JPS6150921A - バイカリンの精製化法 - Google Patents

バイカリンの精製化法

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JPS6150921A
JPS6150921A JP59173538A JP17353884A JPS6150921A JP S6150921 A JPS6150921 A JP S6150921A JP 59173538 A JP59173538 A JP 59173538A JP 17353884 A JP17353884 A JP 17353884A JP S6150921 A JPS6150921 A JP S6150921A
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night
purity
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誠 坪井
Yutaka Ando
裕 安藤
Kenji Matsui
松井 健次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 バイカリン又は、そのアグリコンであるパイ力レインは
、抗ヒスタミン作用を有し、医薬品(内服用又は外用)
あるいは化粧品への応用が注目されている。バイカリン
又はパイ力レインは、各種の7レルぞ一性疾患の予防と
治療用として、とくに慢性の皮膚炎、湿疹及びこれにと
もなうカユミ防止剤としても応用が考えられているもの
であるが、薬用植物生薬で漢方の処方中に用いられる。
黄芥(オウゴン)に含まれる、主成分の一つとして知ら
れている。
〈従来の技術〉 バイカリンを得る方法として、その代表的な例は1次に
示す方法が知られている。
(1)黄芥を水抽出し、その浸出液に塩酸を加えて、沈
澱させた後、メタノールで繰り返し、浸出させ、析出さ
れたものを濾取し、エタノールで再結晶化させ、収量4
%を得る。・・・・・・(文献所在:稲垣 勲く植物化
学〉194〜195ページ、医苗薬出版 昭和47年l
O月25日発行)( 2)  黄芥中に含まれるオウゴニンなどのフラボノイ
ド成分に関する分析研究において、黄芥から、メタノー
ルを用いた還流抽出によって、エキスを得た後、その水
溶部をポリアミドカラムに通導させた後、吸着物をメタ
ノールで溶出させて、このメタノール溶液を濃縮して、
析出するバイカリンを除去し、濾液からオウゴニンを得
る。・・・・・・ (文献所在、富森 毅ら 薬学雑誌
 VOI・102゜Nα4388〜391 1982年
) などがある。この他には、以下の方法が考えられている
(3)水抽出後、塩酸を加えて沈澱物を得る。
(4)  メタノール、エタノールなどの有機溶媒を用
いて抽出する方法。
(5)上記(4)の方法で抽出したエキスを、水抽出す
る方法。
(6)上記(5)で得られた組成物を、メタノールによ
り再結晶して精製する方法。
(7)  さらに最近では、黄芥の組織培養法により、
そのカルスを得て、これより黄芥中のフラボン類の分離
などが研究されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明者らは、前記した。いずれの方法を採用しても、
その結果、最終的に得られる高純度のバイカリンの収量
としては、0.1〜0.4%内外であることがわかった
。例えば、前記(1)には、収量が4%を得るとされる
も、これを分析すれば。
今だ粗製バイカリンの状態にあり、純度的には70〜8
0%台にある。つまり、良く精製された。バイカリンを
得るためには、前記+11〜(6)で示す公知な方法で
は、何度も繰り返し、再結晶化を続けることにより、か
なりの純度のバイカリンが得られるも、そのためには、
相当の熟練をもった技術が必要となる一方で、純度を高
めるたびに収率は低下する欠点があった。
口3発明の構成 〈問題を解決するための手段〉 本発明者らは、前記したfil〜(7)の公知技術をも
とに、高率的に高純度なバイカリンを得る方法について
、技術的に熟練を必要としない、簡易な精製化法につい
て、改良を加える研究を開始した。
その結果、以下に実施例で示す方法を採用することによ
り、 98%〜100%の高純度なバイカリンを得るこ
とに成功した。しかも収量は、黄芥からスタートすると
き、1〜4%内外にあると共に、従来法のごとく、何回
となく、メタノールやエタノール等々の有機溶媒を用い
て、溶出させて再結晶化を繰り返す必ザがないことであ
る。
本発明による操作上又は工程上の特徴は、最終工程、す
なわち粗製バイカリンを得た後、沸騰水で溶解させると
、その後、経時的にバイカリンの針状結晶が多量に析出
することを1発見したことが引金となり、本発明を完成
するに至った。
本発明によるバイカリンの精製化法は、わずられしい再
結晶化を繰り返す必要をゼロとした点が、最大の特徴で
あり、これによって、医薬等へノ利用が、さらに期待出
来る。
「実施例1」 黄芥の末又はキザミを、ベンゼン又は、ンクロヘ牛サン
又はエーテル又は、n−ヘキサン、望ましくは、エーテ
ル又はn−ヘキサンで浸漬するか、加熱還流して、黄芥
中に含まれる相溶成分を除去する。この操作を前もって
行っておくと、最終的に得られるバイカリンの収量が1
〜3割高まること。さらに以下の抽出又は精製化操作性
が向上する。
上述の工程で脱脂した黄芥は、完全に有機溶媒を除去し
、乾燥させたもの1部に対し、水100部を加え、80
〜100 C0の加温下で温浸させた後、その 液を得
るに当っては、σ8布、濾紙のいずれを用いてもよい。
従来法では、黄芥を脱脂処理を行なわないで、抽出する
方法が知られているが。
この場合では、上述の闘過の回数が多くなるが。
ここでは、あらかじめ、脱脂処理を行なっているために
、濾過が非常にスムースに行なわれ、濾液もきれいであ
る。濾液の清澄な状態にない場合は、ここで再度、II
I過を加える必要がある。清澄な濾液に対して、塩酸を
加える。塩酸の用いる量としては、σ濾液液中1%前後
を加えることが最善である 塩酸を加えた後は、よく混
和してから一昼夜放置させ、次に濾紙濾過を行い、濾紙
上の残渣物を、メタノールを用いて溶解して、この溶液
を、ポリアミド又はセルロース、又はセファデックスL
H−20(ファルマシャ、ファインケミカル製。
又はナイロン66、又はナイロン12のいずれかに通し
れ後、得られた溶液を、エバポレーターにより減圧濃縮
を行うと1次第に容器内の周囲に、粗製バイカリンが析
出して耐着してくる。析出した粗製バイカリンを取り出
して、これを氷、冷水、温水、沸騰水、のいずれか、望
ましくは、沸騰水中に加えて溶解する。溶解後はQC勤
)ら室温下で。
一昼夜程度放置すると、黄色針状結晶が析出するので、
これを分取する。このものは、純度が98%以上100
%の高純度バイカリンであり、収量は、用いた黄芥にも
よるが、  最低、黄芥!幻から10〜401得られる
上述した工程中で、メタノールに溶解する工程番ζおい
ては、バイカリン以外の不純物が多いほど。
メタノール中に溶解させやす(なる傾向があるので、操
作上は、この点を十分考慮することが必要である。又、
メタノールの代替として、エタノール中に溶解してもよ
いが、最終的な、バイカリンの収量は、メタノールの方
が優れている。
又、最終工程において、高純度バイカリンの析出におい
て、氷、冷水、温水、沸騰水を用いたが。
この他、水との組合わせとして1次の混液中に溶解して
も、高純度バイカリンを析出させて、分取することが出
来た。
水とエタ/−ル、水とメタノール、水とア七トン、水と
エーテル、水と酢酸エチル、水と0−へキサン、水とテ
トラヒドロフラン、水とシタ口へ牛サン、水とベンゼン
、水とジオキサン、水とジクロルメタン、水とクロロホ
ルム、水と四塩化炭素、水と二硫化炭素。
「実施例2」 黄芥の末又はキザミを実施例1と同様の操作により、脱
脂処理を行った後、良(乾燥させた黄芥1部1乙エタノ
ール10部を加えて、加熱下(78σ附近)で抽出した
液を濾過し、M液を減圧濃縮してエタノールを除去させ
1次に水を加えて、溶解させて水溶液(以下便宜上A液
と言う)を得るか、 又は、脱脂処理を行った後、良く乾燥させた黄芥1部に
、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液又は、その他の弱塩基
性水溶液、あるいは強塩基性の希釈されたうすい液を1
0部加えて、0〜40C’で撹拌して、一昼夜放心後、
 i+a過し、IIa過残渣物を。
エタノールに浴解した液(以下、便宜上B液と言う)を
得る。
又は、脱脂処理済の良く乾燥させた黄芥1部番ζ、水2
00部を用いて、室温から100c’で抽出を行いその
濾液を得て、濾液に対して、塩酸を加えて、濾液中の塩
酸の濃度が!χ程度になるようにして。
良く混和させて一昼夜放置後に濾過して、その残渣物ヲ
得る。この残渣物を、エタノールとア七トンの混液中に
溶解した液(以下1便宜上、C液と言う)を得る。
準処し、ポリアミド、セルロース、セファデックス−L
 H20、ナイロン12.のいずれかに通してから、そ
れぞれの液を減圧下で濃縮を行うことにより1次第に容
器内周囲に析出する粗製バイカリンを分取し、乾燥後化
、水中に溶解させた後、析出する黄色状結晶バイカリン
を得ることが出来る。
ここで得られるバイカリンの純度は、少なくとも98%
以上にある。
上述したA液、B液、C液におけるポリアミドなどを通
した液についての、精製化工程について。
さらに付は加えることとしては、次の様な操作を行うこ
とが、良い場合もある。
まずA液の場合では、ポリアミドなどを通した液は、同
舟の水を加えてから減圧濃縮すると、粗製バイカリンの
析出が良くなる。
一方、B液の場合では、ポリアミドなどを通した液を、
ある程度まで濃縮してから、濃縮液に対して、2倍量の
水を加えて、よく振とうした後。
しばら(の間、放置すると粗製バイカリンが析出するの
で、これを分取して、次に、メタノールを用いて、再結
晶化させた後1分取し、良く乾燥する。この乾燥した再
結晶化したものを、 #1lll+!水中に加えて溶解
した後、OCoから常温で一昼夜放置する方法を用いて
も、黄色針状結晶の高純度バイカリンが得られる。この
場合の純度は、少なくとも98%以上である。
C液については、ポリアミドなどに通した液は。
ある程度まで濃縮させてから、この濃縮液に対して、2
倍徂程度の氷水を加え、良く振とうさせた析出されるか
ら、これを分取して、エタノールとアセトンの混液中に
加えて、再結晶化した後、分取し、良く乾燥させてから
、少量のエタノールに溶解させてから、この溶液に10
〜100倍の水を加え、一昼夜程度放置すると、黄色針
状結晶の高純度バイカリンが得られる。
くハ〉 発明の効果 本発明は、実施例に示したごとく、粗製バイカリンを得
たのち、最終工程において、氷、冷水、温水、沸憂撃に
溶解させることによって、高純度なバイカリンを得るこ
とにより、従来のように、何回とな(粗製バイカリンを
、各種の有機溶媒をもちいて、繰かえし行なわれてきた
再結晶化法と異なり、特別の熟練を要せず 操作か容易
である。
この方法を採用すれば、例えば、黄芥及び、その組織培
養法によって得られたカルスや、あるいは今後予想され
る1合成法などにおいて得られたところの粗製バイカリ
ンをもとに、高純度バイカリンを精製するに、役立つも
のである。すなわち本発明による方法は、従来のいかな
る方法で得られた粗製バイカリンでも、一度、水中に溶
解させて、析出する針状結晶を分取すれば、その純度は
、98%以上のバイカリンが得られる。
又、黄芥中から高純度のバイカリンを得る際の条件とし
ては、実施例で示したごとく、前処理において脱脂工程
を採用しているが、従来法では、脱脂しないで、いきな
り各種の溶媒を用いて抽出されているような場合もある
が、このような場合キサン又はエーテルなどによる脱脂
操作を加えると、以後の精製化工程が非常にスムースと
なると共に、収量も向」ニする。
本発明による実施例1又は2において、粗製バイカリン
を得る際に、抽出液を濾過して、その残渣を各種の溶媒
中に溶解させる操作があり、溶解後の溶液となし、これ
をポリアミドなどに通すとしているが、この残渣物の溶
媒としては、メタノールを用いることが、J’7f善で
ある。つまり、収量的に高純度なものが得られやすくな
る。又、残渣物をメタノールに溶解するとき、溶解性が
悪い程、残渣物中には多量のバイカリンが含まれている
したがって、残渣物を溶解するために用いる、メタノー
ルの使用量が多(なる場合は、この量に比例して、高純
度バイカリンの収量も多くなるために、従来法のように
、目安がないままに、何回も再結晶化をはかっていた方
法と異なり、生産工程において、あらかじめ、収量が把
握できる点で、合理的である。
逆に、残渣物を得た時点で、メタノールに溶解させると
き、よく溶解する場合では、今だ黄芥からのエキスの段
階であり、バイカリンの含量は、きわめて少ないものと
なるので、工程上の管理が容易となる。
次に1本発明により得られた高純度バイカリンは、パイ
力レインの製造用原料としても最適である。すなわち、
純度が高いため(こ、パイ力レインを得るには、以下に
示す参考例1〜3に準拠して行うことで、容易に高純度
のパイ力レインが得られる。
「参考例」 実施例1〜2で得られた高純度パイカリシ1ノに、(l
12N硫酸2eを加えるか、又Lt (2+ 2.5%
塩酸2eを加えるか、又は+312Nアルコール性硫酸
2eを加えるかして、(1)のとき2時間、(2)のと
き2−50P(3)のとき、3時間程度の加熱還流をす
る。
但し、上述の(3)を用いて還流した場合では、次に、
氷水を、約201加えた後、析出するパイ力レイ/を得
る。これによって析出するパイ力レインを・  必要に
応じ、ポリアミド、セルロース、セファデックスL H
−20、ナイロン66、ナイロン12などのいずれかを
用いて、精製するか、メタ/−ルやベンゼンなどにより
、再結晶化して、パイ力レインを、得る。
「参考例2j 実施例1〜2で得られた高純度バイカリンIyに、It
1目%目配水酸化カリウム水溶液l−%水酸化すl−I
Jウム水溶液を200 J加え、10分間加熱還流する
。次に、塩酸又は硫酸を加えて酸性となし、析出するパ
イ力レインを得るか、析出したバイカリンを分取し、酢
酸エチル又はエーテルなどの溶媒中に溶解させてから、
減圧濃縮してパイ力レインを得る。
一方、上述の(4)のかわりに、(5)エタノール10
0九gを加え、5分間加熱還流した後、塩酸又は硫酸を
加えて中和し、濾過して得られる濾液中の溶媒を留去し
、残渣に水を加えて溶解し、塩酸又は硫酸を加えて酸性
となす。これによって析出するパイ力レインを得る。1
4)や(5)を用いて、得られたパイ力レインは、必要
に応じ、参考例1に準拠して、ポリアミドなどに通すか
、メタノールなどを用い、再結晶化すればよい。
「参考例3」 実施例1〜2で得られた高純度パイ力レインに、グルク
ロンダーゼを加え、加水分解させてパイ力レインを得る
ことも出来るが、その際は、次に示す、文献を参考にし
て酵素処理を行うとよい。
(文献所在) (1)  ケミカル アンド ファーマキュティカルプ
レチン 8巻、238ページ(1%0年):(ChlM
、 pki+m、 3++l+、、 )(2)  同誌
 12巻、664ページ(1%4年)(3)  ジャー
ナル オプ バイオロジカル ケミストリー 239巻
、59ページ(1%4年);(J、3+・’ + Ch
”’+)以上、 実施例1又は2で得られたバイカリン又は、参考例1〜
3で得られる、パイ力レインについて、高速液体クロマ
トグラフィーによるチャートは、第1図、第2図に示す
ごとくであり、純度的には、バイカリン及びパイ力レイ
ンの標準品(−丸ファルコス製、和光純薬工業製)を用
いて、検量線を作製して、これより求めるとき、その純
度は、98%〜100%である。
(高速液体クロマト条件) カラム: ODS系力5 ムL S −410(4,6
ダ×250へ) 溶離液: くバイカリン(第1図)〉 アセトニトリル:水±32 : 68 0、005 Mテトラ−n−アルミアンモニウムヨーダ
イト(P H= 4.0 、  リン酸)くバイ力レイ
ン(第2図)〉 アセトニトリル:水:o、6%リン酸水溶Mミ43:2
7 : 30 溶離液流fA’  1.0 m11 / m + nカ
ラム温度:40C’ 検出器波長:  280nm 検出器感度:  0.16AUFS
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1又は2で得られた高純度、<イカリ
ンの高速液体クロマトグラフィーによる、チャ・−ト。 第2図は、参考例1〜3で得られた、パイ力レインの高
速液体クロマトグラフィーによるチャート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 脱脂処理された黄■(オウゴン)を、水を用いて温浸し
    た後、その濾液を分取し、濾液に対して、塩酸の濃度が
    1%程度になるように加え、一昼夜放置後、残渣物を分
    取し、残渣物をメタノール中に溶解させた溶液を、ポリ
    アミド又は、セルロース、又はセファデックスLH−2
    0(ファルマシヤファインケミカル製)を用いて通過さ
    せた溶液を得て、この溶液を減圧下で濃縮を行うと、次
    第に固形状の粗製バイカリンガ容器内面周囲に附着形成
    されてくるから、この粗製バイカリンを分取する。次に
    、粗製バイカリンを水、冷水、温水、沸騰水のいずれか
    、望ましくは、沸騰水中に溶解させた後、一昼夜程度放
    置させることにより、針状結晶の高純度バイカリンが析
    出するから、これを分取することを特徴とするバイカリ
    ンの精製化法。
  2. (2) 粗製バイカリンを、最終工程において、氷、冷水、温水
    、沸騰水のいずれか、望ましくは、沸騰水中に溶解させ
    た後、一昼夜程度放置させることにより、針状結晶の高
    純度バイカリンを析出させ、これを分取することを特徴
    とする、バイカリンの精製化法。
JP59173538A 1984-08-20 1984-08-20 バイカリンの精製化法 Granted JPS6150921A (ja)

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