JPS6141989Y2 - - Google Patents
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- JPS6141989Y2 JPS6141989Y2 JP1981190959U JP19095981U JPS6141989Y2 JP S6141989 Y2 JPS6141989 Y2 JP S6141989Y2 JP 1981190959 U JP1981190959 U JP 1981190959U JP 19095981 U JP19095981 U JP 19095981U JP S6141989 Y2 JPS6141989 Y2 JP S6141989Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- cylinder
- level
- latch circuit
- ignition timing
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
本考案は、自動車エンジンなどに適した点火時
期検出回路に関する。 自動車エンジンを効率よく動作させるために
は、ピストンが点火プラグに最も接近した点、す
なわち、上死点(以下TDCという)を通過した
ときに点火が行なわれるようにしなければならな
い。 しかし、実際には、点火プラグが点火されてか
ら、燃料が燃焼するためにはある程度時間を要す
るから、この時間を考慮して、ピストンがTDC
を通過する直前で点火させている。 これに対して、近年の排ガス規制に伴ない、
TDC通過後に点火するようにした自動車エンジ
ンもある。 なお、TDC通過前に点火するエンジンの自動
車をBTDC車といい、TDC通過後に点火するエ
ンジンの自動車をATDC車という。 このように、ピストンのTDC通過時期に対す
る点火時期は、オンジンの性能を決める1つの重
要なフアクタであつて、自動車を整備する場合
も、点火時期を調整するということは1つの重要
な作業であるが、点火時期を調整するために必要
な点火時期検出装置としては、従来、タイミング
ライトを用いたものがある。 第1図はタイミングライトを用いた従来の点火
時期検出装置を示す概略図であつて、1はクラン
クプーリー、2はタイミングマーク、3はタイミ
ングインジケータ、4はタイミングライト、5は
遅角調整ボリウムである。 次に、この従来技術の動作について説明する。 同図において、クランクプーリー1にはタイミ
ングマーク2が設けられ、クランクプーリー1が
回転して、タイミングマーク2がクランクプーリ
ー1の近傍に設けたタイミングインジケータ3の
零点6に一致した時期が、エンジンの第1気筒の
ピストンがTDCを通過する時期を表わすように
している。 また、タイミングライト4の遅角調整ボリウム
5は、これを調整することによりタイミングライ
ト4の発光時期を任意に遅延することができ、こ
れと連動して、パルス発生器(図示せず)が調整
されて第1気筒の点火時期からタイミングライト
4の発光時期までのパルス巾のパルス信号が発生
される。 そこで、点火時期を検出するためには、タイミ
ングライト4の遅角調整ボリウム5を操作し、ク
ランクプーリー1のタイミングマーク2が、タイ
ミングインジケータ3の零点6に一致したときに
タイミングライト4が発光するようにする。 タイミングマーク2がタイミングインジケータ
3の零点6に一致したときに、タイミングライト
4が発光すると、上記のパルス発生回路からのパ
ルス信号のパルス巾は第1気筒の点火時期と
TDC通過時期との時間差に等しく、このパルス
を利用することによつて点火時期を検出すること
ができる。 ところで、かかる検出装置は、目視によつてタ
イミングライトの発光時期を調整するものである
から、その調整に時間を要するとともに、その調
整精度にも自ずから限界がある。 また、BTDO車については、点火直後にピスト
ンがTDCを通過するから、タイミングライトの
発光時期の遅延量は小さいが、これに対して
ATDC車の場合には、点火直前にピストンが
TDCを通過するから、タイミングライトの発光
時期の遅延量は大きくなり、したがつて、BTDC
車、ATDC車いずれの自動車も点火時期を検知す
ることができるようにするためには、発光時期を
遅延させるために必要な可変遅延量を大きく設定
しなければならず、遅角調整ボリウムの設定可能
な可動範囲に限界があることから、当然、点火時
期検出の分解能が低下する。 本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
自動車エンジンの点火時期を、迅速かつ精密に検
出するとができるようにした点火時期検出回路を
提供するにある。 この目的を達成するために、本考案は、エンジ
ンの第1気筒の点火時期に、点火コードに設けた
センサによつて得られる信号(以下、第1気筒基
準信号という)とピストンがTDCを通過すると
きに、クランクプーリーに埋め込んだ磁石をセン
サで検出することによつて得られる信号(以下
TDC信号という)とを用い、該TDO信号に対す
る第1気筒基準信号の位相を検出するようにした
点を特徴とする。 次に、本考案の実施例を図面について説明す
る。 第2図は本考案による点火時期検出回路の一実
施例を示すブロツク図であつて、7,8は夫々入
力端子、9,10は夫々波形整形回路、11は入
力端子、12,13は夫々D−ラツチ回路、14
はデータセレクタ、15はクリア信号発生回路、
16はD−ラツチ回路、17,18は夫々出力端
子である。 第3図は、BTDC車を例とし、第2図の各部分
の信号のタイミングを示すタイムチヤートであ
り、各信号には第2図の対応する符号をつけてい
る。 次に、この実施例の動作について説明する。 第2図、第3図において、入力端子7からの第
1気筒基準信号aと入力端子8からのTDC信号
bとは、夫々波形整形回路9,10で波形整形さ
れてD−ラツチ回路12,13の夫々のクロツク
端子CPに供給される。さらに、D−ラツチ回路
12,13の夫々のデータ端子Dには、第1気筒
信号dが供給されている。 ここで、第1気筒信号dは、点火装置(図示せ
ず)のイグニツシヨンコイルのマイナス側から得
られる信号を波形整形したイグニツシヨンコイル
信号cから形成され、第1気筒基準信号aを含む
イグニツシヨンコイル信号cの立下りかり次の立
下りまでのパルス巾を有する高レベルのパルス信
号である。 そこで、D−ラツチ回路12,13のQ出力の
レベルは初期状態として低レベルであるが、第1
気筒信号dが夫々のデータ端子Dに供給され、次
いで、第1気筒基準信号a、TDC信号bが夫々
のクロツク端子CPに供給されると、夫々のQ出
力のレベルは反転して高レベルとなる。 ところで、BTDC車の場合、ピストンのTDC
通過直前に点火が行なわれるものであるから、第
1気筒基準信号aはTDC信号bよりも時間的に
進んでいる。よつて、時刻t0においてラツチ回路
12,13のデータ端子Dに第1気筒信号dが供
給されると、第1気筒基準信号aが供給される時
刻t1において、まず、ラツチ回路12のQ出力が
低レベルから高レベルに反転し、次いで、TDC
信号bが供給される時刻t2において、ラツチ回路
13のQ出力のレベルが低レベルから高レベルに
反転して、ラツチ回路12からは時刻t1で立上が
る信号eが得られ、また、ラツチ回路13からは
時刻t2で立上がる信号fが得られる。 ラツチ回路12,13からの信号e、fは、
夫々データセレクタ14のアドレス端子A、Bに
供給される。 データセレクタ14は、アドレス端子A、Bに
供給される信号によりアドレス指定され、データ
端子D0、D1、D2、D3のうちからそのアドレスに
対応するデータ端子が選択されてそのレベルが端
子Yに出力される。 ところで、データ端子D0、D3は低レベルに、
またデータ端子D1、D2は高レベルに設定されて
おり、アドレス端子A、Bの夫々のレベルと選択
されるデータ端子、端子Yの出力レベルの関係
は、次の表1に示すようになつている。
期検出回路に関する。 自動車エンジンを効率よく動作させるために
は、ピストンが点火プラグに最も接近した点、す
なわち、上死点(以下TDCという)を通過した
ときに点火が行なわれるようにしなければならな
い。 しかし、実際には、点火プラグが点火されてか
ら、燃料が燃焼するためにはある程度時間を要す
るから、この時間を考慮して、ピストンがTDC
を通過する直前で点火させている。 これに対して、近年の排ガス規制に伴ない、
TDC通過後に点火するようにした自動車エンジ
ンもある。 なお、TDC通過前に点火するエンジンの自動
車をBTDC車といい、TDC通過後に点火するエ
ンジンの自動車をATDC車という。 このように、ピストンのTDC通過時期に対す
る点火時期は、オンジンの性能を決める1つの重
要なフアクタであつて、自動車を整備する場合
も、点火時期を調整するということは1つの重要
な作業であるが、点火時期を調整するために必要
な点火時期検出装置としては、従来、タイミング
ライトを用いたものがある。 第1図はタイミングライトを用いた従来の点火
時期検出装置を示す概略図であつて、1はクラン
クプーリー、2はタイミングマーク、3はタイミ
ングインジケータ、4はタイミングライト、5は
遅角調整ボリウムである。 次に、この従来技術の動作について説明する。 同図において、クランクプーリー1にはタイミ
ングマーク2が設けられ、クランクプーリー1が
回転して、タイミングマーク2がクランクプーリ
ー1の近傍に設けたタイミングインジケータ3の
零点6に一致した時期が、エンジンの第1気筒の
ピストンがTDCを通過する時期を表わすように
している。 また、タイミングライト4の遅角調整ボリウム
5は、これを調整することによりタイミングライ
ト4の発光時期を任意に遅延することができ、こ
れと連動して、パルス発生器(図示せず)が調整
されて第1気筒の点火時期からタイミングライト
4の発光時期までのパルス巾のパルス信号が発生
される。 そこで、点火時期を検出するためには、タイミ
ングライト4の遅角調整ボリウム5を操作し、ク
ランクプーリー1のタイミングマーク2が、タイ
ミングインジケータ3の零点6に一致したときに
タイミングライト4が発光するようにする。 タイミングマーク2がタイミングインジケータ
3の零点6に一致したときに、タイミングライト
4が発光すると、上記のパルス発生回路からのパ
ルス信号のパルス巾は第1気筒の点火時期と
TDC通過時期との時間差に等しく、このパルス
を利用することによつて点火時期を検出すること
ができる。 ところで、かかる検出装置は、目視によつてタ
イミングライトの発光時期を調整するものである
から、その調整に時間を要するとともに、その調
整精度にも自ずから限界がある。 また、BTDO車については、点火直後にピスト
ンがTDCを通過するから、タイミングライトの
発光時期の遅延量は小さいが、これに対して
ATDC車の場合には、点火直前にピストンが
TDCを通過するから、タイミングライトの発光
時期の遅延量は大きくなり、したがつて、BTDC
車、ATDC車いずれの自動車も点火時期を検知す
ることができるようにするためには、発光時期を
遅延させるために必要な可変遅延量を大きく設定
しなければならず、遅角調整ボリウムの設定可能
な可動範囲に限界があることから、当然、点火時
期検出の分解能が低下する。 本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
自動車エンジンの点火時期を、迅速かつ精密に検
出するとができるようにした点火時期検出回路を
提供するにある。 この目的を達成するために、本考案は、エンジ
ンの第1気筒の点火時期に、点火コードに設けた
センサによつて得られる信号(以下、第1気筒基
準信号という)とピストンがTDCを通過すると
きに、クランクプーリーに埋め込んだ磁石をセン
サで検出することによつて得られる信号(以下
TDC信号という)とを用い、該TDO信号に対す
る第1気筒基準信号の位相を検出するようにした
点を特徴とする。 次に、本考案の実施例を図面について説明す
る。 第2図は本考案による点火時期検出回路の一実
施例を示すブロツク図であつて、7,8は夫々入
力端子、9,10は夫々波形整形回路、11は入
力端子、12,13は夫々D−ラツチ回路、14
はデータセレクタ、15はクリア信号発生回路、
16はD−ラツチ回路、17,18は夫々出力端
子である。 第3図は、BTDC車を例とし、第2図の各部分
の信号のタイミングを示すタイムチヤートであ
り、各信号には第2図の対応する符号をつけてい
る。 次に、この実施例の動作について説明する。 第2図、第3図において、入力端子7からの第
1気筒基準信号aと入力端子8からのTDC信号
bとは、夫々波形整形回路9,10で波形整形さ
れてD−ラツチ回路12,13の夫々のクロツク
端子CPに供給される。さらに、D−ラツチ回路
12,13の夫々のデータ端子Dには、第1気筒
信号dが供給されている。 ここで、第1気筒信号dは、点火装置(図示せ
ず)のイグニツシヨンコイルのマイナス側から得
られる信号を波形整形したイグニツシヨンコイル
信号cから形成され、第1気筒基準信号aを含む
イグニツシヨンコイル信号cの立下りかり次の立
下りまでのパルス巾を有する高レベルのパルス信
号である。 そこで、D−ラツチ回路12,13のQ出力の
レベルは初期状態として低レベルであるが、第1
気筒信号dが夫々のデータ端子Dに供給され、次
いで、第1気筒基準信号a、TDC信号bが夫々
のクロツク端子CPに供給されると、夫々のQ出
力のレベルは反転して高レベルとなる。 ところで、BTDC車の場合、ピストンのTDC
通過直前に点火が行なわれるものであるから、第
1気筒基準信号aはTDC信号bよりも時間的に
進んでいる。よつて、時刻t0においてラツチ回路
12,13のデータ端子Dに第1気筒信号dが供
給されると、第1気筒基準信号aが供給される時
刻t1において、まず、ラツチ回路12のQ出力が
低レベルから高レベルに反転し、次いで、TDC
信号bが供給される時刻t2において、ラツチ回路
13のQ出力のレベルが低レベルから高レベルに
反転して、ラツチ回路12からは時刻t1で立上が
る信号eが得られ、また、ラツチ回路13からは
時刻t2で立上がる信号fが得られる。 ラツチ回路12,13からの信号e、fは、
夫々データセレクタ14のアドレス端子A、Bに
供給される。 データセレクタ14は、アドレス端子A、Bに
供給される信号によりアドレス指定され、データ
端子D0、D1、D2、D3のうちからそのアドレスに
対応するデータ端子が選択されてそのレベルが端
子Yに出力される。 ところで、データ端子D0、D3は低レベルに、
またデータ端子D1、D2は高レベルに設定されて
おり、アドレス端子A、Bの夫々のレベルと選択
されるデータ端子、端子Yの出力レベルの関係
は、次の表1に示すようになつている。
【表】
上記表1から明らかなように、アドレス端子
A、B、したがつて、信号e、fのレベルが、同
じであるときにはデータセレクタ14の出力信号
のレベルは低く、異なる時にはデータセレクタ1
4の出力信号のレベルは高くなる。 そこで、信号eの立上り時刻t1から信号fの立
上り時刻t2までの時間だけ信号e、fのレベルが
異なるから、データセレクタ14の出力信号gは
時刻t1,t2間で高レベルの、すなわち、パルス巾
t(=t2−t1)のパルス信号である。この出力信号
gは、第1気筒基準信号aとTDC信号bとの位
相に等しいパルス巾を有し、出力端子17から図
示しない所定の回路に供給されてこのパルス巾が
計算される。 なお、データセレクタ14の出力信号gはクリ
ア信号発生回路15に供給され、出力信号gの立
下りからクリア信号を発生して時刻t3にD−ラツ
チ回路12,13をクリアする。 一方、D−ラツチ回路からの信号eとD−ラツ
チ回路13からの信号fとは、夫々D−ラツチ回
路16のデータ端子D、クロツク端子CPに供給
される。 ところで、信号eの立上り時刻t1よりも遅れた
時刻t2にD−ラツチ回路13からの信号fがD−
ラツチ回路16に供給されるから、D−ラツチ回
路16のQ出力は高レベルにラツチングされて出
力端子18には高レベルの信号hが得られる。 上、BTDC車の場合には、出力端子17からは
第1気筒基準信号aとTDC信号bとの位相差を
表わす信号gが得られ、出力端子18には高レベ
ルの信号hが得られることになる。 第4図は、ATDC車における第2図の各部分の
信号のタイミングを示すタイムチヤードであり、
各信号には第2図の対応する符号をつけている。 次に、動作を説明するが、BTDC車についての
説明と重複する部分は一部説明を省略する。 第2図、第4図において、ATDC車の場合に
は、ピストンのTDC通過直後に点火が行なわれ
るものであるから、第1気筒基準信号aはTDC
信号bよりも時間的に遅れている。よつて、時刻
t0においてラツチ回路12,13のデータ端子D
に第1気筒信号dが供給されると、TDC信号b
が供給される時刻t′1において、ラツチ回路13
のQ出力が低レベルから高レベルに反転し、次い
で、第1気筒基準信号aが供給されるt′2におい
て、ラツチ回路12のQ出力が低レベルから高レ
ベルに反転して、ラツチ回路13から時刻t′1で
立上る信号fが得られ、ラツチ回路12からは時
刻t′2で立上る信号eが得られる。 信号e、fはデータセレクタ14のアドレス端
子A、Bに供給され、先に述べたことから明らか
なように、データセレクタ14からは、時刻t′1
で立上り、時刻t′2で立下がるパルス巾tの信号
gが得られる。信号gは第1気筒基準信号aと
TDC信号bとの位相差を表わしている。 一方、D−ラツチ回路12からの信号eとD−
ラツチ回路13からの信号fとは、夫々D−ラツ
チ回路16のデータ端子D、クロツク端子CPに
供給される。 ところで、信号eの立上り時刻t′2よりも進ん
だ時刻t′1にD−ラツチ回路13からの信号fが
D−ラツチ回路16に供京給されるから、D−ラ
ツチ回路のQ出力は低レベルを保持し、出力端子
18には低レベルの信号hが得られる。 以上、ATDC車の場合には、出力端子17から
は第1気筒基準信号aとTDC信号bとの位相差
を表わす信号gが得られ、出力端子18には低レ
ベルの信号hが得られることになる。 このようにして、信号gから第1気筒基準信号
aとTDC信号bとの位相差を検出することがで
き、信号hからTDC信号bに対して第1気筒基
準信号aの進み、遅れをレベルの違いにより検出
することができることになり、結局、信号g、h
から、TDC信号bに対する第1気筒基準信号a
の位相が検出できて点火時期を検出することがで
きる。 なお、本考案は、任意の気筒数のエンジンの点
火時期の検出にも適用することができ、また、D
−ラツチ回路12,13,16やデータセレクタ
14もこれに限られることなく、同等の機能を有
する他の回路であつてもよいことは明らかであ
る。 以上説明したように、本考案によれば、点火時
期を表わす第1の信号とTDC通過時期を表わす
第2の信号とを用い、これら信号の位相差と第2
の信号に対する第1の信号の進み、遅れとを電子
回路によつて検出することにより、TDC通過時
期に対する点火時期を検出するものであるから、
目視によることなく、迅速、かつ、精密に点火時
期を検出することができ、また、BTDC車、
ATDC車のいずれについても、点火時期検出にお
ける分解能は著しく向上し、従来技術の欠点を除
いて優れた機能の点火時期検出回路を提供するこ
とができる。
A、B、したがつて、信号e、fのレベルが、同
じであるときにはデータセレクタ14の出力信号
のレベルは低く、異なる時にはデータセレクタ1
4の出力信号のレベルは高くなる。 そこで、信号eの立上り時刻t1から信号fの立
上り時刻t2までの時間だけ信号e、fのレベルが
異なるから、データセレクタ14の出力信号gは
時刻t1,t2間で高レベルの、すなわち、パルス巾
t(=t2−t1)のパルス信号である。この出力信号
gは、第1気筒基準信号aとTDC信号bとの位
相に等しいパルス巾を有し、出力端子17から図
示しない所定の回路に供給されてこのパルス巾が
計算される。 なお、データセレクタ14の出力信号gはクリ
ア信号発生回路15に供給され、出力信号gの立
下りからクリア信号を発生して時刻t3にD−ラツ
チ回路12,13をクリアする。 一方、D−ラツチ回路からの信号eとD−ラツ
チ回路13からの信号fとは、夫々D−ラツチ回
路16のデータ端子D、クロツク端子CPに供給
される。 ところで、信号eの立上り時刻t1よりも遅れた
時刻t2にD−ラツチ回路13からの信号fがD−
ラツチ回路16に供給されるから、D−ラツチ回
路16のQ出力は高レベルにラツチングされて出
力端子18には高レベルの信号hが得られる。 上、BTDC車の場合には、出力端子17からは
第1気筒基準信号aとTDC信号bとの位相差を
表わす信号gが得られ、出力端子18には高レベ
ルの信号hが得られることになる。 第4図は、ATDC車における第2図の各部分の
信号のタイミングを示すタイムチヤードであり、
各信号には第2図の対応する符号をつけている。 次に、動作を説明するが、BTDC車についての
説明と重複する部分は一部説明を省略する。 第2図、第4図において、ATDC車の場合に
は、ピストンのTDC通過直後に点火が行なわれ
るものであるから、第1気筒基準信号aはTDC
信号bよりも時間的に遅れている。よつて、時刻
t0においてラツチ回路12,13のデータ端子D
に第1気筒信号dが供給されると、TDC信号b
が供給される時刻t′1において、ラツチ回路13
のQ出力が低レベルから高レベルに反転し、次い
で、第1気筒基準信号aが供給されるt′2におい
て、ラツチ回路12のQ出力が低レベルから高レ
ベルに反転して、ラツチ回路13から時刻t′1で
立上る信号fが得られ、ラツチ回路12からは時
刻t′2で立上る信号eが得られる。 信号e、fはデータセレクタ14のアドレス端
子A、Bに供給され、先に述べたことから明らか
なように、データセレクタ14からは、時刻t′1
で立上り、時刻t′2で立下がるパルス巾tの信号
gが得られる。信号gは第1気筒基準信号aと
TDC信号bとの位相差を表わしている。 一方、D−ラツチ回路12からの信号eとD−
ラツチ回路13からの信号fとは、夫々D−ラツ
チ回路16のデータ端子D、クロツク端子CPに
供給される。 ところで、信号eの立上り時刻t′2よりも進ん
だ時刻t′1にD−ラツチ回路13からの信号fが
D−ラツチ回路16に供京給されるから、D−ラ
ツチ回路のQ出力は低レベルを保持し、出力端子
18には低レベルの信号hが得られる。 以上、ATDC車の場合には、出力端子17から
は第1気筒基準信号aとTDC信号bとの位相差
を表わす信号gが得られ、出力端子18には低レ
ベルの信号hが得られることになる。 このようにして、信号gから第1気筒基準信号
aとTDC信号bとの位相差を検出することがで
き、信号hからTDC信号bに対して第1気筒基
準信号aの進み、遅れをレベルの違いにより検出
することができることになり、結局、信号g、h
から、TDC信号bに対する第1気筒基準信号a
の位相が検出できて点火時期を検出することがで
きる。 なお、本考案は、任意の気筒数のエンジンの点
火時期の検出にも適用することができ、また、D
−ラツチ回路12,13,16やデータセレクタ
14もこれに限られることなく、同等の機能を有
する他の回路であつてもよいことは明らかであ
る。 以上説明したように、本考案によれば、点火時
期を表わす第1の信号とTDC通過時期を表わす
第2の信号とを用い、これら信号の位相差と第2
の信号に対する第1の信号の進み、遅れとを電子
回路によつて検出することにより、TDC通過時
期に対する点火時期を検出するものであるから、
目視によることなく、迅速、かつ、精密に点火時
期を検出することができ、また、BTDC車、
ATDC車のいずれについても、点火時期検出にお
ける分解能は著しく向上し、従来技術の欠点を除
いて優れた機能の点火時期検出回路を提供するこ
とができる。
第1図は従来の点火時期検出装置の一例を示す
概略図、第2図は本考案による点火時期検出回路
の一実施例を示すブロツク図、第3図は第2図の
各部分の信号の一タイミングを示すタイムチヤー
ト、第4図は第2図の各部分の他のタイミングを
示すタイムチヤートである。 12……D−ラツチ回路、13……D−ラツチ
回路、14……データセレクタ、16……D−ラ
ツチ回路。
概略図、第2図は本考案による点火時期検出回路
の一実施例を示すブロツク図、第3図は第2図の
各部分の信号の一タイミングを示すタイムチヤー
ト、第4図は第2図の各部分の他のタイミングを
示すタイムチヤートである。 12……D−ラツチ回路、13……D−ラツチ
回路、14……データセレクタ、16……D−ラ
ツチ回路。
Claims (1)
- エンジンの第1気筒の点火時期を検出するセン
サによつて得られる第1気筒基準信号の前縁で少
なくとも該第1気筒の点火時期および上死点通過
時期を含む所定時間所定レベルにある第1気筒信
号のレベルを取り込む第1のD−ラツチ回路と該
エンジンの各気筒の上死点通過時期を検出するセ
ンサによつて得られる上死点信号で該第1気筒信
号のレベルを取り込む第2のD−ラツチ回路と該
第1、第2のD−ラツチ回路の出力信号のレベル
が互いに等しい期間で第1のレベルとなり互いに
異なる期間で第2のレベルとなる信号を出力する
データセレクタと、該第2のD−ラツチ回路の出
力信号の前縁で該第1のD−ラツチ回路の出力信
号のレベルを取り込む第3のD−ラツチ回路と該
データセレクタの出力信号が該第2のレベルから
第1のレベルに変化する時期を検出し該時期に前
記第1、第2のD−ラツチ回路をクリアするクリ
ア信号発生回路とからなり、該データセレクタに
よつて該第1気筒基準信号と該上死点信号との位
相差を検出し、第3のD−ラツチ回路によつて該
第1気筒の上死点通過時期に対する該第1気筒の
点火時期の進み、遅れを検出することにより、上
死点通過時期を基準とした点火時期を検出可能に
構成したことを特徴とする点火時期検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19095981U JPS5896062U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 点火時期検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19095981U JPS5896062U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 点火時期検出回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5896062U JPS5896062U (ja) | 1983-06-29 |
| JPS6141989Y2 true JPS6141989Y2 (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=30104449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19095981U Granted JPS5896062U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 点火時期検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5896062U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5112030A (en) * | 1974-07-18 | 1976-01-30 | Toyo Denso Kk | Nainenkikanno tenkajikikensasochi |
| JPS54126A (en) * | 1977-06-02 | 1979-01-05 | Okuda Koki Kk | Method of measuring delay and progress angle of ignition timing or injection timing of internal combustion engine for automobile |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP19095981U patent/JPS5896062U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5896062U (ja) | 1983-06-29 |
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