JPS6137807B2 - - Google Patents
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- JPS6137807B2 JPS6137807B2 JP51117083A JP11708376A JPS6137807B2 JP S6137807 B2 JPS6137807 B2 JP S6137807B2 JP 51117083 A JP51117083 A JP 51117083A JP 11708376 A JP11708376 A JP 11708376A JP S6137807 B2 JPS6137807 B2 JP S6137807B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/06—Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
- H01Q21/22—Antenna units of the array energised non-uniformly in amplitude or phase, e.g. tapered array or binomial array
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q19/00—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
- H01Q19/10—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
- H01Q19/12—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave
- H01Q19/17—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave the primary radiating source comprising two or more radiating elements
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
本発明は、一般にアンテナに係り、特に、放射
されたビームのサイドローブが非常に小さい事を
特徴とするアンテナシステムに係る。 種々の使用目的に対しては、整形された即ち予
め定められた断面を持つたビームを放射できる事
が必要であり、少くとも非常に好都合である。か
かるビームは実質的に重なり合う事なく地上の特
定地域又は空間の特定の立体角を照射することが
できる。これはサテライトアンテナが、不規則形
状の特定の国や州や時間ゾーンを照射しなければ
ならない通信の目的に対して特に重要である。こ
れは別々のプログラムを互いに干渉する事なく
別々の地域に同時に送る事ができる様に周波数ス
ペクトルを節約するのに特に重要である。 これまでにアンテナビームを整形するための試
みがなされた。この研究はレーダに適用するマイ
クロ波アンテナを開発する目的で第2次世界大戦
中に着手された。これは放物面状(パラボラ)反
射器又はレンズを照射するのに用いられる多素子
供給配列体によつて達成する事ができる。或いは
又、反射器の形状はビーム線を分散する事によつ
てビームを整形する様に変更されてもよい。 従つて、通信の使用目的に対しては、多数の相
接するスポツトビームで所望の地域を照射する試
みがなされた。各スポツトビームは反射器又はレ
ンズを照射する単1供給体によつて発生された従
来の回折パターンの主ローブ断面である。所望の
形状は各々の供給素子の信号電圧を単に加算する
事によつて得られていた。然し乍ら、この技術で
は地域的な形状が充分に得られない。更に、上記
多数の供給体が反射器又はレンズの焦点からずら
されているために、大きなサイドローブが生じ
る。もちろんこれは、所望のビーム到達ゾーンに
隣接した地域が、不所望な著しい干渉を引き起こ
す実質的出力によつて照射されるという事を意味
する。 この様な悪い結果を生じる1つの理由は、レン
ズ及び反射器を用いたあらゆるアンテナの放射パ
ターンが、レンズ又は反射器の焦点から放射素子
がずれた時に、全く悪くなるという事である。こ
れは放物面状の反射器について特に言えることで
ある。なぜならば、回折パターンによつて生じる
サイドローブは放射素子が焦点からずらされた時
に振巾が実質的に増加するからである。 そこで本発明の目的は、実質的にサイドローブ
を生じる事なく一般的にガウス分布のビームを発
生するアンテナ配列体を提供する事である。 本発明の別の目的は、各々の放射素子が他の放
射素子と同位相でありそして素子励起係数が複素
数ではなくて実数である様にこれら放射素子に供
給される電力を簡単に決定する事ができるので比
較的簡単に実施することのできる型式のアンテナ
配列体を提供する事である。 本発明の更に別の目的は、放射素子間の間隔及
び励起電力がガウス状ビームを得る所望の結果に
対して容易に計算され得る様な型式のアンテナを
提供する事である。 本発明のなお別の目的は、実質的に重なり合わ
ずに一般的にガウス分布の所定形状のビームを発
生することのできるアンテナ配列体を提供する事
である。 本発明によれば、1つ或いはそれ以上の基本小
配列体から成るアンテナシステムが提供される。
小配列体は正方形、即ち各々3つの素子の3つの
列に配置された9個の素子から成る。 各々の素子が他の素子と同位相であり且つ所望
の結果を得る様に電力が予め定められる様、放射
さるべき波が素子に供給される。例えば、7素子
小配列体に対しては、円形に配置された外側素子
全てに同一の電力が供給され、中央の素子には上
記同一の電力を定数倍したものが供給される。 素子はオフセツト(軸ずれ)された放物面状反
射器又はレンズの様な集束手段に結合される。 放射素子の各々は例えばホーン又は交叉された
ダイポール対から成つてもよい。もちろん、これ
の代りに他の既知の放射素子を用いてもよい。 基本的には、所定パターンより外側の実質的に
全ての放射が干渉により打ち消される様な構成に
なつている。換言すれば、その分布はガウス状で
ありそしてサイドローブは実質的に最小である。 本発明の特質と考えられる新規な特徴は特許請
求の範囲に特に述べられている。然し乍ら、本発
明自身は、その構成及び作動方法並びにその更に
別の目的及び効果に関しては、添付図面を参照し
て以下の詳細な説明を読む事によつて最もよく理
解されるであろう。 さて添付図面の特に第1図乃至7図を参照すれ
ば、7個の放射素子の基本小配列体から成る本発
明の実施例が1例として示されている。7個の放
射素子は例えばホーンから成り、6個の素子が中
央の放射器のまわりで円形に配置される様に構成
されている。更に、第1図乃至7図の実施例はパ
ラボラ反射器の如き軸ずれ反射器を備えている。 従つて、第1図を参照すれば、放射器配列体2
1によつて軸ずれ状態で照射されるパラボラ反射
器の如き反射器20が示されている。反射器20
及び放射器配列体構造体21はブラケツト22に
堅固に装着され、該ブラケツトは1対のプレート
23によつて配列体21を支持する。実際上は、
第1図のアンテナ配列体24は8個以上の素子か
ら成る。放射素子の種々の形態は特に第11図乃
至15図を参照して以下で説明する。 さて第2図を参照すれば、ホーン26の如き放
射素子の配列体25が示されている。上記で説明
した様に、この配列体25は本発明の1つの基本
小配列体と称する7個の素子から成る。7個のホ
ーン26は2つの離間された円形プレート27と
28との間に装着され、これらプレートは間隔取
り素子30によつて互いに適当に離間されてい
る。ホーン26の各々は31で示された様な同軸
ラインによつて給電され、これについては第3図
に関連して以下で説明する。又、この同軸ライン
が出て来るところのボツクス32にはストリツプ
ラインが装着されている。 さて第3図を参照すれば、変調された搬送波の
源33から第2図の7個のホーン26の各々へ電
力を分配する装置が示されている。変調された搬
送波の源33は例えば12単位の電力を2つのスト
リツプライン34及び35へ供給し、これらスト
リツプラインはその入力電力を等しく分割する。
従つて6単位の電力が各ストリツプライン34及
び35から得られる。ストリツプライン34は4
単位の電力がライン36から得られ且つ2単位の
電力がライン37から得られる様に2つのライン
36及び37に分割される。次いでライン36か
らの電力は再び2つの部分に分割されてストリツ
プライン38及び40から得られ、そして又これ
らライン38及び40の各々はライン37に接続
された結合部43の電力と同様に結合部41及び
42に於いて等しく分割される。その結果、同軸
ライン44,44′,44″等の各々に於いて得ら
れる電力は1単位の電力となる。一方、同軸ライ
ン45から得られる電力は6単位の電力となる。
個々の同軸ラインによつて供給される電力の意義
は以下で説明する。 44及び45の如き個々の同軸ケーブルは物理
的長さは異なつてもよいという事を注意すべきで
ある。この理由は、各ホーンに与えられる信号が
同位相である様にこれら同軸ケーブル全てが各ス
トリツプラインとその関連ホーンとの間で同一の
電気的長さを有していなければならないからであ
る。46の如きコネクタが35の如き個々のスト
リツプラインとそれに対応する関連同軸ケーブル
との間に適当な電気的な伝達をなすという事が理
解されよう。 さて、ホーン26の如き1つのホーンの構造細
部を示した第4図乃至7図について説明する。ホ
ーンは長方形断面の導波管と丸い断面の導波管と
の間に遷移部を設ける様に構成されている。従つ
て第5図に示された様に、ホーン26の狭端部分
は長方形部分47から成り、該部分47は関連同
軸ケーブル50の1部を形成するプローブ48に
よつて励起される。51で明らかに示された様
に、ホーン26はその両側に平らな面を有してお
り、これら面は第5図及び6図の52で示された
丸い輪郭に向つて徐々にテーパ付けされている。
第4図に示された様に、ホーンは外側にフレアの
付いた部分54で終る円筒状部分53を有してい
る。第7図はホーン26に結合されたフランジ5
5を示している。このフランジ55は長方形導波
管47及びプローブ48に接続される。 従つて、26の如きホーンの各々は波が各ホー
ンに於いて同位相であり然ほ別々の電力を有する
様に、変調された搬送波の源から供給されるとい
う事が明らかであろう。これは第12図乃至15
図に関して詳細に説明する。 さて第8図、9図、10a図及び10b図につ
いて説明する。これらの図はオフセツトされたパ
ラボラ反射器と多配列体のアンテナ供給体との間
の幾何学的関係を示している。更にこれらの図は
供給平面の座標と反射器の焦点に関する1次座標
との間の関係を示している。第8図は反射器と、
反射器の幾何学形状を定めるのに用いられる直角
座標系(x,y,z)とを示している。第9図は
アンテナの放射パターンを説明するのに用いられ
る球座標系(γ,θ,φ)を示している。アンテ
ナパターンは角度θの一定値に対してz軸から測
定された極座標角θの関数として計算され且つ表
示される。yz平面パターンはφ=π/2,3
π/2に対して得られる。 反射器20は直径Dp及び焦点距離Fの放物線
回転体(放物面母体)の軸ずれセクタを備えてい
る。対物面の焦点は直角座標系(x,y,z)の
原点0に置かれている。反射器の面(軸ずれセク
タ)は半分の角度(φ2−φ1)/2の円錐と放
物面母体の面との交点によつて形成される。円錐
の軸(負のz′軸)は負のz軸からφ0=(φ1+
φ2)/2の角度に於いてxz平面に存在する。
xy平面に於けるオフセツトされた反射器の縁の
突き出たアパーチヤは直径Dの円断面である。
xz平面に直角に見た場合は、反射器の下端は座
標x1及び対応角度φ1によつて定められる。その
上端は座標x2及び対応角度φ2によつて定めら
れ、ここでx2=Dp/2である。実際には寸法x1
は供給システムが反射器のアパーチヤを妨げない
様に(反射器の面から出て来てz軸に平行に出さ
れるビーム線をさえ切らない様に)選択される。
角度φ1及びφ2は次式で定められる。 x1+D=Dp/2であり且つ縁の突き出た円形ア
パーチヤの中心はxC=x1+D/2,y=0に於
いて生じるという事は明らかである。 単1の供給素子(例えばホーンや導波管放射
器)はその位相の中心が原点0にある様に、且つ
ホーンの対称軸が角度φ0まで高められてホーン
の放射パターンが負のz′軸に沿つて指向される様
に位置される。多数の供給素子(例えばホーンの
配列体)はそれらの位相の中心がP′平面に位置さ
れる様に配置され、P′平面は原点を通つてz′軸に
直角な平面である。このP′平面はxz平面に直角
であり且つy軸を含む事になる。P′平面とxz平
面との交点が第8図の点線で示されている。供給
平面(P′平面)座標(x′,y′,0)と1次座標系
(x,y,z)との間の関係が第10a図及び1
0b図に示されている。位相の中心が位置P1にあ
る様に位置された供給素子はP′平面座標 を有しており、 ここでp=√(′)2+(′)2であり且つtanφ′
=
(x′/y′)である。点P1のP′平面座標に対応する
1次座標は である。2つの座標系に於いてyとy′とが同一で
ある事に注意されたい。ホーン又はこれに類似し
た放射器の集合体が、これらの位相の中心がP′平
面に位置される様にして配置された時には、ホー
ンの軸(即ち、素子の放射パターンの軸)はP′平
面に対して直角に負のz′方向に導かれる。 さて第11図を参照すれば、第2図に示された
型式の基本的な7素子小配列体の略図が示されて
いる。各々の放射素子はホーンである代りに開放
端導波管から成つてもよいし、或いは又第16図
に示された型式の2対の交叉ダイポールから成つ
てもよいし、又はスロツト配列体の供給体や単1
スロツト或いは交叉スロツトや同様の良く知られ
た放射器から成つてもよいという事を当然理解す
べきである。 第11図は放射器の小配列体の平面図であると
考えられる。上記で説明した様に、この小配列体
は6個の円形に配置された放射器56と中央の放
射器57とを備えている。点線59で示された様
に、素子は等辺三角形を形成しそして隣接素子間
の間隔は図示された様にSである。又、座標系
x′及びy′は例えば第10b図の座標系に対応して
示されている。第11図示された円は上記した
P′平面に於ける素子の位置に対応している。各円
の中心は素子の位置の中心即ち波の位相の中心を
定める。 外側素子即ち円形に並んだ素子56の電圧振巾
係数は等しく、a0で示され、一方中央の素子57
の電圧振巾係数はa0を定数kで乗算するこをによ
つて得られる(ka0)。 定数kは正の実数であるという事に注意すべき
である。これは配列体によつて照射される反射器
又はレンズの形状に依存している。従つて、各放
射素子の電圧振巾係数が複素数ではなくて実数で
あるという事が第11図の基本小配列体の独特の
特性である。もちろんこれは配列体素子が電気的
に同位相であり、それらの振巾乃至は電力が互い
に異なるだけに過ぎないという事を意味してい
る。 間隔Sおよび定数kの値は、レンズ又はオフセ
ツトされた反射器のための供給体として用いられ
たときの第11図の小配列体によつて発生される
放射パターンの平均サイドローブ振巾を最適化す
ることによつて決定される。信号即ち波の波長を
λとすれば間隔Sは代表的に3/4λと5/4λ
との間の範囲にあるということがわかつている。
特にSは、2つの隣接供給素子によつて発生され
る回折パターンの主たる最大値から成る主ビーム
が−3dBの相対的利得レベルに於いて截る即ち横
切る様な間隔にほぼ等しい。別の云い方をすれ
ば、Sは2つの隣接ビームの最大値間の角度的な
分離が、半電力即ち−3dBレベルに於けるスポツ
トビームに含まれたビーム巾と対応する様な間隔
にほぼ等しい。多数のオフセツト反射器に対して
はSの最適値がほゞ1.0λであるとわかつてい
る。 多数のレンズ及び反射器の形態の研究は定数k
が2乃至3の範囲にある事を示している。或る特
定のオフセツト反射器に対してはkの最適値が
2.45であるとわかつている。 各素子の電圧振巾係数が電圧振巾係数の平方に
比例するという事はもちろん良く知られている。
従つて第3図に関して上記した様に、a0、即ち外
側素子56の各々に供給される電力が1の場合に
は中央の素子がk2で励起され、これはほゞ6単位
の電力である。第3図の分配回路網はこれらの値
を考慮して構成されている。6単位の電力は、
2.45の平方にほゞ相当し、これはkに対して上記
で見い出した値である。従つて、小配列体に与え
られる全電力は12単位であり、その半分が中央の
素子57を駆動するのに用いられそして残りは外
側の円形に並んだ素子56を駆動するために等し
い量で用いられるという事が明らかであろう。 第11図の基本的7素子配列体はx′,y′軸に対
して特定の方向で示されているが、これは便宜上
に過ぎない。第11図の小配列体の放射特性は配
列体の位置には無関係であるとわかつている。従
つて、小配列体は第11図に示された位置から任
意に移動乃至は回転することができる。 以下に示した表1は第11図に示され且つ上記
で検討した励起係数及び素子位置を要約するもの
である。
されたビームのサイドローブが非常に小さい事を
特徴とするアンテナシステムに係る。 種々の使用目的に対しては、整形された即ち予
め定められた断面を持つたビームを放射できる事
が必要であり、少くとも非常に好都合である。か
かるビームは実質的に重なり合う事なく地上の特
定地域又は空間の特定の立体角を照射することが
できる。これはサテライトアンテナが、不規則形
状の特定の国や州や時間ゾーンを照射しなければ
ならない通信の目的に対して特に重要である。こ
れは別々のプログラムを互いに干渉する事なく
別々の地域に同時に送る事ができる様に周波数ス
ペクトルを節約するのに特に重要である。 これまでにアンテナビームを整形するための試
みがなされた。この研究はレーダに適用するマイ
クロ波アンテナを開発する目的で第2次世界大戦
中に着手された。これは放物面状(パラボラ)反
射器又はレンズを照射するのに用いられる多素子
供給配列体によつて達成する事ができる。或いは
又、反射器の形状はビーム線を分散する事によつ
てビームを整形する様に変更されてもよい。 従つて、通信の使用目的に対しては、多数の相
接するスポツトビームで所望の地域を照射する試
みがなされた。各スポツトビームは反射器又はレ
ンズを照射する単1供給体によつて発生された従
来の回折パターンの主ローブ断面である。所望の
形状は各々の供給素子の信号電圧を単に加算する
事によつて得られていた。然し乍ら、この技術で
は地域的な形状が充分に得られない。更に、上記
多数の供給体が反射器又はレンズの焦点からずら
されているために、大きなサイドローブが生じ
る。もちろんこれは、所望のビーム到達ゾーンに
隣接した地域が、不所望な著しい干渉を引き起こ
す実質的出力によつて照射されるという事を意味
する。 この様な悪い結果を生じる1つの理由は、レン
ズ及び反射器を用いたあらゆるアンテナの放射パ
ターンが、レンズ又は反射器の焦点から放射素子
がずれた時に、全く悪くなるという事である。こ
れは放物面状の反射器について特に言えることで
ある。なぜならば、回折パターンによつて生じる
サイドローブは放射素子が焦点からずらされた時
に振巾が実質的に増加するからである。 そこで本発明の目的は、実質的にサイドローブ
を生じる事なく一般的にガウス分布のビームを発
生するアンテナ配列体を提供する事である。 本発明の別の目的は、各々の放射素子が他の放
射素子と同位相でありそして素子励起係数が複素
数ではなくて実数である様にこれら放射素子に供
給される電力を簡単に決定する事ができるので比
較的簡単に実施することのできる型式のアンテナ
配列体を提供する事である。 本発明の更に別の目的は、放射素子間の間隔及
び励起電力がガウス状ビームを得る所望の結果に
対して容易に計算され得る様な型式のアンテナを
提供する事である。 本発明のなお別の目的は、実質的に重なり合わ
ずに一般的にガウス分布の所定形状のビームを発
生することのできるアンテナ配列体を提供する事
である。 本発明によれば、1つ或いはそれ以上の基本小
配列体から成るアンテナシステムが提供される。
小配列体は正方形、即ち各々3つの素子の3つの
列に配置された9個の素子から成る。 各々の素子が他の素子と同位相であり且つ所望
の結果を得る様に電力が予め定められる様、放射
さるべき波が素子に供給される。例えば、7素子
小配列体に対しては、円形に配置された外側素子
全てに同一の電力が供給され、中央の素子には上
記同一の電力を定数倍したものが供給される。 素子はオフセツト(軸ずれ)された放物面状反
射器又はレンズの様な集束手段に結合される。 放射素子の各々は例えばホーン又は交叉された
ダイポール対から成つてもよい。もちろん、これ
の代りに他の既知の放射素子を用いてもよい。 基本的には、所定パターンより外側の実質的に
全ての放射が干渉により打ち消される様な構成に
なつている。換言すれば、その分布はガウス状で
ありそしてサイドローブは実質的に最小である。 本発明の特質と考えられる新規な特徴は特許請
求の範囲に特に述べられている。然し乍ら、本発
明自身は、その構成及び作動方法並びにその更に
別の目的及び効果に関しては、添付図面を参照し
て以下の詳細な説明を読む事によつて最もよく理
解されるであろう。 さて添付図面の特に第1図乃至7図を参照すれ
ば、7個の放射素子の基本小配列体から成る本発
明の実施例が1例として示されている。7個の放
射素子は例えばホーンから成り、6個の素子が中
央の放射器のまわりで円形に配置される様に構成
されている。更に、第1図乃至7図の実施例はパ
ラボラ反射器の如き軸ずれ反射器を備えている。 従つて、第1図を参照すれば、放射器配列体2
1によつて軸ずれ状態で照射されるパラボラ反射
器の如き反射器20が示されている。反射器20
及び放射器配列体構造体21はブラケツト22に
堅固に装着され、該ブラケツトは1対のプレート
23によつて配列体21を支持する。実際上は、
第1図のアンテナ配列体24は8個以上の素子か
ら成る。放射素子の種々の形態は特に第11図乃
至15図を参照して以下で説明する。 さて第2図を参照すれば、ホーン26の如き放
射素子の配列体25が示されている。上記で説明
した様に、この配列体25は本発明の1つの基本
小配列体と称する7個の素子から成る。7個のホ
ーン26は2つの離間された円形プレート27と
28との間に装着され、これらプレートは間隔取
り素子30によつて互いに適当に離間されてい
る。ホーン26の各々は31で示された様な同軸
ラインによつて給電され、これについては第3図
に関連して以下で説明する。又、この同軸ライン
が出て来るところのボツクス32にはストリツプ
ラインが装着されている。 さて第3図を参照すれば、変調された搬送波の
源33から第2図の7個のホーン26の各々へ電
力を分配する装置が示されている。変調された搬
送波の源33は例えば12単位の電力を2つのスト
リツプライン34及び35へ供給し、これらスト
リツプラインはその入力電力を等しく分割する。
従つて6単位の電力が各ストリツプライン34及
び35から得られる。ストリツプライン34は4
単位の電力がライン36から得られ且つ2単位の
電力がライン37から得られる様に2つのライン
36及び37に分割される。次いでライン36か
らの電力は再び2つの部分に分割されてストリツ
プライン38及び40から得られ、そして又これ
らライン38及び40の各々はライン37に接続
された結合部43の電力と同様に結合部41及び
42に於いて等しく分割される。その結果、同軸
ライン44,44′,44″等の各々に於いて得ら
れる電力は1単位の電力となる。一方、同軸ライ
ン45から得られる電力は6単位の電力となる。
個々の同軸ラインによつて供給される電力の意義
は以下で説明する。 44及び45の如き個々の同軸ケーブルは物理
的長さは異なつてもよいという事を注意すべきで
ある。この理由は、各ホーンに与えられる信号が
同位相である様にこれら同軸ケーブル全てが各ス
トリツプラインとその関連ホーンとの間で同一の
電気的長さを有していなければならないからであ
る。46の如きコネクタが35の如き個々のスト
リツプラインとそれに対応する関連同軸ケーブル
との間に適当な電気的な伝達をなすという事が理
解されよう。 さて、ホーン26の如き1つのホーンの構造細
部を示した第4図乃至7図について説明する。ホ
ーンは長方形断面の導波管と丸い断面の導波管と
の間に遷移部を設ける様に構成されている。従つ
て第5図に示された様に、ホーン26の狭端部分
は長方形部分47から成り、該部分47は関連同
軸ケーブル50の1部を形成するプローブ48に
よつて励起される。51で明らかに示された様
に、ホーン26はその両側に平らな面を有してお
り、これら面は第5図及び6図の52で示された
丸い輪郭に向つて徐々にテーパ付けされている。
第4図に示された様に、ホーンは外側にフレアの
付いた部分54で終る円筒状部分53を有してい
る。第7図はホーン26に結合されたフランジ5
5を示している。このフランジ55は長方形導波
管47及びプローブ48に接続される。 従つて、26の如きホーンの各々は波が各ホー
ンに於いて同位相であり然ほ別々の電力を有する
様に、変調された搬送波の源から供給されるとい
う事が明らかであろう。これは第12図乃至15
図に関して詳細に説明する。 さて第8図、9図、10a図及び10b図につ
いて説明する。これらの図はオフセツトされたパ
ラボラ反射器と多配列体のアンテナ供給体との間
の幾何学的関係を示している。更にこれらの図は
供給平面の座標と反射器の焦点に関する1次座標
との間の関係を示している。第8図は反射器と、
反射器の幾何学形状を定めるのに用いられる直角
座標系(x,y,z)とを示している。第9図は
アンテナの放射パターンを説明するのに用いられ
る球座標系(γ,θ,φ)を示している。アンテ
ナパターンは角度θの一定値に対してz軸から測
定された極座標角θの関数として計算され且つ表
示される。yz平面パターンはφ=π/2,3
π/2に対して得られる。 反射器20は直径Dp及び焦点距離Fの放物線
回転体(放物面母体)の軸ずれセクタを備えてい
る。対物面の焦点は直角座標系(x,y,z)の
原点0に置かれている。反射器の面(軸ずれセク
タ)は半分の角度(φ2−φ1)/2の円錐と放
物面母体の面との交点によつて形成される。円錐
の軸(負のz′軸)は負のz軸からφ0=(φ1+
φ2)/2の角度に於いてxz平面に存在する。
xy平面に於けるオフセツトされた反射器の縁の
突き出たアパーチヤは直径Dの円断面である。
xz平面に直角に見た場合は、反射器の下端は座
標x1及び対応角度φ1によつて定められる。その
上端は座標x2及び対応角度φ2によつて定めら
れ、ここでx2=Dp/2である。実際には寸法x1
は供給システムが反射器のアパーチヤを妨げない
様に(反射器の面から出て来てz軸に平行に出さ
れるビーム線をさえ切らない様に)選択される。
角度φ1及びφ2は次式で定められる。 x1+D=Dp/2であり且つ縁の突き出た円形ア
パーチヤの中心はxC=x1+D/2,y=0に於
いて生じるという事は明らかである。 単1の供給素子(例えばホーンや導波管放射
器)はその位相の中心が原点0にある様に、且つ
ホーンの対称軸が角度φ0まで高められてホーン
の放射パターンが負のz′軸に沿つて指向される様
に位置される。多数の供給素子(例えばホーンの
配列体)はそれらの位相の中心がP′平面に位置さ
れる様に配置され、P′平面は原点を通つてz′軸に
直角な平面である。このP′平面はxz平面に直角
であり且つy軸を含む事になる。P′平面とxz平
面との交点が第8図の点線で示されている。供給
平面(P′平面)座標(x′,y′,0)と1次座標系
(x,y,z)との間の関係が第10a図及び1
0b図に示されている。位相の中心が位置P1にあ
る様に位置された供給素子はP′平面座標 を有しており、 ここでp=√(′)2+(′)2であり且つtanφ′
=
(x′/y′)である。点P1のP′平面座標に対応する
1次座標は である。2つの座標系に於いてyとy′とが同一で
ある事に注意されたい。ホーン又はこれに類似し
た放射器の集合体が、これらの位相の中心がP′平
面に位置される様にして配置された時には、ホー
ンの軸(即ち、素子の放射パターンの軸)はP′平
面に対して直角に負のz′方向に導かれる。 さて第11図を参照すれば、第2図に示された
型式の基本的な7素子小配列体の略図が示されて
いる。各々の放射素子はホーンである代りに開放
端導波管から成つてもよいし、或いは又第16図
に示された型式の2対の交叉ダイポールから成つ
てもよいし、又はスロツト配列体の供給体や単1
スロツト或いは交叉スロツトや同様の良く知られ
た放射器から成つてもよいという事を当然理解す
べきである。 第11図は放射器の小配列体の平面図であると
考えられる。上記で説明した様に、この小配列体
は6個の円形に配置された放射器56と中央の放
射器57とを備えている。点線59で示された様
に、素子は等辺三角形を形成しそして隣接素子間
の間隔は図示された様にSである。又、座標系
x′及びy′は例えば第10b図の座標系に対応して
示されている。第11図示された円は上記した
P′平面に於ける素子の位置に対応している。各円
の中心は素子の位置の中心即ち波の位相の中心を
定める。 外側素子即ち円形に並んだ素子56の電圧振巾
係数は等しく、a0で示され、一方中央の素子57
の電圧振巾係数はa0を定数kで乗算するこをによ
つて得られる(ka0)。 定数kは正の実数であるという事に注意すべき
である。これは配列体によつて照射される反射器
又はレンズの形状に依存している。従つて、各放
射素子の電圧振巾係数が複素数ではなくて実数で
あるという事が第11図の基本小配列体の独特の
特性である。もちろんこれは配列体素子が電気的
に同位相であり、それらの振巾乃至は電力が互い
に異なるだけに過ぎないという事を意味してい
る。 間隔Sおよび定数kの値は、レンズ又はオフセ
ツトされた反射器のための供給体として用いられ
たときの第11図の小配列体によつて発生される
放射パターンの平均サイドローブ振巾を最適化す
ることによつて決定される。信号即ち波の波長を
λとすれば間隔Sは代表的に3/4λと5/4λ
との間の範囲にあるということがわかつている。
特にSは、2つの隣接供給素子によつて発生され
る回折パターンの主たる最大値から成る主ビーム
が−3dBの相対的利得レベルに於いて截る即ち横
切る様な間隔にほぼ等しい。別の云い方をすれ
ば、Sは2つの隣接ビームの最大値間の角度的な
分離が、半電力即ち−3dBレベルに於けるスポツ
トビームに含まれたビーム巾と対応する様な間隔
にほぼ等しい。多数のオフセツト反射器に対して
はSの最適値がほゞ1.0λであるとわかつてい
る。 多数のレンズ及び反射器の形態の研究は定数k
が2乃至3の範囲にある事を示している。或る特
定のオフセツト反射器に対してはkの最適値が
2.45であるとわかつている。 各素子の電圧振巾係数が電圧振巾係数の平方に
比例するという事はもちろん良く知られている。
従つて第3図に関して上記した様に、a0、即ち外
側素子56の各々に供給される電力が1の場合に
は中央の素子がk2で励起され、これはほゞ6単位
の電力である。第3図の分配回路網はこれらの値
を考慮して構成されている。6単位の電力は、
2.45の平方にほゞ相当し、これはkに対して上記
で見い出した値である。従つて、小配列体に与え
られる全電力は12単位であり、その半分が中央の
素子57を駆動するのに用いられそして残りは外
側の円形に並んだ素子56を駆動するために等し
い量で用いられるという事が明らかであろう。 第11図の基本的7素子配列体はx′,y′軸に対
して特定の方向で示されているが、これは便宜上
に過ぎない。第11図の小配列体の放射特性は配
列体の位置には無関係であるとわかつている。従
つて、小配列体は第11図に示された位置から任
意に移動乃至は回転することができる。 以下に示した表1は第11図に示され且つ上記
で検討した励起係数及び素子位置を要約するもの
である。
【表】
さて第12図を参照すれば、本発明による別の
基本小配列体が示されている。この小配列体は
各々3素子の3列に配置された9個の素子から成
る。4角の素子は58で示されている。4辺の素
子は60で示されておりそして中央の素子は61
で示されている。素子58は電圧振巾係数a0を有
し、素子60は係数a0を有しそして最後に素子6
1は係数a2を有するという事が任意に仮定され
る。対応電圧振巾係数は実数であつて複素数では
なく、従つて各々の放射器は互いに電気的に同位
相であるという事を注意されたい。 58及び60の如き2つの隣接素子間の距離即
ち間隔はここでもSである。この小配列体は
x′y′軸に対して特定の方向に示されている。4つ
の隣接素子が正方形に配置されているという事を
点線62から注意すべきである。 Sの値は上記した様に平均サイドローブの振巾
を最小にするための最適な考慮によつて得られ
る。多数のオフセツト反射器を考慮する事によ
り、Sの代表値が1.0λであるという事がわかつ
た。振巾の比a1/a0及びa2/a1を考慮する事によ
り、a1=ka0そしてa2=ka1であるとわかつた。こ
の場合kはほぼ2.45である。 第12図の基本小配列体の素子位置及び励起係
数が次の表2に示されている。
基本小配列体が示されている。この小配列体は
各々3素子の3列に配置された9個の素子から成
る。4角の素子は58で示されている。4辺の素
子は60で示されておりそして中央の素子は61
で示されている。素子58は電圧振巾係数a0を有
し、素子60は係数a0を有しそして最後に素子6
1は係数a2を有するという事が任意に仮定され
る。対応電圧振巾係数は実数であつて複素数では
なく、従つて各々の放射器は互いに電気的に同位
相であるという事を注意されたい。 58及び60の如き2つの隣接素子間の距離即
ち間隔はここでもSである。この小配列体は
x′y′軸に対して特定の方向に示されている。4つ
の隣接素子が正方形に配置されているという事を
点線62から注意すべきである。 Sの値は上記した様に平均サイドローブの振巾
を最小にするための最適な考慮によつて得られ
る。多数のオフセツト反射器を考慮する事によ
り、Sの代表値が1.0λであるという事がわかつ
た。振巾の比a1/a0及びa2/a1を考慮する事によ
り、a1=ka0そしてa2=ka1であるとわかつた。こ
の場合kはほぼ2.45である。 第12図の基本小配列体の素子位置及び励起係
数が次の表2に示されている。
【表】
第11図の配列体の場合と同様に、第12図の
9素子配列体は原点x′=0,y′=0に対する配列
体の位置に無関係な放射特性を有している。従つ
て、第12図の小配列体はP′平面に於いていかな
る位置をとつてもよい。 第11図又は12図の小配列体はレンズ又は反
射器を供給するのに用いられた時は、サイドロー
ブが無視できる様な丸い断面のスポツトビームを
本質的に発生する。換言すれば、各ビームは実質
的にガウス分布をしており、且つ実質的にサイド
ローブがない。供給素子のより大きな配列体を形
成するために複数個の小配列体を重ね合わせる事
が今や可能である。これは整形された即ち予め定
められた断面のビームを発生する。第11図の基
本的7素子小配列体を用いていかにこれを達成で
きるかを第13図、14図及び15図に関連して
説明する。これと同じやり方を第12図の基本的
9素子小配列体にも等しく適用できるという事が
理解されるであろう。 従つて、第13図を参照すれば、13素子から成
るアンテナ配列体が示されており、これは例えば
第11図に示された型式の7素子小配列体を2つ
重畳する事によつて得られる。従つて第13図の
配列体は、これが構成するところの2つの7素子
小配列体に対応する3つの中央素子62,63,
64を有すると考えられる。更に第13図の配列
体は3つの外側素子65,3つの外側素子66,
素子65に隣接した2つの外側素子67、そして
素子66に隣接した最後の2つの外側素子68の
様な外側素子の組を有すると考えられる。 素子65及び67の電圧振巾係数はa1で示さ
れ、そして同様に素子66及び68の係数はa3で
示され、これら係数はそれが構成される2つの7
素子小配列体に対応している。従つて、中央の素
子62,63及び64の係数は各々ka1、(a1+
a3)及びka3である。換言すれば、第13図の配列
体は2つの7素子基本小配列体から成ると考えら
れる。この場合は素子63のみが2つの小配列体
に共通である。 然し乍ら、7素子基本小配列体を3つ重ね合わ
せる事によつて第13図の配列体が形成された場
合を考慮する事により第2の変形態様が構成され
る。この場合にも、素子65の電圧振巾係数はa1
でありそして同様に素子66の係数はa3である。
然し乍ら、素子67の係数は(a1+a2)であり、
素子68の係数は(a2+a3)である。最後に、3
つの中央の素子62,63,64の係数は各々
(ka1+a2)、(a1+ka2+a3)、(a2+ka3)である。 小配列体の重ね合わせによつて生じるビームの
形状は小配列体の組の互いの振巾に左右され、更
に、素子の幾何学的配置にも左右される。従つ
て、第13図の配列体は長円形断面のビームを一
般的に発生する。 直線状の重畳体は小配列体の組を追加するだけ
でなく小配列体の組の減少をも含んでいるという
事に注意されたい。この減少は1つの小配列体を
他の小配列体に対して電気的に180゜位相ずれさ
せて給電する事によつて容易に達成される。これ
は放射パターンに零を入れるのに用いる事ができ
る。 より複雑なアンテナ配列体が第14図に示され
ている。これは20個の素子から成り、そして第1
1図に示された型式の六角形小配列体を6個重畳
することによつて得られると考えられる。 外側の素子70は電圧振巾係数a1を有してい
る。これに対応する3つの外側素子71は係数a6
を有している。それに隣接する外側素子72及び
73は各々係数(a1+a2)及び(a2+a3)を有して
いる。素子74は係数a1を有している。素子75
は係数(a3+a5)をそして素子76は係数(a5+
a6)を有している。対応する他の外側の素子7
7,78及び80は各々係数(a1+a2+a4)、a4及
び(a4+a5+a6)を有している。最後に、6個の
中央素子81,82,83,84,85,86は
係数b1,b2,b3,b4,b5,b6を有している。 従つて中央の素子81は振巾a1等を各々持つた
6個の周囲素子を有しているという事が明らかで
ある。この様に設ける事により、未知の係数ai
に対して解くことのできる1組のリニアな同時式
を作ることができ、ここでiは数字1乃至6のう
ちの1つを有している。これに対応する係数bi
は重畳された基本小配列体の合成配列体に対して
生じる振巾分布を定める。 上記1組の式はマトリクス形態で次の様に書く
ことができる。
9素子配列体は原点x′=0,y′=0に対する配列
体の位置に無関係な放射特性を有している。従つ
て、第12図の小配列体はP′平面に於いていかな
る位置をとつてもよい。 第11図又は12図の小配列体はレンズ又は反
射器を供給するのに用いられた時は、サイドロー
ブが無視できる様な丸い断面のスポツトビームを
本質的に発生する。換言すれば、各ビームは実質
的にガウス分布をしており、且つ実質的にサイド
ローブがない。供給素子のより大きな配列体を形
成するために複数個の小配列体を重ね合わせる事
が今や可能である。これは整形された即ち予め定
められた断面のビームを発生する。第11図の基
本的7素子小配列体を用いていかにこれを達成で
きるかを第13図、14図及び15図に関連して
説明する。これと同じやり方を第12図の基本的
9素子小配列体にも等しく適用できるという事が
理解されるであろう。 従つて、第13図を参照すれば、13素子から成
るアンテナ配列体が示されており、これは例えば
第11図に示された型式の7素子小配列体を2つ
重畳する事によつて得られる。従つて第13図の
配列体は、これが構成するところの2つの7素子
小配列体に対応する3つの中央素子62,63,
64を有すると考えられる。更に第13図の配列
体は3つの外側素子65,3つの外側素子66,
素子65に隣接した2つの外側素子67、そして
素子66に隣接した最後の2つの外側素子68の
様な外側素子の組を有すると考えられる。 素子65及び67の電圧振巾係数はa1で示さ
れ、そして同様に素子66及び68の係数はa3で
示され、これら係数はそれが構成される2つの7
素子小配列体に対応している。従つて、中央の素
子62,63及び64の係数は各々ka1、(a1+
a3)及びka3である。換言すれば、第13図の配列
体は2つの7素子基本小配列体から成ると考えら
れる。この場合は素子63のみが2つの小配列体
に共通である。 然し乍ら、7素子基本小配列体を3つ重ね合わ
せる事によつて第13図の配列体が形成された場
合を考慮する事により第2の変形態様が構成され
る。この場合にも、素子65の電圧振巾係数はa1
でありそして同様に素子66の係数はa3である。
然し乍ら、素子67の係数は(a1+a2)であり、
素子68の係数は(a2+a3)である。最後に、3
つの中央の素子62,63,64の係数は各々
(ka1+a2)、(a1+ka2+a3)、(a2+ka3)である。 小配列体の重ね合わせによつて生じるビームの
形状は小配列体の組の互いの振巾に左右され、更
に、素子の幾何学的配置にも左右される。従つ
て、第13図の配列体は長円形断面のビームを一
般的に発生する。 直線状の重畳体は小配列体の組を追加するだけ
でなく小配列体の組の減少をも含んでいるという
事に注意されたい。この減少は1つの小配列体を
他の小配列体に対して電気的に180゜位相ずれさ
せて給電する事によつて容易に達成される。これ
は放射パターンに零を入れるのに用いる事ができ
る。 より複雑なアンテナ配列体が第14図に示され
ている。これは20個の素子から成り、そして第1
1図に示された型式の六角形小配列体を6個重畳
することによつて得られると考えられる。 外側の素子70は電圧振巾係数a1を有してい
る。これに対応する3つの外側素子71は係数a6
を有している。それに隣接する外側素子72及び
73は各々係数(a1+a2)及び(a2+a3)を有して
いる。素子74は係数a1を有している。素子75
は係数(a3+a5)をそして素子76は係数(a5+
a6)を有している。対応する他の外側の素子7
7,78及び80は各々係数(a1+a2+a4)、a4及
び(a4+a5+a6)を有している。最後に、6個の
中央素子81,82,83,84,85,86は
係数b1,b2,b3,b4,b5,b6を有している。 従つて中央の素子81は振巾a1等を各々持つた
6個の周囲素子を有しているという事が明らかで
ある。この様に設ける事により、未知の係数ai
に対して解くことのできる1組のリニアな同時式
を作ることができ、ここでiは数字1乃至6のう
ちの1つを有している。これに対応する係数bi
は重畳された基本小配列体の合成配列体に対して
生じる振巾分布を定める。 上記1組の式はマトリクス形態で次の様に書く
ことができる。
【表】
このマトリクスの特定の解はk=2.45,b1=
10.0,b2=10.467,b3=10.467,b4=7.0,b5=
10.467,b6=10.0の場合に対して得られている。 これらの値によれば上記マトリクスの解は次の
様な結果を生じる。 a1=3.470 a2=1.499 a3=2.858 a4=0.467 a5=1.499 a6=3.470 第14図の配列体に対する素子の位置及び振巾
係数は表3に示されている。
10.0,b2=10.467,b3=10.467,b4=7.0,b5=
10.467,b6=10.0の場合に対して得られている。 これらの値によれば上記マトリクスの解は次の
様な結果を生じる。 a1=3.470 a2=1.499 a3=2.858 a4=0.467 a5=1.499 a6=3.470 第14図の配列体に対する素子の位置及び振巾
係数は表3に示されている。
【表】
第14図の配列体に於いて中央の素子を6個に
定める必要はないという事に注意すべきである。
例えば、素子82は六角形小配列体の中央素子で
はなくて周囲素子と考えてもよい。 三角形のビームを発生するのに第11図に示し
た型式の六角形基本小配列体を6個重畳すること
もできる。かゝる構成体が第15図に示されてい
る。この場合は6個の素子87が電圧振巾係数a0
を有している。6個の素子88は係数2a0を有し
ている。3つの中央素子90は係数(a1+2a0)を
有しておりそして最後に3つの残りの素子91は
係数(a1+4a0)を有している。 次に、各基本供給小配列体の放射供給素子の数
を奇数とする理由について、以下まとめて詳述す
る。 先ず、第1の3つの放射供給素子が一列に配列
されているとする。各放射供給素子によつて発生
される放射場は、主ビームと、この主ビームの各
側の交互の正及び負のサイドローブとを有してい
る。放射供給素子は、それらが配置されている列
に沿つて間隔を置いて配列されているので、そら
らの主ビーム及びサイドローブは、その列に沿つ
て互いに対してずらされている。より詳細に説明
すると、中央の素子の各側に位置する外側の素子
の主ビーム及びサイドローブは、その中央の素子
の主ビーム及びサイドローブに対して、その側の
方へずらされている。 ここで、放射供給素子は、それらの主ビームが
互いに交差又は交わるように、2つの外側の素子
の正のサイドローブが中央の素子の負のサイドロ
ーブと整列し、且つ2つの外側の素子の負のサイ
ドローブが中央の素子の正のサイドローブと整列
するように、その列に沿つて間隔を置いて配列さ
れているとする。このとき、もし、2つの外側の
素子が、中央の素子が付勢される電力レベルより
適当量だけ少ない同じ電力レベルにて付勢される
ならば、その2つの外側の素子のサイドローブと
その中央のサイドローブのサイドローブとは、そ
の列の面内において互いに打ち消し合う。それら
の主ビームが−3dBのレベルにて交差又は交わる
場合に、このようなことになる。 前述したように、このようなサイドローブの打
ち消し合いは、それらの素子が配列されている列
の面内においてのみ生ずる。中央の素子の周り全
360度に亘るサイドローブの打ち消し合いを行わ
せるためには、第11図の7素子小配列体又は第
12図の9素子小配列体の如く付加的な放射供給
素子を中央の素子の周りに配列しなければならな
い。第11図及び第12図のこれらの7素子小配
列体及び9素子小配列体は、各々、本発明の基本
供給小配列体を構成している。各基本供給小配列
体は、奇数個の放射供給素子を有している。これ
らの基本供給小配列体の特徴は、オフセツトパラ
ボラ反射器又はレンズのための供給体として使用
されるとき、放射ビームのピークに対して直角な
面内、すなわち、放射パターンの横断面に亘つ実
質的にサイドローブを伴わなずにビームを放射す
ることができることにある。第8図及び第9図を
参照するに、基本供給小配列体が反射器の焦点O
に配設されるならば、サイドローブは、全xy平
面内に、すなわち、第9図に定義されるような全
方位角θに亘つて抑制される。このようなサイド
ローブの打ち消し合い又は抑制を視野の全方位角
に亘つて行わせるためには、第11図及び第12
図の7素子小配列体及び9素子小配列体とするこ
とが必要である。なぜならば、これら小配列体
は、視野の全方位角に亘るサイドローブの抑制又
は打ち消し合いを行うことのできる唯一の幾何学
的配列であるからである。 本発明の基本供給小配列体は、前述したような
理由により、奇数個の放射供給素子を有するもの
であるが、本発明による全アンテナシステムは、
地上の所望の放射範囲を与える幾何学的パターン
に複数の基本供給小配列体を配置して構成してよ
く、従つて、奇数又は偶数の放射供給素子を有し
うるものである。 すなわち、本発明の基本供給小配列体は、サイ
ドローブを抑制した整形された領域ビームを発生
させるため種々な形にて重ね合わされうる。その
結果できる全供給配列体は、奇数個の放射供給素
子を含む場合もあれば、偶数個の放射供給素子を
含むこともありうる。例えば、第13図に例示す
る実施例では、13素子の配列体となつており、第
14図に例示する実施例では、20素子の配列体と
なつており、第15図に例示する実施例では、18
素子の配列体となつている。基本供給小配列体を
このように重ね合わせて供給配列体を構成する方
法によれば、サイドローブの抑制又は打ち消し合
いを達成するために必要な個々の放射供給素子の
電圧励振値を選定するのに相当な融通性が出てく
る。例えば、第13図の供給配列体は、2つの7
素子小配列体を重ね合わせたものと考えることが
できる。この場合には、放射供給素子62及び6
4が、それぞれ、2つの別々の基本供給小配列体
の中央素子であり、素子63が、これら2つの重
ね合わされた小配列体に共通の唯一の素子であ
る。また、第13図の供給配列体は、3つの7素
子小配列体を重ね合わせたものであると考えても
よい。この場合には、素子62、63及び64の
各々が各7素子小配列体の中央素子である。 上記で説明した事から、多配列体アンテナをい
かに構成するかが今や容易に明らかであり、そし
て素子間の距離及び各素子に供給される電力を容
易に決定することができる。 本発明のアンテナ配列体は多ビームアンテナに
対しても適当である事は明らかであろう。換言す
れば、アンテナシステムの別々の放射器を別々の
信号で付勢する事によつて2本以上のビームを同
時に発生する事ができる。従つて各ビームが別々
の情報乃至は別々のプログラムを送ることができ
る。ビームは例えば偏波の方向によつて、即ち1
つのビームが左方向に円形に偏波され且つ他のビ
ームが右方向に円形に偏波されるという事によつ
て区別されてもよい。 上記した様に、例えば第2図及び第4図乃至7
図に示されたホーンの代りに他の多数の型式の放
射器を用いてもよい。 従つて、その1例として第16図は反射カツプ
に配置された2対の交叉されたダイポールを示し
ている。第16図に示されている様に、2対のダ
イポール92及び93が備えられている。これら
ダイポールは反射円筒を構成するカツプ94を励
起する。各ダイポールは時間位相が90゜離れて励
起される。これらダイポールは例えば90゜ハイブ
リツドによつて駆動されてもよい。その結果、円
形に偏波されたビームが各々のカツプ94によつ
て放射される。この様にして、右方向又は左方向
のいずれかに偏波された、円形に偏波されたビー
ムを得る事ができるという事が容易に明らかであ
ろう。 反射器を用いるのではなしに、レンズを用いて
もよいという事が明らかであろう。いかなる反射
器もレンズと取り替えることができるという事は
光学の一般的な原理から明らかである。かゝる構
造体が第17図に示されている。第17図に於い
ては適当な装着体97によつてプレート96に装
着されたアンテナ配列体95が再び示されてい
る。この配列体から離間されているのがレンズ1
00であり、該レンズは例えば一般構造のゾーン
化された金属導波管レンズから成る。第17図に
明瞭に示されている様に、レンズ導波管はレンズ
の重量を減らすために例えば1波長区分を除去す
る様に階段状にされている。然し乍ら、かゝるレ
ンズは公知技術で良く知られており、本発明の部
分を構成しないという事に注意すべきである。 第1図乃至7図に示されたアンテナが実施され
且つ試験された。このアンテナは第11図の7素
子基本小配列体に対応するものである。このアン
テナは7個の丸い導波管ホーンを有するものであ
つた。ホーンアパーチヤの直径は3.95ギガヘルツ
の周波数に於いて7.5cm(3.0インチ)に対応する
1.0λであつた。間隔Sはホーンアパーチヤが相
接する様に1.0λであつた。第1図に示された反
射器は次の様な大きさを有するものであつた。 アパーチヤの直径 D=180cm(72インチ) 焦点距離 F=135cm(54インチ) 寸 法 x1=45cm(18インチ) 寸 法 xC=135cm(54インチ) 母体直径 Dp=450cm(180インチ) F/Dp=0.3 φ0=49.25゜ このアンテナの放射パターンは3.95ギガヘルツ
の周波数に於いて測定された。この放射パターン
が第18図に示されている。閉曲線内に示した数
値はdBを表わす。 同様に、第14図の形態に対応するアンテナ即
ち20素子配列体のアンテナが作られて試験され
た。この場合には放射器はカツプに装着された第
16図の交叉ダイポールから成るものであつた。
カツプの直径は1.0λでありそしてカツプのアパ
ーチヤが相接する様に間隔Sも1.0λであつた。
表3に示された励起係数を与える様にストリツプ
ライン電力分割器が用いられた。それにより出来
たアンテナパターンが第19図に示されている。
閉曲線に附髄させた数値は強さdBを表わしてい
る。放射パターンは3.83ギガヘルツの周波数に於
いて測定された。オフセツトされたパラボラは次
の様な大きさを有するものであつた。 アパーチヤの直径 D=150cm(60インチ) 焦点距離 F=112.5cm(45インチ) 寸 法 x1=37.5cm(15インチ) 寸 法 xC=112.5cm(45インチ) 母体直径 Dp=375cm(150インチ) F/Dp=0.3 φ0=42.25゜ かくして、出来たビームのサイドローブが非常
に小さい事を特徴とするアンテナシステムが説明
された。換言すれば、ビームは実質的にガウス分
布を有している。ビームは2つ或いはそれ以上の
基本小配列体を重ね合わす事によつて所望のパタ
ーンに整形する事ができる。隣接素子間の距離及
び素子に供給される電力をいかに計算し或いは最
適化するかというやり方が与えられた。このやり
方は電圧振巾係数が複素数ではなくて実数である
様に放射素子が同位相にされるので特に簡単であ
る。基本小配列体を重ね合わせる事によつて複雑
な形状のビームを容易に得ることができ、いかに
してこれを達成できるかを示す種々の例が上記で
与えられた。
定める必要はないという事に注意すべきである。
例えば、素子82は六角形小配列体の中央素子で
はなくて周囲素子と考えてもよい。 三角形のビームを発生するのに第11図に示し
た型式の六角形基本小配列体を6個重畳すること
もできる。かゝる構成体が第15図に示されてい
る。この場合は6個の素子87が電圧振巾係数a0
を有している。6個の素子88は係数2a0を有し
ている。3つの中央素子90は係数(a1+2a0)を
有しておりそして最後に3つの残りの素子91は
係数(a1+4a0)を有している。 次に、各基本供給小配列体の放射供給素子の数
を奇数とする理由について、以下まとめて詳述す
る。 先ず、第1の3つの放射供給素子が一列に配列
されているとする。各放射供給素子によつて発生
される放射場は、主ビームと、この主ビームの各
側の交互の正及び負のサイドローブとを有してい
る。放射供給素子は、それらが配置されている列
に沿つて間隔を置いて配列されているので、そら
らの主ビーム及びサイドローブは、その列に沿つ
て互いに対してずらされている。より詳細に説明
すると、中央の素子の各側に位置する外側の素子
の主ビーム及びサイドローブは、その中央の素子
の主ビーム及びサイドローブに対して、その側の
方へずらされている。 ここで、放射供給素子は、それらの主ビームが
互いに交差又は交わるように、2つの外側の素子
の正のサイドローブが中央の素子の負のサイドロ
ーブと整列し、且つ2つの外側の素子の負のサイ
ドローブが中央の素子の正のサイドローブと整列
するように、その列に沿つて間隔を置いて配列さ
れているとする。このとき、もし、2つの外側の
素子が、中央の素子が付勢される電力レベルより
適当量だけ少ない同じ電力レベルにて付勢される
ならば、その2つの外側の素子のサイドローブと
その中央のサイドローブのサイドローブとは、そ
の列の面内において互いに打ち消し合う。それら
の主ビームが−3dBのレベルにて交差又は交わる
場合に、このようなことになる。 前述したように、このようなサイドローブの打
ち消し合いは、それらの素子が配列されている列
の面内においてのみ生ずる。中央の素子の周り全
360度に亘るサイドローブの打ち消し合いを行わ
せるためには、第11図の7素子小配列体又は第
12図の9素子小配列体の如く付加的な放射供給
素子を中央の素子の周りに配列しなければならな
い。第11図及び第12図のこれらの7素子小配
列体及び9素子小配列体は、各々、本発明の基本
供給小配列体を構成している。各基本供給小配列
体は、奇数個の放射供給素子を有している。これ
らの基本供給小配列体の特徴は、オフセツトパラ
ボラ反射器又はレンズのための供給体として使用
されるとき、放射ビームのピークに対して直角な
面内、すなわち、放射パターンの横断面に亘つ実
質的にサイドローブを伴わなずにビームを放射す
ることができることにある。第8図及び第9図を
参照するに、基本供給小配列体が反射器の焦点O
に配設されるならば、サイドローブは、全xy平
面内に、すなわち、第9図に定義されるような全
方位角θに亘つて抑制される。このようなサイド
ローブの打ち消し合い又は抑制を視野の全方位角
に亘つて行わせるためには、第11図及び第12
図の7素子小配列体及び9素子小配列体とするこ
とが必要である。なぜならば、これら小配列体
は、視野の全方位角に亘るサイドローブの抑制又
は打ち消し合いを行うことのできる唯一の幾何学
的配列であるからである。 本発明の基本供給小配列体は、前述したような
理由により、奇数個の放射供給素子を有するもの
であるが、本発明による全アンテナシステムは、
地上の所望の放射範囲を与える幾何学的パターン
に複数の基本供給小配列体を配置して構成してよ
く、従つて、奇数又は偶数の放射供給素子を有し
うるものである。 すなわち、本発明の基本供給小配列体は、サイ
ドローブを抑制した整形された領域ビームを発生
させるため種々な形にて重ね合わされうる。その
結果できる全供給配列体は、奇数個の放射供給素
子を含む場合もあれば、偶数個の放射供給素子を
含むこともありうる。例えば、第13図に例示す
る実施例では、13素子の配列体となつており、第
14図に例示する実施例では、20素子の配列体と
なつており、第15図に例示する実施例では、18
素子の配列体となつている。基本供給小配列体を
このように重ね合わせて供給配列体を構成する方
法によれば、サイドローブの抑制又は打ち消し合
いを達成するために必要な個々の放射供給素子の
電圧励振値を選定するのに相当な融通性が出てく
る。例えば、第13図の供給配列体は、2つの7
素子小配列体を重ね合わせたものと考えることが
できる。この場合には、放射供給素子62及び6
4が、それぞれ、2つの別々の基本供給小配列体
の中央素子であり、素子63が、これら2つの重
ね合わされた小配列体に共通の唯一の素子であ
る。また、第13図の供給配列体は、3つの7素
子小配列体を重ね合わせたものであると考えても
よい。この場合には、素子62、63及び64の
各々が各7素子小配列体の中央素子である。 上記で説明した事から、多配列体アンテナをい
かに構成するかが今や容易に明らかであり、そし
て素子間の距離及び各素子に供給される電力を容
易に決定することができる。 本発明のアンテナ配列体は多ビームアンテナに
対しても適当である事は明らかであろう。換言す
れば、アンテナシステムの別々の放射器を別々の
信号で付勢する事によつて2本以上のビームを同
時に発生する事ができる。従つて各ビームが別々
の情報乃至は別々のプログラムを送ることができ
る。ビームは例えば偏波の方向によつて、即ち1
つのビームが左方向に円形に偏波され且つ他のビ
ームが右方向に円形に偏波されるという事によつ
て区別されてもよい。 上記した様に、例えば第2図及び第4図乃至7
図に示されたホーンの代りに他の多数の型式の放
射器を用いてもよい。 従つて、その1例として第16図は反射カツプ
に配置された2対の交叉されたダイポールを示し
ている。第16図に示されている様に、2対のダ
イポール92及び93が備えられている。これら
ダイポールは反射円筒を構成するカツプ94を励
起する。各ダイポールは時間位相が90゜離れて励
起される。これらダイポールは例えば90゜ハイブ
リツドによつて駆動されてもよい。その結果、円
形に偏波されたビームが各々のカツプ94によつ
て放射される。この様にして、右方向又は左方向
のいずれかに偏波された、円形に偏波されたビー
ムを得る事ができるという事が容易に明らかであ
ろう。 反射器を用いるのではなしに、レンズを用いて
もよいという事が明らかであろう。いかなる反射
器もレンズと取り替えることができるという事は
光学の一般的な原理から明らかである。かゝる構
造体が第17図に示されている。第17図に於い
ては適当な装着体97によつてプレート96に装
着されたアンテナ配列体95が再び示されてい
る。この配列体から離間されているのがレンズ1
00であり、該レンズは例えば一般構造のゾーン
化された金属導波管レンズから成る。第17図に
明瞭に示されている様に、レンズ導波管はレンズ
の重量を減らすために例えば1波長区分を除去す
る様に階段状にされている。然し乍ら、かゝるレ
ンズは公知技術で良く知られており、本発明の部
分を構成しないという事に注意すべきである。 第1図乃至7図に示されたアンテナが実施され
且つ試験された。このアンテナは第11図の7素
子基本小配列体に対応するものである。このアン
テナは7個の丸い導波管ホーンを有するものであ
つた。ホーンアパーチヤの直径は3.95ギガヘルツ
の周波数に於いて7.5cm(3.0インチ)に対応する
1.0λであつた。間隔Sはホーンアパーチヤが相
接する様に1.0λであつた。第1図に示された反
射器は次の様な大きさを有するものであつた。 アパーチヤの直径 D=180cm(72インチ) 焦点距離 F=135cm(54インチ) 寸 法 x1=45cm(18インチ) 寸 法 xC=135cm(54インチ) 母体直径 Dp=450cm(180インチ) F/Dp=0.3 φ0=49.25゜ このアンテナの放射パターンは3.95ギガヘルツ
の周波数に於いて測定された。この放射パターン
が第18図に示されている。閉曲線内に示した数
値はdBを表わす。 同様に、第14図の形態に対応するアンテナ即
ち20素子配列体のアンテナが作られて試験され
た。この場合には放射器はカツプに装着された第
16図の交叉ダイポールから成るものであつた。
カツプの直径は1.0λでありそしてカツプのアパ
ーチヤが相接する様に間隔Sも1.0λであつた。
表3に示された励起係数を与える様にストリツプ
ライン電力分割器が用いられた。それにより出来
たアンテナパターンが第19図に示されている。
閉曲線に附髄させた数値は強さdBを表わしてい
る。放射パターンは3.83ギガヘルツの周波数に於
いて測定された。オフセツトされたパラボラは次
の様な大きさを有するものであつた。 アパーチヤの直径 D=150cm(60インチ) 焦点距離 F=112.5cm(45インチ) 寸 法 x1=37.5cm(15インチ) 寸 法 xC=112.5cm(45インチ) 母体直径 Dp=375cm(150インチ) F/Dp=0.3 φ0=42.25゜ かくして、出来たビームのサイドローブが非常
に小さい事を特徴とするアンテナシステムが説明
された。換言すれば、ビームは実質的にガウス分
布を有している。ビームは2つ或いはそれ以上の
基本小配列体を重ね合わす事によつて所望のパタ
ーンに整形する事ができる。隣接素子間の距離及
び素子に供給される電力をいかに計算し或いは最
適化するかというやり方が与えられた。このやり
方は電圧振巾係数が複素数ではなくて実数である
様に放射素子が同位相にされるので特に簡単であ
る。基本小配列体を重ね合わせる事によつて複雑
な形状のビームを容易に得ることができ、いかに
してこれを達成できるかを示す種々の例が上記で
与えられた。
第1図はホーンの如き多数の放射素子とオフセ
ツトされた放物面状反射器とから成る本発明によ
るアンテナ配列体の斜視図、第2図は7個の素子
から成る基本小配列体の様なホーン放射器の配列
体の斜視図、第3図は第2図の7個の素子に供電
するためのストリツプライン電力分割器の平面
図、第4図は第2図のホーンの1つの側面図、第
5図は第4図の5−5線に沿つた端面図、第6図
は第4図の6−6線に沿つた正面図、第7図は第
4図のホーンの装着体の側面図、第8図、9図、
10a図及び10b図は放物面状反射器及びその
焦点の幾何学的表示であり、第1図乃至7図に示
されたアンテナシステムの構造を説明するのに用
いられる図、第11図は7個の放射素子から成る
基本小配列体の平面略図、第12図は9個の放射
素子から成る本発明による別の基本小配列体の平
面略図、第13図は第11図の小配列体を多数重
ね合せる事によつて得られた、13個の放射素子か
ら成るアンテナ配列体の別の平面略図、第14図
は第11図に示された型式の基本小配列体を多数
重ね合せる事によつて得られた、20個の放射素子
から成るアンテナ配列体の別の平面略図、第15
図は三角形のビームを発するため第11図の基本
小配列体を多数重ね合せる事によつて得られた、
18個放射素子から成るアンテナ配列体のなお別の
平面略図、第16図は本発明のアンテナ配列体の
放射素子の1つとして用いられる反射カツプに配
置された1対の交叉されたダイポールの斜視図、
第17図は反射器の代りにゾーン化された金属導
波管レンズを用いた本発明によるアンテナ配列体
の側面図、第18図は第11図に示された型式の
反射器の周波数3.95ギガヘルツに於ける測定され
た放射パターンを示すグラフ、及び第19図は第
1図乃至7図のホーン放射器の代りに第16図の
様な交叉されたダイポール対を用いた第14図の
20素子配列体の測定された利得輪郭を示すグラフ
である。 20……反射器、21……放射器配列体、24
……アンテナ配列体、26……ホーン、31……
同軸ライン、32……ボツクス、33……変調さ
れた搬送波の源、46……コネクタ、92,93
……ダイポール、94……カツプ、100……レ
ンズ。
ツトされた放物面状反射器とから成る本発明によ
るアンテナ配列体の斜視図、第2図は7個の素子
から成る基本小配列体の様なホーン放射器の配列
体の斜視図、第3図は第2図の7個の素子に供電
するためのストリツプライン電力分割器の平面
図、第4図は第2図のホーンの1つの側面図、第
5図は第4図の5−5線に沿つた端面図、第6図
は第4図の6−6線に沿つた正面図、第7図は第
4図のホーンの装着体の側面図、第8図、9図、
10a図及び10b図は放物面状反射器及びその
焦点の幾何学的表示であり、第1図乃至7図に示
されたアンテナシステムの構造を説明するのに用
いられる図、第11図は7個の放射素子から成る
基本小配列体の平面略図、第12図は9個の放射
素子から成る本発明による別の基本小配列体の平
面略図、第13図は第11図の小配列体を多数重
ね合せる事によつて得られた、13個の放射素子か
ら成るアンテナ配列体の別の平面略図、第14図
は第11図に示された型式の基本小配列体を多数
重ね合せる事によつて得られた、20個の放射素子
から成るアンテナ配列体の別の平面略図、第15
図は三角形のビームを発するため第11図の基本
小配列体を多数重ね合せる事によつて得られた、
18個放射素子から成るアンテナ配列体のなお別の
平面略図、第16図は本発明のアンテナ配列体の
放射素子の1つとして用いられる反射カツプに配
置された1対の交叉されたダイポールの斜視図、
第17図は反射器の代りにゾーン化された金属導
波管レンズを用いた本発明によるアンテナ配列体
の側面図、第18図は第11図に示された型式の
反射器の周波数3.95ギガヘルツに於ける測定され
た放射パターンを示すグラフ、及び第19図は第
1図乃至7図のホーン放射器の代りに第16図の
様な交叉されたダイポール対を用いた第14図の
20素子配列体の測定された利得輪郭を示すグラフ
である。 20……反射器、21……放射器配列体、24
……アンテナ配列体、26……ホーン、31……
同軸ライン、32……ボツクス、33……変調さ
れた搬送波の源、46……コネクタ、92,93
……ダイポール、94……カツプ、100……レ
ンズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 サイドローブの小さいアンテナシステムにお
いて、所定の平面幾何学的パターンに配列され、
奇数個の放射供給素子からなる少なくとも1つの
基本供給小配列体を構成する実質的に同一で規則
正しく離間された複数個の放射供給素子と、前記
放射供給素子からの放射を集束して合成放射ビー
ムを形成するための集束手段と、前記放射供給素
子が電気的に同位相にあり、各素子が所定の電力
を供給されるように前記各放射供給素子を放射す
べき電力で励振する励振手段とを備えており、前
記合成ビームが実質的にサイドローブのない実質
的にガウス振巾分布を有するように、各基本供給
小配列体の中央素子へ供給される電力と各基本供
給小配列体の外側素子へ供給される電力とは異な
つており、前記放射供給素子の間の間隔は、2つ
の隣接した放射供給素子によつて発生される2つ
の隣接した集束ビームの主最大値間の角度的分離
がほぼ半電力ビーム巾とされるように決定されて
いることを特徴とするアンテナシステム。 2 前記集束手段は、パラボラ反射器からなり、
該反射器は、前記放射供給素子がオフセツトした
仕方で前記反射器を照射するように配置されてい
る特許請求の範囲第1項に記載のアンテナシステ
ム。 3 前記集束手段は、レンズからなる特許請求の
範囲第1項に記載のアンテナシステム。 4 前記放射供給素子の各々は、開端導波管のホ
ーンからなる特許請求の範囲第1項に記載のアン
テナシステム。 5 前記放射供給素子の各々は、交差したダイポ
ールを含む円筒カツプからなる特許請求の範囲第
1項に記載のアンテナシステム。 6 各基本供給小配列体の前記放射供給素子の数
は7個である特許請求の範囲第1項に記載のアン
テナシステム。 7 各基本供給小配列体の前記放射供給素子の数
は9個である特許請求の範囲第1項に記載のアン
テナシステム。 8 前記放射供給素子は、所定の横断面の集束ビ
ームを発生する配列体を構成するように配列され
る特許請求の範囲第1項に記載のアンテナシステ
ム。 9 前記基本供給小配列体は、所定横断面の集束
ビームを発生する供給配列体を構成するように、
複数個が互いに重ね合わされている特許請求の範
囲第1項に記載のアンテナシステム。 10 各基本供給小配列体の前記放射供給素子
は、円形に配置された6個の外側素子と1個の中
央素子とからなり、前記励振手段は、前記外側素
子の各々へ供給される電力が等しく且つ前記中央
素子へ供給される電力が前記外側素子の各々へ供
給される電力の実質的に6倍であるようにする特
許請求の範囲第1項に記載のアンテナシステム。 11 各基本供給小配列体の前記放射供給素子
は、3行3列の正方形に実質的に等間隔に配置さ
れた9個の素子からなり、前記励振手段は、前記
各放射供給素子での電磁波が電気的に同位相にあ
り、前記放射供給素子のうちの4個の隅部素子の
各々へは第1の所定電力が供給され、前記放射供
給素子のうちの4個の辺部素子の各々へは第2の
異なつた所定電力が供給され且つ前記放射供給素
子のうちの中央素子へは第3の異なつた所定電力
が供給されようにする特許請求の範囲第1項に記
載のアンテナシステム。 12 前記4個の辺部素子へ供給される電力は前
記隅部素子の各々へ供給される電力のある定数倍
であり、前記中央素子へ供給される電力は前記隅
部素子の各々へ供給される電力の前記定数倍の自
乗倍である特許請求の範囲第11項に記載のアン
テナシステム。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US05/617,563 US4090203A (en) | 1975-09-29 | 1975-09-29 | Low sidelobe antenna system employing plural spaced feeds with amplitude control |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5243341A JPS5243341A (en) | 1977-04-05 |
| JPS6137807B2 true JPS6137807B2 (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=24474156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51117083A Granted JPS5243341A (en) | 1975-09-29 | 1976-09-29 | Antenna system with small side lobe |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4090203A (ja) |
| JP (1) | JPS5243341A (ja) |
| DE (1) | DE2643708A1 (ja) |
| FR (1) | FR2326055A1 (ja) |
| GB (1) | GB1508726A (ja) |
| IT (1) | IT1070787B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004147020A (ja) * | 2002-10-23 | 2004-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 非静止衛星搭載用アンテナ装置 |
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| JPS5599804A (en) * | 1979-01-24 | 1980-07-30 | Toshiba Corp | Reflection mirror antenna |
| US4368473A (en) * | 1980-09-08 | 1983-01-11 | Ford Aerospace & Communications Corporation | Microwave lens ripple filter |
| US4343002A (en) * | 1980-09-08 | 1982-08-03 | Ford Aerospace & Communications Corporation | Paraboloidal reflector spatial filter |
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