JPS6172049A - 熱可塑性弾性体組成物 - Google Patents

熱可塑性弾性体組成物

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JPS6172049A
JPS6172049A JP19261784A JP19261784A JPS6172049A JP S6172049 A JPS6172049 A JP S6172049A JP 19261784 A JP19261784 A JP 19261784A JP 19261784 A JP19261784 A JP 19261784A JP S6172049 A JPS6172049 A JP S6172049A
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JP
Japan
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weight
block copolymer
parts
weather resistance
composition
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Application number
JP19261784A
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English (en)
Inventor
Akihiro Miyata
宮田 明広
Tsutomu Teraoka
勉 寺岡
Osamu Teranaka
寺中 修
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NIPPON ERASUTOMAA KK
Original Assignee
NIPPON ERASUTOMAA KK
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は耐候性の優れた熱可塑性弾性体組成物に関する
更に詳しくは、ビニル芳香族炭化水素と共役ジエンとの
ブロック共重合体(以下TRと略す)に、限定されたプ
ロセスオイル、耐候性改良剤、二酸化チタンを配合して
なる、屋外曝露時の耐変色性、耐亀裂性、物理特性保持
性に優れた熱可塑性弾性体組成物に関する。
[従来の技術] 周知の様にTRは、室温下においては加硫することなく
良好なゴム弾性を示し、高温下では一般の熱可塑性樹脂
同様の流動性を示すため通常のプラスチック用成形機で
容易に成形できるという特徴を有している。
これらは単独でも種々の用途に使用され得るが、多くの
場合他の改質材或は被改質材との組成物として使用され
ている。
用途の一例を挙げると、樹脂改質、アスファルト改質、
粘接着剤、履物、各種成形物品、その他工業用品、雑、
貨等がある。
ここで、TRを基体ポリマーとした履物、特に靴底材は
通常THにプロセスオイル、ポリスチレンの如き改質樹
脂、充填剤、顔料、更に場合によっては他の改質材や老
化防止剤等を配合し、然る後射出成形機等によって任意
の形状に成形し製品化される。
かくして得られた履物は優れたゴム弾性、耐スリップ性
、耐寒性を有し、かつ、軽量、美麗という多くの特長を
有し、広く一般に利用されている。
しかし、その耐候性については他の靴底用ゴムである加
硫ゴム、ポリウレタン、ポリ塩化ビニルと比較して必ず
しも満足できる領域にC±達してl、Xない、即ち、T
R組成物からなる履物を屋外や室内照明光下で長時間放
置した場合、有害な着色、皺、亀裂及び伸び、強度等物
理特性の低下とl、Xつた現象が時として見られる。
その対策として、例えば特公昭49−4547号公報に
は放射状TRに飽和ポリマーであるポリプロピレンをブ
レンドすることによってオゾンに対する抵抗性を改良す
る方法について開示されてl、Xる。しかしながら、こ
の方法ではTRとポリプロピレンの相溶性が悪いため得
られた組成物の物理的特性力く著しく低下すると言え問
題を同時に生じる。また、特公昭5B−50740号公
報ではゴム状物質に特定のプロセスオイルを配合するこ
とによって色安定性の優れた組成物を提供する方法につ
む)て開示されているが、ここでは劣化による物性低下
や耐亀裂性はほとんど改良されない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記の点に鑑み耐変色性、耐亀裂性、優れた物
理特性、保持特性等を同時に満足するTR組成物を提供
するためになされたものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用J本発明者らは
、THに限定されたプロセスオイルと限定された耐候性
改良剤を同時に配合することによって、その目的が達成
されることを見い出し、先に出願した(特願昭58−2
18348号)。
本発明のその後の検討により、THに特定のプロセスオ
イルと耐候性改良剤を配合するほか、更に特定の二酸化
チタンを配合する°ことによって、より高い水準の耐候
性が達成できることを見い出したことに基きなされたも
のである。
即ち、本発明は、 (a)少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主体とす
る重合体ブロックAと、少なくとも1個の共役ジエン化
合物を主体とする重合体ブロックBとからなるブロック
共重合体100重量部と、(b)ナフテン系又はパラフ
ィン系プロセスオイルlO〜200重帯部よりなる熱可
塑性弾性体組成物に、該ブロック共重合体100重量部
に対して、(c)紫外線吸収剤及び/又は先安゛定剤か
らなる耐候性改良剤の少なくとも1種0.1〜2重量部
と、 (d)ルチル型二酸化チタン1〜80重量部とを配合し
てなる優れた耐候性を有するTR組成物を提供するもの
である・ 本発明において、ブロック共重合体とプロセスオイルの
組成物は公知である。またプロセスオイルを限定するこ
とによって光存在下での組成物の着色性を改良できるこ
とも特公昭5B−50740号公報により知られている
が、この場合、物性保持性及び耐亀裂性の改良に関して
は殆ど無力である。特願昭58−2113348は、特
公昭5G−50740記載のプロセスオイルを更に限定
し、その上に特定の耐候性改良剤を配合した組成物に関
する。これによって、組成物の着色性、物性保持性、耐
亀裂性が顕著に向上する。
しかしながら、所望の優れた耐候性を達成するためには
高価な耐候性改良剤を比較的多量に使用しなければなら
ず、しかも得られた耐候性そのものも単なるブロック共
重合体とプロセスオイルとの組成物に比較しては格段に
改良されているものの、使用量の割には今一つ満足のい
くものではなかった。
本発明はこれら3成分系にルチル型の二酸化チタンを配
合することによって耐候性を更に改良しようとするもの
である。
二酸化チタンはアナターゼ型とルチル型に大別できるが
、一般にルチル型の方がアナターゼ型より耐候性に優れ
るとされている。しかし、単にブロック共重合体にルチ
ル型二酸化チタンを配合しても配合物の耐候性は殆ど改
良されない。
本発明の優れた耐候性はルチル型二酸化チタンと限定さ
れたプロセスオイル及び耐候性改良剤が同時に存在する
ことによって初めて達成できるものである。
本発明の組成物は特願昭58−216348記載の組成
物に比し、更に改良された耐候性を有するものである。
同時に、高価な耐候性改良剤の使用量が比較的少量が済
む或いは使用し得るプロセスオイル、耐候性改良剤の選
択出来る種類が増加する等のメリットを有するものであ
る。
以下に本発明の詳細な説明する。゛ 本発明の主要構成成分である熱可塑性弾性体は少なくと
も1個のビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロッ
クAと、少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とす
る重合体ブロックBとからなるブロック共重合体である
各ブロックの結合態様は一例として以下の一般式の如く
表わされるがこれらに限定されるものではない。
一般式 A−+″B −A ) n−1、(A −B 
) n(A−B升、IX。
ここに、Aはビニル芳香族炭化水素重合体ブロック、B
は共役ジエン重合体ブロックを表わす、nは2〜5の整
数、層は2〜20の整数を表わす、またXは多官能性カ
ップリング剤の残基を示すものである。
Aブロックを構成するビニル芳香族炭化水素としては、
例えばスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチ
レン、p−tart−ブチルスチレン等が挙げられるが
、スチレン及びp−メチルスチレンが特に好ましい、こ
れらは単独で用いられても、2種以上を組合せて用いら
れてもよい、また、Bブロックを構成する共役ジエン化
合物としては、例えば1.3−ブタジェン、イソプレン
、1.3−ペンタジェン、2,3−ジメチル−1,3−
ブタジェン等が挙げられるが、ブタジェン及びイソプレ
ンが特に好ましい。これらは単独で用いられても、2種
類以上を組合わせて用いられてもよい、また、共役ジエ
ン重合体ブロックとしての機能を著しく損なわない限り
、他の共重合可能な化合物を含んでいてもさしつかえな
い。
多官能性カップリング剤としては、ジブロムエタン、四
塩化ケイ素の如きポリハライド、酢酸エチル、アジピン
酸ジエチル、テレフタル酸ジメチルの如きモノエステル
、及びポリエステル、エポキシ化1.2ポリブタジエン
、エポキシ化亜麻仁油の如きポリエポキサイド、ジビニ
ルベンゼンの如きポリビニル芳香族化合物、トルエンジ
イソシアネートの如きポリイソシアネート、その他ポリ
イミン、ポリアルデヒド、ポリケトン、ポリアンl−イ
ドライド等に該当する種々の化合物が使用できる。
ブロック共重合体の分子構造は前記一般式の如く、直鎖
状、分岐状、放射状またはこれらが任意に混合した構造
等いずれであっても良い。ブロック共重合体総量に対し
て30%以下であればA−B型のジブロック共重合体が
含まれていてもさしつかえない、また、ブロック共重合
体製造過程で生成する可能性のあるAブロックホモポリ
マーは、ブロック共重合体総量の15%以下であれば混
入してもさしつかえない。
本発明のブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素含
量は10〜60重量%の範囲にあることが特に好ましい
、 10重量%未満では機械的強度に乏しく、80重量
%を越えるとゴム弾性が著しく低下するため特殊な用途
以外には好ましくない。更に好ましいビニル芳香族炭化
水素含量は20〜50重量%の範囲にある。
また、該ブロック共重合体のゲル浸透クロマトグラフィ
ーによって求められた標準ポリスチレン換算の数平均分
子量は5oooo〜300000の範囲にあることが望
ましい、更に、ブロック共重合体中の共役ジエンブロッ
クがポリブタジェンである場合のミクロ構造は、 1.
2ビニル含量が8〜45%の範囲にあることが望ましい
、これは赤外分光々度肝を用い、ハンプトンの方法(A
nalytical chew。
21、943. (1943) )によって測定される
該ブロック9共重合体の製造方法としては、例えば特公
昭3B−19288号公報、特公昭48−381357
号公報、特公昭48−2423号公報、特公昭48−4
108号公報等に記載された方法が挙げられる。即ち、
不活性炭化水素溶媒中、アニオン重合開始剤として有機
リチウム化合物を用いてビニル芳香族炭化水素と共役ジ
エンとを共重合するものである。
不活性炭化水素溶媒としては、シクロヘキサン、ベンゼ
ンが好ましく用いられるが、他にn−ペンタン、n−へ
キサン、イソオクタン、トルエン、キシレン等が使用で
きる。
また、有機リチウム化合物としては、n−ブチルリチウ
ム、S−ブチルリチウムが好ましく用いられるが他に、
エチルリチウム、n−プロピルリチウム、n−テシルリ
チウム、フェニルリチウム、2−ナフチルリチウム、4
−ブチルフェニルリチウム、シクロヘキシルリチウム等
が使用できる。
単量体の反応速度を高めるために、重合に先立って不活
性溶媒中に少量のエーテル、第三級アミン等を共存させ
ておいても良い。
ブロック共重合体製造の一例として以下の如き方法があ
る。
不活性炭化水素溶媒中、有機リチウム化合物を用い、第
一段としてのビニル芳香族炭化水素単量体を反応せしめ
、反応終了後系内に第二段としての共役ジエン単量体を
添加反応してジブロック型ポリマーを形成し、更に第三
段としてビニル芳香族炭化水素単量体を添加反応して線
状のA−B −A型ブロック共重合体を得る方法、或い
は第二段以降の反応を繰り返して線状のA (B  A
 ) n −1型マルチブロック共重合体を得る方法。
上記方法において、第二段としてビニル芳香族炭化水素
単量体と共役ジエン化合物単量体を同時に系内に添加し
て所謂テーパ一部を有するA−B−A型ブロック共重合
体を得る方法、或いは第二段の反応を繰り返すことによ
ってテーパ一部を含有するマルチブロック共重合体を得
る方法。
第二段として共役ジエンを添加反応した後、前記多官能
性カップリング剤で処理し、分岐状、または放射状ブロ
ック共重合体を得る方法。
第一段としてビニル芳香族炭化水素単量体と共役ジエン
単量体の混合物を反応し、少なくともこの操作を2回以
上繰り返して線状の(B−A)n型ブロツク共重合体を
得る方法。
本発明においては、いかなる重合法で得られたものであ
っても使用可能である。
本発明の組成物を構成するプロセスオイルは、石油分留
生成物を溶剤改質、水素化改質等当業界周知の方法で高
度に精製して得られるナフテン系オイル、またはパラフ
ィン系オイルを言う。
なかでも、波長280nmでの紫外線吸光度が実質的に
0.10以下であり、かつ40℃における動粘度が10
0cst以下であるものが特に好ましい。
一般に、石油系プロセスオイル中には多環芳香族炭化水
素誘導体と推定される微量の光汚染物質が含まれている
。これらは光不存在下では無色透明に近い外観を呈する
が、醜素存在下、日光又は室内照明光の如き光線にさら
されることによって容易に黄色ないしは褐色の発色物質
に変化する性質を有している。また、これらのプロセス
オイルが前記ブロック共重合体の組成物として存在する
時には着色のみならず、ブロック共重合体の著しい劣化
をも招く。
該光汚染物質は波長2Hnieの紫外線吸光度を測定す
ることによって予め定性的にその存在を知ることができ
る。(日本ゴム協会誌、第43巻、第3号)測定は供試
オイル50鵬gをシクロヘキサンに溶解し全体を100
層見としたものと純シクロヘキ先ンを夫々石英セルに満
たし、紫外分光光度計を用いて実施される。波長2Bo
n厘における両者の吸光度差が供試オイルの吸光度とな
る・ 紫外線吸光度が0.10を越えるプロセスオイJしを用
いて調製されたオイル/ブロック共重合体組成物は光曝
露以前には無色透明であっても、光の照射によって容易
に着色するばかりでなく亀裂の発生や物理特性の著しい
低下を同時に招く。
またプロセスオイルの紫外線吸光度が0.1O以下であ
っても40℃における動粘度が100cstを越える場
合にはブリードが激しく本発明の組成物を構成するには
好ましくない、より好ましい動粘度は20〜80cs 
tの範囲にある。
動粘度はJIS K−2283に基づきキャノンフェン
スケ型粘度管を用いて測定される。
本発明のプロセスオイルの他の一般的性状としてn−d
−M法(日本分析化学全編分析化学便覧)で求めた環組
成は芳香族系(cA)が0〜5%、ナフテン系(cN 
)が25〜35%、ノくラフイン系(cp)が55〜7
5%の範囲にある。
また、不純物として含まれる窒素、硫黄の含量は各々5
0pp■以下であるが1本発明の条件に合致するもので
あればこれら一般的性状以外のものであっても使用可能
である。
該プロセスオイルの添加量はブロック共重合体100重
量部あたり10〜200重量部、好ましく4±20〜1
20重量部である。添加量が10重量部未満でC±プロ
セスオイル配合の本来の目的である流動性改良効果が十
分でなく、200重量部を越えると物理特性の低下や不
必要な粘着性を生じる。
本発明の組成物を構成するためには、(c)成分で示さ
れる光安定剤、または紫外線吸収剤のl、%ずれか、ま
たは双方からなる耐候性改良剤を必要とする。
本発明において使用される光安定剤としてt±、゛ヒン
ダードアミン系化合物が特に有効で、これ4±分子鎖中
に以下の官能基を1〜10個有する化合物全てを含む・ (式中、R,は同−又は異なる炭素数1〜8のアルキル
基を示し、R2は水素、または炭素f&1〜4のアルキ
ル基、アルキレン基を示す。)ヒンダードアミン系化合
物の市販品としては、サノールしS−785、LS−7
70,LS−944(三共株式会社)、チヌビン144
 、622  (チバガイギー社)、スミソーブLS−
2000(住友化学株式会社)などがあり、これらが(
c)成分として利用できる。
また、本発明において使用される紫外線吸収剤としては
、ベンゾトリアゾール系化合物が特に有効である。この
ような化合物としては、2−(2”−ヒドロキシ−5′
−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−5′−オクチルフェニル ヒドロキシ−3′−5′−ジ−t−ブチルフェニル、)
−ベンツトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3 
′ー5’ージーtーアミルフェニルトリアゾール、2−
(2”−ヒト′ロキシー3′−t−ブチル−5′−メチ
ルフエニJし)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒト°ロキシー3′−5”−ジ−t−ブチルフ
ェニル)−5−クロロヘンシトリアゾール、2−(2”
−ヒドロキシ−4′−n−オクトキシフェニル)−ベン
ゾトリアゾール等がある。
本発明組成物においては2−(2’−ヒドロキシ−5′
−メチルフェニル)−ベンツ゛トリアソ゛ールカく好適
に用いられる。
このように、特定の光安定剤またtよ特定の紫外線吸収
剤のいずれか・、または双方からなる耐候性改良剤を用
いた場合、特に本発明の改良効果力(大きくなる。
光安定剤と紫外線吸収剤は各々単独で用1,%ても良い
が,併用することもできる.また、各々の2種以上を併
用することもできる。
使用量は光安定剤と紫外線吸収剤の1,%ずれ史または
双方の合計量がブロック共重合体100重量部に対して
0.1〜2重量部、好ましくは0.3〜1.5重量部で
ある。0.1重量部未満では組成物の耐候性改良効果に
乏しく、2重量部を越えて使用しても耐候性改良効果が
上限に達し、組成物コストを増大させるばかりである。
本発明を達成するためには上記に述べた耐候性改良剤が
特に宥効であり、これら以外の耐候性改良剤では効果が
不十分である。しかし、他の目的でそのような耐候性改
良剤を併用しても何らさしつかえない、このようなもの
として、例えば、ニッケルキレート系の光安定剤、ベン
ゾフェノン系、サリシレート系紫外線吸収剤などがある
本発明の組成物には更に他の安定剤を加えることもでき
る0例えば、2,8−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール、n−オフタテ“シル−5−(4′−ヒドロキシ
−3’、5′−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネー
トの如きヒンダードフェノール系酸化防止剤、ジラウリ
ルチオジプロピオネート、ラウリルステアリルチオジプ
ロピオネートの如き硫黄含有鎖化防止剤、トリス(ノニ
ルフェニル)ホスファイトの如きリン含有酸化防止剤、
ジブチルジチオカルバミン酸ニッケルの如きニッケル含
有酸化防止剤等がある。
本発明の組成物には更に(d)成分で示されるルチル型
の二酸化チタンの使用を必要とする。一般に、二酸化チ
タンはその結晶構造の差によって、ルチル(rut日)
型、アナターゼ(anatase )型、プルカイト(
broakite)型の3種に分類される。このうちル
チル型と7ナターゼ型が、顔料・充填剤等として広く利
用されている0両者は共に正方晶系に属するが、ルチル
型はアナターゼ型より結晶の単位格子が緻密でそのため
種々の物理的基本性質に差異がある0本発明の目的であ
る優れた耐候性を達成するために、二酸チタンはルチル
型に限定される。アナターゼ型はこの目的のjJlsは
好ましくない。
本発明で言うルチル型二酸化チタンはJIS K−51
18記載の測定法で得た純度が98%以上の高品位のも
の、或いはアルミニウム、シリカ、亜鉛の含水酸化物等
で表面処理を施したもの等いずれも使用可能である。こ
れらは市販品の中から容易に入手することができる0例
えば、石原産業■製のタイベークR−550、R−82
0、0R−80、古河鉱業■製のFR−35、FR−3
8、FR−41等がある。
ルチル型二酸化チタンの使用量はブロック共重合体10
0重量部に対して、1〜80重量部、好ましくは5〜5
0重量部の範囲にあるのが良い、 80重量部を越える
と組成物の強度特性、流動性が損なわれ好ましくない、
また1重量部未満では耐候性の改良効果が十分でない。
本発明の組成物には必要に応じて他の改質材を添加して
も良い0例えば、ポリスチレン、ゴムグラフトポリスチ
レン、ポリ−α−メチルスチレン、ポリパラメチルスチ
レンの如きポリスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンの如きポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート
、ポリフェニレンエーテル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、 1.2ポリブタジエン、クマロン−インデン樹
脂等の改質樹脂、また炭酸カルシウム、酸化マグネシウ
ム、シリカ、クレー等の如き無機充填剤、ゴム粉末、木
粉、セルロース系繊維等の如き有機充填剤、更にアゾジ
カルボンアミドの如き発泡剤、ワックス類、滑剤、顔料
等が挙げられる。
本発明の組成物の調製は、従来既知の任意の方法が用い
られる。
例えば、炭化水素溶媒中、ビニル芳香族化合物と共役ジ
エンとをアニオン重合して得られたブロック共重合体の
溶液にプロセスオイル、耐候性改良剤の所定量を全量添
加し、均一分散せしめた後スチームストリッピング法、
或いは熱ロール法によって溶媒を除去、固形のブロック
共重合体を得、然る後にロール、バンバリーミキサ−、
ニーグー、押出機等の混線機を用いてルチル型二酸化チ
タン、及び必要に応じて他の改質材を添加混合する方法
前記方法において、ブロック共重合体溶液にプロセスオ
イル、耐候性改良剤所望量の一部を添加、その後上記混
練機で残分とルチル型二酸化チタン、その他の改質材を
添加混合する方法、−固形のブロック共重合体単独に上
記混線機で配合剤を添加混合する方法等がある。
いずれの方法を用いても良く、状況に応じて適宜選択す
れば良い。
かくして得られた組成物は柔軟でゴム弾性に優れ、かつ
著しく耐候性が改良されているため、インジェクシゴン
ソール、ダイレクトソール、発泡ダイレクトソール、発
泡サンダル等の靴底材はもちろん、電線被覆材、自動車
部品、緩衝材、シール材、その他成形物品、工業用品、
日用雑貨類等種々の用途に広く利用できる。
以下に本発明の実施例を示す。
1)ブロック共重合体の調製 ジャケットと撹拌機の付いたステンレス製反応器を用い
て2種のブロック共重合体を調製した。
まず、十分に窒素置換された反応器に脱水処理したシク
ロヘキサン180重量部を仕込んだ0次いで0.054
重量部のテトラヒドロフラン、第一段目としてのスチレ
ンモノマー8.5重量部を仕込み、ジャケットに温水を
通じて内容物温度を70’0に設定した。n−ブチルリ
チウムの10重量%シクロヘキサン溶液を、n−ブチル
リチウムが0.018重量部となるよう添加しスチレン
の反応を開始した。
30分径径チレンモノマーがほぼ完全に消費された時点
で、第二段としての1.3ブタジ工ン17fU量部を添
加した。l、3ブタジエンの反応が終了した45分後、
第三段目としてスチレンモノマー8.5 fi量部を添
加して30分反応した。
かくして(ポリスチレント→ポリブタジェン)−(ポリ
スチレン)型のブロック共重合体を得た。
同様の方法でテトラヒドロフランを0.54重量部に増
加し、第一段としてスチレンを13重量部、第二段とし
て 1.3ブタジエンを17重量部反応した。
・生成した末端活性のジブロックポリマーを多官能性カ
ップリング剤としての5iC1aで処理し、(ポリスチ
レン←→ポリブタジェン)−4Si型ブロック共重合体
を得た。この時用いたn−ブチルリチウムは0.032
重量部であった。
2種共反応終了後、2.6−ジーt−ブチル−4−メチ
ルフェノールとトリス(ノニルフェニル)ホスファイト
を、ブロック共重合体100重量部あたり各々0.5重
量部添加した。
得られたブロック共重合体の性状を表1に示す。
表1 す。
注2)紫外線分光光度計(日立UV−200)を用いて
測定した。
注3)赤外線分光光度計(日本分光IRA−1型)を用
いて測定した。
注4) ウォーターズ社製GPCを用いて測定した。測
定値はポリスチレン換算値である。
2)配合剤 使用した配合剤の性状を以下に示す。
i)プロセスオイル 注5) 日立228型ダブルビ一ム分光光度計を用いて
測定した。
注B) キャノンフェンスケ粘度計を用い40℃で測定
した。
ii ) #候性改良剤 m)二酸化チタン 注7)  JIS K−5118記載の方法による。
実施例1〜2及び比較例1〜3 予め、ブロック共重合体(S−B−3)100重量部と
プロセスオイル(PS−32) 5−0重量部との油展
品を調製し、140℃オープンロールを用い表2−1の
処決で耐候性改良剤(サノールLS−765) 、ルチ
ル型二酸化チタン(タイベークR−550)を混合した
これらを150℃加熱プレスを用いて圧縮成形し、厚さ
2mmのシートを得、耐候性試験を行った。結果を表2
−2に示す。
本発明の組成物の耐候性が著しく改良されていることが
わかる。
実施例3〜4及び比較例4〜7 前記と同様の方法で表3−1の組成物を得た。
これらの耐候性試験結果を表3−2に示す。
表3−1 表3−2 本発明の組成物の耐候性がブロック共重合体の種類にか
かわりなく優れることがわかる。また、本発明で規定し
た特定の耐候性改良剤と二酸化チタンを併用した時に、
最も大きい効果を発揮することがわかる。
実施例5及び比較例8〜9 表4−1に示す組成でブロック共重合体組成物を作製し
た。
タンを配合しない場合に比較すると、高価な耐候性改良
剤の使用量が少量で済み、また使用し得るプロセスオイ
ル、耐候性改良剤の選択できる種類が増加する等の利点
がある0本発明の組成物は上記のように著しく耐候性が
改良されていて、しかもゴム弾性、成形性に優れるため
、靴底材、電線被覆材、自動車部品、緩衝材等種々の用
途に広く利用でき、その工業的意義は大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)少なくとも1個のビニル芳香族化合物を主体
    とする重合体ブロックAと、少なくとも1個の共役ジエ
    ン化合物を主体とする重合体ブロックBとからなるブロ
    ック共重合体100重量部と、(b)ナフテン系又はパ
    ラフィン系プロセスオイル10〜200重量部よりなる
    熱可塑性弾性体組成物に、該ブロック共重合体100重
    量部に対して、(c)紫外線吸収剤及び/又は光安定剤
    からなる耐候性改良剤の少なくとも1種0.1〜2重量
    部と、 (d)ルチル型二酸化チタン1〜80重量部とを配合し
    てなることを特徴とする耐候性の改良された熱可塑性弾
    性体組成物。 2、ブロック共重合体中のビニル芳香族炭化水素含量が
    10〜60重量%である特許請求の範囲第1項記載の熱
    可塑性弾性体組成物。 3、プロセスオイルの波長260nmにおける紫外線吸
    光度が実質的に0.10以下であり、かつ40℃におけ
    る動粘度が100cst以下である特許請求の範囲第1
    項記載の熱可塑性弾性体組成物。 4、紫外線吸収剤がベンゾトリアゾール系化合物から選
    ばれたものであり、光安定剤がヒンダードアミン系化合
    物から選ばれたものである特許請求の範囲第1項記載の
    熱可塑性弾性体組成物。
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