JPS6140216B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140216B2 JPS6140216B2 JP2053281A JP2053281A JPS6140216B2 JP S6140216 B2 JPS6140216 B2 JP S6140216B2 JP 2053281 A JP2053281 A JP 2053281A JP 2053281 A JP2053281 A JP 2053281A JP S6140216 B2 JPS6140216 B2 JP S6140216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hours
- ammonia
- water
- nitrochlorobenzenes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明はニトロアニリン類の製造法に関し、更
に詳しくは加圧下所定温度に保持されたアンモニ
ア溶液中にニトロクロルベンゼン類を徐々に圧入
することによりニトロクロルベンゼン類の急激な
反応を防止し、かつ副反応物の生成を抑制して高
品質のニトロアニリン類を安全に製造する方法に
関する。 従来よりニトロクロルベンゼン類をアンモニア
溶液にてアミノ化してニトロアニリン類を製造す
ることは種々報告されている。 たとえばPB77764にはオートクレープにP―ニ
トロクロルベンゼンと27%アンモニア水を仕込
み、所定温度に昇温、保温してP―ニトロアニリ
ンを製造する方法が記載されているが、この方法
では副反応物(タール)の生成が著しいめ製品の
色相が悪く、高品質のニトロアニリン類は得られ
難い。 またBIOS1147にはパイプ式連続装置にニトロ
クロルベンゼンと40%アンモニア水の両者を圧入
してニトロアニリン類を連続的に製造する方法が
記載されているが、200気圧という高圧のため設
備面、運転面に問題があると同時に、高温のため
副反応物がかなり生成する欠点がある。 また、従来法においてはChemical
Engineering Process、67(6)、51〜57の事故例に
見られるように、アンモニアのニトロクロルベン
ゼン類に対するモル比が相対的に低い場合には暴
走、爆発の危険性があるため、アンモニアモル比
はかなり大過剰使用しているのが一般的である。 本発明者らはこれらの欠点を克服すべく種々検
討を行なつた結果、予めアンモニア溶液を昇温し
て反応温度に達せしめたのちニトロクロルベンゼ
ン類を徐々に圧入すること、言いかえれば過剰の
アンモニア中に少量ずつニトロクロルベンゼン類
を仕込んでいくことにより従来法で問題となつて
いた暴走、爆発の危険性を除くと共に、副反応物
の生成を抑制できることから従来法では得られ難
い高品質のニトロアニリン類を安全に製造しうる
ことを見出し本発明に至つた。 すなわち本発明は、一般式() (式中、XはH、Cl、NO2を表わす。) で示されるニトロクロルベンゼン類をアンモニア
溶液にてアミノ化してニトロアニリン類を製造す
るにあたり、100〜200℃に保持されたアンモニア
溶液中にニトロクロルベンゼン類を圧入しながら
反応させることを特徴とするニトロアニリン類の
製造法である。 反応温度は原料ニトロクロルベンゼン類により
異るが100〜200℃が適当であり、100℃未満では
反応速度が遅いため長時間を要し、200℃をこえ
ると副反応物が生成しやすいため得策でない。反
応系内は該温度を維持するため、加圧下におかれ
る。 アンモニア溶液の濃度は5〜40%が適当であ
り、5%未満では副反応物が生成しやすく、かつ
生産性も悪い。また40%をこえると圧力が高くな
るため設備面、運転面に問題が生じる傾向があ
る。 ニトロクロルベンゼン類に対するアンモニアの
モル比はニトロクロルベンゼン類により異るが2
〜16が好ましい。2未満では副反応物が生成しや
すく、16をこえると生産性が悪くなり経済的でな
い。 ニトロクロルベンゼン類のアンモニア溶液中へ
の供給は、反応系が加圧下にあるため圧入される
が、圧入方法はそれを一気に供給しない限り連続
的、間欠的いずれの方法でもよい。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 30%アンモニア水272gを500mlオートクレーブ
に仕込み、175℃に昇温したのち、同温度にてo
―ニトロクロルベンゼン127gを3時間かけて圧
入した。さらに同温度にて5時間保温したのち30
℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してo―ニト
ロアニリン109g(収率98.0℃)を得た。このも
のの分析値は下記の通りであつた。 なお、製品の着色度としてタールの吸収である
波長560nmにおけるモル吸光係数を求めた。以下
同様である。
に詳しくは加圧下所定温度に保持されたアンモニ
ア溶液中にニトロクロルベンゼン類を徐々に圧入
することによりニトロクロルベンゼン類の急激な
反応を防止し、かつ副反応物の生成を抑制して高
品質のニトロアニリン類を安全に製造する方法に
関する。 従来よりニトロクロルベンゼン類をアンモニア
溶液にてアミノ化してニトロアニリン類を製造す
ることは種々報告されている。 たとえばPB77764にはオートクレープにP―ニ
トロクロルベンゼンと27%アンモニア水を仕込
み、所定温度に昇温、保温してP―ニトロアニリ
ンを製造する方法が記載されているが、この方法
では副反応物(タール)の生成が著しいめ製品の
色相が悪く、高品質のニトロアニリン類は得られ
難い。 またBIOS1147にはパイプ式連続装置にニトロ
クロルベンゼンと40%アンモニア水の両者を圧入
してニトロアニリン類を連続的に製造する方法が
記載されているが、200気圧という高圧のため設
備面、運転面に問題があると同時に、高温のため
副反応物がかなり生成する欠点がある。 また、従来法においてはChemical
Engineering Process、67(6)、51〜57の事故例に
見られるように、アンモニアのニトロクロルベン
ゼン類に対するモル比が相対的に低い場合には暴
走、爆発の危険性があるため、アンモニアモル比
はかなり大過剰使用しているのが一般的である。 本発明者らはこれらの欠点を克服すべく種々検
討を行なつた結果、予めアンモニア溶液を昇温し
て反応温度に達せしめたのちニトロクロルベンゼ
ン類を徐々に圧入すること、言いかえれば過剰の
アンモニア中に少量ずつニトロクロルベンゼン類
を仕込んでいくことにより従来法で問題となつて
いた暴走、爆発の危険性を除くと共に、副反応物
の生成を抑制できることから従来法では得られ難
い高品質のニトロアニリン類を安全に製造しうる
ことを見出し本発明に至つた。 すなわち本発明は、一般式() (式中、XはH、Cl、NO2を表わす。) で示されるニトロクロルベンゼン類をアンモニア
溶液にてアミノ化してニトロアニリン類を製造す
るにあたり、100〜200℃に保持されたアンモニア
溶液中にニトロクロルベンゼン類を圧入しながら
反応させることを特徴とするニトロアニリン類の
製造法である。 反応温度は原料ニトロクロルベンゼン類により
異るが100〜200℃が適当であり、100℃未満では
反応速度が遅いため長時間を要し、200℃をこえ
ると副反応物が生成しやすいため得策でない。反
応系内は該温度を維持するため、加圧下におかれ
る。 アンモニア溶液の濃度は5〜40%が適当であ
り、5%未満では副反応物が生成しやすく、かつ
生産性も悪い。また40%をこえると圧力が高くな
るため設備面、運転面に問題が生じる傾向があ
る。 ニトロクロルベンゼン類に対するアンモニアの
モル比はニトロクロルベンゼン類により異るが2
〜16が好ましい。2未満では副反応物が生成しや
すく、16をこえると生産性が悪くなり経済的でな
い。 ニトロクロルベンゼン類のアンモニア溶液中へ
の供給は、反応系が加圧下にあるため圧入される
が、圧入方法はそれを一気に供給しない限り連続
的、間欠的いずれの方法でもよい。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 30%アンモニア水272gを500mlオートクレーブ
に仕込み、175℃に昇温したのち、同温度にてo
―ニトロクロルベンゼン127gを3時間かけて圧
入した。さらに同温度にて5時間保温したのち30
℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してo―ニト
ロアニリン109g(収率98.0℃)を得た。このも
のの分析値は下記の通りであつた。 なお、製品の着色度としてタールの吸収である
波長560nmにおけるモル吸光係数を求めた。以下
同様である。
【表】
実施例 2
30%アンモニア水272gを500mlオートクレーブ
に仕込み、175℃に昇温したのち、同温度にてP
―ニトロクロルベンゼン127gを3時間かけて圧
入した。さらに同温度にて7時間保温したのち30
℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してp―ニト
ロアニリン108g(収率97.0%)を得た。分析値
は下記の通りであつた。
に仕込み、175℃に昇温したのち、同温度にてP
―ニトロクロルベンゼン127gを3時間かけて圧
入した。さらに同温度にて7時間保温したのち30
℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してp―ニト
ロアニリン108g(収率97.0%)を得た。分析値
は下記の通りであつた。
【表】
実施例 3
30%アンモニア水279gを500mlオートクレーブ
に仕込み、170℃に昇温したのち、同温度にて
2,5―ジクロルニトロベンゼン118gを2時間
かけて圧入した。さらに同温度にて3時間保温し
たのち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥して
2―ニトロ―4―クロルアニリン105g(収率
99.0%)を得た。分析値は下記の通りであつた。
に仕込み、170℃に昇温したのち、同温度にて
2,5―ジクロルニトロベンゼン118gを2時間
かけて圧入した。さらに同温度にて3時間保温し
たのち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥して
2―ニトロ―4―クロルアニリン105g(収率
99.0%)を得た。分析値は下記の通りであつた。
【表】
実施例 4
10%アンモニア水280gを500mlオートクレーブ
に仕込み、110℃に昇温したのち、同温度にて
2,4―ジニトロクロルベンゼン137gを3時間
かけて圧入した。さらに同温度にて3時間保温し
たのち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥して
2,4―ジニトロアニリン122.5g(収率99.0
%)を得た。分析値は下記の通りであつた。
に仕込み、110℃に昇温したのち、同温度にて
2,4―ジニトロクロルベンゼン137gを3時間
かけて圧入した。さらに同温度にて3時間保温し
たのち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥して
2,4―ジニトロアニリン122.5g(収率99.0
%)を得た。分析値は下記の通りであつた。
【表】
比較例 1
30%アンモニア水272gおよびo―ニトロクロ
ルベンゼン127gを500mlオートクレーブに仕込
み、175℃に昇温し、同温度にて8時間保温した
のち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してo
―ニトロアニリン108g(収率97.0%)を得た。
分析値は下記の通りであつた。
ルベンゼン127gを500mlオートクレーブに仕込
み、175℃に昇温し、同温度にて8時間保温した
のち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してo
―ニトロアニリン108g(収率97.0%)を得た。
分析値は下記の通りであつた。
【表】
比較例 2
30%アンモニア水272gおよびP―ニトロクロ
ルベンゼン127gを500mlオートクレーブに仕込
み、175℃に昇温し、同温度にて10時間保温した
のち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してp
―ニトロアニリン107.5g(収率96.6%)を得
た。分析値は下記の通りであつた。
ルベンゼン127gを500mlオートクレーブに仕込
み、175℃に昇温し、同温度にて10時間保温した
のち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥してp
―ニトロアニリン107.5g(収率96.6%)を得
た。分析値は下記の通りであつた。
【表】
比較例 3
30%アンモニア水279gおよび2,5―ジクロ
ルニトロベンゼン118gを500mlオートクレーブに
仕込み、170℃に昇温し、同温度にて5時間保温
したのち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥し
て2―ニトロ―4―クロルアニリン104.5g(収
率98.6%)を得た。分析値は下記の通りであつ
た。
ルニトロベンゼン118gを500mlオートクレーブに
仕込み、170℃に昇温し、同温度にて5時間保温
したのち30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥し
て2―ニトロ―4―クロルアニリン104.5g(収
率98.6%)を得た。分析値は下記の通りであつ
た。
【表】
比較例 4
10%アンモニア水280gおよび2,4―ジニト
ロクロルベンゼン137gを500mlオートクレーブに
仕込み、110℃に昇温し、同温度にて6時間保温
したのち、30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥
して2,4―ジニトロアニリン121.5g(収率
98.1%)を得た。分析値は下記の通りであつた。
ロクロルベンゼン137gを500mlオートクレーブに
仕込み、110℃に昇温し、同温度にて6時間保温
したのち、30℃まで冷却し、ろ過、水洗後、乾燥
して2,4―ジニトロアニリン121.5g(収率
98.1%)を得た。分析値は下記の通りであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、XはH,Cl,NO2を表わす。) で示されるニトロクロルベンゼンをアンモニア溶
液にてアミノ化してニトロアニリン類を製造する
にあたり、100〜200℃に保持されたアンモニア溶
液中にニトロクロルベンゼン類を圧入しなが反応
させることを特徴とするニトロアニリ類の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053281A JPS57134449A (en) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | Production of nitroaniline |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053281A JPS57134449A (en) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | Production of nitroaniline |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57134449A JPS57134449A (en) | 1982-08-19 |
| JPS6140216B2 true JPS6140216B2 (ja) | 1986-09-08 |
Family
ID=12029759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2053281A Granted JPS57134449A (en) | 1981-02-13 | 1981-02-13 | Production of nitroaniline |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57134449A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101343231B (zh) | 2008-08-21 | 2011-12-07 | 苏州市罗森助剂有限公司 | 一种对硝基苯胺的生产方法 |
| CN103124718A (zh) | 2010-09-29 | 2013-05-29 | 宝洁公司 | 合成2-取代的-1,4-二苯胺的方法 |
-
1981
- 1981-02-13 JP JP2053281A patent/JPS57134449A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57134449A (en) | 1982-08-19 |
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