JPS6159650B2 - - Google Patents
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- JPS6159650B2 JPS6159650B2 JP3582080A JP3582080A JPS6159650B2 JP S6159650 B2 JPS6159650 B2 JP S6159650B2 JP 3582080 A JP3582080 A JP 3582080A JP 3582080 A JP3582080 A JP 3582080A JP S6159650 B2 JPS6159650 B2 JP S6159650B2
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- magnet coil
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/006—Supplying energising or de-energising current; Flux pumps
- H01F6/008—Electric circuit arrangements for energising superconductive electromagnets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、整流型フラツクスポンプ方式で超
電導マグネツトコイルの充電を行う方法の改良に
関する。 超電導マグネツトコイルを永久電流モードで使
用する場合には、当初何らかの手段で上記コイル
に、たとえば数千アンペアもの大電流を強制的に
流す必要がある。超電導マグネツトコイルに上記
大電流を流すために極低温槽を貫通させて径の太
いリード線を設け、このリード線を介して上記コ
イルに外部から強制的に電流を供給することは、
極低温槽内部に外熱を侵入させることになり好ま
しいことではない。このため、一般に鉄心入り電
源変圧器を極低温槽内に配設し、この変圧器を用
いることによつて前記リード線の径を細いものと
し、外熱の導入を少なくして充電を行つている。
このような充電手段の一例として、従来より次に
示す整流型フラツクスポンプ方式が実施されてい
る。 第1図は従来の整流型フラツクスポンプを示す
概略構成図である。図中一点鎖線1で囲まれた部
分は極低温に保持された低温槽であり、この低温
槽1内には鉄心2に巻回された一次巻線3及び中
点タツプを有した二次巻線4からなる鉄心入り電
源変圧器5が収容されている。上記各巻線3,4
はそれぞれ超電導線からなるもので、一次巻線3
は極低温槽1の外部に設けられた印加電圧波形制
御器6に接続されている。また、二次巻線4の中
点タツプは超電導マグネツトコイル7の一端に接
続されている。このコイル7の他端は電流反転検
出器8a及びスイツチ9aを介して前記二次巻線
4の一端に接続されると共に、電流反転検出器8
b及びスイツチ9bを介して前記二次巻線4の他
端に接続されている。また、上記電流反転検出器
8a,8bの各検出信号はそれぞれ前記印加電圧
波形制御器6に与えられ、この制御器6からの指
令信号はそれぞれ上記スイツチ9a,9bに与え
られる。そして、前記一次巻線3には第2図に示
す如く第1の充電サイクル期間T1において正、
零、負、零、正、零で、第2の充電サイクル期間
T2において負、零、正、零、負、零となる電圧
P1が印加される。これらの第1及び第2の充電サ
イクル期間T1,T2が交互に繰り返されることに
よつて超電導マグネツトコイル7がいわゆる充電
される。 すなわち、いま前記スイツチ9aがOFFで前
記スイツチ9bがONの状態で第1の充電サイク
ルが開始されたものとする。まず、第2図に示す
如く第1の充電サイクル期間T1の開始時刻t1で一
次巻線3へ同図にP1で示す如く正のパルス電圧+
E1(矢印A方向)が印加されると、同巻線3に
は矢印A方向に電流R1が流れ、この一次電流R1
は一定の割合で増加する。このため、二次巻線4
の二次誘起電圧Q1は第2図に示す如く+α1
(矢印B方向)となる。したがつて、超電導マグ
ネツトコイル7及びスイツチ9bを含む閉ループ
に矢印C方向に電流が流れ、コイル7は充電され
ることになる。鉄心2が未だ飽和していない状態
の時刻t2で一次印加電圧P1を零にすると、一次電
流R1が一定値を保持するため二次誘起電圧Q1は
零となる。そして、前記印加電圧波形制御器6に
予めセツトされたプログラムに従つて時刻t3でス
イツチ9aをONにすると共に一次印加電圧P1を
−E2にすると、二次誘起電圧Q1が−α2(矢印
B逆方向)となりスイツチ9a,9bを含む閉ル
ープに矢印D方向の短絡電流が流れる。この過程
で前記マグネツトコイル7の充電電流S1は僅かに
減少する。矢印D方向の電流が前記時刻t2におけ
る充電電流S1より僅かに大きくなつた時点で前記
検出器8bは電流反転検出信号を出力する。この
検出信号により時刻t4は一次印加電圧P1は零とな
りスイツチ9bはOFFされる。この場合には、
マグネツトコイル7を流れる充電電流S1はスイツ
チ9aを含む矢印E方向となる。 次に、時刻t5で一次印加電圧P1を再び+E1にす
ると、二次誘起電圧Q1は+α1で矢印B方向と
なるため、マグネツトコイル7の充電電流S1は一
定の割合で減少する。即ち、コイル7は放電する
ことになる。そして、鉄心2が飽和する時刻t6で
二次誘起電圧Q1は急激に減少し零となる。これ
により、コイル7の充電電流S1の減少、つまり放
電は停止される。また、上記時刻t6で一次印加電
圧P1を零に保持する。以上が第1の充電サイクル
であり、第2の充電サイクルは第1の充電サイク
ルの終了時刻t7より一次印加電圧P1を第1の充電
サイクルの場合と逆極性にして行う。かくして、
超電導マグネツトコイル7の充電電流S1は累積的
に増加することになる。 ところが、このような従来方法では鉄心入り電
源変圧器5を用いるため、鉄心2の飽和磁束を考
慮し第1及び第2の充電サイクル期間T1,T2に
放電させる時間を設定しなければならない。この
ため、超電導マグネツトコイル7の充電時間が長
くなり、また同コイル7の充電操作が非常に複雑
になる等の問題があつた。さらに、鉄心2を用い
るため、ヒステリシスロスが生じたり装置全体の
大型化を招く等の欠点があつた。 本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、変圧器に鉄心を用いる
ことなく、ヒステリシスロスの発生や装置全体の
大型化を招くことなく簡易な操作で充電を行い得
る超電導マグネツトコイルの充電方法を提供する
ことにある。 即ち、本発明は空心超電導変圧器を用いて、超
電導マグネツトコイルを理想的な形に近い操作で
充電することによつて上記目的を達成したもので
ある。 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第3図は本発明方法を適用した整流形フ
ラツクスポンプの一例を示す概略構成図である。
なお、第1図と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。この実施例は従来の鉄
心入り電源変圧器5の代りに空心超電導変圧器1
0を用いたもので、その他の構成は第1図のもの
と全く同様である。 いま、スイツチ9aがOFFでスイツチ9bが
ONの状態にあるものとし、第4図に示す如く一
次印加電圧P2を第1の充電サイクル期間T1で
正、零、負、零とし、第2の充電サイクル期間
T2で負、零、正、零としてこれら第1及び第2
の充電サイクルを交互に繰り返す。まず、第1の
充電サイクル期間T1の始まりの時刻t1で一次巻線
3へ同図にP2で示す如く正のパルス電圧+E1
(矢印A方向)を印加すると、一次電流R2が一定
の割合で増加し二次誘起電圧Q2は+α1(矢印
B方向)となる。この場合、スイツチ9aが
OFFでスイツチ9bがONであるため、超電導マ
グネツトコイル7及びスイツチ9bを含む閉ルー
プに矢印C方向の電流が流れ、この電流が一定の
割合で増加する。したがつて、超電導マグネツト
コイル7の充電電流S2は零から一定の割合で増加
する。そして、前記印加電圧波形制御器6に予め
セツトされたプログラムに従つて時刻t2で一次印
加電圧P2を零にすると共にスイツチ9aをONに
したのち、時刻t3で一次印加電圧P2を−E2とす
る。なお、期間t2−t3はクライオストロンと称さ
れる超電導スイツチからなるスイツチ9aが常電
導から超電導になるまでの時間である。期間t2−
t3では一次電流R2は一定値、二次誘起電圧Q2は零
であるため、超電導マグネツトコイル7の充電電
流は一定となる。一次印加電圧P2が時刻t3で−E2
となると一次電流R2は一定の割合で減少し二次
誘起電圧Q2は−α2となる。この場合、前記各
スイツチ9a,9bが共にONであるため、スイ
ツチ9a,9bを含む閉ループに矢印D方向に短
絡電流が流れる。そして、この短絡電流が時刻t2
における充電電流S2より僅に大きくなつたとき、
電流反転検出器8bが電流反転検出信号を出力す
る。この検出信号により時刻t4でスイツチ9bが
OFFされると共に一次印加電圧P2が零となる。
なお、前記期間t3−t4で超電導マグネツトコイル
7の充電電流S2は僅かながら減少する。また、時
刻t4以後はコイル7の充電電流S2はスイツチ9a
を含む閉ループを矢印E方向に流れることにな
る。そして、スイツチ9bは時刻t5で完全に常電
導転移する。以上が第1の充電サイクルである。 次に、第1の充電サイクル期間T1の最終時刻t5
で第2の充電サイクルを開始する。即ち、第2の
充電サイクル期間T2の最初の時刻t5で一次印加電
圧P2を−E1にすると、一次電流R2は一定の割合
で減少し二次誘起電圧Q2は−α1(矢印B逆方
向)となる。この場合スイツチ9aがONでスイ
ツチ9bがOFFであるため、上記電圧−α1に
よる電流は超電導マグネツトコイル7及びスイツ
チ9aを含む閉ループに矢印E方向に流れる。し
たがつて、超電導マグネツトコイル7の充電電流
S2は一定の割合で増加する。そして、時刻t6で一
次印加電圧P2を零にすると共にスイツチ9bを
ONにしたのち時刻t7で一次印加電圧P2を+E2と
する。これにより、スイツチ9a,9bを含む閉
ループに矢印D方向の短絡電流が流れ、この短絡
電流が前記時刻t6の充電電流S2より僅かに大きく
なるとき前記検出器8aが電流反転検出信号を出
力する。この検出信号により時刻t8でスイツチ9
aがOFFされると共に、一次印加電圧P2が零に
保持される。そして、スイツチ9aが常電導転移
する時間経過した時刻t9で第2の充電サイクル期
間T2は終了する。かくして、第1及び第2の充
電サイクルを交互に繰り返えすことによつて、超
電導マグネツトコイル7の充電電流S2は累積的に
増加することになり、ここにコイル7の充電がな
される。なお、超電導マグネツトコイル7の放電
は一次印加電圧P2を逆極性とし上記した操作の逆
操作を行うことによつてなされる。 このように本発明によれば、空心超電導変圧器
10を用いて上述した方法により超電導マグネツ
トコイル7の充放電を行うようにしている。そし
て、理想的に近い形で充放電を行い得るため、鉄
心等の飽和磁束を考慮することなく、充放電操作
の大幅な簡略化をはかり得ると云う効果を奏す
る。また、鉄心を用いないことからヒステリシス
ロスをなくし、且つ装置全体の重量を軽減すなわ
ち小型化をはかり得る等の利点がある。さらに、
装置構成は変圧器を換えるのみで従来のものとほ
とんど同様でよいため、実施に際し非常に好都合
である。 なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記空心超電導変圧器は一
次巻線をトロイダル状に巻回し、二次巻線をこの
トロイダル巻線上に巻回するようにしてもよい。
また、前記一次電圧の大きさや印加時間等は、超
電導マグネツトコイルの仕様に応じて適宜定めれ
ばよいのは勿論のことである。さらに、上記印加
時間はカウンタやCR積分器等により設定すれば
よいものである。その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
電導マグネツトコイルの充電を行う方法の改良に
関する。 超電導マグネツトコイルを永久電流モードで使
用する場合には、当初何らかの手段で上記コイル
に、たとえば数千アンペアもの大電流を強制的に
流す必要がある。超電導マグネツトコイルに上記
大電流を流すために極低温槽を貫通させて径の太
いリード線を設け、このリード線を介して上記コ
イルに外部から強制的に電流を供給することは、
極低温槽内部に外熱を侵入させることになり好ま
しいことではない。このため、一般に鉄心入り電
源変圧器を極低温槽内に配設し、この変圧器を用
いることによつて前記リード線の径を細いものと
し、外熱の導入を少なくして充電を行つている。
このような充電手段の一例として、従来より次に
示す整流型フラツクスポンプ方式が実施されてい
る。 第1図は従来の整流型フラツクスポンプを示す
概略構成図である。図中一点鎖線1で囲まれた部
分は極低温に保持された低温槽であり、この低温
槽1内には鉄心2に巻回された一次巻線3及び中
点タツプを有した二次巻線4からなる鉄心入り電
源変圧器5が収容されている。上記各巻線3,4
はそれぞれ超電導線からなるもので、一次巻線3
は極低温槽1の外部に設けられた印加電圧波形制
御器6に接続されている。また、二次巻線4の中
点タツプは超電導マグネツトコイル7の一端に接
続されている。このコイル7の他端は電流反転検
出器8a及びスイツチ9aを介して前記二次巻線
4の一端に接続されると共に、電流反転検出器8
b及びスイツチ9bを介して前記二次巻線4の他
端に接続されている。また、上記電流反転検出器
8a,8bの各検出信号はそれぞれ前記印加電圧
波形制御器6に与えられ、この制御器6からの指
令信号はそれぞれ上記スイツチ9a,9bに与え
られる。そして、前記一次巻線3には第2図に示
す如く第1の充電サイクル期間T1において正、
零、負、零、正、零で、第2の充電サイクル期間
T2において負、零、正、零、負、零となる電圧
P1が印加される。これらの第1及び第2の充電サ
イクル期間T1,T2が交互に繰り返されることに
よつて超電導マグネツトコイル7がいわゆる充電
される。 すなわち、いま前記スイツチ9aがOFFで前
記スイツチ9bがONの状態で第1の充電サイク
ルが開始されたものとする。まず、第2図に示す
如く第1の充電サイクル期間T1の開始時刻t1で一
次巻線3へ同図にP1で示す如く正のパルス電圧+
E1(矢印A方向)が印加されると、同巻線3に
は矢印A方向に電流R1が流れ、この一次電流R1
は一定の割合で増加する。このため、二次巻線4
の二次誘起電圧Q1は第2図に示す如く+α1
(矢印B方向)となる。したがつて、超電導マグ
ネツトコイル7及びスイツチ9bを含む閉ループ
に矢印C方向に電流が流れ、コイル7は充電され
ることになる。鉄心2が未だ飽和していない状態
の時刻t2で一次印加電圧P1を零にすると、一次電
流R1が一定値を保持するため二次誘起電圧Q1は
零となる。そして、前記印加電圧波形制御器6に
予めセツトされたプログラムに従つて時刻t3でス
イツチ9aをONにすると共に一次印加電圧P1を
−E2にすると、二次誘起電圧Q1が−α2(矢印
B逆方向)となりスイツチ9a,9bを含む閉ル
ープに矢印D方向の短絡電流が流れる。この過程
で前記マグネツトコイル7の充電電流S1は僅かに
減少する。矢印D方向の電流が前記時刻t2におけ
る充電電流S1より僅かに大きくなつた時点で前記
検出器8bは電流反転検出信号を出力する。この
検出信号により時刻t4は一次印加電圧P1は零とな
りスイツチ9bはOFFされる。この場合には、
マグネツトコイル7を流れる充電電流S1はスイツ
チ9aを含む矢印E方向となる。 次に、時刻t5で一次印加電圧P1を再び+E1にす
ると、二次誘起電圧Q1は+α1で矢印B方向と
なるため、マグネツトコイル7の充電電流S1は一
定の割合で減少する。即ち、コイル7は放電する
ことになる。そして、鉄心2が飽和する時刻t6で
二次誘起電圧Q1は急激に減少し零となる。これ
により、コイル7の充電電流S1の減少、つまり放
電は停止される。また、上記時刻t6で一次印加電
圧P1を零に保持する。以上が第1の充電サイクル
であり、第2の充電サイクルは第1の充電サイク
ルの終了時刻t7より一次印加電圧P1を第1の充電
サイクルの場合と逆極性にして行う。かくして、
超電導マグネツトコイル7の充電電流S1は累積的
に増加することになる。 ところが、このような従来方法では鉄心入り電
源変圧器5を用いるため、鉄心2の飽和磁束を考
慮し第1及び第2の充電サイクル期間T1,T2に
放電させる時間を設定しなければならない。この
ため、超電導マグネツトコイル7の充電時間が長
くなり、また同コイル7の充電操作が非常に複雑
になる等の問題があつた。さらに、鉄心2を用い
るため、ヒステリシスロスが生じたり装置全体の
大型化を招く等の欠点があつた。 本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、変圧器に鉄心を用いる
ことなく、ヒステリシスロスの発生や装置全体の
大型化を招くことなく簡易な操作で充電を行い得
る超電導マグネツトコイルの充電方法を提供する
ことにある。 即ち、本発明は空心超電導変圧器を用いて、超
電導マグネツトコイルを理想的な形に近い操作で
充電することによつて上記目的を達成したもので
ある。 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第3図は本発明方法を適用した整流形フ
ラツクスポンプの一例を示す概略構成図である。
なお、第1図と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。この実施例は従来の鉄
心入り電源変圧器5の代りに空心超電導変圧器1
0を用いたもので、その他の構成は第1図のもの
と全く同様である。 いま、スイツチ9aがOFFでスイツチ9bが
ONの状態にあるものとし、第4図に示す如く一
次印加電圧P2を第1の充電サイクル期間T1で
正、零、負、零とし、第2の充電サイクル期間
T2で負、零、正、零としてこれら第1及び第2
の充電サイクルを交互に繰り返す。まず、第1の
充電サイクル期間T1の始まりの時刻t1で一次巻線
3へ同図にP2で示す如く正のパルス電圧+E1
(矢印A方向)を印加すると、一次電流R2が一定
の割合で増加し二次誘起電圧Q2は+α1(矢印
B方向)となる。この場合、スイツチ9aが
OFFでスイツチ9bがONであるため、超電導マ
グネツトコイル7及びスイツチ9bを含む閉ルー
プに矢印C方向の電流が流れ、この電流が一定の
割合で増加する。したがつて、超電導マグネツト
コイル7の充電電流S2は零から一定の割合で増加
する。そして、前記印加電圧波形制御器6に予め
セツトされたプログラムに従つて時刻t2で一次印
加電圧P2を零にすると共にスイツチ9aをONに
したのち、時刻t3で一次印加電圧P2を−E2とす
る。なお、期間t2−t3はクライオストロンと称さ
れる超電導スイツチからなるスイツチ9aが常電
導から超電導になるまでの時間である。期間t2−
t3では一次電流R2は一定値、二次誘起電圧Q2は零
であるため、超電導マグネツトコイル7の充電電
流は一定となる。一次印加電圧P2が時刻t3で−E2
となると一次電流R2は一定の割合で減少し二次
誘起電圧Q2は−α2となる。この場合、前記各
スイツチ9a,9bが共にONであるため、スイ
ツチ9a,9bを含む閉ループに矢印D方向に短
絡電流が流れる。そして、この短絡電流が時刻t2
における充電電流S2より僅に大きくなつたとき、
電流反転検出器8bが電流反転検出信号を出力す
る。この検出信号により時刻t4でスイツチ9bが
OFFされると共に一次印加電圧P2が零となる。
なお、前記期間t3−t4で超電導マグネツトコイル
7の充電電流S2は僅かながら減少する。また、時
刻t4以後はコイル7の充電電流S2はスイツチ9a
を含む閉ループを矢印E方向に流れることにな
る。そして、スイツチ9bは時刻t5で完全に常電
導転移する。以上が第1の充電サイクルである。 次に、第1の充電サイクル期間T1の最終時刻t5
で第2の充電サイクルを開始する。即ち、第2の
充電サイクル期間T2の最初の時刻t5で一次印加電
圧P2を−E1にすると、一次電流R2は一定の割合
で減少し二次誘起電圧Q2は−α1(矢印B逆方
向)となる。この場合スイツチ9aがONでスイ
ツチ9bがOFFであるため、上記電圧−α1に
よる電流は超電導マグネツトコイル7及びスイツ
チ9aを含む閉ループに矢印E方向に流れる。し
たがつて、超電導マグネツトコイル7の充電電流
S2は一定の割合で増加する。そして、時刻t6で一
次印加電圧P2を零にすると共にスイツチ9bを
ONにしたのち時刻t7で一次印加電圧P2を+E2と
する。これにより、スイツチ9a,9bを含む閉
ループに矢印D方向の短絡電流が流れ、この短絡
電流が前記時刻t6の充電電流S2より僅かに大きく
なるとき前記検出器8aが電流反転検出信号を出
力する。この検出信号により時刻t8でスイツチ9
aがOFFされると共に、一次印加電圧P2が零に
保持される。そして、スイツチ9aが常電導転移
する時間経過した時刻t9で第2の充電サイクル期
間T2は終了する。かくして、第1及び第2の充
電サイクルを交互に繰り返えすことによつて、超
電導マグネツトコイル7の充電電流S2は累積的に
増加することになり、ここにコイル7の充電がな
される。なお、超電導マグネツトコイル7の放電
は一次印加電圧P2を逆極性とし上記した操作の逆
操作を行うことによつてなされる。 このように本発明によれば、空心超電導変圧器
10を用いて上述した方法により超電導マグネツ
トコイル7の充放電を行うようにしている。そし
て、理想的に近い形で充放電を行い得るため、鉄
心等の飽和磁束を考慮することなく、充放電操作
の大幅な簡略化をはかり得ると云う効果を奏す
る。また、鉄心を用いないことからヒステリシス
ロスをなくし、且つ装置全体の重量を軽減すなわ
ち小型化をはかり得る等の利点がある。さらに、
装置構成は変圧器を換えるのみで従来のものとほ
とんど同様でよいため、実施に際し非常に好都合
である。 なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記空心超電導変圧器は一
次巻線をトロイダル状に巻回し、二次巻線をこの
トロイダル巻線上に巻回するようにしてもよい。
また、前記一次電圧の大きさや印加時間等は、超
電導マグネツトコイルの仕様に応じて適宜定めれ
ばよいのは勿論のことである。さらに、上記印加
時間はカウンタやCR積分器等により設定すれば
よいものである。その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
第1図は従来方法を採用した整流型フラツクス
ポンプを示す概略構成図、第2図は同方法による
充電時の作用を説明するための信号波形図、第3
図は本発明方法を適用した一実施例として整流型
フラツクスポンプを示す概略構成図、第4図は同
実施例の作用を説明するための信号波形図であ
る。 1……低温槽、2……鉄心、3……一次巻線、
4……二次巻線、5……電源変圧器、6……印加
電圧波形制御器、7……超電導マグネツトコイ
ル、8a,8b……電流反転検出器、9a,9b
……スイツチ、10……空心超電導変圧器。
ポンプを示す概略構成図、第2図は同方法による
充電時の作用を説明するための信号波形図、第3
図は本発明方法を適用した一実施例として整流型
フラツクスポンプを示す概略構成図、第4図は同
実施例の作用を説明するための信号波形図であ
る。 1……低温槽、2……鉄心、3……一次巻線、
4……二次巻線、5……電源変圧器、6……印加
電圧波形制御器、7……超電導マグネツトコイ
ル、8a,8b……電流反転検出器、9a,9b
……スイツチ、10……空心超電導変圧器。
Claims (1)
- 1 超低温に保持された空心超電導変圧器の二次
巻線中点に超電導マグネツトコイルの一端を接続
し、上記二次巻線の両端をそれぞれスイツチ及び
電流反転検出器を介して前記マグネツトコイルの
他端に接続し、電流反転検出時前記スイツチをオ
ン・オフさせて第1の充電サイクルと第2の充電
サイクルとを交互に繰り返し前記マグネツトコイ
ルを累積的に充電する手段と、前記空心超電導変
圧器の一次巻線の印加電圧を上記第1の充電サイ
クル期間に正、零、負、零の順に、前記第2の充
電サイクル期間に負、零、正、零の順に変化させ
て前記マグネツトコイルの充電を制御する手段と
を結合して前記マグネツトコイルの充電を行うよ
うにしたことを特徴とする超電導マグネツトコイ
ルの充電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3582080A JPS56133802A (en) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | Charge for superconductive magnet coil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3582080A JPS56133802A (en) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | Charge for superconductive magnet coil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56133802A JPS56133802A (en) | 1981-10-20 |
| JPS6159650B2 true JPS6159650B2 (ja) | 1986-12-17 |
Family
ID=12452576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3582080A Granted JPS56133802A (en) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | Charge for superconductive magnet coil |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56133802A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100440701C (zh) * | 2003-06-24 | 2008-12-03 | 中国科学院电工研究所 | 一种用于超导磁体充放电的电流调节器 |
| CN100571004C (zh) | 2005-06-01 | 2009-12-16 | 中国科学院电工研究所 | 一种超导磁体充放电电流调节器的控制方法 |
| JP6214834B2 (ja) | 2015-11-09 | 2017-10-18 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
-
1980
- 1980-03-21 JP JP3582080A patent/JPS56133802A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56133802A (en) | 1981-10-20 |
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