクタール
当り200〜5000の容量での噴霧が通常行なわれ
ており、この量は前記本発明の方法に用いられる
容量よりも2桁多い量である。より低噴霧容量の
使用の利点は水の使用量がより少ないこと、嵩高
がより小さいことおよび場合によつてはより簡単
な噴霧装置を用い得ること等を包含する。さら
に、噴霧はより迅速にかつより経済的に行なうこ
とができる。噴霧による施用量が著しくより少量
であるので、ある作物には空から噴霧を行うこと
が実際上可能となる。ある場合には、濃縮溶液か
らのギベレリンの植物への吸収は稀釈溶液からの
ものよりも良好であり、またある場合には植物組
織への浸透性も改善され得る。かゝる改善が達成
されるのはより濃縮された溶液を使用したためお
よび塩の液体への良好な溶解性のためである。 本発明の組成物は、所望ならば、いわゆる電気
力学的噴霧技術を用いて植物に噴霧することがで
きる。この技術のための適当な一装置は英国特許
出願第29539/76号明細書に記載されているので
こゝに引用する。 ギベレリン塩の施用率は被処理植物および得よ
うとする効果に応じて変動する。適当な施用率は
1ヘクタール当りギベレリン塩5〜200g、たと
えば10〜200gであるが、ある場合には1ヘクタ
ール当り1g程度の少量でも有用な結果を与え得
る。 本発明の組成物は追加の成分として他の植物生
長調節作用をもつ物質、特にオーキシン類(たと
えばインドール−3−イル酢酸、インドール−3
−イル−酪酸、1−ナフチル−酢酸および2−ナ
フトキシ酢酸)、ホルモン除草剤、たとえば2・
4−Dおよび2・4・5−TP、およびサイトキ
ニン類(Cytokinins)、たとえばキネチン(フル
フリルアミノプリン)、ベンズイミダゾール、ベ
ンジルアデニン(ベンジルアミノプリン)および
N・N′−ジフエニル尿素を含有し得る。 ギベレリンの農業用用途は多数ありかつ広範囲
にわたつている。単子葉植物および双子葉植物の
いずれをも処理し得る。ギベレリンで処理するこ
とにより種々の有用な効果を達成し得る作物の例
としては、西洋梨、ブドウ、大黄(ルバーブ)、
油ヤシ、オレンジ、オランダガラシ、チヨウセン
アザミ、バナナ、茶、コーヒー、サトウキビおよ
び牧草(たとえばパンゴラ(Pangola)草または
キクユ(kikuyu草)があげられる。たとえば
Turner“Outlook on Agriculture”第7巻、第
1号、第14〜20頁(1972)および“Outlook on
Agriculture”第9巻、第2号(1976)中の種々
の報文を参照されたい。 植物に対するギベレリンの効果を以下に例示す
る。 (1) 特に低温条件下におかれる植物について生長
を促進する(この効果が認められる植物の例は
牧草である)。 (2) 生長の休眠(dormancy)を破らせる(茶、
牧草)。 (3) 開花および結実の型を修正する(コーヒー、
柑橘類、針葉樹の種子の形成)。 (4) 果実の結実たとえば単為結実の改良(柑橘
類、西洋梨、りんご、ぶどう)。 (5) 成熟および老衰を遅延させる(柑橘類、バナ
ナ、トマト)。 (6) 果実の育成開発の改良(種なしぶどう) つぎに本発明を実施例によつて説明する。実施
例中、特に示さない限りすべての部およびパーセ
ントは重量によるものでありまた温度は摂氏℃で
ある。 実施例 1 ギベレリンA3(1モル)を加温メタノールに
溶解し、一方トリノニルアミン(1モル)をクロ
ロホルムに溶解して、両溶液を混合した。溶剤を
混合物から蒸発除去しそして残渣を乾燥してトリ
ノニルアミン塩を得た。収率95%、融点102〜106
゜。 実施例 2 トリノニルアミンの代りにアルミーン
(Armeen)2HTを用いて実施例1を反復した。
アルミーン2HTは水添牛脂から誘導された主と
してC16H33およびC18H37のアルキル基を含む第2
級アミンの混合物の商品名である。アルミーン
2HT塩(融点60〜75゜)を95%の収率で得た。 実施例 3 本実施例はギベレリンA3のアルミーン2C塩の
製造について説明するものである。アルミーン
2Cはヤシ油から誘導された、アルキル部分の主
体がC12H25からなり、それより少ない量のC14H29
と少量のC18までのより高級のアルキル基とを含
む第2級アルキルアミンの混合物の商品名であ
る。 ギベレリンA3(1モル)を加温メタノール中
に溶解して5%溶液を得た。一方アルミーン2C
(示されている平均分子量390に基づいて1モル)
をメタノールに溶解して5%溶液を得た。両方の
溶液を混合し、そしてメタノールを蒸発除去して
目的とする塩を得た。収率95%、融点80〜85゜ 実施例 4 つぎの濃縮物を調製した。 実施例1の塩 21.5% リサポールNX 10.0% セクストンB(工業用モノメチルシクロヘキサ
ノン類の混合物) 68.5% 実施例 5 つぎの乳化性濃縮物を調製した。 実施例2の塩混合物 12.2% ルブロールE 5.0% アロマゾールH 82.8% 実施例 6 本実施例は、植物油で稀釈後に、植物に噴霧す
るために使用するに適する濃縮物を説明するもの
である。 実施例3の塩 10.48% シクロヘキサノン 44.76% ポリエチレングリコール(平均分子量200)
44.76% この濃縮物の比重は1.038である。 実施例 7 本実施例は電気力学的噴霧技術によつて使用す
るに適する組成物を説明するものである。 つぎの濃縮物を調製した。 実施例3の塩 0.214% シクロヘキサノン 20 % N−メチルピロリドン 20 % 綿実油 合計で100%になる残部 この濃縮物をN−メチルピロリドン(20%)、
イソパール(Isopar)L(イソパラフイン溶剤:
17.4%)および綿実油(合計で100%になる残
部)の混合物で稀釈して種々の量(0.1〜
100ppm)のギベレリンを含む組成物を得た。 実施例8および9は本発明の組成物をオレンジ
に施用する場合を説明するものである。 栽培者はネーブルオルンジの果実の果皮の品質
を改良しかつ成熟を遅延させるために屡々ギベレ
リンA3(GA3)をそれに噴霧する。かゝる処理は
機械的な損傷を受け難いより堅固な皮を与えかつ
皮の着色(色付き)および皮の膨張およびその他
の生理学的変質状態の開始をいずれも遅延させる
という作用を果たす。これは収穫期に遅れて摘果
された果実の品質を改善する。 実施例 8 スペイン、バレンシア地方の早生変種のネーブ
ルオレンジ(Thompsons Navel)の成熟初期の
果実をつけた木(すなわち果皮が緑色から黄色に
丁度変わりつつある時期)にGA3を100g/haの施
用率で噴霧した。ギベレリンA3はつぎの二つの
処方、すなわち比較のための処方Aおよび本発明
に従う処方Bで用いた。 処方A 固体の純粋なGA3を少量のアセトン/エタノー
ルに溶解し、これに水を添加して水溶液とする。
その際アルキルフエノール/ポリオキシエチレン
縮合物型湿潤剤を水に添加しておき、GA3溶液が
最終容量に調製されたときに湿潤剤の濃度が0.1
%になるようにする。 処方B 実施例5の乳化性濃縮物の適量をオリーブ油で
稀釈してその容量を噴霧用に必要な量に調製す
る。 両処方の製剤を低容量噴霧装置を用い20/ha
の容量でかつ微細噴霧液滴が各々の果樹の全周囲
の葉および果実に確実に分散されるような方法で
6本の別々のオレンジの木にそれぞれ施用した。
また対照試験として他の12本のオレンジの木の果
実は非処理のまゝ保持した。処理および対照試験
は無作為に選定された試験区中の果樹について行
なつた。 噴霧99日後、果実を処理した木および対照試験
の木から摘み取つた。各反復試験樹木から無作為
に摘果した10個の果実の果皮硬度の測定を針入度
計試験によつて、すなわち各果実の赤道上の一点
で標準針を一定速度で果皮に突刺し、それが果皮
を貫通するに要した力をグラム数で測定すること
によつて行なつた。第1表に示した結果は各製剤
で処理したオレンジの果皮は対照果実の果皮より
も著しく堅いことおよび製剤Bで処理した果実は
製剤Aで処理した果実よりも著しく堅い果皮を有
することを示している。
【表】 実施例 9 スペインで行なつた別の実験では、ワシントン
ネーブル オレンジの果樹に、果実の成熟が見込
まれる直前、すなわち果皮の色が緑色から橙色に
変る直前にGA3製剤を噴霧した。GA3は40および
80g/haの施用率で施した。3種類のGA3製剤、
すなわち実施例8の処方AおよびBの製剤および
つぎの処方Cの製剤を用いた。 処方C 実施例4に述べた10%乳化性濃縮物の適量をオ
リーブ油で稀釈して噴霧用として必要な容量に調
製する。 製剤Aは6本の果樹に40g/haおよび80g/ha
のGA3施用量でそれを2000/haの容量で噴霧し
た。このようなGA3水性製剤の高容量噴霧は柑橘
類栽培者によつてネーブル オレンジの果実の処
理に通常用いられているものである。 GA3の噴霧はまた20/haの割合でも行なつ
た。これらの施用には製剤AおよびB(40g/ha
および80g/haのGA3施用量)および製剤C(80
g/haのGA3施用量)を用いた。各処理はそれぞ
れ6本のオレンジの果樹に対してその葉および果
実に施用するように行なつた。 高容量および低容量施用試験は対照試験ととも
に無作為に選定された試験区を用いて行ない対照
試験としては12本の非処理の果樹を用いた。 噴霧48日後および103日後に各処理および非処
理果樹から40個の果実を無作為に摘取つた。各果
実の色をつぎの尺度で評価しかつ記録した。 1=橙 色 2=黄橙色 3=黄 色 4=帯緑黄色 5=黄色と緑色の中間 各試験の平均色等級を第2表に示す。 これらの結果は両方の収穫日において、40g/
haかつ20/haの割合で噴霧した製剤Bは40また
は80g/haかつ2000/haの割合で噴霧した製剤
Aで処理した果実の果皮よりも著しく黄色味がか
つた皮をもつネーブル オレンジを与えた(すな
わち果皮の成熟の遅れを示す)ことを示してい
る。 第二の収穫日においては、製剤BおよびCは20
/haまたは2000/haで施された同じ施用率の
GA3水溶液よりも著しく薄い色の果実を与えた。 40g/haかつ20/haで施された製剤Bは両方
の収穫日において20/haまたは2000/haで施
された1ヘクタール当り2倍の施用率のGA3水溶
液の施用によつて得られた結果と同等あるいはそ
れより著しく優れた結果を与えた。
【表】
【表】 実施例 10 本実施例は生長速度を増加させるための単子葉
植物の処理についてのものであり、既知の組成物
と比較して本発明の組成物を使用した場合に増大
した効果が得られることを説明するものである。 矮小トウモロコシ(Zea mays;変種D5、F1雑
種)を温室中の鉢に生育させた。二つの処理Dお
よびEおよび非処理対照試験をそれぞれ5反復植
物について行なつた。処理DのためにはGA3錠剤
を0.025W/V%のアルキルフエノール/ポリオキ
シエチレン縮合物湿潤剤とともに水を溶解して
GA3を10ppmの濃度で含有する溶液を得、これを
標準の噴霧用ノズルを用いて500/haの割合で
(計算量で植物当り0.5μgのGA3の施用に相当す
る)トウモロコシに施した。処理Eのためには、
実施例6の製剤を落花生油に溶解して1000ppm
のGA3を含有する溶液を得、これを回転デイスク
型施用装置によつて10/haの割合で(計算量で
植物当り0.51μgのGA3の施用率に相当する)ト
ウモロコシに施した。噴霧6日、8日および13日
後に、第一節間(すなわち第一および第二舌状片
間の距離)を測定することによつてとうもろこし
植物のギベレリンに対する反応を評価した。第3
表に示した結果は従来技術に従う処理Dよりも本
発明に従う処理Eについて顕著により高い活性を
示す。噴霧6日後において、処理Eで処理された
植物は第二節間をも示した。これは他の植物にお
いては噴霧8日後まで認められなかつた。これら
の処理において植物毒性または他の異常は全く認
められなかつた。
【表】 実施例 11 本実施例は野外条件下に生育しつつある単子葉
植物について本発明の塩を用いて得られた効果の
増大を説明するものである。 ある種の熱帯地方の牧草の生長が夜間の低温に
よつて著しく低減されたことおよびかゝる生長の
減少はギベレリン酸の施用によつて一部克服し得
ることは周知である(Whitney、Agronomy J.、
1976、68、365〜370参照)。 米国フロリダ州の2個所でパンゴラ草
(Digitaria decumbens)の耕作牧草について比
較試験を行なつた。処理は牧草の生長が低下する
11月に実施した。ギベレリン酸は二種の方法、す
なわち比較のための処方Aの製剤および本発明に
従う処方Bの製剤について試験した。 処方A “ベアレツクス(Berelex)”として市販される
水溶性製剤としてのGA3を水に溶解して所要濃度
の溶液を得る。この水にはアルキルフエノール/
ポリオキシエチレン縮合物湿潤剤を最終容量中に
0.1%の濃度を与えるように添加しておく。 処方B 実施例6の濃縮物の適量をとうもろこし油で稀
釈して所要濃度の溶液を得る。 上記両製剤を3種の異なる濃度で施用した。す
べての場合に、製剤Aは500/haに相当する容
量で、一方製剤Bは5/haに相当する容量で、
施用した。各処理はそれぞれが39m2の面積を有す
る6試験区について反復した。処理区および対照
区は無作為に選定された。処理前に、すべての試
験区の牧草を同一草丈に刈りそして硝酸アンモニ
ウム肥料を56Kg/haの割合で施した。 噴霧処理36日後に、試験区の牧草を刈取りそし
て刈取つた草の重量を直ちに測定した。 第4表に示した結果は第一試験場では製剤Bは
製剤Aの少なくとも3倍の効力を有し、第二試験
場では製剤Bの効果は製剤Aの約1.5倍であるこ
とを示している。
【表】 実施例 12 本実施例はギベレリン酸のジフエニルアミン塩
およびトリノニルアミン塩の落花生油中の低容量
噴霧としてトマトに施用した場合を説明するもの
である。 ギベレリン酸GA3のジフエニルアミン塩および
トリノニルアミン塩はGA3として5W/V%を含
有するプロピレングリコール中の溶液として調製
した。これらの溶液を第二担体として落花生油中
に溶解して150および350μg/mlのGA3に相当す
る活性成分を含む溶液を得た。これらをエアログ
ラフ スーパー(Aerograph Super)63型エア
ブラツシユ、E−504型を2.0気圧で用い10/ha
に相当する容量でトマトの植物に噴霧した。これ
は15および35g/haのGA3施用率に相当する。こ
れらの処理を、比較のためGA3の所要量を二、三
滴のエタノールに溶解し、ついでそれをさらに多
量の水で稀釈して得た1.5および3.5μg/mlのGA3
を含む水溶液製剤を用いた処理と比較した。これ
らの水性製剤はエアログラフ デビルビス
(Aerograph DeVilbiss)型MPSスプレーガンを
1.4気圧で用い1000/haの割合で噴霧した。 実験に用いたトマト(サタン(Sutton)の
“Best of All”変種)は泥炭/砂混合物を用い直
径10cmのプラスチツク鉢中に繁殖させた。一処理
当りかゝる植物10本を用い、対照として10本の非
処理植物を用いた。これらの植物に播種35日後に
供試製剤を噴霧した。植物は区画内に無作為に配
置し、一区画当り各処理について1反復した。噴
霧直前および7日後に子葉からその時点での生長
点までの茎(stem)の長さを各植物について測
定した。第5表の結果は処理および非処理植物に
ついてこの7日の期間における茎の長さの増加を
示す。水中の遊離ギベレリン酸としての施用より
も油中のアミン塩の形でのGA3の噴霧によつて茎
の長さのより大きい増加が得られることが認めら
れた。
【表】 実施例 13 本実施例は本発明の特徴とするアミン塩の炭素
原子数の下限値16が及び第1級アミンでないこと
が本発明の意図する植物生長調節剤としての作用
効果上臨界的意義をもつものであることを裏付け
るためのものである。 A ギベレリン酸アミン塩の製造 下記のギベレリン酸及びアミンを用いてギベ
レリン酸アミン塩をつぎのごとく製造した。 ギベレリン酸(0.01モル)をエタノール100
g中に溶解し、一方アミン(0.01モル)をクロ
ロホルム100g中に溶解した。これら二つの溶
液を混合し、撹拌しつつ50℃に10分間加熱し
た。ついで混合物を回転蒸発器に移し、溶剤を
除去した。溶剤の最後の痕跡量は真空オーブン
中で50℃で除去した。 使用ギベレリン酸 ICI社製のギベレリン酸(すなわちギベレリ
ンA3)含量90%以上の工業用等級のギベレリン
酸 使用アミン 商品名アルミーン(Armeen)としてAkzo
Chemie社のArmour Hess Divisionによつて製
造販売されている下記5種類のアミン(i)〜(v)を
使用した。たゞしアミン(i)〜(iii)は比較のための
ものであり、(iv)〜(v)は本発明の範囲内のもので
ある。 (i) アルミーン8D:6〜10個の炭素原子を含
む式R−NH2の第1級アミン (ii) アルミーン12D:10〜14個の炭素原子を含
む式R−NH2の第1級アミン (iii) アルミーン18D:16〜18個の炭素原子を含
む式R−NH2の第1級アミン (iv) アルミーン2C:16〜32個の炭素原子を含
む式(R2)NHの第2級アミン (v) アルミーン2HT:28〜36個の炭素原子を
含む式(R2)NHの第2級アミン 上記式中、Rはアルキル基である。これらの
アミンの基Rの炭素鎖の組成(%)は第6表に
示すとおりである。
【表】 上表のデータは1968年Armour Hess
Chemicals Limited発行の“Armeens、
Duomeens、Armacs、Duomacs”から抜萃し
たものである。 得られたギベレリン酸塩の元素分析値を第7
表に示す。
【表】 B ギベレリン酸アミン塩の溶解度 本発明のギベレリン酸アミン塩の重要な一特
徴は該塩の炭化水素中及び植物油中への溶解度
である。上記のごとく製造されたアミン塩の
各々をつぎのごとくキシレン中に溶解した。 ギベレリン酸0.1gに相当する量のアミン塩
を秤量しそしてキシレンを添加して10gとし
た。この混合物を加温するとアミン塩は全量で
はなくとも大部分は溶解した。ギベレリン酸そ
れ自体はキシレンには溶解しない。 しかし、これらの溶液を冷却すると再沈澱が
生起した。これらの溶液を20℃で平衡化させ
た。 使用したアミン塩の重量はつぎのとおりであ
る。 アルミーン8D 0.137g 〃 12D 0.153g 〃 18D 0.178g 〃 2C 0.202g 〃 2HT 0.25 g これらのキシレン溶液をミリポアフイルター
を用いて過しそして残渣を乾燥しかつ秤量し
た。これらの秤量値を当初の重量から差引くと
キシレン中への溶解度が得られる。これを第8
表に示す。
【表】 これらの結果は炭素鎖長の増加につれてキシ
レン中への溶解度が増加すること及びこの増加
した溶解度はギベレリン酸相当量の溶解度の増
加をもたらすことを示している。 C 稀釈 生物学的試験の実施のために、これらのキシ
レン溶液をそれ自体は植物生長促進作用をもた
ない落花生油で稀釈した。稀釈はつぎのごとく
行なつた。 成 分 生成溶液 キシレン溶液0.01g+落花生油9.99g 溶液A 溶液A 1g+ 〃 1g 溶液B 溶液B 1g+ 〃 4g 溶液C 溶液C 1g+ 〃 1g 溶液D 溶液D 1g+ 〃 4g 溶液E 溶液E 1g+ 〃 9g 溶液F 溶液F 1g+ 〃 9g 溶液G D 生物学的試験 1 方法 これらのギベレリン酸アミン塩の生物学的
活性をギベレリン類についての標準的試験で
ある矮小エンドウマメのバイオアツセイ(生
物学的定量法)を用いて比較した〔Brian及
びHemming、Phvsiol.Plant.(1955)、
669参照〕。 矮小エンドウマメ〔品種ヒストン ミニ
(Histon Mini)〕を土壌を含まない堆肥(コ
ンポスト:品名SM Osmocote)を含む直径
3インチの鉢に1粒宛播種しそしてつぎの条
件、すなわち昼光時間12時間、昼/夜温度22
℃/18℃、相対湿度60〜70%、を与えるよう
に制御された環境の生育箱に入れた。照明は
螢光灯及び白熱灯源の組合せによつて行なつ
た。植物には毎日上部から給水した。 播種10日後までに、供試植物は平均して1
1/2枚の完全に開いた三裂葉を有しかつ前出
葉から先端までの高さが17.7mmに生長した。
上述のごとく調製したギベレリン酸アミン塩
組成物の各々を上記濃度A、B、C、D、
E、F、Gで施用した。施用にはハミルトン
(Hamilton)の精密注射器を用い、5μを
各植物の先端にある堅く巻いた葉に施用し
た。落花生油のみの空試験用組成物も上記と
同様に施用した。 ギベレリン酸塩処理による植物の草丈に対
する効果を処理後8日目及び13日目に、前出
葉から植物の先端までの草丈の測定により評
価した。 実験は5個のブロツクに分割した乱塊法と
して行なつた。 2 結果 処理後8日及び13日目に行なつた草丈の測
定結果をそれぞれ第9表及び第10表に示す。
アルミーン2HT塩の濃度Aについての結果
は偶発的なこの試料の汚染が生じたため記録
しなかつた。これらの結果は以下のことを示
している。 (a) アルミーン8D塩を除く供試ギベレリン
酸アミン塩の各々は明らかな生長速度の増
加を示す。 (b) 供試ギベレリン酸アミン塩間には明確な
活性の差が認められる。活性の減少の順位
はつぎのとおりである。 アルミーン2HT>アルミーン2C>アル
ミーン18D=アルミーン12D>アルミーン
8D (c) アルミーン8Dは植物生長促進活性を示
さず、実際上エンドウマメの実生の伸長生
長を抑制する。これは恐らくはこの組成物
中のキシレンの痕跡量とこのアミン塩の低
い溶解度とに関連するものであろう。 (d) 既知のごとく、ギベレリン酸による処理
は節間数に影響を与えないものである。し
たがつてこれらのギベレリン酸塩の処理に
よる草丈増加効果は各節間の伸長生長に基
づくものである。 (e) 落花生油単独の空試験は生長調節活性の
ないことを示した。 (f) 上記したすべての事項は処理後8日及び
13日目に行なつた評価に等しくあてはまる
ものである。
【表】 第9表(処理後8日目に測定した草丈)の注 草丈はmmで測定し、対照試験に対する%を
比較%として併記した。表の下部に試験した
7種類の濃度についての草丈データの合計及
び平均を示す。これらは試験した種々の相対
的活性を示している。 処理後8日目:対照試験の草丈=49mm 落花生油による空試験の草丈=48mm
【表】 第10表(処理後13日目に測定した草丈)の注 草丈はmmで測定し、対照試験に対する%を
比較%として併記した。表の下部に試験した
7種類の濃度についての草丈データの合計及
び平均を示す。これらは試験した種々の塩の
相対的活性を示している。 処理後13日目:対照試験の草丈=83mm 落花生油による空試験の草丈=84mm 3 結論 これらのデータから二つの一般的結論を導
き得る。すなわち (i) アミンの炭素鎖長の増加につれてアミン
塩の溶剤中への溶解度も増加する。しかし
ながら、異なるアミン塩間の生物学的活性
の差は溶剤中への溶解度と明確な関数関係
はない。たとえば、アルミーン12D塩及び
アルミーン18D塩は著しく異なる溶解度を
示すが生物学的活性は同等である。 (ii) アルミーン2C塩及びアルミーン2HT塩
(本発明に従う第2級アミン塩はアルミー
ン8D塩、12D塩及び18D塩(第1級アミン
塩)と比較して顕著に高い溶解度をもつ
が、予想外に高い生物学的活性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ギベレリンとジフエニルアミン又は炭素数16
    〜36個をもつ第2級又は第3級アルキルアミンと
    の塩。 2 ギベレリンがギベレリンA1、ギベレリン
    A3、ギベレリンA9、ギベレリンA4、ギベレリン
    A7またはギベレリンA4およびギベレリンA7の混
    合物である特許請求の範囲第1項記載の塩。 3 第2級又は第3級アルキルアミンがトリノニ
    ルアミン、ジソイアミン、ジココアミンまたはジ
    メチルココアミンである特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の塩。 4 ギベレリンとジフエニルアミン又は炭素数16
    〜36個をもつ第2級又は第3級アルキルアミンと
    の塩及び担体を含有してなる植物生長調節用組成
    物。 5 担体がギベレリン塩に対する溶剤である少な
    くとも一種の有機溶剤からなる特許請求の範囲第
    4項記載の組成物。 6 ギベレリン塩を0.1〜30重量%含有すること
    を特徴とする稀釈後に使用するに適する特許請求
    の範囲第5項記載の組成物。 7 ギベレリン塩を5〜20重量%含有する特許請
    求の範囲第6項記載の組成物。 8 さらに表面活性剤を含有する特許請求の範囲
    第5項ないし第7項のいずれかに記載の組成物。
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