JPS6156272B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6156272B2 JPS6156272B2 JP1189381A JP1189381A JPS6156272B2 JP S6156272 B2 JPS6156272 B2 JP S6156272B2 JP 1189381 A JP1189381 A JP 1189381A JP 1189381 A JP1189381 A JP 1189381A JP S6156272 B2 JPS6156272 B2 JP S6156272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- friction
- conductive lubricant
- antistatic
- disks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubricants (AREA)
Description
本発明は接触式記録再生用媒体であるレコード
デイスク等に用いるデイスク用導電性潤滑剤に関
し、その目的は極圧状態でレコード、デイスク
(以下デイスクと略す)の表面を摩擦摺動しなが
らデイスクに記録された信号をピツクアツプする
接触針(以下針と略す)との摩擦係数を低減し、
摩耗による特性の劣化や寿命の低下、及び摩擦に
よる静電気の発生を防止する点にある。 従来よりオーデイオ、又はビデオ用レコードの
材料には加工性、記録精度、量産性、価格などか
らプラスチツク材料(例えば塩化ビニルと酢酸ビ
ニルの共重合体など)が広く用いられていた。し
かしこのようなプラスチツク材料より成るレコー
ドを演奏した場合、ダイヤモンドやサフアイヤ等
の超硬質材料より成る針との摩擦によつて、レコ
ードと針との接触面は双方共に摩耗していくこと
が一般に確認されており、オーデイオデイスクに
おいてはこの摩耗が原因となつて音響的な歪の増
大や特性の劣化などの悪影響が生じていた。 また、別の問題として、レコードと針との摩擦
によつて静電気が発生し、このために空気中のゴ
ミやホコリを吸着したり、放電音がノイズとして
再生されるなどの問題が生じていた。 従来より、このような問題のうち帯電防止や吸
着したゴミの除去方法については多くの改善が図
られて来たが、潤滑に関してはあまりその例がな
かつた。最近のレコードと針との摩擦に関する改
善例としては、レコード盤表面の改質方法とし
てシリコン系潤滑用オイルなどの潤滑剤や界面活
性剤よりなる物質による表面コーテイング、フ
ツ素系界面活性剤溶液を用いた表面コーテイング
(特開昭54−545456号)、四フツ化エチレン樹脂
薄膜のコーテイング(特開昭49−22102号)など
が見られるが、これらの方法にはそれぞれのケー
スに応じた問題が含まれており、完全なものでは
なかつた。すなわち、、のシリコン系オイル
やフツ素系界面活性剤はレコードと針との摩擦条
件においては十分な潤滑性が得られないだけでな
く、油性で液状の塗布剤は塗布後も表面に粘性が
残るためにゴミやホコリ等の粘着が著るしく、ノ
イズ源となる他、摩擦力の安定性にとぼしく、ト
レース条件が不安定になる。また、の方法では
四フツ化エチレンのコーテイングシステムが大が
かりなものになる他、四フツ化エチレンの表面抵
抗は1015〜1019Ω・cmと一般の樹脂の中でも高い
部類に属し、帯電による問題がある。 本発明はこのように従来より存在するレコード
と針との潤滑方法の欠点を排除し、レコード盤の
表面を容易に、しかも安価に改質し、帯電防止、
潤滑性にすぐれた強固な保護膜を形成する導電性
潤滑剤を提供するものである。 界面活性剤とは一般に、ある物質が液体に溶け
てその溶液から界面に吸着して界面エネルギー
(表面張力、界面張力)を著るしく減じ、その界
面活性能によつて湿潤、潤滑、分散、洗浄などの
作用を示す物質のことであり、現在では極めて多
くの物質が生産されている。前述したレコードク
リーニング液はこのような界面活性剤の効果の中
の潤滑効果、及び潤滑効果あるいはイオン伝導に
よる除電効果を利用したものである。 界面活性剤の潤滑効果は古くから主に繊維工業
の分野などで活用され、高速で移動する繊維と治
具との接触部における摩擦係数の低下に使用され
ている。このような使途での潤滑剤としては従来
多価アルコールや高級脂肪酸、及びこれらのエス
テル化合物が、また、最近では高性能潤滑剤とし
て脂肪酸変成シリコンやフツ素化アルキルエステ
ルなどが用いられている。本発明に用いたポリオ
キシエチレン型アルキルエーテルは上述した界面
活性剤の一種であるが、ポリオキシエチレン型ア
ルキルエーテルの従来の主たる使用目的としては
熱安定性にすぐれた特徴を生かしたプラスチツク
の練り込み用などであつた。しかもこの場合のポ
リオキシエチレン(POE=C2H2O)の付加数m
は1〜3のものが多く、モル数が多くなると吸湿
性が助長され、潤滑効果は低下すると考えられて
いた。また、このような界面活性剤を溶媒に溶解
したり、複数の界面活性剤を混合した場合、その
組み合わせによつて帯電防止能や潤滑性などの特
性は著るしく変化することが一般に知られてお
り、同時に、界面活性剤を用いる相手材料(樹
脂)や摩擦条件によつても、前記の特性の他、活
性剤の付着力などが変化する。本発明者らは数多
い界面活性剤の中から、半硬質性塩化ビニル樹脂
とダイヤモンドなどの超高硬度材料とが数百Kg〜
千Kg/cm2という極圧状態で摺動するレコードの演
奏時における摩擦条件と合致した評価方法によ
り、潤滑性、摩擦力の安定性にすぐれたデイスク
用導電性潤滑剤を見い出したものである。 また、このような界面活性剤における帯電防止
(除電)効果は、一般にアニオン型、カチオン
型、及び両性型の活性剤が優れており、非イオン
系界面活性剤はこれらの活性剤の中では最も帯電
防止効果が微弱であると考えられている。しか
し、帯電防止効果についても使用する材料が半硬
質塩化ビニル樹脂でフレオンを溶媒に用いた場合
相対湿度が50〜60%RH以上という日本の一般的
な気象条件下では、非イオン系界面活性剤の一部
においては実用上十分な帯電防止能を備えている
ことがわかつた。このように本発明より成るデイ
スク用導電性潤滑剤は、潤滑効果、導電性共にす
ぐれたものである。 以下、実施例及び比較例を以つて、本発明より
成る導電性潤滑剤について説明する。 なお、本発明によるデイスク用導電性潤滑剤を
実際に用いる場合の濃度、及び塗布量は摩擦係数
及び帯電防止効果に影響を与え、多く塗布した場
合帯電防止効果、摩擦係数は概略塗布量に比例す
るが、その比例性は、一定以上の塗布量において
は飽和状態になる。しかし摩擦力の安定性におい
てはこの限りでなく、塗布量が多くなるとかえつ
て変動量が多くなる。また、潤滑剤の塗布状態も
摩擦力の安定性に影響を与えるため低濃度の液を
多量に塗布したほうが均一に分散し良好な結果が
得られる。このため、本発明より成る導電性潤滑
剤を噴霧器(ポンプ又はエアゾル)で使用する場
合の好ましい稀釈液濃度は0.03〜0.3重量%であ
る。しかし、塗布方法によつてはこの限りではな
く、特別な塗布器具や拭き取り用治具を用いた場
合には溶媒による稀釈率を低下させ、0.3重量%
以上でも良好な結果が得られる。 実施例 1〜7 セチルアルコール(C16H33OH)にポリオキシ
エチレン(POE)を、3、5、7モル付加した
POE付加セチルエーテルをトリクロロ−トリフ
ロロエタンにより、及びステアリルアルコール
(C18H37OH)にポリオキシエチレン(POE)を
1、3、5、7モル付加したPOE付加ステアリ
ルエーテルをトリクロロ−トリフロロエタンによ
り、それぞれ0.05重量%に稀釈溶解して導電性潤
滑剤とする。 比較例 1〜5 ステアリン酸(C17H35COOH)にポリオキシエ
チレン(POE)を7、11モル付加したPOE付加
アルキルエステル(ステアレート)及びアルキル
エステルをフツ素化したフツ素化エステルシリコ
ン系界面活性剤(脂肪酸変性シリコン、アルコー
ル変性シリコン)をトリクロロ−トリフロロエタ
ンにより0.05重量%に稀釈溶解して潤滑剤とす
る。 比較例 6〜8 セチルアルコール(C16H33OH)にポリオキシ
エチレン(POE)を12、15、23モル付加した、
POE付加セチルエーテルをトリクロロ−トリフ
ロロエタンで0.05重量%に稀釈溶解して潤滑剤と
する。 比較例 9〜10 ステアリルアルコール(C17H35OH)にポリオ
キシエチレン(POE)を15、20モル付加した
POE付加ステアリルエーテルをトリクロロ−ト
リフロロエタンで0.05重量%に稀釈溶解して潤滑
剤とする。 上記実施例1〜7および比較例1〜10の潤滑剤
の減摩効果、帯電防止能を次のような評価方法に
より比較した。 (a) 減摩効果評価方法 第1図に示した摩擦力測定装置において、半
硬質塩化ビニル樹脂より成るテストピース1に
実施例及び比較例よりなる潤滑剤溶液を等量塗
布し、溶媒が蒸発後テストピースをテーブル2
に固定し、先端径10μmの球面形状のダイヤモ
ンド圧子3を圧力W0.5〜3gの範囲で印加す
る。この状態でテーブル2を一定速度で摺動さ
せた時にダイヤモンド圧子3に加わる引張荷重
Fを平行板バネ4に固定した歪ゲージ5で測定
し、引張荷重Fと垂直荷重Wから摩擦係数μ
(μ=F/W)を求めた。なお第1図におい
て、6はホルダー、7は針先高さ調整ネジ、8
は針先高さ固定ネジ、9は支点、10は荷重調
整おもりである。 (b) 帯電防止能の評価方法 市販のスタテイツクオネストメーターを用い
て20℃−60%RHの雰囲気中で帯電量半減時間
(秒)により評価した。 以上の評価の結果を次の表1、表2に示す。
デイスク等に用いるデイスク用導電性潤滑剤に関
し、その目的は極圧状態でレコード、デイスク
(以下デイスクと略す)の表面を摩擦摺動しなが
らデイスクに記録された信号をピツクアツプする
接触針(以下針と略す)との摩擦係数を低減し、
摩耗による特性の劣化や寿命の低下、及び摩擦に
よる静電気の発生を防止する点にある。 従来よりオーデイオ、又はビデオ用レコードの
材料には加工性、記録精度、量産性、価格などか
らプラスチツク材料(例えば塩化ビニルと酢酸ビ
ニルの共重合体など)が広く用いられていた。し
かしこのようなプラスチツク材料より成るレコー
ドを演奏した場合、ダイヤモンドやサフアイヤ等
の超硬質材料より成る針との摩擦によつて、レコ
ードと針との接触面は双方共に摩耗していくこと
が一般に確認されており、オーデイオデイスクに
おいてはこの摩耗が原因となつて音響的な歪の増
大や特性の劣化などの悪影響が生じていた。 また、別の問題として、レコードと針との摩擦
によつて静電気が発生し、このために空気中のゴ
ミやホコリを吸着したり、放電音がノイズとして
再生されるなどの問題が生じていた。 従来より、このような問題のうち帯電防止や吸
着したゴミの除去方法については多くの改善が図
られて来たが、潤滑に関してはあまりその例がな
かつた。最近のレコードと針との摩擦に関する改
善例としては、レコード盤表面の改質方法とし
てシリコン系潤滑用オイルなどの潤滑剤や界面活
性剤よりなる物質による表面コーテイング、フ
ツ素系界面活性剤溶液を用いた表面コーテイング
(特開昭54−545456号)、四フツ化エチレン樹脂
薄膜のコーテイング(特開昭49−22102号)など
が見られるが、これらの方法にはそれぞれのケー
スに応じた問題が含まれており、完全なものでは
なかつた。すなわち、、のシリコン系オイル
やフツ素系界面活性剤はレコードと針との摩擦条
件においては十分な潤滑性が得られないだけでな
く、油性で液状の塗布剤は塗布後も表面に粘性が
残るためにゴミやホコリ等の粘着が著るしく、ノ
イズ源となる他、摩擦力の安定性にとぼしく、ト
レース条件が不安定になる。また、の方法では
四フツ化エチレンのコーテイングシステムが大が
かりなものになる他、四フツ化エチレンの表面抵
抗は1015〜1019Ω・cmと一般の樹脂の中でも高い
部類に属し、帯電による問題がある。 本発明はこのように従来より存在するレコード
と針との潤滑方法の欠点を排除し、レコード盤の
表面を容易に、しかも安価に改質し、帯電防止、
潤滑性にすぐれた強固な保護膜を形成する導電性
潤滑剤を提供するものである。 界面活性剤とは一般に、ある物質が液体に溶け
てその溶液から界面に吸着して界面エネルギー
(表面張力、界面張力)を著るしく減じ、その界
面活性能によつて湿潤、潤滑、分散、洗浄などの
作用を示す物質のことであり、現在では極めて多
くの物質が生産されている。前述したレコードク
リーニング液はこのような界面活性剤の効果の中
の潤滑効果、及び潤滑効果あるいはイオン伝導に
よる除電効果を利用したものである。 界面活性剤の潤滑効果は古くから主に繊維工業
の分野などで活用され、高速で移動する繊維と治
具との接触部における摩擦係数の低下に使用され
ている。このような使途での潤滑剤としては従来
多価アルコールや高級脂肪酸、及びこれらのエス
テル化合物が、また、最近では高性能潤滑剤とし
て脂肪酸変成シリコンやフツ素化アルキルエステ
ルなどが用いられている。本発明に用いたポリオ
キシエチレン型アルキルエーテルは上述した界面
活性剤の一種であるが、ポリオキシエチレン型ア
ルキルエーテルの従来の主たる使用目的としては
熱安定性にすぐれた特徴を生かしたプラスチツク
の練り込み用などであつた。しかもこの場合のポ
リオキシエチレン(POE=C2H2O)の付加数m
は1〜3のものが多く、モル数が多くなると吸湿
性が助長され、潤滑効果は低下すると考えられて
いた。また、このような界面活性剤を溶媒に溶解
したり、複数の界面活性剤を混合した場合、その
組み合わせによつて帯電防止能や潤滑性などの特
性は著るしく変化することが一般に知られてお
り、同時に、界面活性剤を用いる相手材料(樹
脂)や摩擦条件によつても、前記の特性の他、活
性剤の付着力などが変化する。本発明者らは数多
い界面活性剤の中から、半硬質性塩化ビニル樹脂
とダイヤモンドなどの超高硬度材料とが数百Kg〜
千Kg/cm2という極圧状態で摺動するレコードの演
奏時における摩擦条件と合致した評価方法によ
り、潤滑性、摩擦力の安定性にすぐれたデイスク
用導電性潤滑剤を見い出したものである。 また、このような界面活性剤における帯電防止
(除電)効果は、一般にアニオン型、カチオン
型、及び両性型の活性剤が優れており、非イオン
系界面活性剤はこれらの活性剤の中では最も帯電
防止効果が微弱であると考えられている。しか
し、帯電防止効果についても使用する材料が半硬
質塩化ビニル樹脂でフレオンを溶媒に用いた場合
相対湿度が50〜60%RH以上という日本の一般的
な気象条件下では、非イオン系界面活性剤の一部
においては実用上十分な帯電防止能を備えている
ことがわかつた。このように本発明より成るデイ
スク用導電性潤滑剤は、潤滑効果、導電性共にす
ぐれたものである。 以下、実施例及び比較例を以つて、本発明より
成る導電性潤滑剤について説明する。 なお、本発明によるデイスク用導電性潤滑剤を
実際に用いる場合の濃度、及び塗布量は摩擦係数
及び帯電防止効果に影響を与え、多く塗布した場
合帯電防止効果、摩擦係数は概略塗布量に比例す
るが、その比例性は、一定以上の塗布量において
は飽和状態になる。しかし摩擦力の安定性におい
てはこの限りでなく、塗布量が多くなるとかえつ
て変動量が多くなる。また、潤滑剤の塗布状態も
摩擦力の安定性に影響を与えるため低濃度の液を
多量に塗布したほうが均一に分散し良好な結果が
得られる。このため、本発明より成る導電性潤滑
剤を噴霧器(ポンプ又はエアゾル)で使用する場
合の好ましい稀釈液濃度は0.03〜0.3重量%であ
る。しかし、塗布方法によつてはこの限りではな
く、特別な塗布器具や拭き取り用治具を用いた場
合には溶媒による稀釈率を低下させ、0.3重量%
以上でも良好な結果が得られる。 実施例 1〜7 セチルアルコール(C16H33OH)にポリオキシ
エチレン(POE)を、3、5、7モル付加した
POE付加セチルエーテルをトリクロロ−トリフ
ロロエタンにより、及びステアリルアルコール
(C18H37OH)にポリオキシエチレン(POE)を
1、3、5、7モル付加したPOE付加ステアリ
ルエーテルをトリクロロ−トリフロロエタンによ
り、それぞれ0.05重量%に稀釈溶解して導電性潤
滑剤とする。 比較例 1〜5 ステアリン酸(C17H35COOH)にポリオキシエ
チレン(POE)を7、11モル付加したPOE付加
アルキルエステル(ステアレート)及びアルキル
エステルをフツ素化したフツ素化エステルシリコ
ン系界面活性剤(脂肪酸変性シリコン、アルコー
ル変性シリコン)をトリクロロ−トリフロロエタ
ンにより0.05重量%に稀釈溶解して潤滑剤とす
る。 比較例 6〜8 セチルアルコール(C16H33OH)にポリオキシ
エチレン(POE)を12、15、23モル付加した、
POE付加セチルエーテルをトリクロロ−トリフ
ロロエタンで0.05重量%に稀釈溶解して潤滑剤と
する。 比較例 9〜10 ステアリルアルコール(C17H35OH)にポリオ
キシエチレン(POE)を15、20モル付加した
POE付加ステアリルエーテルをトリクロロ−ト
リフロロエタンで0.05重量%に稀釈溶解して潤滑
剤とする。 上記実施例1〜7および比較例1〜10の潤滑剤
の減摩効果、帯電防止能を次のような評価方法に
より比較した。 (a) 減摩効果評価方法 第1図に示した摩擦力測定装置において、半
硬質塩化ビニル樹脂より成るテストピース1に
実施例及び比較例よりなる潤滑剤溶液を等量塗
布し、溶媒が蒸発後テストピースをテーブル2
に固定し、先端径10μmの球面形状のダイヤモ
ンド圧子3を圧力W0.5〜3gの範囲で印加す
る。この状態でテーブル2を一定速度で摺動さ
せた時にダイヤモンド圧子3に加わる引張荷重
Fを平行板バネ4に固定した歪ゲージ5で測定
し、引張荷重Fと垂直荷重Wから摩擦係数μ
(μ=F/W)を求めた。なお第1図におい
て、6はホルダー、7は針先高さ調整ネジ、8
は針先高さ固定ネジ、9は支点、10は荷重調
整おもりである。 (b) 帯電防止能の評価方法 市販のスタテイツクオネストメーターを用い
て20℃−60%RHの雰囲気中で帯電量半減時間
(秒)により評価した。 以上の評価の結果を次の表1、表2に示す。
【表】
【表】
上記表1、表2からも明らかなように、本発明
の実施例1〜7によれば、比較例1〜10に比較し
て摩擦係数、帯電防止能にすぐれているものであ
る。 上記実施例のデイスク用導電性潤滑剤をオーデ
イオデイスクに用いた場合の出力レベル−周波数
特性、第3次歪レベル−周波数特性を第2図、第
3図に示す。なお第2図、第3図において、aは
潤滑剤を塗布しないオーデイオデイスクの初期特
性、bは潤滑剤を塗布しないオーデイオデイスク
を100回トレースした後の特性、cは本発明の実
施例の潤滑剤を塗布したオーデイオデイスクを
100回トレースした後の特性、dは比較例の潤滑
剤を塗布したオーデイオデイスクを100回トレー
スした後の特性を示している。 第2図、第3図からも明らかなように、潤滑剤
を塗布しないオーデイオデイスクでは針との摩擦
によつて音溝が摩耗するため、記録密度の高い高
周波帯域では演奏回数が多くなると出力レベルが
低下するとともに、音溝の変形によつて信号の歪
が増加する。これに対して本発明の潤滑剤を塗布
すると、音溝の摩耗変形が激減し、オーデイオデ
イスクの初期特性が長期間にわたつて維持される
ものである。 第4図は静電気によるオーデイオデイスクに吸
着されたゴミの除去効果を示している。第4図に
おいて、aはブラシ式クリーナによる拭取除去、
bは本発明の導電性潤滑剤を並用した場合であ
り、ブラシ式クリーナでは静電気で吸着されたゴ
ミは除去し難くノイズの発生数が多いのに対し、
本発明の潤滑剤を用いた場合には、ホコリやゴミ
の除去効果が高いためノイズの発生数が少ないも
のである。 本発明は上記のような構成であり、従来は帯電
防止効果、潤滑効果が乏しいと考えられていた非
イオン系界面活性剤の一部が、極圧状態における
ダイヤモンド針やサフアイヤ針などの超硬質材料
と半硬質塩化ビニル樹脂との摩擦条件下では、非
常にすぐれた潤滑性を示すと共に、フレオン(ト
リクロロ、トリクロロエタン)溶液にした場合に
は50〜60%以上の相対湿度中では十分な帯電防止
効果を有していることを見出したものである。
の実施例1〜7によれば、比較例1〜10に比較し
て摩擦係数、帯電防止能にすぐれているものであ
る。 上記実施例のデイスク用導電性潤滑剤をオーデ
イオデイスクに用いた場合の出力レベル−周波数
特性、第3次歪レベル−周波数特性を第2図、第
3図に示す。なお第2図、第3図において、aは
潤滑剤を塗布しないオーデイオデイスクの初期特
性、bは潤滑剤を塗布しないオーデイオデイスク
を100回トレースした後の特性、cは本発明の実
施例の潤滑剤を塗布したオーデイオデイスクを
100回トレースした後の特性、dは比較例の潤滑
剤を塗布したオーデイオデイスクを100回トレー
スした後の特性を示している。 第2図、第3図からも明らかなように、潤滑剤
を塗布しないオーデイオデイスクでは針との摩擦
によつて音溝が摩耗するため、記録密度の高い高
周波帯域では演奏回数が多くなると出力レベルが
低下するとともに、音溝の変形によつて信号の歪
が増加する。これに対して本発明の潤滑剤を塗布
すると、音溝の摩耗変形が激減し、オーデイオデ
イスクの初期特性が長期間にわたつて維持される
ものである。 第4図は静電気によるオーデイオデイスクに吸
着されたゴミの除去効果を示している。第4図に
おいて、aはブラシ式クリーナによる拭取除去、
bは本発明の導電性潤滑剤を並用した場合であ
り、ブラシ式クリーナでは静電気で吸着されたゴ
ミは除去し難くノイズの発生数が多いのに対し、
本発明の潤滑剤を用いた場合には、ホコリやゴミ
の除去効果が高いためノイズの発生数が少ないも
のである。 本発明は上記のような構成であり、従来は帯電
防止効果、潤滑効果が乏しいと考えられていた非
イオン系界面活性剤の一部が、極圧状態における
ダイヤモンド針やサフアイヤ針などの超硬質材料
と半硬質塩化ビニル樹脂との摩擦条件下では、非
常にすぐれた潤滑性を示すと共に、フレオン(ト
リクロロ、トリクロロエタン)溶液にした場合に
は50〜60%以上の相対湿度中では十分な帯電防止
効果を有していることを見出したものである。
第1図は潤滑剤の摩擦係数を求める装置の斜視
図、第2図、第3図はそれぞれ本発明のデイスク
用導電性潤滑剤を塗布したオーデイオデイスクの
出力レベル−周波数特性、第3次歪レベル−周波
数特性を示す図、第4図は本発明のデイスク用導
電性潤滑剤の除電効果を示す図である。 1……テストピース、2……テーブル、3……
ダイヤモンド圧子、4……板バネ、5……歪ゲー
ジ。
図、第2図、第3図はそれぞれ本発明のデイスク
用導電性潤滑剤を塗布したオーデイオデイスクの
出力レベル−周波数特性、第3次歪レベル−周波
数特性を示す図、第4図は本発明のデイスク用導
電性潤滑剤の除電効果を示す図である。 1……テストピース、2……テーブル、3……
ダイヤモンド圧子、4……板バネ、5……歪ゲー
ジ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非イオン系ポリオキシエチレン型アルキルエ
ーテルを主成分とし稀釈溶媒を含むデイスク用導
電性潤滑剤において、上記非イオン系ポリオキシ
エチレン型アルキルエーテルはセチルアルコール
(C16H33OH)にポリオキシエチレンを3〜7モ
ル付加したものであり、さらに上記稀釈溶媒がフ
レオンであることを特徴とするデイスク用導電性
潤滑剤。 2 非イオン系ポリオキシエチレン型アルキルエ
ーテルを主成分とし稀釈溶媒を含むデイスク用導
電性潤滑剤において、上記非イオン系ポリオキシ
エチレン型アルキルエーテルはステアリルアルコ
ール(C18H37OH)にポリオキシエチレンが1〜
7モル付加したものであり、さらに上記稀釈溶媒
がフレオンであることを特徴とするデイスク用導
電性潤滑剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56011893A JPS57125293A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Electrically conductive lubricant for disc |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56011893A JPS57125293A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Electrically conductive lubricant for disc |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57125293A JPS57125293A (en) | 1982-08-04 |
| JPS6156272B2 true JPS6156272B2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=11790403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56011893A Granted JPS57125293A (en) | 1981-01-28 | 1981-01-28 | Electrically conductive lubricant for disc |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57125293A (ja) |
-
1981
- 1981-01-28 JP JP56011893A patent/JPS57125293A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57125293A (en) | 1982-08-04 |
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