JPS6144206Y2 - - Google Patents

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JPS6144206Y2
JPS6144206Y2 JP1979176898U JP17689879U JPS6144206Y2 JP S6144206 Y2 JPS6144206 Y2 JP S6144206Y2 JP 1979176898 U JP1979176898 U JP 1979176898U JP 17689879 U JP17689879 U JP 17689879U JP S6144206 Y2 JPS6144206 Y2 JP S6144206Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複写機等における原稿圧着装置に
関する。
複写機等における原稿圧着装置は、一般に原稿
圧着板が可撓性部材からなるものと、非可撓性部
材からなるものとがある。しかるに、可撓性部材
からなるものは、原稿を出し入れする場合、手に
より開いた状態に維持しなければならないし、非
可撓性部材からなるものでは、開いた状態に自立
させることができるが、その原稿載置面との角度
が90度を越えていないと自立させることができ
ず、90度を越えて自立させるものは、開閉ストロ
ークが大きい等のため操作性が悪い。また、原稿
等を原稿載置面上へ順次移動させる原稿自動供給
装置を設置することもあるが、従来の原稿圧着板
の支持構造は、複写機本体に対し不可分であつた
り、分離可能でも作業性が悪いうえ取付部材が突
出したまま残る等して適さなかつた。
この考案は、上記のような事情に鑑み、開角が
90度以下で静止でき、かつ構造の簡単なしかも機
械上に突起物を残さず着脱可能で原稿自動供給装
置の設置にも適した原稿圧着装置を提供すること
を目的とするものである。
以下実施例について説明すれば、第1図はこの
考案に係る原稿圧着装置1を備える複写機の一例
を示すもので、原稿圧着装置1は、複写機本体2
の上面3における原稿載置面としてのガラス板4
上へ開閉可能に設けられ、複写機本体上面3のガ
ラス板4両端部側方へ開設された角孔5に着脱可
能なよう装着される支持部材6と、該支持部材6
へ後述の手段を介して一側縁側で回動可能に連結
される非可撓性の原稿圧着板7とを備える。この
圧着板は7は、非可撓性のプラスチツク等からな
るカバー7aの裏面に柔軟材等からなる圧着部材
7bを貼り合わせたもので、カバー7aの前記連
結側とは反対の自由端側側縁の中央部には圧着板
7開閉用取手8が一体成形されている。
第2,5,6図に示されるように、前記支持部
材6は、複写機本体2の角孔5へ遊嵌され得る大
きさの箱体であつて、背面板6aの上辺に上周壁
6bが、また左、右辺に側周壁6c,6dがそれ
ぞれ折曲して形成され、各側周壁6c,6dは、
上方への突出片6c1,6d1、および下方への突出
片6c2,6d2がそれぞれ延設されている。前記背
面板6aの背面には、前記複写機本体角孔5の内
側孔縁部に設けられた係合保持部9への係合部1
0が設けられている。係合保持部9は、第2,3
図の如く複写機本体の天板フレーム11の打ち越
し片11aの前面へ形スペース板12を介し保
持板13を固着してポケツト部14を形成したも
のであり、係合部10は、前記ポケツト部14へ
圧入されると共に該圧入時に背面板6aとの間で
保持板13を挾着する大径頭部10a付き突子と
される。13aは保持板13の上縁から切込んだ
係合部10の頚部10bに対する受け入れガイド
部であり、支持部材6は、前記角孔5へ嵌め込ん
で係合部10を係合保持部9へ挿入することによ
り着脱可能に係合保持され安定な取付状態とされ
る。なお、係合保持部9は第4図の如く横向きと
してもよく、この場合係合部10を横方向に移動
して係合保持部9と係脱させなければならず、不
用意に外れることがなくなる。
支持部材6には、第2,5,6図に示されるよ
うな正面板15aの下辺に下周壁15bが、左右
辺に側周壁15c,15dが折曲して形成された
揺動部材15を、支持部材6の正面側から第2,
5図の如く揺動可能な程度の遊びを持つて被せ、
支持部材6の下方突出片6c2,6d2外面へ突設し
たビス16,16(ピンでもよい。)に対して、
揺動部材15の側周壁15c,15d下端近くに
開設された縦方向の長孔17,17を係合するこ
とにより揺動部材15が若干の摺動および揺動が
可能なように保持され、原稿圧着板7は、その支
持部材6への連結側側縁両端部から突設された断
面形取付部材18の各側壁18a,18b左方
への突出片18a1,18b1を、圧着板7がガラス
板4上へ密着した水平姿勢において、支持部材6
の上方突出片6c1,6d1上端と、それより上方に
位置する揺動部材15自由端との2箇所へ軸1
9,20により回動可能に軸支して、圧着板7が
揺動部材15の摺動と揺動とを伴つて起伏式に開
閉可能なよう支持され、第2,5図に見られるよ
うに前記軸19,20は、前記圧着板7がガラス
板4上へ密着する閉じ状態のとき垂直線上に並ぶ
べくする。
なお、取付部材18は、圧着板7の側面へビス
30により回動可能に設けられたアーム22へ一
方の側壁18bをビス23で固定してあり、揺動
部材15の側周壁15c,15d上端部には、支
持部材6上の前記軸19に対する逃げ部24が切
欠形成されている。また、複写機本体2の角孔5
は、前記揺動部材15の圧着板7開閉動作に伴う
摺動および揺動を許容し、かつ揺動部材15付き
の支持部材6を着脱可能とするに充分な大きさを
もつて開設されることは勿論である。
さらに、支持部材6の上周壁6bと、揺動部材
15の下周壁15bとの間に圧縮ばね25を働か
せて、揺動部材15を常時下方へ付勢すべくさ
れ、該ばね25の上端は支持部材上周壁6bへ螺
合した螺子26により支持し、下端は揺動部材下
周壁15bへ螺合した螺子27に設けたばね座2
8により支持するようにしてある。
なお、31は左右のアーム22を一体的に連結
する連結棒であり、ビス21により夫々アーム2
2に固着されている。
以下圧着板7の開閉操作について説明すれば、
第2図の圧着板7が閉じられた姿勢では、軸1
9,20、螺子26、ばね座28が垂直軸線上に
並んでおり、ばね25はその作用方向の関係か
ら、圧着板7に対しそれを軸19周りに回動させ
る働きがない状態にある。このため、圧着板7は
自重のみで前記閉じ状態に安定している。この状
態で、取手8を持ち上げると、圧着板7は軸19
を中心に反時計方向へ回動して第7図の如く次第
に開かれる。この圧着板7の回動により、軸20
が軸19を中心に第2図において前記反時計方向
へ移動されると共に、揺動部材15は支持部材6
上のビス16を中心に同じく反時計方向側へ揺動
される一方、ばね25の伸長力によつて圧着板7
を押し上げるように作用しつつ下動する。圧着板
7が約80度開いたとき、揺動部材15はその長孔
17の上端縁がビス16に当接することによつて
下動を阻止され、圧着板7の開度θを最大80度に
規制する。
ばね25による揺動部材15を介した前記圧着
板7を開こうとする引き上げモーメントは、第8
図のM2で示すように、圧着板7がガラス板4上
へ密着した閉じ状態のとき、すなわちガラス板7
の開度θが0度のときには、支持部材6と揺動部
材15とをそれぞれ取付部材18に枢着する軸1
9と20、支持部材6の上周壁6bに固着される
螺子26、および揺動部材15の下周壁15bに
固着されたばね座28が、垂直軸線上に並んでい
てばね25の伸長力は回動中心である軸19を通
るから0となり、前述の通り圧着板7を軸19周
りに回動させる働きがない状態となる。この状態
から、圧着板7の開角θを大きくするにつれ、軸
19によつて支持部材6に枢着されたアーム22
は、軸19の周りに反時計方向に回転され、取付
部材18は、軸20を介して揺動部材15を第7
図に示すように、ビス16に沿つて下方に摺動す
るとともにビス16の周りに反時計方向に揺動さ
れる。
揺動部材15と取付部材18を連結する軸20
が軸19を含む垂直軸線からずれると、ばね25
の伸長力が揺動部材15の下周壁15bを押圧し
て揺動部材15をさらに下方に摺動させ且つ揺動
させるように働く。揺動部材15がさらに揺動す
ることによつて軸19と軸20で拘束される取付
部材18は、その開角θを大きくする方向の力を
受ける。
次に、このモーメントM2と開角θとの関係
を、第11図について求める。
圧縮ばね25は、圧着板7の開角θ=90゜のと
きに圧縮される量が最も少なくなるから、開角θ
=90°の位置におけるばね25の長さを基準にす
れば、圧着板7が図示の開角θの位置にあるとき
の基準長さからのばね25の圧縮される長さは、
cosθとなる。
それ故、この状態において、ばね25が軸16
に与える力fは、=l、ばね25のばね定数
をkとすれば、 f=klcosθ この力fの線分方向の分力f′は f′=fcos(∠ACB) この力f′の線分に直交する方向の分力f″は f″=f′sin(∠ABC) =fcos(∠ACB)・sin(∠ABC) =f/2{sin(∠ACB+∠ABC)−sin (∠ACB−∠ABC)} ここで、∠ACB+∠ABC=θ、 また、∠ACB+∠ABC≪∠ACB−∠ABCとすれ
ば、 f″≒f/2sinθ したがつて、ばね25による軸19(A点)のま
わりの回転モーメントM2は M2=f″l≒fl/2sinθ この式にf=klcosθの関係を代入すると M2≒kl/2sinθcosθ =kl/4sin2θ それ故、第8図のM2曲線は、2θ=π/2まで
増加し、それ以後減少する。
一方、圧着板7が自重により圧着板7を閉じよ
うとするモーメントM1は、次のように求められ
る。
圧着板7の重さをW、圧着板7の開角をθとす
れば、圧着板7の重心Gにおける線分と平行
な方向の分力Wxは Wx=Wcosθ となる。線分と重心Gの距離をLとすれば、
圧着板7の軸20(B点)のまわりの回転モーメ
ントM1は M1=WxL =LWcosθ となり、第8図に示すように、開角θが大きくな
るにつれて減少する。
それ故、ばね定数k、軸19,20間の距離
l、および圧着板についてのL,Wを適切に選ぶ
ことにより、モーメントM1,M2の曲線の一部
を、第8図に示すようにほぼ重ね合わせることが
できる。
したがつて、圧着板7を開こうとするモーメン
トM2と閉じようとするモーメントM1は、理論的
にはM1=M2を満足する開角θ(第8図では45度
と約70度)でつり合うが、実際には軸まわりの摩
擦抵抗の作用によりM1〓M2を満足する状態(第
8図では開角θが約40度から80度の範囲)でつり
合わせることができるから、この条件を満足する
開角θの範囲で、圧着板7は開かれた角度に保持
されて静止することになる。
なお、開角θが40度以下の場合、M1がM2に比
し大きいために、原稿圧着に支障がない。
また、第2図の圧着板閉じ状態において、軸2
0の位置を、軸19の垂直上方位置から右方、つ
まり圧着板7側へ設けると、第9図に示す如く、
圧着板7の開角θが0度のとき、モーメントM2
は圧着板7を閉じる方向に幾分生じ、原稿圧着力
を増大させることが可能になる。
第10図は、原稿が本29等の厚いものの場合
であつて、圧着板7は、原稿が厚い本29等であ
つても、ビス30により回動してアーム22の姿
勢には影響されずに密着し、全体を均一に圧着す
る。図示の場合、圧着板7がガラス板4に密着す
るとき、軸19,20が垂直線上に並ぶようにし
てあるが、本29等を原稿とするときその圧着状
態では、アーム22が開角θを持つてばね25に
よる圧着板開きモーメントM2が、第8図の関係
で幾分作用することになり、原稿圧着不安を生じ
る可能性があるものの、このような不安は、第1
0図に示す状態において、軸19,20と軸16
が直線上に並ぶように配置し、第9図に示す如き
モーメントM2の変化を得るように設定しさえす
れば解消できる。この状態は、第2図に示す閉成
位置で軸20が軸16,19を結ぶ直線より右側
に位置する状態である。
なお、圧着板7は、その圧着部材7bの側面で
ビス30によりアーム22へ回動可能に軸支さ
れ、カバー7aの圧着部材7bから突出したフラ
ンジ部7cが、連結棒31に当接することによ
り、アーム22に対する揺動範囲を規制されるよ
うにしてある。このため、圧着板7がアーム22
に対して自由に回動し、圧着板7の開閉操作や、
圧着板7を開いて原稿を出し入れする作業に不便
を来すようなことがない。
さらに、前記各実施例において、原稿圧着板7
は、支持部材6の係合部10を係合保持部9から
抜去すれば、圧着板7の支持構造部も含めた原稿
圧着装置1全体として簡単に取外すことができ、
取外し後複写機本体2の上面3には突起物がなく
なる。従つて原稿自動供給装置の設置およびその
原稿供給には全く支障を来さない。また、原稿圧
着装置1の装着は、支持部材6の係合部10を係
合保持部9へ嵌め込むことにより容易に行える。
前記実施例では、複写機の原稿圧着装置につい
てのみ述べたが、画像記録や電送等、他の目的で
原稿を一時的に圧着保持する場合にも適用できる
ことが勿論である。
この考案は以上の如く、複写機等の機体の係合
保持部に係合する係合部を有し、前記機体に装着
される支持部材と、軸と長穴にて前記支持部材
の一端側と揺動および摺動自在に連結された揺動
部材と、前記支持部材の他端側と前記揺動部材の
軸による連結部側との間に配設された圧縮ばね
と、前記圧縮ばねの作用方向と略一致する線上に
おいて軸にて前記支持部材の他端側と回動自在
に連結された原稿圧着板取付部材と、原稿圧着板
が閉成された状態において前記軸に対して前記
圧縮ばねと反対側であつて前記線上或いはその近
傍の位置で前記原稿圧着板取付部材と前記揺動部
材とを回動自在に連結する軸とを備え、前記圧
縮ばねの伸長力を、原稿圧着板が開成され前記軸
が前記線からずれたとき前記揺動部材を介して
前記原稿圧着板取付部材を原稿圧着板開成方向に
回動させるように作用させ、かつ伸長力の大きさ
を所定開成角度範囲において原稿圧着板の自重に
よる閉成方向の力とつり合うように設定したこと
を特徴とするものであり、構造が簡単で、しかも
開き角が鋭角で原稿圧着板を静止させることがで
きるとともに着脱自在に構成されているため、操
作性が向上する。また、原稿圧着板は、機体上面
に開設された孔内の係合保持部に対して着脱可能
とされているから、取外し時には機体上面に何ら
の突起物も残らず、原稿自動供給装置の設置やそ
の原稿供給に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る原稿圧着装置を備える
複写機の一例を示す原稿圧着装置取外し状態の斜
面図、第2図は要部の縦断面図、第3図は原稿圧
着装置装着部の斜面図、第4図は同装着部の変形
例を示す斜面図、第5図は圧着板支持部の斜面
図、第6図は同支持部の分解斜面図、第7図は圧
着板の開き状態を示す要部縦断面図、第8図およ
び第9図は原稿圧着板の開角の変化によるモーメ
ントM1,M2の関係を示すグラフ、第10図は原
稿が厚いものの場合の圧着状態を示す縦断面図、
第11図は圧着板を開閉しようとするモーメント
を求めるための簡略化した構成図である。 1……原稿圧着装置、2……複写機本体、3…
…上面、4……ガラス板、5……角孔、6……支
持部材、7……原稿圧着板、9……係合保持部、
10……係合部、15……揺動部材、16……軸
(ビス)、17……長孔、18……取付部材、
19……軸、20……軸、22……アーム、
25……ばね(弾機)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複写機等の機体の係合保持部に係合する係合
    部を有し、前記機体に装着される支持部材と、
    軸と長穴にて前記支持部材の一端側と揺動お
    よび摺動自在に連結された揺動部材と、 前記支持部材の他端側と前記揺動部材の軸
    による連結部側との間に配設された圧縮ばね
    と、 前記圧縮ばねの作用方向と略一致する線上に
    おいて軸にて前記支持部材の他端側と回動自
    在に連結された原稿圧着板取付部材と、 原稿圧着板が閉成された状態において前記軸
    に対して前記圧縮ばねと反対側であつて前記
    線上或いはその近傍の位置で前記原稿圧着板取
    付部材と前記揺動部材とを回動自在に連結する
    軸とを備え、前記圧縮ばねの伸長力を、原稿
    圧着板が開成され前記軸が前記線からずれた
    とき前記揺動部材を介して前記原稿圧着板取付
    部材を原稿圧着板開成方向に回動させるように
    作用させ、かつ伸長力の大きさを所定開成角度
    範囲において原稿圧着板の自重による閉成方向
    の力とつりあうように設定したことを特徴とす
    る原稿圧着装置。 (2) 支持部材は、機体上面に開設された孔内の係
    合保持部に対して着脱可能とされたものである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の原稿圧着
    装置。
JP1979176898U 1979-12-19 1979-12-19 Expired JPS6144206Y2 (ja)

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JPS5693736U JPS5693736U (ja) 1981-07-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537190Y2 (ja) * 1974-06-18 1978-02-23
JPS5223043U (ja) * 1975-08-05 1977-02-18

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JPS5693736U (ja) 1981-07-25

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