JPS6214548B2 - - Google Patents

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JPS6214548B2
JPS6214548B2 JP784529A JP452978A JPS6214548B2 JP S6214548 B2 JPS6214548 B2 JP S6214548B2 JP 784529 A JP784529 A JP 784529A JP 452978 A JP452978 A JP 452978A JP S6214548 B2 JPS6214548 B2 JP S6214548B2
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JP
Japan
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group
substituted
substituent
formula
hydrogen atom
Prior art date
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JP784529A
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JPS54100342A (en
Inventor
Akyoshi Okamoto
Ryoji Kikumoto
Yoshikuni Tamao
Kazuo Ookubo
Tooru Tezuka
Shinji Tonomura
Akiko Hijikata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority claimed from US05/760,672 external-priority patent/US4093712A/en
Priority claimed from US05/760,668 external-priority patent/US4073913A/en
Priority claimed from US05/760,676 external-priority patent/US4097472A/en
Priority claimed from US05/760,929 external-priority patent/US4101653A/en
Priority claimed from US05/776,195 external-priority patent/US4097591A/en
Priority claimed from US05/804,368 external-priority patent/US4131673A/en
Application filed by Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Publication of JPS54100342A publication Critical patent/JPS54100342A/ja
Publication of JPS6214548B2 publication Critical patent/JPS6214548B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なN2―アリ―ルスルホニル―L
―アルギニンアミド類及び薬剤として許容され得
るその塩に関する。 また、本発明はN2―アリ―ルスルホニル―L
―アルギニンアミド類又は薬剤として許容され得
るその塩の製造法に関する。 さらにまた、本発明はN2―アリ―ルスルホニ
ルL―アルギニンアミド類又は薬剤として許容さ
れ得るその塩を含有する抗トロンビン剤に関す
る。 従来より血栓症のすぐれた治療薬を得ようとす
る多くの試みがなされているが、そのひとつとし
てN2―(p―トリルスルホニル)―L―アルギ
ニンエステル類が血栓を溶解する作用を有するこ
とが知られている。(米国特許3622615) また本発明者等はすでにN2―ダンシル―L―
アルギニンエステル又はアミド類が選択性の高い
抗トロンビン作用を有し、血栓症の治療薬とし
て、有用な化合物であることを見出している。し
かし、より低毒性で、選択性の高い抗トロンビン
剤の開発が望まれる。 本発明者等はN2―アリ―ルスルホニル―L―
アルギニンアミド類及び薬剤として許容され得る
その塩が強力な抗トロンビン作用を有し、かつ、
N2―ダンシル―L―アルギニンエステル又はア
ミド類に比較して低毒性であることを見出した。 本発明化合物であるN2―アリ―ルスルホニル
―L―アルギニンアミド類は下記一般式()で
表わされる。 上記一般式()中でRは
【式】 (式中R1はC2〜C10のアルキル基、C2〜C8のア
ルコキシアルキル基、C2〜C8のアルキルチオア
ルキル基、C2〜C8のアルキルスルフイニルアル
キル基、C7〜C10のアラルキル基、C3〜C10のシ
クロアルキル基、フルフリル基、少なくとも1つ
のC1〜C5のアルキル基及び/又はC1〜C5のアル
コキシ基で置換されていてもよいテトラヒドロフ
ルフリル基又はテトヒドロ―2(3又は4)―ピ
ラニルメチル基(以下、これらの置換基を一括し
て置換基群Aと称する。)を表わし、R2は水素原
子又はC1〜C10のアルキル基を表わし、nは1、
2又は3の整数を表わす。)、
【式】(式中、R3は 水素原子、メチル基及び置換基群Aからなる群か
ら選ばれる1つの置換基を表わし、R4はC1〜C6
のアルキル基を表わし、R5は水素原子又はC1
C4のアルキル基を表わし、mは0、1又は2の
整数を表わす。)、
【式】(式中、R6は一COOR8(R8は 水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表わす。)を
表わし、R7は同一でも異なつていてもよく、水
素原子又はC1〜C4のアルキル基を表わし、pは
0、1又は2の整数を表わし、R6の置換位置は
2―位でありR7の置換位置は4―又は6―位で
ある。)、
【式】又は、
【式】を 表わし、Arは、 C3〜C10のシクロアルキル基、アミノ基、C1
〜C10のアルキルアミノ基、C7〜C12のアラル
キル基、C1〜C10のアシルアミノ基、C1〜C10
のヒドロキシアルキル基、C1〜C10のヒドロキ
シアルコキシ基ならびに少なくとも1つのヒド
ロキシル基及び/又はC1〜C5のアルコキシ基
で置換されていてもよいフエニル基からなる群
(以下、この群を置換基群Bと略称する)から
選ばれる少なくとも1つの置換基で置換されて
いるフエニル基、 ヒドロキシル基、C1〜C10のアルコキシ基及
びC2〜C10のアルコキシカルボニルオキシ基か
ら選ばれる少なくとも1つの置換基ならびに置
換基群Bから選ばれる少なくとも1つの置換基
で置換されているフエニル基、 C1〜C4のアルキル基及び又はC1〜C10のアル
コキシ基で1つ以上置換されていてもよいキノ
リル、アクリジニル、フエノキシフエニル、ジ
ベンゾチエニル、9,9―ジオキソベンゾチエ
ニルもしくはフエノキサチイニル、又は C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のアルコキ
シ基及びオキソ基から選ばれる1つ以上の置換
基で置換されていてもよいC9〜C16のシクロア
ルキルフエニル、フルオレニル、チオキサンテ
ニル、2H―クロメニルもしくはベンゾピラジ
ニル基を表わす。 上記化合物の薬剤として許容され得る塩もまた
本発明の範囲に含まれる。 次に本発明化合物()のRについてさらに詳
細に説明する。 R1は前述の置換基群Aから選ばれる1つの置
換基を表わし、具体的にはエチル、プロピル、ブ
チル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、デシル等のC2〜C10のアルキル基;メトキシ
メチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、2
―メトキシエチル、2―エトキシエチル、2―プ
ロポキシエチル、2―メトキシプロピル、3―エ
トキシプロピル、3―プロポキシプロピル、4―
メトキシブチル、4―エトキシブチル、4―ブト
キシブチル等のC2〜C8(好ましくはC2〜C6)のア
ルコキシアルキル基;メチルチオメチル、エチル
チオメチル、プロピルチオメチル、2―メチルチ
オエチル、2―エチルチオエチル、2―プロピル
チオエチル、3―メチルチオプロピル、2―メチ
ルチオプロピル、3―エチルチオプロピル、3―
プロピルチオプロピル、4―メチルオブチル、4
―エチルチオブチル、4―プロピルチオブチル、
4―ブチルチオブチル等のC2〜C8(好ましくは
C2〜C6)のアルキルチオアルキル基;メチルスル
フイニルメチル、エチルスルフイニルメチル、プ
ロピルスルフイニルメチル、2―メチルスルフイ
ニルエチル、2―エチルスルフイニルエチル、2
―プロピルスルフイニルエチル、3―メチルスル
フイニルプロピル、3―エチルスルフイニルプロ
ピル等のC2〜C8(好ましくはC2〜C6)のアルキル
スルフイニルアルキル基;ベンジル、フエネチ
ル、3―フエニルプロピル、4―フエニルブチ
ル、1―フエニルエチル、2―フエニルプロピル
等のC7〜C10のアラルキル基;シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノ
ニル又はシクロデシルのC3〜C10のシクロアルキ
ル基;フルフリル基;少なくとも1つのC1〜C5
のアルキル基(たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル等)及び/又はC1〜C5のアルコキシ
基(たとえばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
ブトキシ等)で置換されていてもよいテトラヒド
ロフルフリル基;少なくとも1つのC1〜C5のア
ルキル基及び/又はC1〜C5のアルコキシ基(具
体例は前述のとおり)で置換されていてもよいテ
トラヒドロ―2(3又は4)―ピラニルメチル基
を表わす。R2は水素原子;メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、tert―ブチル、ヘキシル、オク
チル、デシル等のC1〜C10のアルキル基を表わ
す。また、nは1、2又は3の整数を表わす。 R3は水素原子、メチル基及び置換基群Aから
なる群から選ばれる1つの置換基を表わし、置換
基群Aの具体例は前記において述べたとおりで
ある。R4はメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、イソブチル、sec―ブチル、ペ
ンチル等のC1〜C6のアルキル基を表わす。R5
水素原子;メチル、エチル、プロピル、ブチル、
tert―ブチル等のC1〜C4のアルキル基を表わす。
また、mは0、1又は2の整数を表わす。 R6は―COOR8(式中R8は水素原子;メチル、
エチル、プロピル、ブチル、tert―ブチル等のC1
〜C4のアルキル基を表わす。)を表わす。R7は同
一でも異なつていてもよく、それぞれ独立して、
水素原子;メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル等のC1〜C4のアルキル基を表わ
し、pは0、1又は2の整数を表わす。R6の置
換位置は2―位であり、R7の置換位置は4―、
又は6―位である。 Arは (a) 前述の置換基群Bから選ばれる少なくとも1
つの置換基で置換されているフエニル基〔置換
基群Bは、シクロプロピル、シクロブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル等のC3〜C10
シクロアルキル基;アミノ基;メチルアミノ、
エチルアミノ、プロピルアミノ、ブチルアミノ
等のC1〜C10(好ましくはC1〜C5)のアルキル
アミノ基;ベンジル、フエネチル等のC7〜C12
(好ましくはC7〜C10)のアラルキル基;アセチ
ルアミノ、プロピオニルアミノ等のC1〜C10
(好ましくはC1〜C5)のアルキルカルボニルア
ミノ基のようなアシルアミノ基;ヒドロキシメ
チル、2―ヒドロキシエチル、2―ヒドロキシ
プロピル等のC1〜C10(好ましくはC1〜C5)の
ヒドロキシアルキル基;ヒドロキシメトキシ、
2―ヒドロキシエトキシ等のC1〜C10(好まし
くはC1〜C5)のヒドロキシアルコキシ基;少な
くとも1つのヒドロキシル基及び/又はメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等のC1
〜C5のアルコキシ基で置換されていてもよい
フエニル基からなる群を表わす。〕 (b) ヒドロキシル基;メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ等のC1〜C10(好ましくはC1
〜C5)のアルコキシ基;メトキシカルボニルオ
キシ、エトキシカルボニルオキシ、プロポキシ
カルボニルオキシ等C2〜C10(好ましくはC2
C5)のアルコキシカルボニルオキシ基から選ば
れる少なくとも1つの置換基ならびに置換基群
B(詳細については上記(a)で説明したとおりで
ある。)から選ばれる少なくとも1つの置換基
で置換されているフエニル基 (c) メチル、エチル、プロピル、ブチル等のC1
〜C4のアルキル基及び/又はメトキシ、エト
キシ、プロポキシ等のC1〜C10(好ましくはC1
〜C5)のアルコキシ基で1つ以上置換されてい
てもよいキノリル、アクリジニル、フエノキシ
フエニル、ジベンゾチエニル、9,9―ジオキ
ソベンゾチエニル又はフエノキサチイニル基 (d) メチル、エチル、プロピル、ブチル等のC1
〜C10(好ましくはC1〜C5)のアルキル基;メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等の
C1〜C10(好ましくはC1〜C5)のアルコキシ基
及びオキソ基から選ばれる1つ以上の置換基で
置換されていてもよいC9〜C16のシクロアルキ
ルフエニル、フルオレニル、チオキサンテニ
ル、2H―クロメニル又はベンゾピラジニル基
を表わす。 本発明の代表的な化合物は以下のとおりであ
る。 1―〔N2―(キノリン―8―スルホニル)―
L―アルギニル〕―4―メチル―2―ピペリジン
カルボン酸 1―〔N2―(3―メチルキノリン―8―スル
ホニル)―L―アルギニル〕―4―メチル―2―
ピペリジンカルボン酸 1―〔N2―(3―エチルキノリン―8―スル
ホニル)―L―アルギニル〕―4―メチル―2―
ピペリジンカルボン酸 N2―(2―フエノキサチイニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―テトラヒドロフルフリル
グリシン N2―(2―フルオレンスルホニル)―L―ア
ルギニル―N―(2―メトキシエチル)グリシン 1―〔N2―(4―メトキシ―3―シクロヘキ
シルベンゼン―1―スルホニル)―L―アルギニ
ル〕―4―メチル―2―ピペリジンカルボン酸 上記化合物の薬剤として許容され得る塩ももち
ろん本発明の範囲に含まれる。 上記化合物は本発明化合物の構造の多様性を示
すためのものであり、本発明に包含される化合物
は上記化合物に限定されるものではない。 本発明化合物であるN2―アリ―ルスルホニル
―L―アルギニンアミド類の製造法は、出発原料
および/または製造中間体によつて種々考えられ
るが、以下にその好ましい数例につき概説する。 (a) L―アルギニンアミドとアリールスルホニル
ハライドの縮合反応 本反応は下記反応式で表わされる。 上記式中でR及びArはすでに定義されてい
るとおりであり、Xはハロゲンを表わす。R
はベンジルオキシカルボニル基、tert―ブトキ
シカルボニル基等のα―アミノ基の保護基を表
わす。また、R′,R″は水素原子またはニトロ
基、トシル基、トリチル基、オキシカルボニル
基等のグアニジノ基の保護基であり、R′,
R″のうちの少なくとも1つはグアニジノ基の
保護基である。 すなわちN2―アリ―ルスルホニル―L―ア
ルギニンアミド()はL―アルギニンアミド
()と実質的に等モルのアリールスルホニル
ハライド()(好ましくはアリールスルホニ
ルクロリド)の縮合反応により製造される。 この縮合反応は一般に過剰の塩基の存在下、
適当な、反応に不活性な溶媒中で行われる。 塩基としてはトリエチルアミン、ピリジン等
の有機塩基、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム
等の無機塩基の水溶液が用いられる。 反応は0℃から溶媒の沸点までの温度範囲
で、10分から15時間行われる。 好ましい溶媒としてはベンゼン―ジエチルエ
ーテル、ジエチルエーテル―水、ジオキサン―
水等の混合溶媒が用いられる。 反応終了後、生成した塩を水で抽出除去し、
減圧蒸留等の通常の方法により溶媒を留去する
とN2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニン
アミド()が得られる。このN2―アリ―ル
スルホニル―L―アルギニンアミド()はジ
エチルエーテル―テトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル―メタノール、水―メタノール等の
溶媒を用いての再沈澱、再結晶により、または
シリカゲルクロマトグラフイー等により精製す
ることができる。 本縮合反応で原料として用いられるL―アル
ギニンアミド()はL―アルギニン()の
グアニジノ基およびα―アミノ基をニトロ化、
アセチル化、ホルミル化、フタロイル化、トリ
フルオロアセチル化、p―メトキシベンジルオ
キシカルボニル化、ベンゾイル化、ベンジルオ
キシカルボニル化、tert―ブトキシカルボニル
化あるいはトリチル化等によつて保護し、得ら
れたNG―置換―N2―置換―L―アルギニン
()を対応するアミノ酸誘導体()と酸塩
化物法、酸アジド法、混合酸無水物法、活性エ
ステル法、カルボジイミド法等の常法に従つて
縮合させた後、生成したNG―置換―N2―置換
―L―アルギニンアミド()から選択的に保
護基を脱離させることによつて得られる。 NG―置換―N2―置換―L―アルギニンアミ
ド()の製造原料として用いられるアミノ酸
誘導体()は下記の構造式で表わされる。 上記式中でR1,R2,R3,R4,R5,R6,R7
n,m及びpはすでに定義されているとおりで
ある。 上記式()および()のアミノ酸誘導体
は、ハロ酢酸エステル、3―ハロプロピオン酸
エステルまたは4―ハロ酪酸エステルを一般式
R1NH2またはR3NH2で表わされる適当なアミン
と縮合させることにより製造することができる
(J.Org.Chem.,25,728―732(1960)参照)。
該縮合反応は通常、無溶媒あるいはベンゼン、
エーテル等の溶媒中、トリエチルアミン、ピリ
ジン等の有機塩基の存在下に0℃から80℃の温
度において10分〜20時間行なわれる。反応終了
後、生成したアミノ酸誘導体は適当な溶媒を用
いての抽出または反応溶媒の留去等の常法に従
つて分離され、次いで減圧下で蒸留することに
より精製される。 アミノ酸誘導体のうちで、アミノ酸のtert―
ブチルエステルは、他のアルコールの存在下に
HCl,H2SO4等の無機酸やトルエンスルホン
酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸を用いて酸分
解を行なうことにより容易に他の所望のエステ
ルに変換することができるので好ましい。 2―ピペリジンカルボン酸誘導体()は、
たとえば下記反応式で示される反応により製造
される。 すなわち、まず置換ピペリジン()を−
5〜0℃の温度で次亜塩素酸ナトリウムの水溶
液と接触させ、得られた生成物()をジエ
チルエーテル等の溶媒で抽出して単離した後、
低級アルカノール溶媒中水酸化カリウムで処理
すると1,2―デヒドロピペリジン()が
得られる、これにシアン化水素、シアン化ナト
リウム等のシアン化剤を作用させると対応する
2―シアノ類縁体()が得られる。これを
塩酸、硫酸等の無機酸を用いて加水分解すると
2―ピペリジンカルボン酸()が得られ
る。 N2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニン
アミド()の製造原料であるアリールスルホ
ニルハライド類()は必要なアリールスルホ
ン酸またはその塩(たとえばナトリウム塩)を
当業者によく知られた常法によりハロゲン化す
ることにより製造することができる。 実際には、ハロゲン化は無溶媒あるいはハロ
ゲン化炭化水素、DMF等の適当な溶媒中、オ
キシ塩化リン、塩化チオニル、三塩化リン、三
臭化リン、五塩化リン等のハロゲン化剤の存在
下に、−10〜200℃の温度で5分〜5時間行なわ
れる。反応終了後、反応生成物は氷水中に注が
れ、エーテル、ベンゼン、酢酸エチル、クロロ
ホルム等の溶媒で抽出される。アリールスルホ
ニルハライドはヘキサン、ベンゼン等の適当な
溶媒から再結晶することにより精製することが
できる。 (b) NG―置換―N2―アリールスルホニル―L―
アルギニンアミドからNG―置換基の脱離本反
応は下記反応式で表わされる。 上記反応式中でR,Ar,X,R′,R″および
Rはすでに定義されているとおりである。 すなわちN2―アリールスルホニル―L―ア
ルギニンアミド()はNG―置換―N2―アリ
―ルスルホニル―L―アルギニンアミド(
)のNG―置換基を酸分解または水素化分解
により脱離することによつて製造される。 酸分解は通常、NG―置換―N2―アリ―ルス
ルホニル―L―アルギニンアミド()と過
剰量の酸(フツ化水素、塩化水素、臭化水素、
トリフルオロ酢酸等)とを、無溶媒あるいはエ
ーテル(テトラヒドロフラン、ジオキサン
等)、アルコール(メタノール、エタノール
等)、酢酸等の溶媒中、−10〜100℃、好ましく
は10〜60℃、さらに好ましくは室温で30分〜24
時間、接触させることにより行なわれる。生成
物は溶媒および過剰の酸を留去するか、適当な
溶媒を加えて生成する沈澱を過し乾燥するこ
とにより単離される。過剰の酸を使用するた
め、生成物は通常N2―アリ―ルスルホニル―
L―アルギニンアミド類()の酸付加塩であ
るが、これは中和により容易に遊離のアミドに
変換され得る。 ニトロ基およびベンジルオキシカルボニル、
p―ニトロベンジルオキシカルボニル等のオキ
シカルボニル基の脱離は水素化分解によつて容
易に行なわれる。またRにベンジルエステル部
分が含まれている場合、これは水素化分解によ
り脱離されて遊離のカルボキシル基となる。 水素化分解はラネーニツケル、パラジウム、
白金等の水素活性化触媒の存在下水素雰囲気中
で行われる。 反応溶媒としてはメタノール、エタノール等
のアルコール、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル等の不活性溶媒を用いることが
できる。 反応は通常0℃から溶媒の沸点までの温度、
好ましくは10〜80℃で2時間から120時間行わ
れる。 水素圧は臨界的ではないが、大気圧で十分で
ある。 水素化分解後、触媒を去して溶媒を留去す
るとN2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニ
ンアミド類()が得られる。 N2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニン
アミド類は上述の方法により精製される。 本反応の原料であるNG―置換―N2―アリ―
ルスルホニル―L―アルギニンアミド類(
)はNG―置換―N2置換―L―アルギニン
()(通常、NG―置換基はニトロ基またはア
シル基であり、N2―置換基はベンジルオキシ
カルボニル基、tert―ブトキシカルボニル基等
のアミノ基の保護基である)と対応するアミノ
酸誘導体()を縮合させ、生成したNG―置
換―N2―置換―L―アルギニンアミド()
からN2―置換基のみを接触水素化分解または
酸分解によつて選択的に除去し、このようにし
て得られたNG―置換―L―アルギニンアミド
()をアリールスルホニルハライド()、
好ましくはアリールスルホニルクロリドと、塩
基の存在下、溶媒中で縮合させることにより製
造することができる。これらの反応の条件は、
―L―アルギニンアミドとアリールスルホニル
ハライドとの縮合、NG―置換―N2―アリール
スルホニル―L―アルギニンアミドからのNG
―置換基の除去の項で述べたと同様である。 (c) N2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニル
ハライドとアミノ酸誘導体の縮合反応 本反応は下記反応式で表わされる。 上記反応式中でR,ArおよびXはすでに定
義されているとおりである。 すなわち、N2―アリ―ルスルホニル―L―
アルギニンアミド()はN2―アリ―ルスル
ホニル―L―アルギニルハライド(XII)、好
ましくはN2―アリ―ルスルホニル―L―アル
ギニククロリドと当量以上のアミノ酸誘導体
()とを縮合させることにより製造される。 この縮合反応は塩基の存在下、溶媒を用いる
ことなく行なうことができる。しかし、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の塩
基性溶媒やクロロホルム、ジクロロメタン等の
ハロゲン化溶媒を使用すれば満足な結果が得ら
れる。溶媒の使用量は臨界的ではなく、N2
アリ―ルスルホニル―L―アルギニルハライド
(XII)の約5〜100倍(重量)である。 好ましい反応温度は−10℃〜80℃、さらに好
ましくは20℃〜50℃である。反応時間は臨界的
ではなく、また使用するアミノ酸誘導体()
によつても異なるが、通常、5分〜10時間であ
る。 得られたN2―アリ―ルスルホニル―L―ア
ルギニンアミドは上述したと同様の方法で単
離、精製される。 本縮合反応の原料であるN2―アリ―ルスル
ホニル―L―アルギニルハライド(XII)は、
N2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニン
(XI)と当量以上のハロゲン化剤(たとえば
塩化チオニル、オキシ塩化リン、三塩化リン、
五塩化リン、三臭化リン等)を反応させること
により製造することができる。このハロゲン化
反応は無溶媒でも溶媒中でも行なうことができ
る。好ましい溶媒としてはクロロホルム、ジク
ロロメタン等の塩素化炭化水素類、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類等が挙げ
られる。 溶媒の使用量は臨界的ではなく、N2―アリ
―ルスルホニル―L―アルギニン(XI)に対
し約5〜100倍(重量)である。好ましい反応
温度は−10℃〜室温である。反応時間は臨界的
ではなく、また、ハロゲン化剤の種類および反
応温度によつて変わるが、通常、15分〜5時間
である。 N2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニル
ハライド類(XII)の製造原料であるN2―ア
リ―ルスルホニル―L―アルギニン類(XI)
は、L―アルギニンアミドとアリールスルホニ
ルハライドとの縮合反応の項で述べたと同様の
方法に従つて、L―アルギニン()と実質的
に等モルのアリールスルホニルハライド()
を縮合させることにより製造することができ
る。 本発明化合物のうち、エステル誘導体(一般
式()中でR2又はR5がアルキル基、アラル
キル基又はアリール基である化合物)は、カル
ボン酸誘導体(一般式()中でR2又はR5
水素原子である化合物)を常法に従つてエステ
ル化することにより得ることができる。また、
エステル誘導体を常法に従つて加水分解または
酸分解すればカルボン酸誘導体が得られる。上
記エステル化、加水分解および酸分解の反応条
件は当業者によく知られているとおりである。 本発明化合物であるN2―アリ―ルスルホニ
ル―L―アルギニンアミド()は種々の無機
酸又は有機酸と酸付加塩を形成する。また、本
発明化合物のうち遊離のカルボキシル基を有す
る化合物(一般式()中でR2又はR5が水素
原子である化合物)は種々の無機塩基又は有機
塩基と塩を形成する。 上述の反応で得られるN2―アリ―ルスルホニ
ル―L―アルギニンアミド()は遊離の形態ま
たは塩の形態で単離され得る。 遊離の塩基を所望の酸と反応させることにより
N2―アリ―ルスルホニル―L―アルギニンアミ
ド()の薬剤として許容されうる酸付加塩を得
ることができる。上記の酸としては、塩化水素
酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、リ
ン酸、酢酸、クエン酸、マレイン酸、コハク酸、
乳酸、酒石酸、グルコン酸、安息香酸、メタンス
ルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、p―トルエンスルホン酸等が挙げられる。 同様に、遊離のカルボキシル基を有する化合物
()を所望の塩基と反応させることにより、化
合物()の薬剤として許容されうる塩を得るこ
とができる。このような塩基としては水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、
トリエチルアミン、プロカイン、ジベンジルアミ
ン、1―エフエナミン、N,N′―ジベンジルエ
チレンジアミン、N―エチルピペリジン等が挙げ
られる。 これらの塩を塩基または酸で処理すれば遊離の
アミドを再生することができる。 既述のとおり、本発明のN2―アリ―ルスルホ
ニル―L―アルギニンアミド類()およびその
塩類は、哺乳動物体内のトロンビンに対して特異
性の高い阻害効果を有し、かつほとんど毒性がな
いことから、血中のトロンビンを測定する診断薬
あるいは血栓症の治療および予防に有用である。 本発明化合物はまた、血小板凝集阻止剤として
も有用である。 本発明のN2―アリ―ルスルホニル―L―アル
ギニンアミド()の抗トロンビン作用をフイブ
リノーゲン凝固時間を測定することにより、既知
の抗トロンビン剤であるN2―(p―トリルスル
ホニル)―L―アルギニンメチルエステル(以下
TAMEと言う)と比較した。 試験は次のようにして行なつた。 牛フイブリノーゲン(コーン フラクシヨン1
(Cohn Fraction1)、アーマー(Armour)社製)
150mgを40mlのボレートサラインバツフア
(Borate Saline Buffer(PH7.4))に溶解した溶液
0.8mlと0.1mlのボレート サライン バツフア
(対照試料)または試料溶液を氷冷下で混和し、
さらに5units/mlのトロンビン(持田製薬(株)製試
薬)0.1mlを氷冷下で添加してよく混和し直ちに
25℃の恒温槽に移す。恒温槽に入れた瞬間にスト
ツプウオツチを始動させ、フイブリン系を認めた
時までの時間を測定した。試料無添加の場合(対
照実験)の凝固時間は50―55秒であつた。 実験結果を表―1に示す。表―1で「凝固時間
を2倍に延長する濃度」とは、対照実験での凝固
時間50〜55秒を凝固時間100〜110秒に延長するの
に必要な有効成分の濃度を表わす。 TAMEについては、その凝固時間を2倍に延
長する濃度は1100μMであつた。 なお下記表―1においてN2―アリ―ルスルホ
ニル―L―アルギニンアミド()は一般式
()中のR,Arおよび付加物を特定することに
より表わす。 本発明のN2―アリ―ルスルホニル―L―アル
ギニンアミド()の溶液を動物に静脈内投与し
た場合、循環血中の高い抗トロンビン作用が1〜
3時間保持され、本発明の抗トロンビン剤の循環
血中の消失半減期はほぼ60分であつた。実験動物
(ラツト、兎、犬およびチンパンジー)の生理状
態は良好に保たれた。 実験動物にトロンビンを連続注入することによ
つて起るフイブリノーゲンの減少は本発明の阻害
剤を同時注入することにより抑制された。 本発明化合物のマウス(雄性、20g)に対する
静脈内投与による急性毒性値(LD50)は約150〜
600mg/Kg体重である。 本発明化合物の代表的なLD50値を下記表に示
す。
【表】 他方、N2―ダンシル―N―ブチル―L―アル
ギニンアミドおよびN2―ダンシル―N―メチル
―N―ブチル―L―アルギニンアミドのLD50
は、それぞれ、10mg/Kgよりも低い。 本発明の治療剤は、単独または薬剤的に可能な
担体と複合して、人間を含む哺乳動物に投与され
る。その組成は、化合物の溶解度、化学的性質、
投与経路、投与計画等によつて決定される。 たとえば化合物を非経口的に筋肉内注射、静脈
内注射、皮下注射で投与する場合、溶液を等張に
するために食塩あるいはグルコース等の他の溶質
を添加した無菌溶液として使用される。また化合
物は、でんぷん、乳糖、白糖等の適当な賦形剤を
含む錠剤、カプセル剤または顆粒剤の形で経口投
与される。また化合物に糖、コーンシロツプ、香
料、色素等を加えて脱水成型し固型化してトロー
チまたはロゼンジのような口中錠として使用す
る。また溶液として経口投与する場合は着色剤お
よび香料を加える。 本発明の治療剤の、人間に最適な投与量は、投
与法、化合物の種類、患者の状態により、医師に
よつて決定される。 経口投与で非経口投与で得られるのと同等の効
果を得るには大量投与が必要である。 治療量は一般に非経口投与で有効成分10〜50
mg/Kg1日、経口投与で10〜500mg/Kg1日であ
る。 次に本発明化合物の製法を実施例にてさらに具
体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、これらの実施例で合成された化合物に限定
されない。 なお、本発明には、本発明の化合物を有効成分
として含む薬剤的組成物も含まれる。このような
組成物は上記したような形態であり、特に本発明
は単一投与形式の組成物を含む。 実施例 1 (A) N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニン: L―アルギニン83.6gと10%炭酸カリウム溶
液800mlからなる溶液をよく撹拌しながら、こ
れに、2―ジベンゾチオフエンスルホニルクロ
リド112.7gをベンゼン800mlに溶解した溶液を
加え、混合物を60℃で5時間撹拌すると、その
間に生成物が沈澱した。室温で1時間放置した
後、沈澱を取し、ベンゼン、次いで水で洗浄
すると、N2―(2―ジベンゾチエニルスルホ
ニル)―L―アルギニン127g(76%)が得ら
れた。 (B) N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニルクロリド: N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニン4.21gを20mlの塩化チオニル
に懸濁させ、この懸濁液を室温で2時間撹拌し
た。これに冷乾燥ジエチルエーテルを加えると
沈澱が生じた。この沈澱を取し、乾燥ジエチ
ルエーテルで数回洗浄するとN2―(2―ジベ
ンゾチエニルスルホニル)―L―アルギニルク
ロリドが得られた。 (C) N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―ブチルグリシンtert―
ブチルエステル: N―ブチルグリシンtert―ブチルエステル
2.67gを20mlのクロロホルムに溶解した溶液
に、上記(B)で得られたN2―(2―ジベンゾチ
エニルスルホニル)―L―アルギニルクロリド
を注意深く加え、反応混合物を室温で1時間放
置した。次いで、反応混合物を20mlの飽和食塩
水で2回洗浄し、蒸発乾固した。残査を少量の
ジエチルエーテルで洗うと、無定形の固体が得
られた。これを取してエタノール―エチルエ
ーテルから再結晶すると、N2―(2―ジベン
ゾチエニルスルホニル)―L―アルギニル―N
―ブチルグリシンtert―ブチルエステル3.1g
(49%)が得られた。 I.R.(KBr):3350,1740,1625cm-1 元素分析:C28H39O5N5S2・1/2H2SO3として C H N 計算値(%) 53.31 6.39 11.10 実験値(%) 53.21 6.46 10.89 (D) N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―ブチルグリシン: N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―ブチルグリシンtert―
ブチルエステル2.00gを20mlのクロロホルムに
溶解し、これに15%HCl―酢酸エチル50mlを加
えた。室温で5時間撹拌した後、反応混合物を
蒸発乾固した。残査を乾燥ジエチルエーテルで
数回洗浄し、80mlのダイヤイオン(登録商標)
SK102イオン交換樹脂(200―300メツシユ、
H+形、三菱化成工業(株)製)のクロマトグラフ
イーにかけ、水で洗浄後、3%水酸化アンモニ
ウム溶液で溶出した。3%水酸化アンモニウム
溶液で溶出された画分を蒸発乾固すると0.9g
(53%)のN2―(2―ジベンゾチエニルスルホ
ニル)―L―アルギニル―N―ブチルグリシン
が無定形固体として得られた。 I.R.(KBr):3350,1640,1270cm-1 元素分析:C24H31N5O5S2として C H N 計算値(%) 54.01 5.86 13.12 実験値(%) 53.78 5.97 12.96 実施例 2 (A) N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―(2―メトキシエチ
ル)グリシン エチルエステル N―(2―メトキシエチル)グリシン エチ
ルエステル2.42g及びトリエチルアミン4.0ml
を50mlのクロロホルムに溶解した溶液を氷―塩
浴で冷却し、撹拌しながら、これに実施例1の
(B)で得られたN2―(2―ジベンゾチエニルス
ルホニル)―L―アルギニルクロリド7.0gを
少量ずつ加えた。室温で1夜撹拌した後、クロ
ロホルム50mlを加え、生じたクロロホルム溶液
を25mlの飽和食塩水で2回洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧で溶媒を留去した。残
存する油状物質をエチルエーテルで洗浄して、
粉末状のN2―(2―ジベンゾチエニルスルホ
ニル)―L―アルギニル―N―(2―メトキシ
エチル)グリシン エチルエステル5.5gを得
た。 元素分析:C25H23O6N5S2・1/2H2SO3として C H N 計算値(%) 50.49 4.07 11.78 実験値(%) 50.22 4.18 11.51 (B) N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―(2―メトキシエチ
ル)グリシン: N2―(2―ジベンゾチエニルスルホニル)
―L―アルギニル―N―(2―メトキシエチ
ル)グリシン エチルエステル5.5gを、メタ
ノール15ml及び2N NaOH15mlからなる混合物
に溶解し、これを40℃に加温してこの温度に10
時間保つた。次いで反応混合物を濃縮し、200
mlのダイヤイオン(登録商標)SK102イオン交
換樹脂(200―300メツシユ、H+形、三菱化成
工業(株)製)のクロマトグラフイーにかけ、エタ
ノール―水(1:4)で洗浄した後、エタノー
ル―水―NH4OH(10:9:1)で溶出した。
主画分を蒸発乾固し、エチルエーテルで洗浄し
て、無定形固体のN2―(2―ジベンゾチエニ
ルスルホニル)―L―アルギニル―N―(2―
メトキシエチル)グリシン3.05g(62%)を得
た。 I.R.(KBr):3400,1630,1280cm-1 元素分析:C23H29O6N5S2として C H N 計算値(%) 51.57 5.46 13.08 実験値(%) 51.35 5.63 12.86 実施例 3 (A) NG―ニトロ―N2―(tert―ブトキシカルボ
ニル)―L―アルギニル―N―ブチルグリシン
ベンジルエステル: NG―ニトロ―N2―(tert―ブトキシカルボ
ニル)―L―アルギニン28.4gを450mlの乾燥
テトラヒドロフランに溶解した溶液を撹拌しな
がら、これにトリエチルアミン12.4ml及びクロ
ロギ酸イソブチル12.4mlを順次添加した。この
操作は温度を−5℃に保ちながら行なつた。15
分後、これに、N―ブチルグリシン ベンジル
エステル p―トルエンスルホン酸塩35.0g、
トリエチルアミン12.4ml及び乾燥テトラヒドロ
フランを加え、混合物を−5℃で15分間撹拌
し、次いで室温まで加温した。溶媒を留去し、
残留物を400mlの酢酸エチルに溶解しこの溶液
を200mlの水、100mlの5%重炭酸ナトリウム溶
液、100mlの10%クエン酸溶液、次いで200mlの
水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。溶媒を留去し、残査を20mlのクロロホ
ルムに溶解して、シリカゲル500g(クロロホ
ルム中)のカラム(80cm×6cm)にかけた。カ
ラムに最初クロロホルムを、次いで3%メタノ
ール―クロロホルムを流し、3%メタノール―
クロロホルムで溶出された画分を蒸発乾固し
て、シロツプ状のNG―ニトロ―N2―(tert―
ブトキシカルボニル)―L―アルギニル―N―
ブチルグリシン ベンジルエステル26.0g(56
%)を得た。 I.R.(KBr):3300,1740,1690cm-1 (B) NG―ニトロ―L―アルギニル―N―ブチル
グリシン ベンジルエステル塩酸塩 NG―ニトロ―N2―(tert―ブトキシカルボ
ニル)―L―アルギニル―N―ブチルグリシン
ベンジルエステル26.0gを50mlの酢酸エチル
に溶解した溶液に、温度を0℃に保ち撹拌しな
がら、10%乾燥HC1―酢酸エチル80mlを加え
た。3時間後この溶液に200mlの乾燥エチルエ
ーテルを加えると粘稠な油状物質が析出した。
これを取し、乾燥エチルエーテルで洗浄する
と、無定形固体のNG―ニトロ―L―アルギニ
ル―N―ブチルグリシン ベンジルエステル塩
酸塩20.8gを得た。 (C) NG―ニトロ―N2―(3―シクロヘキシル―
4―メトキシフエニルスルホニル)―L―アル
ギニル―N―ブチルグリシン ベンジルエステ
ル: NG―ニトロ――L―アルギニル―N―ブチ
ルグリシン ベンジルエステル塩酸塩2.33gを
水10ml及びジオキサン40mlに溶解した溶液に、
温度を5℃に保ち撹拌しながら、重炭酸ナトリ
ウム1.26g及び3―シクロヘキシル―4―メト
キシフエニルスルホニルクロリド2.2gを順次
加え、さらに3時間、室温で撹拌を続けた。次
いで溶媒を留去し、残査を100mlの酢酸エチル
に溶解し、この溶液を10mlの1N塩酸、20mlの
水、20mlの5%重炭酸ナトリウム溶液及び10ml
の水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去し、残留物を50gのシリカゲ
ル(クロロホルム中)のクロマトグラフイーに
かけ、クロロホルムで洗浄後、3%メタノール
―クロロホルムで溶出された画分を蒸発乾固し
て無定形固体のNG―ニトロ―N2―(3―シク
ロヘキシル―4―メトキシフエニルスルホニ
ル)―L―アルギニル―N―ブチルグリシン
ベンジルエステル2.6g(77%)を得た。 I.R.(KBr):3300,2920,1740,1640,1250
cm-1 元素分析:C32H46O8N6Sとして C H N 計算値(%) 56.95 6.87 12.46 実験値(%) 56.49 6.63 12.38 (D) N2―(3―シクロヘキシル―4―メトキシ
フエニルスルホニル)―L―アルギニル―N―
ブチルグリシン: NG―ニトロ―N2―(3―シクロヘキシル―
4―メトキシフエニルスルホニル)―L―アル
ギニル―N―ブチルグリシン ベンジルエステ
ル3.00gをエタノール50ml、酢酸10ml及び水10
mlからなる溶媒に溶解し、これにパラジウム―
ブラツク0.5gを加え、水素雰囲気下、室温で
50時間振盪した。次いで触媒を去した後、溶
液を蒸発乾固し、残査を乾燥エチルエーテルで
数回洗浄後、ダイヤイオン(登録商標)SK102
イオン交換樹脂(200―300メツシユ、H+形、
三菱化成工業(株)製)80ml(水中)のクロマトグ
ラフイーにかけた。水で洗浄後3%水酸化アン
モニウム溶液で溶出された画分を蒸発乾固し
て、無定形固体のN2―(3―シクロヘキシル
―4―メトキシフエニルスルホニル)―L―ア
ルギニル―N―ブチルグリシン1.5g(72%)
を得た。 I.R.(KBr):3350,2920,1630,1250cm-1 元素分析:C25H41N6O5S1として C H N 計算値(%) 55.63 7.66 12.98 実験値(%) 55.32 7.39 12.84 実施例 4 (A) エチル 1―〔NG―ニトロ―N2―(3―シ
クロヘキシル―4―メトキシフエニルスルホニ
ル)―L―アルギニル〕―4―メチル―2―ピ
ペリジンカルボキシラート: エチル 1―(NG―ニトロ―L―アルギニ
ル)―4―メチル―2―ピペリジンカルボキシ
ラート塩酸塩2.05g及びNaHCO31.26gを水10
ml及びジオキサン40mlに溶解した溶液をよく撹
拌しながら、これに3―シクロヘキシル―4―
メトキシベンゼンスルホニルクロリド2.2gを
滴加した。この操作は温度を0℃に保つて行な
つた。反応混合物を室温で1夜撹拌後、蒸発乾
固した。得られた残査を50mlの酢酸エチルに溶
解し、この溶液を10%クエン酸、飽和食塩水、
飽和NaHCO3溶液、次いで飽和食塩水で洗浄し
た後、蒸発濃縮し、シリカゲル(クロロホルム
中)のクロマトグラフイーにかけ、3%メタノ
ールを含むクロロホルムで溶出した。 主画分を蒸発乾固すると、エチル 1―〔N
G―ニトロ―N2―(3―シクロヘキシル―4―
メトキシベンゼンスルホニル)―L―アルギニ
ル〕―4―メチル―2―ピペリジンカルボキシ
ラート2.6gが得られた。 I.R.(KBr):3400,1735,1635,1250cm-1 (B) エチル 1―〔N2―(3―シクロヘキシル
―4―メトキシフエニルスルホニル)―L―ア
ルギニル〕―4―メチル―2―ピペリジンカル
ボキシラート酢酸塩: エチル 1―〔NG―ニトロ―N2―(3―シ
クロヘキシル―4―メトキシフエニルスルホニ
ル)―L―アルギニル〕―4―メチル―2―ピ
ペリジンカルボキシラート2.6gをエタノール
40ml、水10ml及び酢酸20mlからなる溶媒に溶解
し、パラジウム―ブラツク0.5gを加えた後、
該混合物を水素雰囲気下、室温で15時間振盪し
た。次いで触媒を去し、溶媒を留去し、得ら
れた油状物質をエタノール―ジエチルエーテル
で再沈澱すると、エチル 1―〔N2―(3―
シクロヘキシル―4―メトキシフエニルスルホ
ニル)―L―アルギニル〕―4―メチル―2―
ピペリジンカルボキシラート酢酸塩2.4gが得
られた。 (C) 1―〔N2―(3―シクロヘキシル―4―メ
トキシフエニルスルホニル)――L―アルギニ
ル〕―4―メチル―2―ピペリジンカルボン
酸: エチル 1―〔N2―(3―シクロヘキシル
―4―メトキシフエニルスルホニル)―L―ア
ルギニル〕―4―メチル―2―ピペリジンカル
ボキシラート酢酸塩をエタノール10ml及びN―
NaOH10mlからなる溶媒に溶解し、溶液を室温
で1夜撹拌した。次いで反応混合物を濃縮して
水10mlに溶解し、2N―HClで中和すると白色の
粘稠な沈澱が得られた。これを150mlのクロロ
ホルムに溶解し、溶液を飽和食塩水で洗浄した
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下蒸発す
ると、無定形固体の1―〔N2―(3―シクロ
ヘキシル―4―メトキシフエニルスルホニル)
―L―アルギニル〕―4―メチル―2―ピペリ
ジンカルボン酸1.52gが得られた。 I.R.(KBr):3350,2920,1620,1250cm-1 元素分析:C26H41O6N5Sとして C H N 計算値(%) 56.60 7.49 12.70 実験値(%) 56.51 7.53 12.68 その他各種のN2―アリールスルホニル―L―
アルギニンアミド類又はその塩類を上記実施例の
方法に従つて合成した。その結果を表―1に示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 下記の表―2に示されている化合物も同様にし
て製造される。この表の第2欄に記されている公
知文献はそこに挙げられている化合物の製造法を
開示しているものである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例5 経口投与用錠剤 常法に従つて下記表に示す成分を含む錠剤を調
製することができる。
【表】 実施例6 経口投与用カプセル剤 下記表に示す成分をよく混合してゼラチンカプ
セルにつめ、カプセル剤を調製した。
【表】 実施例7 注射用無菌溶液 下記表に示す成分を混合して溶液とし、殺菌し
て、静脈内注射用溶液を調製した。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式() (上記一般式()中で、Rは
    【式】 (式中R1はC2〜C10のアルキル基、C2〜C8のア
    ルコキシアルキル基、C2〜C8のアルキルチオア
    ルキル基、C2〜C8のアルキルスルフイニルアル
    キル基、C7〜C10のアラルキル基、C3〜C10のシ
    クロアルキル基、フルフリル基、少なくとも1つ
    のC1〜C5のアルキル基及び/又はC1〜C5のアル
    コキシ基で置換されていてもよいテトラヒドロフ
    ルフリル基又はテトラヒドロー2(3又は4)―
    ピラニルメチル基(以下、これらの置換基を一括
    して置換基群Aと称する。)を表わし、R2は水素
    原子又はC1〜C10のアルキル基を表わし、nは
    1,2又は3の整数を表わす。)、 【式】(式中、R3は 水素原子、メチル基及び置換基群Aからなる群か
    ら選ばれる1つの置換基を表わし、R4はC1〜C6
    のアルキル基を表わし、R5は水素原子又はC1
    C4のアルキル基を表わし、mは0、1又は2の
    整数を表わす。)、 【式】(式中、R6は―COOR8(R8は 水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表わす。)を
    表わし、R7は同一でも異なつていてもよく、そ
    れぞれ独立して水素原子又はC1〜C4のアルキル
    基を表わし、pは0、1、又は2の整数を表わ
    し、R6の置換位置は2―位でありR7の置換位置
    は4―又は6―位である。)、 【式】又は、【式】を 表わし、Arは、 C3〜C10のシクロアルキル基、アミノ基、C1
    〜C10のアルキルアミノ基、C7〜C12のアラル
    キル基、C1〜C10のアシルアミノ基、C1〜C10
    のヒドロキシアルキル基、C1〜C10のヒドロキ
    シアルコキシ基ならびに少なくとも1つのヒド
    ロキシル基及び/又はC1〜C5のアルコキシ基
    で置換されていてもよいフエニル基からなる群
    (以下、この群を置換基群Bと略称する)から
    選ばれる少なくとも1つの置換基で置換されて
    いるフエニル基、 ヒドロキシル基、C1〜C10のアルコキシ基及
    びC2〜C10のアルコキシカルボニルオキシ基か
    ら選ばれる少なくとも1つの置換基ならびに置
    換基群Bから選ばれる少なくとも1つの置換基
    で置換されているフエニル基、 C1〜C4のアルキル基及び/又はC1〜C10のア
    ルコキシ基で1つ以上置換されていてもよいキ
    ノリル、アクリジニル、フエノキシフエニル、
    ジベンゾチエニル、9,9―ジオキソベンゾチ
    エニル、もしくはフエノキサチイニル、又は、 C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のアルコキ
    シ基及びオキソ基から選ばれる1つ以上の置換
    基で置換されていてもよいC9〜C16のシクロア
    ルキルフエニル、フルオレニル、チオキサンテ
    ニル、2H―クロメニルもしくはベンゾピラジ
    ニル基を表わす。)で表わされるN2―アリール
    スルホニル―L―アルギニンアミド類及び薬剤
    として許容され得るその塩。 2 下記一般式() (上記一般式()中で、Rは
    【式】 (式中R1はC2〜C10のアルキル基、C2〜C8のア
    ルコキシアルキル基、C2〜C8のアルキルチオア
    ルキル基、C2〜C8のアルキルスルフイニルアル
    キル基、C7〜C10のアラルキル基、C3〜C10のシ
    クロアルキル基、フルフリル基、少なくとも1つ
    のC1〜C5のアルキル基及び/又はC1〜C5のアル
    コキシ基で置換されていてもよいテトラヒドロフ
    ルフリル基又はテトラヒドロ―2(3又は4)―
    ピラニルメチル基(以下、これらの置換基を一括
    して置換基群Aと称する。)を表わし、R2は水素
    原子又はC1〜C10のアルキル基を表わし、nは
    1、2又は3の整数を表わす。)、 【式】(式中、R3は 水素原子、メチル基及び置換基群Aからなる群か
    ら選ばれる1つの置換基を表わし、R4はC1〜C6
    のアルキル基を表わし、R5は水素原子又はC1
    C4のアルキル基を表わし、mは0、1又は2の
    整数を表わす。)、 【式】(式中、R6は―COOR8(R8は 水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表わす。)を
    表わし、R7は同一でも異なつていてもよく、そ
    れぞれ独立して水素原子又はC1〜C4のアルキル
    基を表わし、pは0、1、又は2の整数を表わ
    し、R6の置換位置は2―位でありR7の置換位置
    は4―又は6―位である。)、 【式】又は、【式】を 表わし、Arは、 C3〜C10のシクロアルキル基、アミノ基、C1
    〜C10のアルキルアミノ基、C7〜C12のアラル
    キル基、C1〜C10のアシルアミノ基、C1〜C10
    のヒドロキシアルキル基、C1〜C10のヒドロキ
    シアルコキシ基ならびに少なくとも1つのヒド
    ロキシル基及び/又はC1〜C5のアルコキシ基
    で置換されていてもよいフエニル基からなる群
    (以下、この群を置換基群Bと略称する)から
    選ばれる少なくとも1つの置換基で置換されて
    いるフエニル基、 ヒドロキシル基、C1〜C10のアルコキシ基及
    〜C10のアルコキシカルボニルオキシ基か
    ら選ばれる少なくとも1つの置換基ならびに置
    換基群Bから選ばれる少なくとも1つの置換基
    で置換されているフエニル基、 C1〜C4のアルキル基及び/又はC1〜C10のア
    ルコキシ基で1つ以上置換されていてもよいキ
    ノリル、アクリジニル、フエノキシフエニル、
    ジベンゾチエニル、9,9―ジオキソベンゾチ
    エニル、もしくはフエノキサチイニル、又は、 C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のアルコキ
    シ基及びオキソ基から選ばれる1つ以上の置換
    基で置換されていてもよいC9〜C16のシクロア
    ルキルフエニル、フルオレニル、チオキサンテ
    ニル、2H―クロメニルもしくはベンゾピラジ
    ニル基を表わす。)で表わされるN2―アリール
    スルホニル―L―アルギニンアミド類及び薬剤
    として許容され得るその塩の製造法において 下記一般式 (式中、R及びArは上述したとおりであ
    り、R′及びR″は水素原子又はグアニジノ基の
    保護基を表わす。ただし、R′及びR″の少なく
    とも一方はグアニジノ基の保護基である。) で表わされるNG―置換―N2―アリールスルホ
    ニル―L―アルギニンアミドから、酸分解又は
    水素化分解によりNG―置換基を除去し、得ら
    れる生成物を、必要に応じて加水分解すること
    を特徴とする一般式()で表わされるN2
    アリールスルホニル―L―アルギニンアミド又
    は薬剤的に許容され得るその塩の製造法。 3 特許請求の範囲第2項記載の製造法におい
    て、酸分解が、NG―置換―N2―アリールスルホ
    ニル―L―アルギニンアミドと過剰の酸を−10℃
    〜100℃で接触させることにより行なわれること
    を特徴とする方法。 4 特許請求の範囲第2項記載の製造法におい
    て、水素化分解が、反応に不活性な溶媒中、水素
    活性化触媒の存在下に水素雰囲気中で0℃〜溶媒
    の沸点の温度において行なわれることを特徴とす
    る方法。 5 下記一般式() (上記一般式()中で、Rは
    【式】 (式中R1はC2〜C10のアルキル基、C2〜C8のア
    ルコキシアルキル基、C2〜C8のアルキルチオア
    ルキル基、C2〜C8のアルキルスルフイニルアル
    キル基、C7〜C10のアラルキル基、C3〜C10のシ
    クロアルキル基、フルフリル基、少なくとも1つ
    のC1〜C5のアルキル基及び/又はC1〜C5のアル
    コキシ基で置換されていてもよいテトラヒドロフ
    ルフリル基又はテトラヒドロ―2(3又は4)―
    ピラニルメチル基(以下、これらの置換基を一括
    して置換基群Aと称する。)を表わし、R2は水素
    原子又はC1〜C10のアルキル基を表わし、nは
    1、2又は3の整数を表わす。)、 【式】(式中、R3は 水素原子、メチル基及び置換基群Aからなる群か
    ら選ばれる1つの置換基を表わし、R4はC1〜C6
    のアルキル基を表わし、R5は水素原子又はC1
    C4のアルキル基を表わし、mは0、1又は2の
    整数を表わす。)、 【式】(式中、R6は―COOR8(R8は 水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表わす。)を
    表わし、R7は同一でも異なつていてもよく、そ
    れぞれ独立して水素原子又はC1〜C4のアルキル
    基を表わし、pは0、1、又は2の整数を表わ
    し、R6に置換位置は2―位でありR7の置換位置
    は4―又は6―位である。)、 【式】又は、【式】を 表わし、Arは、 C3〜C10のシクロアルキル基、アミノ基、C1
    〜C10のアルキルアミノ基、C7〜C12のアラル
    キル基、C1〜C10のアシルアミノ基、C1〜C10
    のヒドロキシアルキル基、C1〜C10のヒドロキ
    シアルコキシ基、ならびに少なくとも1つのヒ
    ドロキシル基及び/又はC1〜C5のアルコキシ
    基で置換されていてもよいフエニル基からなる
    群(以下、この群を置換基群Bと略称する)か
    ら選ばれる少なくとも1つの置換基で置換され
    ているフエニル基、 ヒドロキシル基、C1〜C10のアルコキシ基及
    びC2〜C10のアルコキシカルボニルオキシ基か
    ら選ばれる少なくとも1つの置換基ならびに置
    換基群Bから選ばれる少なくとも1つの置換基
    で置換されているフエニル基、 C1〜C4のアルキル基及び/又はC1〜C10のア
    ルコキシ基で1つ以上置換されていてもよいキ
    ノリル、アクリジニル、フエノキシフエニル、
    ジベンゾチエニル、9,9―ジオキソベンゾチ
    エニル、もしくはフエノキサチイニル、又は、 C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のアルコキ
    シ基及びオキソ基から選ばれる1つ以上の置換
    基で置換されていてもC9〜C16のシクロアルキ
    ルフエニル、フルオレニル、チオキサンテニ
    ル、2H―クロメニルもしくはベンゾピラジニ
    ル基を表わす。)で表わされるN2―アリールス
    ルホニル―L―アルギニンアミド類及び薬剤と
    して許容され得るその塩の製造法において 下記一般式 (式中、Arは上述したとおりであり、Xは
    ハロゲン原子を表わす。) で表わされるN2―アリールスルホニル―L―
    アルギニルハライドを一般式RH(Rは上述し
    たとおりである。) で表わされるアミノ酸誘導体と反応させ、得ら
    れる生成物を必要に応じて加水分解することを
    特徴とする一般式()で表わされるN2―ア
    リ―ルスルホニル―L―アルギニンアミド又は
    薬剤として許容され得るその塩の製造法。 6 特許請求の範囲第5項記載の製造法におい
    て、N2―アリールスルホニル―L―アルギニル
    ハライドを少なくとも等モル量のアミノ酸誘導体
    と−10℃〜+80℃の温度で反応させることを特徴
    とする方法。 7 下記一般式() (上記一般式()中で、Rは
    【式】 (式中R1はC2〜C10のアルキル基、C2〜C8のア
    ルコキシアルキル基、C2〜C8のアルキルチオア
    ルキル基、C2〜C8のアルキルスルフイニルアル
    キル基、C7〜C10のアラルキル基、C3〜C10のシ
    クロアルキル基、フルフリル基、少なくとも1つ
    のC1〜C5のアルキル基及び/又はC1〜C5のアル
    コキシ基で置換されていてもよいテトラヒドロフ
    ルフリル基又はテトラヒドロ―2(3又は4)―
    ピラニルメチル基(置換基群A)を表わし、R2
    は水素原子又はC1〜C10のアルキル基を表わし、
    nは1、2又は3の整数を表わす。)、 【式】(式中、R3は 水素原子、メチル基及び置換基群Aからなる群か
    ら選ばれる1つの置換基を表わし、R4はC1〜C6
    のアルキル基を表わし、R5は水素原子又はC1
    C4のアルキル基を表わし、mは0、1又は2の
    整数を表わす。)、 【式】(式中、R6は―COOR8(R8は 水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表わす。)を
    表わし、R7は同一でも異なつていてもよく、そ
    れぞれ独立して水素原子又はC1〜C4のアルキル
    基を表わし、pは0、1又は2の整数を表わし、
    R6の置換位置は2―位でありR7の置換位置は4
    ―又は6―位である。)、 【式】又は【式】を表 わし、Arは、 C3〜C10のシクロアルキル基、アミノ基、C1
    〜C10のアルキルアミノ基、C7〜C12のアラル
    キル基、C1〜C10のアシルアミノ基、C1〜C10
    のヒドロキシアルキル基、C1〜C10のヒドロキ
    シアルコキシ基、ならびに少なくとも1つのヒ
    ドロキシル基及び/又はC1のアルコキシ
    基で置換されていてもよいフエニル基からなる
    群(置換基群B)から選ばれる少なくとも1つ
    の置換基で置換されているフエニル基、 ヒドロキシル基、C1〜C10のアルコキシ基及
    びC2〜C10のアルコキシカルボニルオキシ基か
    ら選ばれる少なくとも1つの置換基ならびに置
    換基群Bから選ばれる少なくとも1つの置換基
    で置換されているフエニル基、 C1〜C4のアルキル基及び/又はC1〜C10のア
    ルコキシ基で1つ以上置換されていてもよいキ
    ノリル、アクリジニル、フエノキシフエニル、
    ジベンゾチエニル、9,9―ジオキソベンゾチ
    エニル、もしくはフエノキサチイニル、又は、 C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のアルコキ
    シ基及びオキソ基から選ばれる1つ以上の置換
    基で置換されていてもよいC9〜C16のシクロア
    ルキルフエニル、フルオレニル、チオキサンテ
    ニル、2H―クロメニルもしくはベンゾピラジ
    ニル基を表わす。)で表わされるN2―アリ―ル
    スルホニル―L―アルギニンアミド類又は薬剤
    として許容され得るその塩を含有する抗トロン
    ビン剤。
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