JPS6158401B2 - - Google Patents

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JPS6158401B2
JPS6158401B2 JP57046149A JP4614982A JPS6158401B2 JP S6158401 B2 JPS6158401 B2 JP S6158401B2 JP 57046149 A JP57046149 A JP 57046149A JP 4614982 A JP4614982 A JP 4614982A JP S6158401 B2 JPS6158401 B2 JP S6158401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
carbon material
metal
compound
heating
Prior art date
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Expired
Application number
JP57046149A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58167413A (ja
Inventor
Shigeharu Naka
Shinichi Hirano
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は内部に金属又は金属化合物を均一に分
散したカーボン粒子から成るカーボン材料および
その製造法に関するものである。 金属又は金属酸化物とカーボン粉末との混合物
から成るカーボン材料は従来よりトナー、触媒等
に利用されている。この混合物より成るカーボン
材料は比重の小さいカーボン粉末に比重が大きな
鉄粉等の金属を混合するため均一に分散した混合
物を得ることができず、そのためこのような混合
物よりなるカーボン材料をトナーとして用いた場
合、均一な印刷が困難となる欠点があつた。また
カーボンブラツクに金属塩を混合して加熱分解し
カーボンブラツク表面に金属を析出させ触媒とし
て利用することも知られている。しかしながら、
このものは生成した金属が表面で凝集し易く又金
属が活性過ぎるため容易に酸化され触媒活性の低
下する欠点があつた。 本発明はこれらの欠点を解決するためになされ
たものであり、炭化可能な有機化合物と有機金属
化合物の混合物又は液状物を1〜3000Kg/cm2の圧
力下で350〜900℃に加圧加熱することにより内部
に金属又は金属化合物を均一に分散したカーボン
粒子からなるカーボン材料を始めて得たことに基
づくものである。 本発明の構成をさらに詳しく説明すると炭化可
能な有機化合物、すなわち加圧加熱により炭素を
生成するたとえばスチレン、アントラセン、ナフ
タリン、塩化ビニール等の易黒鉛化性有機化合
物、又はジビニルベンゼン、パラターフエニー
ル、ビフエニール、フエノールホルムアルデヒド
等の難黒鉛化性有機化合物のように重合可能なモ
ノマーよりなる炭化可能な有機化合物、具体的に
はスチレン、ジビニルベンゼン等のモノマーある
いは種類の異なつた炭化可能な有機化合物を2種
以上合わせた有機化合物を用い、これに有機金属
化合物、すなわち加圧加熱によつて揮散せず金属
元素を含む固形状の生成物を形成するFe,Co,
Ni,Pt,Rh等の遷移金属元素を含む重合可能な
モノマーより具体的にはビニルフエロセンモノマ
ー、ビニルニツケルセンモノマー、ビニルコバル
トセンモノマーあるいは金属元素が異なる有機金
属化合物の2種以上を組合わせたものを混合して
混合物を調製する。この場合、炭化可能な有機化
合物と有機金属化合物との配合割合は目的に応じ
て任意に選択できるものであるが、一般的にはモ
ル比で10:90〜99.9:0.1好ましくは50:50〜
90:1に混合する。 なお、炭化可能な有機化合物および有機金属化
合物がいずれも常温常圧下で固体である場合に
は、両者をトルエン、ベンゼン、キシレン等の溶
剤に均一に溶解した後、溶剤を除去して混合物と
し又一方が液状である場合には、他方をこれに溶
解して液状物とする。そして金属容器中にこれら
の混合物又は液状物を封入して1〜3000Kg/cm2
ましくは20〜2000Kg/cm2の圧力下で350〜900℃好
ましくは400〜800℃で1〜200分間程度加圧加熱
を行なう。 炭化可能な有機化合物および有機金属化合物が
いずれも重合可能なモノマーである場合には、そ
れらの混合物又は液状物を加圧加熱する前に共重
合して用いる方がより均質な生成物を得ることが
できるため好ましい。なお、加圧加熱する時の雰
囲気としてアルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰
囲気、CO,H2等の還元雰囲気又は窒素雰囲気の
いずれでもよい。 そして、加圧加熱することにより、稠密なカー
ボン粒子内部に金属又は金属化合物が均一に分散
したカーボン材料が得られ、生成するカーボン材
料の形態は、加圧加熱条件、有機金属化合物の割
合によつて変化し球状又はセン毛状あるいは個々
の粒子が連結することにより多面体状、多孔質状
となる。いずれの場合でも金属又は金属化合物が
カーボン粒子内部に20Å〜500Åの大きさで均一
に分散したカーボン材料が得られる。このカーボ
ン材料中のカーボン粒子内の金属化合物の種類
は、加圧加熱時の雰囲気、炭化可能な有機化合物
の種類により影響を受け、たとえば不活性ガス雰
囲気、還元ガス雰囲気下では一般に金属または金
属炭化物が生成するのに対し窒素雰囲気下では金
属元素の種類、加圧加熱条件により金属窒化物も
生成する。 また水の存在下で加圧加熱することにより水が
原料化合物の炭素−炭素結合の切断に作用し、熱
分解で生成する炭化水素の粘性と体積率を変化さ
せ炭化過程における炭素−炭素の結合状態に影響
を及ぼすためカーボンの形状制御が容易となる。
その場合、金属又は金属酸化物がカーボン粒子内
に生成する。また有機金属化合物としてビニルフ
エロセンを用いた場合、炭化可能な有機化合物が
ジビニルベンゼンでは加圧加熱によりセメンタイ
ト(Fe3C)が生成するのに対しスチレンではFe
金属が生成する。 カーボン粒子が球状の場合、そのカーボン粒子
の大きさは加圧加熱条件炭化可能な有機化合物の
種類、割合等により200Åから20μ程度までの範
囲内の粒径のものをつくることができる。そし
て、必要に応じて加圧加熱生成物を酸素含有雰囲
気中で300〜1000℃に1時間程度熱処理すること
により生成カーボンが酸素と反応してCOガスと
して揮散するため多孔質状のカーボン材料を得る
ことができる。たとえば、水の共存下で加圧加熱
して得られたマグネタイトが分散する球状カーボ
ン材料を酸素含有雰囲気中で800℃以下の温度で
熱処理すると、カーボン粒子表面から内部に連通
した開気孔を有する多孔質のマグネタイト含有カ
ーボン球状粒子を得ることができる。 なお、炭化可能な有機化合物と有機金属化合物
を加圧加熱することにより、カーボン粒子内に金
属又は金属化合物が均一に分散生成する理由は、
明確ではないが次のように考えられる。すなわ
ち、加圧加熱により原料化合物の分解、炭素−炭
素結合の生成、カーボン生成と反応が進行する
が、両者を同時に加圧加熱することにより、炭素
−炭素結合が有機化合物と有機金属化合物間に生
成し金属元素をとりこみながらカーボン化がおこ
つてゆくため、均一に分散した金属又は金属化合
物を含むカーボン粒子が生成するものと考えられ
る。 次に本発明の数値範囲の限定理由を述べれば、
加圧加熱時の圧力が1Kg/cm2より低い場合には、
得られるカーボン材料の収率が悪く、3000Kg/cm2
より高い圧力では圧力容器が大型となり高価なも
のとなるため経済的に不利で工業上好ましくな
い。また、300℃より低い温度では炭化が十分に
おこらず、又900℃以上では加熱装置が高価にな
る割には生成物の特性が大きく変化しないからで
ある。 次に本発明を実施例により説明する。 実施例 1 炭化可能な有機化合物としてジビニルベンゼン
又はスチレンと有機金属化合物としてモノビニル
フエロセン、モノビニルニツケルセン、又はモノ
ビニルコバルトセンとを第1表に示す割合で秤量
し、ベンゼンに溶解後ベンゼンを蒸発除去した
後、アルゴンガス中で金カプセルに封入し、水熱
合成装置を用いて1000Kg/cm2の圧力下で300℃に
加熱して2時間共重合を行つた。そして共重合体
を一旦カプセルよりとり出し、次いで第1表に記
載した雰囲気および加圧加熱条件のもとで再びカ
プセル中で加熱加圧を行つて本発明のカーボン材
料を得た。なお、比較例として、ジビニルベンゼ
ンと塩化鉄との混合物を加圧加熱してカーボン材
料を得た。そしてこれらのカーボン材料につい
て、生成炭素の形態、分散粒子の種類、大きさ分
散状態等を比較測定し、結果を第1表に示した。
なお、生成炭素の形態は走査型電子顕微鏡、分散
粒子の種類はX線回折装置、分散粒子の大きさ、
分散状態は電子顕微鏡を用いて観察測定を行つ
た。 そして、試料No.2についての電子顕微鏡写真を
第1図に、又第1図の球状カーボン材料の表面近
傍の電子顕微鏡写真を第2図に示す。第1表およ
び第2図から明らかなように、本発明の方法で得
られるカーボン材料は200Å以下の大きさの金属
又は金属化合物(第2図のAに相当する)がカー
ボン材料中に均一に分散しているのに対し比較例
で得られたものは金属鉄の粒子が1000Å以上の大
きさでカーボン粒子表面に不均一に凝集してい
た。
【表】 実施例 2 実施例1の試料No.7のカーボン材料の一部を
400℃の温度で2時間空気中で熱処理を行つた。
この熱処理により、10重量%の重量減少がみられ
た。そして熱処理前後のカーボン材料について走
査型電子顕微鏡により比較観察を行つた結果、カ
ーボン粒子の大きさはいずれも8μであり粒径の
変化はみられなかつたが熱処理を行つたものはカ
ーボン粒子表面に無数の気孔がみられ、多孔質球
状粒子となつているのが観察された。 この金属ニツケルを含有する多孔質球状粒子の
触媒性能を検討するため比較試料としてカーボン
のみから成る8μの大きさのカーボン粒子表面に
ニツケルを担持したものを用意し共に400℃にお
ける一酸化炭素および水素の混合ガスからメタン
への転化率を測定した結果、本発明の多孔質球状
カーボン粒子を用いたものは95%の転化率が得ら
れたのに対し比較試料を用いたものは約50%であ
つた。 以上述べたように本発明のカーボン材料は、炭
化可能な有機化合物と有機金属化合物とを加圧下
で加熱することにより、カーボン粒子内部に極め
て微細な金属又は金属化合物が均一に分散したも
のであり、又、所要の場合に熱処理をすることに
より、多孔質のカーボ材料も得ることができるも
のであり、得られるカーボン材料はトナー、触媒
又は磁性材料として利用できるものであつて産業
上極めて有用なカーボン材料およびその製造法で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1試料No.2の本発明の鉄分散球
状カーボン材料の走査型電子顕微鏡写真、第2図
は第1図の本発明のカーボン材料の粒子表面近傍
を示す電子顕微鏡写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に金属又は金属化合物を均一に分散した
    カーボン粒子から成ることを特徴とするカーボン
    材料。 2 カーボン粒子が球状である特許請求の範囲第
    1項記載のカーボン材料。 3 金属又は金属化合物の金属元素が遷移金属か
    ら選ばれる少なくとも1つである特許請求の範囲
    第1項又は第2項に記載のカーボン材料。 4 いずれも重合可能なモノマーよりなる炭化可
    能な有機化合物と有機金属化合物の混合物又は液
    状物を1〜3000Kg/cm2の圧力下で350〜900℃に加
    圧加熱することを特徴とするカーボン材料の製造
    法。 5 加圧加熱生成物を酸素含有雰囲気中で熱処理
    を行う特許請求の範囲第4項記載のカーボン材料
    の製造法。 6 炭化可能な有機化合物と有機金属化合物の混
    合物又は液状物を加熱する前に共重合する特許請
    求の範囲第4項記載のカーボン材料の製造法。 7 有機金属化合物の金属元素が遷移金属から選
    ばれる少なくとも1つである特許請求の範囲第4
    項、第5項又は第6項記載のカーボン材料の製造
    法。 8 炭化可能な有機化合物がジビニルベンゼン又
    はスチレンの少なくとも一つであり、有機金属化
    合物がビニルフエロセンモノマーである特許請求
    の範囲第6項又は第7項に記載のカーボン材料の
    製造法。 9 加圧加熱を水の共存下で行なう特許請求の範
    囲第4項乃至第8項のいずれかに記載のカーボン
    材料の製造法。
JP57046149A 1982-03-23 1982-03-23 カーボン材料およびその製造法 Granted JPS58167413A (ja)

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JP2669486B2 (ja) * 1992-07-21 1997-10-27 工業技術院長 強磁性炭素の製造方法
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JP5861206B2 (ja) * 2012-09-27 2016-02-16 独立行政法人国立高等専門学校機構 炭素質複合体の製造方法
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