JPS61500611A - 抗イデイオタイプ抗体によって誘発される、腫瘍およびウイルスに対する免疫応答 - Google Patents

抗イデイオタイプ抗体によって誘発される、腫瘍およびウイルスに対する免疫応答

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JPS61500611A JP59504224A JP50422484A JPS61500611A JP S61500611 A JPS61500611 A JP S61500611A JP 59504224 A JP59504224 A JP 59504224A JP 50422484 A JP50422484 A JP 50422484A JP S61500611 A JPS61500611 A JP S61500611A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗イデイオタイプ抗体によって誘発される、腫瘍およびウィルスに対する免疫応 答 〔技術分野〕 この発明は、抗原、特に腫瘍やウィルスに対する免疫学的反応を誘発することに 関するものである。さらに詳細には、この発明は、このような免疫学的反応の誘 発に対するアンチイディオタイプ抗体の使用、並びに、抗体およびこれを産生ず るセルラインに関するものである。
〔発明の背景〕
(VL)の可変領域中のアミノ酸配列は、抗原結合部位(すなわちパロトープ] 中に、特異的な抗原と上記抗体とを相互作用させるコンホメーションを形成する 。
異種の受容体動物に免疫グロブリンを注射すると、抗ゼノタイプ(種に特異的な 〕、抗アイソタイプ(免疫グロブリンのクラスに特異的な)および抗イデイオタ イプ(抗体の可変領域に特異的な〕抗体を作ることになる。抗イデオタイプの抗 体には2種の機能的クラスが存在することができ、その1つはパロトープに作用 するものであり、他の1つはHjllおよび/またはL鎖(D7L/−ムワーク に作用するもの(フレームワーク決定基)である。一般的に、ジ五−ハ、二ニー ・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(N、Engl 、J 。
Med、) 305巻25−28頁(1981年)、ジエーン、アナレス・デ・ イミノロジー(Ann 、Irrmuno l 、)125巻C2373−38 9頁(1974年)参照@〔発明の概要〕 この発明は、腫瘍、特に固形腫瘍のような腫瘍や狂犬病ウィルスのようなウィル スに対する免疫学的応答を誘発させる方法を提供することを目的とするものであ る。
この発明は、上記のような免疫学的応答の生起に抗イデイタイプ抗体を使用する ことをも目的としている。
さらに他のこの発明の目的は、腫瘍特に固形W1瘍や狂犬病ウィルスのようなウ ィルスに対し、免疫学的応答を誘導するのに有用なモノクロナール抗イデイオタ イプ抗体および上記抗体のためのイモータル(不死)Bリンパ球源を提供するこ とにある。
そして、本発明における上述および他の目的は、1あるいはそれ以上の後述の実 施態様によって達成され実施態様の1つとして、この発明は、腫瘍またはウィル スから選択した抗原に対する免疫学的応答を誘発する方法において、 (a)抗イデイオタイプ抗体をもたらし、上記抗イデイオタイプ抗体によって同 定されるエピトープは抗腫瘍または抗ウイルス抗体のパトロープであり、(b) 上記抗イデイオタイプ抗体をひとに投与することにより腫瘍細胞またはウィルス 粒子上のエイトープを同定する抗(抗イディオタイプ〕抗体の産生を患者に促す こと からなる方法を提供するものである。
この発明は、ポリクローナル抗イデイオタイプ抗体であって、上記抗イデイオタ イプ抗体によって同定されるエピトープが実質的に抗アイソタイプ抗体を含まな い抗腫瘍および抗ウイルス抗体のパロトープであるものをも提供するものである 。
他の実施態様としては、この発明は、抗イデイオタイプ抗体であって上記抗イデ イオタイプ抗体によって同定されるエピトープが抗腫瘍および抗ウイルス抗体の パロトープである抗体を産生するイモータルBのリンパ球を提供するものである 。
適当な腫瘍は、固形消化器系腫瘍のような固形腫瘍である。適当なウィルスは、 インフルエンザ、単純性ヘルペス、肝炎、および特に狂犬病ウィルスである。
この発明にしたがって抗イデイオタイプ抗体の投与に際しては、対象、特に哺乳 類、ざらにひとを刺激して、腫瘍細胞またはウィルス粒子上のエピトープを同定 する抗(抗イディオタイプ〕抗体を産生させる。
〔発明の詳細な記載〕
本発明は、がん療法およびウィルス免疫に対して独特な万策を提供する。従来、 腫瘍療法における万策は。
腫瘍を破壊しようと意図する患者に対し抗WL瘍抗体(すなわち、固形*g細胞 上のエピトープを同定する抗体〕を投与することを意味した。従来、抗ウイルス 療法は調製ワクチンによる免疫を意味した。しかしながら、本出願人は、腫瘍ま たはウィルス抗原を認識する抗体に対して抗イデイオタイプな抗体によって、患 者自身の腫瘍あるいはウィルスに対する免疫応答を引き起こさせうることを発見 した。この免疫応答を誘導するのは、治療法として有益であり、少なくともウィ ルスの場合には、予防法として有益である。
出願人は、実施に関する゛いかなる特定の理論とも結びつくことを望まないが、 本発明によって達成される上記免瘍応答は、抗イデイオタイプ抗体分子と患者の 免疫系との間の相互作用のため起こると思われる。抗イデイオタイプ抗体分子の イディオタイプ(すなわち可変〕領域は、患者によって抗原と見なされる抗原決 定基(エピトープ)を含む。これは、患者に抗(抗イデイオタイプ)抗体の産生 を誘発させる。抗(抗イデイオタイプ)抗体のセットの中には、抗イデイオタイ プ抗体のパロトープに対して直接相補的なものがある。
抗−イディオタイプ抗体のバロトープは、イディオタイプ抗体によって同定した (すなわち選択的に結合した)腫瘍細胞またはウィルスのエピトープの「内部の 」イメージを現出させ、したがって、抗(抗イデイオタイプ)抗体は、腫瘍また はウィルスの抗原にも結合すると考えられる。実際2本号法は、患者の産生ずる 抗体の一部に腫瘍またはウィルス抗原と本質的に区別がつかない抗原(抗イデイ オタイプ抗体のバロタイプ)を出現させることにより、腫瘍およびウィルスに対 する免疫応答を誘発する。
意外にも、上記方法は、腫瘍成長を抑制し、または。
ウィルスに対する免疫応答を誘発するための効果的方法である。さらに、多くの 従来方法に対していくつかの長所を持っている。第1&ζ、はとんどの外来抗原 を患者に投与する必要がない。第2に、患者の抗イデイオタイプ応答が、目めと する効果に対して有利であり。
決定的である。第3に、患者自身の抗体が抗腫瘍または抗ウイルス抗体であり、 したがって、外因性抗腫瘍抗体を繰り返し投与する必要性が除かれる。他の利点 は当業者に容易に理解される。
抗体のイディオタイプは、抗体分子の可変領域またはイディオタイプ領域におけ る個々の明白な抗原決定基によって定義される。これらのイディオタイプ抗原決 定基の一部は抗体のパワトープ上またはその近接位にあり、他のものは可変領域 のフレームワーク中にある。各々の抗体がそれ自身のイディオタイプを持つが、 以下、特定の抗体は下記の用語によって示す。「イディオタイプ抗体」または「 ld AbJは、抗腫瘍または抗ウイルス抗体(すなわち、イディオタイプ抗体 によって同定されるエピトープは腫瘍細胞またはウィルス粒子上に存在する)を 意味する。「抗イデイオタイプ抗体」または「抗Id Abjは、イディオタイ プ抗体の可変領域上のエピトープを同定する抗体を意味する。そのような抗体の 一部は、イディオタイプ抗体のパロトープであるエピトープを同定し、従って、 イディオタイプ抗体によって同定される腫瘍細胞上のエピトープの「内部」イメ ージを現わす。「抗(抗イデイオタイプ)抗体」または「抗(抗Id)AbJは 、抗イデイオタイプ抗体の可変領域上のエピトープを同定する抗体である。抗( 抗イデイオタイプ)抗体の一部は、(N)抗イデイオタイプ抗体のパロトーブお よびφン腫瘍細胞上のエピトープに対応するエピトープを同定する。
後記のように、この発明の方法は、宿主生物に抗イデイオタイプ抗体を投与する ことを企図している。抗イデイオタイプ抗体は生理学上適切な任意の担体(例え ば、減菌した発熱性物質不含の生理食塩水)中に入れて宿主に投与し、その製剤 は当業界で公知である。
担体の選択は、限定的なものではなく、抗体は、これを循環系に投入する任意の 方法(例えば静脈内、筋肉内マたは皮下注射)によって投与することができる。
宿主生物は、どんな動物でもよいが、最も一般にはひとであり、ウィルスの場合 ねこまだはいぬも加わる。
宿主に投与する大低の抗体の量は、例えば用いられる個々の抗体および接種され る患者によって、広範囲に変化する。患者の免疫系によって抗(抗イデイオタイ プ)抗体が産生されるのを刺激するのに十分な量の抗イデイオタイプ抗体を投与 することのみが必要条件である。しかしながら、免疫反応を誘発するにはほんの 少量の抗体しか必要としないので、用いる抗体の総量は極めて多い必要はない。
多くの場合、抗体の投与量は、数マイクログラムから数ミリグラム(例えば約、 50−200μg から約1−5η〕の範囲内で十分である。適当な投与量の決 定は当業者により容易になしイオタイブ抗体含有製剤を投与して、腫瘍、例えば 固形腫瘍(すなわち、白血病のような分散性循環性悪性細胞ではなく、がん、肉 腫、メラノーマ等によって生ずる悪性細胞の固形塊)に対する免疫応答を起すこ とを意図している。好ましい実施態様では、腫瘍は胃腸の腫瘍である。
上記のように抗イデイオタイプ抗体のサブクラスは、抗腫瘍、抗体のパロトープ (イディオタイプ抗体)と選択的に結合(すなわち同定]する。抗イデイオタイ プ抗体を含む製剤は、抗イデイオタイプ抗体のバロトープがウィルス抗原の内部 イメージである宿主に投与することができる。このような抗体は、対応するイデ ィオタイプ抗体のパロトープであるエピトープを認識する。腫瘍またはウィルス 抗体の内部イメージを現す抗イデオタイプ抗体は、数種の方法のうち任意のもの によってイディオタイプ抗体の可変領域におけるフレームワーク決定基を認識す る抗イデイオタイプ抗体と識別することができる。希望する抗イデイオタイプ抗 体を同定する方法の1つには、腫瘍またはウィルス抗原(また入手可能であれば 、ハプテンン、イディオタイプ抗体、および抗イデイオタイプ抗体との間の競合 結合分析がある。もし抗原がイディオタイプ抗体に対する抗イデイオタイプ抗体 の結合を妨害するなら、抗イデイオタイプ抗体で同定されるエピトープは、イデ ィオタイプ抗体のパロトープと近い関係1こある。別の試験方法は、抗イデイオ タイプ抗体に対する抗血清が抗腫瘍またはウィルス抗体でもあるかどうかを決定 するものである。適当な抗イデオタイプ抗体を同定する上記および他の方法は、 当業者に公知の範囲内にある。
宿主に投与する製剤は、フレームワーク決定基に対する抗−イディオタイプ抗体 と共に、イディオタイプ抗体のパロトープに対するサブクラスを包含することが できる。製剤が、イディオタイプ抗体のパロトープに対するサブクラスを包含す ることだけが必要である。
用いられた抗イデイオタイプ抗体は、宿主に対し同種または異種抗体であってよ い。しかしながら、ひとにとって好ましい抗体は、抗体分子のC領域に対する免 疫反応が最小であるひと抗体である。しかし、この発明においては比較的少量の 抗イデイオタイプ抗体しか必要としないので、異種抗体(例えば、マウス、ラッ ト、やぎ、家兎など〕を用いてよい。また、異種抗イデイオタイプ抗体に対して 重要な反応がない場合には、このような抗体は製造の容易さおよびコストの点か ら好ましい場合がある。さらに、モノクローナル抗イデイオタイプ抗体と同様に 、ポリクローナル抗イデイオタイプ抗体を用いることができる。
ポリクローナル抗イデイオタイプ抗体は、当業界で知られた従来法によって製造 できる、例えば、ポリクローナル抗1d Abは、動物をモノクローナル抗腫瘍 またはウィルス抗体(例えば、Id Ab)で免疫することによって産生できる 。免疫した動物は、抗LdAbを産生ずる。この抗血清中の抗イデイオタイプ抗 体のサブクラスは、抗腫瘍またはウィルス抗体のバロトープであるエピトープを 同定する。例えば、動物から採取した抗血清は、(i)抗血清から抗アイソタイ プ抗体を除去するための、モノクローナルId Abとしては同じアイソタイプ であるが、別のイディオタイプの固定化抗体、および、C)そのサブクラスが腫 瘍およびウィルス抗原の内部イメージを現す抗Id Abを除去するための、固 定化モノクローナルId Ab、を用いた、系列吸収によって精製できる。次い で、抗Id Abを結合モノクローナル抗腫瘍およびウィルス抗体から溶離して 抗アイソタイプ抗体を実質的に含まない溶液を得る。この溶液は、Id Abの パロトープを同定する抗Id Abの存否を分析することができる。
実質的に他の抗体を含まないモノクローナル抗イデイオタイプ抗体は、イモータ ルBリンパ球を実質的にンバ球」の語は、ハイブリドーマ(体細胞が、正常およ び悪性りンバ球と交雑したもの〕、および、ウィルス(例えば、エプスタイン・ バール・ウィルス)または発癌性DNAによって形質転換された正常リンノ寸球 のような、数ケ月間(好ましくは無限に)培養物中に維持されうる比較的安定し た連続抗体産生細胞を包含する。抗イデイオタイプ抗体を産生ずる正常Bリッツ f球からイモータルBりンパ球を産生ずる技術は当業界で公知である。 「モノ クローナル・アンテイボディーズ」(アール・エイチ・ケネット、ティ・ジエイ ・マクリーンおよびケイ・ビー・ピートル編、1980年〕;エム・シュライヤ ーら著、「ノ翫イブリドーマ・テクニック」(コールド・スプリング・)翫−/ イー・ラドラトリー、1980年】;「モノクローナル・アンテイボデーズ・ア ンド・ティーセル・ハイブリドーマズ(ジー・ジエイ9ハーマーりング、ニー・ /1−マーリングおよびジエイ・エフ・キーネイ、1981年);コズパーら著 、プロシーディング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(アメ リカ、1982年)79巻6651−6655頁;ジョナら著、「ハイプリード ーマJ(1983年)2巻124頁:「モノクローナル・′アンテイボデイズ・ アンド・ファンクショナル・セル・ライング」(アール・エッチ・ケネット、ケ ー・ビー・ビートル、およびティ・ジエイ・マッキーン編、1983年):コズ パーら著、「イムノロジー・ツデイJ(1983年)4巻72−79頁を参照。
抗Id Abを産生じ、イモータルB IJンバ球の産生に適している正常BI Jンバ球は、当業界で公知な方法の変法で提供される。例えば、ラットまたはマ ウスのような動物をモノクローナル抗腫瘍または抗ウイルス抗体で免疫し、抗I d Abを産生するB 13ンパ球を動物の胛臓から採取することができる。抗 IdAbを産生ずるひと3978球は、モノクローナル抗腫瘍またはウィルス抗 体を用いて患者を免疫することによって得られる。患者から末梢血リンパ球を採 取し、モノクローナル抗腫瘍またはウィルス抗体によって培養物を刺激して抗− Id Abを産生ずる3978球のインビトロでの生育を誘導する。デフレイテ スら著、プロシーディング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス (アメリカ、1982年〕79巻。
6646−6650頁参照。従って、抗Id Abを産生ずる、動物またはひと の3978球は、当業界で公知の方法により採取し固定することができる。もち ろん、腫瘍細胞またはウィルス抗原の内部イメージを現出する抗Id Abを産 生ずるこれらのリンパ球は、イディオタイプ領域上のフレームワーク、決定基に 対する抗1d Abを産生するB +Jンバ球と区別されることが必要である。
腫瘍に適用するこの発明の方法はまた。アメリカ特許第4108983号に記述 されるウィルス性腫瘍細胞破壊ワクチンの様な、腫瘍に対する免疫反応を誘発す る他の方法と共に実施することができる。ウィルスに関しては、ウィルスの場合 、所望により、宿主哺乳類でおこる免疫応答は上述と同様に抗Id Abを投与 することfこ加えて公知のウィルスワクチンで免疫することによっていっそうさ かんになる。抗(抗IdAb)の産生が抗Id Abを投与することによって宿 主哺乳類に誘発された後(例えば投与後約2週間)、宿主に当業界で公知の従来 技術を用いてウィルス・ワクチンの1回接種を行う(例えば HDC狂犬病ワク チンのような不活性化ウィルスワクチン)、ブロッキンら著、アメリカン・ジャ ーナル・オブ・エビデミオロジー(1976年)103巻、75−80頁:ウィ クターラ著、ラビーズ・ワクジン・フォー・ヒユーマン・ユース、40号3−9 頁(1978年〕参照。投与におけるワクチンの型および実験方法はこの分野の 技術で公知である。次に示す例は1本発明の説明であり、発明の範囲を限定する ものではない。
実施例1 腫瘍抗体 (モノクローナルイディオタイプ抗体ン次に示す実験では、ひと消化器系癌細胞 と結合しているマウス・モノクローナル抗体17− I A、C42032およ びC41472を使用した。これらは、バーリンら著、プロシーディング・オブ ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(アメリカ、1979年) 76 71438−1442頁およびコブロフスキー著、モノクローナル・アンティボ ディ・イン・キャンサーの中で「生体内でのモノクローナル抗体」として:プロ シー・ラングマン、アイ・ドロウブリッジおよびダルベツコ編、1983年〕に 記述されている。モノクローナル抗体(MA b ) 、 C42032ハMr  180.160゜50および40にの結腸直腸癌腫(CR(:J結合抗体に対 する特異性を有している。M A b (:41472 (I gG2すは、C RC結合抗原Mr 5 Q K に対する特異性を有している。肝炎ウィルスに 対するMAb A3C5も用いられるが、これについてはバンズら著、プロシー ディング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(アメリカ、19 81年)78巻、1214−1218頁で記述されている。MAb17−1Δ( IgG2A、ルL鎖)およびC420C42032(I、 XL鎖)は、アイら 著、イムノケミストリー(1978年)15巻、429−436頁で記述されて いるようにプロティンA・セファロース・カラム(ファルマシア、ビスカドアウ ェイ、ニュージャーシーツでアフィニティークロマトグラフィーにかけることに よって、ハイブリドーマ担持マウスから得た腹水から精製される。
(患者〕 患者は全て転移性で再発性の結腸直腸腺癌を持っていて、シアーズら著、ランセ ット(1982年)762−765頁で発表されている方法を用いて、Ba1b 、/Cマウスの腹水から濃縮したMAb 17−IAの精製された発熱性物質不 含の滅菌製品を1回の投与で全身的に注射した。Mabl?−IA 192”’ 9以下ヲ注入した9患者のうち7患者は抗マウスグロブリン抗体を発生した。モ ノクローナル抗体200−100019を受けた20患者のうち、3患者が抗マ ウスグロブリン抗体を発生した。抗マウスグロブリン抗体を発生した最初のグル ープの3患者(患者番号07.08および09)の血清および2番目のグループ の2患者(番号14および23)の血清を、抗イデイオタイプ抗体を単離するた めに選択または処理した。患者番号07.08および23から抗イデイオタイプ 抗体を単離するために用いた血清は、3患者すべてが高濃度の抗マウスグロブリ ン抗体を示した時に得られた。患者番号08は、最初の注射の後20ケ月目にモ ノクローナル抗体130ηの2回目の注射を受け2回目の注射の後得られた血清 を抗イデイオタイプ抗体の存否を調べるスクリーニングテストに用いた。
(ポリクローナル抗イデイタイプ抗体の製造)精製したMAb 17−IA30 0μfをフロイント混合アジュバントで乳化したものを、ニュージランド白うさ ぎの多部位に皮下注射し、30日後面ノクローナル抗体100μmを筋肉注射で 増強した。二度目の反応の10日後面清を採取した。
抗血清を固定化M A b C42032およびMAb17−IAで吸収させた 。精製モノクローナル抗体(各々30岬)を、アフイ・ゲル10〔パイオーラッ ド・ラボラトリーズ、リッチモンド、カリフォルニア(Bio−Rad L@b oratories、Richmond、CA ) ) 2 atと結合させた 。ついで、抗血清を、抗アイソタイプおよび抗イデイオタイプ抗体をそれぞれ取 り除くために免疫吸着剤MAb C42032およびMAb 17−IAに連続 吸収させた。吸収した抗体を、0.1 Mグリシン緩衝液(pH2,8)で溶出 し、直ちに燐酸緩衝液で中和し、燐酸緩衝生理食塩水で透析し、蛋白質を29  Q nm (E”% −14)の吸光度で定量した。
MAb 17−1Aを1回注射した後患者から得られた抗血清も、上で述べたと 同様にして精製した。それぞれMAb 17−IAを750岬を投与した患者番 号23゜およびMAb 1?−IAを133および125Wi投与した患者番号 08および&07由来の血清は、抗体を最初に注射した後、種々の時期に採取し た。
ラジオイムノアッセイ法によって抗ムリンIgG抗体を含有していることが°分 かった試料を、それぞれ上述と同様に抗アイソタイプおよび抗イデイオタイプ抗 体を除去するために、免疫吸着剤MAb C42032およびMAb 17−I Aで十分に吸収させた。血清から分離した抗イデイオタイプ抗体は、■でラベル した抗ひとF (ab’ )、、フラグメントに結合することにより免疫グロブ リンであることを示した。血清試料から得た抗イデイオタイプ蛋白の収量はそれ ぞれ異なって、&08より13μダ/at 、 Fa O7より8.9μf/m e、および黒23より43μf/jEtであった。最も高い水準の抗マウス免疫 グロブリン抗体を示した血清黒23から最も多くの量が得られた。
(抗イデイオタイプ抗体の存否を調べるための血清スクリーニング法) 血清試料について抗イデイオタイプ抗体の存否を調べるために、競合分析を、l  でラベルしたMAb17−IAと予備インキュベートした4種のひと血清と家 兎抗イデイオタイプ抗体を用いて行なった。
4分の1インチ(6,35y)粒径のポリスチレン・ビーズ〔プレシジョン・プ ラスチック・ボール・コーポレイション、シカゴ、イリノイ(Precisio n PlasticBall Co、、 Chicago、IL〕〕 を95チ エタノールで3回洗浄した。風乾したビーズを、0.02Mテトラはう酸ナトリ ウム(P2O,2)で希釈した家兎またはひとの抗イデイオタイプ抗体と共にイ ンキュベートした。
緩やかに振とうしながら4℃で一夜培養した後、ビーズを燐酸緩衝生理食塩水で 3回洗浄し、2チうし血清アルブミンおよび0.04%N @N aを含有する 燐酸緩衝生理食塩水を用いて、室温で少なくとも3時間インキュベートした。つ いで、ビーズをひと抗イデイオタイプ抗体源と予備インキュベートしたイディオ タイプの基準として125I でラベルしたMAb 17−LAに露した。すな わち、ひと血清をCaZ+およびMg2+を含まない燐酸緩衝生理食塩水で25 チの濃度に希釈し、2%うし血清アルブミンおよびo、04チN a N 3  を補った。さらに−夜培養を続けた後、ビーズを洗浄し、ガンマ−線測定器で結 合放射能を測定した。
モノクローナル抗体(番号23.09または14,11回注射後に得られた血清 中3つは、モノクローナル抗体注射前より高いMAb 17−IAに対する結合 阻害を示した。患者番号14のモノクローナル抗体注射後血清が得た結合阻害値 は、他の2種の血清に比べて低いが、同じ患者の血清が示すモノクローナル抗体 投与前の値よりも高力;つた。モノクローナル抗体を2回目に注射して7日後の 患者番号08から得た血清の阻害値は、既に高かった。
(抗イデイオタイプ検出の競合分析ノ モノクローナル抗体C42032、C41472およびA3C5に対してと同様 にMAb 17−IAに対して、分離した抗イデイオタイプ抗体の結合を測定す るために上述と同様な方法で競合分析を行った。
結果は、3種の血清(番号08.07お上び23)由来の抗イデイオタイプ抗体 のMAb 1?−IAに対する結合性は、他の3種のモノクローナル抗体に対す るより顕著に高いことを示し、他の2種のモノクローナル抗体(C42032お よびC41472)も、結腸直腸の癌腫細胞上の抗原部位を検出した。しかし、 これらの部位はNAb 17−IA認諏部位と異なっていた。MAb17−1八 にさらす前に3人の患者すべての血清から分離した免疫グロブリンを約2.5μ f /dに濃縮し、ポリスチレン・ビーズに結合した。しかしながら、上記製品 は試験したどのモノクローナル抗体とも結合せず、処理前の血清中に抗イデイオ タイプ抗体が存在しないことを示した。
(ひと抗イデイオタイプ抗体同志の交叉反応性]ひと抗イデイオタイプ抗体同志 の交叉反応があるが否かを決定するために競合分析を行った。
競合分析の結果は、下に示すように、患者番号07および23の抗イデイオタイ プ血清間で顕著な交叉反応を示し、患者番号08および23の抗イデイオタイプ 抗体間の交叉反応は少し弱い(しかし、それでも重要である〕。同様の交叉反応 が、患者番号08から得たモノクローナル抗体処理前血清と患者番号07の抗イ デイオタイプ血清との間に見られた(結果は示さない)。上述の結果は、他の患 者が産生じた抗イデイオタイプ抗体が、同じ抗原部位に向けらることを示してい る。
なし 4297 抗−1d23 07 前 4595 0後 1231 71 08前 4097 5 後 2585 40 (抗イデイオタイプ抗体によって検出されたエピトープ) MAb 17−IAに対するひと抗イデイオタイプ抗体の結合のバブテン阻害は 、抗イデイオタイプ抗体がイディオタイプ抗体のパロトープに対するものである ことを示すために行なった。
結腸直腸の癌から得た細胞株、SW 1222の3MKC[抽出物を、バーリン ら著、〔ジャーナル・オブ・クリニカル−イムノロジー(J、 Cl1n、 I mmunol、 ) 2巻135−140頁〕で述べられているのと同様に調製 した。この製剤はMAb 17−L Aに結合し、この材料が可溶性の抗原を含 有することを示した。125にでラベルしたMAb17−IAをCRC細胞抽出 物およびMAb 17−IAに結合しないメラノーマの3MKCl抽出物とイン キュベートした。それから、抗体抗原混合物を、患者番号23から得た抗イデイ オタイプ抗体で被覆したビーズに加え、その結合を放射性同位元素で標識したモ ノクローナル抗体のみの結合と比較した。これらの実験は、少量の競合ハプテン による結合の変化を検出するために、非飽和量のよう化モノクローナルを用いて 行った。対照として、よう化MAb 17−IAをMAb 17−IAとは結合 しないことが知られている〆う/−マ由来の抽出物と混合した。濃度0,1また は0.5η/−のCRC細胞抽出物は、それぞれ39%および68哄で、患者番 号23由来の抗イデイオタイプ抗体がよう化MAb17−IAと結合するのを阻 害することが分かった。メラノーマ由来の抽出物は、0.5■/ me以下の濃 度では、顕著にはモノクローナル抗体結合に効果を表わさない。
この結合反応のハプテン阻害は、抗イデイオタイプ抗体上のCRCエピトープの 「内部イメージ」の現出を示す。このことは、CRC細胞抽出物が抗イデイオタ イプ抗体と結合しないが、予想したようにMAb 1?−IAに結合することに よっても確認された。
(ひと8973球による抗イデイオタイプおよび抗(抗イデイオタイプ)抗体の 産生) MAb 17−IAを注射後、各々12および6か月日の患者番号08および2 3から軟膜細胞を得た。デフレイタスら著、プロシーディング・オブ・ナショナ ル・アカデミ−・オブ・サイエンス(アメリカ、1982年)79巻6646− 6650頁に述べられているように17−IA の100g/dF(ab′)2 フラクメントテ細胞ヲ刺激した。続く7日間、細胞の一定量を2−アミノエチル イソウロニウムブロミドで処理したひつじ赤血球でロゼツト化することによって TおよびB細胞ポピユレーションに分離した。〔ペロリーノら著、クリニカル・ イムノロジー・アンド・イムノパスオロジ−(1975年〕3巻324−333  頁を参照。〕どちらの〕細胞ポピュレーションモ17−IAのF (ab’  )2フラグメントマタは抗−インフルエンザ・モノクローナル抗体およびやぎ抗 マウスI g−F ITCで着色された。ついで細胞ポピユレーションをシトフ ルオログラフで分析した。さらに、同一患者由来の末梢血単核細胞を17−IA  のF(ab′)2フラグメントまたは抗インフルエンザ・モノクローナル抗体 でデクレイタスら著(上述の文献)に述べられている特異的ひとIgを産生修飾 ミッシエルーダットン培養基中で9日間刺激した。これらの培養物から得た上清 を特異的ひとIgGに対する固相酵素結合免疫吸収分析で分析した。〔ケイ・ピ ー・エル・ラボラトリーズ、ゲテルスブルグ、エム・ディ(KPLLabora tories 、 Gaithersburg、 MD ) )患者番号08の 17−IA F(ab’)zに初めに結合するリンパ球の比率は1.2%であり 患者番号23のリンパ球は0.2%であった。MAb 17−IAとインキュベ ートした7日間で17−IA のF (a b’ )2と特異的に結合する患者 番号23のリンパ球の比率は、0,2%から13%に増加した。17−IA と 結合する細胞すべては、B細胞ポピユレーション中に存在した。さらに9日後、 ひと抗−MAb 17−IA IgG が検出された。同条件下で抗インフルエ ンザ・モノクローナル抗体を用いて同じ患者由来のリンパ球をインキュベートし てもMAb 17−IA4たは抗インフルエンザ・モノクローナル抗体に対する 検出可能なひとIgを全く産生じなかった。
別の実験で、抗(抗イデイオタイプ)抗体を産生ずるためにひとBりンバ球を刺 激した。8978球を集め、イディオタイプ抗体ではな(自家性抗イデイオタイ プ抗体で刺激した点を除いて、上述の方法を用いてインビトロで刺激した。刺激 した8978球によって抗(抗イデイオタイプ)抗体を産生じ、これらの抗(抗 1d)Ab はCRC細胞抽出物および全細胞上にあるエピトープを同定するこ とが示された。こうして、ひと免疫系は抗イデイオタイプ抗体で刺激するのに応 答して抗腫瘍抗体を産生ずる。
(抗イデイオタイプ抗体を産生ずるイモータル3978球) モノクローナル抗体を分泌するイモータルBリンノぐ球を産生ずる多くの方法は 既知技術である。コズバーラ著、〔イムノロシー−7デイ(Immunolog y Today )4巻72−79頁〕を参照。したがって、上述のように末梢 血リンパ球から得た抗(抗イデイオタイプ)抗体を分泌するひと8978球は、 既知技術の1つによりイモータル化することができる。
谷筋に使用できる方法の1つは、EBウィルス(EBV)を用いてイモータル化 することである。この方法によると、上述の正常リンパ球をインビトロでEBV に感染させ、イモータル細胞株が、例えば栄養層上で限界希釈することによって 確立される。コシバーら著、〔上述の文献(1983年)〕を参照、およびその 中で引用された参照文51−60頁を参照。
別の方策としては、ひとプラズマサイトーマまたはリンポプラストイド融合パー トナ−と、上述の抗−1dAb 分泌リンパ球またはEBV形質転換リンパ球の どちらかを融合するものがある。例えば、抗−IdAbを分泌するEBV−形質 転換131Jコシバは、ひとリンボブラストイドセルラインKR−4などと融合 できる。ついで目的とするハイブリドーマが親の細胞を除外するウアバイン含有 ハイポキサンチン−アミノプテリン−チミジン培地中で選択される。ハイブリド ーマの特異的抗体産生を試験する。そして陽性ハイブリドーマを免疫抑制した哺 乳動物(例えば、ヌード・マウス)の腹腔または大量の培地中でクローン化、再 クローン化および増殖する。コツバーら著、プロシーディング・オブ・ナショナ ル・アカデミ−・オブ・サイエンス(1982年)79巻6651−6655頁 を参照。
実施例2ウィルス抗体 (抗イデイオタイプ抗体の製造) 狂犬病ウィルスグリコプロティン(G)のエピトープを再構成するために種々の モノクロナール抗体(mAb)に対応して作られた抗イデイオタイプ抗体(抗− Id(VNA) を誘発することを含めて、多数の狂犬病ウイルスの重要な生物 学的特性に応答する。Gのどの部分が上記の機能に応答するかということについ ては現在では正確には知られていない。シーフンら、ジャーナル・オブ・ゼネラ ル・パイラロジー(1983年)64巻843−851 頁は、タイプ特異性V NAに対し少なくとも3つの主な抗原部位の存在を示唆する、狂犬病ウィルスG のチャレンジ・ウィルス・スタンダード(CVS)株に対する機能性エピトープ マットを記載している。
機能的エピトープマットにより定義される狂犬病ウィルス上の結合部位およびア イソタイプ(プロティンA・セファロース・クロマトグラフィによって精製可能 )に基づいて大パネルのハイブリドーマの中から5つの抗GmAbを選び出した 。抗狂犬病ウィルスG mAbの509−6.101−1.507−1および7 19−3はすでに記載されている。シーフンら著;〔上述の文献〕、およびライ クターら著〔ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メデイシン(1980年 )152巻: 99−112頁参照。狂犬病ウィルスの感染を強力に中和するこ れらのmAbは、以下に示す性質を有している。:509−6(エピトープマツ プ部位1 ; IgG2a)、101−1(エピトープマツプ部位[b;IgG ;!a)。507−1(エピトープマツプ部位1[bilgGl)および719 −3(エピトープマツプ部位[c;IgG2a)抗GmAb 11a4−2(I gG1)はP3x53Ag8マウスミエローマ細胞の変異株653と狂犬病ウィ ルスで免疫したB A L B / cマウス由来の膵臓細胞を付加的に融合し て得られた。ライクターら著;〔プロシーディング・オブ・ナショナル・アカデ ミ−・オブ・サイエンス(アメリカ、1978年)75巻393B−3942頁 によるカーネイら著;〔ジャーナル・オブ・イムノロジー(1979年〕123 巻: 1548−1550頁〕。抗G分泌ハイブリドーマ細胞を選択し、限界希 釈およびライクターら著;(上述の文献)(1978年)にすでに記述されてい る様に調製り、 t: 腹水テ9 a −:/化する。1104−2 mAb゛ は、ERAウィルスと非常によい結合性を示すが中和性に乏しいので選ばれた抗 狂犬病ウィルスのヌクレオカプシドmAb 515−3 (IgC,2a)およ び389−1 (IgG1)を、同様の技術でケルブのウィルスで免疫したBA LB/cマウスから分離した。
用いた狂犬病ウィルスのERAまたは075株のストックは標準方法によりBH K−21中で増殖させた。
ライクターら著、ラボラトリ−・テクノロジー・イン・ラビーズ101−123  頁(エム・キャブラン・アンド・エイチ・コブロスキー(第3版編集、197 3年)を参照。狂犬病抗原変異株であるEIILA RV194−2およびRV 509−6はそれぞれ抗−〇mAb194−2および509−6による中和に耐 性であるウィルスを表わすものとして報告されている。ディーツスコルドら著、 プロシーディング・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(アメリ カ、1983年)80巻70・−74頁を参照。狂犬病グリコプロティン(Gs  )は、ディーツスコルドらがバイオロジー(1983年)124巻330−3 37 頁に記載しているように免疫吸収クロマトグラフィを用いてウィルス粒子 涸渇培地から精製した。
抗G mAbは全て腹水から精製した。アイソタイプIgG2aの抗体はブリト ンーロビンンン緩衝液(pH,8,0)で約30分の1に希釈した。ゲルハード ら著、モノクローナル・アンティボディ317−333頁、(アール。
ケネット・ティ、マツキーン・アンド・ケイ、ベツチトル編(1980年)を参 照。BRB中のm A bはチェイルジン0.45μ1紙を通し、プロティンA セファロース4B吸着カラム〔ファルマシア・ビスカドアウェイ。
ニューシャーシー(Pharmacia、 Piscataway、 N、J、  3 Inかけた。抗体をpHa、oでB RB 7こ溶出する前にBRB(p H8,0) 30 xlでカラムを洗浄した。最初にアイソタイプIgG1の抗 GmAbを最終濃度18饅(重量比)になるまで硫酸で・沈殿させた。Ig分画 を溶解し、BRB(pH8,0)で透析し、前と同様にプロティンAセファロー ス・カラムに通した。カラムから溶出したIgを、抗原としてERAウィルスを 使うラジオイムノアッセイ(RIA)によって検出した。ディラスコールドら著 〔ジャーナル・オブ・パイラロジー(1982年)44巻595−602頁〕を 参照。抗体を燐酸緩衝生理食塩水(PBS)、(PH7,4)で真空透析して濃 縮した。蛋白濃縮物は基準としてうし血清アルブミンを用いて定量した。プラム ホールら著、アナリテイカル・バイオケミストリ(1969年)31巻146− 148頁参照。
抗1dAbは、スタウトら著、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メデイ シン(1983年)157巻687−704頁で述べられている様に調製した。
簡単に言えば、雌ニューシーラント白兎を、フロイントの完全アジュバント(F CA)で乳化させたプロティンAセファロース精製mAb 300μyで、乳房 鎖にそって多数の部位に皮下注射した。PBS中の抗体100μyで2回の追加 抗原を7および30日筋肉内投与し、血清はその10日後面取した。抗アイソタ イプAbを除去するためニmAb 515−3 (IgG2a ) または38 9−1(IgG1)のいずれかと結合させたセファロース4Bカラムにかけて、 各々の抗イデイオタイプ抗血清をイディオタイプ領域に対して特異的にさせた。
上記カラムから得た溶出物はイディオタイプ決定基に対し反応性のある抗体を含 有していた。一定領域に対する抗体を、0.1Mジエチルアミ7 (pH11, 5)でmAb’ 515−3および389−1免疫吸収カラムから溶出した。各 々の抗IdAb 由来のIgGを上述と同じ様にプロティンAセファロース・ク ロマトグラフィーによって分離した。カラム流出液の非イディオタイプ決定基に 対する反応性は無視できるものであった。
(抗イデイオタイプ抗体の確認) 上で調製した抗1d Ab の特異性および種々の抗GmAbの中でのイディオ タイプ交叉反応の存在は、RIAで各抗1d Ab 製品について測定した。
固相RIAを固定MAbに対する抗1dAbの結合を測定するために使用した。
個々のmAbを次に示すように炭酸塩−炭酸水素塩緩衝液(p88.9 )中で 腹水濃度に応じて希釈した。509−6(1:3000)、101−1(1:6 000)、719−3(1:6000)、507−1(1ニー6000)、11 04−2(1:16000)。ついで、各25μlずつポリビニル微量滴定平板 (ダイナチク・ラボラトリーズ製)のウェルに加えた。これらの抗体は37℃で 一夜インキュベートしウェルに乾かした。ウェル上の遊離結合部位は少なくとも 1時間0,08%アジ化ナトリウムを添加した燐酸緩衝生理食塩水(PBSN) 中で10%無ガンマ・うま血清(ギブコ・ラボラトリーズ製)でブロックした。
抗id Ab の希釈液25μlを加え、室温で1時間後プレートを充分洗浄し た。結合した抗Id Ab は、よう素化法で標識した1251やぎ抗家兎1g G(カッベル・ラボラトリーズ製)を25μ、9(30000カウント/分)加 えることによって検出し、室温でさらに1時間インキュベートした。Markw ellら著、〔バイオケミストリー(Biochemistry、 1978  ) 17巻=4800−4817頁参照。抗1dAb 希釈液または放射能標識 したプローベの全てをPBSN中に10%無ガンマ・うま血清で作った。非結合 プローベがなくなるまでプレートを洗い、それぞれのウェルに結合した放射能を ガンマ線カウンターで測定した。
同種および異種mAbで各々の抗1d Ab 製品を滴定した結果各抗1dAb が同種1dmAbに対して特異的であることがわかった。
(イディオタイプ抗体のパロトープに対する抗イデイオタイプ抗体の定量) 競合RIA法を、IdAbおよび抗IdAb間の相互作用に対する狂犬病ウィル スGの阻害能を試験するために考案した。Chaflin ら著、ジャーナル・ オブ・イムノロジー(J 、 Immunol、 、1974年)112巻:1 747−1756 頁〕、および、5herら著、ジャーナル・オブ・イムノロ ジー(J、Immunol6.1972年)109巻:176−178頁参照。
狂犬病Gs を競合抗原として用いた。標準抗1dAb希釈液を添加する前に、 Gsの2倍系列希釈液と共に予備滴定レベルのmAbを1時間インキュベートし た。結合抗血清の量を1251で標識したやぎ抗家兎抗体を結合させることによ って定量した。対応する抗GmAb(509−6,507−1、および1104 −2)に対する5種中3種の抗1dAbの結合をGs が阻害した。最大阻害は 、6μ!Z/mGs の量で20〜50哄に変化するが、僅か0.75μi/m l G s程度でも少なくとも15哄の減少が観察された。抗IdAbの結合を 全面的に阻害するのが不可能なことは、フレームワークとバロトープ部位の両持 異性が3種のポリクローナル抗1d血清に存在することを示す。このことは、還 元または非還元状態でドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリルアミドゲル電気泳 動(5DS−PAGE)を用いて分離したmAbと抗IdAb の反応性を測る ウェスタン・プロット測定法によって確認された。抗原結合部位はrnAbの還 元によって除去されるので、還元mAbに対する抗IdAbの反応性はフレーム ワーク決定基に対する特異性を示したことになる。G、による抗1d101−I Abまたは抗1d 719−3Abの有意な結合阻害が存在しないことは、上記 血清におけるバロトープ特異性ポピユレーションが微弱あるいは欠如しているこ とを示唆している。
(抗(抗イデイオタイプ)抗体の製造)次に示す例は、抗G mAbの抗原結合 部位に対して反応性を有する抗1dAbが上述の抗G mAbに認識されたウィ ルスのエピトープをまねたサブポピユレーションを含有し、Gに対する免疫応答 を誘発しうろことを示している。
4つのグループに分けたICλマウスの皮下にFCAで乳化したプロティンAセ ファロース精製抗1d IgGを1匹当り40μIずつ接種した。追加抗原刺激 皮下接種は7日月と32日日目にそれぞれフロイント完全アジュバント中に40 μyの抗IdIgGを入れて行った。
最後の追加抗原刺激接種に続く5日間眼窩後方叢より採血し、集めた血清につい て狂犬病ウィルス中和抗体(VNA)を調べた。対照として別のグループのマウ スには、プロティンA・セファロースで精製した正常家兎夏gGで免疫した。
免疫したマウスにおけるVNAの濃度を迅速螢光フォーカス阻害試験法の変法に よって測定した。スミスら著ラボラトリ−・テクエックス・イン・ラビース(L aboracory Techniques in Rabies M、カブラ ンおよびH,コブロフスキ、ら編、第3版、1973年):354−357頁参 照。マウス血清を二倍系列希釈物をマイクロタイター■平板(ファルコン・プラ スチックス製)(50μl/ ウェル)で作り、10’ P FU150μlを 含有する、同量のウィルスを用いて37℃で1時間インキュベートした。インキ ュベーション後、新たにトリズシン処理したBHK−21細胞(2X 106個 /I−1 ”)50μlをそれぞれのウェルに加え、混合した。そして血清・ウ ィルス・細胞混合物の10μlづつをテラサキ平板(ファルコン・プラスチック ス製)のウェルに(2回に分けて)移した。20時間インキュベーション後平板 を最初、PBSで次いで蒸留水中80%(容量比)アセトンで洗い、室温におい て80−アセトン中で30分間固定処理した。平板を乾燥し、螢光コンジュゲー ト家兎由来抗狂犬病ヌクレオカプシド抗体5μl/ウェルと37℃で30分間細 胞を染色した。ライクトル著シンポジウム・オン・シリーズ・イムノバイオロジ カル・スタンダード(Symp、 5eries Immunalbiol。
5tandard ) 21巻102−118頁を参照。対照ウェル(ウィルス を含むが抗体を含まない)は狂犬病ウィルス特異性内容物を包含する細胞をほぼ 40%示した。
ウィルス中和の終点は、狂犬病ウィルスに感染した細胞数を50%減少しうる最 大血清希釈レシプロカルとして定義した。
迅速螢光フォーカス阻害試験の結果は以下の表、に示す。抗1d509−6Ab および抗Id 1104−2Abで免疫したマウスにEλA株狂犬病ウィルスに 対する顕著なVNA力価を生じた。他の3種の抗(抗1d)AbはERAウィル スを中和しなかった。対照の実験は、免疫するのに用いた抗1dAbと同様にマ ウス抗(正常家兎1gC,)Abが狂犬病ウィルス中和活性を持っていないこと を示した。さらに、抗1d 509−6Abと共に抗(抗la 509−6)  血清を予備インキュベートすると中和活性を失った。しかし正常家兎血清で予備 インキュベートしても活性を失わなかった。
生じたVNAの特異性を試験するために、他の狂犬病ウィルスを中和測定に用い た。狂犬病のCvS株はmAb 509−6 および1104−2の両方と結合 した(ここではデータは示さない)、そして表は、CvSが抗(抗Id 509 −6 )血清および抗(抗1d 1104−2)血清の両方によって中和される ことを示している。
他方、ERAウィルスの変異株であるRV509−6は、509−6エピトープ が変異した結果mAb 509−6 による結合および中和活性を失っているが (ラドンら著ジャーナル・オン・ゼネラル・パイロロジー(J、Gen。
Virol、1983) 64巻: 843−851頁参照)、そノウイルスは 抗(抗Ic1509−6)血清によって中和されなかった。別の中和耐性変異株 RV−194−2は、抗(抗Id 509−6)血清によって中和された。先の 結果は、抗GmAb 509−6および194−2に認識される抗原部位が完全 に独立していることを示す。ラドン等、前掲参照。このデータは、抗(抗Id  509−6 )血清が抗GmAb 50g−6に認識されたエピトープとのみ反 応し、したがって上記エピトープは抗1d 509−5 Ab にまねられたの であることを示す。
抗(抗Id)血清による 狂犬病ウィルスの中和士 マウス抗血清の相手 ERA CVS 親株 RV50’l−6RV194−2 親株正常 家兎1gG 4 4 4  4 抗−Id509−6 32 4 64 64抗−Idlol−14ND来 ND  ND抗−1d179−3 4 ND ND ND抗−1d507−1 4 N D ND ND抗−1dl104−2 128 4 128 64RIG*4  16 16 32 32 寸 感染細胞数を50哄減少させつる最高血清希釈レシプロカル 来 実施せず 料 ヒト抗狂犬病!gを0.2国際軍位/ldに希釈し2倍系列希釈物を狂犬病 ウィルスと共にインキ−已ご:」二凱丸工一一一一−−一一一−一−一−一一− 上記実験は説明の目的のみで表わされたのであってこの発明を限定するものでは なく、この発明は請求の範囲のみによって定義されるものである。
国際調査報告 −1,−八−””#I””?CT/Z? 8410Qv1aAl−n−iEXT oThe:INTERNi一つ?:0NAr−5EARCHRE?ORτ0NI NTERNAT、l0NAL A、PP乙ICATION No、 PCT/E P 84100334 (SA 8251)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗腫瘍または抗ウイルス抗体のパロトープであるエピトープを同定する抗 イデイオタイプ抗体を含む、腫瘍またはウイルスに対して免疫応答を誘発する組 成物。
  2. (2)抗イデイオタイプ抗体がモノクローナルである請求の範囲第1項記載の組 成物。
  3. (3)抗イデイオタイプ抗体がポリクローナルである請求の範囲第1項記載の組 成物。
  4. (4)抗腫瘍または抗ウイルス抗体のパロトープであるエピトープを同定する抗 イデイオタイプ抗体を産生するイモータルBリンパ球。
  5. (5)ハイブリドーマである請求の範囲第4項記載のイモータルBリンパ球。
  6. (6)請求の範囲第4または5項記載のイモータルBリンパ球から得られ、他の 抗体を実質的に含まないモノクローナル抗体。
  7. (7)抗腫瘍または抗ウイルス抗体のパロトープであるエピトープを同定し、抗 アインタイプ抗体を実質的に含まないポリクローナル抗イデイオタイプ抗体。
  8. (8)異種宿主に対して抗腫瘍または抗ウイルス抗体を投与し、上記宿主の血清 から目的とする抗イデイオタイプ抗体を分離・精製することからなる、抗腫瘍ま たは抗ウイルス抗体のパロトープであるエビトープを同定する抗イデイオタイプ 抗体の製法。
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