JPS6147048B2 - - Google Patents
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- JPS6147048B2 JPS6147048B2 JP11162082A JP11162082A JPS6147048B2 JP S6147048 B2 JPS6147048 B2 JP S6147048B2 JP 11162082 A JP11162082 A JP 11162082A JP 11162082 A JP11162082 A JP 11162082A JP S6147048 B2 JPS6147048 B2 JP S6147048B2
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- Protection Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は変圧器保護リレーに係り、特に変圧器
の励磁突入電流による誤動作を回避するのに好適
な保護リレーに関する。
の励磁突入電流による誤動作を回避するのに好適
な保護リレーに関する。
従来の変圧器保護リレーは、通過電流のスカラ
ー量による抑制力付比率差動リレーと、励磁突入
電流による誤動作防止対策として、変圧器入力電
流の差動出力の第2高調波成分を抑制力に、基本
波成分を動作力にした高調波比率リレーを備え、
両者の一致出力を最終出力としている。
ー量による抑制力付比率差動リレーと、励磁突入
電流による誤動作防止対策として、変圧器入力電
流の差動出力の第2高調波成分を抑制力に、基本
波成分を動作力にした高調波比率リレーを備え、
両者の一致出力を最終出力としている。
しかし、変圧器の内部故障時であつても系統の
静電容量とインダクタンスの分布によつて高調波
電流が発生し、静電容量が増大する傾向にある現
状では、第2高調波に近い高調波電流が生じるこ
とも考えられ、従来の第2高調波抑制による励磁
突入電流対策では内部故障時に不動作、もしくは
動作時間が延びる欠点がある。
静電容量とインダクタンスの分布によつて高調波
電流が発生し、静電容量が増大する傾向にある現
状では、第2高調波に近い高調波電流が生じるこ
とも考えられ、従来の第2高調波抑制による励磁
突入電流対策では内部故障時に不動作、もしくは
動作時間が延びる欠点がある。
本発明の目的は、故障発生時の高調波によつて
不動作側になることのない変圧器保護リレーを提
供することにある。
不動作側になることのない変圧器保護リレーを提
供することにある。
本発明は変圧器の励磁突入電流は変圧器の励磁
インピーダンスが正と負の極性で非対称となるこ
とで生じ、基本波の電圧を印加したにもかかわら
ず磁束が飽和する極性のみ励磁電流が大きくなる
のに対し、変圧器の内部故障発生時には系統の静
電容量とインダクタンスによつて生じる自由振動
の高調波電流と高調波電圧とはいずれも正、負波
各々対称になることとの違いに着目し、電圧信号
と電流信号の比が所定値をこえる期間に差を生じ
ることを応用した故障検出方式である。
インピーダンスが正と負の極性で非対称となるこ
とで生じ、基本波の電圧を印加したにもかかわら
ず磁束が飽和する極性のみ励磁電流が大きくなる
のに対し、変圧器の内部故障発生時には系統の静
電容量とインダクタンスによつて生じる自由振動
の高調波電流と高調波電圧とはいずれも正、負波
各々対称になることとの違いに着目し、電圧信号
と電流信号の比が所定値をこえる期間に差を生じ
ることを応用した故障検出方式である。
第1図には本発明の対象とする電力系統を示
す。1は保護対象変圧器であり、本実施例では単
線図により示す。また1次、2次の2巻線変圧器
を例として、その1次側の記号をP、2次側の記
号をSの添字によつて示す。例えば1次電流をI
P、2次電流をIS、1次電圧をVP、2次電圧を
VSとして示す。CTP,CTSは変流器であつて、
各々IP,ISの信号を適宜変換して保護リレー
RYにとり込む。本実施例ではCTP,CTSの特性
は変流比1の理想特性として扱い、CTPの出力、
CTSの出力ともIP,ISと同一であるとする。
PTP,PTSは電圧変成器であり、各々、VP,VS
の信号をRYに取り込むために用いるが、本説明
ではCTと同様に変換比1の理想特性として、
PTPの出力をVP,PTSの出力をVSとして扱う。
CBP,CBSはしや断器である。RYは本発明に係
る変圧器保護リレーであり、変圧器1の内部故障
を検出したときCBP,CBSにしや断指令を与え、
1を系統から切り離す。
す。1は保護対象変圧器であり、本実施例では単
線図により示す。また1次、2次の2巻線変圧器
を例として、その1次側の記号をP、2次側の記
号をSの添字によつて示す。例えば1次電流をI
P、2次電流をIS、1次電圧をVP、2次電圧を
VSとして示す。CTP,CTSは変流器であつて、
各々IP,ISの信号を適宜変換して保護リレー
RYにとり込む。本実施例ではCTP,CTSの特性
は変流比1の理想特性として扱い、CTPの出力、
CTSの出力ともIP,ISと同一であるとする。
PTP,PTSは電圧変成器であり、各々、VP,VS
の信号をRYに取り込むために用いるが、本説明
ではCTと同様に変換比1の理想特性として、
PTPの出力をVP,PTSの出力をVSとして扱う。
CBP,CBSはしや断器である。RYは本発明に係
る変圧器保護リレーであり、変圧器1の内部故障
を検出したときCBP,CBSにしや断指令を与え、
1を系統から切り離す。
以上の入力を得るRYの動作の内容について第
6図を参照して次に述べる。まず、変圧器の内部
故障を検出するための演算機能としては、例えば
従来から公知の比率差動演算 |IP−IS|−K−(|IP| +|IS|>IX …(1) を具備した(1)式によるものとする。
6図を参照して次に述べる。まず、変圧器の内部
故障を検出するための演算機能としては、例えば
従来から公知の比率差動演算 |IP−IS|−K−(|IP| +|IS|>IX …(1) を具備した(1)式によるものとする。
ただし
IP:変圧器1次電流で第1図矢印方向を正にと
るベクトル量 IS:変圧器2次電流で第1図矢印方向を正にと
るベクトル量 K:抑制係数 IX:判定レベル である。
るベクトル量 IS:変圧器2次電流で第1図矢印方向を正にと
るベクトル量 K:抑制係数 IX:判定レベル である。
第6図の50〜56は、(1)式を実行する回路部
分を示しており、まず50はIPとISとを入力と
する減算器であり、出力としてIP−ISを得る。
51,52,53は、50の出力、入力IP、入
力ISを夫々入力とする絶対値回路であり、夫夫
|IP−IS|,|IP|,|IS|を出力する。5
4は|IP|+|IS|を求める加算器、55は係
数Kを乗ずる増巾器である。56は以上のように
して求めた|IP−IS|とK(|IP|+|IS
|)と、この他にバイアス量IXとを夫々図示の
極性で加算する加算器である。加算器56の出力
は(1)式が成立したときに得られ、この出力は変圧
器に内部事故発生したことを意味している。
分を示しており、まず50はIPとISとを入力と
する減算器であり、出力としてIP−ISを得る。
51,52,53は、50の出力、入力IP、入
力ISを夫々入力とする絶対値回路であり、夫夫
|IP−IS|,|IP|,|IS|を出力する。5
4は|IP|+|IS|を求める加算器、55は係
数Kを乗ずる増巾器である。56は以上のように
して求めた|IP−IS|とK(|IP|+|IS
|)と、この他にバイアス量IXとを夫々図示の
極性で加算する加算器である。加算器56の出力
は(1)式が成立したときに得られ、この出力は変圧
器に内部事故発生したことを意味している。
しかしながら、(1)式は変圧器の励磁突入電流に
対しても成立することがよく知られている。この
解決策としてIXを大きくすればよいが、検出感
度が低下し本来保護すべき内部事故の際に誤不動
作となる恐れがある。励磁突入電流が多くの高調
波を含むことを利用して抑制することも考えられ
るが、最近の変圧器鉄心材料の改良により内部事
故時にも高調波を含むようになり、両者を明確に
区別することが困難になつてきている。
対しても成立することがよく知られている。この
解決策としてIXを大きくすればよいが、検出感
度が低下し本来保護すべき内部事故の際に誤不動
作となる恐れがある。励磁突入電流が多くの高調
波を含むことを利用して抑制することも考えられ
るが、最近の変圧器鉄心材料の改良により内部事
故時にも高調波を含むようになり、両者を明確に
区別することが困難になつてきている。
本発明では上記の50〜56で構成される差動
演算部に、23〜29で構成される抑制部を付加
したもので次のように構成されている。この抑制
部の入力信号は変圧器の端子電圧Vと、前記減算
器50の出力(IP−IP)である。これら2入力
は除算器24に導びかれてその比を求められる。
この比はどちらを基準とするものであつてもよい
が、ここではインピーダンス(電圧/電流)Zを
求めることを例にとり説明する。26は絶対値回
路であり|Z|を求める。23,25,27はこ
の判定を高速にあるいは高精度に実現するために
必要に応じて附加されるものであり、25は24
と同じく除算回路、27は26と同じく絶対値回
路、23はπ/2(rad)の移相回路である。便宜
上25の出力をZ′、27の出力を|Z′|とする。
28は26と27の出力のうち低い値を選択する
低値選択回路であり、前記24,25の比をアド
ミタンス(電流/電圧)として求めるときには高
値選択回路とされる。判定回路29は28の出力
が設定レベルZSよりも大なる期間THと、小なる
期間TLとの間にTL−TH>TXが成立するとき動
作して出力を与える。但し、TXは検出レベルで
ある。21はインヒビツト回路であり、56に出
力あり29に出力なしのときしや断器の引外し信
号を与える。
演算部に、23〜29で構成される抑制部を付加
したもので次のように構成されている。この抑制
部の入力信号は変圧器の端子電圧Vと、前記減算
器50の出力(IP−IP)である。これら2入力
は除算器24に導びかれてその比を求められる。
この比はどちらを基準とするものであつてもよい
が、ここではインピーダンス(電圧/電流)Zを
求めることを例にとり説明する。26は絶対値回
路であり|Z|を求める。23,25,27はこ
の判定を高速にあるいは高精度に実現するために
必要に応じて附加されるものであり、25は24
と同じく除算回路、27は26と同じく絶対値回
路、23はπ/2(rad)の移相回路である。便宜
上25の出力をZ′、27の出力を|Z′|とする。
28は26と27の出力のうち低い値を選択する
低値選択回路であり、前記24,25の比をアド
ミタンス(電流/電圧)として求めるときには高
値選択回路とされる。判定回路29は28の出力
が設定レベルZSよりも大なる期間THと、小なる
期間TLとの間にTL−TH>TXが成立するとき動
作して出力を与える。但し、TXは検出レベルで
ある。21はインヒビツト回路であり、56に出
力あり29に出力なしのときしや断器の引外し信
号を与える。
この判定部の判定思想は、励磁突入電流の際に
変圧器特性が非線形であることを利用している。
つまり、変圧器1次側端子電圧の瞬時値をv、変
圧器1次と2次の差電流の瞬時値をi、変圧器内
部故障時に1次端子から見た故障点までのインピ
ーダンスを抵抗R、インダタタンスLとすると、
一般に v=Ri+Ldi/dt …(2) が成り立つ。ここで、抵抗Rは固定値であり、通
常時、内外部事故時あるいはしや断器投入時など
の種々の電流波形のどの場合にも、電流iと抵抗
の端子電圧Riとの間には線形性が成立する。し
かし、インダクタンスLについてみると、固定値
とはならないことがある。しや断器投入時の励磁
突入電流の微分値di/dtとインダクタンスLの端
子電圧Ldi/dtとの間には線形性が存在せず非線形
で ある。たとえば、変圧器の印加電圧が正の方向に
与えられたとき、変圧器の残留磁気も同極性にあ
れば、正の半サイクルの一部で励磁インダクタン
スが低く、負の半サイクルの一部で高いインダク
タンスとなる。尚、励磁突入電流以外の電流に対
しては、Lは固定である。
変圧器特性が非線形であることを利用している。
つまり、変圧器1次側端子電圧の瞬時値をv、変
圧器1次と2次の差電流の瞬時値をi、変圧器内
部故障時に1次端子から見た故障点までのインピ
ーダンスを抵抗R、インダタタンスLとすると、
一般に v=Ri+Ldi/dt …(2) が成り立つ。ここで、抵抗Rは固定値であり、通
常時、内外部事故時あるいはしや断器投入時など
の種々の電流波形のどの場合にも、電流iと抵抗
の端子電圧Riとの間には線形性が成立する。し
かし、インダクタンスLについてみると、固定値
とはならないことがある。しや断器投入時の励磁
突入電流の微分値di/dtとインダクタンスLの端
子電圧Ldi/dtとの間には線形性が存在せず非線形
で ある。たとえば、変圧器の印加電圧が正の方向に
与えられたとき、変圧器の残留磁気も同極性にあ
れば、正の半サイクルの一部で励磁インダクタン
スが低く、負の半サイクルの一部で高いインダク
タンスとなる。尚、励磁突入電流以外の電流に対
しては、Lは固定である。
従つて少なくとも1サイクルの期間にわたつて
インダクタンスもしくはインダクタンスに応じて
定まる電気量を監視し、その変化をみるなら、励
磁突入電流か否かが判別できるはずである。本発
明では、インダクタンスに応じて定まる電気量と
して、例えばインピーダンスを電流i、電圧Vか
ら求めることとした。
インダクタンスもしくはインダクタンスに応じて
定まる電気量を監視し、その変化をみるなら、励
磁突入電流か否かが判別できるはずである。本発
明では、インダクタンスに応じて定まる電気量と
して、例えばインピーダンスを電流i、電圧Vか
ら求めることとした。
第2図から第5図は第6図に示した本発明装置
の動作説明図であり、第2図は平常時の動作、第
3図は励磁突入電流に対する動作、第4図は直流
分を含む事故電流に対する動作、第5図は高調波
を含む事故電流に対する動作を夫々表わしてい
る。これらの図において、aは除算器24,25
に印加される電圧入力であり、入力v′は入力vを
移相回路23でπ/2(rad)移相したものであ
る。bは変圧器の差電流i(=IP−IS)であ
る。cは除算器24の出力Z(=v/i)と、除
算器25の出力Z′(=v′/i)を示し、dを絶対
値回路26,27の出力|Z|,|Z′|を示して
いる。eは判定回路29の出力である。
の動作説明図であり、第2図は平常時の動作、第
3図は励磁突入電流に対する動作、第4図は直流
分を含む事故電流に対する動作、第5図は高調波
を含む事故電流に対する動作を夫々表わしてい
る。これらの図において、aは除算器24,25
に印加される電圧入力であり、入力v′は入力vを
移相回路23でπ/2(rad)移相したものであ
る。bは変圧器の差電流i(=IP−IS)であ
る。cは除算器24の出力Z(=v/i)と、除
算器25の出力Z′(=v′/i)を示し、dを絶対
値回路26,27の出力|Z|,|Z′|を示して
いる。eは判定回路29の出力である。
第2図の平常時の場合、差電流iは零である。
このため、インピーダンスZ,Z′は正あるいは負
の無限大であり、絶対値|Z|,|Z′|は正の無
限大である。同図dの検出レベルZSは有限の値
であるから、常時|Z|>ZS,|Z′|>ZSが成
立する。判定回路29は、ZS>|Z|又はZS>
|Z′|が成立する期間をTL、非成立期間をTHと
して、TL>THのとき出力“1”を与える。但
し、TX=0としている。このため平常時には判
定回路29の出力は“0”であり、アンド回路2
1は出力しない。平常時にしや断器は引外すべき
ではなく、本発明装置によつて正しい動作結果が
得られる。尚、50〜56で構成される差動演算
部は平常時には出力しない。
このため、インピーダンスZ,Z′は正あるいは負
の無限大であり、絶対値|Z|,|Z′|は正の無
限大である。同図dの検出レベルZSは有限の値
であるから、常時|Z|>ZS,|Z′|>ZSが成
立する。判定回路29は、ZS>|Z|又はZS>
|Z′|が成立する期間をTL、非成立期間をTHと
して、TL>THのとき出力“1”を与える。但
し、TX=0としている。このため平常時には判
定回路29の出力は“0”であり、アンド回路2
1は出力しない。平常時にしや断器は引外すべき
ではなく、本発明装置によつて正しい動作結果が
得られる。尚、50〜56で構成される差動演算
部は平常時には出力しない。
よく知られているように、しや断器投入時の励
磁突入電流は正弦波とはならず、一部期間でのみ
流れる。またしや断器投入端には大きな電流が流
れるが、他端には殆ど流れない。このため差電流
iは第3図bのようなものとして観測され、差電
流iが得られる期間では有限のインピーダンス値
となり、i=0の期間では正又は負の無限大値と
なる。励磁突入電流の流れる期間は通常半サイク
ルに満たず、検出レベルZS以下となる期間TLは
ZS以上の期間THよりも短かい。判定装置29は
出力“0”を与えるため、励磁突入電流に応動し
て加算器56が出力“1”を与えたとしてもアン
ド回路21は出力せず、しや断器の引外し信号は
得られない。しや断器投入の際にしや断器の引外
し信号を与えないのは、変圧器の保護継電装置と
して正しい処置である。
磁突入電流は正弦波とはならず、一部期間でのみ
流れる。またしや断器投入端には大きな電流が流
れるが、他端には殆ど流れない。このため差電流
iは第3図bのようなものとして観測され、差電
流iが得られる期間では有限のインピーダンス値
となり、i=0の期間では正又は負の無限大値と
なる。励磁突入電流の流れる期間は通常半サイク
ルに満たず、検出レベルZS以下となる期間TLは
ZS以上の期間THよりも短かい。判定装置29は
出力“0”を与えるため、励磁突入電流に応動し
て加算器56が出力“1”を与えたとしてもアン
ド回路21は出力せず、しや断器の引外し信号は
得られない。しや断器投入の際にしや断器の引外
し信号を与えないのは、変圧器の保護継電装置と
して正しい処置である。
以上の第2図、第3図を見ても明らかなよう
に、i=0のときインピーダンスが無限大とな
り、この期間がTHの長さをほぼ決定している。
第2図、第3図のケースでは正弦波の半サイクル
以上の期間でi=0となるが、内部事故の場合の
差電流iは基本的に正弦波であり、第4図のよう
に直流分iDが混入しようとも第5図のように高
調波が混入しようともi=0となるのは極めて瞬
時である。このためインピーダンス絶対値がZS
より小なる期間TLは大なる期間THよりも長く、
第6図の判定回路29は出力“1”を与える。内
部事故の場合、差動演算部の加算器56も出力
“1”を与えるから、アンド回路21を介して、
正しくしや断器の開放が行なわれる。尚、外部事
故のケースは第2図と同じに考えてよい。
に、i=0のときインピーダンスが無限大とな
り、この期間がTHの長さをほぼ決定している。
第2図、第3図のケースでは正弦波の半サイクル
以上の期間でi=0となるが、内部事故の場合の
差電流iは基本的に正弦波であり、第4図のよう
に直流分iDが混入しようとも第5図のように高
調波が混入しようともi=0となるのは極めて瞬
時である。このためインピーダンス絶対値がZS
より小なる期間TLは大なる期間THよりも長く、
第6図の判定回路29は出力“1”を与える。内
部事故の場合、差動演算部の加算器56も出力
“1”を与えるから、アンド回路21を介して、
正しくしや断器の開放が行なわれる。尚、外部事
故のケースは第2図と同じに考えてよい。
このように本発明の変圧器保護装置によれば、
全てのケースに正しい保護出力を与えることがで
き、第2高調波の影響を受けない。
全てのケースに正しい保護出力を与えることがで
き、第2高調波の影響を受けない。
尚、TL>THを判定する回路29の具体的実施
手段として、正、及び負の方向に充、放電できる
積分回路を用いて、TLの時間帯で正の電圧方向
に積分し、THの時間帯で負の電圧方向に積分
し、所定の検出レベルTX相当のときに動作出力
を発生するようにするのも一方法である。
手段として、正、及び負の方向に充、放電できる
積分回路を用いて、TLの時間帯で正の電圧方向
に積分し、THの時間帯で負の電圧方向に積分
し、所定の検出レベルTX相当のときに動作出力
を発生するようにするのも一方法である。
第7図には本発明の23〜29の部分をコンピ
ユータを用いるなどによつてデイジタル演算を行
うことによつて実施する場合のフローチヤートを
ついて示す。第7図31は入力信号v,iを同時
刻に一定間隔でサンプリングして得たデイジタル
信号取り込み機能である。32はv′を得るために
vのサンプル値をたとえばπ/2ラジアン間記憶す
るためのメモリーである。
ユータを用いるなどによつてデイジタル演算を行
うことによつて実施する場合のフローチヤートを
ついて示す。第7図31は入力信号v,iを同時
刻に一定間隔でサンプリングして得たデイジタル
信号取り込み機能である。32はv′を得るために
vのサンプル値をたとえばπ/2ラジアン間記憶す
るためのメモリーである。
33では同時刻にサンプリングしたvとiの信
号をもとに|Z|=|v/i|を求め、34では、v をπ/2ラジアン遅らした信号v′について、|Z′|
=|v′/i|を演算する。35では|Z|と|Z′|
の 比較を行い低いレベルの方を出力する最小値検出
機能である。
号をもとに|Z|=|v/i|を求め、34では、v をπ/2ラジアン遅らした信号v′について、|Z′|
=|v′/i|を演算する。35では|Z|と|Z′|
の 比較を行い低いレベルの方を出力する最小値検出
機能である。
36は35の出力をレベル判定する機能で、Z
Sよりも小さいか否かを判定する比較演算部であ
る。
Sよりも小さいか否かを判定する比較演算部であ
る。
37はカウンタで36で|Z|または|Z′|の
値がZSよりも小さいとき36の出力YESによつ
て37のカウンタをプラスに加算してゆき、逆に
36の出力がNOのとき37のカウンタにマイナ
ス信号を加える。38は、37の出力が所定のレ
ベルTXに相当する時間幅分カウンタの出力がプ
ラスになつたか否かを判定する比較演算部であ
り、TX相当以上となつたときに変圧器の故障と
判定し、出力“1”を与える。
値がZSよりも小さいとき36の出力YESによつ
て37のカウンタをプラスに加算してゆき、逆に
36の出力がNOのとき37のカウンタにマイナ
ス信号を加える。38は、37の出力が所定のレ
ベルTXに相当する時間幅分カウンタの出力がプ
ラスになつたか否かを判定する比較演算部であ
り、TX相当以上となつたときに変圧器の故障と
判定し、出力“1”を与える。
その他、本発明の実施応用例としては、Zをv/i
で求めたが、逆数Z=i/v,Z′=i/v′として、
高レベ ルを動作側、低レベルを不動作側とすることでも
よい。
高レベ ルを動作側、低レベルを不動作側とすることでも
よい。
また、Z、あるいはZ′のいずれか一信号により
検出してもよく、v,v′をさらに複数化してZ,
Z′……を求めてもよい。また、1次端子電圧を基
準にした上記内容の判定、あるいは2次端子電圧
を基準に同様の判定を行ない。両者のオア出力、
あるいはアンド出力によつて励磁突入電流か内部
故障電流であるかの判定を行つてもよい。
検出してもよく、v,v′をさらに複数化してZ,
Z′……を求めてもよい。また、1次端子電圧を基
準にした上記内容の判定、あるいは2次端子電圧
を基準に同様の判定を行ない。両者のオア出力、
あるいはアンド出力によつて励磁突入電流か内部
故障電流であるかの判定を行つてもよい。
また、多相多巻線変圧器においても各相毎の差
動出力電流信号と各端子毎電圧信号を用いて同様
に判定することもできる。
動出力電流信号と各端子毎電圧信号を用いて同様
に判定することもできる。
また、三相一括の差動電流を対象に判定部の簡
素化を図ることも本発明の応用範囲としてあげら
れる。
素化を図ることも本発明の応用範囲としてあげら
れる。
さらに、変圧器を通過する各端子の通過電流ス
カラ量によつて、判定レベルZS、時間幅TL>T
Hを制御し、たとえば通過電流が大きいときほ
ど、ZSを小さくし、あるいはTL>TH+TXとし
てTXなる感度制御用定数を加える等して、比率
差動特性をもたせることもできる。
カラ量によつて、判定レベルZS、時間幅TL>T
Hを制御し、たとえば通過電流が大きいときほ
ど、ZSを小さくし、あるいはTL>TH+TXとし
てTXなる感度制御用定数を加える等して、比率
差動特性をもたせることもできる。
第1図は保護対象変圧器と保護継電装置の概略
を示す図、第2図から第5図は本発明装置の動作
説明図であり、第6図、第7図は本発明の一実施
例を示す。 24,25……除算器、23……移相回路、2
6,27……絶対値回路、28……低値選択回
路、29……判定回路。
を示す図、第2図から第5図は本発明装置の動作
説明図であり、第6図、第7図は本発明の一実施
例を示す。 24,25……除算器、23……移相回路、2
6,27……絶対値回路、28……低値選択回
路、29……判定回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変圧器端子電流の差電流と変圧器端子電圧の
比を求める第1のリレー、変圧器端子電流の差電
流とπ/2(rad)移相後の変圧器端子電圧の比を
求める第2のリレー、第1と第2のリレーの2つ
の出力のうち、前記比がインピーダンスであると
きは小さい値を出力し、前記比がアドミタンスで
あるときは大きい値を出力する選択手段、選択手
段の出力値によつて変圧器に発生した事故を検出
する判定手段とを備える変圧器保護リレー。 2 変圧器端子電流の差電流と変圧器端子電圧の
比を求める第1のリレー、変圧器端子電流の差電
流とπ/2(rad)移相後の変圧器端子電圧の比を
求める第2のリレー、第1と第2のリレーの2つ
の出力のうち、前記比がインピーダンスであると
きは小さい値を出力し、前記比がアドミタンスで
あるときは大きい値を出力する選択手段、選択手
段の出力値によつて変圧器に発生した事故を検出
する判定手段、前記差電流に応じて変圧器の内部
事故を検出し出力する第3のリレーとを備え、第
3のリレーと前記判定手段とがともに内部事故を
検出したことをもつて変圧器の保護を行なうこと
を特徴とする変圧器保護リレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11162082A JPS596722A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 変圧器保護リレ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11162082A JPS596722A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 変圧器保護リレ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS596722A JPS596722A (ja) | 1984-01-13 |
| JPS6147048B2 true JPS6147048B2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=14565931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11162082A Granted JPS596722A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 変圧器保護リレ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596722A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62188705A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-18 | Honda Motor Co Ltd | 焼結アルミニウム合金軸受部材およびその製造方法 |
| JP5140813B2 (ja) * | 2007-12-12 | 2013-02-13 | 東京電力株式会社 | 励磁突入電流現象特定方法 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP11162082A patent/JPS596722A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS596722A (ja) | 1984-01-13 |
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