JPS6214251B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6214251B2 JPS6214251B2 JP55184679A JP18467980A JPS6214251B2 JP S6214251 B2 JPS6214251 B2 JP S6214251B2 JP 55184679 A JP55184679 A JP 55184679A JP 18467980 A JP18467980 A JP 18467980A JP S6214251 B2 JPS6214251 B2 JP S6214251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- protein
- water
- soybean
- precipitated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
本発明は、NSI85以上の未変性脱脂大豆中の大
豆蛋白を新規な大豆蛋白素材として製造する方法
に関するものである。更に詳しくは、蛋白質に添
加する水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム
等、添加する各々のアルカリ土類金属塩の割合を
適度に調節することによつて、水に対するなじみ
がよく(分散良好)高溶解性でゲル形成性に富
み、その物性は卵白様を呈し、大豆臭が軽減さ
れ、然も、色調にくすみのない大豆蛋白素材を製
造する方法に関する。 大豆蛋白素材のうち粉末状のものは、結着性、
ゲル形成能、乳化性、保水性、起泡性などの食品
加工に必要な性能が優れているので、畜肉練製
品、水産練製品、各種総菜などの広範囲の分野に
おいて品質改良材として利用されている。これら
粉末状大豆蛋白の公知の製法は以下の如くであ
る。脱脂大豆に対し約10倍量の水を加え、アルカ
リを添加してPH7〜8に調節し、水不溶区分(通
称、オカラという)を分離する。得られた抽出液
に酸を加えPH4〜5とし、大豆蛋白質を沈澱さ
せ、溶解物(通称、大豆ホエーという)を分離
し、酸沈澱大豆蛋白を得る。これに水を加え、さ
らにアルカリを加えて中和し大豆蛋白質を溶解さ
せて得られた中和溶解液を加熱した後、固形分濃
度が10〜13%になるまで濃縮し、更に噴霧乾燥し
て分離大豆蛋白または濃縮大豆蛋白の粉末を得て
きた。 上記製造法はゲル形成性に富み、溶解性、乳化
性に優れた製造法であるが、水へのなじみが悪
く、大豆臭が強くゲルを製造したときに色がくす
む欠点を持つていた。 本発明者らは、上記製造法によつてつくられた
特性を活かしつつ大豆臭を軽減し、水への分散を
良好にし、色調のくすみを改善する方法を鋭意検
討した結果、本発明を完成するに至つた。すなわ
ち、本発明はNSI85以上の未変性脱脂大豆の水溶
液又は水懸濁液をPH6.5ないし7.5に調節し、必要
により水不溶区分を除去し、抽出液を得る第1工
程、該抽出液をPH4.0ないし5.0に調節して酸沈澱
蛋白質を採取する第2工程、該酸沈澱蛋白質の分
散液に(水酸化カルシウムおよび/又は水酸化マ
グネシウム):水酸化ナトリウムの重量比が1:
12ないし10:7であるアルカリを添加してPHを
6.5ないし7.5に調節し、これをパイプライン中で
直接水蒸気と接触せしめて80℃ないし150℃にて
2秒間以上加熱した後、乾燥する第3工程とより
なる大豆蛋白素材の製造法であり、得られた大豆
蛋白素材は、従来の特性に加えて色調にくすみが
すくなく、大豆臭の弱い蛋白質粉末である。 本発明におけるNSI85以上の未変性脱脂大豆の
水溶液又は水懸濁液とは、低温抽出法によつて得
られる脱脂大豆などの水溶液又は水懸濁液を言
う。これらの脱脂大豆は一般にNSIが85以上であ
り、いわゆる未変性脱脂大豆と呼ばれている。 この未変性脱脂大豆に対し5〜15倍量、好まし
くは7〜12倍量となるように水を加えて水溶液又
は水懸濁液とする。この操作によつて未変性脱脂
大豆中に含有される水溶性蛋白質はほとんどすべ
てが溶解する。 まず、第1工程として、上記未変性脱脂大豆の
水溶液又は水懸濁液をPH6.5ないし7.5に調節し、
必要により水不溶区分を除去し、大豆蛋白の抽出
液を得る。すなわち、未変性脱脂大豆の水溶液又
は水懸濁液に、水酸化ナトリウムなどのアルカリ
を加えてPHを6.5ないし7.5に、好ましくはPH6.8な
いし7.3に調節し、10分以上浸漬し、好ましくは
液温を40℃ないし70℃に加温して水可溶物を溶解
させた後、得られたスラリーより必要によりスー
パーデカンター等の分離機を用いて水不溶区分を
除去し抽出液を得る。濃縮蛋白としてオカラを有
効利用する場合には、分離することなしに直ちに
次の行程を行なつてもよい。 次に第2工程として、該抽出液をPH4.0ないし
5.0に調節して、酸沈澱蛋白質を採取する。ここ
で使用する酸は、食品添加物として許されている
ものであればどのようなものであつてもよく、具
体的には硫酸、塩酸、リン酸、酢酸などが使い易
い。このような酸を用いて該抽出液のPHを4.0な
いし5.0に調節する。このPH範囲で蛋白質の溶解
度は最低となり、蛋白質は酸沈澱し、これを採取
することができる。採取の方法は、スーパーデカ
ンター等の分離機を用いて、沈澱区分と上澄区分
とを分離する方法など一般的に行なわれている分
離方法を用いることができる。 次に、第3工程として、該酸沈澱蛋白質に必要
により水を加え、固形分濃度15%ないし30%であ
る分散液とし、(水酸化カルシウムおよび/又は
水酸化マグネシウム):水酸化ナトリウムの重量
比が1:12ないし10:7、好ましくは1:10ない
し1:1であるアルカリを添加してPHを6.5ない
し7.5に調節し、これをパイプライン中で直接水
蒸気と接触せしめて80℃ないし150℃にて2秒間
以上、好ましくは1分間以上加熱した後、乾燥す
る。 本発明の特徴の1つは(水酸化カルシウムおよ
び/又は水酸化マグネシウム):水酸化ナトリウ
ムの重量比が1:12ないし10:7であるアルカリ
を添加してPHを6.5ないし7.5に調節する点にあ
る。水酸化カルシウムおよび/又は水酸マグネシ
ウムの量が多すぎると、製品の特性は、ゲル形成
性が弱くなり、乳化性も悪くなる。また、水酸化
カルシウムおよび/又は水酸化マグネシウムの量
が小なすぎると、くすみの改善および大豆臭の軽
減、卵白様のゲル物性を得ることが困難になる。 上記のような特定の比率のアルカリを加えてPH
を6.5ないし7.5に調節する。PHが7.5より高い場
合、ゲルの透明感は増すが緑褐色の色調を帯び、
また、アルカリ臭が強くなり、食品に不適であ
る。また、PHが6.5より小さい場合は、水に対す
る溶解性が悪くなり、ゲル形成能が低下し、ゲル
形成性に富む蛋白素材とは異なつた特性になる。 更に、これをパイプライン中で直接水蒸気と接
触せしめて、80℃ないし150℃にて2秒以上、好
ましくは1分間以上加熱した後乾燥する。上記の
加熱処理は、直接蒸気吹込型のパイプラインを備
えた高温瞬間気液混合器、一般にジエツト・クツ
カーとして知られている装置によつてなされる。
加熱条件は80℃ないし150℃にて2秒間以上の条
件が選ばれる。150℃より高温で加熱した場合、
蛋白質の過加熱によりゲル形成性の低下がみら
れ、色調も灰褐色にくすみ目的とする、製品を得
ることができない。一方、80℃以下で加熱した場
合、ゲル形成性に富む特性が付与できない。加熱
時間も2秒以下では、殺菌などの加熱処理の効果
が現われない。加熱後、噴霧乾燥などの一般に行
われている乾燥方法にて、水分10%以下に乾燥し
て、製品を得る。 本発明の大豆蛋白素材の製造方法は、蛋白質の
加熱処理による特性を活かし、かつ、従来の製造
法では欠点とされていた水への分散、色調のくす
みや、大豆臭を中和時のアルカリを調節すること
によつて、改善することが可能となつたものであ
る。本発明の大豆蛋白素材は特に畜肉、水産練製
品の品質改良剤として特に優れた機能を有する。 実施例および比較例における物性の測定法は以
下のとおりである。 ゲル強度:粉末8gに純水42gを加え、ライカイ
器にて混練後、ケーシングし100℃にて30分間
加熱、放冷したものをレオメーター(富士理科
工業(株)製)にて測定した。 乳化性:粉末;油;純水=1:50:50の重量比の
混合物をホモゲナイザー(日本精機(株)製)にて
15000rpm5分撹拌後、遠沈管にとり、
3000rpm10分遠心分離し、生成したエマルジヨ
ンカード量を百分率で表示した。 蛋白含量:試料0.1g〜0.5gをケールダール法に
て測定し、これに蛋白換算係数6.25を乗じて粗
蛋白質とした。(日本油化学協会編、基準油脂
分析試験法) NSI(水溶性窒素指数): 試料2.5gを三角フラスコにとり、純水100ml
を加え、振とう機(振幅60mm、150往復/分)
にて40℃、90分振とうする。該振とう液を
2000rpm10分遠心分離した後No.5A紙にて
過し、得られた液のNをケールダール法にて
測定した。 水溶性窒素指数NSI=S−N/T−N×100 但し、T−N:抽出試料の全窒素分(%) S−N:抽出試料の水溶性窒素分
(%) (日本油化学協会編、基準油脂分析試験法) 色調:色差計は日本電色工業(株)製を使用し、L、
a、b色立体における試料の色の位置を求め
た。ここでL値は明度を表わし数値の高い程明
るい。
豆蛋白を新規な大豆蛋白素材として製造する方法
に関するものである。更に詳しくは、蛋白質に添
加する水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム
等、添加する各々のアルカリ土類金属塩の割合を
適度に調節することによつて、水に対するなじみ
がよく(分散良好)高溶解性でゲル形成性に富
み、その物性は卵白様を呈し、大豆臭が軽減さ
れ、然も、色調にくすみのない大豆蛋白素材を製
造する方法に関する。 大豆蛋白素材のうち粉末状のものは、結着性、
ゲル形成能、乳化性、保水性、起泡性などの食品
加工に必要な性能が優れているので、畜肉練製
品、水産練製品、各種総菜などの広範囲の分野に
おいて品質改良材として利用されている。これら
粉末状大豆蛋白の公知の製法は以下の如くであ
る。脱脂大豆に対し約10倍量の水を加え、アルカ
リを添加してPH7〜8に調節し、水不溶区分(通
称、オカラという)を分離する。得られた抽出液
に酸を加えPH4〜5とし、大豆蛋白質を沈澱さ
せ、溶解物(通称、大豆ホエーという)を分離
し、酸沈澱大豆蛋白を得る。これに水を加え、さ
らにアルカリを加えて中和し大豆蛋白質を溶解さ
せて得られた中和溶解液を加熱した後、固形分濃
度が10〜13%になるまで濃縮し、更に噴霧乾燥し
て分離大豆蛋白または濃縮大豆蛋白の粉末を得て
きた。 上記製造法はゲル形成性に富み、溶解性、乳化
性に優れた製造法であるが、水へのなじみが悪
く、大豆臭が強くゲルを製造したときに色がくす
む欠点を持つていた。 本発明者らは、上記製造法によつてつくられた
特性を活かしつつ大豆臭を軽減し、水への分散を
良好にし、色調のくすみを改善する方法を鋭意検
討した結果、本発明を完成するに至つた。すなわ
ち、本発明はNSI85以上の未変性脱脂大豆の水溶
液又は水懸濁液をPH6.5ないし7.5に調節し、必要
により水不溶区分を除去し、抽出液を得る第1工
程、該抽出液をPH4.0ないし5.0に調節して酸沈澱
蛋白質を採取する第2工程、該酸沈澱蛋白質の分
散液に(水酸化カルシウムおよび/又は水酸化マ
グネシウム):水酸化ナトリウムの重量比が1:
12ないし10:7であるアルカリを添加してPHを
6.5ないし7.5に調節し、これをパイプライン中で
直接水蒸気と接触せしめて80℃ないし150℃にて
2秒間以上加熱した後、乾燥する第3工程とより
なる大豆蛋白素材の製造法であり、得られた大豆
蛋白素材は、従来の特性に加えて色調にくすみが
すくなく、大豆臭の弱い蛋白質粉末である。 本発明におけるNSI85以上の未変性脱脂大豆の
水溶液又は水懸濁液とは、低温抽出法によつて得
られる脱脂大豆などの水溶液又は水懸濁液を言
う。これらの脱脂大豆は一般にNSIが85以上であ
り、いわゆる未変性脱脂大豆と呼ばれている。 この未変性脱脂大豆に対し5〜15倍量、好まし
くは7〜12倍量となるように水を加えて水溶液又
は水懸濁液とする。この操作によつて未変性脱脂
大豆中に含有される水溶性蛋白質はほとんどすべ
てが溶解する。 まず、第1工程として、上記未変性脱脂大豆の
水溶液又は水懸濁液をPH6.5ないし7.5に調節し、
必要により水不溶区分を除去し、大豆蛋白の抽出
液を得る。すなわち、未変性脱脂大豆の水溶液又
は水懸濁液に、水酸化ナトリウムなどのアルカリ
を加えてPHを6.5ないし7.5に、好ましくはPH6.8な
いし7.3に調節し、10分以上浸漬し、好ましくは
液温を40℃ないし70℃に加温して水可溶物を溶解
させた後、得られたスラリーより必要によりスー
パーデカンター等の分離機を用いて水不溶区分を
除去し抽出液を得る。濃縮蛋白としてオカラを有
効利用する場合には、分離することなしに直ちに
次の行程を行なつてもよい。 次に第2工程として、該抽出液をPH4.0ないし
5.0に調節して、酸沈澱蛋白質を採取する。ここ
で使用する酸は、食品添加物として許されている
ものであればどのようなものであつてもよく、具
体的には硫酸、塩酸、リン酸、酢酸などが使い易
い。このような酸を用いて該抽出液のPHを4.0な
いし5.0に調節する。このPH範囲で蛋白質の溶解
度は最低となり、蛋白質は酸沈澱し、これを採取
することができる。採取の方法は、スーパーデカ
ンター等の分離機を用いて、沈澱区分と上澄区分
とを分離する方法など一般的に行なわれている分
離方法を用いることができる。 次に、第3工程として、該酸沈澱蛋白質に必要
により水を加え、固形分濃度15%ないし30%であ
る分散液とし、(水酸化カルシウムおよび/又は
水酸化マグネシウム):水酸化ナトリウムの重量
比が1:12ないし10:7、好ましくは1:10ない
し1:1であるアルカリを添加してPHを6.5ない
し7.5に調節し、これをパイプライン中で直接水
蒸気と接触せしめて80℃ないし150℃にて2秒間
以上、好ましくは1分間以上加熱した後、乾燥す
る。 本発明の特徴の1つは(水酸化カルシウムおよ
び/又は水酸化マグネシウム):水酸化ナトリウ
ムの重量比が1:12ないし10:7であるアルカリ
を添加してPHを6.5ないし7.5に調節する点にあ
る。水酸化カルシウムおよび/又は水酸マグネシ
ウムの量が多すぎると、製品の特性は、ゲル形成
性が弱くなり、乳化性も悪くなる。また、水酸化
カルシウムおよび/又は水酸化マグネシウムの量
が小なすぎると、くすみの改善および大豆臭の軽
減、卵白様のゲル物性を得ることが困難になる。 上記のような特定の比率のアルカリを加えてPH
を6.5ないし7.5に調節する。PHが7.5より高い場
合、ゲルの透明感は増すが緑褐色の色調を帯び、
また、アルカリ臭が強くなり、食品に不適であ
る。また、PHが6.5より小さい場合は、水に対す
る溶解性が悪くなり、ゲル形成能が低下し、ゲル
形成性に富む蛋白素材とは異なつた特性になる。 更に、これをパイプライン中で直接水蒸気と接
触せしめて、80℃ないし150℃にて2秒以上、好
ましくは1分間以上加熱した後乾燥する。上記の
加熱処理は、直接蒸気吹込型のパイプラインを備
えた高温瞬間気液混合器、一般にジエツト・クツ
カーとして知られている装置によつてなされる。
加熱条件は80℃ないし150℃にて2秒間以上の条
件が選ばれる。150℃より高温で加熱した場合、
蛋白質の過加熱によりゲル形成性の低下がみら
れ、色調も灰褐色にくすみ目的とする、製品を得
ることができない。一方、80℃以下で加熱した場
合、ゲル形成性に富む特性が付与できない。加熱
時間も2秒以下では、殺菌などの加熱処理の効果
が現われない。加熱後、噴霧乾燥などの一般に行
われている乾燥方法にて、水分10%以下に乾燥し
て、製品を得る。 本発明の大豆蛋白素材の製造方法は、蛋白質の
加熱処理による特性を活かし、かつ、従来の製造
法では欠点とされていた水への分散、色調のくす
みや、大豆臭を中和時のアルカリを調節すること
によつて、改善することが可能となつたものであ
る。本発明の大豆蛋白素材は特に畜肉、水産練製
品の品質改良剤として特に優れた機能を有する。 実施例および比較例における物性の測定法は以
下のとおりである。 ゲル強度:粉末8gに純水42gを加え、ライカイ
器にて混練後、ケーシングし100℃にて30分間
加熱、放冷したものをレオメーター(富士理科
工業(株)製)にて測定した。 乳化性:粉末;油;純水=1:50:50の重量比の
混合物をホモゲナイザー(日本精機(株)製)にて
15000rpm5分撹拌後、遠沈管にとり、
3000rpm10分遠心分離し、生成したエマルジヨ
ンカード量を百分率で表示した。 蛋白含量:試料0.1g〜0.5gをケールダール法に
て測定し、これに蛋白換算係数6.25を乗じて粗
蛋白質とした。(日本油化学協会編、基準油脂
分析試験法) NSI(水溶性窒素指数): 試料2.5gを三角フラスコにとり、純水100ml
を加え、振とう機(振幅60mm、150往復/分)
にて40℃、90分振とうする。該振とう液を
2000rpm10分遠心分離した後No.5A紙にて
過し、得られた液のNをケールダール法にて
測定した。 水溶性窒素指数NSI=S−N/T−N×100 但し、T−N:抽出試料の全窒素分(%) S−N:抽出試料の水溶性窒素分
(%) (日本油化学協会編、基準油脂分析試験法) 色調:色差計は日本電色工業(株)製を使用し、L、
a、b色立体における試料の色の位置を求め
た。ここでL値は明度を表わし数値の高い程明
るい。
【式】
各々の度合を示す。
粉末色調:試料約3gを測定用セルに充填し測定
した。 ゲル色調:ゲル強度測定と同様に調整したゲルを
測定用セルに充填し測定した。 大豆臭:試料10gを水道水500gに分散溶解し、
クレハロンチユーブに入れて、90℃30分加熱
後、急冷し3時間後に官能評価した。 評価法:パネル11名にて比較例1にて製造された
サンプルの大豆臭強度を5点とし評点評価をお
こなつた。 実施例 1 低温抽出法により得た未変性脱脂大豆
(NSI87)15Kgを水150Kg中に懸濁し、水酸化ナト
リウム68gを加えPH7.2とした。ついで50℃、30
分撹拌抽出し、分離機にて、溶解区分と水不溶区
分とに分けた。得られた溶解区分に150gの硫酸
を添加し、PHを4.5に調整し、たん白質を凝集さ
せた。ついで分離機にて、上澄区分と凝集区分を
分離し、22.8Kgの酸沈澱蛋白質を得た。得られた
酸沈澱蛋白質全量に対し、18Kgの水を加え、解砕
した後、水酸化カルシウム:水酸化ナトリウム=
1:7混合液にてPH6.9に調整した。ついで、110
℃にて2分間ジエツトクツカーにて加熱殺菌した
後、スプレードライヤーで噴霧乾燥し、5.5Kgの
本発明の大豆蛋白素材を得た。 比較例 1 比較例として、実施例1と同様の方法にて酸沈
澱蛋白質を得、得られた酸沈澱蛋白質22.8Kgに、
15Kgの水を加え、解砕機にて解砕した後、水酸化
ナトリウムにてPH7.0に調整した。ついで120℃に
て2分間ジエツトクツカーにて加熱殺菌した後、
スプレードライヤーで噴霧乾燥し、5.3Kgの分離
大豆蛋白粉末を得た。 得られた粉末の物性を表1に示す。
した。 ゲル色調:ゲル強度測定と同様に調整したゲルを
測定用セルに充填し測定した。 大豆臭:試料10gを水道水500gに分散溶解し、
クレハロンチユーブに入れて、90℃30分加熱
後、急冷し3時間後に官能評価した。 評価法:パネル11名にて比較例1にて製造された
サンプルの大豆臭強度を5点とし評点評価をお
こなつた。 実施例 1 低温抽出法により得た未変性脱脂大豆
(NSI87)15Kgを水150Kg中に懸濁し、水酸化ナト
リウム68gを加えPH7.2とした。ついで50℃、30
分撹拌抽出し、分離機にて、溶解区分と水不溶区
分とに分けた。得られた溶解区分に150gの硫酸
を添加し、PHを4.5に調整し、たん白質を凝集さ
せた。ついで分離機にて、上澄区分と凝集区分を
分離し、22.8Kgの酸沈澱蛋白質を得た。得られた
酸沈澱蛋白質全量に対し、18Kgの水を加え、解砕
した後、水酸化カルシウム:水酸化ナトリウム=
1:7混合液にてPH6.9に調整した。ついで、110
℃にて2分間ジエツトクツカーにて加熱殺菌した
後、スプレードライヤーで噴霧乾燥し、5.5Kgの
本発明の大豆蛋白素材を得た。 比較例 1 比較例として、実施例1と同様の方法にて酸沈
澱蛋白質を得、得られた酸沈澱蛋白質22.8Kgに、
15Kgの水を加え、解砕機にて解砕した後、水酸化
ナトリウムにてPH7.0に調整した。ついで120℃に
て2分間ジエツトクツカーにて加熱殺菌した後、
スプレードライヤーで噴霧乾燥し、5.3Kgの分離
大豆蛋白粉末を得た。 得られた粉末の物性を表1に示す。
【表】
実施例2ないし4、比較例2および3
実施例1と同様の方法で酸沈澱蛋白質を得た。
得られた酸沈澱蛋白質1部に対して水0.7部を
加えて解砕機にて解砕した。ついで表2に示した
水酸化カルシウムと水酸化ナトリウムの混合液を
加えてPHを7.2に調節した後、ジエツトクツカー
にて120℃にて1分間加熱処理し、更にスプレー
ドライヤーで噴霧乾燥し、製品を得た。得られた
製品の物性を表2に示す。
加えて解砕機にて解砕した。ついで表2に示した
水酸化カルシウムと水酸化ナトリウムの混合液を
加えてPHを7.2に調節した後、ジエツトクツカー
にて120℃にて1分間加熱処理し、更にスプレー
ドライヤーで噴霧乾燥し、製品を得た。得られた
製品の物性を表2に示す。
【表】
実施例5および6、比較例4および5
実施例1と同様の方法で酸沈澱蛋白質を得た。
得られた酸沈澱蛋白質1部に対して、水1.0部を
加えて解砕機にて解砕した。次いで水酸化カルシ
ウム:水酸化ナトリウム=1:3の混合液にてPH
を表3の如く調整した後、ジエツトクツカーにて
100℃、2分間加熱処理し、更にスプレードライ
ヤーで噴霧乾燥し製品を得た。得られた製品の物
性を表3に示す。
得られた酸沈澱蛋白質1部に対して、水1.0部を
加えて解砕機にて解砕した。次いで水酸化カルシ
ウム:水酸化ナトリウム=1:3の混合液にてPH
を表3の如く調整した後、ジエツトクツカーにて
100℃、2分間加熱処理し、更にスプレードライ
ヤーで噴霧乾燥し製品を得た。得られた製品の物
性を表3に示す。
【表】
【表】
実施例7および8、比較例6および7
実施例1と同様の方法で酸沈澱蛋白質を得、得
られた酸沈澱蛋白質1部に対して、水1.2部を加
えて解砕機にて解砕した。次いで水酸化カルシウ
ム:水酸化ナトリウム=1:6の混合液にてPHを
7.0に調整した。PH調整を行つた後、ジエツトク
ツカーにて、表4に示した条件で加熱処理し、ス
プレードライヤーで噴霧乾燥し、表4に示す物性
の製品を得た。
られた酸沈澱蛋白質1部に対して、水1.2部を加
えて解砕機にて解砕した。次いで水酸化カルシウ
ム:水酸化ナトリウム=1:6の混合液にてPHを
7.0に調整した。PH調整を行つた後、ジエツトク
ツカーにて、表4に示した条件で加熱処理し、ス
プレードライヤーで噴霧乾燥し、表4に示す物性
の製品を得た。
【表】
実施例 9、10、11
実施例1と同様の方法で酸沈澱蛋白質を得、得
られた酸沈澱蛋白質1部に対して、水1.1部を加
えて解砕機にて解砕した。 次いで、表5の水酸化マグネシウム:水酸化ナ
トリウムの混合比にて中和液を調整した。中和液
を調整した後、ジエツトクツカーにて120℃、90
秒加熱処理し、スプレードライヤーで噴霧乾燥
し、表5に示す物性の製品を得た。
られた酸沈澱蛋白質1部に対して、水1.1部を加
えて解砕機にて解砕した。 次いで、表5の水酸化マグネシウム:水酸化ナ
トリウムの混合比にて中和液を調整した。中和液
を調整した後、ジエツトクツカーにて120℃、90
秒加熱処理し、スプレードライヤーで噴霧乾燥
し、表5に示す物性の製品を得た。
【表】
Claims (1)
- 1 NSI85以上の未変性脱脂大豆の水溶液又は水
懸濁液をPH6.5ないし7.5に調節し、必要により水
不溶区分を除去し、抽出液を得る第1工程、該抽
出液をPH4.0ないし5.0に調節して酸沈澱蛋白質を
採取する第2工程、該酸沈澱蛋白質の分散液に、
(水酸化カルシウムおよび/又は水酸化マグネシ
ウム):水酸化ナトリウムの重量比が1:12ない
し10:7であるアルカリを添加してPHを6.5ない
し7.5に調節し、これをパイプライン中で直接水
蒸気と接触せしめて80℃ないし150℃にて2秒間
以上加熱した後、乾燥する第3工程とよりなる大
豆蛋白素材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18467980A JPS57129652A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Production of soybean protein material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18467980A JPS57129652A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Production of soybean protein material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57129652A JPS57129652A (en) | 1982-08-11 |
| JPS6214251B2 true JPS6214251B2 (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=16157461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18467980A Granted JPS57129652A (en) | 1980-12-25 | 1980-12-25 | Production of soybean protein material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57129652A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3793723B2 (ja) * | 2002-01-15 | 2006-07-05 | 株式会社協和食品 | 豆乳製品の製造方法 |
| JP5903759B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2016-04-13 | 味の素株式会社 | 肉様食品の製造法 |
| JP7365016B2 (ja) * | 2018-07-12 | 2023-10-19 | 株式会社カネカ | 高純度植物性タンパク質 |
| JP7378193B1 (ja) * | 2022-11-28 | 2023-11-13 | キユーピー株式会社 | 液卵代替組成物及びその凝固物 |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP18467980A patent/JPS57129652A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57129652A (en) | 1982-08-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1100949A (en) | Low phytate acid precipitated soy protein isolate | |
| KR101302533B1 (ko) | 지질 저감 대두단백 소재 및 대두 유화조성물 및 그들의 제조법 | |
| JPS6261543A (ja) | 低フイチン酸塩大豆タンパク質アイソレ−トを製造する方法 | |
| CN100382717C (zh) | 改进的油籽蛋白的回收 | |
| JP4389785B2 (ja) | 大豆たん白の酸性ゲル状食品及びその製造法 | |
| JP4330627B2 (ja) | 亜麻タンパク質単離物の調製方法 | |
| RU2005101354A (ru) | Экстракция белка из кормовой муки из жмыха семян масличной канолы | |
| US4278597A (en) | Protein isolate having low solubility characteristics and process for producing same | |
| WO2010067533A1 (ja) | 大豆蛋白及びその製造方法 | |
| JP2008513490A (ja) | グリシニンに富みかつβ−コングリシニンに富む植物タンパク質画分 | |
| JP2765489B2 (ja) | 大豆たん白及びその製造法 | |
| DE69222239T2 (de) | Eiweisskonzentrate | |
| JPS593178B2 (ja) | ミルク蛋白質分離体の製造法及びミルク蛋白質/野菜蛋白質分離体及びその組成 | |
| JPS6214251B2 (ja) | ||
| US20060062894A1 (en) | 7S/2S-rich soy protein globulin fraction composition and process for making same | |
| US4062409A (en) | Method for the production of fish meat powder retaining functional properties of fresh fish meat | |
| JPS6214250B2 (ja) | ||
| JPH04207159A (ja) | 大豆蛋白素材の製造法 | |
| JPS5856612B2 (ja) | 蛋白質を主成分とする食品素材の製造法 | |
| JP3212017B2 (ja) | 粉末状分離大豆蛋白の製造法 | |
| JP2018102138A (ja) | 緑豆蛋白素材の製造方法 | |
| RU2195129C1 (ru) | Способ производства концентрата белкового растительного из соевого сырья | |
| RU2191521C1 (ru) | Способ получения соевого продукта | |
| KR20190032766A (ko) | 갑각류 껍질을 이용한 두부 응고제의 제조방법 및 이에 따라 제조된 두부 응고제 | |
| JP2007116961A (ja) | ゲルの製造法及びこれを利用した食品 |