JPS6136103A - 脱灰炭製造プロセスにおける弗化水素の回収方法 - Google Patents

脱灰炭製造プロセスにおける弗化水素の回収方法

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JPS6136103A
JPS6136103A JP15641984A JP15641984A JPS6136103A JP S6136103 A JPS6136103 A JP S6136103A JP 15641984 A JP15641984 A JP 15641984A JP 15641984 A JP15641984 A JP 15641984A JP S6136103 A JPS6136103 A JP S6136103A
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cryolite
fluoride
deashing
coal
hydrogen fluoride
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Application number
JP15641984A
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English (en)
Inventor
Shigenori Onizuka
鬼塚 重則
Takanobu Watanabe
渡辺 高延
Katsumasa Yano
矢野 勝正
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Kanadevia Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、脱灰炭製造プロセスにおける弗化水素の回
収方法に関する。
従来の技術 石炭は古くから重要なエネルギー源として利用されてき
たが、石油と比べると、石炭は固体であるために輸送や
荷役などの費用が高くつくなどの理由から、石油にその
利用上の優先的地位を奪われている。ところが、近年石
油の供給見通しの不安と価格高n!のため、エネルギー
の多様化の必要性が認識され、その−環として世界的に
も石炭見直しの気運が高まり、石炭の有効な利用法が検
討されている。
石炭の利用法の1つとしては、石炭をディーゼル・エン
ジンおよびタービン・エンジンなどの燃料として使用す
ることか挙けられる。ところか、石炭をディーゼル−エ
ンジンなどの燃料として使用するには、次のような問題
かある。
すなわち、通常石炭には数係から数十チの割合で灰分か
含まれており、灰分の組成は、=I O〜60重■係の
シリカ(Si02)、25〜355〜35重量%ナ(A
1203)、5〜25重量%の酸化鉄(Fc203 )
、1〜15重ffi%の酸化カルシウム(Cab)、0
.5〜4重filt%の酸化マグネシウム(MgO)、
並ひに1〜・1重量係の酸化ナトリウム(N、+20)
、酸化カリウム(K2O)および酸化イオウ(SO3)
なとからなっている。
なお、」−記組成は石炭を燃焼して生成した灰分の分析
値を示す。
上記のような灰分を含んだ石炭を、ディーゼル壷エンジ
ン等の燃料として使用すると、石炭中の灰分か、ディー
ゼル・エンジンの場合+c ハバルブおよびピストン・
リングなどに、またタービン・エンジンの場合にはター
ビン・ブレードにそれぞれ摩耗を生じさせる。
したがって、上記のような問題を解決するためには、灰
分か除去された石炭を使用することが必要となってくる
石炭中の灰分を除去する方法は、従来より種々研究され
ており、その中で比軸的有効な方法としては、石炭を弗
酸または弗化水素ガスにより処理する方法(特開昭55
−133487号)、および石炭を酸性弗化アンモンお
よび無機酸あるいは有機酸を含有する水溶液で処理する
方法(特開昭57−151698号や特開昭57−16
2791号)等か提案されている。
石炭中に含まれるンリカ(Si02)およびアルミナ(
Al2O3)を主要成分とする灰分を除去するには、そ
の処理を水溶液中で行なうことかでき、しかも大気臣下
で実施できる方法か実、用的で望ましく、上記のうちで
は石炭を弗化水素または弗素化合物を含有する水溶液で
処理して、脱灰炭を製造する方法か最も好ましい。
上記のような方法のいずれかて脱灰炭を製造する場合、
脱灰処理に使用する弗化水素、弗化水素酸あるいは酸性
弗化アンモンのような弗素化合物は比較的高価な薬剤で
あるため、脱灰処理工程より排出される未反応の弗素化
合物および各種金属弗化物を多量に含む脱灰廃液から脱
灰処理用弗素化合物を回収するのが望ましく、このよう
な弗素化合物を循環再使用することにより、薬剤費を大
幅に節減することかできるも発明の目的 この発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、脱灰炭
製のプロセスから排出される脱灰廃液より弗化水素を回
収することができて、これを循環再使用することにより
、脱灰処理の薬剤費を大幅jこ節減することかでき、ひ
いては実用的でかつ非常に経済性の高い脱灰炭製のプロ
セスを実施することができる、脱灰炭製造プロセスにお
ける弗化水素の回収方法を提供することを目的としてい
る。
発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、弗化水素お
よび酸性弗化アンモニウム等の少なくとも1種の弗素化
合物を含有する脱灰用水溶液に、灰分を含む石炭を浸漬
して、灰分が除去灰廃液を分離し、ついて弗素含有脱灰
廃液に反応剤を加えて、氷晶石を生成させ、この氷晶石
を反応液より分離したのち、氷晶石を濃硫酸と400℃
以上の湿度で反応させて、弗化水素を生成させ、これを
回収することを特徴とする、脱灰炭製造プロセスにおけ
る弗化水素の回収方法を要旨としている。
ところで、灰分を含む石炭を弗化水素および酸性弗化ア
ン七ン等の弗素化合物を含有する水溶液て脱灰処理した
場合、石炭の種類、石炭処理量、処理方法および処理条
件等によって異なるか、脱灰廃液中には未反応の弗化水
素(HF)あるいは弗化アンモニウム(NIf4F)等
が数チル数十チの割合で含まれるとともに、石炭中のシ
リカおよびアルミナか弗素化合物と反応して)I−cl
+l J−t* 曲ル、、!/3B fr+6/ u 
Q Q ; Q c S七h r(へ土すフルオロアル
ミン酸(H3Al!F6)あるいは弗化アルミニウム(
AlF3)か数チル数十係の割合で含まれ、その他F 
e、 Ca、 Mg、 T i、 Na1に等の弗化物
か含まれている。
このような脱灰廃液より弗化水素を回収する方法につい
て種々検討したところ、脱灰廃液より直接弗化水素を回
収することは不可能であり、脱灰廃液より適当な弗素化
合物を生成させて分離し、分離した弗素化合物を何らか
の方法で分解して、弗化水素を生成させ、これを回収す
る必要かあることか判明した。脱灰廃液より生成可能な
弗素化合物としては、弗化カルシウム(CaFz)、弗
化アルミニウム(AlF3)および氷晶石(Nλ3A/
F6)があげられる。
これらのうち、弗化カルシウムは弗化水素あ’j IJ
x+シI−h3.、 ソ1)1シ 小羞Ltd  (”
 ” ”  ’  五 ’J  ) /J  d−v’
  −−”’rでおり、工業的にも蛍石c弗化カルシウ
ム)を濃硫酸により分解して、弗化水素あるいは弗化水
素酸を製造するプロセスが知られている。このように弗
化カルシウムは弗化水素の回収原料として好都合である
が、弗化カルシウムはその沈殿速度か極めて遅く、また
その生成率も悪いうえに、生成した沈殿の分離か困難で
あるため、脱灰廃液より弗化カルシウムを生成させて分
離する方法は好ましくないことが判明した。
つきに、弗化アルミニウムの場合には、脱灰廃液に水酸
化アルミニウムあるいは酸化アルミニウムを添加して反
応させることによりシリカを析出させ、このシリカを分
離したのち、溶液に種晶を加えて晶析させれば、弗化ア
ルミニウムの結晶(AlF3・3H20)か得られる。
ところが、この弗化アルミニウムは、後述の参考例るい
は弗化水素酸の製凸原料として既に知られに示すように
、濃硫酸ては分解することができないため、脱灰廃液よ
り弗化アルミニウムを生′成させて分離する方法も好ま
しい方法でない。
最後に、氷晶石は、後述の参考例に示すように、濃硫酸
で分解できることが判明したので、脱灰廃液から氷晶石
を生成させて分離する方法について検討した。
脱灰廃液より氷晶石を生成させて分離する方法は未だ提
案されていないが、弗化水素酸、珪弗化水素酸または弗
化アンモニウム等を個々に含有する水溶液より氷晶石を
それぞれ生成する方法は既に数多く研究されている。以
下にこれり キ彷法のいくつかを説明する。
(1)  弗化水素酸の水溶液より氷晶石を生成させる
方法 (1)弗化水素酸の水溶液に水酸化アルミニウムを溶解
して、ヘキサフルオロアルミン酸溶液とし、これにソー
ダ灰なとのナトリウム塩類を添加して反応させる。
5HF +、l’(OH)3  → H3AIF6+3
H202H3AIF6−1−3Na2CO3 →2Na3AJF6 +3H20−1−3CO2(11
)  弗化水素酸すl−IJウムを加えて反応させる。
5HF 十Na3AlO3−Na3Al!F6 +3H
20(2)珪弗化水素酸の水溶液より氷晶石を生成させ
る方法 (1)珪弗化水素酸の水溶液にアルミン酸ナトリウムを
加えて反応させる。
H2SiF6 +Na3AlO3→Na3Al!F6 
+ SiO2+H20(11)珪弗化水素酸の水溶液に
アンモニアを添ハ[11て1111什アンモニウムを汁
hv式せた傍−これをアルミン酸ナトリウムと反応させ
る。
H2SiF6 +6hJH3+ 2H20→6冊4F 
+5i025NH4F −1−Na3AlO3−b N
a5AjF6−1−5NH3+3H20(lli)  
珪弗化水素酸の水溶液にナトリウム塩類を加えて珪弗化
ナトリウムを生成させ、これを溶液より分離した後、ア
ンモニアで分解して、弗化ナトリウムと弗化アンモニウ
ムを生成させ、これらをアルミン酸ナトリウムと反応さ
せる。
H2SiF6 −1− 2NaOH →Na2SiF6 +2H2O Na2SiF6 +4NHd +2H20= 2NaF
 +、1NH4F+5i022NaF −1−4NH4
−1−Na5AIV03 +3H20→Na 3AJF
6 +4NH40H+2NaOHム塩類を加えて珪弗化
す) IJウムと鉱酸を生成させ、珪弗化ナトリウムを
溶液から分離する(第1工程)。第1工程で得られる珪
弗化ナトリウムをスラリー化し、これにアルカリ性ナト
リウム塩力1を加えて弗化ナトリウムの結晶を析出させ
ると共に、シリカを副生させ、弗化す) IJウムの結
晶を分離する(第2工程)。次に、(イ)第2工程で分
離された弗化ナトリウム結晶の一部を第1工程で得られ
た鉱酸の溶液に溶解させ、副生ずる珪弗化ナトリウムを
分離して精製弗化ナトリウム酸性溶液を得ると共に、(
ロ)第2工程で分離された弗化ナトリウム結晶の残部を
苛性ソーダ溶液で分解して弗化ナトリウムを析出させ、
珪酸ソーダを分離して精製弗化ナトリウムの結晶を得る
(第3tlV)  珪弗化7に果敢の丞捜lこ私設の−
j’ F IJワz 工程)。このようにして得られた精製弗化ナトリウムの
酸性溶液および結晶と、別途に珪弗化水素酸に水酸化ア
ルミニウムまたは酸化アルミニウムを加え副生ずるシリ
カを分離して得た弗化アルミニウム溶液とを反応させる
方法(特開昭52−36596号および同36597号
参照)。
H2S iF6 +Na 2804−+ Na 2S 
iF6 +H2SO4Na2SiF6 +2Na2CO
3 → 5NaF  + 5i02  +2CO2NaF 
−)−5i02−)−2NaOH→NaF +Na2S
iO3+H2O H2SiF6 + 2A/(OH)3 →2AIF3+5i02 +4H20 3NaF 十A/F3−+ Na5AIF6(3)  
弗化アンモニウムの水溶液から氷晶石を生成させる方法 (1)  弗化アンモニウムの水溶液にアルミン酸ナト
リウム水溶液を加えて反応させる。
6N114F + Na 3A103 −) Na 3AlF6 +5NH3+ 3H20(1
1)  弗化アンモニウムの水溶液に硫酸アルミニウム
等のアルミニウム塩類と芒硝あるいは食塩等のナトリウ
ム塩類を添IJII して反応させる。
12NH4F 十A12(SO4)3 +3Na2SO
4→2Na3A/F6 +G(Nl−(4)2SO41
2NT(4F +A/2(SO4)3 + 5NaCl
→2Na3AIF6 +5NH4Cl ±3(NH4)2SO4 (ltQ  弗化アンモニウムの水溶液に活性のアルミ
ナを加えて、アンモニウム氷晶石(ヘキサフルオロアル
ミン酸アンモニウム)を生成させ、これにナトリウム塩
類を加えて反応させる(特開昭47−38896号参照
)。
12NH4F + AA’203 →2(NH4) 3A/!F6 +6NH3−1−3に
20→Na5AI!F6 +3NH4C1!2(NH4
)3AJF6−1−3Na2SO4→2Na3A/F6
−1−3(NH4)2SO4(NH4)3AIF6 +
3NaF −> Na5A/F6 +3NH4F 上記のような方法を組み合わせることにより、脱灰廃液
から氷晶石を生成させることは可能である。すなわち、
たとえば弗化水素酸、弗化アンモニウム、珪弗化水素酸
および酸性弗化アルミニウムを含有する脱灰廃液から氷
晶石を生成させる方法として、次のような方法か考えら
れる。
方法(■):脱灰廃液にアンモニアまたはアンモニア水
を加え、析出したアンモニア氷晶石を溶液から分離して
、弗化アンモニウムおよび珪弗化アンモニウムを含有す
る水溶液をi尋る。この溶液にアンモニアまたはアンモ
ニア水を加え、析出するシリカを分離すれば、弗化アン
モニウムを含有する水溶液か得られる。
HF 十NH4OH−NHJF +)(20H2S i
F6 +2NH40H→(NH4)2SiF6 + 2
H20H3AlFs + 3NH40H→(N)(4)
 3AIF6−)−3H20(NH4)2SiF6−1
−4NH40H→5NH4F −)−S i02−1−
2H20弗化アンモニウムを含有する水溶液から氷晶石
を生成させること、および分離したアンモニア氷晶石か
ら氷晶石を生成させることは、前記+31の方法によっ
て可能である。
方法(■):脱灰廃液に水酸化アルミニウムあるいは酸
化アルミニウムを加え、析出するシリカを分離すれば、
弗化アルミニウム溶液が1昇られる。
aHF 十、!/(OH)3→klF3+ 3H203
NH4F + A/(OH)3 →A/F3+ 3NH3+ 3H20 H2SiF6 + 2Al(OH)3 →2AA’F3 + S i02 +4H20H3Al
F6 +1(OH)3−’1AIF3−)−3H20こ
の弗化アルミニウム溶液に弗化す) IJウムを加えて
、上記+2) (iv)後段の方法に示すように反応さ
せ、氷晶石を生成させる。
方法(ト):脱灰廃液にす) IJウム塩類を添加し、
析出する珪弗化す) IJウムおよび氷晶石を分離すれ
ば、弗化ナトリウムまたは弗化ナトリウムと弗化アンモ
ニウムを含有する水溶液が得られる。
HF +NaOH−+NaF +H2ONH4F −f
−N+lOH−NaF 十NH3+H2OH2SiF6
 +2NaOI(−+Na2SiF6 + 2H20H
3ArF 6 + 3NaOTf→Na5AA’F6−
)−3H20ここて、弗化す) IJウムを含有する水
溶液の場合は、これに上記方法(11)で得られた弗化
アルミニウム溶液を加えて、氷晶石を生成させる。
弗化ナトリウムと弗化アンモニウムを含有する水溶液の
場合は、上記(2) 0ii)の方法に示すように、こ
の水溶液にアルミン酸ナトリウムを加えて、氷晶石を生
成させる。一方、分離された珪弗化ナトリウムと氷晶石
は、これらに苛性ソーダを加えて、シリカを珪酸ナトリ
ウムとして溶解させ、弗化す) IJウムと氷晶石を得
る。
Na2SiF6 +4NaOH →5NaF +5i02 + 2H2ONaF +5i
02 +2NaOH −+ NaF +Na2SiO3−)−H2Oこのよう
にして得られた弗化ナトリウムと氷晶石の混合物を水ま
たは希酸に入れ、析出する氷晶石を分離して、弗化す)
 IJウムを含有する水溶液を1昇る。この弗化ナトリ
ウムを含有する水溶液から上記の場合と同様にして氷晶
石を生成させる。
なお、脱灰廃液から氷晶石を生成させる上述の方法は単
なる例にすきず、脱灰廃液中の成分、濃度等に応じて、
その他の方法により氷晶石を生成させても勿論よい。
つきに、脱灰廃液から生成されかつ分離された氷晶石か
ら弗化水素を回収する方法について説明する。
氷晶石中の弗素を定量分析するために、氷晶石を硫酸で
分解する方法は以前より知られており、また氷晶石が濃
硫酸により分解されることも氷晶石の一般的性質として
すてに知られている。ところが、氷晶石から弗化水素を
生成させることは現在のところ未だ行なわれておらす、
従って氷晶石を濃硫酸により効果的に分解して、弗化水
素を生成させるための操作条件(反応条件)は明らかで
はなかった。
以下に、氷晶石と弗化アルミニウムを濃硫酸によりそれ
ぞれ分解した実験例を参考例として示す。
氷晶石の分解を行なうために、市販の試薬1級の氷晶石
を試料とした。この試料中には、Na36.8重量%、
A/10.9重量%、F51.8重H%および不純物0
.5重量%が含有されており、また試薬中には氷晶石(
Na 3AJF6)として84、 Q重ffl %およ
び弗化ナトリウム(NaF)として139重量%が含有
されていた。この試料57を白金るつほにとり、これに
以下に述へる濃硫酸を添加し、所定温度に加熱した砂石
中で所定時間分解処理した。得られた分解生成物中の弗
素含有量より試料の分解率を求めた。得られた結果を下
表に示した。
以下余白 なお、分解率は次式により算出した。
また試料中の氷晶石(N a 3 A I F 6 )
と弗化ナトリウム(N a F )とか濃硫酸によりそ
れぞれ次式に従って分解するものと考え、 2Na3AIF6 +5H2SO4 −b 3Na2SO4+Al2(SO4)3 +12H
F2NaF +H2SO4→Na2SO4−)−2II
F試料5グを分解するのに必要な濃硫酸(純度97%、
比重1.s49/cn)の理論■を3.76cdとした
上記表において、第1段(実験)151〜6)の実験で
は処理温度を変化させ、第2段(実験Ja7〜8)の実
験では濃硫酸の添加量を変化させ、さらに第3段(実験
&9〜10)の実験では処理時間を変化させた結果をそ
れぞれ示している。
まず第1段においては、処理温度(分解)温度)か高く
なるほと試料の分解率か高くなることか分かる。処理温
度(分解γ温度)と分解率の関係をfXI、x図にグラ
フで示した。同図から分かるように、試料に理論量の約
1.4倍の濃硫酸を添加し、30分間分解処理した場合
には、処理温度が500℃で約90%の分解率か得られ
ることか分かる。
つきに第2段においては、濃硫酸の添加量か多くなるほ
と試料の分解率か高くなることか分かる。この結果を第
2図にグラフで示した。なお第2図には同条件の実験I
C5の結果も合わせて示した。第2図を見ると明らかな
ように、濃硫酸の添加量か理論量に等しい場合、すなわ
ち濃硫酸の添加率か1.0の場合では、充分な分解率か
得られず、90チ以上の分解率を得るためには、濃硫酸
を理論量の約1.4倍以上添加する必要があることか分
かる。
そして第3段においては、処理時間(分解時間)か長く
なるは脂分解率か高くなることか分かる。この結果を第
3図にグラフで示した。なお第3図には同条件の実験J
Fi 5の結果も合わせて示した。第3図を見ると明ら
かなように、30分間の処理でも分wI率約90%に達
し、約1時間の処理で約95%で一定の分解率に達した
参考例2 弗化アルミニウムの分解を行なうために、市販の試薬特
級の弗化アルミニウムを試料とした。
この試料5gをるっほにとり、濃硫酸(純度97%、比
重1.849/ci) 7.0dを添加し、500°C
に加熱した砂石中で1時間処理した。その結果、4.9
gl−の物質が白金るっは内に残り、X線回折によりこ
の物質は弗化アルミニウム(AJF3)と判明した。こ
のことより、弗化アルミニウムは濃硫酸によって分解で
きないことが明らかである。
これに対し、氷晶石を濃硫酸により分解して弗化水素を
回収することは、上記参考例1に示したように適当な処
理条件を選ぶことにより、製 非常に効率よく岩塊できる。
実  施  例 つきに、脱灰廃液より氷晶石を生成させ、この氷晶石よ
り弗化水素を回収するこの発明の詳細な説明する。
実施例 100メツシユ(粒径149μIn )以下に粉砕した
オーストラリア産ニーラン炭(灰分13゜0%含有)1
.0にりを、弗化水素酸を20.0重量%含有する水溶
液2.0 K9に80°Cで3時間浸漬して、脱灰炭(
灰分0411%含有)8609を得、この処理工程より
排出された脱灰廃液を原料とした。
この脱灰廃液中には、珪弗化水素酸(H2SiFs)1
1.0重量%、弗化アルミニウム(AlF2)2.2重
量%および弗化水素酸(HF)9.1重量%かそれぞれ
含有されていた。
つきに、この脱灰廃液500Fに25%アンモニア水2
061を加えて、50〜60℃で反応させ、析出するア
ンモニウム氷晶石((N)(4)3AIF6)を濾過分
離した。このとき得られた沈殿の乾燥重量は27.69
−であった。
ついて、沈殿を分離した濾液に25チアンモニア水を加
え、液温を50〜60℃に保って反応させ、反応終点で
のpHを約85として析出するシリカを分離した結果、
7457の弗化アンモニウム溶液が得られた。そしてこ
の弗化アンモニウム溶液を約70°Cに予熱し、予め5
00℃で焼成したアルミナ357を加えて、約90℃で
30分間反応させ、弗化アンモニウムとアルミナよりア
ンモニウム氷晶石を生成させた。
この溶液を約90℃に保持し、これに上記最初の工程で
分離したアンモニウム氷晶石を加え、さらにこの溶液に
塩化ナトリウム1457を加えて反応させ、氷晶石を生
成させた。そして氷晶石を主成分とする沈殿を濾過分離
し、水洗し、乾燥したところ、乾燥重量で160gの氷
晶石を主成分とする固形物か得られた。この固形物中に
はNa31.3重fl(%、Al12.6重ffi%、
F 52.1重量%およびSiO,5重ffi%か含有
さは れ、F M ffiで氷晶石(Na2AlF6M96.
0重量%含有されていた。なお、脱灰廃液500y中の
弗素含有■は9422て、この脱灰廃液からの弗素含有
量は834gであったことより、脱灰廃液中の弗素の8
85%が回収できたことになる。
つきに、脱灰廃液より生成させた上記氷晶石から弗化水
素を回収するために、上記氷晶石25yを白金るつほに
とり、濃硫酸(純度97チ、比重1.s4P/ca?)
を24.7cd(理論量の164ガス(弗化水素ガス)
を白金るつほの上方近くに広い開口部を下向きにして配
置したテフロン製ロートおよびロートの管部先端に接続
したテフロン管を通して吸引し、これを水500gを入
れたポリエチレン製容器内に導いた。氷晶石の分解後に
容器内の溶液を分析した結果、液中259中に含まれて
いた弗素の912%を弗化水素酸として回収することか
できた。
従って、全体として計算すると、脱灰廃液5009(弗
素含有量94.2 P )から7637の弗素を弗化水
素酸として回収することかできたことになり、全体とし
ての弗素回収率は81.0係であった。
なお、氷晶石を濃硫酸によって分解した場合に生成する
のは弗化水素ガスであり、上記実施例においては、この
弗化水素ガスを水に吸収させて弗化水素酸とし、これを
循環再使用するようにしたか、脱灰処理用弗化物として
弗化アンモニウム(NH4F )あるいは酸性弗化アン
モニウム(NH4HF2)を使用する場合には、回収し
た弗化水素ガスをアンモニアと反応させて、弗化アンモ
ニウムあるいは酸性弗化アンモニウムを生成させ、これ
を循環再使用するようにすればよい。このように弗化水
素ガスは、必要に応じて所望の脱灰処理用薬剤として再
使用することが可能である。
発明の効果 この発明の方法は、上述のように、弗化水素および酸性
弗化アンモニウム等の少なくとも1種の弗素化合物を含
有する脱灰用水溶液に、灰分を含む石炭を浸漬して、灰
分が除去された脱灰炭を製造するとともに、弗素含有脱
灰廃液を分離し、ついて弗素含有脱灰廃液に反応剤を加
えて、氷晶石を生成させ、この氷晶石を反応液より分離
したのち、氷晶石を濃硫酸と400℃プロセスから排出
される脱灰廃液より弗化水素を回収することかできて、
これを循環再使用することにより、脱灰処理の薬剤費を
大幅に節減することができ、ひいては実用的でかつ非常
に経済性の高い脱灰炭製凸プロセスを実施することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は氷晶石の分解実験の参考
例における分解率の測定結果をそれぞれ示す曲線図であ
る。 以  上 外4名 奪 要 t − +  *+i 。 季 it  − 手続補正書 昭和59年 9月12日 特1で「庁長官 志 賀   学  殿       
  J産1、事件の表示  昭和59年持重、′1願第
156419  号2 発明の名称脱灰炭製造プロセス
における弗化水素の回収方法3、補正をするn 事件との関係    持、1′「出願人任  所大阪市
西区江戸堀1丁目6番14号氏名°名称 (511) 
 日立造船株式会社4、代 理 人 外4 名 5 補正命令のIl付   昭和  年  月  口6
、補正により増加する発明の数 7・18 iE (D 対ZJ明細書の発明の詳細な説
明の欄8補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弗化水素および酸性弗化アンモニウム等の少なくとも1
    種の弗素化合物を含有する脱灰用水溶液に、灰分を含む
    石炭を浸漬して、灰分が除去された脱灰炭を製造すると
    ともに、弗素含有脱灰廃液を分離し、ついで弗素含有脱
    灰廃液に反応剤を加えて、氷晶石を生成させ、この氷晶
    石を反応液より分離したのち、氷晶石を濃硫酸と400
    ℃以上の温度で反応させて、弗化水素を生成させ、これ
    を回収することを特徴とする、脱灰炭製造プロセスにお
    ける弗化水素の回収方法。
JP15641984A 1984-07-25 1984-07-25 脱灰炭製造プロセスにおける弗化水素の回収方法 Pending JPS6136103A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233338A (ja) * 1988-07-19 1990-02-02 Toray Ind Inc スパンライク加工糸
JP2007196179A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Morita Kagaku Kogyo Kk フッ素含有廃液からのフッ素化合物の回収処理方法
WO2013123722A1 (zh) * 2012-02-24 2013-08-29 深圳市新星轻合金材料股份有限公司 一种以氟硼酸钾为中间原料生产单质硼并同步产出钾冰晶石的循环制备方法
WO2013131317A1 (zh) * 2012-03-07 2013-09-12 深圳市新星轻合金材料股份有限公司 以钾基钛硼氟盐混合物为中间原料生产硼化钛并同步产出钾冰晶石的循环制备方法

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