JPS6147627B2 - - Google Patents
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- JPS6147627B2 JPS6147627B2 JP55136854A JP13685480A JPS6147627B2 JP S6147627 B2 JPS6147627 B2 JP S6147627B2 JP 55136854 A JP55136854 A JP 55136854A JP 13685480 A JP13685480 A JP 13685480A JP S6147627 B2 JPS6147627 B2 JP S6147627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilting
- weight
- signal
- molten copper
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、傾転動作する傾転容器(例えば、精
製炉、横型円筒形炉等)から液状物(例えば、溶
銅等の溶融金属等)を次の工程の製造装置(例え
ば、鋳造装置等)に対し、予め設定された流量で
連続的に供給する装置において、液状物の供給流
量を自動的に制御する装置に関する。
製炉、横型円筒形炉等)から液状物(例えば、溶
銅等の溶融金属等)を次の工程の製造装置(例え
ば、鋳造装置等)に対し、予め設定された流量で
連続的に供給する装置において、液状物の供給流
量を自動的に制御する装置に関する。
この種の供給装置および製造装置としては、精
製炉から溶銅を傾転動作により鋳造装置に供給す
るものが代表的である。以下、これらの装置を例
にとつて説明する。
製炉から溶銅を傾転動作により鋳造装置に供給す
るものが代表的である。以下、これらの装置を例
にとつて説明する。
生産性向上等の理由により鋳造を連続的に行う
ためには、精製炉から常に適量の溶銅を流出させ
て鋳造装置に供給することが必要である。この精
製炉からの溶銅の流出量は、精製炉の傾転角度並
びに傾転速度に依存する。
ためには、精製炉から常に適量の溶銅を流出させ
て鋳造装置に供給することが必要である。この精
製炉からの溶銅の流出量は、精製炉の傾転角度並
びに傾転速度に依存する。
精製炉からの溶銅の流出量を一定に制御する技
術としては、従来、次のようなものがある。すな
わち、粗調整速度指令装置により精製炉の傾転角
度に対応して傾転速度をステツプ状に粗調製す
る。そして、微調整速度指令装置により、一定周
期毎に測定された溜鍋重量と溜鍋重量設定値とを
比較してその差が一定値を越えるとき精製炉傾転
速度を微調整するようにしたものである。
術としては、従来、次のようなものがある。すな
わち、粗調整速度指令装置により精製炉の傾転角
度に対応して傾転速度をステツプ状に粗調製す
る。そして、微調整速度指令装置により、一定周
期毎に測定された溜鍋重量と溜鍋重量設定値とを
比較してその差が一定値を越えるとき精製炉傾転
速度を微調整するようにしたものである。
ところで、精製炉からの流出量を一定に保持す
るための傾転角度と傾転速度との関係は、理論的
かつ理想的には連続した曲線で表わされなければ
ならない。
るための傾転角度と傾転速度との関係は、理論的
かつ理想的には連続した曲線で表わされなければ
ならない。
しかし、従来装置によれば、精製炉の傾転角は
適当な間隔で配置された複数のリミツトスイツチ
により検出され、そのリミツトスイツチの位置と
検出時間との関係から傾転速度をステツプ状に粗
調整するようになつている。したがつて、実際の
調整信号と理論値との間に大きな誤差が生じるこ
ととなる。また、精度を向上させるためには多く
のリミツトスイツチが必要となる。例えば、精製
炉の1回の運転には5〜8時間を必要とするが、
仮に6時間(360分)とした場合、5分間に1個
のリミツトスイツチで検出するとしても合計72個
もの膨大な数が必要となる。
適当な間隔で配置された複数のリミツトスイツチ
により検出され、そのリミツトスイツチの位置と
検出時間との関係から傾転速度をステツプ状に粗
調整するようになつている。したがつて、実際の
調整信号と理論値との間に大きな誤差が生じるこ
ととなる。また、精度を向上させるためには多く
のリミツトスイツチが必要となる。例えば、精製
炉の1回の運転には5〜8時間を必要とするが、
仮に6時間(360分)とした場合、5分間に1個
のリミツトスイツチで検出するとしても合計72個
もの膨大な数が必要となる。
一方、傾転速度を微調整するに際しては、溜鍋
重量の実測値と設定値との差が一定値を越えると
きステツピングリレーを切換えて行なつている。
しかし、この操作は重量差の大小とは無関係に行
われるため、精度を向上することが困難である。
重量の実測値と設定値との差が一定値を越えると
きステツピングリレーを切換えて行なつている。
しかし、この操作は重量差の大小とは無関係に行
われるため、精度を向上することが困難である。
さらに、従来装置においては、一定時間毎の溜
鍋重量を一定に保つように傾転速度の微調整を行
なつている。しかし、一定時間毎の溜鍋内溶銅重
量を測定して制御することは流量制御上意味をな
さない。つまり、流出に際しては精製炉からの流
出口の溶銅の熱等による変形等によつて、必ずし
も一定流量に保たれるとは限られず、またその他
の外乱的要素により変動するからである。
鍋重量を一定に保つように傾転速度の微調整を行
なつている。しかし、一定時間毎の溜鍋内溶銅重
量を測定して制御することは流量制御上意味をな
さない。つまり、流出に際しては精製炉からの流
出口の溶銅の熱等による変形等によつて、必ずし
も一定流量に保たれるとは限られず、またその他
の外乱的要素により変動するからである。
そこで、本発明は溶銅等の液状物の供給量すな
わち流出量の変動を抑制して精度よく供給しうる
制御装置を提供することを目的とする。
わち流出量の変動を抑制して精度よく供給しうる
制御装置を提供することを目的とする。
本発明の主な特徴は、傾転容器(以下、代表し
て精製炉という。)の傾転角度を連続的に検出
し、後述する理論式により傾転速度の基本調整を
連続化し、かつ後述する理論式により補正するこ
とにより、精度を向上させた点にある。
て精製炉という。)の傾転角度を連続的に検出
し、後述する理論式により傾転速度の基本調整を
連続化し、かつ後述する理論式により補正するこ
とにより、精度を向上させた点にある。
以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳述
する。まず、本発明の供給流量制御装置が適用さ
れる溶銅供給装置ならびに鋳造装置について説明
する。
する。まず、本発明の供給流量制御装置が適用さ
れる溶銅供給装置ならびに鋳造装置について説明
する。
溶銅供給装置の構成および動作の概要
第1図aにおいて、精製炉1の内部にある溶銅
2は流出口Aから樋3を介して溜鍋4に排出され
る。溶銅2は溜鍋4に一旦溜められ、溜鍋駆動装
置5により計重鍋6に間欠的に排出される。計重
鍋6に溜められた溶銅2は計重鍋駆動装置7によ
り鋳造装置12の鋳型8,9,10に間欠的に順
次鋳込まれる。その結果、製品11が生産され
る。なお、鋳造装置12の鋳型8,9,10は図
示する矢印の方向に順次移動するものとする。
2は流出口Aから樋3を介して溜鍋4に排出され
る。溶銅2は溜鍋4に一旦溜められ、溜鍋駆動装
置5により計重鍋6に間欠的に排出される。計重
鍋6に溜められた溶銅2は計重鍋駆動装置7によ
り鋳造装置12の鋳型8,9,10に間欠的に順
次鋳込まれる。その結果、製品11が生産され
る。なお、鋳造装置12の鋳型8,9,10は図
示する矢印の方向に順次移動するものとする。
第1図bにおいて、精製炉1は円筒形を有して
おり、その軸方向周端部にはそれぞれタイヤ(非
駆動側タイヤ13、駆動側タイヤ14)が嵌着さ
れている。そして、支持ローラ(図示せず)によ
つて回転可能に支持されている。
おり、その軸方向周端部にはそれぞれタイヤ(非
駆動側タイヤ13、駆動側タイヤ14)が嵌着さ
れている。そして、支持ローラ(図示せず)によ
つて回転可能に支持されている。
精製炉1は駆動側タイヤ14に固定されたリン
グギヤ15を介して回転駆動される。すなわち、
リングギヤ15にピニオン16が噛合しており、
このピニオン16には主減速機17が接続されて
いる。主減速機17には高速用ブレーキ18を介
して高速用電動機19が接続されている。この高
速用電動機19は精製炉1を高速回転駆動した
り、前工程の転炉で製錬された粗銅を注湯したり
する際の高速運転時に用いられる。
グギヤ15を介して回転駆動される。すなわち、
リングギヤ15にピニオン16が噛合しており、
このピニオン16には主減速機17が接続されて
いる。主減速機17には高速用ブレーキ18を介
して高速用電動機19が接続されている。この高
速用電動機19は精製炉1を高速回転駆動した
り、前工程の転炉で製錬された粗銅を注湯したり
する際の高速運転時に用いられる。
さらに、高速用電動機19には電磁クラツチ2
0を介して低速用減速機21、低速用可変速電動
機22、低速用ブレーキ23が直列に接続されて
いる。24は電動機22の回転速度を検出するた
めの回転発電機である。以上の低速用可変速電動
機22とその関連装置21,23,24は鋳造装
置12との協同動作時において用いられる。な
お、その際高速用電動機19の電源は切られる。
精製炉1の停止は低速用ブレーキ23により行わ
れる。
0を介して低速用減速機21、低速用可変速電動
機22、低速用ブレーキ23が直列に接続されて
いる。24は電動機22の回転速度を検出するた
めの回転発電機である。以上の低速用可変速電動
機22とその関連装置21,23,24は鋳造装
置12との協同動作時において用いられる。な
お、その際高速用電動機19の電源は切られる。
精製炉1の停止は低速用ブレーキ23により行わ
れる。
また、主減速機17には後述するように精製炉
1の傾転角度θを検出するために、傾転角度検出
用減速機25が接続されている。そしてこの減速
機25とセルシン発電機26とが接続され、セル
シン発信機26から傾転角度信号θがセルシン受
信機27に出力される。
1の傾転角度θを検出するために、傾転角度検出
用減速機25が接続されている。そしてこの減速
機25とセルシン発電機26とが接続され、セル
シン発信機26から傾転角度信号θがセルシン受
信機27に出力される。
溶銅供給装置と鋳造装置との関連動作
まず、溜鍋4および計重鍋6の動作について説
明する(第1図a参照)。例えば、鋳型9が鋳込
開始位置(図示する位置)に到達すると、計重鍋
6は計重鍋駆動装置7により傾動を開始し、計重
鍋6内の溶銅は鋳型9内へ排出される。このと
き、計重鍋駆動装置7に設けられた秤量装置7A
により計重鍋6内の溶銅重量が連続的に計重され
る。鋳込むべき溶銅重量の排出完了が検出される
と、計重鍋6は復帰指令にて元の待機位置まで上
昇復帰する。
明する(第1図a参照)。例えば、鋳型9が鋳込
開始位置(図示する位置)に到達すると、計重鍋
6は計重鍋駆動装置7により傾動を開始し、計重
鍋6内の溶銅は鋳型9内へ排出される。このと
き、計重鍋駆動装置7に設けられた秤量装置7A
により計重鍋6内の溶銅重量が連続的に計重され
る。鋳込むべき溶銅重量の排出完了が検出される
と、計重鍋6は復帰指令にて元の待機位置まで上
昇復帰する。
当然のことながら、計重鍋6から鋳型9に注入
している間は溜鍋4から計重鍋6への溶銅の排出
は行われない。これは、秤量装置7Aにて鋳込量
を正確に計量するためである。
している間は溜鍋4から計重鍋6への溶銅の排出
は行われない。これは、秤量装置7Aにて鋳込量
を正確に計量するためである。
ところで、計重鍋6の溶銅の排出完了時点から
元の待機位置に復帰するまでの間において、適当
な位置に設けられたリミツトスイツチ(図示せ
ず)と計重鍋6との接触等により溜鍋4の傾動開
始指令が出される。この開始指令により溜鍋6は
溜鍋駆動装置5により傾動を開始する。そして、
溜鍋4からの溶銅の排出が始まる時点において
は、計重鍋6は鋳込を完了している。したがつ
て、溜鍋4から計重鍋6へ排出される溶銅の重量
は秤量装置7Aにより受入れ重量として正確に秤
量される。計重鍋6内に所定の溶銅重量が貯えら
れると、秤量装置7Aがこれを検出し、溜鍋4に
対して復帰指令を出力する。溜鍋4は元の待機位
置に復帰し、次の傾動指令を待つ。
元の待機位置に復帰するまでの間において、適当
な位置に設けられたリミツトスイツチ(図示せ
ず)と計重鍋6との接触等により溜鍋4の傾動開
始指令が出される。この開始指令により溜鍋6は
溜鍋駆動装置5により傾動を開始する。そして、
溜鍋4からの溶銅の排出が始まる時点において
は、計重鍋6は鋳込を完了している。したがつ
て、溜鍋4から計重鍋6へ排出される溶銅の重量
は秤量装置7Aにより受入れ重量として正確に秤
量される。計重鍋6内に所定の溶銅重量が貯えら
れると、秤量装置7Aがこれを検出し、溜鍋4に
対して復帰指令を出力する。溜鍋4は元の待機位
置に復帰し、次の傾動指令を待つ。
さらに詳しく述べる。第1図aにおいて、鋳型
8,9,10上の溶銅受入れ開始位置をC、受入
れ終了位置をDとする、計重鍋6の流出口Bとの
相対距離Lの位置に開始位置Cが到達すると、鋳
造装置12の制御装置(図示せず)から計重鍋6
の傾動開始指令が出される。鋳込みは終了位置D
が相対距離Lの位置に達するまでの間行われ、か
つその間に所定の溶銅重量の鋳込を完了する。そ
して、前述のように、計重鍋6は元の待機位置ま
で復帰する。次いで、溜鍋4から計重鍋6へ溶銅
の排出が行われ、以下前述同様である。
8,9,10上の溶銅受入れ開始位置をC、受入
れ終了位置をDとする、計重鍋6の流出口Bとの
相対距離Lの位置に開始位置Cが到達すると、鋳
造装置12の制御装置(図示せず)から計重鍋6
の傾動開始指令が出される。鋳込みは終了位置D
が相対距離Lの位置に達するまでの間行われ、か
つその間に所定の溶銅重量の鋳込を完了する。そ
して、前述のように、計重鍋6は元の待機位置ま
で復帰する。次いで、溜鍋4から計重鍋6へ溶銅
の排出が行われ、以下前述同様である。
以上の鋳込動作中およびその後も鋳造装置12
は矢印方向に移動を続けている。そして次の鋳型
8においても上記同様の動作にて鋳込が行われ
る。
は矢印方向に移動を続けている。そして次の鋳型
8においても上記同様の動作にて鋳込が行われ
る。
なお、以上の説明は全て理想的な状態での動作
であるが、実際には計重鍋6の流出口Bに“つま
り”などが生じることがある。そのような場合に
は、つまり具合によつて終了位置Dが相対距離L
の位置に達しても所定の溶銅重量の鋳込が完了し
ないこともありうる。その場合には鋳造装置12
の移動が自動停止し、鋳込完了を待つて秤量装置
7Aによるタイミングで再起動する。
であるが、実際には計重鍋6の流出口Bに“つま
り”などが生じることがある。そのような場合に
は、つまり具合によつて終了位置Dが相対距離L
の位置に達しても所定の溶銅重量の鋳込が完了し
ないこともありうる。その場合には鋳造装置12
の移動が自動停止し、鋳込完了を待つて秤量装置
7Aによるタイミングで再起動する。
逆に、流出口Bの耐火物の劣化等により溶銅の
通過面積が大きくなつた場合は、終了位置Dが相
対距離Lに達する以前に鋳込が完了することとな
る。しかし、その後の動作には別段問題は生じな
い。
通過面積が大きくなつた場合は、終了位置Dが相
対距離Lに達する以前に鋳込が完了することとな
る。しかし、その後の動作には別段問題は生じな
い。
以上のように、鋳造動作過程においてサイクリ
ツクに反復されるある1つの工程に要する時間間
隔は、溜鍋4の傾動開始指令が出される時間間隔
について観察してみても一定ではない。すなわ
ち、この傾動開始指令が出されるのは、先にも述
べたように、計重鍋6の復帰途中のある定まつた
位置をリミツトスイツチにより検出したときであ
り、計重鍋6の流出口Bの状態に起因する流出変
化により、1工程の反復時間間隔は厳密には一定
とはなり得ない。それゆえ、溜鍋重量を一定時間
毎に一定に保つよう精製炉の傾転速度を調整する
ことは流量制御上意味をなさないのである。
ツクに反復されるある1つの工程に要する時間間
隔は、溜鍋4の傾動開始指令が出される時間間隔
について観察してみても一定ではない。すなわ
ち、この傾動開始指令が出されるのは、先にも述
べたように、計重鍋6の復帰途中のある定まつた
位置をリミツトスイツチにより検出したときであ
り、計重鍋6の流出口Bの状態に起因する流出変
化により、1工程の反復時間間隔は厳密には一定
とはなり得ない。それゆえ、溜鍋重量を一定時間
毎に一定に保つよう精製炉の傾転速度を調整する
ことは流量制御上意味をなさないのである。
以上のことを前提にして、次に本発明の実施例
について説明する。
について説明する。
精製炉1の傾転速度の基本調整
まず、第2図、第3図を参照して、精製炉1の
傾転角度θ、回転速度Nおよび溶銅2の単位時間
当りの流量Qの関係について述べる。
傾転角度θ、回転速度Nおよび溶銅2の単位時間
当りの流量Qの関係について述べる。
第2図において、直線V−Vは精製炉1の断面
において中心Oを通る鉛直線、直線H−Hは同水
平線である。流出口の点Aと中心点Oを結ぶ線分
と、鉛直線V−Vとのなす角を精製炉1の傾転角
度θとする。溶銅の単位時間当りの流量をQ、精
製炉1の傾転速度をNとし、溶銅の比重γ、精製
炉1のレンガ内面長さL、レンガ内径D、流出口
の幅W等によつて決まる定数をKとすれば、これ
らの幾可学的関係により、傾転速度Nは N=K・Q・f(θ) ………(1) で表わされる。
において中心Oを通る鉛直線、直線H−Hは同水
平線である。流出口の点Aと中心点Oを結ぶ線分
と、鉛直線V−Vとのなす角を精製炉1の傾転角
度θとする。溶銅の単位時間当りの流量をQ、精
製炉1の傾転速度をNとし、溶銅の比重γ、精製
炉1のレンガ内面長さL、レンガ内径D、流出口
の幅W等によつて決まる定数をKとすれば、これ
らの幾可学的関係により、傾転速度Nは N=K・Q・f(θ) ………(1) で表わされる。
ここに、f(θ)は傾転角度θの関数である。
この傾転角度θと傾転速度Nとの関係を図で表わ
すと、第3図の如くなる。第3図からわかること
は、流量Qを一定に保つためには、傾転角度θが
90゜に近い場合に傾転速度Nを遅くし、0゜(又
は180゜)に近づくにつれて速くしなければなら
ないことである。また、(1)式から明らかなよう
に、任意の傾転角度θにおいては傾転速度Nがそ
のとき設定された溶銅の単位時間当りの流量Qに
正比例するということである。
この傾転角度θと傾転速度Nとの関係を図で表わ
すと、第3図の如くなる。第3図からわかること
は、流量Qを一定に保つためには、傾転角度θが
90゜に近い場合に傾転速度Nを遅くし、0゜(又
は180゜)に近づくにつれて速くしなければなら
ないことである。また、(1)式から明らかなよう
に、任意の傾転角度θにおいては傾転速度Nがそ
のとき設定された溶銅の単位時間当りの流量Qに
正比例するということである。
また、第3図に示すように、流量がQ1および
Q2で一定に保たれるとき、傾転角度θaおよびθb
における傾転速度をそれぞれN1a,N2aおよびN1
b,N2bとすると、それらの間には Q1/Q2=N1a/N2a=N1b/N2b……
…(2) の関係が成立する。以上の(1)、(2)式の関係を利用
して本発明の制御方法が実現される。
Q2で一定に保たれるとき、傾転角度θaおよびθb
における傾転速度をそれぞれN1a,N2aおよびN1
b,N2bとすると、それらの間には Q1/Q2=N1a/N2a=N1b/N2b……
…(2) の関係が成立する。以上の(1)、(2)式の関係を利用
して本発明の制御方法が実現される。
次に、かかる原理を利用して基本調整を行うた
めの基本調整回路について説明する。第1図Cに
おいて、セルシン発信機26(第1図b)からの
出力信号を受けてセルシン受信機27が回転す
る。セルシン受信機27の回転角度は精製炉1の
傾転角度θに比例する。よつて、セルシン受信機
27に接続された傾転角度信号発生用ポテンシヨ
メータ(以下、傾転角ポテンシヨメータとい
う。)28から出力される信号も傾転角度θに比
例する。その傾転角度信号θは関数発生器29に
入力される。関数発生器29からは(1)式の関数f
(θ)に相当する信号が出力される。この出力信
号f(θ)は演算増幅器30にて定数Kが乗ぜら
れ、かつ低速用可変速電動機22(第1図b)の
制御信号としてのレベルに変換される。
めの基本調整回路について説明する。第1図Cに
おいて、セルシン発信機26(第1図b)からの
出力信号を受けてセルシン受信機27が回転す
る。セルシン受信機27の回転角度は精製炉1の
傾転角度θに比例する。よつて、セルシン受信機
27に接続された傾転角度信号発生用ポテンシヨ
メータ(以下、傾転角ポテンシヨメータとい
う。)28から出力される信号も傾転角度θに比
例する。その傾転角度信号θは関数発生器29に
入力される。関数発生器29からは(1)式の関数f
(θ)に相当する信号が出力される。この出力信
号f(θ)は演算増幅器30にて定数Kが乗ぜら
れ、かつ低速用可変速電動機22(第1図b)の
制御信号としてのレベルに変換される。
なお、(1)式ではKを定数として取扱つたが、精
製炉1のレンガ内面長さL、レンガ内径D等の操
業過程で変化する量をその変化量に合わせて補正
できるよう補正回路を増幅器30に設けることが
できる。そうすることにより、より適正な調整が
可能となる。
製炉1のレンガ内面長さL、レンガ内径D等の操
業過程で変化する量をその変化量に合わせて補正
できるよう補正回路を増幅器30に設けることが
できる。そうすることにより、より適正な調整が
可能となる。
演算増幅器30から出力される信号は(1)式の
K・f(θ)に相当する。流量設定用ポテンシヨ
メータ(以下、流量ポテンシヨメータという。)
31は、演算増幅器30の出力信号K・f(θ)
を生産工程などから設定される溶銅の流量Qに従
つて比例推移させるためのものである。したがつ
て、このポテンシヨメータ31の設定如何により
プラントに合わせて流量設定の変更を任意に行い
うる。
K・f(θ)に相当する。流量設定用ポテンシヨ
メータ(以下、流量ポテンシヨメータという。)
31は、演算増幅器30の出力信号K・f(θ)
を生産工程などから設定される溶銅の流量Qに従
つて比例推移させるためのものである。したがつ
て、このポテンシヨメータ31の設定如何により
プラントに合わせて流量設定の変更を任意に行い
うる。
このようにして、セルシン発信機26から流量
ポテンシヨメータ31までの回路において、理論
式(1)に適合する理想的基本傾転速度N=K・Q・
f(θ)に相当する基本調整信号VBが得られ
る。
ポテンシヨメータ31までの回路において、理論
式(1)に適合する理想的基本傾転速度N=K・Q・
f(θ)に相当する基本調整信号VBが得られ
る。
ところで、精製炉1からの溶銅の排出が(1)式の
通り理想的で、流出口Aや樋3などが溶銅の流れ
に対して外乱要素として作用せず、また溜鍋4内
の溶銅重量の測定時間周期が一定であるならば、
溜鍋4内の溶銅重量WHは第4図に示すように測
定時期t1,t2において常に設定値WSと等しい値、
すなわちWH1,WH2のように同じ値が繰返される
はずである。
通り理想的で、流出口Aや樋3などが溶銅の流れ
に対して外乱要素として作用せず、また溜鍋4内
の溶銅重量の測定時間周期が一定であるならば、
溜鍋4内の溶銅重量WHは第4図に示すように測
定時期t1,t2において常に設定値WSと等しい値、
すなわちWH1,WH2のように同じ値が繰返される
はずである。
なお、第4図においてWH1,WH2,WHi,WHi+
1,WHi+2は溜鍋4に傾転開始指令が出された時
期、すなわち測定時期における溜鍋4内の溶銅重
量を示している。その測定時期においては溜鍋4
に樋3を通じて溶銅が連続して流入しており、こ
の状態は秤量装置5Aにより計量されている。し
たがつて第4図に示すように溜鍋4内の溶銅重量
は増え続ける。そして、グラフの各最上点は溶銅
が流出を始める瞬間の重量、各最下点は溜鍋4か
ら計重鍋6への排出が終了した時点の重量を示し
ている。なお、詳しくは後述するが、測定時期に
おける溜鍋4内の重量はWHi,WHi+1,WHi+2を境
に最上点に向かつて折線になつているのは本発明
の補正調整によりそれまでの流量が新しい値に変
更されることによるものである。
1,WHi+2は溜鍋4に傾転開始指令が出された時
期、すなわち測定時期における溜鍋4内の溶銅重
量を示している。その測定時期においては溜鍋4
に樋3を通じて溶銅が連続して流入しており、こ
の状態は秤量装置5Aにより計量されている。し
たがつて第4図に示すように溜鍋4内の溶銅重量
は増え続ける。そして、グラフの各最上点は溶銅
が流出を始める瞬間の重量、各最下点は溜鍋4か
ら計重鍋6への排出が終了した時点の重量を示し
ている。なお、詳しくは後述するが、測定時期に
おける溜鍋4内の重量はWHi,WHi+1,WHi+2を境
に最上点に向かつて折線になつているのは本発明
の補正調整によりそれまでの流量が新しい値に変
更されることによるものである。
さて、精製炉1は(1)式に相応して理想的な傾転
速度Nに基本調整される。しかし、これは供給装
置の条件が理想的な場合に有効に働くのであつて
先にも述べたように実際の操業時においては、
種々の外乱的要素による影響を受けて精製炉1か
らの溶銅の単位時間当りの流量は設定値Qに一致
しない。また、計重鍋6の耐火材の状況や流出口
Bの状態による影響を受けて、溜鍋4内の溶銅重
量の測定時期の周期が一定とはならず、したがつ
て溜鍋4内の溶銅重量WHは測定時期毎に異なつ
た値となり一定とはならない。そこで、この測定
時期毎の溜鍋4内の溶銅重量WHを設定値WSに近
づける必要がある。これが、次に述べる補正回路
の目的とすることである。
速度Nに基本調整される。しかし、これは供給装
置の条件が理想的な場合に有効に働くのであつて
先にも述べたように実際の操業時においては、
種々の外乱的要素による影響を受けて精製炉1か
らの溶銅の単位時間当りの流量は設定値Qに一致
しない。また、計重鍋6の耐火材の状況や流出口
Bの状態による影響を受けて、溜鍋4内の溶銅重
量の測定時期の周期が一定とはならず、したがつ
て溜鍋4内の溶銅重量WHは測定時期毎に異なつ
た値となり一定とはならない。そこで、この測定
時期毎の溜鍋4内の溶銅重量WHを設定値WSに近
づける必要がある。これが、次に述べる補正回路
の目的とすることである。
溜鍋4内溶銅重量WHの補正
第4図に示す如く、操業中のある測定時期ti
における溜鍋4内の溶銅重量の実測値をWHiと
し、その際に設定された溶銅重量をWSとする
と、その差△Wiは △Wi=WHi−WS ………(3) で表わされる。第4図の場合、例えば△Wiは正
の値に示されており、したがつて次の測定時期に
おいてこの差△Wi=0となるようにするために
は、流量Qを減じるように補正する必要がある。
における溜鍋4内の溶銅重量の実測値をWHiと
し、その際に設定された溶銅重量をWSとする
と、その差△Wiは △Wi=WHi−WS ………(3) で表わされる。第4図の場合、例えば△Wiは正
の値に示されており、したがつて次の測定時期に
おいてこの差△Wi=0となるようにするために
は、流量Qを減じるように補正する必要がある。
ところで、一般的な操業時にあつては製品(鋳
造品)として生産される種類が限られており、そ
の生産量は重量/時間又は製品個数/時間などに
より決まる。そこで、製品1個を鋳造するのに要
する時間を逆算し、以下これを標準値として公称
サイクルタイムという。先にも述べたが、実際の
サイクルタイムは一定ではない。しかし、実際の
サイクルタイムと公称サイクルタイムを個々に比
較すれば近い値である。そこで、(3)式の△Wiを
公称サイクルタイムCTで除した値を△Qiとすれ
ば △Qi=△Wi/CT ………(4) となる。この△Q′iは先のQと同じく単位時間当
りの溶銅重量を表わすこととなる。
造品)として生産される種類が限られており、そ
の生産量は重量/時間又は製品個数/時間などに
より決まる。そこで、製品1個を鋳造するのに要
する時間を逆算し、以下これを標準値として公称
サイクルタイムという。先にも述べたが、実際の
サイクルタイムは一定ではない。しかし、実際の
サイクルタイムと公称サイクルタイムを個々に比
較すれば近い値である。そこで、(3)式の△Wiを
公称サイクルタイムCTで除した値を△Qiとすれ
ば △Qi=△Wi/CT ………(4) となる。この△Q′iは先のQと同じく単位時間当
りの溶銅重量を表わすこととなる。
したがつて、精製炉1から溜鍋6までの溶銅の
流れが外乱の影響を受けず、実際のサイクルタイ
ムが公称サイクルタイムに等しい場合には、測定
時期tiからti+1の間、溶銅流量△QiをQから減
じるように基本傾転角速度Nを補正することによ
りtiから時間CT後、すなわちti+1において溜鍋
4内の溶銅重量は設定値WSに等しくなる。実際
には、精製炉1から計重鍋6までの溶銅の流れが
外乱により理想的にならないこと、および実際の
サイクルタイムが公称サイクルタイムに等しくは
ならないこと、などにより、次の測定時期に溜鍋
内溶銅重量の実測値と設定値WSとの間に厳密に
は差が生じるが、きわめて微差であり良好な運転
状態が得られる。
流れが外乱の影響を受けず、実際のサイクルタイ
ムが公称サイクルタイムに等しい場合には、測定
時期tiからti+1の間、溶銅流量△QiをQから減
じるように基本傾転角速度Nを補正することによ
りtiから時間CT後、すなわちti+1において溜鍋
4内の溶銅重量は設定値WSに等しくなる。実際
には、精製炉1から計重鍋6までの溶銅の流れが
外乱により理想的にならないこと、および実際の
サイクルタイムが公称サイクルタイムに等しくは
ならないこと、などにより、次の測定時期に溜鍋
内溶銅重量の実測値と設定値WSとの間に厳密に
は差が生じるが、きわめて微差であり良好な運転
状態が得られる。
傾転速度Nの補正
(4)式の△Qiに従つて傾転速度Nを補正する方
法について述べる。補正後の傾転速度(以下、修
正傾転速度という)をN′とし、補正後の流量は
Q−△Qiであるから、これを(1)式に代入して N′=K・(Q−△Qi)・f(θ) =K・Q・f(θ)−K・△Qi・f(θ)
………(5) を得る。(5)式の右辺第1項は基本回転速度Nに等
しく、第2項を補正流量△Qiに対するものとの
意で補正傾転速度を△NQiとすると、(5)式は N′=K・Q・f(θ)−K・△Qi・f(θ) =N−△NQi ………(6) と表わせる。
法について述べる。補正後の傾転速度(以下、修
正傾転速度という)をN′とし、補正後の流量は
Q−△Qiであるから、これを(1)式に代入して N′=K・(Q−△Qi)・f(θ) =K・Q・f(θ)−K・△Qi・f(θ)
………(5) を得る。(5)式の右辺第1項は基本回転速度Nに等
しく、第2項を補正流量△Qiに対するものとの
意で補正傾転速度を△NQiとすると、(5)式は N′=K・Q・f(θ)−K・△Qi・f(θ) =N−△NQi ………(6) と表わせる。
ここで、測定時期tiにおける実測重量差を△
Wi、計算された補正流量を△Qiと称したことに
ならつて、傾転角、基本傾転速度、修正傾転速度
に添字“i”を付してθi,Ni,N′iとする。ま
た、補正傾転速度には傾転角度θiにおけるもの
との意で添字“θi”を付して△NQi(〓i)と表わ
すこととする。
Wi、計算された補正流量を△Qiと称したことに
ならつて、傾転角、基本傾転速度、修正傾転速度
に添字“i”を付してθi,Ni,N′iとする。ま
た、補正傾転速度には傾転角度θiにおけるもの
との意で添字“θi”を付して△NQi(〓i)と表わ
すこととする。
したがつて、(6)式は
N′i=K・Q・f(θi)−K・△Qi・f(θi)=Ni−△NQi(〓i) ………(7)
となる。
補正流量△Qiは、次の測定時期ti+1まで持続
される。一方、基本傾転速度N、修正傾転速度
N′、補正傾転速度△NQiは傾転角度θの関数とし
て変化する。測定時期ti+1に至つて傾転角度が
θi+1となり、上記の各値を(7)式の要領で表わせ
ば、 N′i+1=K・Q・f(〓i+1)−K・△Qi・f(〓i+1) =Ni+1−△NQi(〓i+1) ………(8) となる。
される。一方、基本傾転速度N、修正傾転速度
N′、補正傾転速度△NQiは傾転角度θの関数とし
て変化する。測定時期ti+1に至つて傾転角度が
θi+1となり、上記の各値を(7)式の要領で表わせ
ば、 N′i+1=K・Q・f(〓i+1)−K・△Qi・f(〓i+1) =Ni+1−△NQi(〓i+1) ………(8) となる。
同じく、測定時期ti+1において次の測定が行
われ、新しい測定値WHi+1、重量差△Wi+1、およ
び補正流量△Qi+1が得られる。この重量差△Wi+
1の値が第4図に示すように負の値であるとする
と、その次の測定時期ti+2まで、流量Qを増加
補正する必要がある。これらを考慮して、(7)式の
要領にて表わせば、 N′i+1=K・Q・f(〓i+1)+K・△Qi+1・f(〓i+1) =Ni+1+△NQi+1(〓i+i) ………(9) となる。そして、補正流量△Qi+1は、次の測定
時期ti+2まで持続され、測定時期ti+2に至つて N′i+2=K・Q・f(〓i+2)+K・△Qi+1・f(〓i+2) =Ni+2+△NQi+1(〓i+2) ………(10) となることは、(8)式と同様である。そして、次回
以降の測定時期について以下同様に補正される。
以上の(7)式〜(10)式までの過程を第5図に示す。
われ、新しい測定値WHi+1、重量差△Wi+1、およ
び補正流量△Qi+1が得られる。この重量差△Wi+
1の値が第4図に示すように負の値であるとする
と、その次の測定時期ti+2まで、流量Qを増加
補正する必要がある。これらを考慮して、(7)式の
要領にて表わせば、 N′i+1=K・Q・f(〓i+1)+K・△Qi+1・f(〓i+1) =Ni+1+△NQi+1(〓i+i) ………(9) となる。そして、補正流量△Qi+1は、次の測定
時期ti+2まで持続され、測定時期ti+2に至つて N′i+2=K・Q・f(〓i+2)+K・△Qi+1・f(〓i+2) =Ni+2+△NQi+1(〓i+2) ………(10) となることは、(8)式と同様である。そして、次回
以降の測定時期について以下同様に補正される。
以上の(7)式〜(10)式までの過程を第5図に示す。
次に、かかる原理を利用して補正調整を行うた
めの補正調整回路について説明する。
めの補正調整回路について説明する。
第1図Cにおいて、接点32の固定接点の一端
に秤量装置5A(第1図a)から溜鍋4内の溶銅
重量信号WHが連続的に支えられている。また、
秤量装置7A(第1図a)からは溜鍋傾動開始指
令が測定時期信号tiとして与えられる。したが
つて測定時期信号の入力時点毎に接点32の他端
にはその時点tiでの溶銅重量WHiが得られる。
に秤量装置5A(第1図a)から溜鍋4内の溶銅
重量信号WHが連続的に支えられている。また、
秤量装置7A(第1図a)からは溜鍋傾動開始指
令が測定時期信号tiとして与えられる。したが
つて測定時期信号の入力時点毎に接点32の他端
にはその時点tiでの溶銅重量WHiが得られる。
一方、溜鍋4内溶銅重量設定用ポテンシヨメー
タ(以下、重量ポテンシヨメータという)33に
より設定重量WSが設定される。
タ(以下、重量ポテンシヨメータという)33に
より設定重量WSが設定される。
これらの溶銅重量WHiと設定重量WSとは比較
器34にて比較され、その結果として重量差△W
i((3)式参照)が求められる。この△Wiは(3)式に
従つて正又は負の値となる。そしてこの重量差△
Wiは演算増幅器35に入力され、増幅器35で
は予め設定された公称サイクルタイムCTにより
(4)式の計算が行われ、その結果として流量△Qi
を得る。
器34にて比較され、その結果として重量差△W
i((3)式参照)が求められる。この△Wiは(3)式に
従つて正又は負の値となる。そしてこの重量差△
Wiは演算増幅器35に入力され、増幅器35で
は予め設定された公称サイクルタイムCTにより
(4)式の計算が行われ、その結果として流量△Qi
を得る。
次いで、増幅器36において、関数発生器29
からの関数f(θ)を接点40から取り出し、そ
の値と流量△Qiとにより、(6)式の右辺第2項が
計算される。すなわち、補正傾転速度△NQi △NQi=K・△Qi・f(θ) の計算が行われ、その結果、補正信号VRが得ら
れる。この補正信号VRは、重量差△Wiのもつ正
負の符号によつて設定流量Qを減少又は増加させ
るように作用する。
からの関数f(θ)を接点40から取り出し、そ
の値と流量△Qiとにより、(6)式の右辺第2項が
計算される。すなわち、補正傾転速度△NQi △NQi=K・△Qi・f(θ) の計算が行われ、その結果、補正信号VRが得ら
れる。この補正信号VRは、重量差△Wiのもつ正
負の符号によつて設定流量Qを減少又は増加させ
るように作用する。
このようにして得られた基本調整信号VBと補
正信号VRは比較器37に入力され、その偏差信
号が修正制御信号VSとして次の比較器39へと
送られる。
正信号VRは比較器37に入力され、その偏差信
号が修正制御信号VSとして次の比較器39へと
送られる。
修正制御信号VSは、低速用可変速電動機22
について考えた場合、電動機22に対する目標値
信号に相当する。したがつて理想的にはこの修正
制御信号VSに応じる速度で回転すべきである。
そこで、電動機22は回転発電機24、増幅器3
8によるフイードバツクループが設けられ比較器
39を介してフイードバツク制御されている。
について考えた場合、電動機22に対する目標値
信号に相当する。したがつて理想的にはこの修正
制御信号VSに応じる速度で回転すべきである。
そこで、電動機22は回転発電機24、増幅器3
8によるフイードバツクループが設けられ比較器
39を介してフイードバツク制御されている。
すなわち、回転発電機24からは電動機22の
回転速度に比例した信号nFが出力され、増幅器
38に入力される。増幅された信号VFは比較器
39において修正制御信号VSと比較され、その
偏差が電動機制御信号VCとして電動機22に支
えられる。
回転速度に比例した信号nFが出力され、増幅器
38に入力される。増幅された信号VFは比較器
39において修正制御信号VSと比較され、その
偏差が電動機制御信号VCとして電動機22に支
えられる。
以上の実施例において、溜鍋4内の溶銅重量W
Hの測定時期は溜鍋4から計重重6への溶銅の排
出が行われていない状況内であれば、任意に設定
してよい。また、補正流量△Qiの算出に用いる
時間間隔は公称サイクルタイムCTの他、1工程
以前の時間間隔でもよいし、コンピユータ等を用
いて予想される次の測定時間間隔でもよい。補正
流量△Qi自身についても、次の測定時期に溜鍋
4内溶銅重量の実測値と設定値との差が零となる
ようにする他、例えば0.5回目、1、5回目、
2、3回目等の時間間隔の後に零となるように設
定しても、実操業は問題は少ないものと考えられ
る。また、制御の対象となる溶銅についても、そ
の他の溶融金属、あるいは液体であつても本発明
は適用可能である。さらに、本発明は、単位時間
当りの流出量と、傾転角度、および速度の関係が
数式化されている限り、いかなる形状の容器、液
体であつても適用が可能である。
Hの測定時期は溜鍋4から計重重6への溶銅の排
出が行われていない状況内であれば、任意に設定
してよい。また、補正流量△Qiの算出に用いる
時間間隔は公称サイクルタイムCTの他、1工程
以前の時間間隔でもよいし、コンピユータ等を用
いて予想される次の測定時間間隔でもよい。補正
流量△Qi自身についても、次の測定時期に溜鍋
4内溶銅重量の実測値と設定値との差が零となる
ようにする他、例えば0.5回目、1、5回目、
2、3回目等の時間間隔の後に零となるように設
定しても、実操業は問題は少ないものと考えられ
る。また、制御の対象となる溶銅についても、そ
の他の溶融金属、あるいは液体であつても本発明
は適用可能である。さらに、本発明は、単位時間
当りの流出量と、傾転角度、および速度の関係が
数式化されている限り、いかなる形状の容器、液
体であつても適用が可能である。
以上の通り、本発明によれば、傾転容器の傾転
速度が連続的に制御され、しかも基本調整によつ
て理想的に制御された上でさらに理論的な補正調
整が行われるので、極めて精度の高い流量制御を
行うことができる。その結果、液状物の排出量の
変動を極力抑制することができるので安定した品
質の製品を提供しうる。
速度が連続的に制御され、しかも基本調整によつ
て理想的に制御された上でさらに理論的な補正調
整が行われるので、極めて精度の高い流量制御を
行うことができる。その結果、液状物の排出量の
変動を極力抑制することができるので安定した品
質の製品を提供しうる。
第1図aは精製炉を含む液状物供給装置と鋳造
装置の概要構成を示す概要図、第1図bは精製炉
の駆動装置を示すブロツク図、第1図cは本発明
による液状物供給流量制御装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図は精製炉における流出口とその傾
転角度との関係を示す縦断面図、第3図は精製炉
の傾転角度θと傾転速度Nとの関係を示す線図、
第4図は溶銅重量測定時期tと測定重量WHとの
関係を示す線図、第5図は傾転速度Nの補正動作
態様を示す線図である。 1……精製炉、4……溜鍋、6……計重鍋、2
2……低速用可変速電動機、26……セルシン発
信機、27……セルシン受信機、29……関数発
生器、35……演算増幅器、37……比較器、θ
……傾転角度信号、f(θ)……傾転角度関数、
ti……測定時期、VB……基本調整信号、VR…
…補正信号、VS……修正制御信号、△Qi……補
正流量、WHi……溜鍋内溶銅重量、WS……設定
重量、△Wi……重量差。
装置の概要構成を示す概要図、第1図bは精製炉
の駆動装置を示すブロツク図、第1図cは本発明
による液状物供給流量制御装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図は精製炉における流出口とその傾
転角度との関係を示す縦断面図、第3図は精製炉
の傾転角度θと傾転速度Nとの関係を示す線図、
第4図は溶銅重量測定時期tと測定重量WHとの
関係を示す線図、第5図は傾転速度Nの補正動作
態様を示す線図である。 1……精製炉、4……溜鍋、6……計重鍋、2
2……低速用可変速電動機、26……セルシン発
信機、27……セルシン受信機、29……関数発
生器、35……演算増幅器、37……比較器、θ
……傾転角度信号、f(θ)……傾転角度関数、
ti……測定時期、VB……基本調整信号、VR…
…補正信号、VS……修正制御信号、△Qi……補
正流量、WHi……溜鍋内溶銅重量、WS……設定
重量、△Wi……重量差。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 傾転動作により液状物を連続的に排出する傾
転容器と、その排出された液状物を受けて溜え所
定重量毎に傾転動作により排出する溜鍋と、溜鍋
より排出された液状物を受けて溜え所定重量毎に
次の生産工程へ排出する計重鍋とを備えた液状物
供給装置において、 前記傾転容器の傾転角度を連続的に検出して得
た傾転角度信号に基づいて傾転容器からの液状物
流出量を一定にするための対応する傾転速度信号
を連続的に発生する関数発生器を有して基本傾転
速度制御信号を出力する基本調整回路と、 前記溜鍋から計重鍋への液状物の排出がない期
間において設定されたある測定時期における溜鍋
内液状物重量と設定基準重量との偏差値を前記計
重鍋の1工程動作時間当りの値に変換し、その変
換値と前記傾転速度信号とに基づいて前記基本傾
転速度制御信号を補正する補正信号を出力する補
正調整回路と、 前記基本傾転速度制御信号と補正信号に基づい
て傾転容器の駆動装置に回転速度制御信号を出力
する比較演算器とを備えたことを特徴とする液状
物供給流量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13685480A JPS5762855A (en) | 1980-10-01 | 1980-10-01 | Control device for flow rate of supplying liquid material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13685480A JPS5762855A (en) | 1980-10-01 | 1980-10-01 | Control device for flow rate of supplying liquid material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5762855A JPS5762855A (en) | 1982-04-16 |
| JPS6147627B2 true JPS6147627B2 (ja) | 1986-10-20 |
Family
ID=15185052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13685480A Granted JPS5762855A (en) | 1980-10-01 | 1980-10-01 | Control device for flow rate of supplying liquid material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5762855A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6147628U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-31 | 株式会社 アイジ−技術研究所 | 複合板 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57100845A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-23 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | Charging method of molten metal |
| JPS6347062U (ja) * | 1986-09-11 | 1988-03-30 | ||
| CH699511A2 (de) * | 2008-09-05 | 2010-03-15 | Stopinc Ag | Kupfer-Anodenofen mit Schiebeverschluss. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941459U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-11 | ||
| JPS5532461A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-07 | Tokyo Shibaura Electric Co | Overload relay |
-
1980
- 1980-10-01 JP JP13685480A patent/JPS5762855A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6147628U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-31 | 株式会社 アイジ−技術研究所 | 複合板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5762855A (en) | 1982-04-16 |
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