JPS6141726B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141726B2 JPS6141726B2 JP51074450A JP7445076A JPS6141726B2 JP S6141726 B2 JPS6141726 B2 JP S6141726B2 JP 51074450 A JP51074450 A JP 51074450A JP 7445076 A JP7445076 A JP 7445076A JP S6141726 B2 JPS6141726 B2 JP S6141726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- mold
- manufacturing
- weight
- vinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
本発明は軟式テニスボールを塩化ビニルにて製
造する方法の発明に関するものである。 従来の軟式テニスボールはゴム製であつて、そ
の製造には煩雑な作業工程と長時間の作業時間が
要求され人件費その他の経費の高とうから比較的
に価格の高いものとなる等の欠点がある。但し、
これ等の作業性に乏しい欠点は軟式テニスボール
自体に要求される特殊性能からのものであるとも
言える。 即ち、軟式テニスボールには柔軟性と強き弾性
並びにボール表面が適度の粗面化しテニス用ラケ
ツトの網に摩擦抵抗し易く変化球の投、打を可能
ならしめ得るような特殊な性能が要求され現在で
は〓練ゴムシートから製造に頼つて居る。 先ず、柔軟にして強き弾性の得られる〓練ゴム
シートを所要の厚さになし、これをボール構成用
のアレイ形に裁断し2枚を一組とする。しかして
その一方のアレイ形ゴムシートに空気注入用のヘ
ソを付着した後、他方のアレイ形ゴムシートと相
互の側縁を貼り合せるとともにその側縁の一部分
の開口部より膨張剤(炭酸アンモニウム)を適量
注入して当該開口部を密封し、ボール製造用金型
に填装後、強く緊締し加硫罐に容れて水蒸気加熱
することにより、上記膨張剤を熱分解して気化す
る為、ゴムシートは金型内にて強く膨張しつつ加
硫され、中空ボールが成形される。これを冷却後
離型し、気化した炭酸アンモニウムを吸出除去す
るとともに空気を注入することにより一定径の大
きさに膨張せしめ、さらにこれを内面にサンドペ
ーパーを張設した回転箱内に容れて回転すること
によりボール表面を適度の粗面とすることにより
製造する。 従つて、塩化ビニル中空ボールの製造方法に比
較し、ボール成形工程数と操作に手間が掛り、さ
らにはボール表面を粗面化する上記作業に8時間
もの長い時間が掛る等の欠点が存在することが明
らかである。 そこで、本発明者等はゴム製の軟式テニスボー
ルの製造を塩化ビニル製の軟式テニスボールに転
換し得るように研究を重ね、上記製造上の欠点を
解消することに成功したものである。 即ち、塩化ビニルに対してゴム製の軟式テニス
ボールに得られるような柔軟にして且つ強き弾性
を付与し得ることに成功した結果にほかならず、
具体的には通常の塩化ビニル中空ボールの製造用
ビニルゾルに合成ゴムを混和することによつて成
形される中空ボールに現在のゴム製の軟式テニス
ボールに劣ることのない柔軟性と強き弾性を得る
ことができたのである。 以下にこれを実験データーにより明らかにす
る。 実験例 塩化ビニルボール製造用配合例(A) 塩化ビニルベーストレンジ 100重量部 可塑剤DOA 75重量部 安定剤カルシユウムステアレート 1重量部 安定剤エポキシ樹脂 3重量部 塩化ビニル製軟式テニスボール製造用配合例(B) 塩化ビニルベーストレンジ 100重量部 可塑剤DOA 65重量部 合成ゴムNBRを可塑剤にて溶解した溶液(商
品名NBR20) 20重量部 安定剤カルシウムステアレート 1重量部 安定剤エポキシ樹脂 3重量部 上記配合例(A)、(B)の夫々のゾルをボール製造用
金型に適量注入した後、緊締し製球機に取り付け
た横転、縦転の回転運動に与えつつ160℃にて20
分間加熱してゲル化し、冷却後、離型後、空気を
注入して得られた塩化ビニル製の中空ボール
(A′)(B′)の物性についての実験結果を下記表
(1)に示す。
造する方法の発明に関するものである。 従来の軟式テニスボールはゴム製であつて、そ
の製造には煩雑な作業工程と長時間の作業時間が
要求され人件費その他の経費の高とうから比較的
に価格の高いものとなる等の欠点がある。但し、
これ等の作業性に乏しい欠点は軟式テニスボール
自体に要求される特殊性能からのものであるとも
言える。 即ち、軟式テニスボールには柔軟性と強き弾性
並びにボール表面が適度の粗面化しテニス用ラケ
ツトの網に摩擦抵抗し易く変化球の投、打を可能
ならしめ得るような特殊な性能が要求され現在で
は〓練ゴムシートから製造に頼つて居る。 先ず、柔軟にして強き弾性の得られる〓練ゴム
シートを所要の厚さになし、これをボール構成用
のアレイ形に裁断し2枚を一組とする。しかして
その一方のアレイ形ゴムシートに空気注入用のヘ
ソを付着した後、他方のアレイ形ゴムシートと相
互の側縁を貼り合せるとともにその側縁の一部分
の開口部より膨張剤(炭酸アンモニウム)を適量
注入して当該開口部を密封し、ボール製造用金型
に填装後、強く緊締し加硫罐に容れて水蒸気加熱
することにより、上記膨張剤を熱分解して気化す
る為、ゴムシートは金型内にて強く膨張しつつ加
硫され、中空ボールが成形される。これを冷却後
離型し、気化した炭酸アンモニウムを吸出除去す
るとともに空気を注入することにより一定径の大
きさに膨張せしめ、さらにこれを内面にサンドペ
ーパーを張設した回転箱内に容れて回転すること
によりボール表面を適度の粗面とすることにより
製造する。 従つて、塩化ビニル中空ボールの製造方法に比
較し、ボール成形工程数と操作に手間が掛り、さ
らにはボール表面を粗面化する上記作業に8時間
もの長い時間が掛る等の欠点が存在することが明
らかである。 そこで、本発明者等はゴム製の軟式テニスボー
ルの製造を塩化ビニル製の軟式テニスボールに転
換し得るように研究を重ね、上記製造上の欠点を
解消することに成功したものである。 即ち、塩化ビニルに対してゴム製の軟式テニス
ボールに得られるような柔軟にして且つ強き弾性
を付与し得ることに成功した結果にほかならず、
具体的には通常の塩化ビニル中空ボールの製造用
ビニルゾルに合成ゴムを混和することによつて成
形される中空ボールに現在のゴム製の軟式テニス
ボールに劣ることのない柔軟性と強き弾性を得る
ことができたのである。 以下にこれを実験データーにより明らかにす
る。 実験例 塩化ビニルボール製造用配合例(A) 塩化ビニルベーストレンジ 100重量部 可塑剤DOA 75重量部 安定剤カルシユウムステアレート 1重量部 安定剤エポキシ樹脂 3重量部 塩化ビニル製軟式テニスボール製造用配合例(B) 塩化ビニルベーストレンジ 100重量部 可塑剤DOA 65重量部 合成ゴムNBRを可塑剤にて溶解した溶液(商
品名NBR20) 20重量部 安定剤カルシウムステアレート 1重量部 安定剤エポキシ樹脂 3重量部 上記配合例(A)、(B)の夫々のゾルをボール製造用
金型に適量注入した後、緊締し製球機に取り付け
た横転、縦転の回転運動に与えつつ160℃にて20
分間加熱してゲル化し、冷却後、離型後、空気を
注入して得られた塩化ビニル製の中空ボール
(A′)(B′)の物性についての実験結果を下記表
(1)に示す。
【表】
【表】
上記実験例より明らかなように従来の塩化ビニ
ルボールの配合中に合成ゴムを混和することによ
り、製造される塩化ビニル中空ボールに柔軟性並
びに強き弾性を得ることができ、勢い、ゴム製の
ボール製造方法に換えて、塩化ビニル製のボール
製造方法を以て軟式テニスボールの製造を可能な
らしめ得ることが判明した。従つて製造工程数並
びに操作も極めて簡素化することができる。 さらに、塩化ビニル製のボール製造方法の適用
が可能なる結果、ボール表面に要求される粗面な
る条件についても一挙に解決することができる。 即ち、ボール製造用金型の球面に沿つて塩化ビ
ニルゾルを展延ゲル化しつつ成形するものである
から成形されるボール表面はボール製造用金型の
球面によつて自由に調整することが可能で、この
球面を予め軟式テニスボールの表面にとつて必要
なアラサに粗面化しておくことによつてボール成
形工程と同時にボール表面のアラサ調整を完遂す
ることができ、上記したようなゴム製の軟式テニ
スボールの製造に要球されるサンドペーパーによ
る8時間ものアラサ調整作業を全く不要とするこ
とができるものである。 また塩化ビニル製の場合には塩化ビニルボール
の特徴をそのまゝいかすことができ、例えばゴム
製の軟式テニスボールの場合には使用に際し汚れ
易く、これが払拭しずらく、しかもゴム性なるが
故に耐候性に乏しい等の欠点を有するが、本発明
の塩化ビニル製の場合には汚れにくく、その汚れ
をも石けん水等にて容易に払拭して清浄化するこ
とができるとともに耐候性に勝れ長期間の使用に
耐え得るものである。 以下に本発明の軟式テニスボールの具体的製造
方法の実施例を説明する。 先ず、従来公知のボール製造用金型(半球状の
内壁面を有する1対の金型から成り互いに嵌合緊
締し得るように構成してある)の内壁面を成形す
べきボール表面に要求されるアラサに粗面化処理
する。このアラサ調整処理方法については従来公
知の方法を以て実施することができ、例えば硬度
の高い特殊な砂(酸化アルミニウムあるいは炭化
硅素等の砂)を圧さく空気等により金型内壁面に
吹き付けることによつて処理する方法、金型内壁
面にメツキを施し、そのメツキ皮膜自体に適度の
アラサを付与しつつメツキすることにより処理す
る方法あるいは金型内壁面を化学的な処理により
粗面化することにより処理する方法等を挙げるこ
とができ、特にかゝる処理方法については一定の
方法に限定されない。 しかして、上記配合例(B)から成るボール製造用
ゾルをボール製造用金型の一方の金型内に適量注
入するとともにこれに他方の金型を嵌合緊締した
後、当該ボール製造用金型をボール製球機に取付
け横転縦転の回転運動を与えつつ160℃にて20分
間加熱することにより上記金型内に注入したゾル
を加熱ゲル化することによりボール製造用金型内
に塩化ビニル製の中空ボールを成形することがで
き、しかる後これを冷却し離型後所定量の空気を
注入することにより、所定の大きさのしかも表面
がボール製造用金型の内壁面のアラサに従つて粗
面なる塩化ビニル製の軟式テニスボールを製造す
ることができる。
ルボールの配合中に合成ゴムを混和することによ
り、製造される塩化ビニル中空ボールに柔軟性並
びに強き弾性を得ることができ、勢い、ゴム製の
ボール製造方法に換えて、塩化ビニル製のボール
製造方法を以て軟式テニスボールの製造を可能な
らしめ得ることが判明した。従つて製造工程数並
びに操作も極めて簡素化することができる。 さらに、塩化ビニル製のボール製造方法の適用
が可能なる結果、ボール表面に要求される粗面な
る条件についても一挙に解決することができる。 即ち、ボール製造用金型の球面に沿つて塩化ビ
ニルゾルを展延ゲル化しつつ成形するものである
から成形されるボール表面はボール製造用金型の
球面によつて自由に調整することが可能で、この
球面を予め軟式テニスボールの表面にとつて必要
なアラサに粗面化しておくことによつてボール成
形工程と同時にボール表面のアラサ調整を完遂す
ることができ、上記したようなゴム製の軟式テニ
スボールの製造に要球されるサンドペーパーによ
る8時間ものアラサ調整作業を全く不要とするこ
とができるものである。 また塩化ビニル製の場合には塩化ビニルボール
の特徴をそのまゝいかすことができ、例えばゴム
製の軟式テニスボールの場合には使用に際し汚れ
易く、これが払拭しずらく、しかもゴム性なるが
故に耐候性に乏しい等の欠点を有するが、本発明
の塩化ビニル製の場合には汚れにくく、その汚れ
をも石けん水等にて容易に払拭して清浄化するこ
とができるとともに耐候性に勝れ長期間の使用に
耐え得るものである。 以下に本発明の軟式テニスボールの具体的製造
方法の実施例を説明する。 先ず、従来公知のボール製造用金型(半球状の
内壁面を有する1対の金型から成り互いに嵌合緊
締し得るように構成してある)の内壁面を成形す
べきボール表面に要求されるアラサに粗面化処理
する。このアラサ調整処理方法については従来公
知の方法を以て実施することができ、例えば硬度
の高い特殊な砂(酸化アルミニウムあるいは炭化
硅素等の砂)を圧さく空気等により金型内壁面に
吹き付けることによつて処理する方法、金型内壁
面にメツキを施し、そのメツキ皮膜自体に適度の
アラサを付与しつつメツキすることにより処理す
る方法あるいは金型内壁面を化学的な処理により
粗面化することにより処理する方法等を挙げるこ
とができ、特にかゝる処理方法については一定の
方法に限定されない。 しかして、上記配合例(B)から成るボール製造用
ゾルをボール製造用金型の一方の金型内に適量注
入するとともにこれに他方の金型を嵌合緊締した
後、当該ボール製造用金型をボール製球機に取付
け横転縦転の回転運動を与えつつ160℃にて20分
間加熱することにより上記金型内に注入したゾル
を加熱ゲル化することによりボール製造用金型内
に塩化ビニル製の中空ボールを成形することがで
き、しかる後これを冷却し離型後所定量の空気を
注入することにより、所定の大きさのしかも表面
がボール製造用金型の内壁面のアラサに従つて粗
面なる塩化ビニル製の軟式テニスボールを製造す
ることができる。
Claims (1)
- 1 内壁面を粗面になしたボール製造用金型の一
方の半球状金型内にビニルペーストレンジ100重
量部、可塑剤65重量部、合成ゴムNBRを可塑剤
に溶解した溶液(商品名NBR20)20重量部、安
定剤カルシユウムステアレート1重量部、エポキ
シ樹脂3重量部からなるボール製造用ゾルを適量
注入し、他方の半球状金型を嵌合緊締した後、こ
れを製球機にセツトして横転縦転しつつ160℃に
て20分間加熱し、上記金型内面に沿つてボール製
造用ゾルをゲル化することにより成形することを
特徴とする塩化ビニル製軟式テニスボールの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445076A JPS531259A (en) | 1976-06-25 | 1976-06-25 | Method of producing soft tennis vinyl chloride ball |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445076A JPS531259A (en) | 1976-06-25 | 1976-06-25 | Method of producing soft tennis vinyl chloride ball |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS531259A JPS531259A (en) | 1978-01-09 |
| JPS6141726B2 true JPS6141726B2 (ja) | 1986-09-17 |
Family
ID=13547578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7445076A Granted JPS531259A (en) | 1976-06-25 | 1976-06-25 | Method of producing soft tennis vinyl chloride ball |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS531259A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6391636U (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-14 | ||
| JPH0232546U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-28 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57208222A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-21 | Taiyo Seisakusho:Kk | Manufacturing method and apparatus for synthetic resin foamed object |
| TWI701129B (zh) * | 2019-06-21 | 2020-08-11 | 英屬維爾京群島商龍台工業股份有限公司 | 複合輪圈製程 |
-
1976
- 1976-06-25 JP JP7445076A patent/JPS531259A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6391636U (ja) * | 1986-12-02 | 1988-06-14 | ||
| JPH0232546U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS531259A (en) | 1978-01-09 |
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| JPS6141726B2 (ja) | ||
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