JPS6136676B2 - - Google Patents
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- JPS6136676B2 JPS6136676B2 JP55137863A JP13786380A JPS6136676B2 JP S6136676 B2 JPS6136676 B2 JP S6136676B2 JP 55137863 A JP55137863 A JP 55137863A JP 13786380 A JP13786380 A JP 13786380A JP S6136676 B2 JPS6136676 B2 JP S6136676B2
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- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F17/00—Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
- G06F17/10—Complex mathematical operations
- G06F17/15—Correlation function computation including computation of convolution operations
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Description
本発明は2つの信号の相関方法であつて、2つ
の信号の相互に時間的にずれたサンプリング値を
相互に乗算し、かつ相関関数の基準値を決定する
ため同じ時間ずれに相応する乗算結果の平均値を
形成するようにした方法およびこの方法を実施し
た装置に関する。 2つの異なる信号の相関(相互相関)および或
1つの信号と時間的にずれた同じ信号との相関
(自己相関)が、各信号の所定の特性についての
解明、又は各信号の今後の特性についての予見を
得るために多くの分野において応用されている。
相関工学の公知の応用分野にはプロセスおよび自
動化工学の多くの分野で必要な、運動物体及び流
体における無接触速度測定がある。例としては多
相物体流における通過流測定又は管路における固
体輸送がある。この場合媒体流または運動表面か
ら、流動方向で相互に所定間隔をおいて配置され
た2つの光学的、音響的又は容量的センサにより
ノイズ信号を取出すことができ、これらのノイズ
信号から、相関解析を用いて2つのセンサ間での
運動表面(領域)又は媒体流の走行時間を推定で
きるという事実が利用される。すなわち相関関数
のその最大値に相応する、相関信号間の時間ずれ
が、第1センサから第2センサまでの走行時間に
等しい。 相関器における信号処理の簡単化のため、相関
を連続的アナログ信号において行なわないで、所
定の時間間隔をおいて取出される個別の(離散
的)サンプリング値、有利にはデイジタル形式に
され得るものにおいて行なうことが公知である。
別の公知の簡単化手段によれば信号値としてたん
にセンサ信号の極性が所謂極性相関器において評
価されるようにする。この場合サンプリング値は
2つの信号値のうちの一方又は他方のみを2進信
号である。 従来公知のデイジタル相関器は固定配線された
コンピユータをベースとした高価な研究所向測定
機器であり、この測定機器は結果としてオシログ
ラムスクリーン上又はXYレコーダ上に相関関数
の特性経過全体を表わし、これにより、測定技術
者は、無接触速度測定の際のみ意味のある最大値
の状態を捕捉しなければならない。重大な欠点と
なるのは長い計算処理時間である。通常の相関器
は相関関数を直列的に計算処理し、その結果例え
ば各相関基準値当りN個の平均と256の基準値の
計算のため256・Nの時間単位の計算が継続す
る。その後はじめて最大値を決定することができ
る。計算時間の決定のためには比較的高価な研究
所向相関器が公知であり、この相関器は256のパ
ラレル動作の乗算段と積分段とを有し、各サンプ
リング時間において相関関数全体に対する1つの
推測値を計算する。この場合最大値を非常に早期
に定めることができるが、そのためにはコストが
著しく大である。両方式は共に実用上の測定機器
には不適である、即ち第1のものは長い測定時間
のため、第2のものは技術的コストのため不適で
ある。 さらに公知の所謂走行時間(遅延)相関器は主
にアナログの技術における制御可能な遅延区間
と、制御ループと、VCOとを用いて、グラジエ
ント方式にしたがつて、デイフアレンシヤル形の
相関関数を連続的に定める。これらの相関器はす
べてのアナログ技術の欠点、即ち大規模回路での
良好でない積分特性、温度、走行時間(遅延)上
の問題がある。さらに、制御ループを用いての最
大値決定の方式も実際に生じる次のような相関関
数の多数の場合において問題がある(クリテイカ
ルである)、即ち主最大値のほかに周期的信号成
分(例えば配管区間におけるロータリポンプ)を
有する相関関数の場合において問題がある。 制御ループが、副最大値にて固定されたそれに
より全く誤つた測定を来たす可能性が大である。
もう1つの問題は停止の検出の問題である。この
場合相関関数は顕著な最大値を有さず、制御器の
正しくない不整の探索ないし捜査動作を抑圧しな
ければならない。また突如再始動しても制御ルー
プのシステム特有の慣性(低い応動感度)のため
最大値がずれを来たし捕捉(プルイン)領域外に
はずれることとなる。 研究向相関器においても走行時間(遅延)相関
器においても上記の問題があるため、相関測定方
式は基本的に利点があるにも拘らず、実際の使用
に供されていない。 本発明の課題とするところは、わずかなコスト
で2つの信号の迅速且確実な相関を可能にする方
法および装置を提供することにある。 この課題の解決のため本発明によれば冒頭に述
べた形式の方法において、前記両信号のうち一方
の信号を他方の信号のサンプリング周波数の倍数
である周波でサンプリングし、比較的に低速でサ
ンプリングされる信号のそのつど最後の複数個の
サンプリング値をメモリし、比較的高速でサンプ
リングされる信号のそれぞれのサンプリング値を
前記の比較的低速にサンプリングされた信号のす
べてのメモリ値に同時に乗算し、乗算されたサン
プリング値間の同じ時間ずれにそれぞれ相応する
各乗算結果を別個に加算するようにしたのであ
る。 確かに、相関すべき両信号のうち一方の信号を
他方の信号のサンプリング周波数の倍数の周波数
でサンプリングすること自体は公知ではあるが、
公知の方法の場合、基準値の計算が直列的に行な
われ、本発明のように同時に即ち並列式に乗算を
行うことは従来行われていなかつた。 公知の技術の場合、基準値の順番で相関関数を
検出するので相関関数が評価できるようになるま
でには、全行程を経なければならず、本発明の場
合に比べて著しく長い計算時間を要する。 本発明の方法の利点とするところは相関関数の
計算が、比較的高速でサンプリングされる信号の
それぞれのサンプリング時間において複数個の基
準値について同時に行なわれ、その結果比較的短
区間のサンプリング周期の複数で相関関数のそれ
ぞれの基準値に対して計算が行なわれるというこ
とである。平均化プロセス中形成される最大値の
捕捉検出を直列相関器に比して著しく早期に行な
うことができる。 つまり高速のサンプリングクロツク毎に、既に
すべての相関関数の大まかな近似が行なわれ、こ
の近似は別の引続いての計算過程ごとに、次第に
正確になる。即ち次第に多くの基準値が検出され
る。 本発明の方法の実施に必要な回路コストはわず
かである。本発明の方法を実施する装置の実施例
によれば2つの信号を周波数比1:kでサンプリ
ングするための装置と、比較的に低速にサンプリ
ングされる信号のn個の前後のサンプリング値の
メモリのためのn個の段階を有するレジスタと、
n個の乗算回路とを設け、この乗算回路は一方の
入力側にそのつどレジスタ段の内容を受信し、他
方の入力側にてパラレルに、比較的高速にサンプ
リングされる信号のサンプリング値を受信するよ
うにし、さらにm=k・nのメモリロケーシヨン
を有するメモリと、乗算回路から送出される乗算
結果を、当該の時間ずれに対応するメモリロケー
シヨン中に先行の内容に加算して入力するための
分配回路とを設けるのである。 このような装置は簡単な形式で市販の集積デイ
ジタル又はアナログ回路で構成することができ
る。特に簡単な実施例によれば分配回路とメモリ
をマイクロコンピユータで構成するのである。 本発明の方法の実施例によれば複数の順次連続
するサイクルのうちのそれぞれの各第1フエーズ
においては比較的に高速のサンプリングのそれぞ
れのサンプリング周期において同時に得られるn
個の乗算結果を高速サンプリングのタイミングで
パラレルにバツフアメモリ中に記憶させ、さら
に、各サイクルの第2フエーズにおいてはバツフ
アメモリ中にメモリされている乗算結果を和メモ
リの動作速度に適合したタイミングでバツフアメ
モリから読出し加算メモリのメモリロケーシヨン
に分配せしめるのである。 本発明の方法の別の実施例においては高速サン
プリングの周波数が加算メモリの動作速度に無関
係であり、かつ、乗算結果がバツフアメモリ中に
入力される速度でのみ定まる。バツフアメモリが
加算メモリより高速に動作するものでないと仮定
するとしても、サンプリング周期のn逓倍となる
こととなる、それというのはそのつどn個の乗算
結果がパラレルにバツフア中に入力されるからで
ある。さらに最高のサンプリング周波数の一層の
増大が得られる、それは、乗算結果の群がバツフ
アメモリ中に分類されずに順次連続するメモリロ
ケーシヨン中に入力され得、かつ先行する内容に
加算される必要がないからである。 相関関数の計算が、加算メモリ中への乗算結果
の直接入力の場合におけるとほぼ同時に、但し、
遥かに高いサンプリング周波数で得られるサンプ
リング値に基づき行なわれる。殊に乗算結果が1
ビツト値であるような極性相関器としての構成の
場合、直ちに、市販のマイクロコンピユータ素子
でほぼ50kHzのサンプリング周波数が得られる。 次に図示の実施例を用いて本発明を説明する。 第1図に相関システムの適用例として導管1中
の媒体の流速Vの測定用装置を示す。導管1には
正確に既知の間隔Dをおいて2つのセンサ2と3
が取付けられており、これらのセンサは媒体流か
らノイズ信号を取出し相応した電気信号x(t)
ないしy(t)を送出する。センサは任意の種類
のもの、例えば光学的、音響的又は容量的センサ
であつてもよい。 両信号x(t)とy(t)との間の相互相関関
数Rxy(τ)の形成によつて導管1における流速
を求めることができることが知られている。この
ことは次のことに立脚する、即ち、両センサ2,
3のところを同じ媒体流成分(渦)が通過の際生
ぜしめられる各信号が、所定の類似性を有し相互
相関関数において最大値を生じさせるということ
に立脚する。相互相関関数は次の数式で表わされ
る。 つまり、信号x(t)の瞬時値が、信号y
(t)の、ずれ時間τだけずれた瞬時値と乗算さ
れ、積の平均値が観測時間Tの領域にわたつて形
成されるのである。ずれ時間τのそれぞれの値に
対して相関関数の基準値が得られる。ここで挙げ
た適用例においては相関関数は所定のずれ時間τ
Mの場合最大値をとる。その場合そのずれ時間τM
はτM=D/Vが成立つ場合、センサ3からセンサ2 への媒体の走行時間に等しい。 相関関数が、相関器4を介して求められる。相
関器4に接続された評価装置5は相関関数の最大
値を調べ、相応のずれ時間τM又はそれより算出
された流速Vを出力する。 図示の実施例では相関器4は相関関数をアナロ
グ信号x(t)およびy(t)から直接求めない
で、簡単化のため、それ自体公知の方式にしたが
つてその極性から求める。すなわち所謂極性相関
器である。この目的のためセンサ2に信号変換器
6が後置接続されており、この信号変換器6は、
信号x(t)が負の場合2進値0に相応する信号
値(例えば電圧零)をとり、また、信号x(t)
が正の場合2進値1に相応する信号値(例えば正
の電圧値)をとる。簡単化のためにこれらの信号
は以下信号値“0”または“信号値1”と称す
る。同様にして、センサ3には信号変換器7が後
置接続されており、この変換器は信号y(t)の
極性に相応して信号値0かそれとも信号値1をと
る2進信号Sy(t)を送出する。それぞれの信
号変換器はそれ自体公知のように、限界値発生器
であつてよく、この限界値発生器は例えば非帰還
オペアンプによつて形成され、その限界値は零に
セツトされる。また、零とは異なる限界値を選ぶ
ことも可能である。この場合、各信号変換器6,
7の出力側に同じく、極性信号でない2進信号が
得られる。 さらに図示の装置構成では相関すべき信号のデ
イスクリート(離散的)信号の限られた数の相関
を行なうというそれ自体公知の手段を利用する。
このことを明示するため第1図に2つのサンプリ
ング回路8,9が示してあり、これらのサンプリ
ング回路は信号変換器6,7の出力側と相関器4
との間に挿入接続され、クロツク発生器10から
送出されるクロツクパルスによつて制御される。
サンプリング回路8,9は次のように構成されて
いる。即ち1つのクロツクパルスの受信の際ごと
に信号入力側に加わる信号値をメモリし、次のク
ロツクパルスまで出力側にて、サンプリング値X
ないしYとして用い得るように構成されている。
詳細を後述する相関装置構成の特色とするところ
は両信号Sx(t)とSy(t)のサンプリングが
異なるタイミングで行なわれることである。クロ
ツク発生器10より繰返周波数fcで送出される
クロツクパルスがサンプリング回路8に直接供給
されるのに対して、サンプリング回路9にはそれ
らのクロツクパルスは1:Kの分周比の分周器1
1を介して供給され、その結果サンプリング回路
9はfc=fc/Kの繰返周波数のクロツクパルス
I′cで制御される。したがつて極性信号Sy(t)
およびSx(t)のサンプリングが、周波数比
1:Kで行なわれ、極性信号Sy(t)の1つの
サンプリング値Yに対して極性信号Sx(t)の
サンプリング値XをそのつどK個得られる。 第2図は第1図の相関器4の実施例を示す。こ
の実施例ではサンプリング回路は相関器に関与し
ている。したがつて相関器は2つの入力側12,
13において、信号変換器6,7から供給される
2進極性信号Sx(t)ないしSy(t)を供給さ
れる。 相関器は一段のXレジスタ14を有し、このレ
ジスタの唯1つのレジスタ段がDフリツプフロツ
プによつて形成されている。このDフリツプフロ
ツプのD入力側は入力側12に接続されており、
そのクロツク入力側にはクロツク発生器10から
のクロツクパルスIcが加えられる。Dフリツプ
フロツプの公知の動作に応じて、Q出力側は各ク
ロツクパルスIcの立上り縁の際、その瞬時にお
いてD入力側に加わる信号値をとり、この信号値
を次のクロツクパルスIcまで維持する。したが
つて、Xレジスタ14は第1図のサンプリング回
路8の役割を果たし、出力側において、順次連続
するサンプリングにより得られるサンプリング値
を送出する。このような簡単なサンプリング回路
の構成が可能であるのは、サンプリングすべき極
性信号Sx(t)が、2進信号であるからであ
る。 さらに相関器は同じくDフリツプフロツプによ
つて形成されている8つのレジスタ段15a〜1
5hを有する多段のYレジスタを有する。Yレジ
スタ15は次のようにしてシフトレジスタとして
構成されている、即ちレジスタ段15a〜15g
が次のレジスタ段15b〜15hのD入力側と接
続され、一方、すべてのレジスタ段15a〜15
hのクロツク入力側が、並列的に分周器11の出
力側に並列的に接続されているのである。第1レ
ジスタ段15aのD入力側は入力側13と接続さ
れている。 レジスタ段15aのDフリツプフロツプのクロ
ツク入力側へクロツクパルスIcを印加の際Q出
力側は極性信号Sy(t)の信号値をとり、この
信号値は同じ瞬間にD入力側に加わる。この信号
値はサンプリング値として、次のクロツクパルス
I′cの現われるまでレジスタ15aの出力側に加
わつたままである。したがつて、レジスタ15a
は極性信号Sy(t)に対する第1図のサンプリ
ング回路9の役割を果たすことが明らかである。 レジスタ段15aにおける極性信号Sy(t)
のサンプリングを行なわせる同じクロツクパルス
I′cによつて、次のレジスタ段15b〜15h中
への各レジスタ段15a〜15gの内容の転送が
行なわれる。よつて、2つのクロツクパルスI′c
間の時間間隔において、レジスタ段15aの出力
側に、最後のサンプリングパルスI′cと共に得ら
れたサンプリング値Yaが得られる。レジスタ段
15bの出力側には先行のクロツクパルスI′cで
サンプリングされたサンプリング値Ybが得られ
る。同様にして、レジスタ段15c〜15hの出
力側にて、先行のレジスタ段において現われるサ
ンプリング値よりクロツクパルスI′cの周期だけ
それぞれ早いサンプリング値15c〜15hが得
られる。換言すればYレジスタ15中に同時に極
性信号Sy(t)のそのつど8つの最後のサンプ
リング値がメモリされており、このメモリ値は8
つのレジスタ段の出力側において出力させること
ができる。 例えば、分周器11は分周比1:32を有し、し
たがつて、K=32が成立つものと仮定してある。
従つて極性信号Sy(t)の新たなサンプリング
値Yに対してXレジスタ14の出力側にて極性信
号Sx(t)の32のサンプリング値Xが得られ
る。 Yレジスタ15の8つのレジスタ段15a〜1
5bには8つの乗算器16a〜16hが配属され
ており、これらの乗算器はそれぞれ第1入力側に
て所属のレジスタ段15a〜15hのDフリツプ
フロツプのQ出力側と接続され、一方、すべての
8つの乗算器16a〜16hの第2入力側は並列
にXレジスタ14のDフリツプフロツプのQ出力
側に接続されている。乗算すべき信号は簡単な2
進信号であるので、各乗算器16a〜16hはデ
イジタル結合回路によつて形成されている。図示
の実施例では各乗算回路は等値(対等)回路であ
る、すなわちその両入力信号が同じ信号値(0又
は1)を有するとき出力側に信号値1を送出し、
両入力信号が異なる信号値を有するとき出力信号
が信号値0をとるようなデイジタル結合回路であ
る。各乗算器の入力側に加わるサンプリング値X
とYの形成の点で見ると、2つのサンプリングさ
れた信号がサンプリング時点において双方共正又
は負であつた場合は乗算結果として信号値1が得
られ、一方サンプリング時点において双方のサン
プリングされた信号が逆の極性を有しているとき
は信号値0が得られるということになる。この種
のデイジタル結合によつて“確率論的”(ストカ
ステイツク)乗算が得られる。 乗算器16a〜16hの出力側は分配回路17
の入力側と接続されており、この分配回路は乗算
器から乗算結果として送出される2進信号を詳細
を後述するように加算メモリ18のメモリロケー
シヨン中に入力する。この目的のため分配回路1
7は例えばクロツク発生器10のクロツクパルス
Icで同期をとることができる。 メモリ18はm=K・nのメモリロケーシヨン
を有している。但し、Kは分周器11の既述の分
周係数、nはYレジスタ15中にメモリされた最
後のサンプリング値Yの数である。本実施例では
次のような関係が成立つ。 K=32;n=8;m=32.8=256メモリロケー
シヨン メモリ18の各メモリロケーシヨンは複数ビツ
トの容量を有しており、装置構成は次のようにな
されている、即ち順次同じメモリロケーシヨン中
に入力されるビツトが、そのつど先行の内容に加
算されるようになされている。詳細を後述するよ
うに各メモリロケーシヨンの内容が、相関関数の
基準値を成す。メモリ18と接続されたメモリ呼
出制御回路19は相関関数の形成ないし取出を可
能にする。メモリ呼出制御回路19の出力側が、
評価装置5(第1図)に接続されている。 数値K,n,mは前掲の例では2のべき乗であ
る。 n=23=8;m=2n=256;K=2n/n=32 これらの数値の選択が好適であるのは種々異な
る回路部品に対して市販の集積回路を使用できる
からである。分周器11は5段の2進カウンタで
あつてよい。分配回路17、メモリ18、メモリ
呼出制御回路19は有利に、相応にプログラミン
グされたnビツトの語長を有するマイクロコンピ
ユータによつて形成されている。 本明細書の詳細な説明の末尾に掲げた表は多
数の順次連続するサンプリングサイクル中Xレジ
スタ14とYレジスタ間に現われるサンプリング
値XないしYを示す。表の頭部にはクロツクパル
スIcの周期に相応するサンプリング時間が示し
てある。これらのサンプリング時間はt0,t1,t2
…で表わしてあり、その場合、そのサンプリング
時間に同時にパルスIcとI′cの現われる任意のサ
ンプリング時間t0を基礎とする。1サンプリング
サイクルはそれぞれ、緩慢なクロツクパルスI′c
の各1周期、すまり、高速クロツクパルスIcの
32周期に相応する。スペース上の理由から各サン
プリングサイクル中のそれぞれ、最初と最後のサ
ンプリング時間を示す。 サンプリング値XとYにはサンプリング値をサ
ンプリングしたサンプリング時間を表わす添字番
号が付されている。各サンプリング時間t0,t1,
t2…に対して、Xレジスタ14中にサンプリング
時間と添字番号と同じものが付けられたサンプリ
ング値が現われる。 サンプリング時間t0においても信号Sy(t)
のサンプリングが行なわれるので、このサンプリ
ング時間においてYレジスタ15の段15aの出
力側にサンプリング値Y0が現われる。このサン
プリング値はサンプリング時間的t31まで変らな
いままである。 先に段15aにあつたサンプリング値はサンプ
リング時間t0の始めに段15bに転送されてい
る。このサンプリング時間は32サンプリング時間
早めに得られたものであり、それに相応してY-32
で表わされる。サンプリング値Y-32はサンプリン
グサイクルの終りまで段15bの出力側におかれ
たままである。 同様にして全サンプリング時間中段15c〜1
5hの出力側にサンプリング値Y-64,Y-96,
Y-128,Y-160,Y-224が現われ、これらは先行段
にあるサンプリング値より32サンプリング時間早
く得られたものである。 次のサンプリングサイクルがサンプリング時間
t32から始まる。このサンプリング時間の始めに
再びクロツクパルスI′cがクロツクパルスI′cと同
時に現われ、その結果Xレジスタ14中における
サンプリング値X32と同時にYレジスタ15の段
15aにおいて新たなサンプリング値Y32が現わ
れる。それと同時にYレジスタ15の各段のそれ
までの内容が1段だけずらされ、その結果サンプ
リング値Y0は段15bに入り、サンプリング値
Y-32は段15c等に入る。 同じ過程がサンプリング時間t64,t96…におい
てそれぞれの新たなサンプリングサイクルの始め
に繰返され、それにより生じる、レジスタ14,
15に入るサンプリング値は表から直ちにわか
る。 各サンプリングサイクル中、Xレジスタ14中
に順次現われる32のサンプリング値Xが、乗算器
16a〜16hにおいて、Yレジスタ15にある
8つのサンプリング値Yそれぞれと乗算される。
表はそれぞれ相互に乗算されるサンプリング値
間のずれ時間τを表わす。その場合、クロツクパ
ルスIcは持続時間△τを有し、その結果△τの
倍数のずれ時間が生じる。 サンプリング時間t0においてはサンプリング値
X0はYレジスタ15中にあるYa〜Yhに対して次
のようなずれ時間を有する。 Yaに対してのずれ時間:△τ 0 Yb : 32 Yc : 64 Yd : 96 Ye : 128 Yf : 160 Yg : 192 Yh : 224 要するにサンプリング時間t0において、8つの
乗算器16a〜16hの出力側に同時にそれぞれ
32△τ相互に離れている8つの異なるずれ時間τ
に相応する8つの乗算結果が同時に得られる。 これらの乗算結果は分配回路17によりメモリ
18の、当該のずれ時間に所属するメモリロケー
シヨンの中に入れられる。No.0〜No.25の番号を
256のメモリロケーシヨンに付した場合、各メモ
リロケーシヨンが、メモリロケーシヨンの番号と
一致する係数のずれ時間に対応するようにするこ
とができる。この場合、乗算器16aの出力信号
がメモリロケーシヨンNo.0中に入れられ、乗算器
16bの出力信号がメモリロケーシヨンNo.32に入
れられ、その他の乗算器16c〜16hの出力信
号がメモリロケーシヨンNo.64,No.96,No.128,No.
160,No.192,No.224中に入れられる。既述のよう
にこれらの出力信号はそれぞれ等値回路に相応し
て信号値0か信号値1をとる。サンプリング時間
t0において新たな測定サイクルが始まりメモリ1
8が前以つて消去されているものとすると、サン
プリング時間t0の終りにおいて前述の8つのメモ
リロケーシヨンの幾つかにおいて2進値1が現わ
れ、一方その他のメモリロケーシヨンは空らであ
る。 次のサンプリング時間においてはサンプリング
値Ya〜Yhは変らないが、サンプリング値X1は△
τだけ遅いサンプリングに相応する。よつて、今
や確率論的に(ストカイツク)に乗算されたサン
プリング値間でずれ時間1△τ,33△τ,65△
τ,97△τ,129△τ,161△τ,193△τ,225△
τが存在する。乗算結果は分配回路17によりメ
モリロケーシヨンNo.1,No.33,No.65,No.97,No.
129,No.161,No.193bzw.No.225中に入れられる。 順次連続するひきつづいての各サンプリング時
間中同様の形式で、先行のサンプリング時間に相
応するずれ時間よりも△τだけ大きいずれ時間に
対する同時に8つの乗算結果が得られる。これら
の乗算結果はメモリ18のすべてのメモリロケー
シヨン中に順次入れられ、遂には当該のサンプリ
ング時間t31において31△τ,63△τ,95△τ,
127△τ,159△τ,191△τ,223△τ,255△τ
のずれ時間に対する8つの乗算結果が得られ、こ
れらはメモリ18の最後の8つのメモリロケーシ
ヨンNo.31,No.63,No.95,No.127,No.159,No.191,
No.223,No.255に入れられる。したがつて、このサ
ンプリングサイクルの終りにおいてメモリ18の
それぞれのメモリロケーシヨン中に、値0又は1
を有している乗算結果が入れられている。 次のサンプリング時間t32、即ち次のサンプリ
ングサイクルの最初のサンプリング時間である次
のサンプリング時間t32においては、先行のサン
プリングサイクルの最初のサンプリング時間t0に
おけると同じずれ時間が再び生じる。相応の8つ
の乗算結果は8つのメモリロケーシヨンNo.0,No.
32,No.64,No.96,No.128,No.160,No.192,No.224中
に入れられる。その場合それらのロケーシヨン中
には先行のサンプリングサイクルの乗算結果が既
に入つている。新たな乗算結果はメモリロケーシ
ヨンの内容に加算されるのであり、そのメモリロ
ケーシヨンの内容は消去されない。同じ過程が、
このサンプリングサイクルの後続するサンプリン
グ時間に対して繰返され、その際メモリロケーシ
ヨンの内容が、乗算結果に応じて変らないでいる
か、それとも1単位だけ高められる。 各メモリロケーシヨンは相互に乗算されるサン
プリング値間の所定の時間ずれに対応しており各
メモリロケーシヨン中にて常に同じ時間ずれに相
応するサンプリング値の積が加算されるので、各
メモリロケーシヨンの内容が相関関数の基準値に
相応する。 第3図はメモリ18における相関関数の基準値
の徐々の漸次の展開を示す。第3図の一番上には
ずれ時間τの関数としての相関関数Rxy(τ)を
示す。相関関数はτM=192△τの際最大値を有す
る。 このダイヤグラムの下に順次連続するサンプリ
ングサイクルにおける基準値の計算が示してあ
り、その場合簡単化のため各サンプリングサイク
ルにおいてたんに4つのサンプリング時間を示し
てある。時間軸は垂直下方へ向いている。 第1サンプリングサイクルの第1のサンプリン
グ時間では相関関数の8つの基準値の同時の計算
が行なわれこれらの基準値は横軸座標点0,3
2,64,128,160,192,224のと
ころにある。わかり易くするため、乗算結果1が
得られ相応のメモリセル中に入れてある基準値を
黒い点で示す。 次のサンプリング時間t1においては相関関数の
ひきつづいての8つの基準値が計算され、これら
の基準値は先行の基準値に対して右方へそれぞれ
△τだけずれており、1,33,65,97,1
29,161,193,225△τのところにあ
る。 例としてさらにサンプリングサイクルの中央に
おけるサンプリング時間t15および最後のサンプ
リング時間t31における基準値の計算を示す。 したがつて第1サンプリングサイクルの終りに
おいてそれぞれ相互に間隔△τをおいている相関
関数の256の基準値に対して2つのサンプリング
値に基く計算がなされている。 第2のサンプリングサイクルにおいては同じ基
準値に対して第2の計算がなされている。既に先
行するサンプリングサイクルにおいて乗算結果1
が入れられているメモリセル中に結果1が入れら
れると、既に存在する黒点のほかに第2の点が加
わる。 Nのサンプリングサイクルの後、それまで加算
されて来た結果に基づきもう相関関数の最大値が
わかる。 メモリ18に入つている相関関数の評価のため
各メモリロケーシヨンを所定間隔をおいてメモリ
呼出制御回路19を用いて評価装置5により最大
値を探索することができる。その場合デイスクリ
ートの(離散的)基準値から成る相関関数を場合
によりフイルタ20を介して平滑にすることがで
きる。回路部分17,18,19,5をマイクロ
コンピユータで形成した場合フイルタ20を相応
のプログラミングで実現することができる(ソフ
トウエアーフイルタ)。十分重みのある相関最大
値が認められた場合、相関時間τMまたは換算さ
れた速度が出力される。その場合新たな測定サイ
クルがスタートし、その際メモリ18が消去され
る(加算動作)か、それともメモリ中にある数値
が、一定値だけ分割されこれらの数値を基礎とす
る(フローテイング動作)。 前述の相関速度測定の適用例においては相関関
数の最大値の現われる時間ずれτMはセンサ3か
らセンサ2への媒体流の走行時間に相応する。こ
の走行時間は0〜m・△τにわたる測定領域にお
ける△τの倍数として得られ、図示の実施例では
測定領域は0〜255△τにわたる。したがつて△
τの値の選択により測定領域を任意に定め変化さ
せることができる。△τはクロツク発生器10の
周期に等しいので、測定領域の確定を非常に簡単
にクロツク発生器10の周波数の相応の調整によ
つて行なうことができる。従つてクロツク発生器
10は有利に、その周波数が可調整であるように
構成されている。周波数調整を操作者が手動で、
または自動的に、例えば評価装置5よりクロツク
発生器10の周波数制御入力側10aへ加えられ
る制御信号によつて行なうことができる。このよ
うな自動的周波数制御が有利である場合は評価装
置5が、回路部分17,18,19,20と共
に、マイクロコンピユータによつて形成されてい
る場合である。この場合クロツクパルスIcは有
利にマイクロコンピユータから供給され、その結
果クロツク発生器10も、マイクロコンピユータ
の構成成分である。マイクロコンピユータの適当
なプログラミングにより、測定領域を、調べられ
る速度領域に適合させて相関関数の最大値を好適
な領域中にもたらし相関器の分解能を最適利用す
ることが可能である。例えば相関最大値の位置の
最初の近似的捕捉の後、相関関数をクロツク発生
器10の周波数の増大によつて、最大値を含む領
域のみが調べられるように拡大することができ
る。 上述のような、相関関数の被換領域の選択の手
段を次のようにしてさらに拡大することができ
る、即ち比較的低速にサンプリングされる信号に
対して、レジスタ中に入れられる前に、有利に可
調整である付加的前遅延が与えられるようにする
のである。第4図に示す第1図の変化実施例では
上記の考察した場合に対する前遅延が得られ、相
関された信号が2進信号のサンプリング値であ
る。この目的のために信号変換器7に高速クロツ
クパルスIcでクロツク制御されるサンプリング
回路21が後置接続されており、サンプリング回
路9との間に同様に高速クロツクパルスIcによ
つてクロツク制御されるシフトレジスタ22が挿
入接続されている。サンプリング回路21の出力
側にはサンプリング値Y′がこれと同じ高速の繰
返周波数のサンプリング値XとYに同期に現われ
る。これに対してシフトレジスタ22の出力側に
現われるサンプリング値Y″はサンプリング値
Y′とX′に対して時間q・△τだけ遅延されてい
る。その場合qはシフトレジスタ22の段の数で
ある。その場合それらの遅延されたサンプリング
値から、サンプリング回路9はパルスI′cの低速
繰返周波数でサンプリング値Yを取出しこれはY
レジスタ15(第2図)中にメモリされサンプリ
ング値Xと乗算される。 第2図の実施例においてはYレジスタ15はサ
ンプリング回路9の役割を果たすので、第4図に
示す装置構成を適用する場合シフトレジスタ22
の出力側が、端子13と接続されている。その他
の点では第2図の回路は変つていない。 シフトレジスタ22によつて支えられる前遅延
は次のような作用を有する、即ちXレジスタ14
にて現われるサンプリング値XとYレジスタ15
にて現われるサンプリング値Ya〜Yh間に、第
1,2図の実施例について述べ表に掲げたずれ
時間よりそれぞれq・△τだけ大であるずれ時間
が存在するようにする働きをする。要するに測定
領域はもはや0△τ〜255△τでなく、q△τ〜
(225+q)△τにわたる。 これにより差当り、相関関数の初期領域におい
て相関最大値が存在しないようにする場合にはそ
の相関関数の初期領域を抑圧することが可能であ
る。 比較的低速にサンプリングされる信号に与えら
れた前遅延が可調整であるようにすると好適であ
り、このことは第4図の実施例では次のようにし
て達成できる、即ち、シフトレジスタ22を使用
し、このシフトレジスタにおいて作用する各段の
数qを制御入力側22aに加えられる制御信号に
よつて変化させるのである。その場合クロツク発
生器10の前述のような調整と共に、相関関数の
重要な部分を選択しこの部分を測定領域全体にわ
たつて拡大することが可能である。 このような前遅延の調整をやはり操作者が手動
で行なうこともできるし、あるいは自動的に第4
図に示すような評価装置5から制御入力側22a
に加えられる制御信号によつて行なうこともでき
る。相関器4と評価装置5がマイクロコンピユー
タで形成されている場合、このコンピユータは所
定最小値を越える相関最大値の最初の捕捉後前遅
延を次のように調整できる、即ち最大値が測定領
域の中央に移され、その際クロツク発生器10の
周波数を、最大値を含む区間が測定領域全体に亘
つて延びるように変化させることができる。 比較的低速にサンプリングされた信号の前遅延
を形成で行なうこともできることは云うまでもな
い。その遅延は直接、例えば遅延線路を用いてア
ナログ信号Y(t)に与えることもできる。 前述の比較的高速にサンプリングされた信号の
サンプリング値と、周波数低速にサンプリングさ
れる信号のサンプリング値とに基く基準値のパラ
レル計算の方式は極性信号の2進サンプリング値
が場合に限られない。同じ方式を、サンプリング
値が被サンプリング信号値の大きさと極性を表わ
す場合にも用いることもできる。第1図の装置構
成ではどうなることかと云えば、信号変換器6と
7が省かれ、その結果サンプリング回路8と9が
直接信号x(t)ないしy(t)をサンプリング
するということになる。さらに、サンプリング回
路8と9は次のように構成されている、即ち、極
性のほかに、被サンプリング信号の振幅をも有利
に2進コード形式で表わすように構成されてい
る。サンプリング回路がアナログ回路例えば瞬時
値メモリ(サンプル・ホールド回路)として構成
されている場合、各サンプリング回路にはアナロ
グサンプリング値を大きさと極性を表わす多桁の
2進数に変換するA―D変換器が後置接続されて
いる。その場合第2図におけるレジスタ14と1
5の各レジスタ段はサンプリング値を表わす多桁
2進値をメモリできるように構成されている。同
じく、多桁の2進級の乗算に適する乗算器16a
〜16hが用いられる。斯様な、前述の回路の多
桁設計は当業者には困難ではない。 第2図の相関器においては高速サンプリングの
最大周波数が、加算メモリ18の動作速度によつ
て制限されている。すなわち高速サンプリングの
周波数fcは次のように定めなければならない、
即ち各サンプリング周期において生じるn個の乗
算結果が先行の内容に加算されて加算メモリ18
の所属のメモリロケーシヨン中に読込まれるよう
に設計されなければならない。相関器が分配回路
17としてマイクロコンピユータを有する場合た
んに1000Hzの最大サンプリング周波数を達成でき
るに過ぎない。これにより比較的低周波数信号に
システムが制限され、その結果多くの適用例にお
いて相関最大値の分解能、ひいては測定精度が要
求に合致しないこととなる。 第5〜7図において示す相関器の変化実施例で
は相関関数の計算を第2図の実施例とほぼ同じ時
間に、しかも、遥かに一層高いサンプリング周波
数で得られるサンプリング値に基づいて行なわせ
得る。 第5図に示す相関器の構成部分は第2図におけ
ると同じ機能を有し同じ参照番号で表わす。これ
らの構成部分については再度の説明をしない。 第2図におけると異なつて、第5図においては
乗算器16a〜16hの出力側はアドレスカウン
タ31に配属されたバツフアメモリ30のデータ
入力側と接続されている。第6図に詳細を示すバ
ツフアメモリ30は書込回路32と、読取回路3
3と、図示の実施例ではK=32のメモリロケーシ
ヨン30‐0,30‐1,…30‐31を有して
おり、それらのロケーシヨンのアドレスを0,
1,…31で示す。各メモリロケーシヨンは同時
に乗算器16a〜16hから供給される乗算結果
の収容に十分な容量を有する。図示の極性相関器
の実施例では各乗算結果がビツトで表わされてい
るので、バツフアメモリ30の各メモリロケーシ
ヨンが8ビツトの容量を有する。アドレスカウン
タ31は“mod―ulo32”カウンタとして構成さ
れている。 アドレスカウンタ31はオア回路39の出力側
と接続されたクロツク入力側を有する。オア回路
39の一方の入力側はゲート回路34の出力側に
接続され、そのゲート回路の信号入力側にはクロ
ツク発生器10からの高速クロツク信号Icが供
給される。ゲート回路34の制御入力側は制御回
路35の出力側35aに接続されており、この出
力側35aは書込回路32のトリガ入力側と、読
取回路33の阻止入力側とに接続されている。 インデツクスカウンタ36はクロツクパルスI
cを供給されて、これらのクロツクパルスをカウ
ントする。インデツクスカウンタ36は
“modulo K”カウンタとして構成されており、
本実施例では“modulo 32”カウンタとして構成
され、このカウンタは32のクロツクパルスIcの
計数後ごとにそのつど状態零へリセツトされる。
このカウンタは分周器17と同期して動作し、そ
の結果分周期17が出力側にパルスI′cを送出す
る度ごとにカウンタ状態31からカウンタ状態零
に移行する。したがつて、インデツクスカウンタ
は通常のように5段2進カウンタである場合、分
周器11によつて構成することもできる。インデ
ツクスカウンタのカウンタ状態はパルスI′cのそ
れぞれの低速サンプリング周期内でパルスIcの
それぞれの高速サンプリング周期の番号を表わ
す。 インデツクスカウンタ36の段出力側はインデ
ツクスレジスタ37の入力側に接続され、インデ
ツクスレジスタ37のトリガ入力側は制御回路3
5の別の出力側35bに接続されている。制御回
路35が短いパルスをインデツクスレジスタ37
のトリガ入力側に加えると、インデツクスカウン
タ36の瞬時のカウンタ状態がインデツクスレジ
スタ37中に伝送される。 インデツクスレジスタ37の段入力側はアドレ
スコンピユータないしアドレス計算回路38の相
応の入力側に接続され、このアドレスコンピユー
タは第2の入力側群において、アドレスカウンタ
31の、アドレスを表わす出力信号を供給され
る。 バツフアメモリ30の読取回路33の出力側は
分配回路17の入力側と接続されており、この分
配回路はバツフアメモリ30から読出された信号
を、アドレスコンピユータ38から供給されたア
ドレスによつて定められる加算メモリ18のメモ
リロケーシヨン中に入力する。 メモリされたデータの、バツフアメモリ30中
への転送が、制御回路35の出力側35cから供
給されるクロツク信号によつて制御される。出力
側35cはアドレスコンピユータ38のクロツク
パルス入力側と、分配回路17のクロツク入力側
とに接続されている。 加算メモリ18はやはりm=K・nのメモリロ
ケーシヨン、実施例では256のロケーシヨンを有
する。メモリ18と接続されたメモリ呼出制御回
路19はメモリロケーシヨンの呼出制御、それに
より、相関関数の形成を可能にする。メモリ呼出
制御回路19の出力側は評価装置15に接続され
ている。 乗算結果のバツフアメモリ30中への入力、お
よびバツフアメモリ30の内容の、加算メモリ1
8中への転送が、制御回路35による制御下で行
なわれる。この動作は循環的に経過し、その場合
各サイクルは2つのフエーズから成る。フエーズ
においては同時に乗算器16a〜16hの出力
側に現われるそれぞれn=8の乗算結果の群が、
その発生のタイミングで、すなわち高速サンプリ
ング周波数fcのタイミングでバツフアメモリ3
0中に入力される。バツフアメモリ30が一杯に
満たされている場合フエーズが始まり、このフ
エーズにおいてバツフアメモリ30中にメモリ
された乗算結果が、分配回路17を介して加算メ
モリ18中に整えて入れられ、当該のメモリロケ
ーシヨンの先行の内容に加算される。この転送は
加算メモリ18と所属の回路の動作速度に相応し
て制御回路35により定められたクロツクで行な
われる。このクロツクは高速サンプリング周波数
fcにより定められるクロツクより著しく低速で
あつてよい。 各サイクルのフエーズの始めにおいて制御回
路35は出力側35bにて短いパルスを送出し、
この短いパルスによつてインデツクスレジスタ3
8中へのインデツクスレジスタ37の瞬時のカウ
ンタ状態の伝送が行なわれる。このようにして、
フエーズの始まりを表わす高速サンプリング周
期の番号が固定的に保持される。この手段はサイ
クルを、低速サンプリング周期内でいずれの任意
の時点でも始めることを可能にする。 出力側における短いパルスの送出と同時に制御
回路35は出力側35aにて、フエーズの全期
間中存続しつづける信号を送出する。この信号は
ゲート回路34を動作させ、バツフアメモリ30
の書込回路32をトリガし、読取回路33を阻止
する。 アドレスカウンタ31は先行サイクルの終りに
て零にリセツトされている。したがつて、書込回
路32の動作の際、インデツクスレジスタ37中
にある高速サンプリング周期に所属するn=8の
乗算結果の第1群が、パラレルにバツフアメモリ
30のメモリロケーシヨン30‐0中に入力され
る。このバツフアメモリのロケーシヨンはアドレ
スカウンタ31中にあるアドレス0で表わされ
る。 ゲート回路34が開かれるとアドレスカウンタ
31が高速サンプリングパルスIcによりシフト
される。したがつて次の高速のサンプリング周期
においてアドレスカウンタ31中にアドレス1が
加わり、この高速サンプリング周期に所属するn
=8の乗算結果の群が、バツフアメモリ30のロ
ケーシヨン30‐1中に入力される。 このようにして、出力側16a〜16hに現わ
れる。それぞれn=8の乗算結果の群が、K=32
のすべてのメモリロケーシヨンがいつぱいになる
まで、パラレルに、バツフアメモリ30の順次連
続するメモリロケーシヨン中に入力される。その
場合バツフアメモリ30中には相関関数の基準値
を成すn・K=m=256の乗算結果(すなわち各
基準位置に対して1つの基準値)が入つている。
これらの256の基準値は高速サンプリングの、3
2の順次連続するサンプリング周期において得ら
れたものである。したがつて、高速サンプリング
周波数fcはたんに次のような周波数で制限され
ている、即ち、ビツト群をバツフアメモリ30の
順次連続するメモリロケーシヨン中に入力し得る
周波数で制限されている。 バツフアメモリ30がいつぱいになつている
際、即ち、アドレスカウンタ31がカウンタ状態
31から0へ移ると、フエーズが終る。その場
合制御回路35の出力側35aにて送出される信
号のとる値によつて、ゲート回路35および書込
回路32の阻止ならびに読取回路33のトリガが
生ぜじめられる。 ひきつづくフエーズにおいてサンプリング回
路14,15および乗算器16a〜16hは前述
のような形式でクロツクパルスIc,I′cによる制
御作用下で動作する。乗算器16a〜16hから
供給される乗算結果は書込回路32の阻止に基づ
き無視される。 さらに、インデツクスカウンタ30は高速クロ
ツクパルスIcによりシフトされ、その結果その
カウンタ状態は各時点において、丁度働いている
低速クロツク周期内で高速周期の番号を指示す
る。 フエーズにおいては制御回路35は出力側3
5cにてクロツクパルスを送出し、これらのクロ
ツクパルスはアドレスカウンタ31、アドレスカ
ウンタ38、分配回路17のクロツク入力側に供
給される。これらのクロツクパルスは加算メモリ
18の動作速度に適合した繰返周波数を有し、こ
の繰返周波数は高速クロツクパルスIcの繰返周
波数fcより著しく低い。 フエーズの第1のクロツク周期においてはア
ドレスカウンタ31内にあるアドレス0で表わす
メモリロケーシヨン30‐0の内容が、読取回路
33を用いて取出され、分配回路17に供給され
る。この内容は高速サンプリング周期に所属する
相関関数のn=8の基準値から成る。その番号は
インデツクスレジスタ37中に入つている。分配
回路17はこれらの8つの基準値を加算メモリ1
8の所属のメモリロケーシヨン中に整列して入れ
る。 第6図においては加算メモリ18の256のメ
モリロケーシヨンを18‐0,18‐1,…1
8‐255で示す。簡単化のため、メモリロケー
シヨン18‐0はずれ時間0△τを有する基準位
置に対応し、18‐1は1△τを有する基準位置
に、等々、255△τを有する基準位置に対応する
メモリロケーシヨン18‐255のところまで、
対応しているものと仮定する。 フエーズの第1の高速サンプリング周期のイ
ンデツクスレジスタ中にある番号は次のようなず
れ時間を表わす、即ちそのサンプリング周期に得
られバツフアメモリ30のメモリロケーシヨン3
0‐0に入つている基準値が得られたずれ時間を
表わす。 例えばフエーズが、高速サンプリング周期No.
29において始まつた場合、そのサンプリング周期
の8つの基準値に対して、次のずれ時間が該当す
る。 乗算器16a:(29+0.32)△τ=29 △τ 〃 16b:(20+1.32)△τ=61 △τ 〃 16c:(29+2.32)△τ=93 △τ 〃 16d:(29+3.32)△τ=125△τ 〃 16e:(29+4.32)△τ=157△τ 〃 16f:(29+5.32)△τ=189△τ 〃 16g:(29+6.32)△τ=221△τ 〃 16h:(29+7.32)△τ=253△τ したがつてこれらの基準値は加算メモリ18の
メモリロケーシヨン中に、先行の内容に加算して
整列して入れられなければならない。 これらのメモリロケーシヨンのアドレスはアド
レスコンピユータ38により計算され分配回路1
7に伝達される。 アドレスコンピユータ38の実施例を第7図に
示す。このコンピユータに設けられている
“modulo 32”加算器40は2つの入力側群にお
いてアドレスカウンタ31とインデツクスレジス
タ37の出力信号を供給される。入力信号の
“modulo 32”の和を供給する“modulo 32”の出
力側は直接的にアドレス38の第1の出力側38
aを成す。この出力側からはそれぞれバツフアメ
モリ30から取出される、8つの基準値の群の最
初の基準値を加算メモリ18内で整列して入れる
べきメモリアドレスが送出される。 さらに、“modulo 32”加算器40の出力側に
7つの加算回路41,42,43,44,45,
46,47がカスケードで接続されている。この
加算回路の第2の入力側は継続的に、数値“32”
である信号を供給される。この加算回路の出力側
が、アドレスカウンタの出力側38b,38c…
38hを形成する。 したがつて、出力側38bには出力側38aに
おけるアドレスより32大であるアドレスが現われ
る。同様にして、アドレス38のそれぞれの別の
出力側38c,38d…におけるアドレスが、そ
れぞれ、先行の出力側におけるアドレスより32大
である。これによつて、8つの基準値を整列して
入れるべき前述のアドレスが得られる。 分配器17は各基準値群の8つの基準値を順
次、アドレスコンピユータ38により表わされる
アドレスを加算メモリ18中に整列して入れる。
この過程が終了されるとはじめて、制御回路35
は出力側35cにて次のクロツクパルスを送出す
る。 このクロツクパルスによつてアドレスカウンタ
31の内容が1にされる。したがつて読取回路3
3はメモリロケーシヨン30‐1の内容を占め
る。アドレスカウンタ38はアドレスカウンタ3
1のカウンタ状態に基づき9つのアドレス、先に
選んだ例ではアドレス30,62,94,12
6,158,190,222,254を計算す
る。分配回路17は8つの取出された基準値を加
算メモリ18の相応のメモリロケーシヨン中に整
列して入れる。 アドレスカウンタ31がカウンタ状態3に達す
ると、アドレスは出力側38aにてアドレス32
でなく、(加算回路40は“modulo 32”‐加算
器として構成されているので)アドレス0を供給
する。したがつてその他の出力側38b,38c
…38hにおいて、アドレス32,64,96,
128,160,192,224が現れる。これ
らのアドレスはずれ時間0△τ,32△τ…224△
τに対応している、それというのはバツフアメモ
リ30のメモリロケーシヨン30‐3から取出さ
れる基準値が、次の低速サンプリングサイクルの
高速サンプリングサイクルNo.0に属するからであ
る。このようにしてフエーズにおいて順次すべ
ての256の基準値がバツフアメモリ30から取出
され加算メモリ18中に入れられる。 フエーズは次のような場合終了される、即
ち、最後の基準値群がメモリロケーシヨン30‐
31から取出されメモリ18中に整列して入れら
れた際に終了される。そろ際、アドレスカウンタ
31は零になり、制御回路35は次のサイクルの
フエーズを先に述べた形式で開始することがで
き、このフエーズにおいて、やはり256の基準
値が高速サンプリングのタイミングで得られ、バ
ツフアメモリ30中にてメモリされ、それにひき
つづいて加算メモリ18中に入れられる。 前述の動作によつて、第2図の相関器において
用いられるような加算メモリ18中への乗算結果
の直接入力の場合におけるより高い高速サンプリ
ング周波数fcを可能にする。その場合、高速サ
ンプリング周波数はたんに本実施例において制御
回路35の出力側35cにおけるクロツクパルス
の繰返周波数と同じでありさえすればよい。この
繰返周波数は次のように定める必要がある、即ち
各サンプリング周期において順次8つの情報が、
先行の内容に加算して加算メモリ18の異なるロ
ケーシヨン中に入れられ得るように定める必要が
ある。 相関器の前述の実施例では加算メモリ18の同
じ動作速度のもとで、高速のサンプリング周波数
が、少なくともn倍(この場合8倍)大にすると
よい、それというのも、それぞれの高速サンプリ
ング周期においてそれぞれ8つの基準値がパラレ
ルにバツフア30中に書込まれるからである。 一般に次のようにして高速化が得られる、即
ち、メモリ中への情報の直接入力が、メモリの先
行の内容への加算より高速に行なわれ得、さら
に、バツフアメモリ中への入力が整列されずに順
次連続するメモリロケーシヨン中に行なわれるよ
うにするのである。 インデツクスカウンタ36とインデツクスレジ
スタ37の使用により得られる利点とするところ
は各サイクルのフエーズを各任意の時点で開始
でき、それにより先行のサイクルのフエーズの
終了後待ち時間が経過しない、ということであ
る。簡単化された実施例ではインデツクスカウン
タ36とインデツクスレジスタ37を省くことが
できる。このことの前提となるのは、制御回路3
5はフエーズをそのつど低速サンプリング周期
の高速サンプリング周期No.0において開始させる
ことである。このことは例えば次のようにして容
易に行なわせ得る、即ちサイクルが制御回路35
において次の低速クロツクパルスI′cによりトリ
ガされるようにするのである。アドレスコンピユ
ータ38において“modulo 32”加算器40を省
くことができ、それにより、出力側38aが、加
算器41〜47も接続されているアドレスカウン
タ31の出力側によつて直接的に形成されてい
る。 上述のバツフアメモリ30を用いての中間メモ
リの方式は基準値が極性信号の2進サンプリング
値の乗算によつて形成ししたがつてそれぞれ唯1
つのビツトから成るようにする場合に限られるも
のでない。上記方式は、サンプリング回路14,
15が被サンプリング信号値の大きさと極性を表
わす多桁の2進サンプリング値を送出するように
構成されている場合に好適である。この場合はバ
ツフアメモリ30は各メモリロケーシヨンがn個
の多桁の2進コード群を所属の部分に収容できる
ように構成しさえすればよい。 さらに、バツフアメモリ30の容量がKのメモ
リロケーシヨンに限る必要は必ずしもない。容量
はKの倍数にすることもでき、それにより各フエ
ーズにおいてm=n・Kの基準値が中間記憶さ
れ得、それにひきつづいてフエーズにおいて加
算メモリ18の各メモリロケーシヨンに相応して
何倍も記憶内容を入れるようにすることもでき
る。このために必要な、アドレスコンピユータ3
8の変更することは当業者にとつて困難なことで
はない。 第5図の相関器の回路部分、殊に、バツフアメ
モリ30、アドレスカウンタ31、制御回路3
5、インデツクスカウンタ37、アドレスコンピ
ユータ38、分配回路17、加算メモリ18は勿
論、適当にプログラミングされたマイクロコンピ
ユータによつて形成できることも勿論である。こ
の場合バツフアメモリ30は有利にマイクロコン
ピユータの動作メモリ(RAM)の一部である。 前述の相関方式は相関速度測定の場合における
2つの異なる信号の例示した相関に限られない。
上記方式は基本的に、2つの異なる信号の相関又
は信号の自己自身との自己相関を行なうべきすべ
ての適用分野に適する。自己相関の場合すべての
前述の実施例において信号y(t)の代わりにた
んに信号x(t)が用いられる。
の信号の相互に時間的にずれたサンプリング値を
相互に乗算し、かつ相関関数の基準値を決定する
ため同じ時間ずれに相応する乗算結果の平均値を
形成するようにした方法およびこの方法を実施し
た装置に関する。 2つの異なる信号の相関(相互相関)および或
1つの信号と時間的にずれた同じ信号との相関
(自己相関)が、各信号の所定の特性についての
解明、又は各信号の今後の特性についての予見を
得るために多くの分野において応用されている。
相関工学の公知の応用分野にはプロセスおよび自
動化工学の多くの分野で必要な、運動物体及び流
体における無接触速度測定がある。例としては多
相物体流における通過流測定又は管路における固
体輸送がある。この場合媒体流または運動表面か
ら、流動方向で相互に所定間隔をおいて配置され
た2つの光学的、音響的又は容量的センサにより
ノイズ信号を取出すことができ、これらのノイズ
信号から、相関解析を用いて2つのセンサ間での
運動表面(領域)又は媒体流の走行時間を推定で
きるという事実が利用される。すなわち相関関数
のその最大値に相応する、相関信号間の時間ずれ
が、第1センサから第2センサまでの走行時間に
等しい。 相関器における信号処理の簡単化のため、相関
を連続的アナログ信号において行なわないで、所
定の時間間隔をおいて取出される個別の(離散
的)サンプリング値、有利にはデイジタル形式に
され得るものにおいて行なうことが公知である。
別の公知の簡単化手段によれば信号値としてたん
にセンサ信号の極性が所謂極性相関器において評
価されるようにする。この場合サンプリング値は
2つの信号値のうちの一方又は他方のみを2進信
号である。 従来公知のデイジタル相関器は固定配線された
コンピユータをベースとした高価な研究所向測定
機器であり、この測定機器は結果としてオシログ
ラムスクリーン上又はXYレコーダ上に相関関数
の特性経過全体を表わし、これにより、測定技術
者は、無接触速度測定の際のみ意味のある最大値
の状態を捕捉しなければならない。重大な欠点と
なるのは長い計算処理時間である。通常の相関器
は相関関数を直列的に計算処理し、その結果例え
ば各相関基準値当りN個の平均と256の基準値の
計算のため256・Nの時間単位の計算が継続す
る。その後はじめて最大値を決定することができ
る。計算時間の決定のためには比較的高価な研究
所向相関器が公知であり、この相関器は256のパ
ラレル動作の乗算段と積分段とを有し、各サンプ
リング時間において相関関数全体に対する1つの
推測値を計算する。この場合最大値を非常に早期
に定めることができるが、そのためにはコストが
著しく大である。両方式は共に実用上の測定機器
には不適である、即ち第1のものは長い測定時間
のため、第2のものは技術的コストのため不適で
ある。 さらに公知の所謂走行時間(遅延)相関器は主
にアナログの技術における制御可能な遅延区間
と、制御ループと、VCOとを用いて、グラジエ
ント方式にしたがつて、デイフアレンシヤル形の
相関関数を連続的に定める。これらの相関器はす
べてのアナログ技術の欠点、即ち大規模回路での
良好でない積分特性、温度、走行時間(遅延)上
の問題がある。さらに、制御ループを用いての最
大値決定の方式も実際に生じる次のような相関関
数の多数の場合において問題がある(クリテイカ
ルである)、即ち主最大値のほかに周期的信号成
分(例えば配管区間におけるロータリポンプ)を
有する相関関数の場合において問題がある。 制御ループが、副最大値にて固定されたそれに
より全く誤つた測定を来たす可能性が大である。
もう1つの問題は停止の検出の問題である。この
場合相関関数は顕著な最大値を有さず、制御器の
正しくない不整の探索ないし捜査動作を抑圧しな
ければならない。また突如再始動しても制御ルー
プのシステム特有の慣性(低い応動感度)のため
最大値がずれを来たし捕捉(プルイン)領域外に
はずれることとなる。 研究向相関器においても走行時間(遅延)相関
器においても上記の問題があるため、相関測定方
式は基本的に利点があるにも拘らず、実際の使用
に供されていない。 本発明の課題とするところは、わずかなコスト
で2つの信号の迅速且確実な相関を可能にする方
法および装置を提供することにある。 この課題の解決のため本発明によれば冒頭に述
べた形式の方法において、前記両信号のうち一方
の信号を他方の信号のサンプリング周波数の倍数
である周波でサンプリングし、比較的に低速でサ
ンプリングされる信号のそのつど最後の複数個の
サンプリング値をメモリし、比較的高速でサンプ
リングされる信号のそれぞれのサンプリング値を
前記の比較的低速にサンプリングされた信号のす
べてのメモリ値に同時に乗算し、乗算されたサン
プリング値間の同じ時間ずれにそれぞれ相応する
各乗算結果を別個に加算するようにしたのであ
る。 確かに、相関すべき両信号のうち一方の信号を
他方の信号のサンプリング周波数の倍数の周波数
でサンプリングすること自体は公知ではあるが、
公知の方法の場合、基準値の計算が直列的に行な
われ、本発明のように同時に即ち並列式に乗算を
行うことは従来行われていなかつた。 公知の技術の場合、基準値の順番で相関関数を
検出するので相関関数が評価できるようになるま
でには、全行程を経なければならず、本発明の場
合に比べて著しく長い計算時間を要する。 本発明の方法の利点とするところは相関関数の
計算が、比較的高速でサンプリングされる信号の
それぞれのサンプリング時間において複数個の基
準値について同時に行なわれ、その結果比較的短
区間のサンプリング周期の複数で相関関数のそれ
ぞれの基準値に対して計算が行なわれるというこ
とである。平均化プロセス中形成される最大値の
捕捉検出を直列相関器に比して著しく早期に行な
うことができる。 つまり高速のサンプリングクロツク毎に、既に
すべての相関関数の大まかな近似が行なわれ、こ
の近似は別の引続いての計算過程ごとに、次第に
正確になる。即ち次第に多くの基準値が検出され
る。 本発明の方法の実施に必要な回路コストはわず
かである。本発明の方法を実施する装置の実施例
によれば2つの信号を周波数比1:kでサンプリ
ングするための装置と、比較的に低速にサンプリ
ングされる信号のn個の前後のサンプリング値の
メモリのためのn個の段階を有するレジスタと、
n個の乗算回路とを設け、この乗算回路は一方の
入力側にそのつどレジスタ段の内容を受信し、他
方の入力側にてパラレルに、比較的高速にサンプ
リングされる信号のサンプリング値を受信するよ
うにし、さらにm=k・nのメモリロケーシヨン
を有するメモリと、乗算回路から送出される乗算
結果を、当該の時間ずれに対応するメモリロケー
シヨン中に先行の内容に加算して入力するための
分配回路とを設けるのである。 このような装置は簡単な形式で市販の集積デイ
ジタル又はアナログ回路で構成することができ
る。特に簡単な実施例によれば分配回路とメモリ
をマイクロコンピユータで構成するのである。 本発明の方法の実施例によれば複数の順次連続
するサイクルのうちのそれぞれの各第1フエーズ
においては比較的に高速のサンプリングのそれぞ
れのサンプリング周期において同時に得られるn
個の乗算結果を高速サンプリングのタイミングで
パラレルにバツフアメモリ中に記憶させ、さら
に、各サイクルの第2フエーズにおいてはバツフ
アメモリ中にメモリされている乗算結果を和メモ
リの動作速度に適合したタイミングでバツフアメ
モリから読出し加算メモリのメモリロケーシヨン
に分配せしめるのである。 本発明の方法の別の実施例においては高速サン
プリングの周波数が加算メモリの動作速度に無関
係であり、かつ、乗算結果がバツフアメモリ中に
入力される速度でのみ定まる。バツフアメモリが
加算メモリより高速に動作するものでないと仮定
するとしても、サンプリング周期のn逓倍となる
こととなる、それというのはそのつどn個の乗算
結果がパラレルにバツフア中に入力されるからで
ある。さらに最高のサンプリング周波数の一層の
増大が得られる、それは、乗算結果の群がバツフ
アメモリ中に分類されずに順次連続するメモリロ
ケーシヨン中に入力され得、かつ先行する内容に
加算される必要がないからである。 相関関数の計算が、加算メモリ中への乗算結果
の直接入力の場合におけるとほぼ同時に、但し、
遥かに高いサンプリング周波数で得られるサンプ
リング値に基づき行なわれる。殊に乗算結果が1
ビツト値であるような極性相関器としての構成の
場合、直ちに、市販のマイクロコンピユータ素子
でほぼ50kHzのサンプリング周波数が得られる。 次に図示の実施例を用いて本発明を説明する。 第1図に相関システムの適用例として導管1中
の媒体の流速Vの測定用装置を示す。導管1には
正確に既知の間隔Dをおいて2つのセンサ2と3
が取付けられており、これらのセンサは媒体流か
らノイズ信号を取出し相応した電気信号x(t)
ないしy(t)を送出する。センサは任意の種類
のもの、例えば光学的、音響的又は容量的センサ
であつてもよい。 両信号x(t)とy(t)との間の相互相関関
数Rxy(τ)の形成によつて導管1における流速
を求めることができることが知られている。この
ことは次のことに立脚する、即ち、両センサ2,
3のところを同じ媒体流成分(渦)が通過の際生
ぜしめられる各信号が、所定の類似性を有し相互
相関関数において最大値を生じさせるということ
に立脚する。相互相関関数は次の数式で表わされ
る。 つまり、信号x(t)の瞬時値が、信号y
(t)の、ずれ時間τだけずれた瞬時値と乗算さ
れ、積の平均値が観測時間Tの領域にわたつて形
成されるのである。ずれ時間τのそれぞれの値に
対して相関関数の基準値が得られる。ここで挙げ
た適用例においては相関関数は所定のずれ時間τ
Mの場合最大値をとる。その場合そのずれ時間τM
はτM=D/Vが成立つ場合、センサ3からセンサ2 への媒体の走行時間に等しい。 相関関数が、相関器4を介して求められる。相
関器4に接続された評価装置5は相関関数の最大
値を調べ、相応のずれ時間τM又はそれより算出
された流速Vを出力する。 図示の実施例では相関器4は相関関数をアナロ
グ信号x(t)およびy(t)から直接求めない
で、簡単化のため、それ自体公知の方式にしたが
つてその極性から求める。すなわち所謂極性相関
器である。この目的のためセンサ2に信号変換器
6が後置接続されており、この信号変換器6は、
信号x(t)が負の場合2進値0に相応する信号
値(例えば電圧零)をとり、また、信号x(t)
が正の場合2進値1に相応する信号値(例えば正
の電圧値)をとる。簡単化のためにこれらの信号
は以下信号値“0”または“信号値1”と称す
る。同様にして、センサ3には信号変換器7が後
置接続されており、この変換器は信号y(t)の
極性に相応して信号値0かそれとも信号値1をと
る2進信号Sy(t)を送出する。それぞれの信
号変換器はそれ自体公知のように、限界値発生器
であつてよく、この限界値発生器は例えば非帰還
オペアンプによつて形成され、その限界値は零に
セツトされる。また、零とは異なる限界値を選ぶ
ことも可能である。この場合、各信号変換器6,
7の出力側に同じく、極性信号でない2進信号が
得られる。 さらに図示の装置構成では相関すべき信号のデ
イスクリート(離散的)信号の限られた数の相関
を行なうというそれ自体公知の手段を利用する。
このことを明示するため第1図に2つのサンプリ
ング回路8,9が示してあり、これらのサンプリ
ング回路は信号変換器6,7の出力側と相関器4
との間に挿入接続され、クロツク発生器10から
送出されるクロツクパルスによつて制御される。
サンプリング回路8,9は次のように構成されて
いる。即ち1つのクロツクパルスの受信の際ごと
に信号入力側に加わる信号値をメモリし、次のク
ロツクパルスまで出力側にて、サンプリング値X
ないしYとして用い得るように構成されている。
詳細を後述する相関装置構成の特色とするところ
は両信号Sx(t)とSy(t)のサンプリングが
異なるタイミングで行なわれることである。クロ
ツク発生器10より繰返周波数fcで送出される
クロツクパルスがサンプリング回路8に直接供給
されるのに対して、サンプリング回路9にはそれ
らのクロツクパルスは1:Kの分周比の分周器1
1を介して供給され、その結果サンプリング回路
9はfc=fc/Kの繰返周波数のクロツクパルス
I′cで制御される。したがつて極性信号Sy(t)
およびSx(t)のサンプリングが、周波数比
1:Kで行なわれ、極性信号Sy(t)の1つの
サンプリング値Yに対して極性信号Sx(t)の
サンプリング値XをそのつどK個得られる。 第2図は第1図の相関器4の実施例を示す。こ
の実施例ではサンプリング回路は相関器に関与し
ている。したがつて相関器は2つの入力側12,
13において、信号変換器6,7から供給される
2進極性信号Sx(t)ないしSy(t)を供給さ
れる。 相関器は一段のXレジスタ14を有し、このレ
ジスタの唯1つのレジスタ段がDフリツプフロツ
プによつて形成されている。このDフリツプフロ
ツプのD入力側は入力側12に接続されており、
そのクロツク入力側にはクロツク発生器10から
のクロツクパルスIcが加えられる。Dフリツプ
フロツプの公知の動作に応じて、Q出力側は各ク
ロツクパルスIcの立上り縁の際、その瞬時にお
いてD入力側に加わる信号値をとり、この信号値
を次のクロツクパルスIcまで維持する。したが
つて、Xレジスタ14は第1図のサンプリング回
路8の役割を果たし、出力側において、順次連続
するサンプリングにより得られるサンプリング値
を送出する。このような簡単なサンプリング回路
の構成が可能であるのは、サンプリングすべき極
性信号Sx(t)が、2進信号であるからであ
る。 さらに相関器は同じくDフリツプフロツプによ
つて形成されている8つのレジスタ段15a〜1
5hを有する多段のYレジスタを有する。Yレジ
スタ15は次のようにしてシフトレジスタとして
構成されている、即ちレジスタ段15a〜15g
が次のレジスタ段15b〜15hのD入力側と接
続され、一方、すべてのレジスタ段15a〜15
hのクロツク入力側が、並列的に分周器11の出
力側に並列的に接続されているのである。第1レ
ジスタ段15aのD入力側は入力側13と接続さ
れている。 レジスタ段15aのDフリツプフロツプのクロ
ツク入力側へクロツクパルスIcを印加の際Q出
力側は極性信号Sy(t)の信号値をとり、この
信号値は同じ瞬間にD入力側に加わる。この信号
値はサンプリング値として、次のクロツクパルス
I′cの現われるまでレジスタ15aの出力側に加
わつたままである。したがつて、レジスタ15a
は極性信号Sy(t)に対する第1図のサンプリ
ング回路9の役割を果たすことが明らかである。 レジスタ段15aにおける極性信号Sy(t)
のサンプリングを行なわせる同じクロツクパルス
I′cによつて、次のレジスタ段15b〜15h中
への各レジスタ段15a〜15gの内容の転送が
行なわれる。よつて、2つのクロツクパルスI′c
間の時間間隔において、レジスタ段15aの出力
側に、最後のサンプリングパルスI′cと共に得ら
れたサンプリング値Yaが得られる。レジスタ段
15bの出力側には先行のクロツクパルスI′cで
サンプリングされたサンプリング値Ybが得られ
る。同様にして、レジスタ段15c〜15hの出
力側にて、先行のレジスタ段において現われるサ
ンプリング値よりクロツクパルスI′cの周期だけ
それぞれ早いサンプリング値15c〜15hが得
られる。換言すればYレジスタ15中に同時に極
性信号Sy(t)のそのつど8つの最後のサンプ
リング値がメモリされており、このメモリ値は8
つのレジスタ段の出力側において出力させること
ができる。 例えば、分周器11は分周比1:32を有し、し
たがつて、K=32が成立つものと仮定してある。
従つて極性信号Sy(t)の新たなサンプリング
値Yに対してXレジスタ14の出力側にて極性信
号Sx(t)の32のサンプリング値Xが得られ
る。 Yレジスタ15の8つのレジスタ段15a〜1
5bには8つの乗算器16a〜16hが配属され
ており、これらの乗算器はそれぞれ第1入力側に
て所属のレジスタ段15a〜15hのDフリツプ
フロツプのQ出力側と接続され、一方、すべての
8つの乗算器16a〜16hの第2入力側は並列
にXレジスタ14のDフリツプフロツプのQ出力
側に接続されている。乗算すべき信号は簡単な2
進信号であるので、各乗算器16a〜16hはデ
イジタル結合回路によつて形成されている。図示
の実施例では各乗算回路は等値(対等)回路であ
る、すなわちその両入力信号が同じ信号値(0又
は1)を有するとき出力側に信号値1を送出し、
両入力信号が異なる信号値を有するとき出力信号
が信号値0をとるようなデイジタル結合回路であ
る。各乗算器の入力側に加わるサンプリング値X
とYの形成の点で見ると、2つのサンプリングさ
れた信号がサンプリング時点において双方共正又
は負であつた場合は乗算結果として信号値1が得
られ、一方サンプリング時点において双方のサン
プリングされた信号が逆の極性を有しているとき
は信号値0が得られるということになる。この種
のデイジタル結合によつて“確率論的”(ストカ
ステイツク)乗算が得られる。 乗算器16a〜16hの出力側は分配回路17
の入力側と接続されており、この分配回路は乗算
器から乗算結果として送出される2進信号を詳細
を後述するように加算メモリ18のメモリロケー
シヨン中に入力する。この目的のため分配回路1
7は例えばクロツク発生器10のクロツクパルス
Icで同期をとることができる。 メモリ18はm=K・nのメモリロケーシヨン
を有している。但し、Kは分周器11の既述の分
周係数、nはYレジスタ15中にメモリされた最
後のサンプリング値Yの数である。本実施例では
次のような関係が成立つ。 K=32;n=8;m=32.8=256メモリロケー
シヨン メモリ18の各メモリロケーシヨンは複数ビツ
トの容量を有しており、装置構成は次のようにな
されている、即ち順次同じメモリロケーシヨン中
に入力されるビツトが、そのつど先行の内容に加
算されるようになされている。詳細を後述するよ
うに各メモリロケーシヨンの内容が、相関関数の
基準値を成す。メモリ18と接続されたメモリ呼
出制御回路19は相関関数の形成ないし取出を可
能にする。メモリ呼出制御回路19の出力側が、
評価装置5(第1図)に接続されている。 数値K,n,mは前掲の例では2のべき乗であ
る。 n=23=8;m=2n=256;K=2n/n=32 これらの数値の選択が好適であるのは種々異な
る回路部品に対して市販の集積回路を使用できる
からである。分周器11は5段の2進カウンタで
あつてよい。分配回路17、メモリ18、メモリ
呼出制御回路19は有利に、相応にプログラミン
グされたnビツトの語長を有するマイクロコンピ
ユータによつて形成されている。 本明細書の詳細な説明の末尾に掲げた表は多
数の順次連続するサンプリングサイクル中Xレジ
スタ14とYレジスタ間に現われるサンプリング
値XないしYを示す。表の頭部にはクロツクパル
スIcの周期に相応するサンプリング時間が示し
てある。これらのサンプリング時間はt0,t1,t2
…で表わしてあり、その場合、そのサンプリング
時間に同時にパルスIcとI′cの現われる任意のサ
ンプリング時間t0を基礎とする。1サンプリング
サイクルはそれぞれ、緩慢なクロツクパルスI′c
の各1周期、すまり、高速クロツクパルスIcの
32周期に相応する。スペース上の理由から各サン
プリングサイクル中のそれぞれ、最初と最後のサ
ンプリング時間を示す。 サンプリング値XとYにはサンプリング値をサ
ンプリングしたサンプリング時間を表わす添字番
号が付されている。各サンプリング時間t0,t1,
t2…に対して、Xレジスタ14中にサンプリング
時間と添字番号と同じものが付けられたサンプリ
ング値が現われる。 サンプリング時間t0においても信号Sy(t)
のサンプリングが行なわれるので、このサンプリ
ング時間においてYレジスタ15の段15aの出
力側にサンプリング値Y0が現われる。このサン
プリング値はサンプリング時間的t31まで変らな
いままである。 先に段15aにあつたサンプリング値はサンプ
リング時間t0の始めに段15bに転送されてい
る。このサンプリング時間は32サンプリング時間
早めに得られたものであり、それに相応してY-32
で表わされる。サンプリング値Y-32はサンプリン
グサイクルの終りまで段15bの出力側におかれ
たままである。 同様にして全サンプリング時間中段15c〜1
5hの出力側にサンプリング値Y-64,Y-96,
Y-128,Y-160,Y-224が現われ、これらは先行段
にあるサンプリング値より32サンプリング時間早
く得られたものである。 次のサンプリングサイクルがサンプリング時間
t32から始まる。このサンプリング時間の始めに
再びクロツクパルスI′cがクロツクパルスI′cと同
時に現われ、その結果Xレジスタ14中における
サンプリング値X32と同時にYレジスタ15の段
15aにおいて新たなサンプリング値Y32が現わ
れる。それと同時にYレジスタ15の各段のそれ
までの内容が1段だけずらされ、その結果サンプ
リング値Y0は段15bに入り、サンプリング値
Y-32は段15c等に入る。 同じ過程がサンプリング時間t64,t96…におい
てそれぞれの新たなサンプリングサイクルの始め
に繰返され、それにより生じる、レジスタ14,
15に入るサンプリング値は表から直ちにわか
る。 各サンプリングサイクル中、Xレジスタ14中
に順次現われる32のサンプリング値Xが、乗算器
16a〜16hにおいて、Yレジスタ15にある
8つのサンプリング値Yそれぞれと乗算される。
表はそれぞれ相互に乗算されるサンプリング値
間のずれ時間τを表わす。その場合、クロツクパ
ルスIcは持続時間△τを有し、その結果△τの
倍数のずれ時間が生じる。 サンプリング時間t0においてはサンプリング値
X0はYレジスタ15中にあるYa〜Yhに対して次
のようなずれ時間を有する。 Yaに対してのずれ時間:△τ 0 Yb : 32 Yc : 64 Yd : 96 Ye : 128 Yf : 160 Yg : 192 Yh : 224 要するにサンプリング時間t0において、8つの
乗算器16a〜16hの出力側に同時にそれぞれ
32△τ相互に離れている8つの異なるずれ時間τ
に相応する8つの乗算結果が同時に得られる。 これらの乗算結果は分配回路17によりメモリ
18の、当該のずれ時間に所属するメモリロケー
シヨンの中に入れられる。No.0〜No.25の番号を
256のメモリロケーシヨンに付した場合、各メモ
リロケーシヨンが、メモリロケーシヨンの番号と
一致する係数のずれ時間に対応するようにするこ
とができる。この場合、乗算器16aの出力信号
がメモリロケーシヨンNo.0中に入れられ、乗算器
16bの出力信号がメモリロケーシヨンNo.32に入
れられ、その他の乗算器16c〜16hの出力信
号がメモリロケーシヨンNo.64,No.96,No.128,No.
160,No.192,No.224中に入れられる。既述のよう
にこれらの出力信号はそれぞれ等値回路に相応し
て信号値0か信号値1をとる。サンプリング時間
t0において新たな測定サイクルが始まりメモリ1
8が前以つて消去されているものとすると、サン
プリング時間t0の終りにおいて前述の8つのメモ
リロケーシヨンの幾つかにおいて2進値1が現わ
れ、一方その他のメモリロケーシヨンは空らであ
る。 次のサンプリング時間においてはサンプリング
値Ya〜Yhは変らないが、サンプリング値X1は△
τだけ遅いサンプリングに相応する。よつて、今
や確率論的に(ストカイツク)に乗算されたサン
プリング値間でずれ時間1△τ,33△τ,65△
τ,97△τ,129△τ,161△τ,193△τ,225△
τが存在する。乗算結果は分配回路17によりメ
モリロケーシヨンNo.1,No.33,No.65,No.97,No.
129,No.161,No.193bzw.No.225中に入れられる。 順次連続するひきつづいての各サンプリング時
間中同様の形式で、先行のサンプリング時間に相
応するずれ時間よりも△τだけ大きいずれ時間に
対する同時に8つの乗算結果が得られる。これら
の乗算結果はメモリ18のすべてのメモリロケー
シヨン中に順次入れられ、遂には当該のサンプリ
ング時間t31において31△τ,63△τ,95△τ,
127△τ,159△τ,191△τ,223△τ,255△τ
のずれ時間に対する8つの乗算結果が得られ、こ
れらはメモリ18の最後の8つのメモリロケーシ
ヨンNo.31,No.63,No.95,No.127,No.159,No.191,
No.223,No.255に入れられる。したがつて、このサ
ンプリングサイクルの終りにおいてメモリ18の
それぞれのメモリロケーシヨン中に、値0又は1
を有している乗算結果が入れられている。 次のサンプリング時間t32、即ち次のサンプリ
ングサイクルの最初のサンプリング時間である次
のサンプリング時間t32においては、先行のサン
プリングサイクルの最初のサンプリング時間t0に
おけると同じずれ時間が再び生じる。相応の8つ
の乗算結果は8つのメモリロケーシヨンNo.0,No.
32,No.64,No.96,No.128,No.160,No.192,No.224中
に入れられる。その場合それらのロケーシヨン中
には先行のサンプリングサイクルの乗算結果が既
に入つている。新たな乗算結果はメモリロケーシ
ヨンの内容に加算されるのであり、そのメモリロ
ケーシヨンの内容は消去されない。同じ過程が、
このサンプリングサイクルの後続するサンプリン
グ時間に対して繰返され、その際メモリロケーシ
ヨンの内容が、乗算結果に応じて変らないでいる
か、それとも1単位だけ高められる。 各メモリロケーシヨンは相互に乗算されるサン
プリング値間の所定の時間ずれに対応しており各
メモリロケーシヨン中にて常に同じ時間ずれに相
応するサンプリング値の積が加算されるので、各
メモリロケーシヨンの内容が相関関数の基準値に
相応する。 第3図はメモリ18における相関関数の基準値
の徐々の漸次の展開を示す。第3図の一番上には
ずれ時間τの関数としての相関関数Rxy(τ)を
示す。相関関数はτM=192△τの際最大値を有す
る。 このダイヤグラムの下に順次連続するサンプリ
ングサイクルにおける基準値の計算が示してあ
り、その場合簡単化のため各サンプリングサイク
ルにおいてたんに4つのサンプリング時間を示し
てある。時間軸は垂直下方へ向いている。 第1サンプリングサイクルの第1のサンプリン
グ時間では相関関数の8つの基準値の同時の計算
が行なわれこれらの基準値は横軸座標点0,3
2,64,128,160,192,224のと
ころにある。わかり易くするため、乗算結果1が
得られ相応のメモリセル中に入れてある基準値を
黒い点で示す。 次のサンプリング時間t1においては相関関数の
ひきつづいての8つの基準値が計算され、これら
の基準値は先行の基準値に対して右方へそれぞれ
△τだけずれており、1,33,65,97,1
29,161,193,225△τのところにあ
る。 例としてさらにサンプリングサイクルの中央に
おけるサンプリング時間t15および最後のサンプ
リング時間t31における基準値の計算を示す。 したがつて第1サンプリングサイクルの終りに
おいてそれぞれ相互に間隔△τをおいている相関
関数の256の基準値に対して2つのサンプリング
値に基く計算がなされている。 第2のサンプリングサイクルにおいては同じ基
準値に対して第2の計算がなされている。既に先
行するサンプリングサイクルにおいて乗算結果1
が入れられているメモリセル中に結果1が入れら
れると、既に存在する黒点のほかに第2の点が加
わる。 Nのサンプリングサイクルの後、それまで加算
されて来た結果に基づきもう相関関数の最大値が
わかる。 メモリ18に入つている相関関数の評価のため
各メモリロケーシヨンを所定間隔をおいてメモリ
呼出制御回路19を用いて評価装置5により最大
値を探索することができる。その場合デイスクリ
ートの(離散的)基準値から成る相関関数を場合
によりフイルタ20を介して平滑にすることがで
きる。回路部分17,18,19,5をマイクロ
コンピユータで形成した場合フイルタ20を相応
のプログラミングで実現することができる(ソフ
トウエアーフイルタ)。十分重みのある相関最大
値が認められた場合、相関時間τMまたは換算さ
れた速度が出力される。その場合新たな測定サイ
クルがスタートし、その際メモリ18が消去され
る(加算動作)か、それともメモリ中にある数値
が、一定値だけ分割されこれらの数値を基礎とす
る(フローテイング動作)。 前述の相関速度測定の適用例においては相関関
数の最大値の現われる時間ずれτMはセンサ3か
らセンサ2への媒体流の走行時間に相応する。こ
の走行時間は0〜m・△τにわたる測定領域にお
ける△τの倍数として得られ、図示の実施例では
測定領域は0〜255△τにわたる。したがつて△
τの値の選択により測定領域を任意に定め変化さ
せることができる。△τはクロツク発生器10の
周期に等しいので、測定領域の確定を非常に簡単
にクロツク発生器10の周波数の相応の調整によ
つて行なうことができる。従つてクロツク発生器
10は有利に、その周波数が可調整であるように
構成されている。周波数調整を操作者が手動で、
または自動的に、例えば評価装置5よりクロツク
発生器10の周波数制御入力側10aへ加えられ
る制御信号によつて行なうことができる。このよ
うな自動的周波数制御が有利である場合は評価装
置5が、回路部分17,18,19,20と共
に、マイクロコンピユータによつて形成されてい
る場合である。この場合クロツクパルスIcは有
利にマイクロコンピユータから供給され、その結
果クロツク発生器10も、マイクロコンピユータ
の構成成分である。マイクロコンピユータの適当
なプログラミングにより、測定領域を、調べられ
る速度領域に適合させて相関関数の最大値を好適
な領域中にもたらし相関器の分解能を最適利用す
ることが可能である。例えば相関最大値の位置の
最初の近似的捕捉の後、相関関数をクロツク発生
器10の周波数の増大によつて、最大値を含む領
域のみが調べられるように拡大することができ
る。 上述のような、相関関数の被換領域の選択の手
段を次のようにしてさらに拡大することができ
る、即ち比較的低速にサンプリングされる信号に
対して、レジスタ中に入れられる前に、有利に可
調整である付加的前遅延が与えられるようにする
のである。第4図に示す第1図の変化実施例では
上記の考察した場合に対する前遅延が得られ、相
関された信号が2進信号のサンプリング値であ
る。この目的のために信号変換器7に高速クロツ
クパルスIcでクロツク制御されるサンプリング
回路21が後置接続されており、サンプリング回
路9との間に同様に高速クロツクパルスIcによ
つてクロツク制御されるシフトレジスタ22が挿
入接続されている。サンプリング回路21の出力
側にはサンプリング値Y′がこれと同じ高速の繰
返周波数のサンプリング値XとYに同期に現われ
る。これに対してシフトレジスタ22の出力側に
現われるサンプリング値Y″はサンプリング値
Y′とX′に対して時間q・△τだけ遅延されてい
る。その場合qはシフトレジスタ22の段の数で
ある。その場合それらの遅延されたサンプリング
値から、サンプリング回路9はパルスI′cの低速
繰返周波数でサンプリング値Yを取出しこれはY
レジスタ15(第2図)中にメモリされサンプリ
ング値Xと乗算される。 第2図の実施例においてはYレジスタ15はサ
ンプリング回路9の役割を果たすので、第4図に
示す装置構成を適用する場合シフトレジスタ22
の出力側が、端子13と接続されている。その他
の点では第2図の回路は変つていない。 シフトレジスタ22によつて支えられる前遅延
は次のような作用を有する、即ちXレジスタ14
にて現われるサンプリング値XとYレジスタ15
にて現われるサンプリング値Ya〜Yh間に、第
1,2図の実施例について述べ表に掲げたずれ
時間よりそれぞれq・△τだけ大であるずれ時間
が存在するようにする働きをする。要するに測定
領域はもはや0△τ〜255△τでなく、q△τ〜
(225+q)△τにわたる。 これにより差当り、相関関数の初期領域におい
て相関最大値が存在しないようにする場合にはそ
の相関関数の初期領域を抑圧することが可能であ
る。 比較的低速にサンプリングされる信号に与えら
れた前遅延が可調整であるようにすると好適であ
り、このことは第4図の実施例では次のようにし
て達成できる、即ち、シフトレジスタ22を使用
し、このシフトレジスタにおいて作用する各段の
数qを制御入力側22aに加えられる制御信号に
よつて変化させるのである。その場合クロツク発
生器10の前述のような調整と共に、相関関数の
重要な部分を選択しこの部分を測定領域全体にわ
たつて拡大することが可能である。 このような前遅延の調整をやはり操作者が手動
で行なうこともできるし、あるいは自動的に第4
図に示すような評価装置5から制御入力側22a
に加えられる制御信号によつて行なうこともでき
る。相関器4と評価装置5がマイクロコンピユー
タで形成されている場合、このコンピユータは所
定最小値を越える相関最大値の最初の捕捉後前遅
延を次のように調整できる、即ち最大値が測定領
域の中央に移され、その際クロツク発生器10の
周波数を、最大値を含む区間が測定領域全体に亘
つて延びるように変化させることができる。 比較的低速にサンプリングされた信号の前遅延
を形成で行なうこともできることは云うまでもな
い。その遅延は直接、例えば遅延線路を用いてア
ナログ信号Y(t)に与えることもできる。 前述の比較的高速にサンプリングされた信号の
サンプリング値と、周波数低速にサンプリングさ
れる信号のサンプリング値とに基く基準値のパラ
レル計算の方式は極性信号の2進サンプリング値
が場合に限られない。同じ方式を、サンプリング
値が被サンプリング信号値の大きさと極性を表わ
す場合にも用いることもできる。第1図の装置構
成ではどうなることかと云えば、信号変換器6と
7が省かれ、その結果サンプリング回路8と9が
直接信号x(t)ないしy(t)をサンプリング
するということになる。さらに、サンプリング回
路8と9は次のように構成されている、即ち、極
性のほかに、被サンプリング信号の振幅をも有利
に2進コード形式で表わすように構成されてい
る。サンプリング回路がアナログ回路例えば瞬時
値メモリ(サンプル・ホールド回路)として構成
されている場合、各サンプリング回路にはアナロ
グサンプリング値を大きさと極性を表わす多桁の
2進数に変換するA―D変換器が後置接続されて
いる。その場合第2図におけるレジスタ14と1
5の各レジスタ段はサンプリング値を表わす多桁
2進値をメモリできるように構成されている。同
じく、多桁の2進級の乗算に適する乗算器16a
〜16hが用いられる。斯様な、前述の回路の多
桁設計は当業者には困難ではない。 第2図の相関器においては高速サンプリングの
最大周波数が、加算メモリ18の動作速度によつ
て制限されている。すなわち高速サンプリングの
周波数fcは次のように定めなければならない、
即ち各サンプリング周期において生じるn個の乗
算結果が先行の内容に加算されて加算メモリ18
の所属のメモリロケーシヨン中に読込まれるよう
に設計されなければならない。相関器が分配回路
17としてマイクロコンピユータを有する場合た
んに1000Hzの最大サンプリング周波数を達成でき
るに過ぎない。これにより比較的低周波数信号に
システムが制限され、その結果多くの適用例にお
いて相関最大値の分解能、ひいては測定精度が要
求に合致しないこととなる。 第5〜7図において示す相関器の変化実施例で
は相関関数の計算を第2図の実施例とほぼ同じ時
間に、しかも、遥かに一層高いサンプリング周波
数で得られるサンプリング値に基づいて行なわせ
得る。 第5図に示す相関器の構成部分は第2図におけ
ると同じ機能を有し同じ参照番号で表わす。これ
らの構成部分については再度の説明をしない。 第2図におけると異なつて、第5図においては
乗算器16a〜16hの出力側はアドレスカウン
タ31に配属されたバツフアメモリ30のデータ
入力側と接続されている。第6図に詳細を示すバ
ツフアメモリ30は書込回路32と、読取回路3
3と、図示の実施例ではK=32のメモリロケーシ
ヨン30‐0,30‐1,…30‐31を有して
おり、それらのロケーシヨンのアドレスを0,
1,…31で示す。各メモリロケーシヨンは同時
に乗算器16a〜16hから供給される乗算結果
の収容に十分な容量を有する。図示の極性相関器
の実施例では各乗算結果がビツトで表わされてい
るので、バツフアメモリ30の各メモリロケーシ
ヨンが8ビツトの容量を有する。アドレスカウン
タ31は“mod―ulo32”カウンタとして構成さ
れている。 アドレスカウンタ31はオア回路39の出力側
と接続されたクロツク入力側を有する。オア回路
39の一方の入力側はゲート回路34の出力側に
接続され、そのゲート回路の信号入力側にはクロ
ツク発生器10からの高速クロツク信号Icが供
給される。ゲート回路34の制御入力側は制御回
路35の出力側35aに接続されており、この出
力側35aは書込回路32のトリガ入力側と、読
取回路33の阻止入力側とに接続されている。 インデツクスカウンタ36はクロツクパルスI
cを供給されて、これらのクロツクパルスをカウ
ントする。インデツクスカウンタ36は
“modulo K”カウンタとして構成されており、
本実施例では“modulo 32”カウンタとして構成
され、このカウンタは32のクロツクパルスIcの
計数後ごとにそのつど状態零へリセツトされる。
このカウンタは分周器17と同期して動作し、そ
の結果分周期17が出力側にパルスI′cを送出す
る度ごとにカウンタ状態31からカウンタ状態零
に移行する。したがつて、インデツクスカウンタ
は通常のように5段2進カウンタである場合、分
周器11によつて構成することもできる。インデ
ツクスカウンタのカウンタ状態はパルスI′cのそ
れぞれの低速サンプリング周期内でパルスIcの
それぞれの高速サンプリング周期の番号を表わ
す。 インデツクスカウンタ36の段出力側はインデ
ツクスレジスタ37の入力側に接続され、インデ
ツクスレジスタ37のトリガ入力側は制御回路3
5の別の出力側35bに接続されている。制御回
路35が短いパルスをインデツクスレジスタ37
のトリガ入力側に加えると、インデツクスカウン
タ36の瞬時のカウンタ状態がインデツクスレジ
スタ37中に伝送される。 インデツクスレジスタ37の段入力側はアドレ
スコンピユータないしアドレス計算回路38の相
応の入力側に接続され、このアドレスコンピユー
タは第2の入力側群において、アドレスカウンタ
31の、アドレスを表わす出力信号を供給され
る。 バツフアメモリ30の読取回路33の出力側は
分配回路17の入力側と接続されており、この分
配回路はバツフアメモリ30から読出された信号
を、アドレスコンピユータ38から供給されたア
ドレスによつて定められる加算メモリ18のメモ
リロケーシヨン中に入力する。 メモリされたデータの、バツフアメモリ30中
への転送が、制御回路35の出力側35cから供
給されるクロツク信号によつて制御される。出力
側35cはアドレスコンピユータ38のクロツク
パルス入力側と、分配回路17のクロツク入力側
とに接続されている。 加算メモリ18はやはりm=K・nのメモリロ
ケーシヨン、実施例では256のロケーシヨンを有
する。メモリ18と接続されたメモリ呼出制御回
路19はメモリロケーシヨンの呼出制御、それに
より、相関関数の形成を可能にする。メモリ呼出
制御回路19の出力側は評価装置15に接続され
ている。 乗算結果のバツフアメモリ30中への入力、お
よびバツフアメモリ30の内容の、加算メモリ1
8中への転送が、制御回路35による制御下で行
なわれる。この動作は循環的に経過し、その場合
各サイクルは2つのフエーズから成る。フエーズ
においては同時に乗算器16a〜16hの出力
側に現われるそれぞれn=8の乗算結果の群が、
その発生のタイミングで、すなわち高速サンプリ
ング周波数fcのタイミングでバツフアメモリ3
0中に入力される。バツフアメモリ30が一杯に
満たされている場合フエーズが始まり、このフ
エーズにおいてバツフアメモリ30中にメモリ
された乗算結果が、分配回路17を介して加算メ
モリ18中に整えて入れられ、当該のメモリロケ
ーシヨンの先行の内容に加算される。この転送は
加算メモリ18と所属の回路の動作速度に相応し
て制御回路35により定められたクロツクで行な
われる。このクロツクは高速サンプリング周波数
fcにより定められるクロツクより著しく低速で
あつてよい。 各サイクルのフエーズの始めにおいて制御回
路35は出力側35bにて短いパルスを送出し、
この短いパルスによつてインデツクスレジスタ3
8中へのインデツクスレジスタ37の瞬時のカウ
ンタ状態の伝送が行なわれる。このようにして、
フエーズの始まりを表わす高速サンプリング周
期の番号が固定的に保持される。この手段はサイ
クルを、低速サンプリング周期内でいずれの任意
の時点でも始めることを可能にする。 出力側における短いパルスの送出と同時に制御
回路35は出力側35aにて、フエーズの全期
間中存続しつづける信号を送出する。この信号は
ゲート回路34を動作させ、バツフアメモリ30
の書込回路32をトリガし、読取回路33を阻止
する。 アドレスカウンタ31は先行サイクルの終りに
て零にリセツトされている。したがつて、書込回
路32の動作の際、インデツクスレジスタ37中
にある高速サンプリング周期に所属するn=8の
乗算結果の第1群が、パラレルにバツフアメモリ
30のメモリロケーシヨン30‐0中に入力され
る。このバツフアメモリのロケーシヨンはアドレ
スカウンタ31中にあるアドレス0で表わされ
る。 ゲート回路34が開かれるとアドレスカウンタ
31が高速サンプリングパルスIcによりシフト
される。したがつて次の高速のサンプリング周期
においてアドレスカウンタ31中にアドレス1が
加わり、この高速サンプリング周期に所属するn
=8の乗算結果の群が、バツフアメモリ30のロ
ケーシヨン30‐1中に入力される。 このようにして、出力側16a〜16hに現わ
れる。それぞれn=8の乗算結果の群が、K=32
のすべてのメモリロケーシヨンがいつぱいになる
まで、パラレルに、バツフアメモリ30の順次連
続するメモリロケーシヨン中に入力される。その
場合バツフアメモリ30中には相関関数の基準値
を成すn・K=m=256の乗算結果(すなわち各
基準位置に対して1つの基準値)が入つている。
これらの256の基準値は高速サンプリングの、3
2の順次連続するサンプリング周期において得ら
れたものである。したがつて、高速サンプリング
周波数fcはたんに次のような周波数で制限され
ている、即ち、ビツト群をバツフアメモリ30の
順次連続するメモリロケーシヨン中に入力し得る
周波数で制限されている。 バツフアメモリ30がいつぱいになつている
際、即ち、アドレスカウンタ31がカウンタ状態
31から0へ移ると、フエーズが終る。その場
合制御回路35の出力側35aにて送出される信
号のとる値によつて、ゲート回路35および書込
回路32の阻止ならびに読取回路33のトリガが
生ぜじめられる。 ひきつづくフエーズにおいてサンプリング回
路14,15および乗算器16a〜16hは前述
のような形式でクロツクパルスIc,I′cによる制
御作用下で動作する。乗算器16a〜16hから
供給される乗算結果は書込回路32の阻止に基づ
き無視される。 さらに、インデツクスカウンタ30は高速クロ
ツクパルスIcによりシフトされ、その結果その
カウンタ状態は各時点において、丁度働いている
低速クロツク周期内で高速周期の番号を指示す
る。 フエーズにおいては制御回路35は出力側3
5cにてクロツクパルスを送出し、これらのクロ
ツクパルスはアドレスカウンタ31、アドレスカ
ウンタ38、分配回路17のクロツク入力側に供
給される。これらのクロツクパルスは加算メモリ
18の動作速度に適合した繰返周波数を有し、こ
の繰返周波数は高速クロツクパルスIcの繰返周
波数fcより著しく低い。 フエーズの第1のクロツク周期においてはア
ドレスカウンタ31内にあるアドレス0で表わす
メモリロケーシヨン30‐0の内容が、読取回路
33を用いて取出され、分配回路17に供給され
る。この内容は高速サンプリング周期に所属する
相関関数のn=8の基準値から成る。その番号は
インデツクスレジスタ37中に入つている。分配
回路17はこれらの8つの基準値を加算メモリ1
8の所属のメモリロケーシヨン中に整列して入れ
る。 第6図においては加算メモリ18の256のメ
モリロケーシヨンを18‐0,18‐1,…1
8‐255で示す。簡単化のため、メモリロケー
シヨン18‐0はずれ時間0△τを有する基準位
置に対応し、18‐1は1△τを有する基準位置
に、等々、255△τを有する基準位置に対応する
メモリロケーシヨン18‐255のところまで、
対応しているものと仮定する。 フエーズの第1の高速サンプリング周期のイ
ンデツクスレジスタ中にある番号は次のようなず
れ時間を表わす、即ちそのサンプリング周期に得
られバツフアメモリ30のメモリロケーシヨン3
0‐0に入つている基準値が得られたずれ時間を
表わす。 例えばフエーズが、高速サンプリング周期No.
29において始まつた場合、そのサンプリング周期
の8つの基準値に対して、次のずれ時間が該当す
る。 乗算器16a:(29+0.32)△τ=29 △τ 〃 16b:(20+1.32)△τ=61 △τ 〃 16c:(29+2.32)△τ=93 △τ 〃 16d:(29+3.32)△τ=125△τ 〃 16e:(29+4.32)△τ=157△τ 〃 16f:(29+5.32)△τ=189△τ 〃 16g:(29+6.32)△τ=221△τ 〃 16h:(29+7.32)△τ=253△τ したがつてこれらの基準値は加算メモリ18の
メモリロケーシヨン中に、先行の内容に加算して
整列して入れられなければならない。 これらのメモリロケーシヨンのアドレスはアド
レスコンピユータ38により計算され分配回路1
7に伝達される。 アドレスコンピユータ38の実施例を第7図に
示す。このコンピユータに設けられている
“modulo 32”加算器40は2つの入力側群にお
いてアドレスカウンタ31とインデツクスレジス
タ37の出力信号を供給される。入力信号の
“modulo 32”の和を供給する“modulo 32”の出
力側は直接的にアドレス38の第1の出力側38
aを成す。この出力側からはそれぞれバツフアメ
モリ30から取出される、8つの基準値の群の最
初の基準値を加算メモリ18内で整列して入れる
べきメモリアドレスが送出される。 さらに、“modulo 32”加算器40の出力側に
7つの加算回路41,42,43,44,45,
46,47がカスケードで接続されている。この
加算回路の第2の入力側は継続的に、数値“32”
である信号を供給される。この加算回路の出力側
が、アドレスカウンタの出力側38b,38c…
38hを形成する。 したがつて、出力側38bには出力側38aに
おけるアドレスより32大であるアドレスが現われ
る。同様にして、アドレス38のそれぞれの別の
出力側38c,38d…におけるアドレスが、そ
れぞれ、先行の出力側におけるアドレスより32大
である。これによつて、8つの基準値を整列して
入れるべき前述のアドレスが得られる。 分配器17は各基準値群の8つの基準値を順
次、アドレスコンピユータ38により表わされる
アドレスを加算メモリ18中に整列して入れる。
この過程が終了されるとはじめて、制御回路35
は出力側35cにて次のクロツクパルスを送出す
る。 このクロツクパルスによつてアドレスカウンタ
31の内容が1にされる。したがつて読取回路3
3はメモリロケーシヨン30‐1の内容を占め
る。アドレスカウンタ38はアドレスカウンタ3
1のカウンタ状態に基づき9つのアドレス、先に
選んだ例ではアドレス30,62,94,12
6,158,190,222,254を計算す
る。分配回路17は8つの取出された基準値を加
算メモリ18の相応のメモリロケーシヨン中に整
列して入れる。 アドレスカウンタ31がカウンタ状態3に達す
ると、アドレスは出力側38aにてアドレス32
でなく、(加算回路40は“modulo 32”‐加算
器として構成されているので)アドレス0を供給
する。したがつてその他の出力側38b,38c
…38hにおいて、アドレス32,64,96,
128,160,192,224が現れる。これ
らのアドレスはずれ時間0△τ,32△τ…224△
τに対応している、それというのはバツフアメモ
リ30のメモリロケーシヨン30‐3から取出さ
れる基準値が、次の低速サンプリングサイクルの
高速サンプリングサイクルNo.0に属するからであ
る。このようにしてフエーズにおいて順次すべ
ての256の基準値がバツフアメモリ30から取出
され加算メモリ18中に入れられる。 フエーズは次のような場合終了される、即
ち、最後の基準値群がメモリロケーシヨン30‐
31から取出されメモリ18中に整列して入れら
れた際に終了される。そろ際、アドレスカウンタ
31は零になり、制御回路35は次のサイクルの
フエーズを先に述べた形式で開始することがで
き、このフエーズにおいて、やはり256の基準
値が高速サンプリングのタイミングで得られ、バ
ツフアメモリ30中にてメモリされ、それにひき
つづいて加算メモリ18中に入れられる。 前述の動作によつて、第2図の相関器において
用いられるような加算メモリ18中への乗算結果
の直接入力の場合におけるより高い高速サンプリ
ング周波数fcを可能にする。その場合、高速サ
ンプリング周波数はたんに本実施例において制御
回路35の出力側35cにおけるクロツクパルス
の繰返周波数と同じでありさえすればよい。この
繰返周波数は次のように定める必要がある、即ち
各サンプリング周期において順次8つの情報が、
先行の内容に加算して加算メモリ18の異なるロ
ケーシヨン中に入れられ得るように定める必要が
ある。 相関器の前述の実施例では加算メモリ18の同
じ動作速度のもとで、高速のサンプリング周波数
が、少なくともn倍(この場合8倍)大にすると
よい、それというのも、それぞれの高速サンプリ
ング周期においてそれぞれ8つの基準値がパラレ
ルにバツフア30中に書込まれるからである。 一般に次のようにして高速化が得られる、即
ち、メモリ中への情報の直接入力が、メモリの先
行の内容への加算より高速に行なわれ得、さら
に、バツフアメモリ中への入力が整列されずに順
次連続するメモリロケーシヨン中に行なわれるよ
うにするのである。 インデツクスカウンタ36とインデツクスレジ
スタ37の使用により得られる利点とするところ
は各サイクルのフエーズを各任意の時点で開始
でき、それにより先行のサイクルのフエーズの
終了後待ち時間が経過しない、ということであ
る。簡単化された実施例ではインデツクスカウン
タ36とインデツクスレジスタ37を省くことが
できる。このことの前提となるのは、制御回路3
5はフエーズをそのつど低速サンプリング周期
の高速サンプリング周期No.0において開始させる
ことである。このことは例えば次のようにして容
易に行なわせ得る、即ちサイクルが制御回路35
において次の低速クロツクパルスI′cによりトリ
ガされるようにするのである。アドレスコンピユ
ータ38において“modulo 32”加算器40を省
くことができ、それにより、出力側38aが、加
算器41〜47も接続されているアドレスカウン
タ31の出力側によつて直接的に形成されてい
る。 上述のバツフアメモリ30を用いての中間メモ
リの方式は基準値が極性信号の2進サンプリング
値の乗算によつて形成ししたがつてそれぞれ唯1
つのビツトから成るようにする場合に限られるも
のでない。上記方式は、サンプリング回路14,
15が被サンプリング信号値の大きさと極性を表
わす多桁の2進サンプリング値を送出するように
構成されている場合に好適である。この場合はバ
ツフアメモリ30は各メモリロケーシヨンがn個
の多桁の2進コード群を所属の部分に収容できる
ように構成しさえすればよい。 さらに、バツフアメモリ30の容量がKのメモ
リロケーシヨンに限る必要は必ずしもない。容量
はKの倍数にすることもでき、それにより各フエ
ーズにおいてm=n・Kの基準値が中間記憶さ
れ得、それにひきつづいてフエーズにおいて加
算メモリ18の各メモリロケーシヨンに相応して
何倍も記憶内容を入れるようにすることもでき
る。このために必要な、アドレスコンピユータ3
8の変更することは当業者にとつて困難なことで
はない。 第5図の相関器の回路部分、殊に、バツフアメ
モリ30、アドレスカウンタ31、制御回路3
5、インデツクスカウンタ37、アドレスコンピ
ユータ38、分配回路17、加算メモリ18は勿
論、適当にプログラミングされたマイクロコンピ
ユータによつて形成できることも勿論である。こ
の場合バツフアメモリ30は有利にマイクロコン
ピユータの動作メモリ(RAM)の一部である。 前述の相関方式は相関速度測定の場合における
2つの異なる信号の例示した相関に限られない。
上記方式は基本的に、2つの異なる信号の相関又
は信号の自己自身との自己相関を行なうべきすべ
ての適用分野に適する。自己相関の場合すべての
前述の実施例において信号y(t)の代わりにた
んに信号x(t)が用いられる。
【表】
第1図は導管中を流れる媒体の流速の相関測定
用装置のブロツク図、第2図は第1図の装置の相
関器のブロツク接続図、第3図は第2図の相関器
による相関関数の計算動作の説明用ダイヤグラ
ム、第4図は第1図の実施例の変化形を示すブロ
ツク接続図、第5図は第2図の相関器の変化実施
例のブロツク接続図、第6図は第5図の相関器の
一部の詳細図、第7図は第5図の相関器のアドレ
スコンピユータの実施例のブロツク接続図であ
る。 1…導管、2,3…センサ、4…相関器、5…
評価装置、6,7…信号変換器、8,9…サンプ
リング回路。
用装置のブロツク図、第2図は第1図の装置の相
関器のブロツク接続図、第3図は第2図の相関器
による相関関数の計算動作の説明用ダイヤグラ
ム、第4図は第1図の実施例の変化形を示すブロ
ツク接続図、第5図は第2図の相関器の変化実施
例のブロツク接続図、第6図は第5図の相関器の
一部の詳細図、第7図は第5図の相関器のアドレ
スコンピユータの実施例のブロツク接続図であ
る。 1…導管、2,3…センサ、4…相関器、5…
評価装置、6,7…信号変換器、8,9…サンプ
リング回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2つの信号の相関方法であつて、2つの信号
の相互に時間的にずれたサンプリング値を相互に
乗算し、かつ相関関数の基準値を決定するため同
じ時間ずれに相応する乗算結果の平均値を形成す
るようにした方法において前記両信号のうち一方
の信号を他方の信号のサンプリング周波数の倍数
である周波数でサンプリングし、比較的に低速で
サンプリングされる信号のそのつど最後の複数個
のサンプリング値をメモリし、比較的高速でサン
プリングされる信号のそれぞれのサンプリング値
を同時に前記の比較的に低速にサンプリングされ
た信号のすべてのメモリ値に乗算し、乗算された
サンプリング値間の同じ時間ずれにそれぞれ相応
する各乗算結果を別個に加算するようにしたこと
を特徴とする2つの信号の相関方法。 2 比較的に低速にサンプリングされた信号に対
して、そのサンプリング値のメモリ前に前遅延を
行なうようにした特許請求の範囲第1項記載の方
法。 3 前遅延が可調整であるようにした特許請求の
範囲第2項記載の方法。 4 相関関数のm=k・n個の基準値の形成のた
め2つの信号を周波数比1:nでサンプリング
し、比較的に低速でサンプリングされる信号のn
個の最後のサンプリング値をそのつどメモリする
ようにした特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 m=2nの相関関数の基準値の形成のため両
信号を周波数比1:2n/nでサンプリングする
ようにし、その場合nは2のべき乗指数であるよ
うにした特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 順次連続する複数個のサイクルのうちおのお
のの第1のフエーズにおいてそのつど比較的高速
のサンプリングの各サンプリング周期において同
時に得られたn個の乗算結果を高速サンプリング
のタイミングで並列的にバツフアメモリ中に書込
み、かつ、各サイクルの第2フエーズにおいてバ
ツフアメモリにおいてメモリされた乗算結果を加
算メモリの動作速度に適合するタイミングでバツ
フアメモリから読出し、加算メモリのメモリロケ
ーシヨンに分配するようにした特許請求の範囲第
4項記載の方法。 7 各サイクルの第1フエーズにおいてn個の同
時の乗算結果のk個の群又はk個の群の整数倍を
計算し、バツフアメモリ中に書込むようにした特
許請求の範囲第6項記載の方法。 8 各2番目ごとのフエーズにおいて両信号のサ
ンプリングと乗算結果の形成を継続させるがバツ
フアメモリ中への乗算結果の入力を阻止するよう
にした特許請求の範囲第6項記載の方法。 9 周波数比1:kで両信号をサンプリングする
装置と、比較的に低速にサンプリングされた信号
のn個の最後のサンプリング値のメモリのための
n個の段を有するレジスタと、一方の入力側にお
いてそれぞれレジスタ段の内容を供給され他方の
入力側においてパラレルに、比較的高速にサンプ
リングされる信号のサンプリング値を供給される
n個の乗算回路と m=k・nのメモリロケーシヨンを有する加算
メモリと、前記乗算回路から供給される乗算結果
を、当該の時間ずれに所属するメモリロケーシヨ
ン中へ先行の内容に加算して入力するための分配
回路とを有するようにしたことを特徴とする2つ
の信号の相関方法であつて、2つの信号の相互に
時間的にずれたサンプリング値を相互に乗算し、
かつ相関関数の基準値を決定するために同じ時間
ずれに相応する乗算結果の平均値を形成するよう
にした方法を実施する装置。 10 分配回路と加算メモリをマイクロコンピユ
ータの構成部分によつて形成する特許請求の範囲
第9項記載の相関装置。 11 n段のレジスタをシフトレジスタとして構
成し、さらに、比較的に低速にサンプリングされ
る信号を第1レジスタ段中へ入力するためと、各
レジスタ段の内容を次のレジスタ段へ比較的に低
いサンプリング周波数のタイミングでシフトさせ
るための装置を設けた特許請求の範囲第9項記載
の装置。 12 各サンプリング装置に、相関すべき信号を
2進信号に変換するための信号変換器を前置接続
した特許請求の範囲第9項記載の装置。 13 各サンプリング装置をDフリツプフロツプ
で構成し、該フリツプフロツプのD入力側を所属
の信号変換器の出力側と接続し、また、そのクロ
ツク入力側に、所属のサンプリング周波数に相応
する繰返周波数でクロツクパルスが加えられるよ
うにした特許請求の範囲第12項記載の装置。 14 比較的低い繰返周波数でクロツクパルスを
供給されるDフリツプフロツプが、後続の各段が
同じくDフリツプフロツプによつて形成されてい
るn段のシフトレジスタの第1段であるように
し、さらに、それらのDフリツプフロツプのD入
力側をそれぞれ先行段のDフリツプフロツプのQ
出力側と接続し、またそのクロツク入力側には比
較的低い繰返周波数のクロツクパルスが加えられ
るようにした特許請求の範囲第13項記載の装
置。 15 各乗算回路をデイジタル結合回路によつて
形成するようにした特許請求の範囲第12項記載
の装置。 16 それぞれのデイジタル結合回路が等値対等
回路であるようにした特許請求の範囲第15項記
載の装置。 17 各サンプリング装置に、各サンプリング値
を多桁のデイジタルコード化された信号に変換す
るためのA―D変換器を後置接続した特許請求の
範囲第9項記載の装置。 18 サンプリング装置、レジスタ、乗算回路
が、アナログ回路であり、また、各乗算回路にA
―D変換器を後置接続した特許請求の範囲第9項
記載の装置。 19 比較的低速にサンプリングされる信号に対
するサンプリング装置に遅延回路を前置接続した
特許請求の範囲第9項記載の装置。 20 遅延回路の遅延時間が可調整であるように
した特許請求の範囲第19項記載の装置。 21 遅延回路をシフトレジスタで構成し、該シ
フトレジスタにシフトパルスが、高速サンプリン
グ周波数のタイミングで加えられるようにした特
許請求の範囲第19項記載の装置。 22 シフトレジスタに、高速サンプリングで周
波数のタイミングで制御されるサンプリング回路
を前置後続した特許請求の範囲第21項記載の装
置。 23 高速サンプリング周波数に相応する繰返周
波数でクロツクパルスを送出するクロツク発生器
と、分周比1:kを有する、クロツク発生器に後
置接続の分周器とを有するようにした特許請求の
範囲第9項記載の装置。 24 クロツク発生器の周波数が可調整であるよ
うにした特許請求の範囲第23項記載の装置。 25 乗算回路と分配回路との間に挿入接続され
たバツフアメモリと、乗算結果をバツフアメモリ
中へ各第1のフエーズにおいて高速サンプリング
のタイミングでパラレル入力するためと、メモリ
された情報をバツフアメモリから分配回路中へ各
2番目のフエーズにおいて高速サンプリングのタ
イミングとは無関係のタイミングで伝送するため
の制御回路とを有するようにした特許請求の範囲
第9項記載の装置。 26 バツフアメモリはkのメモリロケーシヨン
又はkの倍数のメモリロケーシヨンを有し、該メ
モリロケーシヨンのうち各メモリロケーシヨンは
n個の乗算結果の記憶入力に十分な容量を有する
ようにした特許請求の範囲第25項記載の装置。 27 バツフアメモリに1つのアドレスカウンタ
を配属し、該カウンタのカウンタ状態は乗算結果
の群の書込又は読取に係るメモリロケーシヨンの
アドレスを表わすようにした特許請求の範囲第2
6項記載の装置。 28 制御回路はアドレスカウンタのシフトを高
速サンプリングのタイミングで各第1のフエーズ
にて、また、各2番目のフエーズにて伝送のタイ
ミングで制御するようにした特許請求の範囲第2
7項記載の装置。 29 アドレスコンピユータないしアドレス計算
回路を設け、該コンピユータは各2番目のフエー
ズにおいてアドレスカウンタのカウンタ状態を指
示する信号を供給され、該信号から、乗算結果の
得られた時間ずれに対応する加算メモリのメモリ
ロケーシヨンのアドレスを計算するようにし、そ
の場合それらの乗算結果はアドレスメモリのカウ
ンタ状態に相応するアドレスを有するバツフアメ
モリのメモリロケーシヨンに入つているものであ
るようにした特許請求の範囲第28項記載の装
置。 30 制御回路は各第1のフエーズを比較的低速
のサンプリングの周期の始まりと同時にトリガす
るようにした特許請求の範囲第29項記載の装
置。 31 比較的高速のサンプリングのタイミングで
継続的にシフトされるインデツクスカウンタと、
インデツクスレジスタとを設け、該レジスタはイ
ンデツクスカウンタの瞬時のカウンタ状態の転送
のため各第1のフエーズの始めに制御回路により
トリガされ、また前記レジスタの出力側をアドレ
スコンピユータと接続した特許請求の範囲第29
項記載の装置。 32 インデツクスカウンタは“modulo―k”
カウンタであるようにした特許請求の範囲第31
項記載の装置。 33 インデツクスカウンタは分周1:kに用い
られる分周器によつて形成されている特許請求の
範囲第32項記載の装置。 34 制御回路、バツフアメモリ、アドレスレジ
スタおよび/又はアドレスコンピユータが、マイ
クロコンピユータの構成部分によつて形成されて
いる特許請求の範囲第25項記載の装置。 35 媒体流経路に沿つて相互に所定の間隔をお
いて配置された2つのセンサにより供給される信
号の相関により媒体の媒体流速度の決定の際適用
されるようにした特許請求の範囲第9項記載の装
置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19792940158 DE2940158C2 (de) | 1979-10-03 | 1979-10-03 | Verfahren und Anordnung zur Korrelation von zwei Signalen |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5659363A JPS5659363A (en) | 1981-05-22 |
| JPS6136676B2 true JPS6136676B2 (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=6082630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13786380A Granted JPS5659363A (en) | 1979-10-03 | 1980-10-03 | Method and device for corelating two signals |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5659363A (ja) |
| DE (1) | DE2940158C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58144278A (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-27 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 実時間相関計の信号処理方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1493450A (fr) * | 1966-04-25 | 1967-09-01 | Commissariat Energie Atomique | Perfectionnements aux corrélateurs |
| FR2100550B2 (ja) * | 1970-05-26 | 1973-05-25 | Commissariat Energie Atomique | |
| JPS5234140B2 (ja) * | 1973-05-21 | 1977-09-01 | ||
| JPS5046458A (ja) * | 1973-08-31 | 1975-04-25 |
-
1979
- 1979-10-03 DE DE19792940158 patent/DE2940158C2/de not_active Expired
-
1980
- 1980-10-03 JP JP13786380A patent/JPS5659363A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE2940158C2 (de) | 1986-01-02 |
| JPS5659363A (en) | 1981-05-22 |
| DE2940158A1 (de) | 1981-04-09 |
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